ピルはどこで買えるの?市販の有無や購入方法、注意点、選び方などを徹底解説!

ピルは「経口避妊薬」とも呼ばれるため、避妊を目的としたイメージが強いですが副効用として肌荒れの改善や月経トラブルの改善などが期待できることはご存じでしょうか。「ピルを飲んでみたくて気になっているけど、どこで購入すれば良いか分からない。」「副作用などが心配で飲み始める一歩が踏み出せない。」など1人で悩みを抱えていませんか。

この記事では、ピルの基本情報から購入方法、注意点、そして選び方などを徹底解説!また、オンライン処方サービスならではの手軽さについてもご紹介します。

市販でピルを購入することはできない

低用量ピルは「医療用医薬品」に該当するため、日本では医師の診療をもとに出される処方箋が必要となります。つまり、ドラッグストアのような市販薬(処方箋が必要のない薬)を販売しているお店では購入ができません。

しかし、アフターピルは自身の望まない妊娠を避けるための最終手段でもあり、また性行為から72時間以内の服用が必要になるうえに、医師の診療が必要という制約があるため、入手が困難なことが課題となっています。そのため、日本では一定の要件を満たす薬局に限定し、2023年秋ごろから調査研究として試験的に販売の運用を開始することが決まりました。

ピルはどこで買えるの? 購入方法と注意点

現在、日本でピルを購入できる方法は以下の2つです。

① 産婦人科など、医療機関で診療を受けて処方してもらう

② スマホやPCからオンライン診療を受けて処方してもらう

それぞれ診療の流れや費用が異なり、自分のライフスタイルにあった方法を選ぶことができます。

病院での処方

医療機関は、婦人科で処方してもらうことが一般的ですが、内科などでも処方してもらうことができます。

〈 診療の流れ 〉

STEP 1 ピルの処方をしてほしい旨を伝える

STEP 2 問診

STEP 3 検査 (必要に応じて、内診、血液検査 など)

〈 費用目安 〉

初診1,000円、再診500円程度の診療代に薬の値段が加わった金額です。保険適用か自由診療、また薬の種類によって薬代は変動します。

〈 メリット 〉

対面診療であることの安心感から、言いづらいことでもその場で相談しやすいでしょう。また、検査機器が揃っているため、その場で検査が必要であると診断されても対応が可能であることがメリットです。

〈 デメリット 〉

近くに病院がない場合、通院に時間がかかるだけでなく予約が取りづらい場合があります。また、診療までの待ち時間などが長いとトータルの拘束時間が2~3時間になることも考えられます。

オンライン診療の処方

〈 診療の流れ メデリピルの場合 〉

STEP 1 LINEで診療予約を取る

STEP2   スマホを介して診療を受ける

STEP 3 最短翌日、自宅のポストにピルが届く!(2回目以降は定期的に配送されます)

〈 費用 〉

メデリピルなら初月ピル代0円、さらに診療代はずっと無料で利用できます。副作用緩和薬の処方や、ピル服用中の体調相談が診療代無料で受けられるのは安心ですよね。また1年間以上の継続割引や、おまとめプランに変更することで国内最安水準で継続することができます。

〈 メリット 〉

24時間いつでも予約ができ、スマートフォン1つで診療が完結するため、忙しい人でも空いている時間を見つけて受診が可能です。他人の目を気にすることなく気軽に利用することができます。また、定期的に届くので毎回診療を受ける必要がなく、「今月は病院に行けなかった…」などといった心配をすることもありません。

  • ・忙しい人でも隙間時間に受診可能!
  • ・他人の目を気にせず利用できる
  • ・24時間いつでも予約できる
  • ・定期便で忘れることなく、簡単に手元に届く

ピルをネット通販(個人輸入)で購入するのは危険

ピルは、医師の診療を受けたうえで処方してもらうことが必要な医薬品です。価格を抑えて購入するために海外の通販サイトなどから個人輸入すると、医薬品ではない偽造品や不純物などが混入している可能性があります。また重篤な副作用や健康被害など、さまざまなリスクが伴います。さらに、個人輸入でピルを服用した場合に起こった健康被害については国の医薬品副作用被害救済制度の対象外になりますので注意が必要です。

ピルを購入する際の病院・オンラインクリニックの選び方

ピルを購入するには、病院もしくはオンラインクリニックなどで医師の診療を受ける必要があることが分かりました。しかし、病院かオンラインクリニックか、それぞれの違いが分からなければどちらを利用すべきか判断しがたいと思います。ピルの値段と種類、発送時期や診療時間、そしてアフターフォローまでを比べてみました。それぞれの特徴を知って、自分の生活にあった選択をしてみてくださいね

ピルの値段

ピルの値段は病院やサービスによって違いがありますが、大きく分けて「自由診療」か「保険適用」かによって変わってきます。病院の場合、子宮内膜症や月経困難症などの治療目的で処方される場合は保険適用となりますが、避妊目的の場合は基本的に自由診療となります。自由診療の場合、病院やオンラインサービスに関わらず、1シート3,000円前後での処方が一般的です。病院であれば、薬代に追加で初診料が加算されます。オンラインサービスの場合、診療代は1,500円前後のサービスが多く、メデリピルでは低用量ピル、超低用量ピルは診療代無料で処方してもらうことができます。

ピルの種類

医療機関によって取り扱っているピルの種類が異なるだけでなく、ピルによって期待できる効果も異なり、自分の悩みに合わせて服用する種類を決める必要があります。

メデリピルでは、低用量ピルは6種類を取り扱っております。ピルにはたくさんの種類がありますが、安全性と体質などを考慮して、医師が適したものを処方しますので、まずは気軽に相談してみましょう。

診療時間

病院の診療時間は一般的に平日の9時~17時などの時間帯で受け付けているところが多いです。病院によっては夜遅くまで開いているところもありますが、地域や病院によって診療時間はさまざまです。対してオンラインクリニックの場合は、土日祝日も営業しているサービスが多く、メデリピルでは23時まで診療を行っていますので、平日の仕事終わりや休みの日に診療を受けることも可能です。

アフターフォロー

病院では、診療後の体調について相談したい場合、再度病院を受診することで相談することができます。オンラインクリニックの場合は、LINEやWeb上で相談できるところが多いです。メデリピルでは、LINEから服用中の副作用や心配なことを相談することができます。無料で利用できるので手軽に不安を取り除くことができるのではないでしょうか。

低用量ピルの服用ならメデリピルへご相談ください

低用量ピルは継続的な避妊としての役割を果たすのはもちろん、以下のような副効用が期待できます。

  • ・生理痛の改善
  • ・生理不順の改善
  • ・経血量の減少
  • ・PMS(月経前症候群)やPMDD(月経前不快気分障害)の改善
  • ・ニキビや肌荒れの改善

ピルの基本情報をおさらい

ピルとは、経口避妊薬とも呼ばれ、「卵胞ホルモン」と「黄体ホルモン」の2つの女性ホルモンが主成分となったお薬です。排卵の抑制、受精卵の子宮内膜への着床を阻止、精子の子宮内への侵入を阻止、というはたらきにより避妊効果が得られるようになります。このうち、卵胞ホルモンの含有量の違いによって以下の5種類に分類されます。

またピルには避妊効果だけでなく、PMS緩和や生理痛緩和など、いくつかの副効用もあります。医師と相談の上、自分の症状にあった適切なピルを処方してもらうことが大切です。

分類 主な薬品 期待できる効果
低用量ピル ラベルフィーユ、ファボワール、マーベロンなど 避妊
超低用量ピル ルナベルULD、ヤーズ、ヤーズフレックスなど 月経困難症、子宮内膜症の治療
中用量ピル プラノバール 月経移動、不正出血や無月経の治療、月経困難症の治療
ミニピル セラゼッタ 避妊、月経困難症の治療
アフターピル レボノルゲストレル 緊急避妊

低用量ピルの効果って?

低用量ピルは、以下のような多くの副効用を併せ持つ女性の生活改善薬です。個人差はあるものの、服用開始からだいたい2〜3か月のうちに変化が出るといわれています。最低3か月は服用を継続し、3か月以降も効果がなければ医師へ相談してみましょう。ピルに含まれている黄体ホルモンにはいくつか種類があり、ピルの種類を変更することで改善されることもあります。

避妊の効果に関しては、生理1〜5日目以内に服用を開始した場合、その日から避妊効果が得られるといわれています。飲み忘れがない限り、服用期間は避妊効果が持続します。

生理日を移動するためには中用量ピルが有効

ピルは服用の目的によってそれぞれのホルモンの配合量やバランスが異なり、卵胞ホルモンの配合量の少ない順に、超低用量・低用量・中用量などと分類されます。旅行や記念日といった大切なイベントと生理の期間を被らせないなどの理由で、生理日移動を目的として使用されるのが、中用量ピルです。

中用量ピルはホルモンの配合量が多いため、生理の周期をコントロールすることが可能です。しかし、その反面で、服用当初は副作用が出ることがあります。代表的な副作用が吐き気や頭痛ですが、日常生活に支障がなければそのままピルを飲み続けても問題ありません。辛い場合は痛み止めや吐き気止めを併用することも可能です。

低用量ピルも1~2か月服用している状態であれば、月経移動が可能です。ピルで生理日移動をしたい場合は生理を避けたい日に対して余裕を持って医師の診療を受けるようにしましょう。

低用量ピルによる副作用とは?

低用量ピルを服用することで、体内のホルモンバランスが変化し、副作用と呼ばれるむくみ、吐き気や頭痛などが起こることがあります。副作用による症状は毎日服用を続けていると次第に現れなくなります。まずは3か月間服用を続けて、吐き気や頭痛が出た場合は吐き気止めを服用したり、楽な姿勢で過ごしたりしましょう。吐き気や頭痛が心配な方は、ピルを飲む時間を就寝前にすると副作用のピークが寝ている間にくるので、症状を感じにくくなります。3か月以上服用を続けても吐き気が続く場合や、生活に支障がでるほど症状がひどい場合は、医師に相談し種類変更などを検討してみてください。

〈 主な副作用 〉

吐き気/乳房の張り/不正出血/頭痛/下腹部痛/むくみなど…

メデリピルは、いつでもスマホから簡単に受診できる、「誠実」と「続けやすい」を大事にしたオンラインピル診療サービスです。初月ピル代無料、診療代はずっと無料。国内最安クラスで提供しています。

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※医師の診療時に処方された場合、最低3シートは服用いただいた上でご自身に合っているか判断していただきたいため、3シート目受け取りまでは解約は不可となります

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※診療やピルの処方等は保険適用外・自由診療であり、医療機関に所属する医師が行います

ピルの購入でよくあるQ&A

産婦人科でピルだけもらうことは可能?

可能です。初診の場合でも、血圧や体重測定、また必要に応じて内診などを行い、医師が処方可能と判断した場合には処方してもらうことができます。

ピルは保険適用できる?

月経困難症や子宮内膜症などの治療を目的として処方されるピルは保険適用になりますが、継続的な避妊を目的とした受診の場合は、自由診療となるので適用はされません。

ピルは中学生・高校生でも購入可能?

中学生・高校生でもピルを利用することができます。未成年の場合は、必ず事前に保護者の同意を得ておきましょう。また、服用中のリスクや飲み方の説明などもあるため、できるだけ保護者同席のもとで診療を受けることが望ましいです。

ピルは男性でも購入可能?

