低用量ピルを服用中に受けるべき定期検診はどれ?必要な検診と頻度について解説

低用量ピルは安全に服用を続けるためにも、定期的に受けるべき検診がいくつかあります。
オンライン診療サービスでピルを処方してもらっている場合でも、病院を受診して定期検診を受ける必要があります。
ここでは、ピル服用中の受けるべき定期検診の内容や頻度について解説していきます。

ピル服用中に受けるべき検査と頻度は?

低用量ピルは、世界中で沢山の女性が使用している薬です。
避妊だけでなく、生理痛の軽減や生理周期の安定など、さまざまな効果があります。
しかし、僅かではあるものの血栓症のリスクがあったり、婦人科系疾患の発症リスクが高くなる可能性もあるとされています。
安全にピルを服用していくためにも定期検診をおこなうことで、これらの早期発見に繋がるため、定期的に以下の検診を病院で受けるようにしましょう。
がん検診に関しては、お住まいの市区町村で無料で受けられる場合もあるため、ご自宅に届くハガキや自治体のホームページでチェックしておくと安心です。

検診内容 目安の頻度
血液検査 半年から1年に1回(任意)
乳がん検査 2年に1回

・20歳以上は自己チェックまたはエコー検査

・40歳以上はマンモグラフィ検査

子宮頸がん検査 2年に1回

※20歳以上が対象

STD(性感染症)検査 症状がでたときやパートナーが変わったとき

※性交渉の経験がある場合

※添付文書では1年に1回以上、子宮・卵巣を中心とした骨盤内臓器の検査を行うこと。また、1年に1回、子宮頸部の細胞診の実施を考慮することとなっています

これに加えて、ピル服用開始後は1か月後、3か月後などに定期的な医師の問診を受けておくと安心です。
また、低用量ピルはBMI30以上の方は服用中に血栓症に注意が必要なため、こまめな体重測定も行っておくとよいでしょう。

ピル服用中の定期検診が必要な理由は?

低用量ピルの最も重篤な副作用として、血栓症が挙げられます。また、まれですがピルの影響で肝臓の値が悪くなることがあります。
そのため血液検査は半年から1年に一度受けておくと安心です。
ただしこれらは義務ではありません。任意検査のため体調や症状に応じて医師と相談しながら検査を受けるようにしましょう。

また、定期検診の項目にはありませんが、高血圧もピルの服用禁忌に該当します。
家に血圧測定器がない場合は、近くの病院で定期検診を受ける際に、血圧測定も行うと安心です。
血圧の「上」が160mmHg以上、「下」が100mmHg以上の場合は、高血圧となり心筋梗塞や脳卒中の発症リスクが高まり、ピルの服用ができなくなるだけでなく、薬物療法で血圧を下げる必要も出てきます。
ピルを服用する際に、家庭用の血圧測定器を購入しておくのもよいでしょう。

ピル服用中の各定期検診ではどんなことをやる?

ここまでは受けるべき定期検診と頻度、定期検診が必要な理由について解説してきました。
次に、具体的にどのような検査を行うのかについて解説していきます。

血液検査

血液検査では、「血球検査」と呼ばれる赤血球(貧血)や白血球を調べる検査と、「生化学検査」と呼ばれる肝臓、腎臓の状態やコレステロール、中性脂肪などを調べる検査があります。

乳がん検診

ピル服用中に、乳がんを発症していた場合、ピルの服用で悪化してしまう可能性があります。また、乳がんの方はピルの服用ができないため、服用を中止する必要があります。
早期発見のためには定期的な自己チェックや乳がん検診がすすめられています。
乳がん検診は主に超音波検査とマンモグラフィー検査で行われますが、どちらの検査になるかは、年齢などで変わります。

子宮頸がん検診

子宮頸がんは、HPVウイルスの感染が原因とされる病気です。ピル自体が子宮頸がんに影響することはありません。
しかし、HPVウイルスに感染した状態でピルを長期的に服用すると、ウイルスを排除する力が弱まる可能性が報告されています。その結果、長期間ピルを服用した方では、子宮頸がんのリスクがごくわずかに増加すると言われています。
するとされています。

※引用:日本産科婦人科学会 診療ガイドライン 

STD(性感染症)検査

性交渉の経験がある方やパートナーが新しく変わった方は、STD(性感染症)検査を受けるようにしましょう。
性感染症の中でも感染率の高い「クラミジア」の検査では、尿検査や膣内の分泌物を拭う検査があります。
ほかにも、淋菌感染症やトリコモナス感染症などの代表的な性感染症を検査できるコースを設けている病院もありますので、お近くの病院で確認してみてください。

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低用量ピル服用中は定期検診を必ず受けよう

低用量ピルは女性にとって嬉しい効果が沢山ある薬ですが、ただ服用を継続するだけでなく、同時に定期検診が重要となってきます。
安心して服用を続けるためにも、積極的に定期検診へ足を運ぶようにしましょう。
あわせて、体重測定や血圧測定は自宅でもできるため、ピルの服用を機に測定する癖をつけるとよいでしょう。

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生理痛は病院に行くべき?原因や受診内容、治療法

生理痛がつらい…でもいつ病院に行けばいいのかわからない…どの程度痛かったら病院に行くべきなの?といったお悩みを抱えている方もいらっしゃいますよね。今回は、生理痛で病院に行くタイミングや受診内容、治療方法について解説します。

生理痛がつらい場合に病院を受診する目安は?

毎月やってくるつらい生理痛…学校や仕事など普段の生活に支障をきたすほどの痛みを抱えて苦しんでいる女性は少なくないですよね。生理痛の原因は人それぞれです。中には子宮の病気が原因の場合もあるため、できるだけ病院を受診し、早めの治療を受けることが大切です。

しかし、どれほどの痛みであれば病院に行くべきなのか、どのタイミングで受診すべきなのか目安がわからずお困りの方も多いと思います。そこで今回は、生理痛で病院に行くべきタイミングや受診の痛みの目安について詳しくお話いたします。

生理痛で病院を受診するタイミングは生理中?

多くの女性が重い生理痛に悩まされています。生理痛は、生理周期の中で妊娠に備えて分厚くなった子宮内膜が、生理の際の剥がれ落ちることによって引き起こされます。生理痛がつらく、困っている時、病院に行くタイミングはいつがいいのでしょうか?生理期間中に激しい腹痛や腰痛、頭痛などが起きる場合が多いですが、出血が起こる生理中の受診だと受けることができない検査(子宮頸がん検査など)も存在します。もし、子宮頸がん検査も一緒に受けたい場合は、生理中を避けて婦人科を受診するのがおすすめです。

しかし、あまりにも生理痛がつらく、痛み止めの薬が必要な場合や、なかなか出血が収まらないなどの場合は、出血している生理期間に受診しても問題ありません。今後の検査や治療について医師と相談してみましょう。もし心配な場合は、受診前に電話でクリニックや病院へ確認するようにしましょう。

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生理痛がひどい時の対処法は?原因や病院を受診する目安もチェック

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病院へ行くレベルの症状とは

病院に行くべきタイミングがわかっても、行くべき痛みの目安が曖昧で不安を感じる方がいらっしゃると思います。ここでは、病院に行くべき痛みの目安についてお話します。病院を受診するべき生理痛の目安として、以下の5つが挙げられます。

・痛みで動けず寝込んでしまう

・市販の痛み止めが効かず痛みが続く

・通勤通学や仕事に支障をきたす

・出血量が増えてきた、血の塊(かたまり)がでる

・生理のたびに年々痛みが増してきた

生理痛以外にも、不正出血があったり、貧血が起きたり、吐き気や下痢などの症状があったりする場合も病院を受診して、医師に相談することをおすすめします。

月経困難症とは?タイプと原因について

医学的に、生理痛がひどい状態を月経困難症と呼びます。生理痛は、「生活にどの程度支障をきたすか、鎮痛剤を必要とするか」の2点をポイントとし診断することが多いです。

機能性月経困難症

原因となる病気がない月経困難症です。子宮を収縮させるプロスタグランジンの過剰分泌や、子宮口が狭いせいで経血が上手く体外に排出されないことなどが原因となって、強い痛みが生じていると考えられています。

器質性月経困難症

原因となる病気がある月経困難症を器質性月経困難症といいます。具体的には、子宮内膜症や子宮筋腫などの病気が該当します。そのまま放置していると、さらに痛みが強くなったり不妊になったりする可能性があるため、早めに病院を受診し適切な治療を受けることが重要です。

生理痛で病院に行くときの受診内容は?

