ピルにジェネリックと新薬の違いはある?効果は同じなの?

ピル
2024.01.22

ピルにジェネリックと新薬の違いはある?効果は同じなの?

ジェネリック医薬品という言葉を聞いたことがあっても、新薬(先発医薬品)との具体的な違いについては知らない人も多いでしょう。この記事では、ピルのジェネリック医薬品と新薬(先発医薬品)の違いについて解説しています。またピルの種類を紹介し、それぞれの効果や特徴についても紹介します。

ピルにもジェネリック医薬品があるの?

結論からお話しすると、ピルにもジェネリック医薬品と先発医薬品があります。
しかしジェネリック医薬品と先発医薬品について聞いたことはあるものの、細かな違いを知っている人は多くないかもしれません。

ジェネリック医薬品(後発医薬品)とは

医療用医薬品は「ジェネリック医薬品(後発医薬品)」「新薬(先発医薬品)」とに分けられます。
新薬(先発医薬品)を開発した企業は、一定期間その薬を独占して製造・販売する権利を得られます。特許が切れると、ほかの企業でも同じ成分を含んだ薬の製造と販売が可能になります。こうして作られた薬は、開発コストが新薬(先発医薬品)と比較して安いため価格も手頃になります。
これが、ジェネリック医薬品です。
ジェネリック医薬品は、厚生労働大臣の承認を受け、国の基準や法律に基づいて製造と販売が行われています
新薬(先発医薬品)と同様の有効成分を含んでおり、安全性も変わりません。同じ効果を得られて価格が手ごろなため、患者の金銭的な負担を軽減する選択肢として提案されることがあります。

新薬(先発医薬品)とは

先発医薬品とは、新しい薬効成分を最初に開発・承認・市場投入した医薬品で、新薬とも呼ばれます。
新薬(先発医薬品)の開発には、数十年にわたる研究期間と数十億から数百億円といった巨額の開発費用が必要です。さらに新薬(先発医薬品)の開発は成功するとは限らず、多くのリスクが伴います。
そのため新薬(先発医薬品)の開発に成功した医薬品メーカーには、その医薬品自体やその製造方法に対する特許権が与えられます。
この特許権は最大20年間続き、その間は特許を持つ企業はその薬を独占的に製造・販売できます。
薬の開発コストが高いため、価格はジェネリック医薬品と比較して高額になりますが、ジェネリック医薬品と安全性と効果は変わりません。

ジェネリック医薬品(後発医薬品)と新薬(先発医薬品)のピルに違いはある?

ピルにおいても、ジェネリック医薬品(後発医薬品)と新薬(先発医薬品)が存在し、どちらを選んでも効果の違いはありません。
ジェネリック医薬品と新薬(先発医薬品)の違いは、薬に含まれる有効成分とは別の添加物にあります。
ジェネリック医薬品は、飲みやすいように苦味をコーティングしたり、形を変更したりしています。また一般的にジェネリック医薬品の方が価格が抑えられているため、継続する必要のあるピルのランニングコストを抑えられます。

メデリピルが扱っているピル一覧

メデリピルでは14種類のピルを扱っており、ひとりひとりの体質や目的に合わせて処方しています。
ここではメデリピルが扱っている低用量ピル、超低用量ピル、中用量ピル、アフターピルの種類とそれぞれの効果と特徴を紹介していきます。

※ジェネリック医薬品には★を付けて、ピル名の後ろに(ジェネリック医薬品)と記載

低用量ピル

低用量ピルは避妊や生理痛の緩和を主な目的として使用されるピルで、副作用を引き起こす原因となる卵胞ホルモンの配合量が低いものを指します。
主な成分として卵胞ホルモンと黄体ホルモンの2つの女性ホルモンを含んでおり、これらのホルモンが配合されたピルを、通常21日間または28日間連続で服用します。
低用量ピルは含まれるホルモンのバランスによって「1相性」「3相性」に分けられます。
1相性のピルは、1シート内で卵胞ホルモンと黄体ホルモンの配合量が一定です。
3相性のピルには1シート内で3つの異なるホルモンの配合量が含まれています。
女性の体の中では、生理周期に合わせて卵胞ホルモンと黄体ホルモンのバランスが変化します。3相性のピルは体内のホルモン分泌の変動に近いといわれています。
さらに低用量ピルは黄体ホルモンの種類によって「第一世代」「第二世代」「第三世代」に分けられます。
これらのピルに含まれる黄体ホルモンは人工的に合成されたもので、第一世代はノルエチステロン、第二世代はレボノルゲストレル、第三世代はデソゲストレルという人工ホルモンが使用されています。いずれも避妊効果はほとんど同じですが、副作用や副次的効果に違いがあります。

