【医師監修】低用量ピルを通販で購入するには?注意点や選び方を解説|メデリピル

ピル
2023.10.11

 

【医師監修】低用量ピルを通販で購入するには?注意点や選び方を解説

低用量ピルを入手するために、病院を受診しないで通販を利用している人もいるかもしれません。しかし通販で購入するピルには、注意点やリスクがあるのをご存じでしょうか。この記事では通販で低用量ピルを手に入れることのリスクと、正しいピルの選び方についてご紹介します。

低用量ピルは通販でも購入できる

また、低用量ピルは、処方箋を持っていない状態で薬局からは購入できません。しかし日本では、低用量ピルをインターネット通販で購入できるサイトが実在しています。
自己判断や医師からの処方なしでの通販利用は、トラブルや健康に悪影響を及ぼす可能性があります。産婦人科医の適切な診療を受けることが大切であり、個人輸入は利用しないように徹底しましょう。

通販で低用量ピルを購入する際に起きるトラブルや注意点

低用量ピルを通販で購入することは、非常に手軽で楽に感じるでしょう。実際に低用量ピルの通販サイトを見てみると価格も安く、さらには「処方箋不要」と記載されていることもあります。しかし通販での購入にはさまざまなリスクが潜んでいることもあり、知らずに購入することで、体の異常が起きたりトラブルに巻き込まれたりする可能性もあります。通販を利用する前に、代表的な3つのリスクを理解しておきましょう。

  • 個人輸入のリスク
  • 薬の破損
  • 安全性

個人輸入のリスク

通販で低用量ピルを購入する場合、海外からの個人輸入、または個人輸入の代行業者を利用することになります。個人輸入を行う際は事前に「薬監証明」を厚生労働省に提出し、危険な薬でないことを証明する必要があります。その手間を解消するのが輸入代行業者です。しかし基本的に輸入代行業者は輸入を代行しているだけであり、薬の成分や効果についての責任は負いません。なかには偽物や危険な薬物が含まれていることもあり、健康に被害をもたらす可能性があります。

薬の破損

個人輸入においては、購入した低用量ピルが運送中に破損することもありえます。低用量ピルを始めとした薬は、破損すると効果が得られません。そもそもどのような管理がされているかも不明です。運送前から破損していた可能性もあり、安心安全な買い物とはいえません。手頃な価格につられて購入したものの、届いた低用量ピルが破損していて、飲んでも避妊効果を得られない可能性があるのです。

安全性

低用量ピルの個人輸入において、安全性は最大の懸念事項です。日本とは違う基準で作られた薬や偽薬が数多く存在し、健康被害を訴える人も多くいます。実際にアジア圏では偽薬を購入してしまう可能性は約30%にものぼると厚生労働省の調査で明らかになっており、通販での購入においてもその可能性は十分に考えられます。また日本には医薬品によって起こった副作用などの健康被害を保証する「医薬品副作用被害救済制度」が存在しますが、偽薬による健康被害は適用外です。

低用量ピルの購入は医師の処方がおすすめ

低用量ピルをオンライン通販で購入する際には、かならず医師の診療を受けることを推奨します。医師の診断を受け処方箋を得ることは、健康と安全を守るための基本です。また産婦人科医は、女性の体の仕組みや健康状態を詳しく調べるスペシャリストです。

低用量ピルにはいくつも種類があり、ひとりひとりの体質や事情によって適切なものが異なります。そのなかから医師がピルを選定し、適切な用量を決定することで、避妊や生理痛を抑える効果と健康の維持ができるのです。また、低用量ピルには副作用が存在します。医師は副作用のリスクを考慮し、患者に適切なアドバイスを行う役目を担っています。ピルを服用することで、持病や他の薬との相互作用によって大きなリスクにつながることがあるからです。

個人輸入での通販では医師の診療を受けられないため、何かあっても全て自己責任となります。たとえずっと飲んでいる低用量ピルであっても、処方のたびに医師の診療を受け、安心して低用量ピルを使用しましょう。

近年ではオンラインで医師の診断を受けられるサービスも増えており、スマホとインターネット環境があれば、適切な処方を受けることができます。健康と安全を最優先に考え、低用量ピルの購入に際しては必ず医師の処方を受けましょう。医師との相談を通じて、適切な避妊方法、生理トラブルの緩和と健康管理を行いましょう。

低用量ピルを通販で購入する際の、オンラインサービスの選び方

ここまで通販で低用量ピルを個人輸入することのリスクについて触れてきました。適切な診療を受ける必要があるとわかっていても、様々な事情で病院へ足を運べない方もいると思います。そういった方に知っておいてほしいのがオンライン診療についてです。