「生理痛」という内容だけで病院に行ってもいいのかお悩みの方もいらっしゃると思います。しかし、強い生理痛を放置しておくと痛みが続くだけでなく、妊娠しにくい体や病気になってしまう可能性もあるため、「生理痛」を理由に受診することはなんの問題もありません。早めに婦人科を受診するのがおすすめです。

生理痛で受診する場合は何科?

生理痛に関する悩みを病院で相談する場合は、産婦人科(婦人科のみ含む)を受診するようにしましょう。産婦人科では生理痛以外にも、妊娠や更年期症状、子宮関連のがんなど、女性の体に関する様々な悩みを取り扱っています。産婦人科で相談することによって、辛い生理痛の裏に隠れている原因がわかる可能性があります。

生理痛で病院を受診する際の主な検査・診察内容

生理痛で病院に行った場合に、問診(質問)だけではなく、身体の状態を確認するための検査や診察を行うこともあります。主に、血液検査、子宮・卵巣の状態を確認する内診(超音波検査等)が挙げられます。

血液検査は、注射で血を採取し、血の成分を調べます。貧血の有無を確認したり、薬の代謝に関する肝臓や腎臓を調べたりします。生理不順の場合は、ホルモンの値を調べることもあります。

内診とは、診察器具(クスコや指など)を腟から入れて、腟内や子宮の入り口を調べることを指します。おりものや組織の一部を採取して検査する場合もあります。ただし、性交渉の経験がない方に対して内診が行われることはありませんので、性交渉の経験がない方は医師に伝えるようにしましょう。生理痛の原因として、クラミジア感染症などの性感染症が考えられる場合もあるので、内診は重要です。普段他人に見せることがないデリケートな部分なので、最初は抵抗感が強い方もいらっしゃると思いますが、思っていなかった大きな病気が見つかることもあるので、医師の指示を仰ぐようにしましょう。

性交渉の経験が無い方は、経直腸(肛門から超音波プローべを挿入)もしくは経腹超音波で子宮や卵巣の状態を確認します。

生理痛で病院を受診する際のポイント

生理痛がひどい場合には、基本的に産婦人科を受診します。
しかし、産婦人科に行ったことがあまりないという方は不安になりますよね。
まず、初診の病院に行く際には「健康保険証」を持っていきましょう。忘れてしまうと保険適用がされずに自己負担になってしまいます。
受診時には問診票の記入や、症状のヒアリングが行われるので、以下のことはメモしておくとよいでしょう。

・いつから生理痛がひどいのか
・どのような痛みか
・最終の生理日(前回の生理日)
・おおよその生理周期
・既往歴
・服用中の薬

場合によっては、子宮や卵巣の状態を確認するために超音波検査やMRI検査で身体の状態を見ることもあるので、着脱しやすい服装が好ましいです。
また、血圧測定や血液検査をすることもあるので、腕まくりのしやすい服装にしておくとよいでしょう。

月経困難症の主な治療法とは?

月経困難症のタイプによって、病院に行った際の治療法も異なります。ここでは2つの月経困難症の治療法をそれぞれ確認していきましょう。

機能性月経困難症の治療法

原因となる病気はないにも関わらず、機能性月経困難症の方は生理中のつらい症状に苦しんでいます。主な原因として考えられるのは、プロスタグランジンの過剰分泌です。これにより激しい痛みを伴う生理痛が引き起こされるといわれており、治療方法としては、プロスタグラジンの産生を抑えることができる低用量ピルや、症状を和らげる漢方薬を服用することが挙げられます。鎮痛剤が効く場合は、鎮痛剤の服用で痛みに対処することもできます。また、ストレスも生理痛の大きな原因とされているので、適度なエクササイズや入浴でリラックスすることも対処法としておすすめできます。

器質性月経困難症の治療法

器質性月経困難症の場合は、痛みの原因となっている病気を特定し、その病気に合わせた治療を行います。器質性月経困難症で考えられる病気には、子宮内膜症、卵巣嚢腫、子宮筋腫、子宮腺筋症、頸管狭窄など先天性のものや、クラミジア感染症による癒着などが挙げられます。治療方法としては、低用量ピルの服薬やホルモン療法、場合によっては手術が考えられます。一方で、子宮内膜症や子宮腺筋症などが軽症の場合は、投薬治療を行い、症状の進行に合わせて治療を行います。しかし、重症であったり病巣部がはっきりわかっている場合は、手術で取り除くこともあります。これらの病気を放置しておくと、将来不妊の原因になることもあります。

生理痛の対処法

生理痛が辛い場合、まずは市販の痛み止めを飲んで対処するというケースが多いです。もしそれでも痛みがおさまらない場合は、ただの生理痛ではなく子宮や卵巣に異常が起きている可能性もあるため、医師に相談してみましょう。
また、市販の痛み止めが効かないような生理痛の場合、ピルを服用してみるのもおすすめです。ピルは2種類の女性ホルモンが含まれた薬で、毎日服用することでホルモンバランスが安定します。子宮内膜が分厚くなるのを防ぐ作用もあるため、生理の際の経血量も減少し、痛みの原因物質であるプロスタグランジンの分泌量も抑えることができます。ただし、年齢・BMI・既往歴などによっては、ピルの服用について慎重に検討しなければいけない場合もあるため、まずは婦人科・産婦人科を受診し、ピル服用希望の旨を相談してみてください。

生理痛は放置せずに医師へ相談しよう

今回は、生理痛で病院に行くタイミングや受診内容、治療方法についてお話しました。生理痛は、放っておいてもなかなか症状が良くならず、むしろ悪化してしまう場合があります。ひとりで抱え込まずに、まずは病院で医師に相談し、検査してもらうことが大切です。初めての婦人科が不安な方は、信頼できる誰かと一緒に受診してみましょう。

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ピル服用中の頭痛や倦怠感の3つの原因とは?対処法も紹介!

ピルの服用を続ける中で、微熱やだるさなどの副作用を感じたことはありますか?副作用の症状には色々なものがありますが、実はピルの副作用ではなく、重大な病気のサインになっていることもあります。この記事では、副作用の原因や対処法、病院を受診した方が良い場合の判断基準などについて解説していきます。

ピル服用中に微熱など副作用が出る原因とは?

