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アフターピルはどこでもらえる?薬局・病院・オンライン診療を紹介

ピル
更新日:2026.09.24
アフターピルはどこでもらえる?薬局・病院・オンライン診療を紹介

「避妊に失敗したかもしれない…」そんな不安と焦りで、胸がいっぱいになっていませんか?

アフターピル(緊急避妊薬)は「いかに早く飲むか」が大切な薬です。まずはどこに行けば手に入るのかを知って、1つずつ落ち着いて動いていきましょう。

2026年2月からは、処方箋がなくても一部の薬局で購入できるようになりました。ただ、行く時間帯や「周りの目が気になる」「今すぐ手に入れたい」といった状況によって、選ぶべき場所は変わってきます。

この記事では、「薬局」「産婦人科などの病院」「オンライン診療」という3つの入手先について、もらい方の手順や費用、注意点を分かりやすくまとめました。今のあなたの状況に合わせて、一番安心できてスムーズな方法を一緒に探していきましょう。

アフターピルはどこでもらえる?3つの入手方法

アフターピルを入手する方法には「薬局・ドラッグストア」「産婦人科などの医療機関」「オンライン診療」の3つがあります。

2026年2月からは、一定の条件を満たせば処方箋がなくても薬局でアフターピルを購入できるようになりました。入手方法によって受け取りまでのスピードや特徴が異なるため、自身の状況に合わせて選択しましょう。

もらえる場所 受け取り方 主な特徴
薬局・ドラッグストア 処方箋なしで購入する 研修を修了した薬剤師の面前で服用する。取り扱う店舗が限られる
産婦人科・婦人科などの医療機関 診療を受けて処方してもらう 医師に直接相談できる。夜間や休日は閉まっていることがある
オンライン診療 診療を受けて処方され、自宅に届く 自宅から受診できる。届くまでに時間がかかることがある

薬局・ドラッグストアで購入する

市販薬として承認された緊急避妊薬が、2026年2月2日から一部の薬局やドラッグストアで販売されています。処方箋がいらないぶん、医療機関の診療時間を待たずに動けるのが特徴です。

ただし、要指導医薬品にあたるため、どの店舗でも買えるわけではありません。取り扱いがあるのは、緊急避妊薬の研修を修了した薬剤師が対応できる薬局などに限られます。販売できる薬局は厚生労働省のホームページで公開されているので、近くの店舗を確認してみてくださいね。

※参考:「要指導医薬品である緊急避妊薬の販売が可能な薬局等の一覧」(厚生労働省)

産婦人科・婦人科などの医療機関で処方してもらう

アフターピルは、産婦人科や婦人科などの医療機関を受診し、医師の診療を受けたうえで処方してもらえます。医療機関によっては、内科などでも対応している場合があります。

診療では、性交渉の日時や最終生理日などを確認し、服用できるかどうかを判断します。処方が決まると、院内または調剤薬局でアフターピルを受け取ります。医師に直接相談できるため、服用方法や妊娠への不安についてもその場で確認できるのがメリットです。

オンライン診療サービスで処方してもらう

オンライン診療では、自宅などから医師の診療を受け、アフターピルを処方してもらえます。病院へ行く時間がない方や、当日に受診できる医療機関が見つからない方にも利用しやすい方法です。

診療後に処方が決まれば、アフターピルは自宅など指定した場所へ配送されます。サービスによっては当日発送にも対応しているため、急いでいる場合は、受診から薬が届くまでの時間を確認しておきましょう。

オンラインピル診療・処方サービスのメデリピルでは、最短当日発送に対応しています。東京23区内であれば、診療当日に届ける「当日お届けプラン」も利用できます。

※診療時間によって異なります。また、別途送料3,850円(税込)がかかります。

薬局でアフターピルを買うときの流れ

2026年2月から、一定の条件を満たす薬局では、処方箋なしでアフターピルを購入できるようになりました。ただ、始まったばかりの制度ということもあり、「どの薬局でも買えるの?」「何を確認されるの?」「その場で飲むの?」など、分からないことも多いですよね。

ここでは、薬局でアフターピルを購入するときの流れを、初めての方にも分かりやすく順番に紹介します。

購入できる条件と店舗を確認する

まずは、自分が薬局での購入対象になるか、対応している店舗が近くにあるかを確認します。妊娠が心配な性交渉から72時間以内であることや、レボノルゲストレルでアレルギーを起こしたことがないこと、重い肝臓の病気がないことなどが確認事項になります。

