アフターピルは何科でもらえる?ドラッグストアやネットでは買えない?値段や正しい入手方法を解説

ピル
更新日:2024.06.27

アフターピルは望まない妊娠を避けるための緊急避妊薬ですが、いったい何科に行けばもらえるのでしょうか?近くのドラッグストアやネットで購入できるのか、いくらかかるのかを解説していきます。緊急時に焦らないために理解しておきましょう。

アフターピルは何種類?いくらかかる?

アフターピルにはいくつか種類があります。
しかし、現在日本で承認がおりているのはノルレボ錠(レボノルゲストレル)と呼ばれるアフターピルのみです。
かつては、中用量ピルのプラノバールを用いた「ヤッぺ法」という方法もありましたが、妊娠を予防する効果は少し低いため注意が必要です。
また、海外で使用されているアフターピルは日本では未承認のため、取り扱いのある医療機関は少ないとされています。

いずれにしてもアフターピルは避妊目的であり治療目的ではないため、保険適用にはならないので注意しましょう。

ノルレボ錠(レボノルゲストレル錠)

ノルレボ錠は避妊に失敗したとされる性交渉後72時間以内に1錠服用することで高い避妊効果を得られるのが特徴です。また、ジェネリックであるレボノルゲストレル錠も同様の効果を得ることができます。
一般的に9,000円から12,000円が相場とされています。病院やクリニックの場合、薬代のほかに診療代や処方箋発行料などがかかります。オンライン診療の場合は診察代のほかに郵送料がかかることがあります。

エラ錠・エラワン

エラ錠やエラワンは、海外で一般的に使用されているアフターピルです。
日本では未承認な薬のため、副作用がおきた場合の補償(医薬品副作用被害救済制度)の対象にならないことに注意してください。
海外ではすでに安全性や効果が承認されており、避妊に失敗とされる性交渉後120時間以内に服用することで一定の避妊効果を得ることのできる薬です。
8,000円から10,000円が相場で、ノルレボ錠より多少安価ではありますが、日本では取り扱いのある医療機関は少ないため、受診するまえにホームページや電話等で事前に確認するとよいでしょう。

アフターピルは何科に行けばもらえる?

アフターピルは産婦人科か婦人科を受診し、医師の診察後、処方されるのが一般的ですが、内科などのクリニックでも処方しているところがあります。
処方後は、病院内もしくは薬局でアフターピルを受け取ります。
厚生労働省が、アフターピルを希望する場合に対面診療が可能な医療機関の一覧を都道府県別に公開しているので、受診先を探す上で参考にしてみてください。

▶ 緊急避妊に係る取組について(厚生労働省)

産婦人科の診察は何する?

アフターピルを希望する場合、病院ではなにをするのか不安な方も多いのではないでしょうか。
基本的に、病院を受診したら問診票を記入します。ここには避妊に失敗したとされる性行為の日時や前回の生理日などを記入するので、事前に控えておくとよいです。
そして、問診票に基づいて医師の問診を受けます。ここでは、アフターピルの使用方法や起きやすい副作用について医師から説明があるため、きちんと聞いておきましょう。
通常は問診のみで処方をおこない、内診や血液検査や尿検査をおこなうことはありません。しかし医師が必要と考えるときは、内診を行うこともあります。

病院以外での入手方法

アフターピルは産婦人科などでもらえることがわかりましたが、病院以外で手に入れる方法はないのか見ていきましょう。

薬局

アフターピルは基本的に薬局での購入はできません。しかし、2023年10月から一部の指定薬局でアフターピルの試験販売が始まりました。医師の処方箋がなくても薬剤師の指導のもと、アフターピルを購入できます。
ただ、どこの薬局でも購入できるわけではないのと調査研究への参加の同意がないと購入できないため、事前に公式ホームページで購入ステップを確認しましょう。

オンライン診療サービス

近年、医師がオンライン上で診療とアフターピルの処方を行ってくれるサービスが普及してきました。
薬を受け取りに行かずとも、自宅まで届くため、当日病院の予約が埋まってしまっている場合や、病院が開いている時間に受診できない方にもおすすめです。
オンラインピル診療・処方サービスのメデリピルでは最短当日発送、東京23区内であれば診療当日にお届けする「当日お届けプラン」※もあるため、急いでいても安心して利用できます。

※診療時間によって変わります。また、別途送料3,850円(税込)がかかります

アフターピルはネットで買える?

アフターピルはネットの通販サイトなどで購入できる場合がありますが、危険が潜んでいることがあります。
なぜならば、国内の通販サイトでも輸入品を扱っていたりすることが多く、偽造品が届いたり、破損して届いた場合、避妊効果が得られないだけでなく体に悪影響を及ぼす可能性があります。
また、個人輸入となった場合、体に異変が起きた場合でも補償がありませんので安易な利用は避けましょう。

アフターピルの効果はいつから?