これまでにピルを服用していて、微熱・だるさなどの副作用が出たことはありますか?副作用が起きてしまう原因について、以下で3つ紹介します。

ピルによるホルモンバランスの変化

ピルには、卵胞ホルモンの「エストロゲン」と黄体ホルモンの「プロゲステロン」という、2種類の女性ホルモンが含まれています。ピルを飲むと、これらの女性ホルモンが体内に取り込まれます。そのため、ピルの服用を始めた最初の頃には一時的にホルモンバランスが変化し、副作用が現れやすくなります。特にピルに含まれるプロゲステロンが基礎体温を上げ微熱のように感じたり、だるさの原因となることが多いです。しかし、継続して飲み続けることで副作用の症状は改善されていき、服用開始から3か月ほど経つと副作用は見られなくなることがほとんどです。ただし、一度ピルの服用を中止してしばらくしてから再開した場合、飲み始めの頃は再び副作用が生じる可能性があります。

血栓症の疑い

ピル服用によって起こりうる重大な副作用として、血栓症の発症リスク増加があります。これは、ピルに含まれるエストロゲンに血液凝固作用があるために起きるものです。血栓症になると、手足のだるさや痺れ、片方の手足のむくみ、皮膚の変色、胸の痛みや呼吸苦などが起こります。また、血栓によって炎症が起きている場合、微熱を感じることがあります。ピルの副作用で熱っぽいのだと思っていたら、実は血栓症を発症していたというケースも考えられるため、このような症状が見られたらすぐにピルの服用を中断し、医師に相談するようにしてください。

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副作用の対処法

それでは、もしもピルの服用によって副作用が見られた場合、どのように対処すれば良いのでしょうか?副作用には、自然解消する場合と病院の受診が必要な場合の2通りがあります。以下でそれぞれ解説していきます。

自然解消する副作用

自然解消されるのは、ピルの飲み始め時期に見られる副作用です。ピルの服用開始直後は、ピルに含まれる女性ホルモンの影響でホルモンバランスが変化し、副作用も起きやすくなります。多くの場合、3か月ほど服用を続けると体が慣れてきて副作用は見られなくなるため、まだ服用を始めたばかりの方はしばらく様子を見てみましょう。1か月経っても副作用が治まらない場合は、一度医師に相談してみてください。ピルの種類を変更することで改善する場合もあります。

受診が必要な副作用

受診が必要なのは、副作用が何か重大な病気のサインになっている場合です。ピルは肝臓で分解されますが、それによって肝臓の負担が大きくなり、うっ滞性黄疸や肝障害などを発症することがあります。これらの病気になると、だるさ・かゆみ・皮膚の黄色への変色・食欲不振などが起こります。だるさはピルの副作用でもありますが、もしそれ以外にかゆみ・皮膚の変色・食欲不振などの症状が見られた場合は、これらの肝臓の病気を疑い医師に相談するようにしてください。
また、血栓症の症状のひとつとして微熱をはじめとした発熱症状が出ることもあるため、原因不明の発熱に加えて片方の手足がはれたり、だるさが強かったり、胸の痛みや呼吸苦がでた際も医師に相談してください。

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低用量ピルは生理前~生理中の微熱やだるさの解消に役立つ?

生理前、体のだるさを感じたことはありませんか?そのようなだるさの原因は、PMS(月経前症候群)である可能性が高いです。PMSは生理の3〜10日前頃から身体的・精神的不調が起きることを指します。生理前〜生理中のだるさに悩んでいる方は、ピルを服用することによって、だるさを改善できる可能性があります。

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受診が必要な場合もあるので注意

ピルを服用していてもなお、だるさが続く場合、慎重に様子を見ることが必要です。先ほど説明したように、ピルの服用を開始してすぐの場合は副作用としてのだるさが見られやすい時期であるため、まずはしばらく飲み続けてみましょう。もし1か月以上経ってもだるさが消えない場合、ピルの種類が合っていなかったり肝臓の病気になっていたりする可能性があります。気になる症状があればすぐに医師に相談しましょう。

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まとめ

今回の記事では、ピルの服用によって見られる副作用の原因や対処法、受診基準などについて解説しました。ピル服用開始から1か月経過してもだるさが消えない場合、ピルの種類を変えることで症状が改善することがあります。また、微熱やだるさの原因が血栓症や肝障害などの重大な病気である可能性もあるため、気になる症状があればすぐに医師に相談するようにしましょう。

ピルをやめるタイミングは?身体に起こる変化と注意点について

ピルの服用を続ける中で、様々な事情から服用をやめたいと考えたことがあるかもしれません。この記事では、ピルを勝手にやめるのは問題ないのか、また、ピルをやめる適切なタイミングについて解説していきます。

ピルをやめる適切なタイミング

ピルは女性ホルモンが含まれるお薬で、ホルモンバランスに大きな影響を与えているため、自己判断で勝手にやめることは控えて、ピルをやめる際には、医師に相談した上でやめるようにしましょう。また、以下ではピルをやめるパターン別に解説していきます。

妊娠を希望するとき

ピルは経口避妊薬であるため、妊娠を希望する場合には服用を中止する必要があります。妊娠に対するピルの安全性は確立されておらず、ピルの説明文書にも「妊娠中の女性は服用してはいけない」という旨が記載されています。月経困難症の治療など、ピルを避妊目的以外で服用していた場合でも、妊娠を希望するタイミングで服用を中止しましょう。ピルを飲んでいたことによって通常よりも妊娠しづらくなるといったことはなく、服用を中止すれば自然に生理や排卵が起こるようになります。妊娠を検討し始めたら、ピルを処方してもらっている病院で服用を停止するタイミングについて相談しましょう。また、服用を止めてから排卵が確認できるようになるまで3か月程度かかるといわれているので、計画的にやめるタイミングを決める必要があります。
婦人科系の病気の治療目的でこれからピルを飲み始めるという場合も、将来的に妊娠を希望しているのであればその旨をあらかじめ医師に相談しておくと安心です。

副作用が強いとき

ピルの副作用が強く飲み続けるのが難しい場合も、服用を中止して問題ありません。しかし、ただの副作用だと思っていた症状が実は重大な病気の兆候だったという可能性もあるため、気になる症状があれば、自己判断で服用継続はせずまずは医師に相談しましょう。
吐き気や頭痛などの副作用が辛く、日常生活に影響が出ているなどの場合は速やかに服用を停止し、ピルをやめることも視野に入れ、医師に相談するようにしてください。

なお、ピルを飲み始めたばかりの頃はホルモンバランスが安定せず副作用が起きやすい時期です。まだ、服用開始直後なのであれば、3か月ほど飲み続けて様子を見るようにしましょう。これからピルの服用を検討している方で副作用が気になる場合には処方時に副作用緩和薬を希望しておくと安心です。

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ピル服用が難しい年齢になったとき

年齢が上がるにつれてピル服用による体への影響は大きくなり、心筋梗塞などの心血管系疾患も関係してくるようになります。1日に15本以上喫煙する方は35歳になったタイミングでピルの服用ができなくなります。非喫煙者の場合は、肥満(BMI30以上)・高血圧・脂質異常・糖尿病などに該当しないのであれば40〜50歳頃の閉経まで服用ができますが、もしこれらに該当する場合は、健康状態によって40歳になった時点で服用の可否を慎重に判断する必要があります。対策として、定期的に病院を受診して健康状態に変化があった場合に服用を継続して問題ないか医師へ相談しましょう。

血栓症の疑いがある症状が出たとき

ピルには、副作用として血栓症のリスク増加があります。これは、ピルに含まれるエストロゲンという卵胞ホルモンに血液凝固作用があるためです。ピルを飲んでいて血栓症になる割合は、1万人に3〜9人とされています。血栓症が進行すると、体組織が壊死して皮膚が赤く変色したり、潰瘍になったりするほか、最悪の場合酸素が足りずに死亡することもあります。血栓症が疑われる症状には、以下のようなものがあります。

・胸の痛み、呼吸苦、動悸
・激しい腹痛や頭痛
・片方の手足の痺れやむくみ
・意識障害や舌のもつれ

これらの症状が見られた場合、血栓症になっている可能性が高いため、ピルの服用を中止してすぐ医師に相談するようにしてください。

飲んでいるシートの服用が終了したとき

ピルは1シート28日分で、全て飲むことにより1か月のホルモンバランスをコントロールできるように作られています。22〜28日目の休薬期間に入って2日ほど経つと、消退出血という少量の出血が起きます。そのため、現在のシートを最後まで飲み切ったタイミングでピルをやめた方が、次回の出血時期がわかり周期も乱れなくて済みます。
ただし、シートの途中でやめた場合でも大きな問題はありません。先に説明した血栓症の症状が見られたり、あまりに副作用がひどく我慢できなかったりする場合は、医師に相談した上で、シートの途中で服用を中止しても問題ありません。

排卵や生理はいつから始まるの?

