【医師監修】喫煙者は低用量ピルを飲める?リスクや服用の条件を紹介

【医師監修】喫煙者は低用量ピルを飲める?リスクや服用の条件を紹介|メデリピル

低用量ピルは、避妊目的だけでなく生理痛やPMSの軽減にも役立つお薬です。しかし、服用をすることによってかえって危険な場合があります。

例えば、喫煙者のピルの服用です。現在喫煙中の方は、喫煙しながら低用量ピルを服用しても体に影響がないのか、気になる方もいるのではないでしょうか。

今回は、低用量ピルと喫煙の関係性とそのリスクについて解説していきます。喫煙習慣があり、低用量ピルの服用を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

喫煙者の方が低用量ピルを飲むリスク

喫煙者の方が低用量ピルを服用する場合に考えられるリスクは、血栓症です。血栓症とは、血管内に血栓ができることで血管が詰まってしまう病気のことです。血栓によって血液の流れが止まってしまうことで、体に酸素が届かなくなってしまいます。発症部位によって、様々な病気が引き起こされます。過度の凝固は、心臓発作や脳卒中など、命にかかわる重篤な症状を引き起こすことでも知られています。

喫煙者の血栓症のリスクについて、詳しくみていきましょう。

なぜ喫煙者は、低用量ピルにより血栓症のリスクが上がるの?

もともと低用量ピルに含まれる女性ホルモン、特に「エストロゲン(卵胞ホルモン)」には、血管を保護する作用がありますが、血を固まりやすくする作用(凝固亢進作用)もあります。とは言え、そのリスクは大きくないため、喫煙の習慣がない方であれば問題はありません。しかし、喫煙している人は非喫煙者よりも全身の血管の炎症や収縮がおき、酸素供給が減少することが要因となり、血液が固まりやすい傾向にあります。血液が固まりやすいと血栓ができやすくなり、血栓症のリスクが高くなってしまうのです。
実際の症例でも、喫煙者の方は非喫煙者の方よりも心筋梗塞を発症するリスクが非常に高いと考えられています。

合わせて読みたい!関連記事

ピルの服用による血栓症のリスクはどれくらい?症状や予防方法などを徹底解説!

2024.10.07

ピル服用中の喫煙によるその他のリスク

喫煙者がピルを服用した場合、血栓症のリスクが高まり「心筋梗塞」や「脳卒中」になりやすいだけでなく「がん」のリスクも高まるといわれています。ピル服用中の喫煙が体に及ぼす影響を見ていきましょう。

心筋梗塞や脳卒中のリスクが高まる

心筋梗塞とは、血栓などによって冠動脈(心臓を栄養している動脈)がふさがり、心筋が壊死することです。一方、脳卒中(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血)とは、脳の血管が破れたり詰まったりして脳の働きが障害される病気です。

これらの病気の共通点として挙げられるのが、血栓ができやすい人が発症のリスクが高まるという点です。そのため、喫煙者の低用量ピルの服用は血栓のリスクが非常に高くなり、心筋梗塞や脳卒中のリスクも高まるとされています。

がんのリスクが高まる

喫煙自体が、肺がんや子宮頸がんなど多くの内臓がんの原因となります。がんの予防には、喫煙しないことが最も効果的な対策です。ピル服用の機会に禁煙も視野にいれてみても良いかもしれませんね。

喫煙者がピルを服用するための条件

とは言え、すべての喫煙者が低用量ピルの処方を断られるわけではありません。血栓症のリスクが高まるほどに喫煙していなければ、条件付きとはなるもののピルの処方は可能です。

    • 1日の喫煙数が15本以上あること
    • 年齢が35歳以上であること

以上2点の条件に当てはまる場合には、低用量ピルの処方はできません。その他、喫煙者で脂質代謝異常がある方も、心血管系疾患のリスクが高まるため、低用量ピルの処方は受けられません。

また、ピルを服用している喫煙者の場合は、血栓症対策として以下のことに注意して生活するようにしましょう。

      • 禁煙をするよう心がける
      • こまめに水分を取る
      • 座りっぱなし、立ちっぱなしを避ける
      • ふくらはぎのマッサージをする
      • アルコールや利尿作用のある飲み物を飲みすぎない

以上の条件に注意して、まずは自分の生活習慣を見直してみることも大切です。

血栓症の初期症状がでた時は、医療機関に相談しましょう

喫煙の習慣があるうえで低用量ピルを服用した場合、血栓症の初期症状が出ることがあります。

        • 激しい頭痛
        • めまい
        • 言語障害(舌のもつれ、話しにくさ)
        • 強い胸の痛み
        • 歩きにくさ

ピルを服用しており喫煙習慣がある場合は、自分では病院に行くほどではないと思っていても、実は重大な病気につながっている場合も考えられます。以上の症状が見られる場合は、すぐに服用を止め、医療機関に相談しましょう。

喫煙は生殖器に影響することも

たばこの煙に含まれる有害物質のなかでも、特にニコチンや一酸化炭素、酸化物質(活性酸素など)が生殖機能に大きく影響します。女性の喫煙は、子宮や卵巣まわりの血流を低下させるため、卵巣機能や子宮内膜の着床機能に悪影響を及ぼし、不妊の原因にもなります。将来妊娠を望む方は、自分の将来のため、健康のためにも、禁煙を検討される方が良いです。

オンラインピル処方ならメデリピル

オンラインでのピル処方を検討しているけど、特に安心して信頼できるサービスを利用したいという方に、オンラインピル診療・処方サービスのメデリピルがおすすめです。
メデリピルでは、現役の産婦人科医が診療から処方までをオンライン上で行い、自宅にピルが届くので、オンラインでも安心してピルを始めることができます。
メデリピルでは、ご自身に合ったピルを医師と相談しながら決めることができ、サービス利用期間中であれば診療代はずっと無料なので、服用中の不安なことや悩みを、いつでも医師に相談することができるサポート体制が整っています。
また、低用量ピル定期便 ※1 の場合、初月ピル代0円 ※2 で始めることができます。まずは試してみたい!という方も、メデリピルなら、安心して始めることができます。

※1 3シート目受け取りまで解約不可
※2 別途送料550円

メデリピルは、いつでもスマホから簡単に受診できる、「誠実」と「続けやすい」を大事にしたオンラインピル診療サービスです。初月ピル代無料、診療代はずっと無料。国内最安クラスで提供しています。
※医師の診療時に処方された場合、最低3シートは服用いただいた上でご自身に合っているか判断していただきたいため、3シート目受け取りまでは解約は不可となります

メデリピルについて詳しく知る
→低用量ピルの料金について詳しくはこちら

メデリピルの5つのこだわり

1ヶ月無料のお試し期間

ピル初心者の方でも安心して服用いただけるよう、低用量ピルは初月無料でお届けします。
※医師の診療時に処方された場合、最低3シートは服用いただいた上でご自身に合っているか判断していただきたいため、3シート目受け取りまでは解約は不可となります

診療担当するのは現役の産婦人科医

専門的な知識を持った現役産婦人科医が診療を担当をするので、生理やカラダに関する不安や疑問を安心して相談することができます。

何度でも診療・再診無料

服用中の体調や副作用など、産婦人科の専門医にいつでも気軽にご相談ください。

予約から診療までLINEで簡単

診療予約や、予約日・配送日やプラン変更など、LINE一つで行うことができます。

正しい知識をお届け

ピルや女性のカラダに関する知識を定期的にお届けしています。

※メデリピルは医療機関とユーザーを繋ぐプラットフォームです
※診療やピルの処方等は保険適用外・自由診療であり、医療機関に所属する医師が行います

低用量ピルで避妊ができる仕組みとは?

この記事では、低用量ピルによって避妊ができる仕組みや、ピルの基礎知識について解説します。ピルの持っている効果について基本的な部分から理解し、正しい方法で上手に活用していけるようにしましょう。

妊娠が成立する仕組み

ピルを用いた避妊について知る前に、まずは妊娠の仕組みについてきちんと理解しておきましょう。以下で、妊娠が成立するまでの流れを詳しく説明していきます。

①排卵
女性の体では、約1か月に1回のペースで排卵という現象が起きています。これは、成長した卵子が卵巣から放出されることです。その間子宮内膜はふわふわのベッドのように分厚くなり、準備万端の状態で卵子と精子の出会いを待ちます。
しかし一定期間経っても卵子と精子が出会わない場合、分厚くなった子宮内膜は不要となるため、そのまま剥がれ落ちて体外に排出されます。これが生理です。

②射精
性交渉によって女性の体内に射精がされると、そこで放出された精子たちは卵管へと進み、卵子と出会おうとします。1回の射精で実に1億個以上の精子が放出されますが、その中で卵管までたどり着けるのはわずかであるとされています。

③受精
無事に卵子と精子が出会うと、受精卵が誕生します。卵子と結ばれる精子はたった1つのみで、いずれかの精子が卵子の中に入り込むと、他の精子はもう入れなくなってしまいます。こうして生まれた受精卵は、細胞分裂を繰り返しながら子宮の方へと移動していきます。

④着床
子宮に到着した受精卵は、ふわふわの状態になっている子宮内膜の中に潜り込みます。これが「着床」です。その後も順調に受精卵が成長すれば、着床後10日ほどで妊娠の反応が出ます。

ピルとは

ピルとは、黄体ホルモンである「プロゲステロン」と卵胞ホルモンである「エストロゲン」の2種類の女性ホルモンが配合された錠剤のことです。エストロゲンの配合量によって「低用量ピル」「中用量ピル」など呼び名が変わります。今回の記事でご紹介する「低用量ピル」は、継続的な避妊や生理痛の軽減を目的として多くの女性に服用されているものです。

低用量ピルで避妊ができる仕組み

では、どうして低用量ピルを飲むと避妊ができるのでしょうか。
それは、低用量ピルに「排卵の抑制」「精子の子宮内への侵入阻止」「受精卵の子宮内膜への着床阻止」の3つの効果があるためです。
以下で1つずつ見ていきましょう。

①排卵の抑制
低用量ピルには、黄体ホルモンの「プロゲステロン」と卵胞ホルモンの「エストロゲン」が配合されています。これらの女性ホルモンは脳内の視床下部から下垂体や卵巣内分泌系にはたらきかけ、排卵を促す役割を持つ卵胞刺激ホルモン(FSH)と黄体化ホルモン(LH)を減少させます。これにより、卵胞の発育と排卵を抑制することができます。

②精子の子宮内への侵入阻止
低用量ピルに含まれるプロゲステロンは子宮頚管粘液(おりもの)の粘度を変化させます。これにより精子の通過性が変わり、子宮内への侵入を阻止することができます。

③受精卵の子宮内膜への着床阻止
低用量ピルに含まれているホルモンによって卵巣が休息し子宮への刺激を減少させるため、子宮内膜が通常より薄くなります。それによって、もし受精卵が誕生したとしても子宮内膜に着床しづらくなります。