男性はピルを服用することは出来ません。低用量ピルをはじめとした各種ピルは、あくまで女性が服用するために作られているものですので、男性に処方されることはありません。また医薬品になるので、男性がパートナーのために代理購入などもできないので注意しましょう。

妊娠中でもピルは服用してもいい?

妊娠していた場合、妊娠に気付かずピルを服用しても、胎児への影響を心配する必要はないといわれています。しかし、妊娠が判明した時点でピルの服用は止めましょう。

まとめ

ピルは医療機関での診療やオンライン診療を利用して処方してもらうことが基本です。ピルは継続的な避妊の他に、生理痛の軽減や生理不順の改善、にきびや肌荒れ改善などさまざまな副効用がある薬です。まずは、医師の診療を受けて、自分の身体やライフスタイルに合ったピルについて相談してみてください。

ピルの効果を最大限に得たい!正しい服用方法をチェック

低用量ピルは、生理トラブルの改善や継続的な避妊目的などに用いられるお薬です。その効果を得るためには、正しい飲み方をすることが大切です。しかし、どのように服用するのが正しいのか、今の飲み方は合っているのか、不安ですよね。
この記事では、正しい飲み方に加えて、服用する際の注意点をご紹介します。

低用量ピルの正しい飲み方

低用量ピルは1日1錠、毎日同じ時間に服用します。

ピルには1シート21錠タイプと28錠タイプがあり、21錠タイプは毎日1錠ずつ服用し、1シート分飲み終わったら7日間服用を休んでから新しい2シート目を飲み始めます。28錠タイプは、最後の7錠(プラセボ期間)が有効成分が入っていない偽薬となっており、その期間に生理が始まります。

なぜ毎日同じ時間に飲むの?

飲む時間がバラバラであったり、飲み忘れが大きくずれると効果が弱まったり、不正出血の原因にもなります。きちんと毎日同じ時間に服用することが重要です。

服用開始のタイミングは?

低用量ピルを初めて飲む場合、原則として妊娠の可能性がないとわかるタイミングである生理開始日〜5日以内に飲み始めてください。その他のタイミングで飲み始めた場合は、連続して7日間飲むまでは、コンドームなど別の避妊法を併用しましょう。

飲み忘れるとどんな影響がある?

飲み忘れの日数が多くなるほど、生理以外の不正出血を起こす可能性が高くなります。また、飲み忘れた時期によっては、避妊効果に影響し、アフターピル(緊急避妊薬)の内服が必要になることもあります。飲み忘れはしないようにしましょう。

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飲み忘れないためのコツ

・毎日決まった時間にスマホでアラームを設定しておく

・就寝前、起床後、昼食後などライフスタイルに合わせて服用する

・バッグにいれて常に持ち歩く

併用ができないお薬は?

精神状態を安定させるために使われる「セントジョーンズワート(セイヨウオトギリソウ)」は、ピルの避妊効果を下げてしまいますので、併用不可となります。ストレス解消のためのサプリメントだけなく、ダイエット飲料などにも含まれていることもありますので、ご注意ください。

効果が出たら服用を止めていい?

低用量ピルは服用停止すれば元の状態に戻ってしまいます。そのため、効果が出た後も、1日1錠、継続的に服用する必要があります。妊娠を望むまでは服用継続することを推奨いたします。

正しい飲み方で最大限の効果を

低用量ピルの効果を最大限に得て、快適な日常生活を送るためにも、1日1錠、毎日同じ時間に服用することが大切です。もし、飲み忘れた場合は、避妊効果も影響するため、正しい対処法を行いましょう。

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もしも飲み忘れてしまったら?低用量ピル飲み忘れ対処法について

低用量ピルは、毎日1錠、決まった時間に内服するお薬です。正しく毎日しっかりと内服できていれば、99.7%の避妊効果がある※1といわれています。しかし、万が一飲み忘れた時は、避妊効果にも影響があるため、正しい対応を取ることが大切です。
この記事では、飲み忘れた時の対処法をご紹介します。

※1 一般的なデータであり、効果を保証するものではありません

飲み忘れ対処方法

1日分(1錠)飲み忘れた場合

低用量ピルを1日飲み忘れた場合、基本的には気づいた時点で1錠を服用して問題ありません。飲み忘れに気づいたタイミングが翌日の服用時刻前であればすぐに1錠服用し、翌日分も通常どおりのタイミングで服用します。

翌日の服用時刻になって飲み忘れに気づいた場合、前日分と合わせて2錠まとめて服用します。プラセボは偽薬で薬の成分が入っていないため、飲み忘れても問題ありません。

2日分(2錠)以上飲み忘れた場合

2日以上の飲み忘れに気づいた場合も同様の飲み方となり、基本的には気づいた時点で前日分の1錠を服用して問題ありません。飲み忘れに気づいたタイミングが服用時刻前であればすぐに1錠服用し、服用時刻にも通常どおり服用します。低用量ピルは、1日2錠までしか内服できません。3錠以上は飲まないようにしてください

服用している低用量ピルの種類、飲み忘れのタイミングなどによって適切な対応は異なる場合があります。2日以上の飲み忘れが判明した場合、服用方法に関して処方を受けたクリニックに相談しましょう。

飲み忘れた場合の避妊効果

一般的なケースとして、飲み忘れのタイミングが1週目、2週目、3週目の場合における避妊効果への影響をタイミング別に解説します。

1週目の場合

1週目は休薬期間明けのタイミングなので、2日以上飲み忘れがあった場合は避妊効果が低下するリスクがあります。休薬期間に卵巣は活動するようになり、1週目の飲み忘れで休薬期間が7日を超える場合は、排卵が起きることがあります。

基本的な避妊対策としては、飲み忘れが判明してから低用量ピルを7錠分以上連続で服用するまでは避妊具を使用する、もしくは性交渉自体を避けるなどが挙げられます。飲み忘れの直前5日以内に性交渉があった場合、緊急避妊薬(アフターピル)の服用を検討しましょう。

2週目の場合

直前1週間、7錠分の低用量ピルを正しく服用していればアフターピルは必要ないとされています。低用量ピルを7錠分正しく服用している状態であれば、卵巣の活動が適切な形で抑制されていると判断するのが一般的です。つまり、2週目に飲み忘れがあったとしても、直ちに避妊効果への影響が生じるわけではありません。

基本的には直近に服用する予定だった1錠分を早めに服用しましょう。残りの錠剤は通常どおりの用法で問題ありません。ただし、飲み忘れの直前から低用量ピルを1週間継続して服用していない場合、十分な避妊効果が見込めない可能性があります。必要に応じて他の避妊対策を検討するようにしましょう。

3週目の場合

休薬期間を設けず、現在のシートの実薬を終了したら次のシートに移って問題ないとされています。基本的には1周期当たり7日間の休薬期間が必要ですが、3週目の飲み忘れは例外的に休薬期間を設けません。この飲み方によって、避妊効果への影響を抑える効果が見込めます。

飲み忘れには気をつけましょう

低用量ピルは毎日1錠、同じ時間に服用することで効果を得ることができます。アラームをセットしたり、生活リズムに合わせて習慣化しやすくすることで、飲み忘れを防ぎましょう。

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低用量ピルによる吐き気が辛い…対処法や注意点を解説

低用量ピルを飲み始めたばかりで吐き気に悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ピルは飲み始めたばかりはホルモンバランスが安定せず、吐き気をはじめとする副作用が出てしまう場合も少なくありません。しかし、継続して飲み続けることで副作用は次第に軽減されるので安心してください。

この記事では、低用量ピルの副作用による吐き気が続く期間や、吐き気の対処法、吐いてしまった場合の注意点について解説します。

低用量ピルによる吐き気はいつまで?

低用量ピルの服用を始めてから吐き気の症状が現れた場合は、ピルの副作用によるものがほとんどです。日本産科婦人科学会による「低用量経口避妊薬の使用に関するガイドライン(改訂版)」によると、吐き気の症状は低用量ピルの副作用のなかでも比較的多い頻度で現れると報告されています。

【低用量ピルの主な副作用と発生頻度】

副作用 発生頻度
吐き気・嘔吐 1.2~29.2%
乳房の張り 0.1~20.0%
頭痛・偏頭痛 3.4~15.7%
下腹部痛 0.1~6.9%
浮腫 1.0~3.2%
食欲不振 0.1~1.9%
眠気 0.3~1.2%

参照:日本産科婦人科学会編「低用量経口避妊薬の使用に関するガイドライン(改訂版)

低用量ピルを服用することで、体内のホルモンバランスが変わることによって、むくみ、眠気や吐き気などのマイナートラブルが起こることがあります。飲み始めの1〜3ヶ月は副作用が出やすい時期です。

低用量ピルにはエストロゲンとプロゲステロン類似ホルモンが含まれていて、それらのホルモンの働きによって「妊娠した」と脳が勘違いすることで吐き気が発生します。つまり、悪阻(つわり)に似た症状が出てしまうのです。

症状が軽い場合は1~3ヶ月服用を続けて様子を見る必要があります。吐き気が心配な方は、吐き気を感じにくい夕食後か就寝前に服用すると良いでしょう。

その他の症状も、多くの場合は飲み始め2〜3ヶ月以降には落ち着くため、まずはからだが慣れるまで服用を続けてみることが大切です。最低3ヶ月ほどを目安に服用を続けて様子を見ましょう。

低用量ピルによる吐き気がひどいときの対処法3つ

低用量ピルの服用後に吐き気がひどい場合は以下の対処法を活用してみましょう。

ひどい吐き気の症状が毎回現れる場合は、医師に相談のうえ種類の変更を検討しましょう。

吐き気止めを飲む

低用量ピルの副作用による吐き気は吐き気止めを服用することで改善する場合があります。

市販の酔い止めや吐き気止めを服用しても問題ありませんが、服用する前に医師に相談すると良いでしょう。メデリピルでも吐き気止めを処方可能です。1~3ヶ月以上続く場合は医師に相談のうえ、ピルの種類の変更を検討しましょう。

ピルは一般的な風邪薬や痛み止め、胃薬、抗アレルギー剤、抗生物質などを併用しても問題ありません。しかし、以下の薬はピルの効果を弱める可能性があるので避ける必要があります。

●抗てんかん薬(バルビツール酸系・ヒダントイン系)
●精神刺激薬(モダフィニル)
●抗結核薬(リファンピシン、リファブチン)
●抗HIV薬(非ヌクレオシド系逆転写酵素阻害薬・HIVプロテアーゼ阻害薬)
※2020年ガイドラインでは、抗生剤との併用は可能

上記のほかにも、飲み合わせた薬の効果を強めたり弱めたりする可能性のある薬もあるため、服用中の薬がある方は必ず医師に伝えてください。

安楽な姿勢をとる

吐き気がひどいときは楽な姿勢をとることも重要です。以下の工夫をするだけで吐き気が緩和される場合があります。

●自分にとって楽な姿勢をとる

前屈姿勢にならないように、ローソファや座椅子などで足を投げ出して背中のリクライニングを少し倒して座ります。ベッドの場合は背中にクッションや枕を挟んで楽に感じられる姿勢をとるようにします。

●嘔吐がある場合は仰向けを避ける

嘔吐物による誤嚥を防ぐため、横向きに寝るようにしましょう。このときに、クッションや枕を2つ用意し、1つは足の間に挟み、もう1つは抱きかかえるとリラックスした姿勢をとれます。座った方が負担が少ない場合は座っても問題ありません。

