アフターピルに副作用はない?可能性のある副作用やいつまで続くかも解説

ピル
更新日:2025.01.23
アフターピルに副作用はない?可能性のある副作用やいつまで続くかも解説

避妊に失敗してしまった際に、緊急避妊薬として服用するアフターピルですが、どのような副作用が現れるのか、いつまで続くのかは押さえておきたいところです。
ここでは、アフターピルの副作用の種類や、症状が出た場合の対処法、注意点について解説していきます。

アフターピルとは?

アフターピルは、避妊失敗時に1錠服用することで妊娠を阻止できる薬です。
性交渉後に避妊ができることがメリットですが、排卵開始もしくは着床前に服用する必要があることから服用できる時間が限られているため注意が必要です。
避妊に失敗した性交渉後72時間以内の服用が推奨されているものの、早ければ早いほど効果を得ることができるとされています。

アフターピルで避妊効果が得られる仕組み

多量の黄体ホルモンを主成分としています。この黄体ホルモンには、性交渉のタイミングが排卵前であれば排卵を抑制・遅延させ、排卵後である場合には着床を防ぐ働きをもつことから、妊娠を防ぐことができます。

アフターピルはどんな時に服用する?

前述でも説明したように、アフターピルは「避妊に失敗した性交渉」の後に服用します。
避妊失敗にあたる性交渉は以下のような場合を指します。

□避妊をしないで性交渉をおこなった
□コンドームが途中で外れたり破れた、正しく装着できていなかった
□外出し(膣外射精)をおこなった
□性的暴行(性被害)にあった

継続的に低用量ピルの服用をしている場合には、基本的にアフターピルの服用は必要ないものの、2日以上の飲み忘れや服用から3時間以内の嘔吐をした場合にはアフターピルの服用が必要になる可能性もあるため、頭に入れておきましょう。

アフターピルを飲むことで出る主な副作用

アフターピルは低用量ピルと比べると、含まれるホルモン量が多いピルです。
そのため、副作用が現れる場合もあります。
主な副作用について、症状別に紹介していきます。

吐き気

アフターピルの副作用の中でも最も多いとされているのは吐き気や頭痛です。
服用から3時間以内に嘔吐してしまうと、アフターピルの成分が十分に吸収されない可能性があるため、もう1錠服用が必要になる場合があります。
もしも、服用から3時間以内に吐いてしまった際には、処方元の医師に相談するようにしてください。

胃腸障害

アフターピルの副作用として、お腹がゆるくなるなどの胃腸障害が起きる場合もあります。
嘔吐と同様に服用から3時間以内に下痢をしてしまうと、アフターピルの成分が十分に吸収されない可能性もあるため、この際も処方元の医師に相談して指示を仰ぐようにしてください。

性器出血

アフターピルの服用後に、少量の出血が見られる場合があります。服用日から3日〜3週間後に現れた際には消退出血という避妊に成功したサインにもなりますが、確実性が高いわけではないため、服用から3週間を目安に妊娠検査薬で確認するようにしてください。
また、明らかに出血量が多かったり鮮血の場合には医師に相談するようにしましょう。

アフターピルで副作用が出た時の対処法

前段では、アフターピルの副作用を症状別に解説してきました。
ここでは、そんな副作用が現れた場合の対処法をいくつか紹介していきます。

市販薬を飲む

症状別に効く市販薬を服用することも対処法の1つです。

(例)
□吐き気…吐き気止め
□胃腸障害(下痢、胃痛等)…胃腸薬
□頭痛…頭痛薬、解熱鎮痛剤
□下腹部痛…鎮痛剤

ただし、市販薬は飲み合わせによっては注意が必要なこともあるため、事前に医師や薬剤師に確認をするようにしましょう。
また、アフターピル処方元の医療機関によっては副作用緩和薬を同時に処方してもらえる場合もあるため、不安な場合は医師に相談するようにしてみてくださいね。