店頭では薬剤師がチェックシートを使って、体調や性交渉の状況などを確認します。年齢による制限はなく、パートナーや保護者の同意も必要ありません。

※参考:「緊急避妊薬のスイッチOTC化について」(厚生労働省)

来店前に薬局へ電話する

対応している薬局でも、在庫や対応できる薬剤師の勤務状況によっては、すぐに購入できない場合があります。そのため、厚生労働省も来店前に電話で確認することをすすめています。

電話では、在庫の有無や当日の対応が可能かを確認しておくと安心です。なお、電話は服用を希望する本人からかける必要があります。

薬剤師の確認を受けてその場で服用する

購入できることが確認されたら、薬剤師から説明を受けたうえで、本人が薬剤師の面前で服用します。アフターピルを持ち帰って自宅で服用することはできず、本人以外が購入することもできません。

人目が気になる場合は、個室や衝立のある場所で対応してもらえることがあります。プライバシーについて不安があれば、来店前の電話で相談しておくとよいでしょう。

服用してから約3週間後に妊娠の有無を確認する

アフターピルを服用したら終わりではなく、約3週間後を目安に妊娠の有無を確認します。妊娠検査薬を使用するか、医療機関を受診して確認しましょう。

検査結果が陰性でも生理がこない場合は、妊娠の可能性を完全には否定できないため、産婦人科に相談してください。

i薬局で購入できないこともある

チェックシートの内容や服用までの時間によっては、薬局でアフターピルを購入できないことがあります。たとえば、性交渉から72時間を過ぎている場合などが該当します。

薬局で購入できなくても、対処する方法がなくなるわけではありません。産婦人科などの医療機関やオンライン診療を利用できるため、できるだけ早く相談しましょう。薬剤師から受診できる医療機関を案内してもらえる場合もあります。

アフターピルの種類と価格

アフターピルにはいくつか種類があります。日本で承認されているのは、レボノルゲストレルを成分とするノルレボ錠とそのジェネリックにあたるレボノルゲストレル錠です。2026年からは、同じ成分の市販薬(要指導医薬品)が薬局で販売されるようになりました。

いずれにしてもアフターピルは避妊目的(自由診療)となるため、健康保険は適用されません。

また、医療機関やオンライン診療を利用する場合は、薬代のほかに診療代や送料などが別途かかる点に注意しましょう。

種類 服用できる時間の目安 主な入手先 費用の目安
ノルレボ錠・レボノルゲストレル錠(医療用) 性交渉後72時間以内 医療機関、オンライン診療 9,000円〜12,000円
ノルレボ(市販薬) 性交渉後72時間以内 取り扱いのある薬局、ドラッグストア 7,480円(税込)
レソエル72(市販薬) 性交渉後72時間以内 取り扱いのある薬局、ドラッグストア 6,930円(税込)
エラ錠・エラワン(医療用) 性交渉後120時間以内 取り扱いのある医療機関、オンライン診療 8,000円〜10,000円

※市販薬の価格は各製造販売元が公表している希望小売価格です。

※参考文献:「ノルレボ錠1.5mg 医薬品インタビューフォーム.2025年2月改訂(第5版)」(あすか製薬株式会社)
※参考文献:「Ulipristal acetate: review of the efficacy and safety of a newly approved agent for emergency contraception.」(米国国立医学図書館:NLM / PubMed)

アフターピルを服用するときの注意点

アフターピルは緊急時に頼りになる薬ですが、正しく理解して服用しないと十分な効果を得られなかったり、思いがけないトラブルにつながったりすることがあります。服用前に必ず以下のポイントを確認しておきましょう。

服用後の性交渉には効果がない

アフターピルは、「飲む前に行われた性交渉」に対して妊娠を防ぐ薬です。服用したあとに再び避妊なしで性交渉を行った場合、その性交渉に対する避妊効果はありません。

アフターピルの作用によって排卵が遅れ、かえって妊娠しやすい時期と重なってしまう可能性もあります。服用後は次の生理が確認できるまで、性交渉を控えるか、コンドームなどで確実に避妊を行ってください。

