低用量ピルで避妊ができる仕組みとは?

この記事では、低用量ピルによって避妊ができる仕組みや、ピルの基礎知識について解説します。ピルの持っている効果について基本的な部分から理解し、正しい方法で上手に活用していけるようにしましょう。

妊娠が成立する仕組み

ピルを用いた避妊について知る前に、まずは妊娠の仕組みについてきちんと理解しておきましょう。以下で、妊娠が成立するまでの流れを詳しく説明していきます。

①排卵
女性の体では、約1か月に1回のペースで排卵という現象が起きています。これは、成長した卵子が卵巣から放出されることです。その間子宮内膜はふわふわのベッドのように分厚くなり、準備万端の状態で卵子と精子の出会いを待ちます。
しかし一定期間経っても卵子と精子が出会わない場合、分厚くなった子宮内膜は不要となるため、そのまま剥がれ落ちて体外に排出されます。これが生理です。

②射精
性交渉によって女性の体内に射精がされると、そこで放出された精子たちは卵管へと進み、卵子と出会おうとします。1回の射精で実に1億個以上の精子が放出されますが、その中で卵管までたどり着けるのはわずかであるとされています。

③受精
無事に卵子と精子が出会うと、受精卵が誕生します。卵子と結ばれる精子はたった1つのみで、いずれかの精子が卵子の中に入り込むと、他の精子はもう入れなくなってしまいます。こうして生まれた受精卵は、細胞分裂を繰り返しながら子宮の方へと移動していきます。

④着床
子宮に到着した受精卵は、ふわふわの状態になっている子宮内膜の中に潜り込みます。これが「着床」です。その後も順調に受精卵が成長すれば、着床後10日ほどで妊娠の反応が出ます。

ピルとは

ピルとは、黄体ホルモンである「プロゲステロン」と卵胞ホルモンである「エストロゲン」の2種類の女性ホルモンが配合された錠剤のことです。エストロゲンの配合量によって「低用量ピル」「中用量ピル」など呼び名が変わります。今回の記事でご紹介する「低用量ピル」は、継続的な避妊や生理痛の軽減を目的として多くの女性に服用されているものです。

低用量ピルで避妊ができる仕組み

では、どうして低用量ピルを飲むと避妊ができるのでしょうか。
それは、低用量ピルに「排卵の抑制」「精子の子宮内への侵入阻止」「受精卵の子宮内膜への着床阻止」の3つの効果があるためです。
以下で1つずつ見ていきましょう。

①排卵の抑制
低用量ピルには、黄体ホルモンの「プロゲステロン」と卵胞ホルモンの「エストロゲン」が配合されています。これらの女性ホルモンは脳内の視床下部から下垂体や卵巣内分泌系にはたらきかけ、排卵を促す役割を持つ卵胞刺激ホルモン(FSH)と黄体化ホルモン(LH)を減少させます。これにより、卵胞の発育と排卵を抑制することができます。

②精子の子宮内への侵入阻止
低用量ピルに含まれるプロゲステロンは子宮頚管粘液(おりもの)の粘度を変化させます。これにより精子の通過性が変わり、子宮内への侵入を阻止することができます。

③受精卵の子宮内膜への着床阻止
低用量ピルに含まれているホルモンによって卵巣が休息し子宮への刺激を減少させるため、子宮内膜が通常より薄くなります。それによって、もし受精卵が誕生したとしても子宮内膜に着床しづらくなります。

その他の避妊方法

現在では、低用量ピル以外にも様々な避妊方法が存在しています。
いろいろな避妊方法を比較するために「パール指数」という数字を用います。これは100人の女性がある避妊法を1年間用いた場合に、避妊に失敗する(つまり妊娠する)確率を表します。

避妊方法 パール指数(人)
低用量ピル 0.3
コンドーム 2〜15
IUD(子宮内避妊具) 0.6〜2
IUS(子宮内システム)※ミレーナなど 0.1〜0.2
避妊手術・不妊手術 0.1〜0.5

まとめ

この記事では、低用量ピルの仕組みや効果、服用できる人の条件など、低用量ピルについて基本的な部分から解説しました。避妊や生理痛軽減だけでなく、生理不順解消や肌荒れ改善にも効果があると言われる低用量ピルを上手に活用して、日々のQOLを上げていきましょう。

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ピル服用中の頭痛や倦怠感の3つの原因とは?対処法も紹介!

ピルの服用を続ける中で、微熱やだるさなどの副作用を感じたことはありますか?副作用の症状には色々なものがありますが、実はピルの副作用ではなく、重大な病気のサインになっていることもあります。この記事では、副作用の原因や対処法、病院を受診した方が良い場合の判断基準などについて解説していきます。

ピル服用中に微熱など副作用が出る原因とは?

これまでにピルを服用していて、微熱・だるさなどの副作用が出たことはありますか?副作用が起きてしまう原因について、以下で3つ紹介します。

ピルによるホルモンバランスの変化

ピルには、卵胞ホルモンの「エストロゲン」と黄体ホルモンの「プロゲステロン」という、2種類の女性ホルモンが含まれています。ピルを飲むと、これらの女性ホルモンが体内に取り込まれます。そのため、ピルの服用を始めた最初の頃には一時的にホルモンバランスが変化し、副作用が現れやすくなります。特にピルに含まれるプロゲステロンが基礎体温を上げ微熱のように感じたり、だるさの原因となることが多いです。しかし、継続して飲み続けることで副作用の症状は改善されていき、服用開始から3か月ほど経つと副作用は見られなくなることがほとんどです。ただし、一度ピルの服用を中止してしばらくしてから再開した場合、飲み始めの頃は再び副作用が生じる可能性があります。

血栓症の疑い

ピル服用によって起こりうる重大な副作用として、血栓症の発症リスク増加があります。これは、ピルに含まれるエストロゲンに血液凝固作用があるために起きるものです。血栓症になると、手足のだるさや痺れ、片方の手足のむくみ、皮膚の変色、胸の痛みや呼吸苦などが起こります。また、血栓によって炎症が起きている場合、微熱を感じることがあります。ピルの副作用で熱っぽいのだと思っていたら、実は血栓症を発症していたというケースも考えられるため、このような症状が見られたらすぐにピルの服用を中断し、医師に相談するようにしてください。

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副作用の対処法

それでは、もしもピルの服用によって副作用が見られた場合、どのように対処すれば良いのでしょうか?副作用には、自然解消する場合と病院の受診が必要な場合の2通りがあります。以下でそれぞれ解説していきます。

自然解消する副作用

自然解消されるのは、ピルの飲み始め時期に見られる副作用です。ピルの服用開始直後は、ピルに含まれる女性ホルモンの影響でホルモンバランスが変化し、副作用も起きやすくなります。多くの場合、3か月ほど服用を続けると体が慣れてきて副作用は見られなくなるため、まだ服用を始めたばかりの方はしばらく様子を見てみましょう。1か月経っても副作用が治まらない場合は、一度医師に相談してみてください。ピルの種類を変更することで改善する場合もあります。

受診が必要な副作用

受診が必要なのは、副作用が何か重大な病気のサインになっている場合です。ピルは肝臓で分解されますが、それによって肝臓の負担が大きくなり、うっ滞性黄疸や肝障害などを発症することがあります。これらの病気になると、だるさ・かゆみ・皮膚の黄色への変色・食欲不振などが起こります。だるさはピルの副作用でもありますが、もしそれ以外にかゆみ・皮膚の変色・食欲不振などの症状が見られた場合は、これらの肝臓の病気を疑い医師に相談するようにしてください。
また、血栓症の症状のひとつとして微熱をはじめとした発熱症状が出ることもあるため、原因不明の発熱に加えて片方の手足がはれたり、だるさが強かったり、胸の痛みや呼吸苦がでた際も医師に相談してください。

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低用量ピルは生理前~生理中の微熱やだるさの解消に役立つ?

