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アフターピルの種類を徹底比較!効果時間・妊娠阻止率・値段の違いを解説
緊急避妊薬としてアフターピルが有効とは聞くものの、いくつか種類があるため、緊急時となればどの種類を服用すべきなのかと焦ってしまいますよね。
この記事では、アフターピルの種類別に効果時間・妊娠阻止率・値段の違いを解説します。2026年2月から一部薬局での購入が可能になったことなど、最新情報もあわせてお伝えします。もしもの際に備えて、参考にしてみてください。
もくじ
アフターピルの種類
アフターピルには2つの種類があり、服用できる時間帯と妊娠阻止率が異なります。
それぞれの種類ごとに、主成分や作用の仕組みを確認しておきましょう。
ノルレボ
ノルレボ錠は、日本で国内承認されている代表的なアフターピル(緊急避妊薬)です。ジェネリック医薬品(後発医薬品)として「レボノルゲストレル錠」もあります。
避妊に失敗した性交渉のあと、72時間以内に服用することで高い避妊効果を発揮します。主成分であるプロゲステロン(黄体ホルモン)が排卵を遅らせたり抑制したりするほか、精子の動きを阻害するなどして妊娠を防ぐ仕組みです。
妊娠阻止率は服用が早いほど高く、24時間以内で95%、72時間以内で84%とされています(※72〜120時間以内では63%)。

※妊娠阻止率とは、排卵日付近という最も妊娠リスクの高い時期に性交渉を行ったあと、アフターピルを服用することで妊娠を防ぐことができた割合のことです。
エラワン
エラワンは、主成分「ウリプリスタール酢酸エステル(選択的プロゲステロン受容体調節剤)」を含むアフターピルです。ジェネリック医薬品として「エラ」もあります。
避妊に失敗した性交渉のあと、120時間(5日)以内に服用することで高い避妊効果を発揮します。排卵を遅らせたり抑えたりするほか、子宮頸管の粘液を変化させて精子の進入を防ぐ仕組みです。妊娠阻止率は、120時間以内の服用で98%とされています。

なお、エラワン(エラ)は日本国内では未承認の医薬品です。取り扱いのある医療機関が限られているほか、「医薬品副作用被害救済制度」の対象外となる点には注意が必要です。
アフターピルの副作用
アフターピルにも少なからず副作用が発生する可能性があります。

これらの副作用は、服用から24時間以内に現れることがほとんどで、時間の経過とともに次第に治まっていきます。服用後は無理をせず、できるだけ安静に過ごしましょう。
なお、服用から2時間以内に吐いてしまった場合は、アフターピルの有効成分が十分に体内に吸収されていない可能性があります。追加服用が必要になるケースもあるため、早急に医師へ相談してください。
※オンラインピル診療・処方サービス「メデリピル」では、アフターピルの処方時に吐き気止めなどの副作用緩和薬を同時に処方することも可能です。ご希望の方は診療時に医師へご相談ください。
アフターピルを選ぶときに確認したいポイント
アフターピルは、医療機関では医師が性交渉からの経過時間などを踏まえて処方し、薬局で購入する際も薬剤師によるチェックシートの記入や聞き取り(経過時間の確認など)をもとに適切な薬が用意されます。
また、薬局で購入できるのは「72時間タイプ」のみとなっているため、いずれの場合も基本的に自分で種類を選ぶものではありません。
ただし、処方を受ける前に「どんな違いがあるのか」を知っておくと、自分に合った選択肢を理解しやすくなります。ここでは、アフターピルを選ぶ際に知っておきたい2つのポイントを紹介します。
性交渉からの経過時間
アフターピルは、種類によって効果を発揮できる有効時間が異なります。また、どの薬も服用タイミングが早いほど妊娠阻止率が高くなるため、気づいた時点ですぐに医師や薬剤師へ相談することが大切です。
ノルレボ錠(レボノルゲストレル錠)は性交渉から72時間以内、エラワン(エラ)は120時間(5日)以内に服用する必要があります。
妊娠阻止率は、ノルレボ錠・レボノルゲストレル錠では24時間以内の服用で95%、72時間以内で84%(※72〜120時間以内では63%)とされており、エラワンは120時間以内の服用で98%です。