性感染症の予防にはコンドームを使う

アフターピルに期待できるのは「妊娠を防ぐこと」だけであり、クラミジアやHIVなどの性感染症(STI)を予防する効果は一切ありません。

性感染症を防ぐことができる唯一の方法は、コンドームを正しく着用することです。日ごろから避妊や病気予防のために、パートナーと協力してコンドームを適切に使用しましょう。

低用量ピルはアフターピルの代わりにならない

「低用量ピルを代わりにまとめて飲めば、アフターピルの効果が得られるのでは」と考える方がいますが、絶対にやめてください。

低用量ピルとアフターピルは成分の配合量も役割も異なります。自己判断で大量に服用すると、激しい吐き気や頭痛などの強い副作用が出るリスクが高まるうえ、確実な避妊効果も期待できません。緊急避妊が必要な場合は、必ず専用のアフターピルを服用してください。

一時的な副作用(吐き気・頭痛など)に注意する

アフターピルの服用後は、ホルモンバランスの変化により吐き気、頭痛、下腹部痛、不正出血などの副作用があらわれることがあります。ほとんどは一時的なもので24時間以内に治まりますが、注意したいのが「吐き気」です。

万が一、服用後2時間以内に吐いてしまった場合、薬の成分が充分に吸収されず効果が得られない可能性があります。その場合はもう1錠追加で服用する必要があるため、すぐに処方を受けた医療機関や薬剤師に連絡して対応を確認してください。吐き気が心配な方は、あらかじめ酔い止め(吐き気止め)を一緒に処方・準備しておくと安心です。

アフピル_よくある副作用のイメージ

体調の変化には個人差があります。気になる症状が続く場合は、医師に相談してください。

アフターピルが必要な場合・服用に注意が必要な方の特徴

アフターピルは、避妊の失敗や予期せぬ性交渉のあとに妊娠を防ぐための緊急避妊薬です。自身の状況や健康状態によって、速やかに服用すべきか、あるいは服用前に医師への特別な相談が必要かが異なります。

アフターピルの服用が推奨される方

以下のような「意図しない妊娠のリスクがある状況」に該当する場合は、できるだけ早いアフターピルの服用が推奨されます。

  • ・避妊をせずに行われた性交渉があった場合
  • ・コンドームの破損・脱落・装着ミスなど、避妊に失敗した場合
  • ・低用量ピルを2日以上飲み忘れた状態で性交渉を行った場合
  • ・性暴力被害を受けた場合(※ワンストップ支援センターなどの公的相談窓口でもサポートが受けられます)

服用ができない方、または慎重な判断が必要な方

体質や持病によっては、アフターピルを服用できなかったり、投与に慎重な判断が求められたりする場合があります。

  • ・過去にアフターピルの成分で重いアレルギー(過敏症)を起こしたことがある方
  • ・重度の肝障害がある方
  • ・すでに妊娠している方(※アフターピルに中絶作用はありません)
  • ・軽度〜中程度の肝障害がある方
  • ・消化管の吸収障害がある方
  • ・心臓や腎臓に病気がある(または過去にあった)方
  • ・現在授乳中の方(※服用後一定期間の授乳中断が必要になる場合があります)

持病や服用中の薬がある方は、自己判断で服用せず、受診時や問診時に必ず医師へ申告してください。

個人輸入や通販サイトでの購入は避ける

アフターピルをインターネットの通販サイトや個人輸入で購入することは、多くのリスクが潜んでいるため絶対にやめましょう。

海外からの輸入品を扱う通販サイトでは、偽造品や品質が劣化した薬が届くおそれがあり、期待される避妊効果が得られないばかりか、予期せぬ健康被害を引き起こす危険性があります。また、注文から手元に届くまでに時間がかかり、服用制限時間(72時間以内など)を過ぎてしまうリスクも高まります。

さらに、個人輸入した医薬品によって重い副作用や健康被害が生じた場合、国の「医薬品副作用被害救済制度」の対象外となるため、公的な補償を受けられません。確実な効果と安全性を確保するためにも、必ず正規の医療・販売ルートで入手してください。

まとめ

アフターピルがもらえるのは、薬局・ドラッグストア、産婦人科などの医療機関、オンライン診療の3つです。2026年2月からは処方箋なしで薬局でも購入できるようになりましたが、取り扱う店舗は限られ、薬剤師の面前で服用する決まりがあります。