●ゆったりとした衣類を着る

衣類の締めつけは吐き気を悪化させてしまう原因になります。特にお腹周りを圧迫しないように、下着や衣類はゆったりしたものを身に着けましょう。

吐き気がひどく吐いてしまう可能性があるときは、洗面器や飲料水、ゴミ箱、ティッシュなどを用意しておくことをおすすめします。吐いてしまった場合は、少量の冷たい水やレモン水で複数回うがいをして、口のなかの不快感を取り除きます。吐いてしまった場合の注意点については後ほど解説します。

病院を受診する

吐き気が長期間続いている場合や吐き気以外にも症状がある場合は、低用量ピルの副作用によるものではない可能性もあります。吐き気だけでなく腹痛や不正出血が長期間続く場合は病気が考えられるため、医師にご相談ください。

ピルの副作用以外の吐き気で考えられる病気は以下のとおりです。

●消化器系疾患

急性胃炎、胃潰瘍・十二指腸潰瘍、胃がん、虫垂炎、腸閉塞などが考えられます。吐き気のほか、急な腹痛、胸痛、嘔吐物に血が混じるなどの症状が現れます。

●消化器疾患以外の疾患

くも膜下出血や脳出血、脳腫瘍、心筋梗塞、食中毒、ストレス(精神的嘔吐)などが考えられます。脳や心臓に関する疾患の場合は緊急性を要するので注意が必要です。

吐き気や腹痛、不正出血で考えられる病気は以下のとおりです。

●子宮内膜症

本来は子宮の内側にしか存在しないはずの子宮内膜組織が卵管や卵巣、腹膜など子宮以外の部位に発生してしまう病気です。吐き気や嘔吐、生理痛、下腹部痛、腰痛、性交痛、排便痛などの症状があります。

●子宮付属器炎

膣から大腸菌やブドウ球菌、クラミジアなどの微生物が入り込み、卵管や卵巣が炎症を起こす病気です。下腹部痛が主な症状ですが、そのほかにも吐き気や嘔吐、発熱、不正出血などが現れる場合があります。

●骨盤腹膜炎

骨盤内にある膀胱、直腸、子宮、卵管などの表面を覆っている腹膜に起こる炎症です。子宮頸管炎や子宮内膜炎、子宮付属器炎などが悪化して発症します。下腹部痛や吐き気、嘔吐、腹部膨満感、下痢、便秘、性交痛、不正出血などさまざまな症状が現れます。

ピルの副作用で腹痛や不正出血が見られることがあるので、1~3ヶ月間は様子を見ましょう。しかし、この期間以上服薬を続けても症状がひどい場合は婦人科を受診する必要があります。自己判断で服薬を中止せず、検査をしてから、ピルの服薬を継続するか、種類を変更するか検討しましょう。

ピルの副作用に関しては、下記の記事で詳しく説明しているので、あわせてチェックしてみてください。

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低用量ピルの副作用とは?効用と対処

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低用量ピルの服用後に吐いてしまった場合の注意点2つ

低用量ピルの服用後に嘔吐してしまった場合は以下に注意する必要があります。ピルを嘔吐してしまった場合の注意点や対応について確認しておきましょう。

ピルの効果の低減

低用量ピルの服用後に吐いてしまうとピルの効果が低減してしまう恐れがあります。日本産科婦人科学会の「低用量経口避妊薬、低用量エストロゲン・プロゲストーゲン配合剤ガイドライン(案)」では、ピルを正しく服用していたにもかかわらず妊娠した137例のうち46%が嘔吐または下痢が原因の可能性があると報告されています。

以下の表を参考に嘔吐の状況に応じて適切な対応をとりましょう。

嘔吐の状況 服用方法
服用後3時間以内の嘔吐 速やかに再度服用する
24時間以上続く嘔吐 服用を一旦中止する

参照:低用量経口避妊薬、低用量エストロゲン・プロゲストーゲン配合剤ガイドライン(案)

●服用後3時間以内の嘔吐

1日限りの嘔吐の場合、ピルの最高血中濃度に達する3時間を過ぎていれば避妊効果が保たれると考えられます。従って、服用後3時間以内に嘔吐した場合は、できる限り速やかに再度服用し、さらに翌日いつもの時間に服用してください。3時間を過ぎている場合は、翌日の決まった時間に1錠服用します。

●24時間以上続く嘔吐

この場合は、ピルが吸収されていないか不完全な吸収で、十分な避妊効果が得られない可能性があるのでピルの服用は一旦中止しましょう。嘔吐の症状がなくなったあとの対応はピルを飲み忘れた場合の対応と同じです。

嘔吐で1錠服薬できなかった場合は症状がなくなったあとに速やかに1錠服薬し、残りの錠剤は予定通りに服薬してください。2錠以上服薬できなかった場合はできる限り速やかに1錠服薬し、そのあとはいつもどおりに服薬を続けます。

血栓症のリスクの増加

低用量ピルの服用後に嘔吐してしまうと血栓症のリスクが増加する恐れがあります。ピルを服用している間、特に血栓症を起こしやすいのは服用開始から3ヵ月以内の時期とされています。ピルの服用を中止して4週間以上経ってから再度服用開始した場合も、初回服用時と同様、血栓症のリスクが再び高まります。嘔吐によって服用を中止して4週間以上経ってから再開した場合、血栓症のリスクが高い期間が繰り返されることになるので、血栓症のリスクが増加してしまうのです。
血栓症を予防するためには、こまめな水分補給をしましょう。体内の水分が不足すると血液の流れが滞って血栓ができやすくなるからです。1日に1.2~2リットルの水分を摂取することが理想的です。また、過度なストレスや疲労感によって血小板が過剰に働いて溶けきれなかった血栓が血栓症を引き起こす可能性があるとも言われています。ストレスや疲労を溜め込まないためにも心身ともにしっかり休息をとるようにしましょう。

血栓症の症状として、以下が挙げられます。

●激しい腹痛
●激しい頭痛
●激しい胸痛、息苦しい、押しつぶされるような痛み
●ふくらはぎの痛み・むくみ、握ると痛い、赤くなっている
●見えにくい所がある、視野が狭い、舌のもつれ、失神、けいれん、意識障害

血栓症リスクの高い人の特徴は以下のとおりです。

●40歳以上
●35歳以上でタバコを1日に15本以上吸う
●重度の肥満
●重度高血圧
●血栓症の既往歴がある
●血栓症の家族がいる

血栓症リスクが高い人は多くの場合、低用量ピルを処方してもらえません。しかし、ミニピルであれば処方可能です。ミニピルとは、低用量ピルに含まれる「卵胞ホルモン(エストロゲン)」を含まず、黄体ホルモン(プロゲステロン)のみ含有している薬です。低用量ピルと比較して血栓症リスクがほとんどないことから、低用量ピルを処方できない人も服用できます。正しく服用すれば、低用量ピルと同等の避妊効果が得られます。

ミニピルは低用量ピルと比較して吐き気や頭痛などの副作用が少ないので、吐き気が心配な方はミニピルを検討してみても良いでしょう。

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低用量ピルによる吐き気は無理せず対処を

低用量ピルの服用による吐き気はよくある副作用です。副作用による吐き気は長期間服用を続けていると次第に現れなくなります。まずは1~3ヶ月間服用を続けて、吐き気が出た場合は吐き気止めを服用したり、楽な姿勢で過ごしたりしましょう。吐き気が心配な方はピルを飲む時間を夕食後や就寝前にするのもおすすめです。長期間服用を続けても吐き気が続く場合や、症状がひどい場合はピルの種類の変更や他の原因を調べるために医師に相談してください。

Q&A

低用量ピルを嘔吐してしまった場合はどうすればいいですか?

ピルを服用してから3時間以上経過している場合の対応は必要ありません。服用後3時間以内に嘔吐してしまった場合はすぐにもう1錠服薬してください。

嘔吐が24時間以上続いてしまいましたが、ピルの服用は続けてもいいですか?

ピルの服用は一旦中止してください。症状が回復したらピルを飲み忘れたときと同じように服用を再開しましょう。ピルを飲み忘れた場合の対応は以下のとおりです。

●1錠飲み忘れた場合

飲み忘れに気づいたタイミングが翌日の服用時刻前であればすぐに1錠服用し、翌日分も通常どおりのタイミングで服用します。

●2錠以上飲み忘れた場合

2日以上の飲み忘れに気づいた場合も同様の飲み方となり、基本的には気づいた時点で前日分の1錠を服用して問題ありません。飲み忘れに気づいたタイミングが服用時刻前であればすぐに1錠服用し、服用時刻にも通常どおり服用します。※1日2錠までしか内服できません。3錠以上は飲まないでください

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排卵期出血とは?排卵期の症状や過ごし方・対策を医師が解説

「生理はまだなのにおりものに血が混ざっている」「毎月生理と生理の間で2~3日ほど出血がある」といった経験をしたことはありませんか?自然な生理は25日~38日周期で訪れるため、タイミングのずれに驚いてしまいますよね。実際の生理予定日よりも2週間前後早く来る出血は、「排卵期出血」である可能性が高いです。

今回は、排卵期出血について詳しく紹介していきます。出血の特徴や対策方法、また不正出血が起こる病気などを解説していきますので、ぜひ参考にしてください。

排卵期出血とは?

まず排卵期出血とは、次の生理開始日から2週間前の排卵期に起こる出血のことです。1か月の女性ホルモンの動きを分けると、下記の4つの期間に分類できます。

  • ・生理中
  • ・卵胞期
  • ・排卵期
  • ・黄体期

排卵期の期間に、エストロゲンの分泌量が大きく変化します。この影響で子宮内膜の一部が剥がれ落ちて、出血が起こることがあります。
また、排卵期出血は必ず全ての人に起こる症状ではありません。出血量が少なく、1~3日で終わる場合は心配しすぎる必要はありません。しかし、出血量が多い場合や、1週間以上続く、痛みが強いなどの症状がある場合は医療機関を受診しましょう。

排卵期出血とは?妊娠は関連性がある?

排卵期出血と妊娠に関連性はない

結論からいうと”排卵期出血と妊娠に直接的な関連はありません”。
排卵時期に増えたエストロゲンは排卵後に一時的に減り、プロゲステロンが増加します。
エストロゲンは子宮内膜を厚くさせ、プロゲステロンは、厚い子宮内膜中の分泌腺を増やし妊娠をしやすくする状態を作る働きがあります。排卵期には子宮内膜に影響を与えるホルモンの大きな変化により子宮内膜が剥れて性器出血を起こします。これが”排卵期出血”です。
排卵期出血はホルモンのダイナミックな変化によって起こるものなので、妊娠とは直接的な関連性は無いといえます。

実際に排卵しているかは、基礎体温で確認可能

正常な排卵が起きている場合は、「低温期」と「高温期」に分けられます。
それぞれ約14日間ずつで、一定のサイクルで繰り返されるようになっています。
低温期は生理1日目~排卵前にあたる時期(約2週間)なので、排卵が起きれば、排卵日から次の生理までは高温期(約2週間)になります。
もし体温が上がらずに低温期が続いてたら排卵が起きていない可能性があるので注意しましょう。
基礎体温を毎日測る習慣をつけることで排卵しているかどうかを確認することができます。
つけ始めは綺麗に低温期と高温期に分かれていないと不安になる方もいるかもしれませんが、実際には測るときの体調や測り方などで微妙な変化が生じるので神経質になりすぎないで大丈夫ですよ。

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排卵期出血の特徴

排卵期出血の量や色、出血が続く期間について解説します。まず出血の量は少量であることが多く、おりものくらいの量や下着に少し付く程度の量であることが多いです。おりものシートを使用すれば問題ないくらいの量といえるでしょう。出血の色については、排卵期出血はおりものに混じることが多いため、ピンクや赤、茶色など個人差があります。
また出血は1~3日で治まることがほとんどです。生理のように1週間も続かないといわれています。

排卵期の体調不良を緩和させる対策

生理期間に加え排卵時期にも起こる体調不良に、憂鬱になる女性も多いでしょう。しかし、生理周期に合わせた体調管理はとても大切です。排卵期は以下の3点を心がけて過ごしてみませんか?

