自分の体を守るための大切な手段である避妊ですが、みなさんはいくつ避妊方法があるのか、ご存知でしょうか?また、種類についてもよくわからないといった方が多いかもしれません。正しい避妊方法を知っておくことで、望まない妊娠を防ぐことができます。
ここでは、避妊方法と種類について詳しく解説していきます。
避妊方法には何がある?
避妊をする方法として、以下の種類があります。
・コンドーム
・低用量ピル
・ペッサリー
・IUD
・避妊手術
・殺精子剤
そして、よくある間違った避妊の方法として「腟外射精」「安全日(基礎体温法)」といったものが存在します。
各種類ごとに詳しく見ていきましょう。
コンドーム

男性側が行う避妊方法として、代表的なコンドーム。最も一般的といえる避妊方法でもあります。
性感染症の予防にもなり、正しく使用すれば高い避妊効果を得ることができる方法です。
しかし、間違った装着方法(表裏が反対、下まで巻き下ろしてないなど)や使用期限が過ぎていたりすると、避妊に失敗する可能性もあります。
また、途中で破れたり外れてしまう、爪で穴を開けてしまったなどのトラブルも起きやすいといった点があります。
低用量ピル
.jpg)
経口避妊薬である低用量ピル(Oral Contraceptives :OC)は、毎日1錠を継続的に服用することで高い避妊効果を得ることができます。
女性ホルモンである卵胞ホルモンと黄体ホルモンが配合されており、服用することで体内で自然に作られる女性ホルモンの分泌が止まり、排卵も抑制されることで、着床しづらくなったり精子の侵入を阻害するといった効果があります。
服用を中止することで、元の体の状態に戻り、妊娠ができるようになります。
しかし、低用量ピルはすべての人が服用できるわけではなく、服用には条件があるため医師に相談するようにしてください。
また、性感染症は防ぐことができないため、コンドームと併用することがおすすめです。
ペッサリー

子宮の入口に装着して、精子の侵入を防ぐペッサリー。
ペッサリーは自身で装着することができ、性交渉の前にペッサリーに殺精子剤(リューブゼリーなど)を塗って装着します。
脱着は、射精後8時間経ってから行います。24時間経過しないようにしましょう。
IUD

IUD(Intrauterine device)は、子宮内避妊器具で、T字型の器具を子宮内に入れて受精卵が着床しないようにする方法です。
医師の装着が必要で、自己脱着はできません。
一度装着すると約2〜5年間使用することができ、女性が主体的に避妊できる方法の1つでもあります。
しかし、医師による脱着が必要になるため外したいときに自身で外せなかったり、人によっては過多月経や生理痛が強くなることもあるため注意が必要です。(銅付加IUDの場合)
また、装着条件として婦人科系疾患がある人、性感染症がある人、アレルギー持ち(銅代謝異常を含む)などの人はIUDの装着ができないとされています。
ご自身が装着可能かどうかは、医師へ確認するようにしましょう。
避妊手術

避妊手術は、女性が妊娠できないように卵子の通り道である「卵管」の一部を結ぶ「卵管結さつ術」といった手術があります。
しかし、手術後に子供を産みたいとなっても元の状態に戻すことは非常に難しく、仮に成功しても妊娠成功率は高くないことから、慎重に決める必要があります。
また、男性側が行う、精管を縛って切る「精管切除術」といった不妊手術もあるため、パートナーと話し合って決めることがよいでしょう。
殺精子剤