その他の避妊方法

現在では、低用量ピル以外にも様々な避妊方法が存在しています。
いろいろな避妊方法を比較するために「パール指数」という数字を用います。これは100人の女性がある避妊法を1年間用いた場合に、避妊に失敗する(つまり妊娠する)確率を表します。

避妊方法 パール指数(人)
低用量ピル 0.3
コンドーム 2〜15
IUD(子宮内避妊具) 0.6〜2
IUS(子宮内システム)※ミレーナなど 0.1〜0.2
避妊手術・不妊手術 0.1〜0.5

まとめ

この記事では、低用量ピルの仕組みや効果、服用できる人の条件など、低用量ピルについて基本的な部分から解説しました。避妊や生理痛軽減だけでなく、生理不順解消や肌荒れ改善にも効果があると言われる低用量ピルを上手に活用して、日々のQOLを上げていきましょう。

メデリピルは、いつでもスマホから簡単に受診できる、「誠実」と「続けやすい」を大事にしたオンラインピル診療サービスです。初月ピル代無料、診療代はずっと無料。国内最安クラスで提供しています。
※医師の診療時に処方された場合、最低3シートは服用いただいた上でご自身に合っているか判断していただきたいため、3シート目受け取りまでは解約は不可となります

メデリピルについて詳しく知る
→低用量ピルの料金について詳しくはこちら

メデリピルの5つのこだわり

1ヶ月無料のお試し期間

ピル初心者の方でも安心して服用いただけるよう、低用量ピルは初月無料でお届けします。
※医師の診療時に処方された場合、最低3シートは服用いただいた上でご自身に合っているか判断していただきたいため、3シート目受け取りまでは解約は不可となります

診療担当するのは現役の産婦人科医

専門的な知識を持った現役産婦人科医が診療を担当をするので、生理やカラダに関する不安や疑問を安心して相談することができます。

何度でも診療・再診無料

服用中の体調や副作用など、産婦人科の専門医にいつでも気軽にご相談ください。

予約から診療までLINEで簡単

診療予約や、予約日・配送日やプラン変更など、LINE一つで行うことができます。

正しい知識をお届け

ピルや女性のカラダに関する知識を定期的にお届けしています。

※メデリピルは医療機関とユーザーを繋ぐプラットフォームです
※診療やピルの処方等は保険適用外・自由診療であり、医療機関に所属する医師が行います

ピルを飲むとホルモンバランスが変わるって本当?ピルとホルモンの関係性について解説

今回の記事では、ピルとホルモンの関係性について解説します。ピルを飲むとホルモンバランスが整うことで、具体的にどのようなメリットがあるのかも合わせてご紹介していきます。

ピルとは?

ピルとは、黄体ホルモンの「プロゲステロン」と卵胞ホルモンの「エストロゲン」という2種類の女性ホルモンが含まれた錠剤のことです。エストロゲンの配合量によって「低用量ピル」「中用量ピル」など呼び名が分かれ、生理痛軽減・生理日移動・緊急避妊などの使用目的によって、服用するピルが変わってきます。

女性ホルモンとは?

ではまず、女性ホルモンとは一体何のことで、どのような役割を持っているのでしょうか?
女性ホルモンは、生理・妊娠・出産など女性特有のライフイベントに深く関わっている体内物質です。女性らしい体を作ったり心身の健康を保ったりする上で、とても重要な役割を果たしています。女性ホルモンの分泌量は思春期から増え始め、更年期になると減少します。
また女性ホルモンは、プロゲステロンとエストロゲンの2つに分かれます。
プロゲステロンは生理前に分泌量が増え、基礎体温の上昇や乳腺発達などの作用があります。一方でエストロゲンは生理後に分泌量が増え、代謝向上や精神安定、肌のツヤ維持などの作用があります。

ピルを飲むとホルモンバランスが整う!

次に、ピルがホルモンバランスを整える仕組みについて解説します。
女性の子宮の内側である子宮内膜は、生理が近づくと、プロゲステロンの影響で妊娠に備えて分厚くなります。しかしピルを飲むと、ピルに含まれている2種類の女性ホルモンが一定量体内にとどまるため、脳は体内のホルモン量が十分だと判断し、さらなる女性ホルモンの分泌が必要なくなります。そうすると結果的に、卵巣が一時的にお休みしホルモンの大きな変化が無い状態を保つことができるのです。
また、プロゲステロンの分泌量が抑えられることで子宮内膜が薄い状態のままで保たれるため、生理痛が軽減するほか、副効用として月経前症候群の改善や肌荒れの改善なども報告されています。
主に以下のようなメリットが見込めます。

・生理周期の安定
・生理前の肌荒れの改善
・生理痛の緩和
・生理の出血量の減少
・生理前のイライラや気分の落ち込みの緩和

ピルを飲む上で注意すべきこと

ピルを飲むにあたってまず注意すべきなのは、血栓症のリスクがわずかに上がるということです。これは、エストロゲンに血液凝固作用があるためです。とはいえ、ピルを飲んで血栓症を発症する人は1万人あたり3〜9人/年ほどであるため、過度に心配する必要はありません。

また、ピルを飲むには一定の条件をクリアする必要があるということも知っておきましょう。具体的には、年齢が50歳以上であったり過度な肥満であったりする場合は、血栓症のリスクが上がるため医師から処方を断られる可能性があります。
詳しくは下記の記事でチェックしてみてください。

合わせて読みたい!関連記事

ピルとは?初心者のためのピルガイド

2024.10.07

そしてピルは、オンライン診療の場合は保険適用にならないという点にも注意が必要です。医療機関を受診して子宮内膜症や月経困難症の治療薬としてピルを処方してもらう場合には保険適用になりますが、避妊を目的として処方を受けた場合、病気の扱いにならないため自費負担となります。

ピルの種類

一番はじめにご紹介した通り、ピルはエストロゲンの配合量によって呼び名と服用目的が変わります。服用することでホルモンバランスに影響を与えるピルですが、種類によって違いがあります。

低用量ピル

継続的な避妊や生理痛軽減、生理周期の安定などを目的として服用されるピルです。

超低用量ピル

子宮内膜症や月経困難症の治療薬として使用されることが多いピルです。

中用量ピル

生理日移動を目的として服用されるピルです。

アフターピル

緊急避妊を目的として使用されるピルです。日本において唯一認可が下りている「ノルレボ錠(レボノルゲストレル)」の場合、避妊に失敗した可能性のある性交渉後72時間以内に服用すれば、高確率で緊急避妊ができるとされています。

まとめ

今回の記事では、ピルとホルモンの関係性について解説しました。ピルを飲むとホルモンバランスが一定になり、生理痛の緩和や生理前の肌荒れの緩和が期待できたり、月経前症候群の症状が改善する可能性などさまざまなメリットがあります。女性の体はストレスや体調などの些細なことによってホルモンバランスが乱れてしまうため、ご自身を労わる習慣をつけることが大切です。

メデリピルは、いつでもスマホから簡単に受診できる、「誠実」と「続けやすい」を大事にしたオンラインピル診療サービスです。初月ピル代無料、診療代はずっと無料。国内最安クラスで提供しています。
※医師の診療時に処方された場合、最低3シートは服用いただいた上でご自身に合っているか判断していただきたいため、3シート目受け取りまでは解約は不可となります

メデリピルについて詳しく知る
→低用量ピルの料金について詳しくはこちら

メデリピルの5つのこだわり

1ヶ月無料のお試し期間

ピル初心者の方でも安心して服用いただけるよう、低用量ピルは初月無料でお届けします。
※医師の診療時に処方された場合、最低3シートは服用いただいた上でご自身に合っているか判断していただきたいため、3シート目受け取りまでは解約は不可となります

診療担当するのは現役の産婦人科医

専門的な知識を持った現役産婦人科医が診療を担当をするので、生理やカラダに関する不安や疑問を安心して相談することができます。

何度でも診療・再診無料

服用中の体調や副作用など、産婦人科の専門医にいつでも気軽にご相談ください。

予約から診療までLINEで簡単

診療予約や、予約日・配送日やプラン変更など、LINE一つで行うことができます。

正しい知識をお届け

ピルや女性のカラダに関する知識を定期的にお届けしています。

※メデリピルは医療機関とユーザーを繋ぐプラットフォームです
※診療やピルの処方等は保険適用外・自由診療であり、医療機関に所属する医師が行います

ピル服用中の排卵はどうなる?仕組みや関係性、正しい飲み方などを医師が解説

低用量ピルは避妊効果のある薬だけど、飲んでいる間は排卵はしているのかな?と疑問に思う方は多いのではないでしょうか。
また、低用量ピルを飲むのをやめたときの体の変化などについて詳しく説明していきます。

低用量ピル服用中は排卵が起きる?

結論として、低用量ピルを服用することによって排卵は起こりません。
なぜかというと、低用量ピルはどの種類でも、排卵を抑制して避妊効果を発揮するお薬だからです。
女性の体は、女性ホルモンのエストロゲンの分泌量が最も多くなったときに排卵が起きます。エストロゲンの配合された低用量ピルを体外から取り入れることにより、体の中でエストロゲンを分泌する必要がなくなります。
よって、低用量ピルを服用することで、卵巣が一時的にお休みできるようになり排卵が抑制されます。

低用量ピルと排卵の関係性

低用量ピルを飲み始めのタイミングを誤ると排卵が起きてしまい、避妊効果が十分に発揮できなくなる可能性があります。
低用量ピルを飲み始めるタイミングは、生理1日目から5日目までに服用することが推奨されています。
これは、卵胞が成長しきらない日数を指しています。低用量ピルを飲み始めるタイミングが遅くなってしまうと、卵子が大きく成長することにより排卵が起きてしまいます。
また、低用量ピルを飲み忘れることでも排卵が起きる可能性は大いにあります。
低用量ピルには7日間の休薬期間があるタイプと無いタイプがありますが、前者の場合、7日間を超える休薬期間を設けてしまうと、避妊効果が薄れてしまいます。
もしも飲み忘れてしまった場合には、7日間の連続服用期間が過ぎるまではコンドームなどの避妊具を使用したり性交渉を控えるようにしましょう。

低用量ピルをやめると排卵は起きる?