体を温め、血行を良くする

靴下や手袋などで末端の冷えを防ぎ、とくに腹部はカイロや腹巻などで温かく保つように心がけましょう。身体を締め付ける下着は血行を悪くするので、リラックスできるものを選んでみましょう。入浴はややぬるめのお湯に足を伸ばしてゆったりと浸かることで、心身ともにポカポカになります。心も体もリラックスできるとより良いでしょう。

生活リズムを整える

ホルモンは体内時計に合わせて分泌されます。そのため、メリハリのある生活を目指し、早寝早起きで生活リズムを整えましょう。適度な運動はもちろん、栄養バランスの良い食事を1日3食しっかりととることも大切です。

ストレスをためこまない

精神的・身体的ストレスは自律神経のバランスを崩し、ホルモンの分泌を低下させます。ストレスを感じている状態が続くと交感神経が優位になるため様々な不調をきたします。手軽にストレス発散をする方法を身につけてみましょう。10分くらいでいいので腹式呼吸でリラックスする、好きな音楽を聴いてみるなど、自分なりの工夫をしてみてはいかがでしょうか。リラックスすると副交感神経が優位になるので、全身の血流もよくなりますよ。

排卵期出血と不正出血の見分け方とは

不正出血は生理ではない時期に性器出血があることを指します。
そのため、先ほど説明した排卵期出血も不正出血のひとつです。
おりものや下腹部痛が生じることもありますが、基本的には問題はないといえます。
ただし、出血量が多かったり痛みが強い場合、出血の期間が長い場合(2週間以上)は子宮内膜ポリープや子宮頸がんなどの病気が隠れている可能性があるので、その際には病院の受診も検討しましょう。

不正出血の場合に注意したい病気

排卵期出血は一時的な出血ですが、なかには病気が原因となって発生している不正出血の可能性もあります。では、具体的に不正出血にはどのような病気が隠れているのでしょうか。

膣炎

膣炎は膣の粘膜に生じる感染性、非感染性の炎症のことをいいます。感染による膣炎は、大腸菌やトリコモナス、カンジダ、淋菌、クラミジアなどの病原体に感染することで起こります。性感染症と思われることもありますが、必ずしもそうとは限りません。下着や衣類の締め付けが強かったり、ナプキンやタンポンを長時間替えなかったりすることでも発症することもあります。また閉経後には、女性ホルモンのエストロゲン分泌の低下が原因となり発症する萎縮性膣炎も考えられます。

膣炎では、膣内に炎症が起こることから不正出血が起きます。他にはおりものが黄色くなる、おりものがボロボロとした形状になる、性器周辺の強いかゆみ、排尿時の痛み、残尿感などの症状がみられます。完治させないと再発しやすく、パートナーと性行為をしたときは一緒に治療を行う必要がある場合もあります。

無排卵出血

無排卵出血とは、生理のような出血はあるものの、ホルモンバランスの乱れや何らかの病気が原因となり、生理周期のなかで1回あるはずの排卵がない状態のことです。不妊の原因になることがあるため、早めの対処が必要です。

排卵がされていない状態でも、エストロゲンの分泌は行われているため、少しずつ子宮内膜は厚くなっていきます。一定の厚さ以上になると維持できなくなり、生理のような出血が起こるのです。無排卵出血を長期間そのままにしておくと、不妊だけでなく子宮体がんを引き起こす原因になったりすることもあります。

子宮頸がん

子宮頸がんは子宮の下の部分である管状の子宮頸管や子宮の入口に発症するがんです。HPV(ヒトパピローマウィルス)に感染することで起こります。HPVは性交渉をしたことがある女性の半数以上が感染することがあるといわれています。90%の人は感染しても2年以内に自然に排出されていきますが、10%の人はHPV感染の状態が続きます。

そのまま自然排出されなかった人の一部は、異形成というがんの前段階の病態を経て、年数をかけて子宮頸がんに進行していきます。初期のうちは自覚症状がほぼありません。不正出血・性交時の出血・下腹部の痛み・水っぽいおりものや粘液が多く出るなど、症状が出る頃にはがんが進行しています。20代〜30代の方に発症が多いことがわかっており、ワクチンの接種や1~2年に1回の定期検診で予防、早期発見・治療が可能です。

子宮体がん

子宮体がんは、子宮の中でも子宮頸部の上の方にある子宮体部に起こるがんです。エストロゲンが子宮内膜に影響することで発生するため、子宮内膜がんとも呼ばれています。肥満である、欧米型の食生活が多い、出産をしたことがない、といった方は、エストロゲンの影響が大きく、危険因子となります。

子宮体癌は、子宮内膜増殖症という前段階を経て進行していくことが知られています。その他にも、がんの関連遺伝子の異常によって発症することもあり、比較的高齢者に多くみられます。また高血圧、糖尿病、近親者に乳がん・大腸がんを患った方がいる場合にも発症リスクが高まるため、定期的な検診が望ましいです。

ポリープ

ポリープは粘膜にできるふくらみのことです。子宮頸管ポリープと子宮内膜ポリープの2つがあります。一言でポリープといっても、検査や診察を進めるとがんや筋腫だったということがあるため、注意が必要です。子宮頸管ポリープは30~40代の女性に多くみられ、ほとんどが良性ですが、大きいものや不正出血を多くするものの場合はがんの可能性があるため摘出します。子宮から筋腫が伸びてきているものがポリープのように見えることがありますので、そのときは手術で取り除きます。

子宮内膜ポリープは子宮頸管よりも奥にできるポリープのことです。症状は不正出血や過多月経などがみられます。ポリープの大きさや数、出血の程度はさまざまですが、なかには貧血や不妊につながる場合もあるといわれています。

子宮筋腫

子宮筋腫は、30歳以上の女性のうち、20%〜30%が発症しているといわれています。子宮の平滑筋にできる良性の腫瘍なため、悪性腫瘍のように命に係わる疾患ではありませんが、貧血や痛みなど様々な症状の原因となります。発生する部位によって子宮の内側(粘膜下筋腫)、子宮の筋肉の中(筋層内筋腫)、子宮の外側(漿膜下筋腫)の3つに分類されます。

不正出血は粘膜下筋腫で起こることがあります。また、水っぽいおりものが増えることがあります。症状は過多月経、月経期間が長くなる過長月経、生理痛などが挙げられます。筋腫の大きさによっては他の臓器に影響することもあり、腰痛や頻尿、便秘などを起こすこともあります。

排卵期出血で受診した方がいいケース

排卵期出血は排卵にともなって起こるため、少量の出血が1~3日続く程度であれば心配しすぎる必要はありません。しかし、なかには前述のとおり子宮がんなど思わぬ病気が原因となっている可能性があります。病院を受診する目安として、「出血量が多い」「下腹部などの痛みが強い」「不正出血を繰り返す」「不正出血が2週間以上続く」このような症状に心当たりがある場合は早めに病院を受診しましょう。早期に受診することで出血を止めることにもつながります。

排卵期出血はピルで改善

出血が病気によるものではない場合であれば、ピルによって生理をコントロールすることも有効的です。ピルを内服することによって、ホルモンバランスを一定に整え、生理周期を安定させることができます。ピルを服用することで排卵を抑えられるので、排卵期出血を改善することにも繋がります。ピルを上手に活用して、ストレスフリーな生活を目指したいですね。

ピルについては、下記の記事で詳しく説明しているので、あわせてチェックしてみてください。

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前述の通り、排卵期出血には低用量ピルの服用で排卵を抑えて改善できる可能性があります。
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まとめ

今回の記事では、排卵期出血とはどのようなものか、また不正出血を起こす病気について紹介しました。生理ではない時に起こる出血は、不安な気持ちになりますよね。日常的にピルを服用しておくことで、ホルモンバランスを一定に保つことができるので、選択肢の一つとして考えてみるのも良いでしょう。ピルを服用していたとしても、子宮や卵巣の病気は自覚症状を感じづらいこともあるので、定期的に検診を受けることが大切です。

生理前のうつ症状はPMDD?症状やPMSとの違い、チェック方法などを解説!

PMSは最近よく聞くけど,PMDDはよく知らない。初めて耳にした。という人も多いのではないでしょうか。生理前に、もしかしてうつ?と症状に悩んでいる方は、ぜひこの記事を読んでPMDDについて理解を深めましょう。
この記事では、PMDDについての説明とその症状を緩和するポイントについて解説していきます。

月経前不快気分障害(PMDD)とは?

生理が始まる3~10日前から心身に不調が生じる状態をPMS(月経前症候群)といいます。その中でも特に「イライラ」「気分の落ち込み」「不安」といった精神的不調の程度が重く、日常生活に支障をきたすような状態をPMDD(月経前不快気分障害)といいます。

PMDDは2013年につくられた比較的新しい概念で、国際的な精神疾患の診断基準では「抑うつ障害群」にカテゴリーされます。PMDDはうつ病と似た症状がありますが、生理前~生理開始1、2日後と発症する時期が限定されることがうつ病との違いです。

月経前不快気分障害(PMDD)の原因は何?

原因については、明らかにはなっていませんが、生理周期に伴う女性ホルモンの変化が関係しているのではと考えられています。

女性ホルモンの一つであるプロゲステロンの変化は、寝られない、不安感、落ち着かない、筋肉痛などの症状に影響するのではと考えられています。また、幸せホルモンともいわれるセロトニンは、プロゲステロンと相互に作用します。うつ病はセロトニンの欠乏が原因の一つとされており、セロトニン不足は不安、気分の落ち込み、意欲低下などの精神の症状に影響します。

このような症状を伴うPMDDになると、「精神的な不調のせいで仕事に行けない」といった、日常生活に著しい影響を及ぼす場合があります。このような症状がある場合は、医師による診断をもとに障害者手帳をもらえることがあります。

月経前不快気分障害(PMDD)になりやすい人の特徴

自分に厳しく責任感が強い、気配りができる几帳面な性格の方は、ストレスを溜め込みやすくPMDDになりやすい傾向があるでしょう。また、喫煙や飲酒の習慣、仕事や家庭内のストレスもPMDDの引き金となる場合があります。

PMDDはその症状自体辛いものですが、発達障害(自閉スぺクトラム症やADHD)をベースとして持っている場合、PMDD症状がより深刻になりやすいといわれています。

月経前不快気分障害(PMDD)の症状とは?セルフチェック

PMDDでは、下記のような症状が多くみられます。生理前に出る症状が5つ以上当てはまる場合は注意が必要です。

・イライラしやすくなる
・気分の落ち込みが激しい
・突然悲しくなる、涙もろくなる
・批判に対する感受性が高くなる
・強い不安や緊張を感じる
・集中力が低下する
・好きなことに対して興味が薄れる
・食べ過ぎてしまう
・睡眠過多、または睡眠不足
・虚無感、挫折感がある

月経前症候群(PMS)との違いは?