ピルの服用をやめた場合、妊孕力や胎児への影響について不安になりますよね。以下で、排卵や生理が再開するタイミングや胎児への影響について解説します。

排卵や生理再開のタイミング

ピルをやめると、まず数日以内に消退出血という少量の出血が起こります。そこから数か月経つと元の生理周期に戻り、通常の生理がくるようになります。
個人差はありますが、多くの人はピルをやめてから3か月以内に排卵が再開します。妊娠を希望している方は、基礎体温を記録したり排卵日検査薬などを使用したりすることで、排卵日の予測がしやすくなります。
排卵が再開すればその後に自然と生理もくるようになり、ピルをやめてから半年以内には生理周期が安定するとされています。ただし、もともと生理不順改善のためにピルを飲んでいた方は、ピルをやめることによって再び生理不順の状態に戻ることがあります。もしピルの服用中止から3か月経っても生理が再開しない場合は、一度産婦人科に相談してみましょう。

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ピルを服用しても胎児への影響はない

ピルの服用経験があって妊娠をした場合、「ピルが胎児に影響を与えるのではないか?」と心配になるかもしれません。これまで長期間ピルを飲んでいたからといって、胎児に影響が出ることはないのでご安心ください。また、ピル服用中に妊娠してしまった場合や、ピルをやめてからすぐに妊娠した場合でも特に問題はありません。とはいえピルは本来、経口避妊薬として処方されているものなので、妊娠がわかった時点で服用を中止するようにしましょう。なお、出産後にピルを再開したい場合は、母体の健康状態や授乳期間によって異なるため、医師に相談して、ピル服用の許可を得るようにしましょう。

ピルをやめるときの注意点

ピルをやめることによって、いくつかのデメリットが生じる場合があります。以下で、ピルをやめるときの注意点について4つ紹介します。

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血栓症のリスクがある

ピルには副作用として血栓症のリスク増加がありますが、そのリスクが最も高まるのは、ピルを飲み始めた最初の2〜3か月間であると言われています。ピルを飲み続けてしばらく経つと血栓症リスクは低下していきますが、一度ピルをやめた場合、もういちど再開する時に血栓リスクが高い状態になってしまいます。そのため、ピルの服用中止と再開を何度も繰り返していると、その分、血栓症リスクが高い状態が続くことになります。ピルは基本的に服用を継続する薬のため、服用中止と再開を繰り返さないようにしましょう。なにかやめなければならない事情がある際には医師へ相談するようにしましょう。

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ニキビができることがある

ピルには2種類の女性ホルモンが含まれており、ピルを服用している間はホルモンバランスが安定し、ニキビができにくくなります。しかしピルの服用をやめると、一時的にホルモンバランスが変化するため、ニキビができることがあります。しばらくするとまたホルモンバランスが安定するため、これらのニキビは改善することがほとんどです。もしピルをやめてから数か月経ってもなかなかニキビが改善しない場合は、一度皮膚科を受診してみてくださいね。

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抜け毛が増えることがある

ピルの服用をやめると、エストロゲンという女性ホルモンが急激に減少するため、出産後に起きる抜け毛と同じような症状が見られる場合があります。しかしこの抜け毛についても、ピルをやめたことにより起きる一時的なものであることが多く、しばらく経つと改善されることがほとんどです。もしいつまでも症状が改善しない場合は、ピル以外の原因がある可能性もあるため、皮膚科や抜け毛専門のクリニックを受診してみましょう。

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体調が変化する(ピル服用前の症状が現れる)

ピルを服用する理由は人により様々ですが、辛いPMS(月経前症候群)やPMDD(月経前不快気分障害)、生理痛や月経不順などを改善したいと考えて服用している方も多いと思います。ピルの服用によってこれらの症状が改善するのは、ピルに含まれる2種類の女性ホルモンが体内のホルモンバランスを安定させてくれているためです。
ピルの服用をやめた場合、それまでのようにホルモンバランスを安定させることができなくなるため、PMSや重い生理痛などの症状が元通りになってしまう可能性があります。また、肌荒れやニキビなどの月経随伴症状も同じように再発することがあります。

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まとめ

今回の記事では、ピルをやめるタイミングや、やめた後に起きる変化などについて解説しました。ピルはやめるときよりも、服用を再開した場合に血栓リスクが上昇するため注意が必要です。
ピルの服用中止を検討している場合には医師へやめたい理由を相談して適切なタイミングでやめるようにしましょう。

ピル服用中におりものが出る原因や注意すべきおりものとは?

 

ピル服用中におりものが出る原因や注意すべきおりものとは?

ピルを服用しているときにおりものが出ることもあります。その原因や注意したいおりものの状態、病院を受診したほうがよいケースなどについて解説します。

ピルを飲んでいても「おりもの」は出る?

ピルを服用していても、おりものが出ることはあります

ただしそのおりものの原因が子宮がんや細菌、カンジダなどではない場合、ピルの服用でおりもの量が減ったり、おりものに関するトラブルが軽減したりすることが一般的です。ただし病気が原因のおりものは、ピルを服用していたとしても症状やトラブルが軽くなることはありません。

おりものとは

そもそも「おりもの」とは、女性の身体の中から“おりてくるもの”で、子宮、膣、汗腺から排出される酸性の分泌物のことをいいます。多くの場合、粘り気のある液体です。

役割

おりものには3つの大きな役割があります。

1つ目は「自浄作用」です。大腸菌やカンジダ真菌などの雑菌の繁殖を抑える働きがあります。

2つ目は「粘膜を守る」役割です。女性ホルモンであるエストロゲンの作用により、膣内が酸性となり、膣内部のうるおいを保ちます。

3つ目は「受精の手助けをする」役割です。排卵期にはおりものがゼリー状になり、精子がスムーズに到達するのをサポートします。

このように、おりものは女性の身体にとって必要な役割を担っているのです。

生理周期での変化

おりものは、生理周期で量や状態が変化します。これは、女性ホルモンである卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)の影響によるものです。生理周期ごとのおりものの量や状態は以下のとおりです。

・卵胞期前半:生理直後である卵胞期前半は、残った経血とおりものが混じり茶色っぽい色をしています。量は少なく、さらっとしているのが特徴です。

・卵胞期後半:排卵期に向け、おりものの量は増えてきます。

・排卵期:排卵期はおりものの量がもっとも多くなる時期です。透明で水っぽく、少し粘度があります。

・黄体期:黄体期になるとおりものの量が減っていきます。白く濁った色をしていて、粘度があり、ドロっとしています。

・生理前:生理前はおりものの量が再び増える時期で、臭いも強くなっていきます。黄体期同様に白く濁った色をしていて、粘度がありドロっとしています。生理が始まる数日前から、血液が少量混じることもあります。

年齢での変化

年齢によってもおりものは変化します。これは、女性ホルモン(エストロゲン)の量と深い関りがあるためです。年齢ごとのおりものの量や状態は以下のとおりです。

・初潮~10代:エストロゲンの分泌が高まる時期であることから、初潮を迎えるころからおりものの量が徐々に増えていきます。

・20代~30代前半:エストロゲンの分泌がピークを迎える時期で、おりものの量もピークに達します。生理やおりもの周期が安定しやすい時期でもあります。

・30代後半:30代後半になると、エストロゲンの分泌は徐々に減り始めます。おりものの変化などの自覚症状を感じることはまだ少ない年代です。

・40代~:エストロゲンの分泌が減少していきます。40代後半になればエストロゲンが一気に減り、生理が不規則になるなどの身体の症状が現れます。おりものの量は減っていき、周期も不規則になります。

・閉経後:閉経後は、エストロゲンがほとんど分泌されません。そのためおりものの量も一気に減ります。おりものには自浄作用がありますが、量が減るため膣内が乾燥しやすくなることもあります。