・マーベロン28

黄体ホルモンとして第三世代のデソゲストレルが使用されており、男性ホルモンを抑える働きがあるためニキビの改善も期待できます。
21錠全てに同じバランスのホルモンが含まれている1相性の低用量ピルで、他のピルと同様に高い避妊効果が期待できます。

★ファボワール28錠(ジェネリック医薬品)

黄体ホルモンにデソゲストレルを使用した第三世代、1相性の低用量ピルです。マーベロン28のジェネリック医薬品で、有効成分はマーベロンと同じです。
皮脂の分泌を促す男性ホルモンを抑える働きがあるため、肌荒れやニキビの改善にも効果があるといわれています。

・トリキュラー28

ラベルフィーユの先発医薬品で、第二世代3相性の低用量ピルです。
第二世代の低用量ピルは、第一世代のピルと比較して副作用の不正出血が少ないのが特徴です。

・アンジュ28錠

第二世代、3相性の低用量ピルで、有効成分はトリキュラーやラベルフィーユと同等です。徐々にホルモン量を増やして摂取するため、副作用も少なく自然に近い生理周期を作れます。 

★ラベルフィーユ28錠(ジェネリック医薬品)

トリキュラー、アンジュのジェネリック医薬品です。有効成分はトリキュラー、アンジュと同じ3相性の低用量ピルです。
3相性のピルは飲む順番が決められており、体内のホルモンの増減に合わせてホルモンを摂取していきます。副作用の不正出血が少ないのも特徴です。

・シンフェーズ28錠

サンデースタートと呼ばれる飲み方をする低用量ピルです。生理が日曜日に始まった場合はその日から、月曜日に始まった場合は次の日曜日から飲み始めます。第一世代3相性で、経血量の減少や生理痛の緩和に効果的です。

超低用量ピル

超低用量ピルは、卵胞ホルモン(エストロゲン)の含有量が20㎍(マイクログラム)以下のものを指します。
低用量ピルが避妊目的で使用されるのに対して、超低用量ピルは主に「月経困難症」や「子宮内膜症」の治療薬として使用されます。

・ドロエチ配合錠(ジェネリック医薬品)

月経困難症の治療を目的とした、ヤーズ配合錠のジェネリック医薬品です。月経困難症による、痛みや不快な症状の軽減が期待されます。

★フリウェル配合錠ULD(ジェネリック医薬品)

ルナベル配合錠ULDのジェネリック医薬品です。28日間を1周期とする超低用量ピルで、生理の規則正しい周期をサポートします。

・ヤーズフレックス配合錠

最長120日間の連続服用が可能な超低用量ピルです。休薬期間は120日間の服用後、もしくは3日間連続で出血があった場合に設けられます。
避妊効果があり、長期間の生理を遅らせることができます。ただし、連続服用中に不正出血が起こる可能性があります。

・ヤーズ配合錠

ヤーズフレックス配合錠と名前が似ており成分もほぼ同じですが、服用方法が異なります。
ヤーズ配合上は1シート28錠で構成され、28日間を1周期とする超低用量ピルです4日間の偽薬が設けられており、偽薬中に生理が起こります。ニキビの改善にも効果があるといわれています。

・ルナベル配合錠ULD

フリウェル配合錠ULDの先発医薬品で、同様の効果があります。28日間を1周期として、21日間の服用のあと、7日間の休薬期間を設けます。月経困難症の改善に使用されます。

中用量ピル

低用量ピルと同じく、黄体ホルモンと卵胞ホルモンを配合した経口避妊薬です。
低用量ピルと比較して卵胞ホルモンの含有量が多く、頭痛や吐き気などの副作用が起きやすくなります。
月経困難症の改善、生理周期の移動などに用いられます。

・プラノバール

プラノバールは排卵を抑制し子宮内膜の増加を防ぐことで、生理痛や生理関連の病気を改善する中用量ピルです。月経に関連したトラブルの治療が可能で、月経困難症、頻発月経、稀発月経、過多月経、不正出血などの症状の緩和にも効果があります。ただし低用量ピルと比較して、吐き気や眠気、食欲不振など副作用が起こりやすいデメリットがあります。