医療機関を受診する

アフターピルの副作用は、服用から24時間(1日)で改善することがほとんどですが、もしも症状が続いていたり、強く出ている場合には医療機関を受診するようにしてください。
副作用の悪化は、病気が隠れている可能性もあるため、放置せず医師に相談するようにしましょう。

アフターピルを服用する時の注意点

アフターピルは服用できる時間が限られている薬であり、含まれるホルモン量が多いことから副作用も現れやすいといった特徴があります。
ここでは、アフターピル服用時に押さえておきたい注意点3つを紹介していきます。

なるべく早く受診・服用する

アフターピルは72時間以内の服用が推奨されている薬です。
しかし、早く服用すればするほど効果は期待できることから、避妊に失敗した時点でアフターピルを処方してもらえる医療機関やオンライン診療サービスを探して処方してもらうようにしましょう。
処方後は、なるべく早めに服用して、副作用が出ても大丈夫なように安静に過ごすようにしてください。

服用して3時間以内に嘔吐があれば再度服用する

アフターピルの副作用として、吐き気があります。服用から3時間以内に嘔吐してしまうと、薬の成分が吸収しきれない可能性があることから再度服用する必要がある場合もあります。
そのため、嘔吐時には必ず処方元の医師に相談して指示を仰ぐようにしてください。

空腹時の服用は避ける

空腹状態でアフターピルを服用した場合、吐き気の副作用が強くでる可能性があります。
軽く食べてから服用するようにしましょう。

アフターピルの副作用はいつまでつづく?

アフターピルの副作用は、服用から3時間前後から現れることが多く、ほとんどの場合は24時間以内に治まります。
もしも、副作用の症状が出てしまった際には前段で挙げた対処法を実践し、不安があるようであれば処方元の医師に相談したり、医療機関を受診するようにしましょう。

副作用がないアフターピルもある?

アフターピルは、どの種類でも副作用は必ずあります。
ただし、日本で承認されている「ノルレボ錠(レボノルゲストレル錠)」は比較的、副作用が少ないといわれています。
しかし、体質や服用時の体調によっても変わるため、副作用の出やすさについては個人差があるといえます。

アフターピルの副作用に備えてから服用しよう

アフターピルは、少なからず副作用が現れる可能性がある薬です。
また、避妊に失敗してから服用できる時間が限られていることから、焦ってしまう場合がほとんどです。
しかし、事前にアフターピルの副作用について知っておくことで、医師から副作用緩和薬を同時に処方してもらったり、空腹状態を避けて服用するなどの対策はできます。
緊急時に焦らないためにも、すでに緊急時の場合も冷静に対処することが大切ですね。

オンラインピル診療・処方サービスの「メデリピル」なら、LINEから24時間いつでも診療予約ができ、自宅にいながらアフターピルを届けてもらうことができます。
また、東京23区内にお住まいの場合は診療時間によって当日お届けしてもらえるプラン※もあるため、気になる方は是非以下からチェックしてみてくださいね。

※別途送料3,850円(税込)がかかります。診療時間によっては当日お届けできない場合もあります。希望される場合は診療時に医師へお申し付けください。

アフターピルの処方ならメデリピル

オンラインピル診療・処方サービスの「メデリピル」ではアフターピルの取り扱いもあります。
メデリピルは、ピルが初めての方にも安心して利用していただける体制が整っています。

診療と処方を担当するのは、現役の産婦人科医のみで、診療時間も夜23時まで対応しているので、病院が開いていない時間にもアフターピルを処方してもらえます。
診療は音声通話かビデオ通話を選べるので、カメラオフでも診療を受けることができます。
アフターピルは、送料無料・最短当日発送でお届けします。東京23区内にお住まいであれば、別途送料3,850円(税込)で、処方されたその日にお届けする「当日お届けプラン」を利用することが可能です。(受付時間に限りがあります)
また、副作用が不安な方には吐き気止めなどの副作用緩和薬も同時に処方してもらえます。
今後も継続的に避妊していきたいという方には、低用量ピルも一緒に処方してもらうことができます。また、初めてメデリピルで低用量ピルを処方された場合、アフターピルと同時に処方されることでアフターピルの診療代1,650円が無料となります。
病院に行けなくとも、メデリピルのようなオンラインでのピル診療・処方サービスを利用するのもひとつの手段です。
こういった選択肢があることも知っておくと、いざという時に安心ですね。