72時間以内に動けるかどうか、外出できる状況かどうかで選ぶ方法が変わります。服用したあとは、3週間を目安に妊娠の有無を確認しておくと安心ですね。

産婦人科医のオンライン診療を受けられるメデリピルでは、ノルレボ錠やレボノルゲストレル錠のほか、120時間有効のピル、エラワンも処方しています。夜間や休日で受診先が見つからないときの選択肢として、検討してみてくださいね。

アフターピルに関するよくある質問

ここでは、アフターピルに関する質問にお答えします。ぜひ参考にしてみてください。

産婦人科で診療を受けず、アフターピルだけ受取・購入することはできる?

診療を受けずに薬だけをもらうことはできません。アフターピルは医師の診療を経たうえで処方される医薬品です。

ただし、基本的な問診が中心で、内診や血液検査が必要になることは多くありません。対面診療に抵抗がある場合や時間がない場合は、診療から処方までスマホで完結するオンライン診療もおすすめです。

薬局・医療機関・オンライン診療の中で、一番早く手に入るのはどれ?

日中で近くに対象店舗があるなら「薬局」、夜間・休日や外出が難しいなら「オンライン診療(即日配送)」が最速です。

薬局は開館時間内かつ在庫があればその場で服用できます。一方、近くに薬局がない場合や夜間は、オンライン診療で当日発送や特急便を活用する方がスムーズに入手できます。

未成年(高校生・中学生)でも親にバレずに薬局や病院でもらえる?

薬局で購入するか、病院を受診するかでルールが異なります。薬局の場合、親の同意なしで購入可能です。年齢制限はなく、未成年でもご本人のみで購入できます。病院やオンライン診療の場合、法律上の制限はありませんが、多くのクリニックがトラブル防止のため「18歳未満は保護者の同意書や同伴が必須」という独自のルールを設けています。

どうしても親に相談できない事情がある場合は、同意不要な「対応薬局」での購入が確実です。病院を受診する場合は、事前に公式サイトなどで未成年への対応ルールを確認しましょう。

薬局で買うとき、周りの客や店員に知られないか不安…プライバシーは守られる?

プライバシーへの配慮がルール化されていますが、設備(個室の有無など)は店舗により異なります。

緊急避妊薬を扱う薬局ではプライバシー確保が求められており、レジ前で大声で事情を聞かれることはありません。ただし、個室がある店舗もあればパーティション仕切り対応の店舗もあります。心配な方は事前に電話で「個室や仕切りのある場所で相談できるか」を確認しておくと安心です。

土日や夜間でもアフターピルをもらえる場所はある?

土日・夜間対応の開局薬局や救急・休日診療所、24時間予約可能なオンライン診療で入手できます。

地域の夜間休日対応薬局を探すか、年中無休で診療を行っているオンライン診療サービスを利用しましょう。オンライン診療なら夜間に自宅から受診し、翌日朝イチで自宅や指定場所へ配送手配してもらうことが可能です。

72時間を過ぎてしまった場合、もう諦めるしかない?

72時間を過ぎても、諦める必要はありません。120時間(5日)以内に服用することで、高い避妊率が期待できる「エラワン」などのアフターピルがあります。エラワンは120時間以内の服用で98%の避妊率が報告されています。市販薬ではないため、できるだけ早く医療機関やオンライン診療へ相談しましょう。

薬名 有効時間 避妊率
エラワン 120時間(5日間) 98%
レボノルゲストレル/ノルレボ 72時間(3日間) 98.7%

※一般的なデータであり、効果を保証するものではありません。

※避妊率とは、被験者全体の中で、実際に妊娠しなかった人の割合を示す全体の実測値のことです。

算出式:避妊率(%)=(1-実際に妊娠した人数/ピルを服用した全人数)×100

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監修者

平野 友美加

岡山大学卒業後、同大学産科婦人科教室・関連病院を経て、現在は幸の鳥レディスクリニックで、不妊治療・生理トラブル・更年期など、幅広く女性ヘルスケアの診療を行う。

2023年にメデリピルにてオンライン診療によるピル処方を開始し、2025年からmederi magazineの記事監修を担当。

※1 初月無料は低用量ピルのみ対象となり、別途送料550円(税込)かかります

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