そのため、服用検討時点で性交渉からの経過時間により、処方可能な種類が限られるケースもあります。避妊に失敗したときは自己判断で様子を見るのではなく、できるだけ早く医療機関を受診しましょう。
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※参照:「緊急避妊法の適正使用に関する指針 (平成 28 年度改訂版)」(日本産科婦人科学会)
薬代や診療代などの費用
アフターピルは全額自己負担(自由診療)となるため、医療機関によって薬代や各種手数料が異なります。緊急時であっても予算に不安がある場合は、事前に総額を確認したうえで処方時に医師へ相談しておくと安心です。
たとえば、オンラインピル診療・処方サービス「メデリピル」で処方を受ける場合、かかる費用の目安は以下のとおりです。
| 種類 | 値段 |
|---|---|
| ノルレボ錠 | 11,000円(税込) |
| レボノルゲストレル錠 | 9,900円(税込) |
| エラワン | 8,950円(税込) |
※薬代のほか、処方の有無にかかわらず診療代1,650円がかかります。送料は無料です。
なお、性暴力による望まない性交渉の場合は、自治体や支援機関を通じて診療費や処方費用の助成を受けられることがあります。一人で抱え込まず、警察や性暴力被害者支援センターなどへ相談してください。
アフターピルを服用する前に知っておきたい注意点
アフターピルは避妊に失敗した際の妊娠を防ぐための大切な薬ですが、服用すれば必ず避妊できるわけではありません。また、飲み合わせや入手方法など、あらかじめ知っておきたいポイントもあります。安心して服用するために、事前に確認しておきましょう。
アフターピルの妊娠阻止率は100%ではない
アフターピルは高い避妊効果が期待できますが、100%妊娠を防げるわけではありません。
服用までの時間が長くなるほど効果は低下し、服用後すぐに嘔吐した場合などは十分な効果が得られない可能性があります。そのため、避妊に失敗したと気づいたら、できるだけ早く服用することが大切です。
サプリメントや薬との飲み合わせに注意する
アフターピルを服用する際は、サプリメントや薬の飲み合わせに注意しましょう。
服用中の薬やサプリメントによっては、アフターピルの効果が弱まったり、副作用が出やすくなったりすることがあります。
現在服用している薬やサプリメントがある場合は、必ず医師や薬剤師へ伝え、飲み合わせに問題がないか確認してから服用しましょう。

正しい方法でアフターピルを入手する
アフターピルは医師の処方が必要な医薬品です。入手方法には、医療機関で処方を受ける方法やオンライン診療を利用する方法のほか、一定の条件を満たした一部の薬局で購入する方法があります。
避妊効果を十分に得るためには、服用までの時間が重要です。避妊に失敗したと気づいたら、できるだけ早く入手できる方法を選びましょう。
なお、低用量ピルを多く服用してもアフターピルの代わりにはなりません。必ずアフターピルとして承認された薬を服用してください。
病院で処方を受ける
病院やクリニックで処方を受ける最大のメリットは、その場で薬を受け取り、すぐに服用できることです。
アフターピルは服用が早いほど高い避妊効果が期待できるため、受診後すぐに服用できる点は大きなメリットといえます。72時間を過ぎた場合でも、エラワンを取り扱っている医療機関であれば、120時間(5日)以内まで対応できる場合があります。
一方で、夜間や休日は受診できる医療機関が限られるほか、移動や待ち時間が発生する点はデメリットです。
オンライン診療で処方を受ける
オンライン診療は、時間や場所を問わず医師の診察を受けられる点がメリットです。近くに産婦人科がない方や、夜間・休日に受診したい方でも、自宅からスマートフォンなどを使って診察を受けられます。
ただし、診察後は薬が配送されるため、手元に届くまで時間がかかる場合があります。診察料や送料が別途必要になることもあるため、事前に確認しておくと安心です。