LINEから診療予約ができる

メデリピルでは、LINEを使って診療予約や医師への相談、服薬管理などが完結します。
診療予約は24時間いつでも自分のタイミングで予約することができます。
まずはメデリピル公式LINEのお友達登録からはじめましょう♡

最短当日発送・送料無料

メデリピルでは、診療・処方が完了した時間にもよりますが、最短で当日発送されます。
届く日数はお住まいの地域によって変わるためご了承ください。
また、アフターピルの場合は送料無料になります。※1

※1 当日お届けプランは対象外です

東京23区内限定の当日お届けプラン

メデリピルでアフターピルを処方された場合、東京23区内にお住まいの方であれば、処方当日中に自宅に届く「当日お届けプラン」もお選びいただけます。
また、別途送料3,850円(税込)がかかります。ご希望の方は診療時に医師にお申し付けください。(診療時間によって、当日中にお届けが出来ない場合もあります)

低用量ピルと同時処方で診療代0円

メデリピルでは、初めてメデリピルで低用量ピルを処方された場合、アフターピルと同時に処方されることでアフターピルの診療代1,650円が0円になります。
今後も継続的に避妊をしていきたいという方は、これを機に低用量ピルの服用をはじめることをおすすめします。

副作用緩和薬も処方可能

メデリピルでは、アフターピルの副作用が心配…。3時間以内に吐いてしまったらどうしよう…。という方には、処方時に吐き気止めなどの副作用緩和薬も同時に処方しています。
ご希望の方は、処方時に医師にお申し付けください。

メデリピルでは、アフターピルだけでなくピルが初めての方にも安心していただけるサポート体制が整っています。
安心してピルをはじめるならメデリピルがおすすめです。

監修者

産婦人科専門医・がん治療認定医
郡 詩織
産婦人科専門医・がん治療認定医を取得。大学病院に入局したのちに、総合病院で勤務。 現在はmederiドクターとして、日々のオンライン診療や監修、セミナーやイベントに登壇。

※1 初月無料は低用量ピルのみ対象となり、別途送料550円(税込)かかります

※2 低用量ピル/超低用量ピルのみ対象となります

気になるキーワードで
検索しよう!
検索

カテゴリ一覧

生理

生理は女性にとって健康状態のバロメーターでもあります。
生理の基礎知識や、生理中でも快適に過ごすためのセルフケアをご紹介。

記事一覧をみる

ピル

ピルは世界で1億人以上の女性が服用している女性ホルモンを含む医薬品です。
ピルの種類や効果、副作用について詳しくご紹介。

記事一覧をみる

インタビュー

mederiのサービスに携わっているメンバーや有識者の方々が、よりユーザー様と近い距離から「mederiならでは」の情報をお届け。

記事一覧をみる

漫画

こんな経験”あるある!”と思わず頷いてしまう?mederiユーザーからの体験談に基づいた、mederiオリジナル漫画シリーズです。生理やピル・女性の健康に関して、楽しく学んでみましょう!

記事一覧をみる

占い

「ご自愛」をコンセプトに、毎月の運勢を12星座別に占うコンテンツ。ご自身の心を高める「ご自愛アイテム」もお伝えしています。

記事一覧をみる

出張授業

mederi出張授業のレポート記事をお届け。
生理のしくみやからだについての理解を深め、男女ともに正しい性の知識を提供しています。

記事一覧をみる
  1. オンラインでピルの診療・処方・相談|メデリピル
  2. mederi WEBマガジン
  3. ピルに関する記事一覧
  4. アフターピルに副作用はない?可能性のある副作用やいつまで続くかも解説