生理前、体のだるさを感じたことはありませんか?そのようなだるさの原因は、PMS(月経前症候群)である可能性が高いです。PMSは生理の3〜10日前頃から身体的・精神的不調が起きることを指します。生理前〜生理中のだるさに悩んでいる方は、ピルを服用することによって、だるさを改善できる可能性があります。

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受診が必要な場合もあるので注意

ピルを服用していてもなお、だるさが続く場合、慎重に様子を見ることが必要です。先ほど説明したように、ピルの服用を開始してすぐの場合は副作用としてのだるさが見られやすい時期であるため、まずはしばらく飲み続けてみましょう。もし1か月以上経ってもだるさが消えない場合、ピルの種類が合っていなかったり肝臓の病気になっていたりする可能性があります。気になる症状があればすぐに医師に相談しましょう。

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まとめ

今回の記事では、ピルの服用によって見られる副作用の原因や対処法、受診基準などについて解説しました。ピル服用開始から1か月経過してもだるさが消えない場合、ピルの種類を変えることで症状が改善することがあります。また、微熱やだるさの原因が血栓症や肝障害などの重大な病気である可能性もあるため、気になる症状があればすぐに医師に相談するようにしましょう。

ピルをやめるタイミングは?身体に起こる変化と注意点について

ピルの服用を続ける中で、様々な事情から服用をやめたいと考えたことがあるかもしれません。この記事では、ピルを勝手にやめるのは問題ないのか、また、ピルをやめる適切なタイミングについて解説していきます。

ピルをやめる適切なタイミング

ピルは女性ホルモンが含まれるお薬で、ホルモンバランスに大きな影響を与えているため、自己判断で勝手にやめることは控えて、ピルをやめる際には、医師に相談した上でやめるようにしましょう。また、以下ではピルをやめるパターン別に解説していきます。

妊娠を希望するとき

ピルは経口避妊薬であるため、妊娠を希望する場合には服用を中止する必要があります。妊娠に対するピルの安全性は確立されておらず、ピルの説明文書にも「妊娠中の女性は服用してはいけない」という旨が記載されています。月経困難症の治療など、ピルを避妊目的以外で服用していた場合でも、妊娠を希望するタイミングで服用を中止しましょう。ピルを飲んでいたことによって通常よりも妊娠しづらくなるといったことはなく、服用を中止すれば自然に生理や排卵が起こるようになります。妊娠を検討し始めたら、ピルを処方してもらっている病院で服用を停止するタイミングについて相談しましょう。また、服用を止めてから排卵が確認できるようになるまで3か月程度かかるといわれているので、計画的にやめるタイミングを決める必要があります。
婦人科系の病気の治療目的でこれからピルを飲み始めるという場合も、将来的に妊娠を希望しているのであればその旨をあらかじめ医師に相談しておくと安心です。

副作用が強いとき

ピルの副作用が強く飲み続けるのが難しい場合も、服用を中止して問題ありません。しかし、ただの副作用だと思っていた症状が実は重大な病気の兆候だったという可能性もあるため、気になる症状があれば、自己判断で服用継続はせずまずは医師に相談しましょう。
吐き気や頭痛などの副作用が辛く、日常生活に影響が出ているなどの場合は速やかに服用を停止し、ピルをやめることも視野に入れ、医師に相談するようにしてください。

なお、ピルを飲み始めたばかりの頃はホルモンバランスが安定せず副作用が起きやすい時期です。まだ、服用開始直後なのであれば、3か月ほど飲み続けて様子を見るようにしましょう。これからピルの服用を検討している方で副作用が気になる場合には処方時に副作用緩和薬を希望しておくと安心です。

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ピル服用が難しい年齢になったとき

年齢が上がるにつれてピル服用による体への影響は大きくなり、心筋梗塞などの心血管系疾患も関係してくるようになります。1日に15本以上喫煙する方は35歳になったタイミングでピルの服用ができなくなります。非喫煙者の場合は、肥満(BMI30以上)・高血圧・脂質異常・糖尿病などに該当しないのであれば40〜50歳頃の閉経まで服用ができますが、もしこれらに該当する場合は、健康状態によって40歳になった時点で服用の可否を慎重に判断する必要があります。対策として、定期的に病院を受診して健康状態に変化があった場合に服用を継続して問題ないか医師へ相談しましょう。

血栓症の疑いがある症状が出たとき

ピルには、副作用として血栓症のリスク増加があります。これは、ピルに含まれるエストロゲンという卵胞ホルモンに血液凝固作用があるためです。ピルを飲んでいて血栓症になる割合は、1万人に3〜9人とされています。血栓症が進行すると、体組織が壊死して皮膚が赤く変色したり、潰瘍になったりするほか、最悪の場合酸素が足りずに死亡することもあります。血栓症が疑われる症状には、以下のようなものがあります。

・胸の痛み、呼吸苦、動悸
・激しい腹痛や頭痛
・片方の手足の痺れやむくみ
・意識障害や舌のもつれ

これらの症状が見られた場合、血栓症になっている可能性が高いため、ピルの服用を中止してすぐ医師に相談するようにしてください。

飲んでいるシートの服用が終了したとき

ピルは1シート28日分で、全て飲むことにより1か月のホルモンバランスをコントロールできるように作られています。22〜28日目の休薬期間に入って2日ほど経つと、消退出血という少量の出血が起きます。そのため、現在のシートを最後まで飲み切ったタイミングでピルをやめた方が、次回の出血時期がわかり周期も乱れなくて済みます。
ただし、シートの途中でやめた場合でも大きな問題はありません。先に説明した血栓症の症状が見られたり、あまりに副作用がひどく我慢できなかったりする場合は、医師に相談した上で、シートの途中で服用を中止しても問題ありません。

排卵や生理はいつから始まるの?

ピルの服用をやめた場合、妊孕力や胎児への影響について不安になりますよね。以下で、排卵や生理が再開するタイミングや胎児への影響について解説します。

排卵や生理再開のタイミング

ピルをやめると、まず数日以内に消退出血という少量の出血が起こります。そこから数か月経つと元の生理周期に戻り、通常の生理がくるようになります。
個人差はありますが、多くの人はピルをやめてから3か月以内に排卵が再開します。妊娠を希望している方は、基礎体温を記録したり排卵日検査薬などを使用したりすることで、排卵日の予測がしやすくなります。
排卵が再開すればその後に自然と生理もくるようになり、ピルをやめてから半年以内には生理周期が安定するとされています。ただし、もともと生理不順改善のためにピルを飲んでいた方は、ピルをやめることによって再び生理不順の状態に戻ることがあります。もしピルの服用中止から3か月経っても生理が再開しない場合は、一度産婦人科に相談してみましょう。

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ピルを服用しても胎児への影響はない

ピルの服用経験があって妊娠をした場合、「ピルが胎児に影響を与えるのではないか?」と心配になるかもしれません。これまで長期間ピルを飲んでいたからといって、胎児に影響が出ることはないのでご安心ください。また、ピル服用中に妊娠してしまった場合や、ピルをやめてからすぐに妊娠した場合でも特に問題はありません。とはいえピルは本来、経口避妊薬として処方されているものなので、妊娠がわかった時点で服用を中止するようにしましょう。なお、出産後にピルを再開したい場合は、母体の健康状態や授乳期間によって異なるため、医師に相談して、ピル服用の許可を得るようにしましょう。

ピルをやめるときの注意点

ピルをやめることによって、いくつかのデメリットが生じる場合があります。以下で、ピルをやめるときの注意点について4つ紹介します。

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血栓症のリスクがある

ピルには副作用として血栓症のリスク増加がありますが、そのリスクが最も高まるのは、ピルを飲み始めた最初の2〜3か月間であると言われています。ピルを飲み続けてしばらく経つと血栓症リスクは低下していきますが、一度ピルをやめた場合、もういちど再開する時に血栓リスクが高い状態になってしまいます。そのため、ピルの服用中止と再開を何度も繰り返していると、その分、血栓症リスクが高い状態が続くことになります。ピルは基本的に服用を継続する薬のため、服用中止と再開を繰り返さないようにしましょう。なにかやめなければならない事情がある際には医師へ相談するようにしましょう。

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ニキビができることがある

ピルには2種類の女性ホルモンが含まれており、ピルを服用している間はホルモンバランスが安定し、ニキビができにくくなります。しかしピルの服用をやめると、一時的にホルモンバランスが変化するため、ニキビができることがあります。しばらくするとまたホルモンバランスが安定するため、これらのニキビは改善することがほとんどです。もしピルをやめてから数か月経ってもなかなかニキビが改善しない場合は、一度皮膚科を受診してみてくださいね。

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抜け毛が増えることがある

ピルの服用をやめると、エストロゲンという女性ホルモンが急激に減少するため、出産後に起きる抜け毛と同じような症状が見られる場合があります。しかしこの抜け毛についても、ピルをやめたことにより起きる一時的なものであることが多く、しばらく経つと改善されることがほとんどです。もしいつまでも症状が改善しない場合は、ピル以外の原因がある可能性もあるため、皮膚科や抜け毛専門のクリニックを受診してみましょう。

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体調が変化する(ピル服用前の症状が現れる)

ピルを服用する理由は人により様々ですが、辛いPMS(月経前症候群)やPMDD(月経前不快気分障害)、生理痛や月経不順などを改善したいと考えて服用している方も多いと思います。ピルの服用によってこれらの症状が改善するのは、ピルに含まれる2種類の女性ホルモンが体内のホルモンバランスを安定させてくれているためです。
ピルの服用をやめた場合、それまでのようにホルモンバランスを安定させることができなくなるため、PMSや重い生理痛などの症状が元通りになってしまう可能性があります。また、肌荒れやニキビなどの月経随伴症状も同じように再発することがあります。

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まとめ

今回の記事では、ピルをやめるタイミングや、やめた後に起きる変化などについて解説しました。ピルはやめるときよりも、服用を再開した場合に血栓リスクが上昇するため注意が必要です。
ピルの服用中止を検討している場合には医師へやめたい理由を相談して適切なタイミングでやめるようにしましょう。

ピルの個人輸入は危険?おすすめの入手方法は?

