低用量ピルとアフターピルは併用できる?代用OK ? 違いを解説

ピル
更新日:2024.06.27

低用量ピルは、服用し続けることによって高い避妊効果が期待できるピルです。しかし、飲み忘れなどによって、避妊効果が発揮できないこともあります。低用量ピルは性行為後の緊急避妊としてアフターピルと併用して服用できるのでしょうか?

アフターピルと低用量ピルはどちらも避妊薬の一種ですが、服用方法や効果が異なります。この記事では、アフターピルと低用量ピルの違いや、併用が可能かどうか詳しく解説していきます。

低用量ピルとアフターピルの違いとは?

アフターピルと低用量ピルはどちらも緊急避妊薬ですが、大きな違いは使用方法と効果です。アフターピルは緊急時に1回、低用量ピルは継続した服用が必要となります。アフターピルと低用量ピルの特徴は以下の通りです。

アフターピル 低用量ピル
服用タイミング 避妊失敗時に服用 毎日1錠服用
避妊の仕組み ① 避妊を抑制
② 着床を阻害
① 排卵の抑制
② 着床を防ぐ
③ 精子の侵入の阻害
効果 性行為から72時間以内の服用で84%の妊娠阻止率
120時間以内の服用でも一定の妊娠阻止率がある
正しく服用をすることで99.7%の避妊効果
生理痛やPMS改善といった副効用あり
副作用 月経周期の乱れ、不正出血、吐き気、下腹部痛、頭痛など
24時間ほどで治まることが多い
吐き気、不正出血、頭痛、むくみ、眠気、乳房の張りなど
2~3ヶ月ほどで治まることが多い

避妊に失敗してしまった時の一時的な避妊を望んでいる場合は、アフターピルの服用で妊娠を防ぐ効果が期待できます。継続的な避妊効果や月経のコントロールを望んでいる場合は、低用量ピルが適しているでしょう。

中用量ピル(ヤッぺ法)との違い

中用量ピル(低用量ピルよりも卵胞ホルモン量が多いピル)を緊急避妊目的で使う「ヤッペ法」という方法があります。しかし、妊娠阻止率は57%程度といわれています。そのため現在ではヤッペ法は緊急避妊法としては推奨されていません。
一方、アフターピルは一般的なノルレボでは妊娠阻止率が24時間以内で95%、72時間以内で84%といわれています。以上を比較してもアフターピルの方が、妊娠を阻止する確率が高いことが分かります。

また、ヤッぺ法はアフターピルの服用と比較すると、副作用の発現率が高いことが特徴です。ヤッぺ法では特に吐き気の症状が強いことから、せっかく服用しても3時間以内に嘔吐してしまうと薬の効果を十分に得られず、これによって避妊に失敗してしまうという可能性もあります。そのため、アフターピルによる避妊方法が主流となっています。

低用量ピルとアフターピルは併用してもいい?

低用量ピルとアフターピルの併用は可能です。低用量ピルは99.7%と高い避妊率を有しているため、飲み忘れがなければ基本的には避妊の効果を得ることができます。しかし、毎日低用量ピルを飲んでいても、時として飲み忘れてしまったというような場合が起きてしまうこともあります。1錠のみの飲み忘れの場合は、アフターピルの服用は必要ありません。2日以上の飲み忘れがある場合はアフターピルの服用を検討しましょう。
低用量ピルを服用していてもアフターピルを併用したほうが良い場合は以下となります。不安な場合は自己判断せずに、まずは医師へ相談してみましょう。第1週に2日以上飲み忘れがあり、

・直前5日以内に性行為があった場合
・ピルの避妊効果を弱めるサプリメントや漢方、薬を内服しているとき

低用量ピルを飲み忘れたとき

万が一、低用量ピルを飲み忘れてしまった場合は速やかに以下の対応をとってください。

・1錠飲み忘れた場合…まず、飲み忘れた錠剤をなるべく早めに服用しましょう。その後、残りの錠剤は予定通りに服用してください。1日に2錠までは服用可能です。1錠の飲み忘れの場合は通常ではアフターピルの服用は必要ありませんが、同じ周期に既に飲み忘れがある場合、もしくは前の周期の最終実薬週に飲み忘れがある場合にはアフターピルの服用を検討しましょう。