PMSの症状が非常に深刻であると判断されるものがPMDDです。特に精神面での不調が著しい状態であることが特徴です。

月経痛(月経困難症)との違いは?

月経困難症は月経中に現れる症状であり、PMDDとは時期に違いがあります。主な月経困難症の症状は、月経痛、腰痛、頭痛、吐き気、むくみ、下痢、気分の落ち込みやイライラなどがあります。

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月経前不快気分障害(PMDD)の症状を緩和するためのポイント

PMDDになりやすいかも?と思ったら、症状の治し方が気になりますよね。しかし、PMDDは精神疾患の一つのため、自力で対処することは難しいです。PMDDの悪化を防ぐには、日常生活の中で下記6つのポイントを意識することが大切です。

バランスの良い食事をとる

1日3食、主食・主菜・副菜を揃えたバランスの良い食事を心がけましょう。イメージは定食形式の食事です。なるべく様々な種類の食材を組み合わせることで、多くの栄養素を摂取することができます。忙しい方は、朝食の時間を確保するのが難しい方もいらっしゃるかもしれません。しかし、朝食を抜くと脳のエネルギーが不足し、イライラの悪化や集中力が低下する原因となります。欠食による栄養不足で症状が現れやすくなるため、調理せずに食べられるヨーグルトや果物、納豆、シリアルなどから取り入れてみてください。

トリプトファンを多く含む食品を摂取する

精神状態の安定に重要なのが、セロトニンという神経伝達物質です。このセロトニンを生成する材料となるトリプトファンを多く含む食品を摂取することで、PMDDの予防に繋がると考えられています。トリプトファンは体内で作り出すことができない成分のため、食事から体内に取り入れることが大切です。トリプトファンが多く含まれる食品には下記があります。

・納豆、豆腐、味噌、醤油(大豆製品)
・チーズ、ヨーグルト、牛乳(乳製品)
・米
・ごま
・鶏肉
・魚類(マグロ、カツオなどの赤魚)
・卵
・バナナ

 カフェインの摂取を控える

カフェインには神経を興奮させる働きがあり、イライラや憂うつ感を強めPMDDを悪化させる原因となります。生理1週間前~生理期間中はカフェインを含むコーヒー、紅茶、緑茶、エナジードリンクなどの飲み物はできるだけ控えるようにしましょう。コーヒーや紅茶が好きで飲むことが習慣となっている方は、カフェインが含まれていないデカフェやハーブティーで代用してみてください。

 

 喫煙・飲酒を控える

喫煙者は、非喫煙者に比べてPMSまたはPMDDの発生率が4倍を超えると考えられています。受動喫煙も自律神経のバランスを崩し症状を悪化させるといわれているため、喫煙の習慣がある方は禁煙することをおすすめします。また、お酒が好きな方も注意が必要です。生理前の過度な飲酒で低血糖状態になりやすく、症状を悪化させることがあります。アルコールに強い方でも生理前~生理中は飲酒を控え、休肝日を作るように心がけてください。

 

 質の良い睡眠をとる

睡眠が不足すると、ホルモンバランスの乱れが生じPMDDの症状が悪化しやすくなります。一般的に睡眠時間は6~8時間が理想的といわれていますが、一番重要なのは睡眠の質です。必要な睡眠時間には個人差があり、睡眠時間をきちんと確保できていても、睡眠の質が悪いと寝不足になっている可能性があります。質の良い睡眠を確保するためのポイントは下記の4つです。

・昼寝をする場合は、13時~15時までに30分以内
・夕食は就寝の3時間前までに済ませる
・入浴は就寝の1~2時間前に、40℃程度の少しぬるめのお湯に浸かる
・就寝前はブルーライトを発するパソコン、スマホを触らない

適度な運動をする

PMDDの治療薬として使用されるSSRIは脳内のセロトニンの働きを増強する作用がありますが、ウォーキングなどのリズム運動もセロトニンを増やすことができます。セロトニンが分泌されるのは運動を始めてから5分後、ピークに達するのは20~30分後のため、1回30分を目安に運動を続けると効果的です。

運動する時間を作るのが難しい方は、エレベーターやエスカレーターを使用せず階段を使ってみる、一駅手前で降りて歩くといった、日常生活の中で無理のない範囲で始めてみてください。適度な運動は良い気分転換になり、ストレスの軽減にも効果的です。

月経前不快気分障害(PMDD)の症状は専門機関で治療を

PMDDはうつ病と並ぶくらい治療が必要な症状です。ライフスタイルの改善だけでは症状が改善しないことも多く、迷わず病院にいくことを推奨します。PMDDでの受診に適するのは、婦人科と精神科どっち?と迷いますよね。PMDDはPMSと同様に女性ホルモンの変動に影響されるため、まずは婦人科の受診をおすすめします。診療の結果、心の不調が大きい場合は、並行して精神科や心療内科で治療が必要になることもあります。

PMDDの治療には、SSRIなどの抗うつ剤を使用した薬物療法、低用量ピルによるホルモン療法が主流になっています。低用量ピルは、排卵を抑制することで女性ホルモンを一定に保つことができるお薬です。

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まとめ

PMDDについて、理解することができたでしょうか?PMDDかもしれないと思ったら、我慢せずに婦人科へ相談してください。また、PMDDは女性ホルモンの影響で起こる症状ですが、個人の性格や、環境によっては発症しやすい場合があります。日頃から、ストレスを溜めないこと、自分を大切にすること、を意識していきましょう。

低用量ピルのデメリット|副作用と副効用を紹介

低用量ピルは継続的な服用によって高い避妊効果、生理痛軽減などの効用が見込める医薬品です。一方で、吐き気、眠気などの副作用が生じる場合もあります。低用量ピルは太る、がん発症リスクが上がるなどの情報を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。この記事では、低用量ピルを服用するデメリット、副作用について解説します。

低用量ピルとは?(経口避妊薬/OC)

低用量ピルは使用目的によって2つの種類に分けられます。
1つ目は”避妊目的で服用するピル”でOCと呼ばれる、保険適用外の低用量ピルです。
女性ホルモンの働きを利用した経口避妊薬で、経口避妊薬の英訳であるOral Contraceptivesの頭文字をとって”OC”と呼ばれています。
あくまで避妊効果を目的としたピルであり、毎日正しい方法で服用することで確実な避妊効果が得られます。
副作用の発生を抑えるためにホルモン量を避妊効果が得られる最低限の量にしてあるため、低用量ピルと呼ばれています。
避妊効果だけでなく、生理周期の安定などの副効能も持っています。
2つ目は”月経困難症や子宮内膜症の治療目的で服用するピル”でLEP(Low dose Estrogen Progestin)と呼ばれる、保険適用の低用量ピルです。

低用量ピルの副作用

低用量ピルの副作用には、眠気や吐き気、気分の落ち込み、むくみ、乳房の張り、頭痛、下腹部痛、不正出血などがあります。飲み始めた時期には副作用が現れやすいですが、服用を続けることで2〜3ヶ以内でおさまることがほとんどです。副作用の多くは低用量ピルによってホルモンバランスが一時的に安定しなくなることが主な原因です。

吐き気

副作用として吐き気の症状が生じる割合は5%以上であり、比較的起こりやすい副作用とされています。低用量ピルに配合されている卵胞ホルモンが吐き気の原因になると考えられており、飲み始め当初に副作用が生じるケースが一般的です。多くの場合、低用量ピルの服用を3ヶ月ほど続けることで吐き気の副作用は弱まってくるとされています。

対処法としては、低用量ピルと吐き気止めを併せて服用する方法が推奨されています。低用量ピルを服用した後に嘔吐があった場合、成分が適切な形で吸収されない可能性があるため、副作用には吐き気止めの薬を用いて対処することが望ましいです。目安として、服用から3時間以内に嘔吐があった場合には低用量ピルを1錠分追加で服用することが推奨されています。

眠気

低用量ピルの副作用として、約0.1%~5%未満の割合で眠気の症状が生じる場合があります。低用量ピルに配合されている黄体ホルモンが眠気を引き起こす原因と考えられており、飲み始めた時期に現れやすい副作用のひとつです。プロゲステロンという黄体ホルモンが体内で分解されると眠気を引き起こす物質に変わるため、服用後に眠気を覚える場合があります。

また、低用量ピルを飲み始めた時期には体内のホルモンバランスが不安定になり、基礎体温の調整が適切に行えなくなっている場合があります。低用量ピルの服用を1ヶ月~3ヶ月ほど続けることで体内のホルモンバランスが整えられると、眠気の副作用は治まります。

眠気の副作用に関しては、生活習慣に合わせて充分な睡眠をとることで軽減できる場合があります。充分な睡眠を取りづらい場合、日中に20分程度の仮眠を取ることが効果的な対処法です。

服用開始後は体内のホルモンバランスが安定しない場合があり、自律神経が不安定になって寝つきが悪くなるパターンもあります。3ヶ月ほど服用を続けていると副作用が治まってくることが一般的ですが、服用後の眠気が続く場合は処方を受けた医師に一度相談しましょう。

イライラ感

低用量ピルには2種類の女性ホルモンが配合されており、服用することで体内のホルモンバランスに影響を及ぼします。服用後にイライラ感がある場合、体内のホルモンバランスが安定していないことが考えられます。服用者の5%未満に現れる副作用とされており、服用直後に発生しやすい副作用のひとつです。

3ヶ月ほど低用量ピルの服用を続けていると副作用が治まることが一般的ですが、副作用が続く場合は服用している低用量ピルの種類が合っていないことが考えられます。低用量ピルの服用後にイライラ感が続く場合、処方を受けた医師に一度相談しましょう。

むくみ

低用量ピルを服用した後には、約0.1%から5%未満の割合でむくみ、体重増加の副作用が現れる場合があります。低用量ピルに含まれている黄体ホルモンには水分をため込む作用があり、むくみの原因になりやすい女性ホルモンの一種とされています。

多くの場合、3ヶ月程服用を続けることで副作用は治まる場合が多い傾向です。低用量ピルの服用を続けても副作用が治まらない場合は、服用している低用量ピルの種類が合っていないことが考えられます。むくみ、体重増加の副作用に関する悩みがある場合、低用量ピルの処方を受けたクリニックなどの医師に相談しましょう。

足のむくみの症状と合わせて強い頭痛、腹痛などがある場合には血栓症の初期症状であることが考えられるため、処方を受けた医師に早い段階で相談しましょう。

乳房の張り

低用量ピルの副作用として乳房の張り、痛みが症状として現れる割合は約0.1%から5%未満です。低用量ピルには少量の黄体ホルモンが配合されており、飲み始めた時期には副作用の原因になることがあります。副作用として乳房の張りが生じた場合、3ヶ月程服用を続けることで治まることが一般的です。

服用を続けても副作用が治まらない場合は、むくみの症状と同様に低用量ピルの種類が合っていないことが考えられます。この副作用に関しても、処方を受けたクリニックなどに相談して低用量ピルの変更を検討しましょう。

