ピルと亜鉛の飲み合わせは危険?気になるピルと亜鉛の関係性について解説

ピル
更新日:2025.04.23
ピルと亜鉛の飲み合わせは危険?気になるピルと亜鉛の関係性について解説

ピル服用中に亜鉛を摂取したいけど、併用しても体に影響はないのか事前に知っておきたいですよね。
また、ほかにも亜鉛の正しい摂取方法などを解説していきます。

亜鉛とは?

亜鉛は体内にわずかに存在するミネラルの1つです。DNAの合成や、酵素・タンパク質・核酸・コラーゲンなどの合成のはたらきに必要不可欠な栄養素です。食事をしたときに味がするのも亜鉛のおかげであり、ほかにも体の維持や治癒、老化を抑える効果があるとされています。しかし、亜鉛は体内で作ることができないため、とても不足しやすいミネラルといえます。

亜鉛のメリット・デメリット

亜鉛は生きていく上で必要な栄養素ですが、摂取することでメリット・デメリットがあるのでしょうか。

メリット

亜鉛が不足していると、皮膚の傷やニキビ、口内炎が治りにくかったり、味覚の異常、食欲低下、下痢、貧血、脱毛、不妊、視野の低下、免疫低下によって感染が起きやすくなったりします。このような症状がある場合、亜鉛をおぎなうことで症状が軽くなるメリットがあります。

参照:厚生労働省「亜鉛」

デメリット

亜鉛はサプリメントなどで過剰摂取すると、「急性亜鉛中毒」を発症する場合もあります。
急性亜鉛中毒は吐き気やめまい、胃腸障害が起きたりします。

ピルと亜鉛の飲み合わせは大丈夫?

低用量ピルを日常的に服用している方は亜鉛を併用しても問題ないのかという疑問ですが、結論、併用しても直ぐに体に異変が起きることはありません。

低用量ピルを服用している女性は、亜鉛が低くなりがちといわれています。
低用量ピルを服用している女性が亜鉛不足にならないように注意が必要です。

亜鉛を正しく摂るには?

亜鉛を吸収しやすくなるとされる栄養素もあります。ビタミンCと亜鉛は相性が良いとされています。亜鉛のサプリメントを使用するときは、1日40mgを超えないように用法用量を守って使用してください。

亜鉛不足になってしまう摂り方

同時に摂取することで亜鉛の吸収が阻害されてしまう食品や栄養素もあります。
加工食品やスナック菓子に含まれるポリリン酸、フィチン酸は亜鉛と結合してしまうため吸収に影響を与えるとされています。
また、カルシウムも多量に摂取したり、コーヒーと一緒に摂取することは亜鉛の吸収を妨げます。しかし、摂取する時間をずらすことで問題なく摂取できます。
キノロン系またはテトラサイクリン系抗菌薬と亜鉛は一緒に摂取すると、お互いの吸収をさまたげてしまいます。4~6時間あけて摂取することをおすすめします。
そして、アルコールを飲むと亜鉛が体から排出されやすくなるため、アルコールを沢山飲む方は亜鉛不足になりやすいと言われています。
ほかにも、慢性的な下痢があるかた、妊娠中や授乳中の方、激しい運動、ベジタリアンの方も亜鉛不足になりやすいため注意してください。

亜鉛を多く摂取できる食べ物

亜鉛はサプリメントでも摂取できますが、過剰摂取を避けるためにも、まずは食べ物から摂取するとよいでしょう。
亜鉛を多く含む食べ物は、肉や魚、穀類や卵です。なかでも、牡蠣やレバー、カシューナッツ、赤身のお肉、油揚げ、ほたて、ズワイガニなどが挙げられます。
手軽なサプリメントを使用するときは、バランスのよい食事に加え、サプリメントの用法用量を守って使用するようにしましょう。

参照:健康長寿ネット「亜鉛の働きと1日の摂取量」

まとめ

ここまで亜鉛の基礎知識やピルとの飲み合わせについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。
亜鉛は体内で作ることができないですが、生きていく上で必要な栄養素です。
また、女性にとってピルを服用することで改善できる症状がたくさんあります。両者メリットがある中で、亜鉛も適度に摂取することが理想的です。

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淀川キリスト教病院 医長
柴田 綾子
2011年群馬大学を卒業後に沖縄で初期研修し、2013年より淀川キリスト教病院で産婦人科診療を行う。 2022年よりmederi株式会社において、mederi主催のセミナーやイベントに登壇、mederi magazineの記事監修を担当などを担当。

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