・2錠連続して飲み忘れた場合…1錠の飲み忘れ時と同じ服用方法です。1日3錠以上は服用しないようにご注意ください。第3週に飲み忘れがあった場合には、休薬期間を設けず、現在のシートの実薬が終了したらすぐに次のシートの服用を開始しましょう。低用量ピルは、7錠以上の服用で避妊効果が期待できます。7錠以上服用できていない場合は、避妊なしでの性行為は避けるようにしましょう。

※28錠タイプに入っているプラセボは薬の成分が入っていないため、飲み忘れても問題ありません。
※ピルを2日以上飲み忘れてしまうと避妊効果は下がるため、連続して7日実薬を飲むまでは他の避妊法を行ってください

避妊行為をせずに性行為をした場合

低用量ピルは高い避妊率が期待できますが、100%ではありません。また、ピルの服用では性感染症の予防はできません。自分自身とパートナーを守るためにも、正しくコンドームを使用しましょう。

低用量ピルの正しい飲み方や、そのほかの避妊方法とその避妊率について詳しく知りたい場合は、下記を参考にしてみてください。

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アフターピル服用後の低用量ピルの再開のタイミングはいつ?

低用量ピルを日常的に服用しているかしていないかで飲み方が変わります。まず、日常的に低用量ピルを服用している方がアフターピルを服用した場合は、翌日から低用量ピルの低用量ピルの服用を再開しても問題ありません。低用量ピルを服用中の方は、医師に再開時期を確認すると安心です。

アフターピルを服用後に新しく低用量ピルを服用開始したい場合も、アフターピル服用翌日から服用を開始することができます。その場合、7日間連続服用してからでないと避妊効果は得られないので注意しましょう。

低用量ピルでアフターピルの代用はできるか?

アフターピルも低用量ピルも同じ避妊効果のあるお薬ですが、アフターピルのように性行為後の服用を目的にするのであれば、低用量ピルには緊急避妊効果を期待できません。低用量ピルはあくまで毎日服用することによって高い避妊効果を発揮するものです。そのため、避妊に失敗してから低用量ピルの服用を開始しても、アフターピルと同様の避妊効果は期待できません。なぜならば、低用量ピルは副作用を抑えるためにホルモンの含有量を少なくしているからです。アフターピルにはホルモンが多く含まれているため、日常的な服用は出来ず、緊急避妊のみでの服用が認められています。

低用量ピルやアフターピルの入手方法

ピルは現状薬局などでは購入することができず、医療機関で処方してもらう必要があります。海外からの個人輸入や、通販サイトで入手した薬には、偽造品や不純物が混入している可能性があったり、重篤な健康被害が発生したりと様々なリスクが伴います。安易な気持ちで、ネット通販などから購入することは絶対に避けましょう。

すぐに病院を受診したいのに、産婦人科の予約がなかなか取れず、不安になった経験をされたことのある方もいるのではないでしょうか?オンライン診療であれば、土日祝日夜間に診療していたり、即日発送ですぐお薬が届いたりする病院もあります。オンライン診療なら人目を気にせず、診療を受けることができます。また薬局に薬を取りに行く手間などもかかりません。「病院に行く時間がなかなかとれないけど、医師に相談したい!」という方にとって、オンライン診療は手軽に診療を受けられる手段の1つになるのではないでしょうか。注意点としては、緊急避妊薬は内服までのタイムリミットがあるということです。お薬が配送で届く場合には、時間内に服用できるか確認をしましょう。

アフターピルの処方ならメデリピル

オンラインピル診療・処方サービスの「メデリピル」ではアフターピルの取り扱いもあります。
メデリピルは、ピルが初めての方にも安心して利用していただける体制が整っています。