殺精子剤は、腟の中で精子を殺すゼリーや錠剤、フィルムなどを指します。
性交渉の際に、腟の中に挿入することで効果を発揮します。
しかし、効果を発揮するまでに5分間かかるのと、効果の持続時間が1時間しかないため、射精の時間がずれ込むと、避妊に成功しない可能性があります。
コンドームと併用することが安心といえます。
これって安心?間違った避妊方法
性教育で習ってはいないけど、パートナーが大丈夫と言ったから「外だし(腟外射精)」の避妊方法を採用しているといった人もいるのではないでしょうか。
これは、正しい避妊方法とは言えません。
外だしと呼ばれている腟外射精は、射精直前に腟から男性器を出して射精する方法です。
しかし、男性器は射精前から、カウパー腺液といった精子を含んだ分泌物を出しているため、直前に出してもカウパー腺液で妊娠する可能性があります。
必ず性交渉を始める前に、コンドームを装着するようにしましょう。
また、安全日だから避妊しなくても大丈夫といったことを聞いたことがあるのではないでしょうか。
これも大きな間違いで、安全日というのは基礎体温を測って、排卵日、妊娠しやすい時期、妊娠しづらい時期を知ることで、妊娠しづらい時期=安全日と断定することです。
医学的に安全日は存在せず、女性の身体はストレスや生活習慣の乱れなどの些細な要因で排卵リズムがずれます。
そのため、この方法は確実に避妊ができるものではありません。
性交渉をする際は、他の避妊方法を採用しましょう。
女性側ができる避妊方法の種類は?
パートナーに理解がなかったり、自分の体は自分で守りたい!といった場合は、女性側が主体的にできる避妊方法が好ましいですよね。
この場合、低用量ピル・ペッサリー・IUD・殺精子剤・避妊手術などが挙げられます。
しかし、ペッサリー・IUD・避妊手術は医師の指導や装着、手術が必要な避妊方法のため、手軽にできるとは限りません。
また、殺精子剤も持続時間が1時間と短いのがデメリットと言えるでしょう。
そこで、継続的な避妊を希望する場合には「低用量ピル」の服用がおすすめです。
低用量ピルには副作用はある?
個人差はありますが、副作用が出る可能性があります。
低用量ピルの飲み始めは、マイナートラブルといって軽めの副作用(頭痛、吐き気、眠気、不正出血、下腹部痛など)が出やすいですが、継続して服用していくと改善していく傾向にあります。
重篤な副作用として血栓症や、子宮頸がんのリスクがあります。
血栓症においては半年に1回の血液検査、5年以上ピルを服用している場合は子宮頸がんの検診を受けるようにしましょう。
避妊以外の副効用はある?
ピルの種類にもよりますが、以下が副効用として挙げられます。
・月経困難症の改善
→子宮の収縮運動が軽くなります
・過多月経
→子宮内膜を薄く保つ作用があるため、経血量が減少します
・子宮内膜症の痛みの軽減
→休薬期間を設けずに、3~6週間連続でピルを服用すると子宮内膜症の痛みに対して効果を発揮するといわれています
現在、連続投与が可能とされているピルは「ヤーズフレックス」と「ジェミーナ」です。
・卵巣がんのリスクの低下
→上皮性卵巣がん発症リスクが低下し、長期的にピルを服用することで卵巣がんの死亡率が下がる傾向にあるといわれています
・子宮体がん発症リスクの低下
→ピルの使用により、発症リスクが低下するといわれています
・骨粗鬆症
→ピルの服用によって、加齢による骨密度に減少を予防する効果があるとされています
・ニキビや肌荒れの軽減
→男性ホルモンを抑制する効果を持つ「デソゲストレル」を主成分とするピルを服用すると、ニキビや肌荒れの予防や軽減が期待できます
このようにさまざまな効能が得られるピルですが、避妊目的ではなく治療目的で使用したい場合にはLEP(Low dose Estrogen Progestin)という分類のピルを使用します。
病院で診断を受けた上で処方されると、保険が適用されます。
一方で、避妊目的でピルを服用する場合には自由診療となり保険は適用されません。
低用量ピルはどこで買える?
低用量ピルをはじめとする、すべての種類のピルは医師の処方が必要です。
ピルには服用できる条件があるため、医師と相談しながらの処方になります。
病院もしくはオンライン診療サービスなどで処方してもらいましょう。
オンラインピル診療・処方サービスの「メデリピル」では、次の通りです。
①公式LINEから診療予約→当日までに問診票の入力
②オンライン上で医師の診療を受ける
③処方された場合は、決済を完了させる
④自宅にピルが届くため、受け取る
⑤服用開始
プランは複数あるため、ご自身に合ったプランで始めてみてくださいね。
また、半年に1回の血液検査は病院で受けるようにすると安心です。