避妊や生理痛軽減など女性にとって嬉しい効果があるピルですが、毎日飲むことを考えると少しでも出費を抑えたいですよね。そのような時、個人輸入という購入方法を考えたことがある方もいるかもしれません。しかし、個人輸入したピルはリスクが多いため購入は控えるようにしましょう。この記事では、ピルの個人輸入が危険な理由について、詳しく解説していきます。

ピルの個人輸入は危険

日本では、ピルを購入する場合医師からの処方が必要になります。一方で海外の通販サイトなどを見てみると、医師の処方を受けることなくピルの購入が可能なサイトも存在しています。それらの海外のホームページなどで購入した場合、それは「個人輸入」になります。個人輸入したピルは日本で処方されているものと同様の成分とは言い切れないため、購入は控えるようにしましょう。その理由について以下で解説していきます。

避妊できない可能性がある

個人輸入したピルは、その有効性が確認されていません。薬の有効成分が入っていない可能性があったり、期待した効果が得られない可能性があります。
また、アフターピルの場合には正しい避妊効果を得られない可能性もあります。避妊できると思って飲んでいても実は避妊効果がなかった場合、望まない妊娠にもつながってしまいます。

偽物や偽造品の可能性がある

個人輸入したピルは、通常のピルの成分が配合されていない可能性があります。特に、パッケージに外国語が書かれた海外製品のような場合や、価格が安価である場合、どこから仕入れをしているかが不明であったり偽物かどうかも見分けがつかないこともあります。偽造品の場合、成分が不透明なことから、本来の避妊効果も得られないため非常に危険です。

副作用が起きた場合、自己責任になる

医薬品には、効果だけでなく副作用があります。国内で承認された医薬品を正規の方法で購入し、それを使ったことで重大な副作用が起きた場合は、「医薬品副作用被害救済制度」によって医療費の補助(救済)を受けることができます。しかし、個人輸入したピルは制度対象外です。個人輸入のピルを飲んで重大な健康被害が生じても、救済を受けられないのです。

参考〉医薬品副作用被害救済制度とは

健康被害の可能性

個人輸入のピルは、安全性に不安が残るという大きな問題点があります。先ほど説明した、避妊に有効な成分が含まれているかわからないという問題点はもちろんですが、ほかに余分な有害物質が含まれている可能性も考えられます。もし有害物質が含まれるピルを飲んだ場合、思わぬ副作用や健康被害が生じてしまうかもしれません。
危険性についてはこちらでも紹介しているので、詳しく知りたい方はチェックしてみてください。

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なぜ個人輸入だと安い?

個人輸入したピルが安い場合、製造環境が日本よりも悪く、有効性や安全性に関してテストが行われていない可能性があります。安さに目が行きがちですが、その分品質が保証されておらず危険なことがあるため、購入は控えるようにしましょう。

ピルを購入するには医師の処方が必要

日本においてピルを購入するには医師の処方が必要になります。
まず、医薬品には薬局で売っている一般医薬品・要指導医薬品と、病院で処方される医療用医薬品があり、ピルは医療用医薬品にあたります。そのためピルの服用を希望する場合は医師の診療を受け、健康状態を確認してもらうようにしてください。また、副作用リスクについては自身できちんと確認した上で、処方をしてもらう必要があります。

低用量ピルによる血栓症のリスクも

ピルに含まれるエストロゲンという卵胞ホルモンには血液凝固作用があるため、ピルを飲んでいる人はそうでない人に比べて、血栓症の発症リスクがわずかに上がるとされています。既往症や体の状態によっては、低用量ピルは飲まない方がよい場合もあります。そのため、個人輸入したピルを自己判断で服用開始してしまうのは、副作用が起こる可能性があり非常に危険です。

低用量ピルの正規品の入手方法は?市販でも購入できる?

ピルを服用する場合は、必ず正規品を購入するようにしましょう。入手方法は、病院での処方、もしくはオンライン診療で処方してもらう2種類があります。以下でそれぞれ説明していきます。

病院

産婦人科に行き、ピルがほしいという旨を伝えましょう。初めて受診した場合には、健康状態や血栓症リスクについて確認し、ピルを服用しても問題ないかを判断するために、問診・血圧測定・体重測定などを行うことが一般的です。2回目以降の処方時に検査をするかどうかは病院により異なります。

オンライン診療

オンライン診療の場合、自宅などから医師の診療と処方を受け、その後ピルを郵送してもらえます。病院での処方に比べると実際に手元に届くまでに時間がかかることがありますが、忙しくて病院に行く時間が取れない時などには便利です。

市販での購入は不可能

低用量ピルは医療用医薬品のため、日本では薬局で市販薬としては販売されていません。もしネット通販などで売られていたとしても、それは偽造品や有効性が確認されていない危険な薬である可能性があります。必ず医師の処方を受けて入手するようにしましょう。

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オンライン診療を利用してみる

もし現在ピルの服用を検討しているのであれば、オンライン診療を利用するのも選択肢のひとつとして検討するのもよいでしょう。以下で、オンライン診療のメリットを3つ紹介します。

他人の目を気にしなくて良い

普段あまり病院に行く機会がないと、産婦人科に行くことに対して少し抵抗を感じる場合があるかもしれません。オンライン診療であれば、他人の目を気にせずリラックスして診療を受けることができます。

自宅で診療を受けられる

オンライン診療の場合、自宅から医師の診療を受けることができます。そのため、様々な事情で病院が開いている時間に行けない方や、自宅での用事があり外出が難しい方などにもおすすめです。

郵送なので薬局に行く必要がない

オンライン診療を利用した場合、ピルを自宅まで郵送してもらうことができます。毎月ピルを処方してもらいに病院や薬局まで行く必要がなくなるため、移動の負担を減らすことができます。

※病院診療・オンライン診療に関わらず、ピル服用中は定期的に病院で子宮がん検診や血液検査などを受けることが勧められています。オンライン診療であれば一度も病院に行かなくて良いということではないためご注意ください。

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ピルの服用経験がなく、ピルを飲んでみたいけど、安心して信頼できる方法で始めたいという方に、オンラインピル診療・処方サービスのメデリピルがおすすめです。
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まとめ

今回の記事では、ピルを個人輸入することの危険性について紹介しました。個人輸入したピルは本物か分からず健康上のリスクも大きいため、ピルを服用する際は必ず病院やオンライン診療サービスにて医師から処方を受けた上ではじめましょう。低用量ピルを服用したいけど、薬を貰うために定期的に通院することが難しい方は、オンライン診療サービスを検討してみてはいかがでしょうか。

ピル服用中に予定より早く生理がきた!どうすればいい?原因や注意点をチェック!

ピル服用中に予定より早く生理がきた!どうすればいい?原因や注意点をチェック!