低用量ピルをやめると、その後の排卵はどうなるのかと心配になりますよね。
しかし、低用量ピルの服用を中止すると卵巣が活動を始めて排卵が再開され、次に生理が再開し、最終的には元の生理周期へ戻るようになります。
妊娠を希望して服用を中止する場合には、妊娠可能になるまでの期間は早くて1か月、遅くとも2か月から3か月の期間がかかるといわれています。ピルの服用中止から排卵再開までは個人差があるため、余裕をもって服用をやめるようにしましょう。
前述のように、生理が再開するまでに3か月程度かかるといわれていますが、ホルモンバランスによっては、なかなか再開しないこともあります。ピルの服用を止めて半年以上経過しても生理が再開しないときには、産婦人科を受診して医師へ相談するようにしてください。

合わせて読みたい!関連記事

ピルを途中でやめるとどうなる?タイミングや生理・排卵、妊娠について知ろう

2024.10.07

低用量ピルで排卵を止めると起こる体の変化

低用量ピルは排卵を抑える作用があります。
排卵を抑えることが避妊に繋がるということから避妊効果があるとされています。
排卵が抑えられると、女性ホルモンのバランスをほぼ一定に保つことができます。女性ホルモンの変動がある場合、それによってPMS(月経前症候群)や排卵日前後に不調が起きることがありますが、低用量ピルを服用することでホルモンバランスに左右されず快適に過ごすことができます。

メデリピルは、いつでもスマホから簡単に受診できる、「誠実」と「続けやすい」を大事にしたオンラインピル診療サービスです。初月ピル代無料、診療代はずっと無料。国内最安クラスで提供しています。
※医師の診療時に処方された場合、最低3シートは服用いただいた上でご自身に合っているか判断していただきたいため、3シート目受け取りまでは解約は不可となります

メデリピルについて詳しく知る
→低用量ピルの料金について詳しくはこちら

メデリピルの5つのこだわり

1ヶ月無料のお試し期間

ピル初心者の方でも安心して服用いただけるよう、低用量ピルは初月無料でお届けします。
※医師の診療時に処方された場合、最低3シートは服用いただいた上でご自身に合っているか判断していただきたいため、3シート目受け取りまでは解約は不可となります

診療担当するのは現役の産婦人科医

専門的な知識を持った現役産婦人科医が診療を担当をするので、生理やカラダに関する不安や疑問を安心して相談することができます。

何度でも診療・再診無料

服用中の体調や副作用など、産婦人科の専門医にいつでも気軽にご相談ください。

予約から診療までLINEで簡単

診療予約や、予約日・配送日やプラン変更など、LINE一つで行うことができます。

正しい知識をお届け

ピルや女性のカラダに関する知識を定期的にお届けしています。

※メデリピルは医療機関とユーザーを繋ぐプラットフォームです
※診療やピルの処方等は保険適用外・自由診療であり、医療機関に所属する医師が行います

まとめ

生理に「排卵」は付き物ですが、低用量ピルを服用することで、排卵を抑制することができます。
排卵があっても体調にさほど変化がない方もいますが、不調を感じるという方も少なくはありません。もしも、排卵日前後で体調が悪かったり生理不順に悩んでいる方は、低用量ピルの服用を検討してみてもよいでしょう。
低用量ピルの服用を中止したあとは、数カ月すると排卵が再開され、その後、妊娠しても胎児へ影響はありません。
正しい知識をもって、自分にとって過ごしやすい方法をとるようにしましょう。

ピルを病院でもらうと値段はいくら?安く手に入れる方法は?ピルの正しい購入方法を解説

今回の記事では、ピルを病院で処方してもらう際にかかる値段や、購入方法について解説していきます。ピルについて正しい知識を手に入れて、これまでピルを服用したことがない人も、適切に処方が受けられるよう、ピルの入手方法や値段についてわかりやすくお伝えしていきます。

ピルは病院でしかもらえない?

ピルは、家の近くの薬局で市販薬と同じように売られているわけではありません。ピルを購入するには、病院で医師の診療を受け処方してもらう必要があります。また、最近ではオンライン診療サービスも充実しており、自宅などで診療を受けそのまま自分に合ったピルを郵送してもらうことができます。いずれにせよ、医師による処方がない一般的な薬局ではピルを購入できない、という点に注意が必要です。

オンライン診療サービスとは?

前述したオンライン診療サービスについて、もう少し詳しく説明します。こちらは、平日日中などの病院が開いている時間に来院できないという人におすすめのサービスです。オンラインで医師の診療を受けて自分に合うピルを処方してもらい、自宅まで郵送してもらうことができます。体調面などに不安がある場合にはその都度医師に相談することもできるため、忙しい人には、より負担なく行うことができるでしょう。
ただし、ピルを継続服用する場合には定期的に健康診断や子宮頸がん検診などを受け体の状態を確認するようにしてください。

ピルを病院で処方してもらう場合の値段は?

まずピルには、LEP(Low dose Estrogen Progestin)という治療目的のものと、OC(Oral Contraceptives)という治療目的でないものの2種類があります。子宮内膜症や月経困難症の治療薬として処方されるLEPは保険適用になりますが、避妊や生理の移動などを目的として処方されるOCは自費負担となります。以下で、ピルの種類ごとにかかる値段を解説します。

低用量ピル

長期的な避妊や生理痛軽減のために服用されるピルです。LEPとして処方されることも、OCとして処方されることもあります。
・LEP(保険適用)の場合かかる値段…1,000〜3,000円程度/月
・OC(自費負担)の場合かかる値段…2,000〜3,000円程度/月

超低用量ピル

子宮内膜症や月経困難症の治療のために処方されるピルです。LEPとして処方されることがほとんどですが、オンライン診療など自由診療で処方される場合は自費になります。
・LEP(保険適用)の場合かかる値段…600〜2,000円程度/月
・OC(自費負担)の場合かかる値段…7,000〜12,000円程度/月

中用量ピル

生理日移動や生理不順改善のために処方されるピルです。生理日移動を目的とした服用の場合は自費負担として処方され、生理不順のための服用を目的とした場合は保険適用として処方されます。
・自費負担の場合かかる値段…5,000〜8,000円程度
・保険適用の場合かかる値段…2,000〜3,000円程度

アフターピル

緊急避妊のために処方されるピルです。避妊は病気の治療という扱いにならないため保険適用にはならず、必ず自費負担として処方されます。
・自費負担でかかる値段…8,000〜20,000円程度

ピルを安く手に入れる方法はある?

結論、ピルは医療機関を受診した方が安く手に入ることがあります。
ピルは医師の出す処方箋が必要な「医療用医薬品」であり、「一般用医薬品」のように薬局で入手できるものではありません。子宮内膜症や月経困難症など病気の治療目的で処方される場合は、保険適用になるため多少負担額が少なくなりますが、それ以外の避妊や生理痛軽減を目的とする場合は全額自費負担となります。海外輸入販売サイトで安価の個人輸入ピルが販売されていることもありますが、破損していたり模造品の可能性もあり、服用後に体に異変が起きても保証がないため、病院やオンライン診療などの正しい方法で手に入れましょう。

「ピルを購入したいけど病院の開いている時間に通院が難しい」という方には、オンライン診療サービスがおすすめです。自宅で医師の診療と処方を受けた後、ピルが自宅に届きます。ただし病院と違って、オンライン診療は自由診療になるため保険適用にはならないことに注意が必要です。

またオンライン診療サービスのメデリピルなら、低用量・超低用量ピルの服用期間中は無料で何度でも医師の診療を受けられます。ピル服用中に体調を崩したり何か不安なことがあったりしても、気軽に医師に相談することができるので安心です。

まとめ

今回の記事では、ピルを病院で処方してもらう場合にかかる値段や、購入方法についてご紹介しました。ピルは避妊や生理痛軽減などの嬉しい効果を得られます。正しい方法でピルを入手して、より快適に日々を過ごしていけると良いですね。

メデリピルは、いつでもスマホから簡単に受診できる、「誠実」と「続けやすい」を大事にしたオンラインピル診療サービスです。初月ピル代無料、診療代はずっと無料。国内最安クラスで提供しています。
※医師の診療時に処方された場合、最低3シートは服用いただいた上でご自身に合っているか判断していただきたいため、3シート目受け取りまでは解約は不可となります

メデリピルについて詳しく知る
→低用量ピルの料金について詳しくはこちら

メデリピルの5つのこだわり

1ヶ月無料のお試し期間

ピル初心者の方でも安心して服用いただけるよう、低用量ピルは初月無料でお届けします。
※医師の診療時に処方された場合、最低3シートは服用いただいた上でご自身に合っているか判断していただきたいため、3シート目受け取りまでは解約は不可となります

診療担当するのは現役の産婦人科医

専門的な知識を持った現役産婦人科医が診療を担当をするので、生理やカラダに関する不安や疑問を安心して相談することができます。

何度でも診療・再診無料

服用中の体調や副作用など、産婦人科の専門医にいつでも気軽にご相談ください。

予約から診療までLINEで簡単

診療予約や、予約日・配送日やプラン変更など、LINE一つで行うことができます。

正しい知識をお届け

ピルや女性のカラダに関する知識を定期的にお届けしています。

※メデリピルは医療機関とユーザーを繋ぐプラットフォームです
※診療やピルの処方等は保険適用外・自由診療であり、医療機関に所属する医師が行います

アフターピルと生理の関係は?他の原因での出血も

望まない妊娠を避けるためにも、避妊について正しい知識を身につけておくことが大切です。アフターピルは避妊に失敗した性行為から72時間以内に服用することで高い避妊効果が得られる薬です。実際に生理がくるまでは避妊が成功しているか不安に思う方も多いと思います。
この記事では、アフターピル服用後の生理について解説します。

アフターピルと生理の関係

アフターピルを服用した後、避妊の成功の有無は生理がきたかどうかでわかります。アフターピルを服用後、通常は生理が約3週間以内に起きるので、生理がきた場合は避妊が成功しているサインといえます。一般的に、排卵前や排卵期にアフターピルを服用した場合、消退出血が起きた後、通常通りに生理が来ます。しかし、アフターピルを服用すると、生理周期が10日前後乱れることがあります。

アフターピルは低用量ピルに比べるとホルモン量が多い薬ですが、重い副作用は少ななく安全に使用できる薬です。

アフターピル服用後には出血が起きる場合がある

多くの場合、アフターピルの服用後に消退出血が発生します。ここでは出血が起こる原因とタイミングを解説します。アフターピルの服用後出血が起きる原因は、消退出血といって子宮の内膜がアフターピルの作用で剥がれ落ちるためです。消退出血が起きれば避妊に成功した可能性が高いです。

一般的にアフターピル服用後に消退出血が起こるタイミングは、服用して3日目以降から2週間以内といわれています。アフターピルを服用後避妊後に消退出血か、翌月の生理がきてリセットされれば、避妊の成功が判断できますが、稀に消退出血ではなく不正出血が発生していることもあります。以下では消退出血と不正出血の特徴について解説します。