・妊娠時期:妊娠しているときはおりものの量が増えます。これは、胎児を細菌から守るために女性ホルモンが分泌され続けているためです。

注意したいおりもの

おりものは生理周期や年齢で変化しますが、状態によっては病気が潜んでいる可能性もあるため注意が必要です。ここでは、注意したいおりものの状態を解説します。

白くポロポロとしている

おりものの状態が白くポロポロとしていて、外陰部のかゆみがある場合は膣カンジダ症が疑われます。

黄色っぽい色で泡がまじり、悪臭がする

おりものの状態が黄色っぽい、または黄緑っぽい色をしていて、が混じっていたり、悪臭がする場合は要注意です。これらの状態に加えて、外陰部のかゆみも伴う場合は膣トリコモナス症が疑われます。

白っぽい、もしくは黄色っぽく、膿状

おりものの状態がっぽい、または黄色っぽい色をしていて膿状である場合や、腹痛や下腹部痛・発熱がある場合も注意が必要です。

こういった状態のおりものが見られる場合は、淋菌感染症性器クラミジア感染症細菌性腟症非特異性膣炎骨盤腹膜炎などが考えられます。

ピルを飲んでいるときにおりものが出る理由

ピルを飲んでいると、茶色いおりものが出ることがあります。その理由を解説します。

低用量ピルの副作用によるもの

低用量ピルは体内のホルモンバランスを整える薬です。体内のホルモンバランスが変化することで、茶色いおりものや出血が出ることがあります。これは低用量ピルの副作用のひとつです。
服用しはじめた時期は副作用が出やすいですが、多くの場合ピルを服用し続けることで、2〜3か月ほど経てば副作用もおさまっていきます。

服用しはじめの副作用に関しては、下記の記事で詳しく説明しているので、あわせてチェックしてみてください。

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消退出血が原因

低用量ピルを休薬している期間は、消退出血(生理)が起こります。このとき少量の出血がおりものに混じることがあります。

ピルの飲み忘れによる不正出血が原因

低用量ピルを飲み忘れると、体内の女性ホルモン量が減少することがあります。それにより不正出血が生じ、おりものに血が混じることがあります。
ピルの飲み忘れは不正出血が起こることがあるため、飲み忘れないように注意してください。

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妊娠の可能性

妊娠超初期は、おりものの量が多くなります。また着床によって子宮内膜が傷つき、出血が起こります。そのため、おりものに少量の出血が混じって茶色っぽいおりものやピンク色のおりものが出ることがあります。

膣内が傷ついている

性行為や自慰行為による強い摩擦、膣内の検査などによって物理的に膣内が傷つくと、出血することがあります。これにより、血が混じったおりものが出ることがあります。膣内が傷つくことがあったかどうか確認しましょう。

ピル服用中のおりもの、こんなときには病院へ

茶色っぽいおりものや鮮血が混じったおりものが出る

低用量ピルを飲み始めてから1ヶ月以上経過しているのにもかかわらず、出血が混じった茶色っぽいおりものが出る場合は病院を受診しましょう。

また鮮血が混じったおりものが出る場合は、細菌感染やがん・ポリープの可能性も考えられます。早めに医師に相談するようにしてください。

腰痛や腹痛を伴う場合

茶色っぽいおりものが出ていて、慢性的に腰痛や腹痛を伴う場合も病院を受診してください。子宮筋腫やクラミジア、がんなどの疑いがあります。

色や臭いなど異常を感じたら

おりものの色が白っぽい、黄色っぽい、強い臭いを感じる、量が多いなどいつもと違う場合は、病気の可能性があります。

ピルを服用していてもおりものが出るときがある

ただし病気が原因の場合は、ピルを服用していてもおりものが出ます。おりものの状態をチェックして、いつもと違うようなら病院を受診しましょう。

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ピルと亜鉛の飲み合わせは危険?気になるピルと亜鉛の関係性について解説

ピル服用中に亜鉛を摂取したいけど、併用しても体に影響はないのか事前に知っておきたいですよね。
また、ほかにも亜鉛の正しい摂取方法などを解説していきます。

亜鉛とは?

亜鉛は体内にわずかに存在するミネラルの1つです。DNAの合成や、酵素・タンパク質・核酸・コラーゲンなどの合成のはたらきに必要不可欠な栄養素です。食事をしたときに味がするのも亜鉛のおかげであり、ほかにも体の維持や治癒、老化を抑える効果があるとされています。しかし、亜鉛は体内で作ることができないため、とても不足しやすいミネラルといえます。

亜鉛のメリット・デメリット

亜鉛は生きていく上で必要な栄養素ですが、摂取することでメリット・デメリットがあるのでしょうか。

メリット

亜鉛が不足していると、皮膚の傷やニキビ、口内炎が治りにくかったり、味覚の異常、食欲低下、下痢、貧血、脱毛、不妊、視野の低下、免疫低下によって感染が起きやすくなったりします。このような症状がある場合、亜鉛をおぎなうことで症状が軽くなるメリットがあります。

参照:厚生労働省「亜鉛」

デメリット

亜鉛はサプリメントなどで過剰摂取すると、「急性亜鉛中毒」を発症する場合もあります。
急性亜鉛中毒は吐き気やめまい、胃腸障害が起きたりします。

ピルと亜鉛の飲み合わせは大丈夫?

低用量ピルを日常的に服用している方は亜鉛を併用しても問題ないのかという疑問ですが、結論、併用しても直ぐに体に異変が起きることはありません。

低用量ピルを服用している女性は、亜鉛が低くなりがちといわれています。
低用量ピルを服用している女性が亜鉛不足にならないように注意が必要です。

亜鉛を正しく摂るには?

亜鉛を吸収しやすくなるとされる栄養素もあります。ビタミンCと亜鉛は相性が良いとされています。亜鉛のサプリメントを使用するときは、1日40mgを超えないように用法用量を守って使用してください。

亜鉛不足になってしまう摂り方

同時に摂取することで亜鉛の吸収が阻害されてしまう食品や栄養素もあります。
加工食品やスナック菓子に含まれるポリリン酸、フィチン酸は亜鉛と結合してしまうため吸収に影響を与えるとされています。
また、カルシウムも多量に摂取したり、コーヒーと一緒に摂取することは亜鉛の吸収を妨げます。しかし、摂取する時間をずらすことで問題なく摂取できます。
キノロン系またはテトラサイクリン系抗菌薬と亜鉛は一緒に摂取すると、お互いの吸収をさまたげてしまいます。4~6時間あけて摂取することをおすすめします。
そして、アルコールを飲むと亜鉛が体から排出されやすくなるため、アルコールを沢山飲む方は亜鉛不足になりやすいと言われています。
ほかにも、慢性的な下痢があるかた、妊娠中や授乳中の方、激しい運動、ベジタリアンの方も亜鉛不足になりやすいため注意してください。

亜鉛を多く摂取できる食べ物

亜鉛はサプリメントでも摂取できますが、過剰摂取を避けるためにも、まずは食べ物から摂取するとよいでしょう。
亜鉛を多く含む食べ物は、肉や魚、穀類や卵です。なかでも、牡蠣やレバー、カシューナッツ、赤身のお肉、油揚げ、ほたて、ズワイガニなどが挙げられます。
手軽なサプリメントを使用するときは、バランスのよい食事に加え、サプリメントの用法用量を守って使用するようにしましょう。

参照:健康長寿ネット「亜鉛の働きと1日の摂取量」

まとめ

ここまで亜鉛の基礎知識やピルとの飲み合わせについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。
亜鉛は体内で作ることができないですが、生きていく上で必要な栄養素です。
また、女性にとってピルを服用することで改善できる症状がたくさんあります。両者メリットがある中で、亜鉛も適度に摂取することが理想的です。

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アフターピルはどこでもらえる?妊娠してしまったかもしれない…という不安を解消しましょう

今回の記事では、アフターピルをどこでもらえるのかについて解説します。避妊に失敗してしまっても、適切にアフターピルを服用すれば高確率で妊娠を阻止することができます。アフターピルについて正しく理解し、緊急時に落ち着いて対処できるようにしましょう。

アフターピルとは

アフターピルとは、避妊に失敗した際に服用する緊急避妊薬のことです。望まない妊娠を防ぐ上で非常に重要な役割を持っています。日本で承認されたアフターピルであるノルレボ錠(レボノルゲストレル錠含む)の場合、避妊に失敗した性交渉から24時間以内に飲めば95%、72時間以内に飲めば58%の確率で避妊できるとされています。なお、レボノルゲストレル錠はノルレボ錠のジェネリック医薬品です。

参考:https://www.jsog.or.jp/activity/pdf/kinkyuhinin_shishin_H28.pdf

アフターピルはどこでもらえる?