低用量ピルの服用中に、予定より早く生理が来ると不安になるものです。そもそもピルの服用中に、生理が来るかどうかわからない人もいるでしょう。この記事ではピル服用中に発生する「消退出血」と、それ以外の期間に生じる「不正出血」について説明します。ピルの仕組みを理解して、安心して服用を継続しましょう。

ピル服用中の生理(出血)の原因は大きく2つ

低用量ピルの服用中はホルモンバランスが調整されるため、毎月安定したタイミングで生理がきます。しかし初めて低用量ピルを服用した月は予定よりもやや生理が早く来ることもあります。
これは厳密には、生理とは別の理由で起こった出血です。
出血は大きく2つの原因に分けられます。ピルの休薬期間中に起こる「消退出血」と、それ以外の期間に起こる「不正出血」です。

消退出血│ピル服用中の生理(出血)の原因①

低用量ピルは、女性ホルモンのエストロゲンやプロゲステロンを摂取することで排卵を抑制する薬です。
ピルを服用していない場合、排卵に向けて子宮内膜は厚くなり妊娠しやすい体を作ります。しかしピル服用中は排卵が行われないため、着床する必要のない子宮内膜は薄い状態が保たれます。
低用量ピルには休薬期間が設けられており、休薬期間に薄い子宮内膜が剥がれることで微量の出血が起こります。この出血を「消退出血」といいます。
消退出血は、ピルの服用中であれば基本的に起こる現象ですから心配はいりません。また出血が起こっても排卵は抑制されており、妊娠の可能性はほとんどありません。

消退出血はいつ起こる?

消退出血は、低用量ピルの休薬期間に起こります。
休薬期間とは、低用量ピルの服用サイクルの中でピルを服用しない、もしくはプラセボ(偽薬)を服用し有効成分を摂取しない期間のことをいいます。
個人差はありますが、休薬期間が始まってから約2〜3日で消退出血は起こります。
またプラセボを含んだ28錠タイプの低用量ピルを服用している場合は、21錠の有効成分を含むピルを摂取した後、22日目から28日目の期間はプラセボを服用します。
プラセボを2〜3錠服用したタイミングで、消退出血が起こります。
消退出血が続く日数は、通常の生理と同じくらいの5日間ほどが一般的です。もちろん個人差はありますが、出血量が少ないためそれより短い期間で終了することもあります。

予定より早く生理(消退出血)がきたら?

正しくピルを服用していても、予定より早く生理が来ることもあります。
休薬期間であれば個人差の範囲にとどまることもありますが、休薬期間以外に出血が起こった場合は、不正出血の可能性があります。
不正出血の理由に心当たりがなければ、産婦人科医に相談することをおすすめします。特に、痛みや体調不調をともなう場合は早めに受診しましょう。

不正出血│ピル服用中の生理(出血)の原因②

低用量ピルの服用中で、かつ休薬期間よりも早く生理が来た場合は「不正出血」の可能性があります。
不正出血にはさまざまな原因があり、出血が起こっただけではその原因を特定できません。
ここでは、ピル服用中の不正出血の原因として考えられるものを3つ紹介します。

ピルの副作用

ピルの副作用のひとつとして、不正出血が現れることがあります。
副作用による不正出血は、ピルを初めて服用する女性の約20%にみられることが報告されています。
ピルに含まれる黄体ホルモンを内服することによる、ホルモンバランスの一時的な変化が原因とされています。
その後はピルの服用を継続することでホルモンバランスが安定し、不正出血は次第にみられなくなります。
そのためピルの服用を始めたばかりに起こる不正出血が一時的で軽度であれば、あまり気にする必要はありません。
しかし不正出血が2週間以上続いたり、痛みなどの症状を伴ったりする場合は、医師に相談しましょう。

妊娠

妊娠の初期症状として、不正出血が起こることがあります。
「ピルの服用中に妊娠することってあるの?」と驚く人もいるでしょう。低用量ピルの避妊効果は99.7%と非常に高いため、正しい服用をしている場合は妊娠の可能性はほとんどありません。
しかし飲み忘れや他の薬との飲み合わせによっては、ピルの避妊効果が落ちることがわかっています。
したがってピルの服用中であっても、妊娠の可能性が完全にゼロではなく、妊娠のサインとしての不正出血も起こりえます。

何らかの病気

ピルの服用中に不正出血が起きた場合、何らかの病気が関与していることも考えられます。痛みや出血量が多いなどの症状が伴うなら、なるべく早めに医師に相談しましょう。

・子宮筋腫、子宮内膜症、子宮腺筋症
これらの病気は、子宮内の組織や筋肉に異常が生じることで不正出血を引き起こす可能性があります。

・子宮頸がんと子宮体がん
子宮頸がんは子宮の入り口に、子宮体がんは子宮の中にできるがんで、不正出血も症状のひとつです。早期の発見と治療が望まれます。またピルの服用が病気を進行させてしまう可能性もあり、服用を中止する必要があります。

このほかにも、性感染症や性行為でできた傷が原因であることも考えられます。

生理(出血)中のピルの飲み方

予定よりも早く生理がきてしまった場合「ピルを飲んでもいいの?」という疑問を持つ人も多いでしょう。ここでは、生理が来た後のピルの服用方法について解説します。

ピルの飲み始めの場合

原則、ピルの服用スタートは生理初日からです。毎日服用を継続して、避妊効果を継続させます。ただし生理不順や産後などで生理がなかなかこない場合は、生理を待たずに服用をスタートすることもあります。この場合は、7日間は避妊効果を得ることができません。
また初めてピルを飲む人は、副作用として不正出血を起こすこともあります。痛みなどの症状がない場合は、そのまま服用を続けます。

休薬期間中の飲み方

ピルの服用中は、休薬期間に生理が訪れます。これは偽薬を飲む場合と、ピルを服用しない場合の2パターンに分かれます。
1シート21錠のピルは21日間毎日飲み続け、7日間の休薬期間をもうけます。
1シート28錠のピルは21日間毎日実薬を飲み、その後の7日の間はプラセボと呼ばれる、飲み忘れを防止するための偽薬を服用します。
また、超低用量ピルのヤーズとドロエチは4日間のプラセボ錠(偽薬)が含まれています。
どちらの方法でも避妊効果は変わらず、生理中に偽薬を飲み忘れても避妊効果が落ちることもありません。
28日目からは新しいシートのピルの服用を開始します。

不正出血が起こった場合

ピルを正しく服用していて、副作用の心当たりがない不正出血が起こった場合は医師に相談することをおすすめします。病気などの原因が潜んでいる可能性もありますので、早めの対処が必要です。

ピルを飲んでいるときの生理(出血)中の注意点

ピルの服用中であっても消退出血が起こるため、出血が起こったからといって慌てる必要はありません。
ただし、いくつか注意することもあります。

飲み忘れに注意

生理は休薬(偽薬)期間中に起こりますが、休薬期間明けの飲み忘れに注意しましょう。飲み忘れに気づいたら、できるだけ早く飲み忘れた分のピルを服用してください。飲み忘れた日のピルと、通常の予定通りのピルを同時に服用します。
その後、通常のピル服用スケジュールに戻ります。また 飲み忘れると避妊効果が低下する可能性があるため、ピルを7日間連続で服用するまでは避妊具を使用することをおすすめします。

消退出血がない

休薬期間中の消退出血がない場合は、妊娠している可能性もあります。
消退出血では、経血が少量出血します。この量には個人差があります。
ただし妊娠している場合は出血が起こらないため、毎月一定量の消退出血があったにもかかわらず急に見られなくなった場合は、妊娠検査薬を使用するか、産婦人科医の診療を受けて確認しましょう。

痛みを伴う場合

不正出血と合わせて痛みなどの症状が起こった際は、早めに医師の診療を受けましょう。子宮頸がんや子宮体がんの初期症状として不正出血が起こることもあり、早めの治療が必要です。また子宮頸がんは症状が出た際は進行していることも考えられるため、2年に1回の子宮頸がん検診をおすすめします。

予定より早く生理がきた時は、心配なら産婦人科医の診療を

正しくピルを服用していても、予定より早く生理が来ることがあります。個人差の範囲の場合もありますが、不正出血の可能性もあります。判断がつかなくて心配な場合は、産婦人科医に相談することをおすすめします。

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ピルの値段は高いって本当?相場や処方時にかかる金額を解説

ピルの値段は高いって本当?相場や処方時にかかる金額を解説

時々耳にする「低用量ピルの値段は高い」という噂は本当なのでしょうか?この記事では、低用量ピルの値段や保険適用の有無、処方時にかかる金額などについて、種類別・用途別に解説していきます。

ピルとは

ピルは2種類の女性ホルモン「エストロゲン」と「プロゲステロン」を配合した経口避妊薬として開発されたお薬です。避妊効果だけでなく、副効用として生理痛や生理不順に効果的とされています。エストロゲンの配合量によって種類が変わります。