アフターピルと消退出血

消退出血とは、アフターピルに含まれた薬の作用でホルモンに変化が起き、生理より早まる形で子宮内膜が剥がれ落ちることで起こります。

消退出血は比較的短期間で、3~5日で終了するのが特徴です。

アフターピルと不正出血

不正出血とは、婦人科系の病気やホルモンの異常など、生理以外の理由で起こる出血です。出血量や色もその時の体の状態によって変わります。アフターピル服用後、すぐに出血したり出血が続く場合は消退出血ではなく不正出血の可能性があるため、注意が必要です。

不正出血はさまざまな理由で起きますが、自分で見極めることは非常に難しいです。出血が持続する場合は、産婦人科を受診しましょう。

アフターピル服用後生理予定日を過ぎた場合

生理予定日から10日以上経っても生理が来ない場合や、アフターピルを服用して21日しても生理が来ない場合は、妊娠している可能性があります。

アフターピルを服用しても、避妊に失敗した日が排卵日に近かったり、正しく服用できていない場合は妊娠することもあります。

妊娠検査薬の使用

生理予定日から10日以上経っても生理が来ない場合は妊娠検査薬を使用しましょう。妊娠検査薬はドラッグストアやネットでも購入できます。最近の妊娠検査薬は正しく使用すればかなり高い精度で妊娠を判別できますが、もちろん100%とはいえません。陰性の判定がでても生理が来ない場合は、産婦人科を受診してください。

医療機関の受診

また、アフターピルを使用したにも関わらず、妊娠検査薬で陽性がでた場合は可能な限りすぐに産婦人科を受診してください。内診や超音波検査でしっかり診断してもらえます。不安な気持ちが続くようであれば、受診して子宮の状態を診てもらう方が安心できるかもしれません。

アフターピルの処方ならメデリピル

オンラインピル診療・処方サービスの「メデリピル」ではアフターピルの取り扱いもあります。
メデリピルは、ピルが初めての方にも安心して利用していただける体制が整っています。

診療と処方を担当するのは、現役の産婦人科医のみで、診療時間も夜23時まで対応しているので、病院が開いていない時間にもアフターピルを処方してもらえます。
診療は音声通話かビデオ通話を選べるので、カメラオフでも診療を受けることができます。
アフターピルは、送料無料・最短当日発送でお届けします。東京23区内にお住まいであれば、別途送料3,850円(税込)で、処方されたその日にお届けする「当日お届けプラン」を利用することが可能です。(受付時間に限りがあります)
また、副作用が不安な方には吐き気止めなどの副作用緩和薬も同時に処方してもらえます。
今後も継続的に避妊していきたいという方には、低用量ピルも一緒に処方してもらうことができます。また、初めてメデリピルで低用量ピルを処方された場合、アフターピルと同時に処方されることでアフターピルの診療代1,650円が無料となります。
病院に行けなくとも、メデリピルのようなオンラインでのピル診療・処方サービスを利用するのもひとつの手段です。
こういった選択肢があることも知っておくと、いざという時に安心ですね。

LINEから診療予約ができる

メデリピルでは、LINEを使って診療予約や医師への相談、服薬管理などが完結します。
診療予約は24時間いつでも自分のタイミングで予約することができます。
まずはメデリピル公式LINEのお友達登録からはじめましょう♡

最短当日発送・送料無料

メデリピルでは、診療・処方が完了した時間にもよりますが、最短で当日発送されます。
届く日数はお住まいの地域によって変わるためご了承ください。
また、アフターピルの場合は送料無料になります。※1

※1 当日お届けプランは対象外です

東京23区内限定の当日お届けプラン

メデリピルでアフターピルを処方された場合、東京23区内にお住まいの方であれば、処方当日中に自宅に届く「当日お届けプラン」もお選びいただけます。
また、別途送料3,850円(税込)がかかります。ご希望の方は診療時に医師にお申し付けください。(診療時間によって、当日中にお届けが出来ない場合もあります)

低用量ピルと同時処方で診療代0円

メデリピルでは、初めてメデリピルで低用量ピルを処方された場合、アフターピルと同時に処方されることでアフターピルの診療代1,650円が0円になります。
今後も継続的に避妊をしていきたいという方は、これを機に低用量ピルの服用をはじめることをおすすめします。

副作用緩和薬も処方可能

メデリピルでは、アフターピルの副作用が心配…。3時間以内に吐いてしまったらどうしよう…。という方には、処方時に吐き気止めなどの副作用緩和薬も同時に処方しています。
ご希望の方は、処方時に医師にお申し付けください。

メデリピルでは、アフターピルだけでなくピルが初めての方にも安心していただけるサポート体制が整っています。
安心してピルをはじめるならメデリピルがおすすめです。

まとめ

冒頭でも触れましたが、望まない妊娠を避けるためにも、避妊について正しい知識を持って過ごすことが大切です。アフターピルは万が一の対応策として、飲み方や効果について前もって理解しておくと安心かと思います。継続的な避妊をするには低用量ピルの服用が効果的ですが、性感染症を防ぐことはできないため、性行為時にはピルの服用に関わらずコンドームを正しく使用するようにしてください。避妊に失敗した場合は、できるだけ早く産婦人科を受診しましょう。

アフターピル服用後の消退出血はいつ?避妊成功のサインや妊娠率

アフターピル(緊急避妊薬)とは

アフターピル(緊急避妊ピル)とは避妊に失敗したり、避妊をせずに行った性行為から決まった時間以内に緊急で服用する避妊薬です。性行為後、早めの服用で高い避妊効果が期待できます。
ただし、高い避妊効果を得ることのできるアフターピルですが、妊娠の可能性もわずかにあります。アフターピル服用後に3週間以上たっても、生理や消退出血が起きない場合には、妊娠検査薬で確認をしましょう。陰性でも生理がこない場合は産婦人科の受診をするようにしてください。

妊娠を望まない性行為において以下のようなケースにはアフターピルが必要です。

・避妊をしない性行為

・コンドームが破損したとき

・そのほかの避妊具が正しく使用できなかった

・低用量ピルの内服を忘れたり、嘔吐や下痢など吸収障害が起きたとき

・膣外射精したとき

・望まない性交渉(レイプや性暴力)

起こりうる副作用

アフターピル服用後は、副作用として吐き気・頭痛・腹痛・眠気などが見られる場合があります。アフターピル服用後24時間ほど経過すれば、これらの副作用はおさまるとされているため、副作用の症状が見られても過度に心配しなくて大丈夫です。
アフターピル(緊急避妊薬)の効果や、副作用について解説
アフターピルの飲み方とは?

消退出血とはどんなもの?

消退出血は、アフターピル服用時における避妊に成功したサインの一つとされている出血です。生理の出血と似ていますが、比較的出血量が少なく、色も茶色っぽいおりもの状のことが多いですが、人によってちがいます。なお、人によっては避妊に成功していても消退出血が見られない場合があるため、そのような時は後ほど紹介する別の確認方法を用いてみてください。

消退出血とは何日くらいで起こる?

消退出血は、アフターピル服用後3日〜3週間ほど経過した頃に見られることが多いとされています。消退出血が見られるタイミングは人によって異なるため、服用後すぐに出血が見られなくても焦らず、3週間ほど様子をみてみましょう。

着床出血との違いは?

消退出血と似たものに、着床出血があります。これら2つの違いは、妊娠しているかどうかにあります。消退出血は避妊が成功している場合に見られる出血ですが、着床出血はすでに妊娠が成立し、受精卵が子宮内膜に着床する際に起きる出血です。どちらの出血なのか見分けるのは難しい場合もあるため、不安な場合は妊娠検査薬を使って確認してみるようにしましょう。

アフターピルによる緊急避妊の成功の確認とサイン

アフターピルを服用し避妊が成功したかどうかは、以下の2つのサインでわかります。

生理が来た場合

消退出血が起きなかった場合でも、3週間以内に生理が来れば避妊が成功していると考えてよいでしょう。生理の予定日から10日が経過しても生理が来ない場合は妊娠検査を行うか、病院で検査をする必要があります。

妊娠検査が陰性だった場合

性行為の4週間後に妊娠検査薬で陰性が出た場合も避妊が成功していると考えてよいでしょう。正しく使用すれば高い精度で妊娠を判断することができます。ただ、タイミングが早すぎたり水分を摂取しすぎた場合などは判定が出なかったり誤った判定がでてしまう場合があるため検査結果に不安を感じた場合は病院に相談してください。

アフターピルを飲んだのに陽性が出た時に考えられる原因

アフターピルを服用したとしても、その避妊効果は100%ではありません。アフターピルを飲んだのにもかかわらず妊娠してしまう5つの原因について紹介します。

服用までの時間が経ちすぎていた

アフターピルは性行為後できる限りすぐに服用することが推奨されています。アフターピルを飲んだにもかかわらず妊娠したというケースは、病院が土日祝日が休診日のため服用までに規定の時間を過ぎてしまった、オンライン処方をしてもらったが到着まで時間がかかってしまったなど服用が遅れたことによるものが多いです。

服用後に吐いてしまった

アフターピルの副作用として吐き気、嘔吐の症状があります。服用後3時間以内に吐いてしまった場合は、有効成分が充分に吸収されないまま薬を戻してしまったことになり効果が得られません。

服用後に吐いてしまった場合は必ず医療機関に相談し、必要に応じて再度服用してください。

個人輸入の偽薬、粗悪品だった

個人輸入のアフターピルは値段が安かったり、高い避妊効果を謳っていたりするため購入を検討する方も多いかもしれません。しかし、個人輸入は薬の到着が遅れたり、使用期限が切れていたり、適切な品質管理がされていなかったり、偽薬だったりと安全性と効果が保証されていません。

アフターピルは必ず医療機関にて処方してもらいましょう。

アフターピル服用後に避妊をせず性行為をした

アフターピルを内服後性行為をしても妊娠しないと思って避妊を行わず性行為をした場合妊娠するケースも存在しています。
精子は3日間子宮内で生きることができるため、アフターピル服用後に避妊せず性行為をすると遅れた排卵タイミングによって卵子と精子が受精する可能性が高くなります。
アフターピルを服用したら、避妊できたことが確認できるまで、性行為を控えましょう。

アフターピルの妊娠率

アフターピルは有効成分によって3種類存在するため、ものによってその陽性(妊娠)率は様々ですが、早めの服用が陽性率を大幅に下げます。妊娠を望まない性行為で、避妊をしなかったり失敗したりした場合はできるだけ早めにアフターピルを服用しましょう。

合わせて読みたい!関連記事

アフターピル(緊急避妊薬)の避妊率は?避妊率を下げない飲み方、他避妊法との比較を紹介

2024.10.07

アフターピルの陽性(妊娠)率|レボノルゲストレル法

レボノルゲストレル法は、レボノルゲストレルというお薬を服用することで緊急避妊を行う方法です。レボノルゲストレルは、WHOで必須医薬品として登録されており、安全性と避妊効果が高いお薬として知られています。