頭痛

低用量ピルを服用した後、副作用として頭痛の症状が現れる割合は約0.1%から5%未満です。体内のホルモンバランスが不安定になることが主な原因であり、飲み始めた時期に起きやすい副作用のひとつです。多くの場合、低用量ピルの服用を続けることで頭痛の副作用は治まってきます。

頭痛の副作用に対処する方法として、ある程度の睡眠時間を確保する、肩こりを緩和する対策を行うなどが挙げられます。頭痛の副作用が治まらない場合、医師もしくは薬剤師に相談して頭痛薬の使用を検討しましょう。アセトアミノフェンが含まれている鎮痛剤は、低用量ピルと併用すると鎮痛剤の効用が低下し、低用量ピルの効用が増強する可能性があります。

頭痛の症状が治まらない場合は片頭痛など副作用以外の理由、もしくは血栓症の初期症状などが考えられるので、かかりつけの婦人科などに一度相談しましょう。

下腹部痛

低用量ピルの副作用として下腹部痛が現れる割合は、約0.1%から5%未満です。体内のホルモンバランスが崩れることが主な原因になっており、基本的には低用量ピルを3ヶ月程服用することで副作用が治まります。服用を続けても下腹部痛が治まらない、生活に影響があるほどの痛みがある場合などには低用量ピル以外が原因の可能性もあるため医療機関に相談しましょう。

不正出血

低用量ピルを飲み始めた時期には、3割程度の方が不正出血を経験すると言われています。低用量ピルを飲み始めた時期に現れやすい副作用のひとつで、一般的には3ヶ月ほど継続的に服用することで副作用は治まります。不正出血は低用量ピルを飲み忘れた際に起きる場合もあるので、服用開始からの期間、状況に応じて判断することが必要になります。

3ヶ月ほど正しく服用を続けても不正出血の副作用が治まらない場合、低用量ピルの処方を受けたクリニックなどに相談しましょう。低用量ピルの飲み忘れ、飲み遅れが不正出血の原因になっているパターンもあるので、適切な対応を行うには正しい用法、用量で服用する必要があります。

だるさ・むくみ・動悸

低用量ピルを服用した場合、”むくみ”を感じる方も一定数います。その原因はピルに含まれているホルモンのひとつである、プロゲステロン(黄体ホルモン)です。プロゲステロンには水分を溜め込む作用があります。それによって太ったと感じる方もいますが、実際にはむくみによって体形の変化や体重に影響を及ぼしていることがほとんどです。
また、軽いだるさ(倦怠感)や動悸を感じる方もいますが3か月を過ぎると落ち着いてくる場合が多いです。服用開始から3か月経過したあとも、症状が続く場合や症状が重い場合には必ず病院を受診してください。

ピルを副用する際の注意事項

ピルを服用していく上で注意しなければならないことがいくつかあります。
まず”タバコ”です。喫煙は血栓症のリスクを高めます。低用量ピルの中では一番重篤な副作用といわれる”血栓”が相乗効果で増加するものなので、ピルを服用する際には禁煙をしましょう。
また、片頭痛持ちの方はピルの処方を受けられない可能性があります。
動脈血栓である血栓性脳卒中(脳梗塞)のリスク因子として片頭痛が挙げられていますので、前兆のある片頭痛を持っている場合、ピルの処方は難しくなります。

血栓症の発症

低用量ピルに配合されているエストロゲン(卵胞ホルモン)には血液凝固作用を活性化する働きがあり、副作用として血栓症の発症リスクがあります。静脈血栓症は1万人あたり1人から5人の割合で発症しますが、低用量ピルを服用した場合は1万人あたり3人から9人の割合で発症するとされています。ちなみに、妊娠中の静脈血栓症リスクは「1万人に5〜20人」であり、ピルの服用よりもリスクが上がることが分かっています。低用量ピルを飲み始めてから3か月以内は、静脈血栓症を発症するリスクが比較的高くなると考えられています。

血栓症の初期症状が現れた場合はすぐに服用を中止し、血栓症の診断もしくは治療に対応した医療機関を受診してください。血栓症の治療は症状にもよりますが、血管外科、循環器内科、脳神経外科などに相談することが一般的です。メデリピルご利用者で血栓症の疑いがある方は、こちらより、症状の詳細についてご相談ください。

下記項目に該当する人は低用量ピルによる血栓症のリスクが高いので、低用量ピルの服用を検討する際は医師に相談しましょう。

喫煙者/高血圧の人/糖尿病の人/肥満体型の人/40歳以上の人/片頭痛持ちの人

低用量ピルで太ることはあるか

一部では低用量ピルを服用することで太るという声がありますが、低用量ピル自体に体重を増加させる作用はありません。医師向けの資料である「低用量経口避妊薬,低用量エストロゲン・プロゲスチン配合薬ガイドライン 2020年度版」には『服用と体重増加との間に因果関係はない』と記載されています。

低用量ピルの長期服用によるがん発症リスク

がんの種類 長期服用による発症リスク
乳がん ・わずかながら発症リスクを増加させる可能性がある
・中止後10年で増加は見られなくなる
子宮頸がん ・長期間の服用で発症リスクを増加させる可能性がある
卵巣がん ・発症リスクを低下させ、服用期間が長いとリスクはより低下する
子宮体がん ・発症リスクを低下させ、服用期間が長いとリスクはより低下する

参照:低用量経口避妊薬,低用量エストロゲン・プロゲスチン配合薬ガイドライン 2020年度版

インターネット上では「低用量ピルを長期間服用しているとがんになる」という言説もみられます。低用量ピルの服用によって発症リスクが上昇する可能性があるがんはありますが、発症リスクが低下するがんもあるのです。

さらに、低用量ピル(OC)の服用を中止した後も、卵巣がんは10年、子宮体がんは20年にわたって発症リスクの低下効果が持続することが分かっています。

一方で、乳がんと子宮頸がんに関しては発症リスク増加の可能性が確認されました。乳がんのリスク増加はあったとしても小さいものとされており、中止後10年で低用量ピルによるリスク増加は見られなくなります。対して子宮頸がんでは、低用量ピルの服用期間が長いほどリスクが増加し、中止後10年でリスク増加は見られなくなります。ただ、子宮頸がんは、HPV(ヒトパピローマウイルス)の感染により発症する病気であり、HPV感染予防ワクチン接種、及びコンドームの着用が予防策として挙げられます。

なお、低用量ピルによる乳がんの発症リスク増加はあっても小さいとされていますが、乳がんを発症している、もしくは既往歴があって発症後5年以内に再発がある人には低用量ピルの処方が禁止されています。低用量ピルの服用を検討、又は服用中の人は乳がんの検診を定期的に受診し、既往歴がある場合は忘れずに婦人科へ申告しましょう。

低用量ピルを飲み続けるメリット

低用量ピルには副作用や一部疾患のリスク上昇などのデメリットがありますが、正しい用法で服用し続けることで、避妊効果の他にもさまざまなメリットがあります。

低用量ピルには体内のホルモンバランスを調整する作用があり、継続的な服用によって月経周期の調整やPMS改善、肌荒れ改善といった効用が見込めます。服用期間中は子宮内膜の増殖や排卵を抑制する作用があるので、月経困難症改善・月経量軽減・鉄欠乏性貧血改善などの効用も見込めます。

さらに各器官への負担を軽減することで、子宮体がんと卵巣がんのリスク軽減、子宮内膜症予防効果が見込めます。低用量ピルに配合されているエストロゲンには大腸がんのリスク軽減、更年期症状の緩和効用があることも特徴のひとつです。

低用量ピルの効用を適切な形で得るには、正しい用法、用量で服用を続けることが大切です。低用量ピルを扱う婦人科などで定期的に相談を行うようにすると、状況に適した形で低用量ピルを服用しやすくなります。

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アフターピルの失敗談は?飲んでも妊娠することはある?原因や確認したいことなどをチェック

避妊方法はどのようなものがあるのか、正しく理解し、緊急時に正しい選択ができるように準備しておくことが大切です。今回は緊急時に一時的に服用するアフターピル(緊急避妊薬)について学んでいきましょう。避妊効果は100%ではありませんが、48時間以内に服用すると85%の妊娠阻止率が認められています。この記事では、アフターピルを服用したのに避妊に失敗してしまった場合の考えられる原因と、避妊に失敗したか成功したかの分かりやすいポイント、アフターピルを服用後の避妊などについて解説しています。自身の体を守るためにも、正しく知るためにチェックしていきましょう。

アフターピル服用の失敗で考えられる原因4つ

アフターピルの失敗談を聞いているとさまざまな理由があるようですが、今回はアフターピルを服用しても避妊に失敗してしまった原因についてご紹介します。

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服用のタイミング

アフターピルの失敗談として1番多いのが、服用するタイミングが遅れてしまったことです。アフターピルはお薬の種類にもよりますが、避妊に失敗してから72時間もしくは120時間以内の服用が必要です。服用のタイミングは、早ければ早いほど効果が高くなります。早急な服用ができなかった場合、避妊に失敗してしまうというケースがあります。この時間を過ぎてしまったことによって避妊に失敗してしまったという失敗談があります。

併用を避けるべき薬やサプリメントの服用

アフターピル(緊急避妊薬)の効果は併用する薬やサプリメントの影響を受けることがあります。また内服中のお薬によって、アフターピル(緊急避妊薬)を処方できない場合もあります。日常的にサプリメントやお薬を服用している場合、併用できるかどうかは必ず医師に相談しましょう。

《アフターピルの効果に影響する薬・サプリメント一覧》

・抗けいれん剤 フェノバルビタール・フェニトイン・プリミドン・カルバマゼピン

・HIV プロテアーゼ阻害剤 リトナビル

・非ヌクレオシド系逆転写酵素阻害剤 エファビレンツ

・リファブチン

・リファンピシン

・セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)

このほか血液をサラサラにする薬(抗凝固剤)は、アフターピルの服用によって効果が変わることが認められています。

服用から3時間以内に嘔吐してしまった場合

アフターピルには以下のような副作用が確認されております。

・吐き気

・嘔吐

・頭痛

・だるさ

・眠気

・食欲不振

・気分障害

これらの副作用には個人差があります。

アフターピルは低用量ピルに比べて、副作用が強いイメージがあるかもしれません。症状が出た場合でも、24時間以内に治まることがほとんどです。服用後に嘔吐をしてしまった場合は、お薬が十分に吸収されていない可能性がありますので、注意が必要です。服用から3時間以内に嘔吐してしまった場合は医師に相談し、もう一錠追加で服用するなど、適切に対応して下さい。吐き気の症状が出やすい体質の場合は、吐き気止めも併用して下さい。

服用後の性行為

アフターピルの服用後は避妊効果がないため、次の生理までは性行為を控えるかコンドームなどで避妊をするようにしましょう。

アフターピルを正しく服用しても失敗してしまう場合

アフターピルは100%避妊ができるお薬ではありません。服用までに時間を要した場合は、成功率が低下していきます。それに伴い避妊に失敗してしまうケースがあります。ここでは正しく服用した場合でも失敗してしまったケースをみていきましょう。