アフターピル服用後、3日から4日で消退出血という生理より短く少ない出血が起こることがあります。
これはアフターピルによる避妊が成功したサインとされています。
しかし、消退出血には個人差があり必ずしも現れるわけではありません。
消退出血がなくとも、通常の生理が来た場合にも避妊に成功しているといえます。
いずれも出血がない場合には、アフターピル服用から3週間を目安に妊娠検査薬で確認しましょう。

消退出血か生理か判断がつかない場合

消退出血も生理も個人差があるため、どちらなのか判断がつかないという方もいらっしゃいます。もし判断が難しい場合は、アフターピル服用から3週間後に妊娠検査薬で確認しましょう。妊娠検査が陰性であれば、避妊に成功したと考えられます。

まとめ

緊急時にしか服用しないアフターピルは、いざ必要になると、何科でもらえるのか、費用はいくらかかるのか焦ってしまうでしょう。
しかし、避妊効果が発揮できる時間が限られているアフターピルは、落ち着いて対処する必要があります。
現在は病院の受診が難しい場合でもオンライン診療サービスも普及しているため、状況に応じて購入方法を選択しましょう。
服用後、副作用などの不安なことがある場合は医師へ相談するようにしてくださいね。

アフターピルの処方ならメデリピル

オンラインピル診療・処方サービスの「メデリピル」ではアフターピルの取り扱いもあります。
メデリピルは、ピルが初めての方にも安心して利用していただける体制が整っています。

診療と処方を担当するのは、現役の産婦人科医のみで、診療時間も夜23時まで対応しているので、病院が開いていない時間にもアフターピルを処方してもらえます。
診療は音声通話かビデオ通話を選べるので、カメラオフでも診療を受けることができます。
アフターピルは、送料無料・最短当日発送でお届けします。東京23区内にお住まいであれば、別途送料3,850円(税込)で、処方されたその日にお届けする「当日お届けプラン」を利用することが可能です。(受付時間に限りがあります)
また、副作用が不安な方には吐き気止めなどの副作用緩和薬も同時に処方してもらえます。
今後も継続的に避妊していきたいという方には、低用量ピルも一緒に処方してもらうことができます。また、初めてメデリピルで低用量ピルを処方された場合、アフターピルと同時に処方されることでアフターピルの診療代1,650円が無料となります。
病院に行けなくとも、メデリピルのようなオンラインでのピル診療・処方サービスを利用するのもひとつの手段です。
こういった選択肢があることも知っておくと、いざという時に安心ですね。

LINEから診療予約ができる

メデリピルでは、LINEを使って診療予約や医師への相談、服薬管理などが完結します。
診療予約は24時間いつでも自分のタイミングで予約することができます。
まずはメデリピル公式LINEのお友達登録からはじめましょう♡

最短当日発送・送料無料

メデリピルでは、診療・処方が完了した時間にもよりますが、最短で当日発送されます。
届く日数はお住まいの地域によって変わるためご了承ください。
また、アフターピルの場合は送料無料になります。※1

※1 当日お届けプランは対象外です

東京23区内限定の当日お届けプラン

メデリピルでアフターピルを処方された場合、東京23区内にお住まいの方であれば、処方当日中に自宅に届く「当日お届けプラン」もお選びいただけます。
また、別途送料3,850円(税込)がかかります。ご希望の方は診療時に医師にお申し付けください。(診療時間によって、当日中にお届けが出来ない場合もあります)

低用量ピルと同時処方で診療代0円

メデリピルでは、初めてメデリピルで低用量ピルを処方された場合、アフターピルと同時に処方されることでアフターピルの診療代1,650円が0円になります。
今後も継続的に避妊をしていきたいという方は、これを機に低用量ピルの服用をはじめることをおすすめします。

副作用緩和薬も処方可能

メデリピルでは、アフターピルの副作用が心配…。3時間以内に吐いてしまったらどうしよう…。という方には、処方時に吐き気止めなどの副作用緩和薬も同時に処方しています。
ご希望の方は、処方時に医師にお申し付けください。

メデリピルでは、アフターピルだけでなくピルが初めての方にも安心していただけるサポート体制が整っています。
安心してピルをはじめるならメデリピルがおすすめです。

監修者

淀川キリスト教病院 産婦人科専門医
柴田 綾子
世界遺産15カ国ほど旅行した経験から母子保健に関心を持ち産婦人科医となる。 2011年群馬大学を卒業後に沖縄で初期研修し2013年より現職。著書:患者さんの悩みにズバリ回答!女性診療エッセンス100(日本医事新報社)、明日からできる! ウィメンズヘルスケア マスト&ミニマム(診断と治療社)など。

※1 初月無料は低用量ピルのみ対象となり、別途送料550円(税込)かかります

※2 低用量ピル/超低用量ピルのみ対象となります

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