名前の通りレボノルゲストレルという有効成分が配合されており、性行為から72時間以内に服用すると陽性(妊娠)率がヤッペ法と比べ低いです。

服用方法としては、性交後72 時間以内にレボノルゲストレルを1錠服用します。

レボノルゲストレル法の陽性(妊娠)率は、24時間以内に服用した場合5%(95%の避妊率)、48時間以内の場合15%(85%の避妊率)、72時間以内の場合17%(約58%の避妊率)です。

メデリで取り扱っているアフターピルもレボノルゲストレになります。

アフターピルの陽性(妊娠)率|ヤッペ法

プラノバールというホルモン配合剤(卵胞ホルモン+黄体ホルモン)を内服することで避妊を行います。プラノバールは中用量ピルとして使用されているお薬ですが、ヤッペ法では緊急避妊薬として服用します。

服用方法は性行為後72時間以内にホルモン配合剤ピルを2錠服用し、さらにその12時間後に2錠服用します。

ヤッペ法の陽性(妊娠)率は、24時間以内に服用した場合23%(77%の避妊率)、48時間以内の場合64%(36%の避妊率)、72時間以内の場合69%(31%の避妊率)です。

ヤッペ法は副作用の発生頻度が高いというデメリットがあるため、取り扱いのない病院もあります。

アフターピルの陽性(妊娠)率|ウリプリスタール法

ウリプリスタール法は、ウリプリスタル酢酸エステルを主成分とするエラワンというアフターピルを服用することで緊急避妊を行う方法です。

エラワンは海外では主流のアフターピルですが、日本ではまだ未承認のお薬です。

服用方法はエラワン1錠を性行為後120時間以内に服用します。

合わせて読みたい!関連記事

アフターピル(緊急避妊薬)の効果や、副作用について解説

2024.10.07

アフターピル服用後はどう過ごす?

アフターピル服用後は、妊娠していないかどうか気になって焦ってしまうかと思います。ですが、消退出血や妊娠検査薬の結果を確認するまで妊娠の有無はわからないため、最終的な避妊成功の判断までには少し時間がかかります。また、アフターピルの副作用には吐き気があり、服用後2時間以内に吐いてしまった場合はもう1錠飲み直さなければいけない場合もあります。実際に再服用が必要かどうかは医師の判断を要するため、アフターピルを処方してもらった医師へ確認するようにしてください。体に負担をかけないためにも、アフターピル服用後は無理しないように過ごしましょう。

アフターピル服用後の避妊と不妊

アフターピルを服用することによって、将来的に妊娠しにくくなったり、流産の確率が上がることはありません。しかしアフターピルの服用を繰り返したり連続して服用することは副作用のリスクが高くなることや避妊費用も高くなってしまうため、継続的な避妊を希望する場合は低用量ピルの服用や子宮内避妊具の装着が推奨されています。

アフターピルはメデリピルが迅速に処方・お届け

アフターピルはできるだけ早い服用を行うことで高い避妊効果を担保できるお薬です。土日に病院が空いていなかったり忙しくて病院に行く暇がない、という方でもアフターピルを服用できるようにメデリピルでは24時間オンラインの診療で処方を行っています。
継続的な避妊を希望される方には低用量ピルも合わせて処方できます。

アフターピルの処方ならメデリピル

オンラインピル診療・処方サービスの「メデリピル」ではアフターピルの取り扱いもあります。
メデリピルは、ピルが初めての方にも安心して利用していただける体制が整っています。

診療と処方を担当するのは、現役の産婦人科医のみで、診療時間も夜23時まで対応しているので、病院が開いていない時間にもアフターピルを処方してもらえます。
診療は音声通話かビデオ通話を選べるので、カメラオフでも診療を受けることができます。
アフターピルは、送料無料・最短当日発送でお届けします。東京23区内にお住まいであれば、別途送料3,850円(税込)で、処方されたその日にお届けする「当日お届けプラン」を利用することが可能です。(受付時間に限りがあります)
また、副作用が不安な方には吐き気止めなどの副作用緩和薬も同時に処方してもらえます。
今後も継続的に避妊していきたいという方には、低用量ピルも一緒に処方してもらうことができます。また、初めてメデリピルで低用量ピルを処方された場合、アフターピルと同時に処方されることでアフターピルの診療代1,650円が無料となります。
病院に行けなくとも、メデリピルのようなオンラインでのピル診療・処方サービスを利用するのもひとつの手段です。
こういった選択肢があることも知っておくと、いざという時に安心ですね。

LINEから診療予約ができる

メデリピルでは、LINEを使って診療予約や医師への相談、服薬管理などが完結します。
診療予約は24時間いつでも自分のタイミングで予約することができます。
まずはメデリピル公式LINEのお友達登録からはじめましょう♡

最短当日発送・送料無料

メデリピルでは、診療・処方が完了した時間にもよりますが、最短で当日発送されます。
届く日数はお住まいの地域によって変わるためご了承ください。
また、アフターピルの場合は送料無料になります。※1

※1 当日お届けプランは対象外です

東京23区内限定の当日お届けプラン

メデリピルでアフターピルを処方された場合、東京23区内にお住まいの方であれば、処方当日中に自宅に届く「当日お届けプラン」もお選びいただけます。
また、別途送料3,850円(税込)がかかります。ご希望の方は診療時に医師にお申し付けください。(診療時間によって、当日中にお届けが出来ない場合もあります)

低用量ピルと同時処方で診療代0円

メデリピルでは、初めてメデリピルで低用量ピルを処方された場合、アフターピルと同時に処方されることでアフターピルの診療代1,650円が0円になります。
今後も継続的に避妊をしていきたいという方は、これを機に低用量ピルの服用をはじめることをおすすめします。

副作用緩和薬も処方可能

メデリピルでは、アフターピルの副作用が心配…。3時間以内に吐いてしまったらどうしよう…。という方には、処方時に吐き気止めなどの副作用緩和薬も同時に処方しています。
ご希望の方は、処方時に医師にお申し付けください。

メデリピルでは、アフターピルだけでなくピルが初めての方にも安心していただけるサポート体制が整っています。
安心してピルをはじめるならメデリピルがおすすめです。

よくある質問

アフターピルで避妊に失敗したらサインはある?

アフターピル服用後、服用後3週間以内に消退出血もしくは生理を確認、生理予定日から1週間経過しても生理がこない場合は、避妊に失敗した可能性があります。
また、妊娠検査薬を使用して陰性でも、生理がこない場合は産婦人科を受診するようにしましょう。

アフターピルで避妊に成功したサインはある?

アフターピル服用後3週間以内に生理が起きていれば避妊に成功したといえます。
もしくは、生理予定日でなくても服用後に2〜3日程度の少量の出血がある場合は「消退出血」といい、避妊に成功したひとつのサインになります。

ピルを飲んだのに妊娠してしまったのはなんで?

緊急避妊の失敗として1番多いのが、服用するタイミングが遅れてしまったことです。
アフターピルの種類にもよりますが、避妊に失敗してから72時間もしくは120時間以内の服用で効果が発揮できます。早ければ早いほどよいとされる薬なため、早急な服用が必要です。
また、アフターピルの効果は併用する薬やサプリメントの影響を受けることがあります。日常的にサプリメントやお薬を服用している場合、併用できるかどうかは必ず医師に相談しましょう。
最後に、アフターピルの副作用のひとつである吐き気にも注意しましょう。服用から2時間以内に嘔吐をして薬を吐き出してしまうと、十分に薬の成分が吸収されず、避妊に失敗してしまうこともあります。
副作用が心配な方はアフターピル処方時に副作用緩和薬も同時に処方してもらうよう医師に伝えましょう。

まとめ

妊娠を望まない性行為で避妊に失敗してしまった場合は、早急にアフターピルを服用することで避妊を行うことがとても大切です。もし、妊娠を望んでおらず避妊に不安を感じている場合は医療機関に相談し継続的な避妊を行うことも可能です。

また、少しでも妊娠の可能性を感じた場合はすぐに妊娠検査薬の使用とともに、医療機関を受診しましょう。

低用量ピルの副作用とは?血栓症のリスクなどをわかりやすく解説

低用量ピルにはさまざまな種類があり、副作用が起きる割合は比較的低い薬です。しかし、低用量ピルの種類や飲み方、服用する人の体質などによって副作用が起きることはあります。この記事では、低用量ピルの副作用の種類や基本的な対処法、副作用がいつおさまるかなどをご紹介します。低用量ピルによって太る、血栓症のリスクがあるといった情報の根拠に関しても解説しているので、ぜひ参考にしてください。

低用量ピルとは

低用量ピルは、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)が含まれた薬で、OC(Oral Contraceptives)とLEP(Low dose Estrogen Progestin)があります。OCは避妊を目的として処方される低用量ピルのことで、保険適用にはならず自費負担となります。一方で、LEPは月経困難症や子宮内膜症の治療薬として処方される低用量ピルのことで、保険適用となります。低用量ピルを服用すると、高確率での避妊が可能になるほか、生理痛軽減や肌荒れ改善などの副効用も期待できます。

低用量ピルのメリット

低用量ピルのメリットには、以下のようなものがあります。

・避妊ができる
ピルを毎日正しく服用すれば、99.7%の確率で避妊できるとされています。一般的な避妊法であるコンドームの避妊率が85~98%であるため、それよりも高確率で避妊可能といえます。

・生理痛や月経困難症を改善できる
ピルを服用すると子宮内膜が薄い状態に保たれるため、経血量が減少して生理痛や月経困難症も改善される可能性があります。

・生理不順を改善できる
ピルを服用することで、生理周期が規則正しくなるため、生理不順の改善が期待できます。

・一部のがんリスクを軽減できる
ピルの服用は、子宮体がんや卵巣がん、大腸がんなどのリスク軽減に効果があるとされています。(一方で、子宮頸がんや乳がんのリスクはわずかに上がる可能性があるとされています。)

低用量ピルの主な副作用

低用量ピルとは、2種類の女性ホルモンを含んだ、体内のホルモンバランスを整える医薬品のことです。低用量ピルの副作用には、眠気や吐き気、気分の落ち込み、むくみ、乳房の張り、頭痛、下腹部痛、不正出血などがあります。飲み始めた時期には副作用が現れやすいですが、多くの場合は服用を続けることで服用2〜3か月以内でおさまることがほとんどです。

合わせて読みたい!関連記事

飲みはじめの副作用ってどんな症状?主な原因と対策について

2024.10.07

眠気

低用量ピルの副作用として、約0.1%~5%未満の割合で眠気の症状が生じる場合があります。低用量ピルに配合されている黄体ホルモンが眠気を引き起こす原因と考えられており、飲み始めた時期に現れやすい副作用のひとつです。プロゲステロンという黄体ホルモンが体内で分解されると眠気を引き起こす物質に変わるため、服用後に眠気を覚える場合があります。