BMI25以上の場合

BMIが25以上の方は、アフターピルの効果が低いという臨床結果がでています。

正常BMI18.5~25未満で妊娠率が1.23%に対して、BMI25~30未満で1.29%、BMI30以上の場合は2.57%となります。

・BMIの計算式

BMI = 体重 kg ÷ (身長 m)2

アフターピルを服用した場合でも、肥満傾向にある女性は効果が多少下がってしまうため、正しく服用したとしても妊娠してしまうケースが考えられます。

参照元:emc「ellaOne30mg」
MSDマニュアル家庭版「緊急避妊」

アフターピルと併用を避けたほうがいい薬・健康食品を飲んでいた

《アフターピルの効果に影響する薬・サプリメント一覧》に記載があるような、アフターピルの併用を避けるべき薬やサプリメントの服用をしてしまった場合は、効果を下げてしまう恐れがあります。

また服用の際は、グレープフルーツジュースやアルコールで飲むのは避けて下さい。これらは、アフターピルの避妊効果を下げたり、逆に強めてしまう可能性があります。アフターピルは通常のお薬同様、水や白湯で飲むようにしましょう。

アフターピルの服用後に失敗しないために確認したいこと

アフターピルを服用した後でも、本当に避妊ができているのか心配になる方もいらっしゃると思います。避妊が成功したかどうかを確認する方法を解説していきます。

消退出血の有無

アフターピルは服用後、だいたい3日〜3週間後に「消退出血」がみられます。消退出血とは子宮内膜が剥がれ落ち、血液などと一緒に体外に出てくることをいいます。消退出血がおこった場合は、避妊が成功したというサインと言えます。生理予定日の1週間前後に消退出血が起こるケースが多くみられます。ただし出血による判断はとても難しいので注意が必要です。たとえ出血があったとしても、状況や見た目、症状から判断するのは難しいことがあります。

もし出血があり心配な場合は、婦人科を受診しましょう。

妊娠検査薬の使用による確認

上記のような消退出血が見られない場合や、判断が難しい場合は、市販の妊娠検査薬を使って調べましょう。妊娠検査薬の使用目安はアフターピルの服用から3週間後です。服用後3週間を目安に出血がないと、妊娠の可能性があることも考えておきましょう。

アフターピルの処方ならメデリピル

オンラインピル診療・処方サービスの「メデリピル」ではアフターピルの取り扱いもあります。
メデリピルは、ピルが初めての方にも安心して利用していただける体制が整っています。

診療と処方を担当するのは、現役の産婦人科医のみで、診療時間も夜23時まで対応しているので、病院が開いていない時間にもアフターピルを処方してもらえます。
診療は音声通話かビデオ通話を選べるので、カメラオフでも診療を受けることができます。
アフターピルは、送料無料・最短当日発送でお届けします。東京23区内にお住まいであれば、別途送料3,850円(税込)で、処方されたその日にお届けする「当日お届けプラン」を利用することが可能です。(受付時間に限りがあります)
また、副作用が不安な方には吐き気止めなどの副作用緩和薬も同時に処方してもらえます。
今後も継続的に避妊していきたいという方には、低用量ピルも一緒に処方してもらうことができます。また、初めてメデリピルで低用量ピルを処方された場合、アフターピルと同時に処方されることでアフターピルの診療代1,650円が無料となります。
病院に行けなくとも、メデリピルのようなオンラインでのピル診療・処方サービスを利用するのもひとつの手段です。
こういった選択肢があることも知っておくと、いざという時に安心ですね。

LINEから診療予約ができる

メデリピルでは、LINEを使って診療予約や医師への相談、服薬管理などが完結します。
診療予約は24時間いつでも自分のタイミングで予約することができます。
まずはメデリピル公式LINEのお友達登録からはじめましょう♡

最短当日発送・送料無料

メデリピルでは、診療・処方が完了した時間にもよりますが、最短で当日発送されます。
届く日数はお住まいの地域によって変わるためご了承ください。
また、アフターピルの場合は送料無料になります。※1

※1 当日お届けプランは対象外です

東京23区内限定の当日お届けプラン

メデリピルでアフターピルを処方された場合、東京23区内にお住まいの方であれば、処方当日中に自宅に届く「当日お届けプラン」もお選びいただけます。
また、別途送料3,850円(税込)がかかります。ご希望の方は診療時に医師にお申し付けください。(診療時間によって、当日中にお届けが出来ない場合もあります)

低用量ピルと同時処方で診療代0円

メデリピルでは、初めてメデリピルで低用量ピルを処方された場合、アフターピルと同時に処方されることでアフターピルの診療代1,650円が0円になります。
今後も継続的に避妊をしていきたいという方は、これを機に低用量ピルの服用をはじめることをおすすめします。

副作用緩和薬も処方可能

メデリピルでは、アフターピルの副作用が心配…。3時間以内に吐いてしまったらどうしよう…。という方には、処方時に吐き気止めなどの副作用緩和薬も同時に処方しています。
ご希望の方は、処方時に医師にお申し付けください。

メデリピルでは、アフターピルだけでなくピルが初めての方にも安心していただけるサポート体制が整っています。
安心してピルをはじめるならメデリピルがおすすめです。

まとめ

アフターピルは、100%確実に避妊に成功するお薬ではありませんが、正しく服用すれば高い避妊効果を得られるお薬です。避妊効果のある時間内に服用できなかったり、副作用でお薬を吐いてしまったりしたことが原因の望まない妊娠を避けるために、早めに処方してもらうように行動しましょう。早急に緊急避妊を行うことは、その後の心身の負担や費用面の負担が少なくなります。受診に抵抗がある場合はオンライン診療を活用しましょう。また日常的に確実な避妊を望む場合は低用量ピルを服用するのもおすすめです。低用量ピルは避妊だけでなく、ニキビの改善や、月経痛の緩和といった多くのメリットがあります。自分自身の体を大切にできるような選択肢を持っておくことが大切です。

PMSの治し方・緩和方法は?6つの治し方を解説

生理前に訪れる、イライラや食欲の増加、腹痛。これらはPMS(月経前症候群)と呼ばれる症状です。生理が始まる前、3~10日の間、症状が続きますが、生理が始まると症状が消えていきます。

この記事では、日常生活で取り入れられる、PMSを緩和するための方法をご紹介します。

PMSを治す、緩和するための5つの基本ポイント

PMS改善の基本は、生活習慣を見直すことです。バランスが取れた食事をする、適度な運動を心がけるなど、健康的な生活を送る上で大切なことばかりです。ここでは、PMSを緩和する5つのポイントをご紹介します。

バランスの良い食事を心がける

食事のバランスが悪いと、食欲が極度に増したり、むくみ、頭痛、腰痛などを引き起こす原因となります。

アルコール・カフェイン・塩分の摂取を控える

生理前に増える女性ホルモンには、肝臓のアルコール代謝を遅くする作用があるため、PMSの症状が悪化することも。カフェインは神経を興奮させてイライラや緊張感を高めたり、塩分の過剰摂取によりむくみやすくなる可能性があります。

禁煙する

喫煙は血流を低下させます。全身の血の巡りが滞ると冷えが生じ、自律神経のバランスが崩れてしまいます。喫煙者のタバコから出る煙を吸う受動喫煙にも注意してください。

有酸素運動をする

ウォーキング、軽いジョギングなどの有酸素運動は、PMSの症状を和らげるといわれています。1回20分から1時間、週3回程度の運動が効果的です。

PMS症状を記録する

PMSの期間や症状を簡単に記録してみましょう。どのタイミングで体調が悪くなりやすいか把握することができ、事前にスケジュールを調整したり、自分に合った対処をすることができます。

・PMSとはそもそもなに?
PMSとは、生理が始まる前、3~10日の間続く、心や身体の不調を指します。PMSによる症状は人それぞれで、なんと200種類以上あるといわれています。PMSの代表的な症状は、イライラする、憂鬱な気分になる、肌荒れ、だるさ、下腹部の痛み、腰痛、頭痛などで、同じ人でも月によって症状に大きく違いがあるようです。

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PMSを治す、緩和するための方法①:食事

PMSを緩和する1つ目の方法は食事です。PMSはホルモンバランスの乱れが原因といわれていますが、ホルモンバランスは毎日の食習慣も大きく関係しています。食事のとり方や避けたい食べ物について知り、日々の生活で意識してみましょう。

血糖値はゆっくり上げて、感情の安定化を

生理前に無性に甘いものが食べたくなったり、食欲が抑えられずにドカ食いしてしまった…といった経験はありませんか。甘いものを食べ過ぎてしまうと、血糖値が急激に上昇し、そのあと急降下してしまいます。この血糖値の急激な変化により、だるさや眠気、イライラを引き起こします。そのせいで再び過食に繋がったりと、悪循環に陥る可能性も。PMSを緩和するには、これからご紹介する3つのポイントを意識して、バランスの良い食事を心がけてみてください。

①血糖値を急激に上げる食品を避ける(単純炭水化物)
砂糖、果物、チョコレート、ケーキなど

②ゆるやかに血糖値を上げる食品を摂取する(複合炭水化物)
でんぷんや食物繊維を含む豆類、根菜類、いも類など

③1日3食、規則正しくとる
空腹時間が長くなると、血糖値を急上昇させる要因となります。

刺激物を避け、イライラ緩和やホルモンバランスを整える食事を摂る

PMSの症状のうち、イライラ、気分の落ち込み、不安、緊張感など、精神状態の変化が強い場合は「月経前不快気分障害(PMDD)」の可能性があります。原因については明らかになっていませんが、女性ホルモンの乱れや神経の興奮が影響しているといわれています。神経の興奮を鎮め、心身をリラックスさせるにはどうしたらよいでしょうか。食事で意識できる4つのポイントをご紹介します。

①カフェインを含む飲み物を避ける
コーヒー、紅茶、緑茶、栄養ドリンクなど

②情緒不安定を和らげるビタミンB6、カルシウム、マグネシウムを摂取する
かつお、レバー、ナッツ類、海藻類など

③女性ホルモンに似た働きを持つイソフラボンを摂取する
豆腐、納豆、豆乳など

④女性ホルモンの分泌をコントロールするビタミンEを摂取する
ブロッコリー、アーモンドなど

塩分やアルコールを避け、利尿作用のある食事を摂る

体内に水分が溜まり頭や脚がむくむと、血管や神経が圧迫され、頭痛や腰痛に繋がることがあります。頭痛、腰痛、むくみといった症状が気になる方は、アルコールや塩分など症状を悪化させる飲み物、食べ物を控え、食事によって水分代謝を促すことが大切です。

むくみを防止するには、利尿作用のあるビタミンEを含む食材を積極的に摂取しましょう。ブロッコリー、乾燥豆、ナッツ類、全粒の食品などに多く含まれていますよ。

PMSを治す、緩和するための方法②:運動

軽い運動は気分転換になり、血流を促進してPMSの軽減にも繋がります。体を動かすことが苦手な方にも、手軽にできる運動を4つご紹介します。ご自身の体調と相談しながら、無理なく取り入れてみてくださいね。

ストレッチ

PMSでイライラしたり痛みを感じていると、身体が緊張して力が入ってしまうことがあります。身体が緊張すると血流が滞り、肩こりや腰痛などの症状を悪化させてしまうことも。そんな身体の緊張をほぐすためにも、ストレッチでゆっくりとほぐしてあげましょう。

ヨガ

ダイナミックなポーズを取る印象が強いヨガですが、初心者でも簡単に行えるポーズもたくさんあります。ヨガは腹式呼吸により副交感神経を優位にさせ、心身のリラックス効果も得られます。自律神経やホルモンのバランスを整えるポーズもあるため、ぜひ試してみてくださいね。