オンラインピル診療・処方サービスの「メデリピル」では、24時間いつでもLINEから診療予約が可能です。なお、東京23区内では、診療当日17時までの受診で利用できる「当日お届けプラン」(送料3,850円・税込)もあります。
薬局で購入する
2026年2月からは、一定の条件を満たした一部の薬局やドラッグストアで、アフターピルを購入できるようになりました。購入には、研修を修了した薬剤師による対面での説明や健康状態の確認が必要です。
また、すべての薬局で取り扱っているわけではないため、事前に厚生労働省の公表リストや各薬局のホームページで対象店舗を確認することをおすすめします。
※参考:「要指導医薬品である緊急避妊薬の販売が可能な薬局等の一覧」(厚生労働省)
i通販サイトや海外輸入での購入は避ける
アフターピルは、個人輸入サイトや海外通販でも販売されていますが、偽造品や品質が保証されていない製品が含まれている可能性があります。また、重大な副作用が起きた場合でも「医薬品副作用被害救済制度」の対象外となるため、適切な対応を受けられないこともあります。
妊娠を防ぐために非常に大切な選択だからこそ、安全性を優先し、医療機関・オンライン診療・対象薬局など、正規のルートで入手するようにしましょう。
まとめ
アフターピルは、避妊に失敗した際に妊娠を防ぐための緊急避妊薬です。ノルレボ錠(レボノルゲストレル錠)は72時間以内、エラワンは120時間以内の服用が目安となっており、どちらも服用が早いほど高い避妊効果が期待できます。
病院の受診が難しい場合は、オンライン診療も選択肢の1つです。
オンラインピル診療・処方サービスの「メデリピル」では、ノルレボ錠・レボノルゲストレル錠・エラワンの3種類を取り扱っており、24時間LINEから診療予約ができます。医師が状況に応じて適したアフターピルを提案するほか、中身が分からない梱包で配送されるなどプライバシーにも配慮されているため安心です。
避妊に失敗した際は、一人で悩まず、できるだけ早く医療機関やオンライン診療などを利用し、適切な対応につなげましょう。
アフターピルの種類に関するよくある質問
ここでは、アフターピルに関する質問にお答えします。ぜひ参考にしてみてください。
服用後、避妊が成功したかどうかはどう確認する?
服用後3週間以内に訪れる「出血」または「妊娠検査薬」で確認します。
服用から数日〜3週間以内に普段どおりの生理や出血があれば、避妊成功の目安となります。3週間経っても出血が来ない場合は、市販の妊娠検査薬を使用するか速やかに産婦人科を受診してください。
なお、途中の出血が生理なのか不正出血なのか自己判断が難しいケースも多いため、服用から3週間が経過したタイミングで一度妊娠検査薬を試すのが安心です。
服用した当日にまた避妊に失敗したら、その分の効果もある?
追加で行った性交渉への避妊効果はありません。
アフターピルは「服用するより前に行った性行渉」に対してのみ効果を発揮する薬です。薬を飲んだ直後やその日のうちであっても、新しく避妊に失敗した場合は効果が期待できません。次の生理が無事に確認できるまでは性交渉を控えるか、コンドームなどを正しく使用して確実に避妊を行ってください。
アフターピルを飲んだあと、普段の低用量ピルはいつから再開(開始)できる?
原則として、アフターピルを服用した翌日〜数日以内に低用量ピルの服用を開始(または再開)できます。
ただし、低用量ピルの効果が十分に現れるまでの7日間は、コンドームなど別の避妊法を併用するか性交渉を控えましょう。開始タイミングは処方されたピルの種類や医師の指示によって異なるため、処方時に必ず確認してください。
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監修者
大学病院に入局したのちに、総合病院で勤務。産婦人科専門医・抗加齢学会専門医を取得。
2021年よりメデリピルにおいてオンライン診療によるピル処方や、mederiが主催するセミナーやイベントに登壇、mederi magazineの監修を担当など幅広く活動。
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