また、低用量ピルを飲み始めた時期には体内のホルモンバランスが不安定になり、基礎体温の調整が適切に行えなくなっている場合があります。低用量ピルの服用を1か月~3か月ほど続けることで体内のホルモンバランスが整えられると、眠気の副作用は治まります。

眠気の副作用に関しては、生活習慣に合わせて充分な睡眠をとることで軽減できる場合があります。充分な睡眠を取りづらい場合、日中に20分程度の仮眠を取ることが効果的な対処法です。

吐き気

副作用として吐き気の症状が生じる割合は5%以上であり、比較的起こりやすい副作用とされています。低用量ピルに配合されている卵胞ホルモンが吐き気の原因になると考えられており、飲み始め当初に副作用が生じるケースが一般的です。多くの場合、低用量ピルの服用を3か月ほど続けることで吐き気の副作用は弱まってくるとされています。

対処法としては、低用量ピルと吐き気止めを併せて服用する方法が推奨されています。低用量ピルを服用した後に嘔吐があった場合、成分が適切な形で吸収されない可能性があるため、副作用には吐き気止めの薬を用いて対処することが望ましいです。目安として、服用から3時間以内に嘔吐があった場合には低用量ピルを1錠分追加で服用することが推奨されています。

合わせて読みたい!関連記事

低用量ピルによる吐き気が辛い…対処法や注意点を解説

2024.10.07

気分の落ち込み

低用量ピルの服用後、約0.1%から5%未満の割合で気分の落ち込み、抑うつ症状が表れる場合があります。体内のホルモンバランスが不安定になることが原因と考えられており、服用を継続するうちに抑うつ症状は次第に治まることが一般的です。

低用量ピルを服用してから数日後に気分の落ち込み、食欲不振、不眠などの抑うつ症状が表れた場合は薬剤惹起性うつが考えられます。1~2か月程服用を続けても副作用が治まらない場合、低用量ピルの処方を受けたクリニックなどの医師に相談しましょう。

むくみ

低用量ピルを服用した後には、約0.1%から5%未満の割合でむくみ、体重増加の副作用が現れる場合があります。低用量ピルに含まれている黄体ホルモンには水分をため込む作用があり、むくみの原因になりやすい女性ホルモンの一種とされています。

多くの場合、3か月程服用を続けることで副作用は治まる場合が多い傾向です。低用量ピルの服用を続けても副作用が治まらない場合は、服用している低用量ピルの種類が合っていないことが考えられます。むくみ、体重増加の副作用に関する悩みがある場合、低用量ピルの処方を受けたクリニックなどの医師に相談しましょう。

合わせて読みたい!関連記事

ピルのむくみの原因とは?いつまで続く?解消方法について解説

2024.10.07

乳房の張り

低用量ピルの副作用として乳房の張り、痛みが症状として現れる割合は約0.1%から5%未満です。低用量ピルには少量の黄体ホルモンが配合されており、飲み始めた時期には副作用の原因になることがあります。副作用として乳房の張りが生じた場合、3か月程服用を続けることで治まることが一般的です。

服用を続けても副作用が治まらない場合は、むくみの症状と同様に低用量ピルの種類が合っていないことが考えられます。この副作用に関しても、処方を受けたクリニックなどに相談して低用量ピルの変更を検討しましょう。

頭痛

低用量ピルを服用した後、副作用として頭痛の症状が現れる割合は約0.1%から5%未満です。体内のホルモンバランスが不安定になることが主な原因であり、飲み始めた時期に起きやすい副作用のひとつです。多くの場合、低用量ピルの服用を続けることで頭痛の副作用は治まってきます。

頭痛の副作用に対処する方法として、ある程度の睡眠時間を確保する、肩こりを緩和する対策を行うなどが挙げられます。頭痛の副作用が治まらない場合、医師もしくは薬剤師に相談して頭痛薬の使用を検討しましょう。

合わせて読みたい!関連記事

ピル服用中の頭痛の対処法や注意したい片頭痛とは?【安心してピルを飲むために】

2024.10.07

下腹部痛

低用量ピルの副作用として下腹部痛が現れる割合は、約0.1%から5%未満です。体内のホルモンバランスが崩れることが主な原因になっており、基本的には低用量ピルを3か月程服用することで副作用が治まります。服用を続けても下腹部痛が治まらない、生活に影響があるほどの痛みがある場合などには低用量ピル以外が原因の可能性もあるため医療機関に相談しましょう。

不正出血

低用量ピルを飲み始めた時期には、3割程度の方が不正出血を経験すると言われています。低用量ピルを飲み始めた時期に現れやすい副作用のひとつで、一般的には3か月ほど継続的に服用することで副作用は治まります。不正出血は低用量ピルを飲み忘れた際に起きる場合もあるので、服用開始からの期間、状況に応じて判断することが必要になります。

3か月ほど正しく服用を続けても不正出血の副作用が治まらない場合、低用量ピルの処方を受けたクリニックなどに相談しましょう。

合わせて読みたい!関連記事

不正出血の原因は?病気の可能性はある?詳しく解説

2024.10.07

低用量ピルの種類による副作用の違い

低用量ピルは、含まれている黄体ホルモンの種類の違いによって第一世代から第四世代に分かれており、見られやすい副作用も異なります。以下で、それぞれのピルについて解説します。

ルナベルLD・フリウェルLD

ルナベルLD・フリウェルLDは、ノルエチステロンという黄体ホルモンが配合された第一世代の低用量ピルです。他の低用量ピルに比べて価格が安い場合が多く、生理痛の緩和に優れているとされています。しかし、ノルエチステロンには男性ホルモンの作用があるため、ニキビが悪化したり多毛になったりする可能性があります。
※オンラインピル診療・処方サービスの「メデリピル」では、「ルナベルLD」「フリウェルLD」の取り扱いはありません。

合わせて読みたい!関連記事

ルナベル配合錠LDとは?生理痛緩和への効果や服用方法を解説

2024.10.07
合わせて読みたい!関連記事

フリウェルLDとは?ULDとは違うの?避妊効果などの効果や副作用を解説

2024.10.07

ルナベルULD・フリウェルULD

ルナベルULD・フリウェルULDは、先ほど紹介したルナベルLD・フリウェルLDよりもさらにエストロゲン量が少なく、超低用量ピルに分類されます。エストロゲン量が少ない方が血栓症リスクを抑えられるとされているため、副作用を気にする方がまずはULDの服用から始めるというケースもあります。ただし、エストロゲン量が少ないと不正出血が起きやすくなる可能性があるため、そのような場合はよりエストロゲン量の多いLDへの変更も検討してみましょう。
メデリピルでは、「ルナベル配合錠ULD」は6,980円(税込)、「フリウェル配合錠ULD」は4,180円(税込)で取り扱いがあります。※
※初月無料対象外・別途、送料550円(税込)がかかります

ジェミーナ

ジェミーナは、レボノルゲストレルという黄体ホルモンが配合された第二世代の超低用量ピルです。最大77日間の長期連続服用が可能なため、生理が来る回数を減らしたいという方にはおすすめです。また月経困難症や子宮内膜症などへの治療効果が高いとされています。しかし、第一世代のピルに比べると価格は高くなる場合が多いほか、避妊目的のみで処方してもらうことはできません。
※オンラインピル診療・処方サービスのメデリピルでは、「ジェミーナ」の取り扱いはありません。

合わせて読みたい!関連記事

ジェミーナについて網羅解説/月経困難症と生理周期に効果

2024.10.07

ヤーズ

ヤーズは、ドロスピレノンという黄体ホルモンが配合された第四世代の超低用量ピルです。第四世代のピルは男性ホルモンの作用が抑えられているため、副作用が起きづらいとされています。ただし、男性ホルモン作用がない分、気分の落ち込みなどが見られる可能性があります。
メデリピルでは、「ヤーズ配合錠」は8,880円(税込)で取り扱いがあります。※
※初月無料対象外・別途、送料550円(税込)がかかります

ヤーズフレックス

ヤーズフレックスは、ヤーズと同じく第四世代の超低用量ピルですが、ヤーズよりも連続服用可能日数が長く、最大120日間の連続服用ができます。ホルモンバランスが安定し、肌荒れも起きづらいです。ただし、連続服用中に不正出血が起きる可能性があります。
メデリピルでは、「ヤーズフレックス配合錠」は9,900円(税込)で取り扱いがあります。※
※初月無料対象外・別途、送料550円(税込)がかかります

合わせて読みたい!関連記事

ヤーズフレックスとは?ヤーズとの違いは?飲み方や効果、副作用を解説

2024.10.07

低用量ピルの服用による血栓症のリスク

喫煙者/高血圧の人/糖尿病の人/肥満体型の人/40歳以上の人/片頭痛持ちの人

上記の項目に該当する人は低用量ピルによる血栓症のリスクが高いので、低用量ピルの服用を検討する際は医師に相談しましょう。

特定の条件に該当しない人でも、低用量ピルを飲み始めてから3か月以内は、静脈血栓症を発症するリスクが比較的高くなると考えられています。静脈血栓症は1万人あたり1人から5人の割合で発症しますが、低用量ピルを服用した場合は1万人あたり3人から9人の割合で発症するとされています。ちなみに、妊娠中の静脈血栓症リスクは「1万人に5〜20人」であり、ピルの服用よりもリスクが上がることが分かっています。

合わせて読みたい!関連記事

ピルの服用による血栓症のリスクはどれくらい?症状や予防方法などを徹底解説!