ピルの種類と違い

ピルは、エストロゲンの配合量によって「低用量ピル」「超低用量ピル」「中用量ピル」「アフターピル」の4種類に分かれています。以下で、それぞれの特徴について説明していきます。

【低用量ピル】
低用量ピルは、配合されているエストロゲンの量が50μg(マイクログラム)以下のピルを指します。継続的な避妊を目的に処方されます。副効用として生理痛の軽減などがあり、それを目的に服用することもあります。また、卵巣がんや子宮体がんのリスクを減らし、肌荒れの改善などにも効果があるとされています。

【超低用量ピル】
超低用量ピルは、エストロゲンの配合量が低用量ピルよりもさらに少なく、30μg以下のものを指します。月経困難症や子宮内膜症の治療薬として服用されるもので、病院を受診して処方された場合は保険適用となります。

【中用量ピル】
中用量ピルは、エストロゲンの配合量が低用量ピルよりもさらに多く、50μg以上のピルを指します。基本的には生理日の移動で使用されています。なお、低用量ピルに比べ副作用が出やすいとされています。

【アフターピル】
アフターピルは、避妊失敗時に緊急避妊をする目的で服用するピルです。多量の女性ホルモンを体内に取り込み、受精卵の着床を防いだり排卵を遅らせたりすることで、望まない妊娠を防ぎます。性交渉後72時間以内の服用が推奨されており、早く服用すればするほど避妊効果が高まります。

ピルの用途と保険適用

低用量ピル

病院で低用量ピルを処方してもらう場合は、それが避妊目的か治療目的かによって保険適用の有無が変わります。避妊目的の場合のピルはOC(Oral Contraceptives)、治療目的の場合のピルはLEP(Low dose Estrogen Progestin)と呼ばれています。
この時、OCは自費負担、LEPは保険適用となります。

一方、病院ではなくオンライン処方サービスを利用して低用量ピルを処方してもらった場合、そのピルがOC・LEPのいずれであったとしても診療自体が自由診療の扱いになるため、保険適用にすることができません。この点には注意が必要です。

超低用量ピル

超低用量ピルに関しても、病院において治療目的で処方してもらった場合は保険適用が可能です。超低用量ピルは一般的に月経困難症や子宮内膜症の治療薬として利用されることが多いため、ほとんどの場合は保険適用になるでしょう。なお先ほどの低用量ピルと同じように、オンライン処方サービスの場合保険適用はできなくなります。

中用量ピル

中用量ピルの主な用途である生理日移動目的で処方してもらう場合は、自由診療であるため病院でもオンライン処方サービスでも保険適用外となります。しかし中用量ピルも、病院において生理不順の治療目的で処方されることがあり、その場合は保険適用になるケースがあります。

アフターピル

アフターピルが目的とする緊急避妊は、「病気の治療」には当たらないとされるため、保険適用外となります。

ピルの種類別・値段の相場

低用量ピル

保険適用の場合と自費負担の場合があります。
保険適用時の負担額…1,000〜3,000円程度
自費負担時の負担額…2,000〜3,000円程度

超低用量ピル

保険適用の場合と自費負担の場合があります。
保険適用時の負担額…600〜2,000円程度
自費負担時の負担額…7,000〜12,000円程度

中用量ピル

保険適用の場合と自費負担の場合があります。
保険適用時の負担額…2,000〜3,000円程度
自費負担時の負担額…5,000〜8,000円程度

アフターピル

保険適用にはならず、自費負担となります。
自費負担時の負担額…8,000〜20,000円程度

ピル処方時にかかる金額

病院

病院でピルを処方してもらう場合、薬本体の値段とは別に診療代や検査代などが必要となります。値段相場は下のようになっています。(実際の金額は施設や検査の内容により異なる可能性があります。)

〈診療代:初診料など含む〉
1,000〜3,000円程度
※大きな病院を紹介状を持たずに受診したときは7000円〜1万円の選定療養費が別にかかることがあります。

〈検査代〉
2,000〜4,000円程度

オンライン処方サービス

近頃では多くのオンラインピル処方サービスが登場しており、サービスごとにかかる金額も様々です。ここでは、オンライン診療・処方サービスである「メデリピル」の場合で説明していきます。
「メデリピル」でかかる金額は以下のようになっています。

〈診療代〉
低用量ピル・超低用量ピルの場合…無料
中用量ピル・アフターピルの場合…1,650円(税込)(メデリピルでの低用量ピルの処方が初めての場合、同時処方で診療代が無料になります)

〈送料〉
低用量ピル・超低用量ピルの場合…550円(税込)
中用量ピル・アフターピルの場合…無料
(低用量ピルでも送料無料になる「おまとめプラン」もあります)

まとめ

この記事では、「高い」と噂されがちなピルの値段について、種類別・用途別にご紹介しました。低用量ピルのプランには毎月数千円かかるものが多いですが、その分つらい生理痛の軽減や肌荒れの改善など、色々なメリットがあります。また、病院に行く時間がなかったり病院に行くことに抵抗があるという方は、オンラインでの診療・ピル処方サービスを利用するのがおすすめです。ピルを活用して、生理の悩みと上手く付き合っていけるといきましょう。

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ピルにジェネリックと新薬の違いはある?効果は同じなの?

ピルにジェネリックと新薬の違いはある?効果は同じなの?

ジェネリック医薬品という言葉を聞いたことがあっても、新薬(先発医薬品)との具体的な違いについては知らない人も多いでしょう。この記事では、ピルのジェネリック医薬品と新薬(先発医薬品)の違いについて解説しています。またピルの種類を紹介し、それぞれの効果や特徴についても紹介します。

ピルにもジェネリック医薬品があるの?

結論からお話しすると、ピルにもジェネリック医薬品と先発医薬品があります。
しかしジェネリック医薬品と先発医薬品について聞いたことはあるものの、細かな違いを知っている人は多くないかもしれません。

ジェネリック医薬品(後発医薬品)とは

医療用医薬品は「ジェネリック医薬品(後発医薬品)」「新薬(先発医薬品)」とに分けられます。
新薬(先発医薬品)を開発した企業は、一定期間その薬を独占して製造・販売する権利を得られます。特許が切れると、ほかの企業でも同じ成分を含んだ薬の製造と販売が可能になります。こうして作られた薬は、開発コストが新薬(先発医薬品)と比較して安いため価格も手頃になります。
これが、ジェネリック医薬品です。
ジェネリック医薬品は、厚生労働大臣の承認を受け、国の基準や法律に基づいて製造と販売が行われています
新薬(先発医薬品)と同様の有効成分を含んでおり、安全性も変わりません。同じ効果を得られて価格が手ごろなため、患者の金銭的な負担を軽減する選択肢として提案されることがあります。

新薬(先発医薬品)とは

先発医薬品とは、新しい薬効成分を最初に開発・承認・市場投入した医薬品で、新薬とも呼ばれます。
新薬(先発医薬品)の開発には、数十年にわたる研究期間と数十億から数百億円といった巨額の開発費用が必要です。さらに新薬(先発医薬品)の開発は成功するとは限らず、多くのリスクが伴います。
そのため新薬(先発医薬品)の開発に成功した医薬品メーカーには、その医薬品自体やその製造方法に対する特許権が与えられます。
この特許権は最大20年間続き、その間は特許を持つ企業はその薬を独占的に製造・販売できます。
薬の開発コストが高いため、価格はジェネリック医薬品と比較して高額になりますが、ジェネリック医薬品と安全性と効果は変わりません。

ジェネリック医薬品(後発医薬品)と新薬(先発医薬品)のピルに違いはある?