アフターピルは医師の処方が必要が薬です。そのため、病院もしくはオンライン診療サービスを利用しましょう。
アフターピルは市販薬ではないためこれまで薬局での取り扱いはありませんでしたが、2023年11月からスイッチOTC化の取り組みの一環で、アフターピルを国内145店舗(2023年11月時点)の薬局で試験販売する試みが始まりました。しかしこれらの薬局はかなり数が限られている上、購入前に薬局に電話して購入できるかどうかの確認をする必要があります。
なお、アフターピルの試験販売を行っている薬局は、公式サイトから確認できます。

アフターピルの価格

アフターピルの購入には通常10,000円前後かかる場合が多いです。
日本で承認がおりているアフターピルは、ノルレボ錠と、そのジェネリックであるレボノルゲストレル錠です。これらのアフターピルは、避妊失敗後72時間以内の服用が推奨されています。
レボノルゲストレル錠の方がノルレボ錠に比べて金額が下がりますが成分は同様です。
オンラインピル診療・処方サービスの「メデリピル」では、ノルレボ錠は11,000円(税込)、レボノルゲストレル錠は9,900円(税込)でお取り扱いがあります。
また、海外承認薬のエラワンも8,950円(税込) でお取り扱いがあります。エラワンは、避妊失敗後120時間以内に1錠服用するアフターピルです。
なお、金額は自費のため各病院・オンライン診療サービスによって異なります。

アフターピルを飲む際の流れ

ここでは、アフターピルを飲む際の具体的な流れについて説明します。

アフターピルを入手する

まずは、病院やオンライン診療サービスで医師の処方を受けて、アフターピルを購入しましょう。個人輸入や海外サイトのアフターピルには、有効成分が含まれていなかったり、有害物質が入っていたりする場合があるため危険がともないます。また、ピルが破損して届いたり、配送に時間がかかり服用が間に合わない可能性も考えられます。様々な危険性があるため、アフターピルは必ず病院や国内のオンライン診療サービスで購入するようにしましょう。

なるべく早く飲む

処方してもらったアフターピルは、避妊の失敗が疑われる性行為からなるべく時間が経たないうちに飲むことが重要です。飲むタイミングが早ければ早いほど、妊娠を阻止できる確率が上がります。ノルレボ錠(レボノルゲストレル錠含む)の場合、シートに錠剤が1つだけ入っているので、その1錠だけ飲みます。もっとたくさん飲まなくて大丈夫なのかと不安になるかもしれませんが、その1錠だけで十分に効果があるため、自分で追加購入して飲むなどはしないようにしましょう。
ただし、服用から3時間以内に吐いてしまった場合は、アフターピルの成分が吸収できていない可能性があるので、追加で服用が必要になることがあります。アフターピルを処方してもらった医師に相談するようにしてください。

服用後はしばらく様子を見る

アフターピルを服用してから2〜3日以内に、消退出血という生理に比べて量が少なく時期も短い出血が見られることがあります。これは、アフターピルに含まれるホルモンの影響で薄くなった子宮内膜が剥がれ落ちることによって起こります。なお、消退出血は起こらない場合もあります。アフターピルを服用して、3週間以内に生理がきちんと来たら、妊娠はしていないという風に考えて良いでしょう。

妊娠検査薬で検査する

アフターピル服用後3週間経っても生理が来ていない場合は妊娠している可能性があるため、妊娠検査薬を使って検査してみましょう。もし陽性だった場合は、すぐに産婦人科を受診しましょう。

アフターピルの副作用

ノルレボ錠(レボノルゲストレル錠含む)は比較的副作用が起きにくいとされていますが、それでも若干の副作用は起きる可能性があります。アフターピルの副作用は、吐き気・腹痛・頭痛などです。これらの副作用は、アフターピルの服用から24時間経つと自然におさまるとされています。

アフターピル服用時の注意点

アフターピルの服用において注意すべきことがいくつかあります。
正しく服用して効果を発揮するためにも理解しておきましょう。

服用前後に飲酒しない

アフターピルの服用前後に飲酒すると肝臓に負担がかかり、アフターピルの成分をきちんと吸収できなくなったり、血中濃度が高くなったりしてしまう可能性があります。また、飲酒によって吐き気を催すこともあります。アフターピル服用前後の飲酒は避け、服用時は必ず水で飲むようにしましょう。

服用後2時間以内に吐いてしまったら医師に相談する

アフターピル服用後3時間以内に吐いてしまった場合、ピルの成分がきちんと吸収されず、正しい避妊効果を得られない可能性があります。追加でもう1錠服用する必要があるかについては自己判断せず、アフターピルを処方してもらった医師に連絡して指示を仰ぐようにしましょう。

次の生理が来るまで性交渉は避ける

アフターピルを服用した後、次の生理を待っている間は、性交渉はしないようにしましょう。妊娠していないことをきちんと確認できるまでの期間に性交渉を行うと、排卵タイミングと重なった場合などに妊娠する可能性があります。

アフターピルはオンラインでも購入できる

アフターピルは病院だけでなく、オンライン診療サービスでも購入することができます。医師の処方を受けた後にアフターピルを購入するという点では病院と同じですが、オンライン診療サービスの場合、病院までの移動時間がなくて済む・自宅でオンラインで診療を受けられる、といったメリットがあります。
メデリピルではアフターピル以外にも、継続的に飲み続けることで長期的な避妊効果が得られる低用量ピル、子宮内膜症の治療でも用いられる超低用量ピル、生理日移動の際に用いる中用量ピルも取り扱っているため、ご自身の目的にあったピルが見つかります。ピルの服用をお考えの場合は、ぜひ検討してみてくださいね。
※オンラインでピルを処方してもらう場合でも、年に1回は子宮頸がん検診と血液検査などを受けるために通院が必要です。

まとめ

今回の記事では、アフターピルの購入の仕方や服用の流れについて解説しました。避妊に失敗すると不安になりますが、適切にアフターピルを服用すれば高確率で妊娠を防ぐことができます。しかし、継続的な避妊を希望する場合は低用量ピルの服用がおすすめです。メデリピルではアフターピルと一緒に処方してもらえるので、検討してみてくださいね。自分で自分の体を守っていくためにも、正しい知識を覚えておきたいですね。

アフターピルの処方ならメデリピル

オンラインピル診療・処方サービスの「メデリピル」ではアフターピルの取り扱いもあります。
メデリピルは、ピルが初めての方にも安心して利用していただける体制が整っています。

診療と処方を担当するのは、現役の産婦人科医のみで、診療時間も夜23時まで対応しているので、病院が開いていない時間にもアフターピルを処方してもらえます。
診療は音声通話かビデオ通話を選べるので、カメラオフでも診療を受けることができます。
アフターピルは、送料無料・最短当日発送でお届けします。東京23区内にお住まいであれば、別途送料3,850円(税込)で、処方されたその日にお届けする「当日お届けプラン」を利用することが可能です。(受付時間に限りがあります)
また、副作用が不安な方には吐き気止めなどの副作用緩和薬も同時に処方してもらえます。
今後も継続的に避妊していきたいという方には、低用量ピルも一緒に処方してもらうことができます。また、初めてメデリピルで低用量ピルを処方された場合、アフターピルと同時に処方されることでアフターピルの診療代1,650円が無料となります。
病院に行けなくとも、メデリピルのようなオンラインでのピル診療・処方サービスを利用するのもひとつの手段です。
こういった選択肢があることも知っておくと、いざという時に安心ですね。