2024.10.07

血栓症の症状

血栓症の初期症状には、以下のようなものがあります。

・激しい腹痛、頭痛、胸の痛み
・息苦しさ
・ふくらはぎの痺れやむくみ
・視界がおかしい
・舌のもつれ
・意識障害

そのまま症状が進行すると、皮膚が変色したり、呼吸がしにくくなり命にかかわる可能性もあります。血栓症が疑われる症状が見られたら、ピルの服用を中止してすぐに病院を受診するようにしてください。

低用量ピルの服用で「太る」と言われる理由

一部では低用量ピルを服用することで太るという声がありますが、低用量ピル自体に体重を増加させる作用はありません。

むくみで太ったように感じる

低用量ピルを服用した人は、むくみの副作用が約0.1%から5%未満の割合で生じます。低用量ピルに配合されている黄体ホルモンには体内に水分をためる作用があり、むくみの症状が起きるという仕組みです。副作用は一時的なものですが、全身がむくんでいる状態では太ったように感じるかと思われます。副作用によってむくみが生じている場合、低用量ピルを1か月から3か月ほど服用することで副作用は治まってくるケースが一般的です。むくみの副作用が強く出ている場合、服用する低用量ピルを変更する、食生活の改善や適度な運動といったセルフケアを行うなどの対策が推奨されています。

体調改善による食欲増進

また低用量ピル服用後、体調が改善して食欲が増進する場合があります。結果的に、一時的に体重が増加してしまうことがあります。 食事量に気をつけたり、栄養バランスのよい食事を摂ったりすれば問題ありません。

低用量ピルの服用をやめるタイミング

低用量ピルの服用をやめたい場合、医師に相談して対応を検討しましょう。低用量ピルの服用をやめる際には、自己判断で再開しないように注意する必要があります。低用量ピルには血栓症の発症リスクをわずかながら高くする作用があるため、自己判断によって服用中止と再開を繰り返すことは避けるべきです。

実際に低用量ピルの服用をやめる場合、基本的には1シートを飲み切ってから服用を中止します。服用中止のタイミングを早めたい人は、医師に相談することでタイミングの調整を検討しましょう。

服用を中止した後は一時的にホルモンバランスが不安定になることがあります。服用中止後は肌に関するトラブル、生理周期が不安定になるといった副作用が起きる場合がありますが、3か月ほど経過した頃に副作用は治まってくることが一般的です。

ピルをはじめるならメデリピル

ピルの服用経験がなく、ピルを飲んでみたいけど、安心して信頼できる方法で始めたいという方に、オンラインピル診療・処方サービスのメデリピルがおすすめです。
メデリピルでは、現役の産婦人科医が診療から処方までをオンライン上で行い、自宅にピルが届くので、オンラインでも安心してピルを始めることができます。
メデリピルでは、ご自身に合ったピルを医師と相談しながら決めることができ、サービス利用期間中であれば診療代はずっと無料なので、服用中の不安なことや悩みを、いつでも医師に相談することができるサポート体制が整っています。
また、低用量ピル定期便 ※1 の場合、初月ピル代0円 ※2 で始めることができます。まずは試してみたい!という方におすすめです。

※1 3シート目受け取りまで解約不可
※2 別途送料550円


メデリピルは、いつでもスマホから簡単に受診できる、「誠実」と「続けやすい」を大事にしたオンラインピル診療サービスです。初月ピル代無料、診療代はずっと無料。国内最安クラスで提供しています。
※医師の診療時に処方された場合、最低3シートは服用いただいた上でご自身に合っているか判断していただきたいため、3シート目受け取りまでは解約は不可となります

メデリピルについて詳しく知る
→低用量ピルの料金について詳しくはこちら

メデリピルの5つのこだわり

1か月無料のお試し期間

ピル初心者の方でも安心して服用いただけるよう、低用量ピルは初月無料でお届けします。
※医師の診療時に処方された場合、最低3シートは服用いただいた上でご自身に合っているか判断していただきたいため、3シート目受け取りまでは解約は不可となります

診療担当するのは現役の産婦人科医

専門的な知識を持った現役産婦人科医が診療を担当をするので、生理やカラダに関する不安や疑問を安心して相談することができます。

何度でも診療・再診無料

服用中の体調や副作用など、産婦人科の専門医にいつでも気軽にご相談ください。

予約から診療までLINEで簡単

診療予約や、予約日・配送日やプラン変更など、LINE一つで行うことができます。

正しい知識をお届け

ピルや女性のカラダに関する知識を定期的にお届けしています。

※メデリピルは医療機関とユーザーを繋ぐプラットフォームです
※診療やピルの処方等は保険適用外・自由診療であり、医療機関に所属する医師が行います

子宮内膜症が不妊の原因になる理由、症状や治療法をレクチャー

20~30代の女性に発症することが多い「子宮内膜症」。子宮内膜症を放っておくと、不妊の原因になる可能性があります。この記事では、子宮内膜症の病態や症状について解説します。また子宮内膜症が不妊の原因となる理由や、子宮内膜症性不妊の治療法もご紹介します。

子宮内膜症と不妊は関係あるの?

子宮内膜症と不妊にはどのような関係があるのでしょうか。まず子宮内膜症の概要を解説し、それから子宮内膜症が不妊の原因になる理由や治療法についてご紹介します。

子宮内膜症とは

子宮内膜症は、子宮内膜に似た組織や子宮内膜そのものが、子宮ではないところに出来てしまう病気です。20代~30代での発症が多いといわれており、特に30~34歳が最も多いとされています。子宮内膜は、生理周期に合わせて厚くなっていく特徴があります。生理の時に経血が排出されずに体内に溜まったり、周りの臓器と癒着を起こしたりします。これらが様々な症状を引き起こす原因といわれており、不妊を引き起こす原因としても知られています。

子宮内膜症に関連した病気

子宮内膜症は、いくつか関連する病気があります。それぞれの病気を解説していきましょう。

卵巣チョコレート嚢胞

卵巣チョコレート嚢胞とは、子宮内膜症の一種で、本来子宮の内側にあるはずの子宮内膜が、卵巣にできてしまうことをいいます。卵巣で子宮内膜症が起きると、卵巣内に経血が溜まります。その経血が古くなるとチョコレートのように見えることから「卵巣チョコレート嚢胞」と呼ばれています。

子宮腺筋症

子宮腺筋症は、子宮内膜に似た組織が子宮の筋肉のなかにできる疾患です。女性ホルモンであるエストロゲンの影響を受けて、子宮筋層内で組織が増殖と剥離を繰り返します。子宮腺筋症の病変があると子宮筋層が肥厚し、子宮自体が大きくなることがあります。

腹腔内(腹膜など)の炎症や癒着

子宮内膜症は、炎症や癒着がおもな病態です。組織が炎症を起こすと癒着し、痛みが生じるのです。なお、子宮や卵巣の周囲にある腹膜は、癒着が起こりやすい組織です。その部分の、腹膜に炎症や癒着が起きると、腹痛・腰痛・性行為痛・排便痛などの痛みを感じやすくなります。卵巣チョコレート嚢胞がある場合は、卵巣周囲や腹膜の癒着がよく見られます。さらに卵巣と卵管の間、子宮の後壁、直腸といった腸管との間にも癒着が起きることがあります。

子宮内膜症の症状

子宮内膜症の症状はさまざまです。自身に以下のような症状がないかチェックしてみてください。

生理痛・腰痛

子宮内膜症は、組織が炎症や癒着することで痛みを生じることがよくあります。その多くが月経痛や腰痛で、月経痛は子宮内膜症患者の約90%に見られる症状です。癒着が進行すると、月経のとき以外にも痛みが現れるようになります。

思春期や若い女性でも子宮内膜症は発生します。生理痛が強くて生活に支障が出る、薬を飲んでも効かないなどの症状がある場合は、子宮内膜症の疑いがあるため、産婦人科の受診をおすすめします。

過多月経・過長月経

子宮腺筋症の場合によくある症状が、過多月経や過長月経です。子宮の収縮には止血の効果がありますが、それが阻害されることにより経血量が増えるのです。また、過長月経は、8日以上出血が続く状態を指します。過多月経による貧血が見られることもあります。

骨盤痛

骨盤痛も子宮内膜症の症状のひとつです。骨盤内の臓器に癒着が生じることで痛みが出ます。この痛みは、月経時以外のときにも生じることがあります。

排便痛・排尿痛・性交痛

月経痛や骨盤痛以外の痛みには、排便痛や排尿痛、性交痛もあります。排便痛や排尿痛は、直腸や膀胱の近くで癒着が起きることで生じます。性交痛は、子宮と直腸の間が癒着することが原因です。

子宮内膜症の治療法

子宮内膜症の治療法には、「手術療法」と「薬物療法」の2つがあります。それぞれの詳細を解説します。

手術療法

卵巣チョコレート嚢胞のように、病巣が明確になっている場合には手術を考えます。ただし妊娠を希望するかしないかによって、手術内容は異なります。妊娠を望んでいる場合は、病巣部のみを切除します。望まない場合は、病巣部の摘出に加え、子宮・卵巣および卵管なども摘出するケースがあります。

薬物療法

子宮内膜症による痛みには、鎮痛剤を使います。鎮痛剤でも痛みを抑えられない場合には、低用量ピル、プロゲスチン製剤、GnRHの拮抗剤などを用いるホルモン療法を行うことがあります。ホルモン療法では女性ホルモンの分泌を抑えたり、病巣に直接作用させたりして症状を和らげることが可能です。

子宮内膜症が不妊の原因になる理由

ここでは、子宮内膜症が不妊の原因になる理由を解説します。

骨盤内の臓器の癒着

骨盤内の臓器には、子宮、膀胱、直腸があります。これらの臓器が子宮内膜症により、子宮後面と直腸、卵巣と卵管、卵管と子宮などが癒着すると、骨盤内の臓器の位置が異常となり、排卵、卵管への卵子の取り込み、卵管による卵の輸送などが阻まれます。その結果、不妊を引き起こしてしまうのです。

骨盤内の炎症

骨盤内の慢性的な炎症により、骨盤内に水が溜まることを「腹水」といいます。腹水が溜まると、免疫担当細胞や炎症物質サイトカインが増加します。その結果、卵胞の発育が悪化したり、卵の質の低下を招いたり、受精率や妊娠率が低下したりすると考えられています。また卵巣チョコレート嚢胞は卵巣機能を低下させることから、不妊につながるとされています。

子宮内膜症性不妊の治療法

ここでは、子宮内膜症性不妊の治療法について解説していきましょう。

待期療法

待期療法とは、これといった治療はせずに自然妊娠を待つ方法です。子宮内膜症の患者さんが必ず不妊であるとはいえません。排卵のころにタイミングよく性交し、自然妊娠することもあります。

ホルモン療法

ホルモン療法は、GnRH agonist製剤(リュープロレリン™など)や黄体ホルモン製剤(ジエノゲスト™)を3~6ヵ月間用います。これにより子宮内膜症を縮少させ、その後妊娠を待ちます。

腹腔鏡下手術

腹腔鏡下手術により、不妊の原因となっている卵巣チョコレート嚢胞や癒着を取り除く方法もあります。この手術によって、術後に20~35%の女性が自然に妊娠するという報告もあります。

体外受精

子宮内膜症性不妊に有効な方法として、体外受精があります。ただし、子宮内膜症の進行度や不妊期間などを鑑み、手術を先にするか、体外受精を先にするか、十分に検討する必要があります。

もしかして子宮内膜症と思ったら、早めの検診を

子宮内膜症は不妊の原因となります。妊娠を望まない場合でも、子宮内膜症の症状が該当するようなら、早めに検診するようにしましょう。また低用量ピルを服用することで、辛い生理痛を緩和することもできます。妊娠を希望しない期間であれば、低用量ピルを日常的に服用することで子宮内膜症の進行を抑えることができるといわれています。子宮内膜症なのか否か、自分で判断することは難しいので激しい生理痛や気になる症状があれば、早めに検診を受けましょう。