ここでは、オンラインで低用量ピルを正しく購入する方法について解説していきます。低用量ピルを通販で購入する際、これから紹介するポイントに注意することで、安全かつ信頼性のあるオンライン診療サービスを選ぶことができます。

まずは「オンライン診療が受けられるか」という点に注目しましょう。ピルを販売するサービスが医師によるオンライン診療を提供しているかを確認します。
オンライン診療サービスが「適切な情報の提供」を行っているかも確認ポイントです。低用量ピルの副作用、注意事項について正確かつ詳細な情報を提供しているかを、ホームページなどを見て確認しましょう。

扱っている低用量ピルが「日本で認可を得ているか」という点も重要です。日本で認可を得ているピルであれば安全性も高く、万が一のときも医薬品副作用被害救済制度が対象となる場合があります。

最後に「アフターケア」についても確認しましょう。購入後の配送方法などを把握し、破損やトラブルがあった際にスムーズに対応してもらえるのかをチェックします。また服用中に体調不良や悩みなどが起きた場合は再診の必要があるため、再診料なども把握しましょう。

オンラインサービスを利用して低用量ピルを購入する流れ

オンライン上で低用量ピルを購入する際には、まずはオンライン診療の予約に進みます。ほとんどのサービスは、スマホから診療の予約が可能です。

予約した日時になったら、案内されたオンラインミーティングツールや電話を使用して診療を受けます。不明な点や処方に関しての不安があれば、このときに確認しましょう。支払いが完了すると、各サービスにより多少の差はありますが、最短翌日から1週間ほどで自宅のポストに低用量ピルが届きます。

購入までの流れは以下のとおりです。

  • スマホで診療の予約
  • オンライン診療を受ける
  • 薬代の支払い
  • 自宅のポストに低用量ピルが届く

メデリピルなら安心して始められる

メデリピル』は、オンライン安全に手に入れられる低用量ピルを提供しています。
スマホから簡単にオンライン診療の予約ができ、予約の時間になったらスマホで診療を受けられます。
最短で翌日には低用量ピルが手元に届くため、早めにピルがほしいという人もスピーディで安全にピルを手に入れることができます。
さらにメデリピルでは初月のピル代が0円になり、お財布にも優しいのがポイントです。毎日服用が必要なので、負担が少なく継続できるのは嬉しいですね。また、1年間継続することで自動的に会員ランクがアップし、ピル代が常に10%割引になる制度もあります。
さらにオンライン診療は何度でも無料で受けられるため、低用量ピルの服用中に悩みができても安心です。

ピルの入手はオンライン診療を行っているサービスがおすすめ

通販で低用量ピルを手に入れることの注意点やリスク、安全に手に入れる方法について解説しました。一般的な通販では個人輸入か運輸代理業者を利用することになりますが、診療を受けられないため、何かあっても自己責任でリスクが非常に大きくなります。
安全に低用量ピルを手に入れるなら、オンライン診療を行っているサービスを利用しましょう。通販とは異なり、専門医の診療のもとで処方されるので、安心して服用することができます。

監修者

成城松村クリニック院長
松村 圭子
1995年広島大学医学部卒。広島大学医学部産科婦人科学教室へ入局し、2010年に成城松村クリニックを開院。 『10年後もきれいでいるための美人ホルモン講座』(永岡書店)、『女性ホルモン 美バランスの秘訣』(大泉書店)をはじめとする多くの著書を執筆。

※1 初月無料は低用量ピルのみ対象となり、
別途送料550円(税込)かかります

※2 低用量ピル/超低用量ピルのみ対象となります

気になるキーワードで
検索しよう!
検索

カテゴリ一覧

生理

生理は女性にとって健康状態のバロメーターでもあります。
生理の基礎知識や、生理中でも快適に過ごすためのセルフケアをご紹介。

記事一覧をみる

ピル

ピルは世界で1億人以上の女性が服用している女性ホルモンを含む医薬品です。
ピルの種類や効果、副作用について詳しくご紹介。

記事一覧をみる

インタビュー

mederiのサービスに携わっているメンバーや有識者の方々が、よりユーザー様と近い距離から「mederiならでは」の情報をお届け。

記事一覧をみる

漫画

こんな経験”あるある!”と思わず頷いてしまう?mederiユーザーからの体験談に基づいた、mederiオリジナル漫画シリーズです。生理やピル・女性の健康に関して、楽しく学んでみましょう!

記事一覧をみる
  1. オンラインでピルの診療・処方・相談|メデリピル
  2. mederi WEBマガジン
  3. ピルに関する記事一覧
  4. 【医師監修】低用量ピルを通販で購入するには?注意点や選び方を解説|メデリピル