LINEから診療予約ができる

メデリピルでは、LINEを使って診療予約や医師への相談、服薬管理などが完結します。
診療予約は24時間いつでも自分のタイミングで予約することができます。
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メデリピルでは、診療・処方が完了した時間にもよりますが、最短で当日発送されます。
届く日数はお住まいの地域によって変わるためご了承ください。
また、アフターピルの場合は送料無料になります。※1

※1 当日お届けプランは対象外です

東京23区内限定の当日お届けプラン

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今後も継続的に避妊をしていきたいという方は、これを機に低用量ピルの服用をはじめることをおすすめします。

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メデリピルでは、アフターピルの副作用が心配…。3時間以内に吐いてしまったらどうしよう…。という方には、処方時に吐き気止めなどの副作用緩和薬も同時に処方しています。
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飲みはじめの副作用ってどんな症状?主な原因と対策について

低用量ピルを服用することで、眠気や吐き気、むくみなどの副作用が生じることがあります。この記事では、ピルの服用によって起こる 飲みはじめの副作用 症状やその対策について詳しく解説していきます。

飲み始めの1~3ヶ月は副作用が出やすい時期!

低用量ピルを服用することで、体内のホルモンバランスが変化し、眠気や吐き気、むくみなどの副作用が生じることがあります。しかし、多くの場合は飲み始め2~3ヶ月以降には落ち着くため、まずはカラダが慣れるまで、服用を続けてみることが大切です。最低でも「3ヶ月」を目安に服用を続けて様子を見てみましょう。

こんな副作用が出たらどうする?

副作用の種類は大小さまざま。緩和策も一緒に知っておきましょう。

不正出血

不正出血とは、生理ではないタイミングで出血する状態のこと。低用量ピルを初めて使った人の約30%は不正出血を経験すると言われており、決して珍しいことではありません。不正出血は、個人差はありますが、1日~2,3週間にわたって続きます。そのため、ピル服用中の不正出血は珍しいことではありません。ピルの服用による不正出血の場合、偽薬や休薬期間の間に自然に止まってきます。

【 対策 】

3ヶ月ほど正しく服用を続けても不正出血の副作用が治まらない場合、子宮がんなど何らかの疾患の可能性もあるため医師に相談しましょう。また、飲み忘れがあると不正出血の原因となるので要注意です。

吐き気

低用量ピルの副作用として、気持ち悪さ、吐き気を感じる人もいます。ただし、体が慣れるまでの一時的なものであることがほとんどです。低用量ピルを服用した後に嘔吐があった場合、成分が適切な形で吸収されない可能性があるため、副作用には吐き気止めの薬を用いて対処することが望ましいです。目安として、服用から3時間以内に嘔吐があった場合には低用量ピルを1錠分追加で服用することが推奨されています。

【 対策 】

食後や就寝前にピルを飲むようにする

※ 心配な方は、医師と相談して、数日間は吐き気止めと一緒に内服してみましょう。

眠気

約0.1%〜5%未満の割合で眠気の症状が生じる場合があります。低用量ピルに配合されている黄体ホルモンが眠気を引き起こす原因と考えられており、飲み始めた時期に現れやすい副作用のひとつです。また、低用量ピルを飲み始めた時期には体内のホルモンバランスが不安定になり、基礎体温の調整が適切に行えなくなっている場合があります。

【対策】

充分な睡眠を取りづらい場合、日中に20分程度の仮眠を取ることが効果的です。

気分の落ち込み

低用量ピルの服用後、約0.1%から5%未満の割合で気分の落ち込み、抑うつ症状が表れる場合があります。低用量ピルを服用してから数日後に気分の落ち込み、食欲不振、不眠などの抑うつ症状が表れた場合は薬剤惹起性うつが考えられます。

【対策】
1~2ヶ月程服用を続けても副作用が治まらない場合、処方を受けたクリニックなどの医師に相談しましょう。

乳房の張り

乳房の張り、痛みが症状として現れる割合は約0.1%から5%未満です。低用量ピルには少量の黄体ホルモンが配合されており、飲み始めた時期には副作用の原因になることがあります。

【対策】 
服用を続けても副作用が治まらない場合は、処方を受けたクリニックなどの医師に相談しましょう。

頭痛

頭痛の症状が現れる割合は約0.1%から5%未満です。体内のホルモンバランスが不安定になることが主な原因であり、飲み始めた時期に起きやすい副作用のひとつです。

【対策】
ある程度の睡眠時間を確保する、肩こりを緩和する、治まらない場合は医師もしくは薬剤師に相談して頭痛薬の使用をご検討ください。

下腹部痛

下腹部痛が現れる割合は、約0.1%から5%未満です。体内のホルモンバランスが崩れることが主な原因になっています。

【対策】
服用を続けても下腹部痛が治まらない、生活に影響があるほどの痛みがある場合などには低用量ピル以外が原因の可能性もあるため医療機関に相談しましょう。

むくみ

低用量ピルに含まれるプロゲステロンというホルモンは、体内に水分を溜めやすくする作用があります。ピルによって太ったと感じる方もいらっしゃいますが、低用量ピルには脂肪をつきやすくするような作用はありません。

【 対策 】

・食生活の改善/ビタミンやミネラル、たんぱく質を積極的に摂取する

・塩分・アルコールの摂取量を減らす

・適度な運動やストレッチ、マッサージを取り入れる

・体を冷やさない 

服用停止する必要がある場合

下記症状がある場合は、血栓症を引き起こしている可能性があります。服用を停止し、医師の診療を受けてください。

基本的には血栓症のリスクなどがなく、処方可能な条件を満たしていれば、服用に制限はありません。服用中は1年に1回の血液検査、子宮頸がん検診を受けていただくことを推奨しています。6~12ヶ月に1回は体調のチェックや健康診断を受け、自分の体の状態を把握し、安心・安全に低用量ピルを服用してください。

副作用緩和薬の処方も可能!

診療代/送料無料で吐き気止めや痛み止め、むくみ緩和の医薬品処方も可能ですので、希望の場合は再診療をご予約ください。

副作用が起きると焦ってしまうかもしれません。しかし、ご説明したように、多くの場合は飲み始め2〜3ヶ月以降には落ち着くため、まずはからだが慣れるまで服用を続けてみることが大切です。症状があまりにもひどく日常に支障を及ぼす場合は、医師に相談しましょう。

ピルをはじめるならメデリピル

ピルの服用経験がなく、ピルを飲んでみたいけど、安心して信頼できる方法で始めたいという方に、オンラインピル診療・処方サービスのメデリピルがおすすめです。
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低用量ピルの持ち運びは何にいれる?正しい持ち運び方法や注意点を紹介

低用量ピルは、毎日同じ時間に服用する必要がある薬です。服用するタイミングは人により違うため、外出先で低用量ピルを飲んでいるという方もいると思います。この記事では、低用量ピルを持ち運びする方法や、持ち運びする際の注意点について紹介していきます。

低用量ピルはどうやって持ち運びするべき?