オンラインピル処方ならメデリピル

子宮内膜症との診断があり、治療のひとつとして低用量ピルを検討しているけど、日中に病院へ行く時間がとりにくい…という方に、オンラインピル診療・処方サービスのメデリピルがおすすめです。
メデリピルでは、現役の産婦人科医が診療から処方までをオンライン上で行い、自宅にピルが届くので、忙しい方でもピルを始めることができます。
メデリピルでは、ご自身に合ったピルを医師と相談しながら決めることができ、サービス利用期間中であれば診療代はずっと無料なので、安心して続けることができます。
また、低用量ピル定期便 ※1 の場合、初月ピル代0円 ※2 で始めることができます。まずは試してみたい!という方も、メデリピルなら、安心して始めることができます。

※1 3シート目受け取りまで解約不可
※2 別途送料550円

メデリピルは、いつでもスマホから簡単に受診できる、「誠実」と「続けやすい」を大事にしたオンラインピル診療サービスです。初月ピル代無料、診療代はずっと無料。国内最安クラスで提供しています。
※医師の診療時に処方された場合、最低3シートは服用いただいた上でご自身に合っているか判断していただきたいため、3シート目受け取りまでは解約は不可となります

メデリピルについて詳しく知る
→低用量ピルの料金について詳しくはこちら

メデリピルの5つのこだわり

1ヶ月無料のお試し期間

ピル初心者の方でも安心して服用いただけるよう、低用量ピルは初月無料でお届けします。
※医師の診療時に処方された場合、最低3シートは服用いただいた上でご自身に合っているか判断していただきたいため、3シート目受け取りまでは解約は不可となります

診療担当するのは現役の産婦人科医

専門的な知識を持った現役産婦人科医が診療を担当をするので、生理やカラダに関する不安や疑問を安心して相談することができます。

何度でも診療・再診無料

服用中の体調や副作用など、産婦人科の専門医にいつでも気軽にご相談ください。

予約から診療までLINEで簡単

診療予約や、予約日・配送日やプラン変更など、LINE一つで行うことができます。

正しい知識をお届け

ピルや女性のカラダに関する知識を定期的にお届けしています。

※メデリピルは医療機関とユーザーを繋ぐプラットフォームです
※診療やピルの処方等は保険適用外・自由診療であり、医療機関に所属する医師が行います

もしかして月経困難症?放置はNG!チェックリストで症状を知って適切な治療を

生理周期に起こるさまざまな不調は、「月経困難症」かもしれません。この記事では月経困難症について、チェックリストや症状を紹介します。また、月経困難症の治療法も解説します。

月経困難症とは

月経困難症は生理期間中に起こる、日常生活に支障をきたすほどの身体的・精神的な症状のことです。月経困難症の主な症状には、月経痛、腰痛、頭痛、吐き気、むくみ、下痢、気分の落ち込みやイライラなどがあります。

日本では、女性の約4人に1人が月経困難症であるともいわれています。実際に医療機関を受診して治療を受けている人は約55万人、これは月経困難症の患者の中ではわずか数%といわれています。このことからもわかるように、たくさんの女性が月経困難症に悩まされています。

月経困難症チェックリスト

自分が月経困難症かどうか判断するのは難しいですが、まずは以下のチェックリストで確認してみましょう。当てはまるものが多い場合は、月経困難症の可能性があります。

・生理痛が原因で寝込んだり、起きることができない
・生理痛がひどく、仕事や学校を遅刻したり休むことがある
・生理痛が以前より強くなっている
・尿をするときや性行為のときに痛みを感じる
・生理中は毎日鎮痛剤を使っている
・生理中に鎮痛剤を飲んでも効かないことがある
・生理中に頭痛、吐き気、腰の痛みなどの症状もある

月経困難症の症状

月経困難症の主な症状には、次のようなものがあります。

腹痛・腰痛

生理中によくある症状の例が下腹部の痛み・腰痛です。生理中は子宮の内膜から「プロスタグランジン」という物質が出ることで、子宮を収縮させて経血を体の外に出すはたらきをしています。このプロスタグランジンの分泌量が多かったり、効きすぎたりするとこれ子宮周りの腹部、下腹部、腰の痛みのもととなります。また、経血の出口である子宮頸管が細いと、子宮が強く収縮したり経血が上手く出なかったりして下腹部に痛みを感じることがあります。この痛みは初経を迎えたばかりの10代や、出産経験のない若い女性に多くみられます。

頭痛

月経困難症では、頭痛の症状が出ることもよくあります。この原因は、プロスタグランジンに加えて、月経前~月経時にかけて女性ホルモンであるエストロゲン(卵胞ホルモン)の分泌量が低下することが原因と考えられています。

吐き気

吐き気の原因も、腹痛の原因と同様で、痛みのもととなる「プロスタグランジン」の分泌によって引き起こされます。プロスタグランジンは子宮を収縮させ経血を子宮の外に出すはたらきをしますが、子宮以外にも胃や腸管も収縮させます。そのため吐き気をもよおす、胃のむかつき、お腹の張りといった症状が出ることがあります。

月経困難症の種類と原因

月経困難症には「機能性月経困難症」と「器質性月経困難症」の2種類があります。両者の違いは、原因となる疾患の有無です。原因疾患のないものは機能性月経困難症、原因疾患があるものは器質性月経困難症と定義されています。

機能性月経困難症

原因となる疾患がないのが「機能性月経困難症」です。子宮の内膜から出るプロスタグランジンという物質が子宮の筋肉や血管を強く収縮させる、子宮の出口が狭く経血が上手く排出できないといったことが原因と考えられています。10代後半~20代前半に多く、月経初日~2日目ころの出血が多い期間に症状が強く出ます。

器質性月経困難症

「器質性月経困難症」は、子宮内膜症、子宮筋腫、卵巣嚢腫、子宮腺筋症、子宮内膜ポリープ、先天性子宮奇形などの疾患が原因です。原因となる病気によって、月経痛、出血量の増加などを引き起こします。20代後半~30代以降に多く、痛みが月経期間中継続することが多いのが特徴です。

月経前症候群(PMS)との違い

月経困難症と混同しがちなのが「月経前症候群(PMS)」です。両者は、症状が出るタイミングが異なります。月経困難症は月経が始まるとともに症状が出ますが、月経前症候群(PMS)は生理が始まる3~10日前くらいから症状が出ます。また、原因も異なります。月経困難症は子宮内膜症や子宮筋腫といった婦人科系の病気が原因となることがありますが、PMSは明らかな原因となる病気がないのが特徴です。

月経困難症を放置するとどうなる?

痛みを我慢して月経困難症を放置しておくと、次のような子宮の病気を見逃し、治療困難になる可能性が高まります。

子宮内膜症

子宮内膜症は、子宮内膜に似た組織が子宮の外にできてしまう病気のことです。癒着や炎症により不妊症になったり、子宮の外にできた内膜が、月経困難症の原因となることがあります。

子宮筋腫

子宮筋腫も、月経困難症の原因のひとつです。子宮筋腫は、子宮筋層にできる良性の腫瘍(筋肉のかたまり)のことをいいます。子宮筋腫の大きさや、腫瘍がどの位置にできたかによって、月経困難症を引き起こすことがあります

子宮腺筋症(しきゅうせんきんしょう)

子宮腺筋症は、子宮内膜に似た組織が子宮の筋肉のなかにできる疾患のことです。子宮の筋肉の中にできた組織が生理周期の際に出血してしまい、子宮の筋肉が厚くなることによって月経困難症を引き起こします。

月経困難症の治療法

器質性月経困難症も機能性月経困難症も、辛い症状を和らげることを目的に薬物療法が行われます。用いられる薬には、痛み止めや抗炎症薬、低用量ピルや子宮内避妊具などのホルモン剤などがあります。そのほか、漢方薬や鍼灸などの代替療法も選択肢のひとつです。

さらに器質性月経困難症の場合は、原因となる疾患の治療を行います。子宮腺筋症が原因の場合は、ホルモン療法や子宮全摘出手術などによる治療をします。また子宮筋腫が原因である場合は、ホルモン療法や子宮筋腫の摘出手術、子宮全摘出手術などが行われます。

月経困難症の治療にピルがおすすめの理由

月経困難症の治療に、低用量ピルはとても有効です。卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)という2種類の女性ホルモンが含まれ、服用することで女性ホルモンのバランスを整え、子宮内膜増殖の抑制、排卵の抑制が見込めます。また、子宮内膜症の進行を抑える効果もあるといわれています。

月経困難症は放置しないで

生理痛がひどい人は「いつもの生理痛か」とあきらめたり、我慢したりする人が多いかもしれません。しかしそれが月経困難症なら、放置することで病気が悪化してしまうこともあります。低用量ピルを服用することで、生理痛や生理中の諸症状を緩和することもできます。激しい生理痛は決してそのままにせず、病院やクリニックを受診しましょう。

月経困難症の治療もオンラインピル処方のメデリピルで

月経困難症の治療のひとつとして低用量ピルを使用を検討している方で、日中に病院へ行く時間が取りにくい…という方は、オンラインピル診療・処方サービスのメデリピルがおすすめです。
メデリピルでは、現役の産婦人科医が診療を行い、ピルの処方までオンライン上で完結するので、スキマ時間で医師の診療・処方を受けることができます。
ただし、メデリピルでは自由診療となるため、月経困難症の治療目的での処方でも保険適用にはなりませんが、迅速に空いた時間を有効活用してピルの処方をしたいという方にはピッタリのサービスです。

メデリピルは、いつでもスマホから簡単に受診できる、「誠実」と「続けやすい」を大事にしたオンラインピル診療サービスです。初月ピル代無料、診療代はずっと無料。国内最安クラスで提供しています。
※医師の診療時に処方された場合、最低3シートは服用いただいた上でご自身に合っているか判断していただきたいため、3シート目受け取りまでは解約は不可となります

メデリピルについて詳しく知る
→低用量ピルの料金について詳しくはこちら

メデリピルの5つのこだわり

1ヶ月無料のお試し期間

ピル初心者の方でも安心して服用いただけるよう、低用量ピルは初月無料でお届けします。
※医師の診療時に処方された場合、最低3シートは服用いただいた上でご自身に合っているか判断していただきたいため、3シート目受け取りまでは解約は不可となります

診療担当するのは現役の産婦人科医

専門的な知識を持った現役産婦人科医が診療を担当をするので、生理やカラダに関する不安や疑問を安心して相談することができます。

何度でも診療・再診無料

服用中の体調や副作用など、産婦人科の専門医にいつでも気軽にご相談ください。

予約から診療までLINEで簡単

診療予約や、予約日・配送日やプラン変更など、LINE一つで行うことができます。

正しい知識をお届け

ピルや女性のカラダに関する知識を定期的にお届けしています。

※メデリピルは医療機関とユーザーを繋ぐプラットフォームです
※診療やピルの処方等は保険適用外・自由診療であり、医療機関に所属する医師が行います