低用量ピルの服用方法は?
低用量ピルは、毎日1錠を同じ時間に服用します。
時間は、ご自身に合ったタイミングで問題ありません。
ホルモンがすべてに配合されている実薬のみの21錠タイプ、もしくはプラセボ(偽薬)が7日分含まれている28錠タイプがあります。
どちらにせよ、低用量ピルは21日間の服用と7日間の休薬が必要なため、ライフスタイルに合った方を選びましょう。
また、休薬期間に生理(消退出血)が起こる仕組みとなっています。
自分に合った避妊方法の種類で体を守ろう
避妊方法にはさまざまな種類があることがわかりました。
それぞれメリット・デメリットがあるため、ご自身にとって一番良い避妊方法を選ぶ必要があります。
しかし、中には条件のある避妊方法もあるため、長期的に避妊を考えている場合は、医師に相談することがおすすめです。
また、コンドームの場合は、正しい装着方法を把握しておきましょう。
特に低用量ピルは、避妊以外にもさまざまな副効用を得られるため、生理トラブルも一緒に改善したい!といった場合におすすめです。
オンラインピル診療・処方サービスの「メデリピル」の定期便プランでは、低用量ピルは初月ピル代0円で始めることができます。
まずは試してみたい!という方にはおすすめです。
また、診療予約から処方までオンライン上で完結し、ピルの受け取りも自宅でできるため忙しい方にもピッタリです。
ピルは避妊のための1つの手段|オンラインピル処方ならメデリピル
さまざまな避妊具と避妊方法がありますが、女性が主体的に体を守り、安心できる方法を選びたいものです。そんなときに知っておきたいのが、低用量ピルです。正しい服用方法で高い避妊効果が得られ、しかも生理周期がコントロールできるため、生理痛やPMSが緩和される方も多くいます。
ただ、ピルの服用経験がなく、ピルを飲んでみたいけど、安心して信頼できる方法で始めたいという方に、オンラインピル診療・処方サービスのメデリピルがおすすめです。
メデリピルでは、現役の産婦人科医が診療から処方までをオンライン上で行い、自宅にピルが届くので、オンラインでも安心してピルを始めることができます。
メデリピルでは、ご自身に合ったピルを医師と相談しながら決めることができ、サービス利用期間中であれば診療代はずっと無料なので、服用中の不安なことや悩みを、いつでも医師に相談することができるサポート体制が整っています。
また、低用量ピル定期便 ※1 の場合、初月ピル代0円 ※2 で始めることができます。まずは試してみたい!という方におすすめです。
※1 3シート目受け取りまで解約不可
※2 別途送料550円

メデリピルは、いつでもスマホから簡単に受診できる、「誠実」と「続けやすい」を大事にしたオンラインピル診療サービスです。初月ピル代無料、診療代はずっと無料。国内最安クラスで提供しています。
※医師の診療時に処方された場合、最低3シートは服用いただいた上でご自身に合っているか判断していただきたいため、3シート目受け取りまでは解約は不可となります


メデリピルの5つのこだわり

1ヶ月無料のお試し期間
ピル初心者の方でも安心して服用いただけるよう、低用量ピルは初月無料でお届けします。
※医師の診療時に処方された場合、最低3シートは服用いただいた上でご自身に合っているか判断していただきたいため、3シート目受け取りまでは解約は不可となります
診療担当するのは現役の産婦人科医
専門的な知識を持った現役産婦人科医が診療を担当をするので、生理やカラダに関する不安や疑問を安心して相談することができます。
何度でも診療・再診無料
服用中の体調や副作用など、産婦人科の専門医にいつでも気軽にご相談ください。
予約から診療までLINEで簡単
診療予約や、予約日・配送日やプラン変更など、LINE一つで行うことができます。
正しい知識をお届け
ピルや女性のカラダに関する知識を定期的にお届けしています。
※メデリピルは医療機関とユーザーを繋ぐプラットフォームです
※診療やピルの処方等は保険適用外・自由診療であり、医療機関に所属する医師が行います