ピルにおいても、ジェネリック医薬品(後発医薬品)と新薬(先発医薬品)が存在し、どちらを選んでも効果の違いはありません。
ジェネリック医薬品と新薬(先発医薬品)の違いは、薬に含まれる有効成分とは別の添加物にあります。
ジェネリック医薬品は、飲みやすいように苦味をコーティングしたり、形を変更したりしています。また一般的にジェネリック医薬品の方が価格が抑えられているため、継続する必要のあるピルのランニングコストを抑えられます。

メデリピルが扱っているピル一覧

メデリピルでは14種類のピルを扱っており、ひとりひとりの体質や目的に合わせて処方しています。
ここではメデリピルが扱っている低用量ピル、超低用量ピル、中用量ピル、アフターピルの種類とそれぞれの効果と特徴を紹介していきます。

※ジェネリック医薬品には★を付けて、ピル名の後ろに(ジェネリック医薬品)と記載

低用量ピル

低用量ピルは避妊や生理痛の緩和を主な目的として使用されるピルで、副作用を引き起こす原因となる卵胞ホルモンの配合量が低いものを指します。
主な成分として卵胞ホルモンと黄体ホルモンの2つの女性ホルモンを含んでおり、これらのホルモンが配合されたピルを、通常21日間または28日間連続で服用します。
低用量ピルは含まれるホルモンのバランスによって「1相性」「3相性」に分けられます。
1相性のピルは、1シート内で卵胞ホルモンと黄体ホルモンの配合量が一定です。
3相性のピルには1シート内で3つの異なるホルモンの配合量が含まれています。
女性の体の中では、生理周期に合わせて卵胞ホルモンと黄体ホルモンのバランスが変化します。3相性のピルは体内のホルモン分泌の変動に近いといわれています。
さらに低用量ピルは黄体ホルモンの種類によって「第一世代」「第二世代」「第三世代」に分けられます。
これらのピルに含まれる黄体ホルモンは人工的に合成されたもので、第一世代はノルエチステロン、第二世代はレボノルゲストレル、第三世代はデソゲストレルという人工ホルモンが使用されています。いずれも避妊効果はほとんど同じですが、副作用や副次的効果に違いがあります。

・マーベロン28

黄体ホルモンとして第三世代のデソゲストレルが使用されており、男性ホルモンを抑える働きがあるためニキビの改善も期待できます。
21錠全てに同じバランスのホルモンが含まれている1相性の低用量ピルで、他のピルと同様に高い避妊効果が期待できます。

★ファボワール28錠(ジェネリック医薬品)

黄体ホルモンにデソゲストレルを使用した第三世代、1相性の低用量ピルです。マーベロン28のジェネリック医薬品で、有効成分はマーベロンと同じです。
皮脂の分泌を促す男性ホルモンを抑える働きがあるため、肌荒れやニキビの改善にも効果があるといわれています。

・トリキュラー28

ラベルフィーユの先発医薬品で、第二世代3相性の低用量ピルです。
第二世代の低用量ピルは、第一世代のピルと比較して副作用の不正出血が少ないのが特徴です。

・アンジュ28錠

第二世代、3相性の低用量ピルで、有効成分はトリキュラーやラベルフィーユと同等です。徐々にホルモン量を増やして摂取するため、副作用も少なく自然に近い生理周期を作れます。 

★ラベルフィーユ28錠(ジェネリック医薬品)

トリキュラー、アンジュのジェネリック医薬品です。有効成分はトリキュラー、アンジュと同じ3相性の低用量ピルです。
3相性のピルは飲む順番が決められており、体内のホルモンの増減に合わせてホルモンを摂取していきます。副作用の不正出血が少ないのも特徴です。

・シンフェーズ28錠

サンデースタートと呼ばれる飲み方をする低用量ピルです。生理が日曜日に始まった場合はその日から、月曜日に始まった場合は次の日曜日から飲み始めます。第一世代3相性で、経血量の減少や生理痛の緩和に効果的です。

超低用量ピル

超低用量ピルは、卵胞ホルモン(エストロゲン)の含有量が20㎍(マイクログラム)以下のものを指します。
低用量ピルが避妊目的で使用されるのに対して、超低用量ピルは主に「月経困難症」や「子宮内膜症」の治療薬として使用されます。

・ドロエチ配合錠(ジェネリック医薬品)

月経困難症の治療を目的とした、ヤーズ配合錠のジェネリック医薬品です。月経困難症による、痛みや不快な症状の軽減が期待されます。

★フリウェル配合錠ULD(ジェネリック医薬品)

ルナベル配合錠ULDのジェネリック医薬品です。28日間を1周期とする超低用量ピルで、生理の規則正しい周期をサポートします。

・ヤーズフレックス配合錠

最長120日間の連続服用が可能な超低用量ピルです。休薬期間は120日間の服用後、もしくは3日間連続で出血があった場合に設けられます。
避妊効果があり、長期間の生理を遅らせることができます。ただし、連続服用中に不正出血が起こる可能性があります。

・ヤーズ配合錠

ヤーズフレックス配合錠と名前が似ており成分もほぼ同じですが、服用方法が異なります。
ヤーズ配合上は1シート28錠で構成され、28日間を1周期とする超低用量ピルです4日間の偽薬が設けられており、偽薬中に生理が起こります。ニキビの改善にも効果があるといわれています。

・ルナベル配合錠ULD

フリウェル配合錠ULDの先発医薬品で、同様の効果があります。28日間を1周期として、21日間の服用のあと、7日間の休薬期間を設けます。月経困難症の改善に使用されます。

中用量ピル

低用量ピルと同じく、黄体ホルモンと卵胞ホルモンを配合した経口避妊薬です。
低用量ピルと比較して卵胞ホルモンの含有量が多く、頭痛や吐き気などの副作用が起きやすくなります。
月経困難症の改善、生理周期の移動などに用いられます。

・プラノバール

プラノバールは排卵を抑制し子宮内膜の増加を防ぐことで、生理痛や生理関連の病気を改善する中用量ピルです。月経に関連したトラブルの治療が可能で、月経困難症、頻発月経、稀発月経、過多月経、不正出血などの症状の緩和にも効果があります。ただし低用量ピルと比較して、吐き気や眠気、食欲不振など副作用が起こりやすいデメリットがあります。

・アフターピル

アフターピルは避妊失敗の後に使用される「緊急避妊薬」で、望まない妊娠を防ぐために使用します。
性行為後72時間以内の服用が推奨されており、できるだけ早く服用すれば避妊の効果が高まります。ただし72時間を超えてしまった場合でも、性行為後120時間以内に服用すれば一定の避妊効果があります。

・ノルレボ錠

ノルレボ錠には第二世代の黄体ホルモン、レボノルゲストレルが含有されています。
性行為後、72時間以内の服用で高い避妊効果を発揮します。吐き気や不正出血などの副作用が出ることがありますが、数日で自然に改善します。

★レボノルゲストレル錠(ジェネリック医薬品)

レボノルゲストレル錠はノルレボ錠のジェネリック医薬品で、含まれている有効成分と効果は同じです。ノルレボ錠と比較すると価格は安くなっています。

ピルのジェネリックには多くの種類がある

ピルには新薬とジェネリック医薬品が存在し、どちらも同じ効果と安全性を持っています。
ピルの処方には、医師による診療が必要です。医師に相談のうえで処方してもらいましょう。

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本記事では、ピルのジェネリックを中心に紹介しましたが、新薬だけでなくジェネリックの低用量ピルでも、女性ホルモンの量を調節することができ、生理痛を含む、生理における色々な不調を改善できる場合があります。
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ピル服用中におりものが出る原因や注意すべきおりものとは?

 

ピル服用中におりものが出る原因や注意すべきおりものとは?

ピルを服用しているときにおりものが出ることもあります。その原因や注意したいおりものの状態、病院を受診したほうがよいケースなどについて解説します。

ピルを飲んでいても「おりもの」は出る?