・アフターピル

アフターピルは避妊失敗の後に使用される「緊急避妊薬」で、望まない妊娠を防ぐために使用します。
性行為後72時間以内の服用が推奨されており、できるだけ早く服用すれば避妊の効果が高まります。ただし72時間を超えてしまった場合でも、性行為後120時間以内に服用すれば一定の避妊効果があります。

・ノルレボ錠

ノルレボ錠には第二世代の黄体ホルモン、レボノルゲストレルが含有されています。
性行為後、72時間以内の服用で高い避妊効果を発揮します。吐き気や不正出血などの副作用が出ることがありますが、数日で自然に改善します。

★レボノルゲストレル錠(ジェネリック医薬品)

レボノルゲストレル錠はノルレボ錠のジェネリック医薬品で、含まれている有効成分と効果は同じです。ノルレボ錠と比較すると価格は安くなっています。

ピルのジェネリックには多くの種類がある

ピルには新薬とジェネリック医薬品が存在し、どちらも同じ効果と安全性を持っています。
ピルの処方には、医師による診療が必要です。医師に相談のうえで処方してもらいましょう。

メデリピルなら安心して始められる

本記事では、ピルのジェネリックを中心に紹介しましたが、新薬だけでなくジェネリックの低用量ピルでも、女性ホルモンの量を調節することができ、生理痛を含む、生理における色々な不調を改善できる場合があります。
オンラインピル診療・処方サービスのメデリピルでは、現役の産婦人科医が診療から処方までをオンライン上で行い、自宅にピルが届くので、オンラインでも安心してピルを始めることができます。
メデリピルでは、ご自身に合ったピルを医師と相談しながら決めることができ、サービス利用期間中であれば診療代はずっと無料なので、服用中の不安なことや悩みを、いつでも医師に相談することができるサポート体制が整っています。
また、低用量ピル定期便 ※1 の場合、初月ピル代0円 ※2 で始めることができます。まずは試してみたい!という方におすすめです。

※1 3回目受け取りまで解約不可
※2 別途送料550円

メデリピルは、いつでもスマホから簡単に受診できる、「誠実」と「続けやすい」を大事にしたオンラインピル診療サービスです。初月ピル代無料、診療代はずっと無料。国内最安クラスで提供しています。
※医師の診療時に処方された場合、最低3シートは服用いただいた上でご自身に合っているか判断していただきたいため、3回目受け取りまでは解約は不可となります

メデリピルについて詳しく知る
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メデリピルの5つのこだわり

1ヶ月無料のお試し期間

ピル初心者の方でも安心して服用いただけるよう、低用量ピルは初月無料でお届けします。
※医師の診療時に処方された場合、最低3シートは服用いただいた上でご自身に合っているか判断していただきたいため、3回目受け取りまでは解約は不可となります
※2ヶ月目以降は、低用量ピル代2,970円(税込)

診療担当するのは現役の産婦人科医

専門的な知識を持った現役産婦人科医が診療を担当をするので、生理やカラダに関する不安や疑問を安心して相談することができます。

何度でも診療・再診無料

服用中の体調や副作用など、産婦人科の専門医にいつでも気軽にご相談ください。

予約から診療までLINEで簡単

診療予約や、予約日・配送日やプラン変更など、LINE一つで行うことができます。

正しい知識をお届け

ピルや女性のカラダに関する知識を定期的にお届けしています。

※メデリピルは医療機関とユーザーを繋ぐプラットフォームです
※診療やピルの処方等は保険適用外・自由診療であり、医療機関に所属する医師が行います

監修者

淀川キリスト教病院 産婦人科専門医
柴田 綾子
世界遺産15カ国ほど旅行した経験から母子保健に関心を持ち産婦人科医となる。 2011年群馬大学を卒業後に沖縄で初期研修し2013年より現職。著書:患者さんの悩みにズバリ回答!女性診療エッセンス100(日本医事新報社)、明日からできる! ウィメンズヘルスケア マスト&ミニマム(診断と治療社)など。

※1 初月無料は低用量ピルのみ対象となり、別途送料550円(税込)かかります

※2 低用量ピル/超低用量ピルのみ対象となります

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