診療と処方を担当するのは、現役の産婦人科医のみで、診療時間も夜23時まで対応しているので、病院が開いていない時間にもアフターピルを処方してもらえます。
診療は音声通話かビデオ通話を選べるので、カメラオフでも診療を受けることができます。
アフターピルは、送料無料・最短当日発送でお届けします。東京23区内にお住まいであれば、別途送料3,850円(税込)で、処方されたその日にお届けする「当日お届けプラン」を利用することが可能です。(受付時間に限りがあります)
また、副作用が不安な方には吐き気止めなどの副作用緩和薬も同時に処方してもらえます。
今後も継続的に避妊していきたいという方には、低用量ピルも一緒に処方してもらうことができます。また、初めてメデリピルで低用量ピルを処方された場合、アフターピルと同時に処方されることでアフターピルの診療代1,650円が無料となります。
病院に行けなくとも、メデリピルのようなオンラインでのピル診療・処方サービスを利用するのもひとつの手段です。
こういった選択肢があることも知っておくと、いざという時に安心ですね。

LINEから診療予約ができる

メデリピルでは、LINEを使って診療予約や医師への相談、服薬管理などが完結します。
診療予約は24時間いつでも自分のタイミングで予約することができます。
まずはメデリピル公式LINEのお友達登録からはじめましょう♡

最短当日発送・送料無料

メデリピルでは、診療・処方が完了した時間にもよりますが、最短で当日発送されます。
届く日数はお住まいの地域によって変わるためご了承ください。
また、アフターピルの場合は送料無料になります。※1

※1 当日お届けプランは対象外です

東京23区内限定の当日お届けプラン

メデリピルでアフターピルを処方された場合、東京23区内にお住まいの方であれば、処方当日中に自宅に届く「当日お届けプラン」もお選びいただけます。
また、別途送料3,850円(税込)がかかります。ご希望の方は診療時に医師にお申し付けください。(診療時間によって、当日中にお届けが出来ない場合もあります)

低用量ピルと同時処方で診療代0円

メデリピルでは、初めてメデリピルで低用量ピルを処方された場合、アフターピルと同時に処方されることでアフターピルの診療代1,650円が0円になります。
今後も継続的に避妊をしていきたいという方は、これを機に低用量ピルの服用をはじめることをおすすめします。

副作用緩和薬も処方可能

メデリピルでは、アフターピルの副作用が心配…。3時間以内に吐いてしまったらどうしよう…。という方には、処方時に吐き気止めなどの副作用緩和薬も同時に処方しています。
ご希望の方は、処方時に医師にお申し付けください。

メデリピルでは、アフターピルだけでなくピルが初めての方にも安心していただけるサポート体制が整っています。
安心してピルをはじめるならメデリピルがおすすめです。

まとめ

今回の記事では、低用量ピルとアフターピルが併用について解説していきました。日常的に低用量ピルを服用していたとしても、飲み忘れなどによって避妊に失敗してしまうリスクがあります。継続的な避妊効果を得るためにも毎日忘れずに飲むよう、改めて心がけてみてください。
また、アフターピルは副作用も大きいため、できるだけ飲まないように避妊をしっかり行うことが大切です。しかし万が一の時には迅速な対応ができるように、ぜひmederi magazineの記事を通して学んでいきましょう。

自分で自分の身を守るためにも、安全に正しくピルを活用し、より豊かな生活に繋げてみませんか。

監修者

産婦人科専門医、がん治療認定医、mederiドクター
mederiドクター
産婦人科専門医、がん治療認定医 女性のヘルスケアアドバイザー(女性医学会認定)、F U S E certificated personnel(米国内視鏡外科学会認定)、JOHBOC研修終了(日本遺伝性乳癌卵巣癌総合診療制度機構) 大学病院に入局し高度周産期センター、婦人科腫瘍専門施設で研修・修練後、総合病院で良性疾患の腹腔鏡手術や、不妊治療、女性内分泌・更年期障害など幅広く女性診療を行う。米国への留学を経て、現在はmederiドクターとして、メデリピルのオンライン診療や体調相談を担当している現役産婦人科医。

※1 初月無料は低用量ピルのみ対象となり、別途送料550円(税込)かかります

※2 低用量ピル/超低用量ピルのみ対象となります

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