ピルを服用していても、おりものが出ることはあります

ただしそのおりものの原因が子宮がんや細菌、カンジダなどではない場合、ピルの服用でおりもの量が減ったり、おりものに関するトラブルが軽減したりすることが一般的です。ただし病気が原因のおりものは、ピルを服用していたとしても症状やトラブルが軽くなることはありません。

おりものとは

そもそも「おりもの」とは、女性の身体の中から“おりてくるもの”で、子宮、膣、汗腺から排出される酸性の分泌物のことをいいます。多くの場合、粘り気のある液体です。

役割

おりものには3つの大きな役割があります。

1つ目は「自浄作用」です。大腸菌やカンジダ真菌などの雑菌の繁殖を抑える働きがあります。

2つ目は「粘膜を守る」役割です。女性ホルモンであるエストロゲンの作用により、膣内が酸性となり、膣内部のうるおいを保ちます。

3つ目は「受精の手助けをする」役割です。排卵期にはおりものがゼリー状になり、精子がスムーズに到達するのをサポートします。

このように、おりものは女性の身体にとって必要な役割を担っているのです。

生理周期での変化

おりものは、生理周期で量や状態が変化します。これは、女性ホルモンである卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)の影響によるものです。生理周期ごとのおりものの量や状態は以下のとおりです。

・卵胞期前半:生理直後である卵胞期前半は、残った経血とおりものが混じり茶色っぽい色をしています。量は少なく、さらっとしているのが特徴です。

・卵胞期後半:排卵期に向け、おりものの量は増えてきます。

・排卵期:排卵期はおりものの量がもっとも多くなる時期です。透明で水っぽく、少し粘度があります。

・黄体期:黄体期になるとおりものの量が減っていきます。白く濁った色をしていて、粘度があり、ドロっとしています。

・生理前:生理前はおりものの量が再び増える時期で、臭いも強くなっていきます。黄体期同様に白く濁った色をしていて、粘度がありドロっとしています。生理が始まる数日前から、血液が少量混じることもあります。

年齢での変化

年齢によってもおりものは変化します。これは、女性ホルモン(エストロゲン)の量と深い関りがあるためです。年齢ごとのおりものの量や状態は以下のとおりです。

・初潮~10代:エストロゲンの分泌が高まる時期であることから、初潮を迎えるころからおりものの量が徐々に増えていきます。

・20代~30代前半:エストロゲンの分泌がピークを迎える時期で、おりものの量もピークに達します。生理やおりもの周期が安定しやすい時期でもあります。

・30代後半:30代後半になると、エストロゲンの分泌は徐々に減り始めます。おりものの変化などの自覚症状を感じることはまだ少ない年代です。

・40代~:エストロゲンの分泌が減少していきます。40代後半になればエストロゲンが一気に減り、生理が不規則になるなどの身体の症状が現れます。おりものの量は減っていき、周期も不規則になります。

・閉経後:閉経後は、エストロゲンがほとんど分泌されません。そのためおりものの量も一気に減ります。おりものには自浄作用がありますが、量が減るため膣内が乾燥しやすくなることもあります。

・妊娠時期:妊娠しているときはおりものの量が増えます。これは、胎児を細菌から守るために女性ホルモンが分泌され続けているためです。

注意したいおりもの

おりものは生理周期や年齢で変化しますが、状態によっては病気が潜んでいる可能性もあるため注意が必要です。ここでは、注意したいおりものの状態を解説します。

白くポロポロとしている

おりものの状態が白くポロポロとしていて、外陰部のかゆみがある場合は膣カンジダ症が疑われます。

黄色っぽい色で泡がまじり、悪臭がする

おりものの状態が黄色っぽい、または黄緑っぽい色をしていて、が混じっていたり、悪臭がする場合は要注意です。これらの状態に加えて、外陰部のかゆみも伴う場合は膣トリコモナス症が疑われます。

白っぽい、もしくは黄色っぽく、膿状

おりものの状態がっぽい、または黄色っぽい色をしていて膿状である場合や、腹痛や下腹部痛・発熱がある場合も注意が必要です。

こういった状態のおりものが見られる場合は、淋菌感染症性器クラミジア感染症細菌性腟症非特異性膣炎骨盤腹膜炎などが考えられます。

ピルを飲んでいるときにおりものが出る理由

ピルを飲んでいると、茶色いおりものが出ることがあります。その理由を解説します。

低用量ピルの副作用によるもの

低用量ピルは体内のホルモンバランスを整える薬です。体内のホルモンバランスが変化することで、茶色いおりものや出血が出ることがあります。これは低用量ピルの副作用のひとつです。
服用しはじめた時期は副作用が出やすいですが、多くの場合ピルを服用し続けることで、2〜3か月ほど経てば副作用もおさまっていきます。

服用しはじめの副作用に関しては、下記の記事で詳しく説明しているので、あわせてチェックしてみてください。

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消退出血が原因

低用量ピルを休薬している期間は、消退出血(生理)が起こります。このとき少量の出血がおりものに混じることがあります。

ピルの飲み忘れによる不正出血が原因

低用量ピルを飲み忘れると、体内の女性ホルモン量が減少することがあります。それにより不正出血が生じ、おりものに血が混じることがあります。
ピルの飲み忘れは不正出血が起こることがあるため、飲み忘れないように注意してください。

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妊娠の可能性

妊娠超初期は、おりものの量が多くなります。また着床によって子宮内膜が傷つき、出血が起こります。そのため、おりものに少量の出血が混じって茶色っぽいおりものやピンク色のおりものが出ることがあります。

膣内が傷ついている

性行為や自慰行為による強い摩擦、膣内の検査などによって物理的に膣内が傷つくと、出血することがあります。これにより、血が混じったおりものが出ることがあります。膣内が傷つくことがあったかどうか確認しましょう。

ピル服用中のおりもの、こんなときには病院へ

茶色っぽいおりものや鮮血が混じったおりものが出る

低用量ピルを飲み始めてから1ヶ月以上経過しているのにもかかわらず、出血が混じった茶色っぽいおりものが出る場合は病院を受診しましょう。

また鮮血が混じったおりものが出る場合は、細菌感染やがん・ポリープの可能性も考えられます。早めに医師に相談するようにしてください。

腰痛や腹痛を伴う場合

茶色っぽいおりものが出ていて、慢性的に腰痛や腹痛を伴う場合も病院を受診してください。子宮筋腫やクラミジア、がんなどの疑いがあります。

色や臭いなど異常を感じたら

おりものの色が白っぽい、黄色っぽい、強い臭いを感じる、量が多いなどいつもと違う場合は、病気の可能性があります。

ピルを服用していてもおりものが出るときがある

ただし病気が原因の場合は、ピルを服用していてもおりものが出ます。おりものの状態をチェックして、いつもと違うようなら病院を受診しましょう。

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アフターピルは何科でもらえる?ドラッグストアやネットでは買えない?値段や正しい入手方法を解説

アフターピルは望まない妊娠を避けるための緊急避妊薬ですが、いったい何科に行けばもらえるのでしょうか?近くのドラッグストアやネットで購入できるのか、いくらかかるのかを解説していきます。緊急時に焦らないために理解しておきましょう。

アフターピルは何種類?いくらかかる?

アフターピルにはいくつか種類があります。
しかし、現在日本で承認がおりているのはノルレボ錠(レボノルゲストレル)と呼ばれるアフターピルのみです。
かつては、中用量ピルのプラノバールを用いた「ヤッぺ法」という方法もありましたが、妊娠を予防する効果は少し低いため注意が必要です。
また、海外で使用されているアフターピルは日本では未承認のため、取り扱いのある医療機関は少ないとされています。

いずれにしてもアフターピルは避妊目的であり治療目的ではないため、保険適用にはならないので注意しましょう。

ノルレボ錠(レボノルゲストレル錠)

ノルレボ錠は避妊に失敗したとされる性交渉後72時間以内に1錠服用することで高い避妊効果を得られるのが特徴です。また、ジェネリックであるレボノルゲストレル錠も同様の効果を得ることができます。
一般的に9,000円から12,000円が相場とされています。病院やクリニックの場合、薬代のほかに診療代や処方箋発行料などがかかります。オンライン診療の場合は診察代のほかに郵送料がかかることがあります。

エラ錠・エラワン

エラ錠やエラワンは、海外で一般的に使用されているアフターピルです。
日本では未承認な薬のため、副作用がおきた場合の補償(医薬品副作用被害救済制度)の対象にならないことに注意してください。
海外ではすでに安全性や効果が承認されており、避妊に失敗とされる性交渉後120時間以内に服用することで一定の避妊効果を得ることのできる薬です。
8,000円から10,000円が相場で、ノルレボ錠より多少安価ではありますが、日本では取り扱いのある医療機関は少ないため、受診するまえにホームページや電話等で事前に確認するとよいでしょう。

アフターピルは何科に行けばもらえる?

アフターピルは産婦人科か婦人科を受診し、医師の診察後、処方されるのが一般的ですが、内科などのクリニックでも処方しているところがあります。
処方後は、病院内もしくは薬局でアフターピルを受け取ります。
厚生労働省が、アフターピルを希望する場合に対面診療が可能な医療機関の一覧を都道府県別に公開しているので、受診先を探す上で参考にしてみてください。

▶ 緊急避妊に係る取組について(厚生労働省)

産婦人科の診察は何する?