低用量ピルは、紛失を防いで大切な錠剤を保護するために、ピルケースなどの袋に入れて持ち運びするのがおすすめです。シートをそのまま入れられるサイズの袋を用意し、その袋に入れて持ち運びするようにしましょう。

持ち運びする際の注意点

低用量ピルを持ち運びする上で、注意すべき点について紹介します。

低用量ピルをシートから出さない

低用量ピルは、シートに入った状態で処方されます。持ち運び時コンパクトにするために、錠剤をシートから取り出してピルケースに入れたい方もいるかもしれません。しかし、専用のシートに入っていることによって外気との接触を防ぎ、成分の安定性を保っています。そのため、シートから出すと空気中の酸素や水分と反応して成分が変化してしまう可能性があります。また、ピルの種類によっては服用の日数によって錠剤に含まれているホルモン量が調整されているものがあります。旅行などで数日分を持ち歩きたい場合でも、正しい順番で服用ができるように、シートに入ったまま携帯しましょう。

ピルシートをそのままカバンに入れない

ピルシートをそのままカバンに入れて持ち運びすると、カバンの中で他の荷物に当たってシートが折れ曲がったり、錠剤がシートから出てしまったりする可能性があります。一度シートから出てしまうと、前述の通り錠剤の成分が変化してしまうほか、ピルの錠剤は非常に小さいので、そのまま錠剤を紛失してしまう可能性もあります。常にピルケースなどの袋に入れて持ち運びするようにしましょう。

ピルシートを折り曲げない

コンパクトなカバンなどに低用量ピルを入れて持ち運びする場合、ピルシートを折り曲げてカバンに入れたくなりますが、シートを折り曲げる際に誤って錠剤をシートから押し出てしまったり、持ち運びしている最中に錠剤同士が当たってシートから出てしまう可能性があります。シートは折り曲げないようにしましょう。

ピルケースの選び方

低用量ピルの持ち運びに適したピルケースの選び方を紹介します。

箱タイプではなく袋タイプを選ぶ

一般的にピルケースと呼ばれているものは、ピルではないお薬などの医薬品を入れるための、蓋がついた箱型のケースです。ですが低用量ピルの持ち運びにおいては、薬剤のシートを曲げずにそのまま入れることを推奨しているため、箱型ではなく袋状のものを選ぶようにしましょう。

チャック付きポリ袋でも代用できる

100円ショップなどで売っているチャック付きポリ袋をピルケース代わりに利用することもできます。チャックがついているため、ピルシートが袋から出るのを防げて便利です。また、袋の表面に服用時間などを記入しておけば、服薬管理もしやすくなるでしょう。

メデリピルではオリジナルのピルケースが手に入る

メデリピルで低用量ピルを処方された場合、定期便では3シート目配送時にオリジナルデザインのピルケースを同梱してお届けしています。可愛いデザインと柔らかい色合いのケースで低用量ピルの持ち運びができます。また、おまとめプランを選択すれば初回から同梱になり、総額もお得になるためおすすめです。
※処方されたピルの種類によっては、製薬会社の専用ピルケースをお付けしています

まとめ

今回の記事では、低用量ピルの持ち運び方法や持ち運びする上での注意点などについて紹介しました。低用量ピルは、シートから出さずに持ち運びする必要があるという点に気をつけましょう。自分のお気に入りのピルケースを使って、気分を上げながら服用を続けられるようにできると素敵ですね。

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※診療やピルの処方等は保険適用外・自由診療であり、医療機関に所属する医師が行います

まとめ

本記事では低用量ピルの偽薬を飲み忘れてしまった場合にどうなるのかを始めとして、そもそもの休薬期間の仕組みや必要な理由などを解説してきましたがいかがでしたでしょうか。
低用量ピルを服用する上で休薬期間はなくてはならないものです。低用量ピルの効果で快適な日々を過ごすためにも、正しい方法で飲み続けることが大切といえます。
飲み続けることを習慣化するためにも偽薬は便利なため、飲み忘れが不安な方は28錠タイプを選ぶとよいかもしれませんね。

ピルを飲むと疲れが取れない…考えられる原因や改善方法について解説

ピルを飲んでいてどうしても疲れが取れないと感じたことはありますか?それには、いくつか考えられる原因があります。この記事では、ピル服用によって感じる倦怠感の原因と、その改善方法について解説していきます。

ピルとは

低用量ピルは、卵胞ホルモン「エストロゲン」と黄体ホルモン「プロゲステロン」が含まれた錠剤です。経口避妊薬として避妊目的で服用されることが多いですが、ほかに生理痛軽減やPMS症状の改善などにも効果があります。
また、ピルには、吐き気・腹痛・腰痛・むくみなどいくつかの副作用がありますが、実はそれらの副作用の中に倦怠感も含まれています。

ピルを飲むと疲れが取れないのはなぜ?

ピル服用によって疲れが取れないと感じる原因には、以下のようなものがあります。

ピルを飲み始めたばかりである

ピルを飲み始めて1〜2か月の頃は副作用が出やすいため、倦怠感も出やすくなると考えられます。飲み始めてから3か月ほど経つと、副作用が見られなくなることが多いです。

ピルとの飲み合わせが悪い薬を飲んでいる

アセトアミノフェンなどの解熱鎮痛剤、フルコナゾール・ボリコナゾールなどの抗真菌薬はピルとの飲み合わせが悪く、ピルと併用するとピルの副作用が出やすくなるため、倦怠感も強くなる可能性があります。

肝臓の病気が隠れている

ピルは肝臓で吸収されるため、肝臓に負担をかけやすいです。倦怠感のほかに、食欲不振や皮膚の痒みを感じたり、皮膚が黄色に変色していたりする場合は、肝障害が出ている可能性があります。このような症状が見られたら、病院を受診するようにしましょう。

貧血がある

生理の出血などが原因で知らないうちに貧血になっていることがあります。貧血が原因で、倦怠感、立ちくらみ、朝起きられない、疲れやすいなどの症状がでていることがあります。
生理中に血の塊が出たり、ナプキンを1時間で変えないといけないほど出血が多い場合は、過多月経という病気の可能性があります。産婦人科で診察を受けるようにしましょう。

疲れが取れない時の改善方法

ピルを飲んで疲れが取れない時におすすめの改善方法を紹介します。

自分に合うピルを探してみる

ピルにはいくつか種類があり、自分の体質に合わないピルを飲んでいることが原因で副作用の倦怠感を強く感じている可能性があります。ピルを3か月以上飲み続けても不調が続く場合は、一度医師に相談して、より自分に合うピルがないか探してみましょう。

生活習慣を見直してみる

疲れが取れない原因として、ピルだけでなく睡眠不足や不規則な食事なども関係している可能性があります。十分かつ質の良い睡眠がとれるようにスケジュールの調整をしたり寝る前にスマホを触ることを控える、寝具を自分に合うものにするなどの工夫をしてみましょう。
また、できるだけ毎日入浴して血流やリンパの流れを良くしておくのも疲れを感じにくくなるのでおすすめです。
最後にどれだけ疲れていても、きちんと食事は摂るようにしましょう。食事を怠ってしまうとエネルギー不足で疲れを感じやすくなってしまいます。バランスの良い食事が難しい日にはサプリメントなどで補給しましょう。
一度生活習慣を見直してみることで、疲れを軽減できるかもしれません。
できることからやってみましょう。

今回の記事では、ピルを飲んで疲れが取れない原因や改善方法について紹介しました。ピルには副作用として倦怠感があるため、ピルを飲み始めたばかりの頃や飲み合わせが悪い薬を飲んでいる場合には、特に強い疲れを感じる可能性があります。ピルを飲み始めて3か月以上経っても疲れが取れない場合は、別のピルに変えてみたり、肝臓や貧血のチェックを受けたり、生活リズムを見直してみたりしましょう。

ピルをはじめるならメデリピル

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まとめ

本記事では低用量ピルの偽薬を飲み忘れてしまった場合にどうなるのかを始めとして、そもそもの休薬期間の仕組みや必要な理由などを解説してきましたがいかがでしたでしょうか。
低用量ピルを服用する上で休薬期間はなくてはならないものです。低用量ピルの効果で快適な日々を過ごすためにも、正しい方法で飲み続けることが大切といえます。
飲み続けることを習慣化するためにも偽薬は便利なため、飲み忘れが不安な方は28錠タイプを選ぶとよいかもしれませんね。