アフターピルを希望する場合、病院ではなにをするのか不安な方も多いのではないでしょうか。
基本的に、病院を受診したら問診票を記入します。ここには避妊に失敗したとされる性行為の日時や前回の生理日などを記入するので、事前に控えておくとよいです。
そして、問診票に基づいて医師の問診を受けます。ここでは、アフターピルの使用方法や起きやすい副作用について医師から説明があるため、きちんと聞いておきましょう。
通常は問診のみで処方をおこない、内診や血液検査や尿検査をおこなうことはありません。しかし医師が必要と考えるときは、内診を行うこともあります。

病院以外での入手方法

アフターピルは産婦人科などでもらえることがわかりましたが、病院以外で手に入れる方法はないのか見ていきましょう。

薬局

アフターピルは基本的に薬局での購入はできません。しかし、2023年10月から一部の指定薬局でアフターピルの試験販売が始まりました。医師の処方箋がなくても薬剤師の指導のもと、アフターピルを購入できます。
ただ、どこの薬局でも購入できるわけではないのと調査研究への参加の同意がないと購入できないため、事前に公式ホームページで購入ステップを確認しましょう。

オンライン診療サービス

近年、医師がオンライン上で診療とアフターピルの処方を行ってくれるサービスが普及してきました。
薬を受け取りに行かずとも、自宅まで届くため、当日病院の予約が埋まってしまっている場合や、病院が開いている時間に受診できない方にもおすすめです。
オンラインピル診療・処方サービスのメデリピルでは最短当日発送、東京23区内であれば診療当日にお届けする「当日お届けプラン」※もあるため、急いでいても安心して利用できます。

※診療時間によって変わります。また、別途送料3,850円(税込)がかかります

アフターピルはネットで買える?

アフターピルはネットの通販サイトなどで購入できる場合がありますが、危険が潜んでいることがあります。
なぜならば、国内の通販サイトでも輸入品を扱っていたりすることが多く、偽造品が届いたり、破損して届いた場合、避妊効果が得られないだけでなく体に悪影響を及ぼす可能性があります。
また、個人輸入となった場合、体に異変が起きた場合でも補償がありませんので安易な利用は避けましょう。

アフターピルの効果はいつから?

アフターピル服用後、3日から4日で消退出血という生理より短く少ない出血が起こることがあります。
これはアフターピルによる避妊が成功したサインとされています。
しかし、消退出血には個人差があり必ずしも現れるわけではありません。
消退出血がなくとも、通常の生理が来た場合にも避妊に成功しているといえます。
いずれも出血がない場合には、アフターピル服用から3週間を目安に妊娠検査薬で確認しましょう。

消退出血か生理か判断がつかない場合

消退出血も生理も個人差があるため、どちらなのか判断がつかないという方もいらっしゃいます。もし判断が難しい場合は、アフターピル服用から3週間後に妊娠検査薬で確認しましょう。妊娠検査が陰性であれば、避妊に成功したと考えられます。

まとめ

緊急時にしか服用しないアフターピルは、いざ必要になると、何科でもらえるのか、費用はいくらかかるのか焦ってしまうでしょう。
しかし、避妊効果が発揮できる時間が限られているアフターピルは、落ち着いて対処する必要があります。
現在は病院の受診が難しい場合でもオンライン診療サービスも普及しているため、状況に応じて購入方法を選択しましょう。
服用後、副作用などの不安なことがある場合は医師へ相談するようにしてくださいね。

アフターピルの処方ならメデリピル

オンラインピル診療・処方サービスの「メデリピル」ではアフターピルの取り扱いもあります。
メデリピルは、ピルが初めての方にも安心して利用していただける体制が整っています。

診療と処方を担当するのは、現役の産婦人科医のみで、診療時間も夜23時まで対応しているので、病院が開いていない時間にもアフターピルを処方してもらえます。
診療は音声通話かビデオ通話を選べるので、カメラオフでも診療を受けることができます。
アフターピルは、送料無料・最短当日発送でお届けします。東京23区内にお住まいであれば、別途送料3,850円(税込)で、処方されたその日にお届けする「当日お届けプラン」を利用することが可能です。(受付時間に限りがあります)
また、副作用が不安な方には吐き気止めなどの副作用緩和薬も同時に処方してもらえます。
今後も継続的に避妊していきたいという方には、低用量ピルも一緒に処方してもらうことができます。また、初めてメデリピルで低用量ピルを処方された場合、アフターピルと同時に処方されることでアフターピルの診療代1,650円が無料となります。
病院に行けなくとも、メデリピルのようなオンラインでのピル診療・処方サービスを利用するのもひとつの手段です。
こういった選択肢があることも知っておくと、いざという時に安心ですね。

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ピルと亜鉛の飲み合わせは危険?気になるピルと亜鉛の関係性について解説

ピル服用中に亜鉛を摂取したいけど、併用しても体に影響はないのか事前に知っておきたいですよね。
また、ほかにも亜鉛の正しい摂取方法などを解説していきます。

亜鉛とは?

亜鉛は体内にわずかに存在するミネラルの1つです。DNAの合成や、酵素・タンパク質・核酸・コラーゲンなどの合成のはたらきに必要不可欠な栄養素です。食事をしたときに味がするのも亜鉛のおかげであり、ほかにも体の維持や治癒、老化を抑える効果があるとされています。しかし、亜鉛は体内で作ることができないため、とても不足しやすいミネラルといえます。

亜鉛のメリット・デメリット

亜鉛は生きていく上で必要な栄養素ですが、摂取することでメリット・デメリットがあるのでしょうか。

メリット

亜鉛が不足していると、皮膚の傷やニキビ、口内炎が治りにくかったり、味覚の異常、食欲低下、下痢、貧血、脱毛、不妊、視野の低下、免疫低下によって感染が起きやすくなったりします。このような症状がある場合、亜鉛をおぎなうことで症状が軽くなるメリットがあります。

参照:https://www.ejim.ncgg.go.jp/pro/overseas/c03/19.html

デメリット

亜鉛はサプリメントなどで過剰摂取すると、「急性亜鉛中毒」を発症する場合もあります。
急性亜鉛中毒は吐き気やめまい、胃腸障害が起きたりします。

ピルと亜鉛の飲み合わせは大丈夫?

低用量ピルを日常的に服用している方は亜鉛を併用しても問題ないのかという疑問ですが、結論、併用しても直ぐに体に異変が起きることはありません。

低用量ピルを服用している女性は、亜鉛が低くなりがちといわれています。
低用量ピルを服用している女性が亜鉛不足にならないように注意が必要です。

亜鉛を正しく摂るには?

亜鉛を吸収しやすくなるとされる栄養素もあります。ビタミンCと亜鉛は相性が良いとされています。亜鉛のサプリメントを使用するときは、1日40mgを超えないように用法用量を守って使用してください。

亜鉛不足になってしまう摂り方

同時に摂取することで亜鉛の吸収が阻害されてしまう食品や栄養素もあります。
加工食品やスナック菓子に含まれるポリリン酸、フィチン酸は亜鉛と結合してしまうため吸収に影響を与えるとされています。
また、カルシウムも多量に摂取したり、コーヒーと一緒に摂取することは亜鉛の吸収を妨げます。しかし、摂取する時間をずらすことで問題なく摂取できます。
キノロン系またはテトラサイクリン系抗菌薬と亜鉛は一緒に摂取すると、お互いの吸収をさまたげてしまいます。4~6時間あけて摂取することをおすすめします。
そして、アルコールを飲むと亜鉛が体から排出されやすくなるため、アルコールを沢山飲む方は亜鉛不足になりやすいと言われています。
ほかにも、慢性的な下痢があるかた、妊娠中や授乳中の方、激しい運動、ベジタリアンの方も亜鉛不足になりやすいため注意してください。

亜鉛を多く摂取できる食べ物

亜鉛はサプリメントでも摂取できますが、過剰摂取を避けるためにも、まずは食べ物から摂取するとよいでしょう。
亜鉛を多く含む食べ物は、肉や魚、穀類や卵です。なかでも、牡蠣やレバー、カシューナッツ、赤身のお肉、油揚げ、ほたて、ズワイガニなどが挙げられます。
手軽なサプリメントを使用するときは、バランスのよい食事に加え、サプリメントの用法用量を守って使用するようにしましょう。

参照:https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/eiyouso/mineral-zn-cu.html

まとめ

ここまで亜鉛の基礎知識やピルとの飲み合わせについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。
亜鉛は体内で作ることができないですが、生きていく上で必要な栄養素です。
また、女性にとってピルを服用することで改善できる症状がたくさんあります。両者メリットがある中で、亜鉛も適度に摂取することが理想的です。

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