散歩

外の空気を吸うと、頭がすっきりして良い気分転換になります。少し余裕がある方は、歩くスピードを速めてみるのがおすすめです。規則正しいリズム運動を続けると、幸せホルモンといわれるセロトニンが分泌され、精神を安定させる効果があります。

深呼吸

ここまで紹介した3つの方法を試す余裕がない方は、ゆっくりと深呼吸をするだけでも気分がすっきりします。腹式呼吸を利用し、深く息を吸い、ゆっくりと吐くことを意識してみてください。

PMSを治す、緩和するための方法③:医薬品

PMSが辛いとき、食事や運動で改善をはかるのと同時に、薬を服用して症状を緩和するのも1つの選択肢です。基本的には婦人科を受診することをおすすめしますが、市販の鎮痛薬や吐き気止めなどで対処することもできます。

市販薬を服用しても症状が改善しない場合、また症状が毎月続く場合は医師の診療を受けるのも選択肢の一つです。特に低用量ピルは、ある特定の症状にピンポイントに働くのではなく、PMSなどの生理トラブル全般に効果が期待できます。ピルだけでなく、漢方薬といった選択もできるので、市販薬でやり過ごさず医師の判断を仰ぐのもおすすめです。

PMSを治す、緩和するには、低用量ピルが有効な場合も

低用量ピルは、卵胞ホルモンと黄体ホルモンという2種類の女性ホルモンを含んだお薬です。これにより女性ホルモンがほぼ一定に保たれるため、女性ホルモンの変動によって引き起こされるPMSを改善する効果があります。

低用量ピルはPMSの緩和に有効な反面、副作用などのリスクも。個人の症状や体質によって合うお薬も様々なため、婦人科やオンライン診療で医師に相談してみてくださいね。

PMSを治したい・緩和したい場合は、低用量ピル服用の選択肢を

腹痛、イライラや憂鬱な気分、肌荒れ…これらの辛いPMS症状は、低用量ピルの服用で緩和が期待できます。メデリピルでは、低用量ピルの処方をオンラインで実施。オンライン診療は自由診療となり、保険適用されないためお薬代は全額自己負担となります。「定期的に病院を受診する時間がない」「早くお薬が欲しいのに婦人科の予約が取れない」という方は、オンライン診療を検討しても良いかもしれません。

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まとめ

PMSを緩和する方法についておわかりいただけましたでしょうか?日ごろの生活の中で食事や運動習慣を意識することで、PMSを軽減できることがあります。PMSはストレスを抱えると症状が悪化するため、ストレスを感じた時は無理をせず、アロマや半身浴など自分でリラックスできる方法を見つけることも大切です。生活習慣を見直しても治らない場合は、PMSの諸症状に効果的な低用量ピルの利用も選択肢に入れても良いかもしれません。

生理中じゃないのに左下腹部が痛い、原因がわからない…そんな時の対処法はコレ

 

生理中じゃないのに左下腹部が痛い、原因がわからない…そんな時の対処法はコレ

女性が生理中ではないのに左下腹部の痛みを感じるとき、そこには何らかの病気が隠れていることがあります。この記事では生理とは無関係に現れる左下腹部の痛みの原因を紹介し、対処方法について詳しく解説します。
左下腹部の痛みを放置すると大きなリスクになることもあるため、早めに医師の診察を受けましょう。

生理中じゃないのに左下腹部の痛みを感じる女性は要注意

生理中でもないのに左下腹部に痛みを感じたときは、注意が必要です。
毎月の生理時に下腹部を中心にちくちくした痛みを感じるのは一般的ですが、生理が来ていないのに痛みを感じる場合は、病気など他の原因が考えられます。
放置すると大きなリスクにつながる可能性もあるため、体からのサインを見逃さずに早めに対処しましょう。

左下腹部痛を引き起こす女性特有の病気とは?

生理中以外に左下腹部の痛みがしばらく続く場合は、女性特有の病気である可能性があります。

子宮外妊娠(しきゅうがいにんしん)

子宮内に着床すべき受精卵が、通常の場所ではなく他の場所に着床する現象を「子宮外妊娠」といいます。正式には「異所性妊娠」といい、この場合は通常の月経時とは異なり、下腹部の激しい痛みや不正出血が起こります。
代表的なケースに卵管内での着床が見られ、異所性妊娠の全体の約95%を占めます。
異所性妊娠のサインとしては、妊娠が成立しているので月経が止まります。
またその他の初期症状として、吐き気などつわりのような症状が現れることもありますが、最も注意が必要な症状は腹痛です。
卵管のような繊細な臓器で異所性妊娠が進行すると、激しい腹痛とともに卵管が破裂することも考えられ、出血性ショックで命にかかわることもあります。
このため、異所性妊娠は早期発見と治療が非常に重要です。

子宮筋腫(しきゅうきんしゅ)

子宮筋腫は、子宮内の筋肉がコブのような形で発育してしまう良性の腫瘍で、主に30代以上の女性に見られます。
この腫瘍は女性ホルモンの分泌と密接な関連があり、卵巣から分泌されるホルモンの影響を受けて成長します。そのため、閉経後になると縮小することがあります。
一般的には良性であるため、検査で発見しても体に異常がなければすぐには摘出せず、経過観察が行われます。
子宮筋腫が発生した場合、下腹部に圧迫感のような鈍い痛みを感じることがあります。
また、痛みは時間の経過とともに徐々に強くなることもあります。
子宮筋腫の位置や個数によっては、左下腹部に痛みを感じることもあります。しかし痛みの性質には個人差もあり、鈍痛から鋭い痛みなどさまざまです。
また、生理痛が重くなることもあります。

子宮内膜症(しきゅうないまくしょう)<

子宮内膜症は、通常は子宮内に存在するべき子宮内膜組織が子宮外の臓器や組織にできる病気です。
子宮内膜が他の組織にできると月経時にそこでも出血が起こり、生理痛も激しくなり、強い腹痛、腰痛を感じます。
また「卵巣チョコレート嚢胞」と呼ばれる血のかたまりが卵巣に発生し、卵巣がんのリスクを増加させることがあり、不妊の原因ともなります。
ホルモン療法などの薬物療法、手術によって治療が可能です。

卵巣茎捻転(らんそうけいねんてん)

卵巣茎捻転は、卵巣嚢腫(らんそうのうしゅ)の合併症として起こる疾患です。
卵巣嚢腫が大きくなった時に、何らかの原因で卵巣が周囲の血管や組織を巻き込むようにしてねじれ、そのまま元の位置に戻らないことがあります。
ねじれた状態で元に戻らないと、卵巣周囲の血流が悪くなります。激しい痛みが生じるとともに、卵巣の組織が徐々に壊死します。
完全に壊死してしまうと、手術をしても卵巣を含めた組織の機能は回復しません。
卵巣茎捻転が起こると突然下腹部に激痛が起き、嘔吐や吐き気、発熱などの症状が起こることもあります。

左下腹部痛を引き起こすその他の病気

左下腹部の痛みは、女性特有の病気以外でも起こります。
便秘や食あたりでも起こりますが、重篤な病気の可能性もあります。

便秘

便秘は大腸の動きに異常がある機能性便秘と、腸の病気に起因する器質性便秘に分類されます。
どちらも左下腹部に位置するS状結腸の一部で発生することがあり、その際、左下腹部の痛みをよく伴います。
便秘は週に3回未満の排便や、排便が困難になることが典型的な特徴です。他にも硬い便がでたり、腹部が膨張したような感覚などが便秘の症状とされます。
女性の便秘の原因はさまざまですが、主に食物繊維不足や運動不足によって引き起こされると考えられています。
また過去の腸など腹部臓器の手術による癒着も、便秘の原因となります。
便秘はときに重要な病気の合図にもなり、便やガスが全く出ない場合は腸閉塞の可能性も考えられます。
また過敏性腸症候群や大腸がんなど、他の消化器疾患の初期症状として便秘が現れることもあります。
そのため便秘に伴う左下腹部の痛みがある場合は、早めに消化器内科へ相談するようにしましょう。

大腸がん

S状結腸やその周辺に大腸がんが発生すると、左下腹部痛が発生することがあります。
ただし大腸がんは初期症状がわかりにくく、痛みが発生した場合はある程度進行して、腸内を圧迫している状態にあります。
大腸がんの他の一般的な症状には、血便、便秘、下痢、腹部満腹感、貧血、細い便、体重減少などが挙げられますが、いずれも自覚症状が少なく早期発見が困難です。
そのため、定期的な大腸内視鏡検査が非常に重要です。
また大腸ポリープや潰瘍性大腸炎などの病気は大腸がんに進展する可能性があるため、これらの病気を持つ人や、家族歴に大腸がんがある場合は、特に注意しておいた方がいいでしょう。

大腸憩室炎(だいちょうけいしつえん)

消化管の壁の一部が外側にせり出した袋状の憩室に便などがたまり、細菌感染が起こる病気を大腸憩室炎と言います。
憩室は大腸に多く見られ、左下腹部に位置するS状結腸の憩室に炎症が起こった場合は、左下腹部痛を引き起こす可能性があります。
大腸憩室炎は腹部の痛みだけでなく、発熱や憩室内の出血による血便なども引き起こします。
炎症が進行すると憩室内で穴が開いて手術が必要になる場合もあるため、速やかに医療機関を受診することが重要です。
盲腸(虫垂炎)と似ていますが、盲腸(虫垂炎)はおなかの右下に位置する虫垂で起こります。大腸憩室炎は大腸内であれば、左右にかかわらず起こる可能性があります。

腸炎

腸炎は腸に炎症が生じている状態を指し、S状結腸に炎症が起こると、左下腹部に痛みが生じることがあります。
腸炎の原因として、同じく腸炎患者の嘔吐物や排便物からの感染が考えられています。
主な症状には腹痛や下痢が含まれ、比較的起こりやすい病気です。
ただしS状結腸で腸炎が起こった場合は虚血性大腸炎に発展する可能性があり、左下腹部の痛みに加え、血便が現れることもあります。

腸閉塞(ちょうへいそく)

腸閉塞は、何らかの原因で腸の中で食べ物や消化液などの内容物の流れが止まり、排出されなくなる状態を言います。
腸がふさがると消化途中の食べ物だけでなく消化液も再吸収されずにたまり、腸内を圧迫します。
そのためおなかの痛みやおなかの張り、吐き気や嘔吐などの症状が出てきます。

尿路結石(にょうろけっせき)<

尿路結石は主に30〜40代の男性に発症しやすい病気ですが、女性にも発症するケースがあります。
腎臓や膀胱、尿道などに形成された結石が排出される過程で、結石が詰まることによって激しい痛みが引き起こされます。
この尿路結石がおなかの左下に位置する部分に詰まると、左下腹部に鋭い痛みをもたらし、吐き気や血尿などの症状が同時に現れることがあります。

左下腹部痛で病院へ行く目安

左下腹部に痛みを感じるとき、その強さや頻度によっては病院に行くことを悩む人も多いはずです。ここでは、病院に行く目安を紹介します。

落ち着いて受診するケース

  • 慢性的な微熱がある
  • 最近便が緩い
  • 定期的に吐き気を感じる
  • 軽度の痛みがしばらく続いている
  • 食事や水分の摂取、睡眠は可能

緊急を要するケース

  • 大量の不正出血がある
  • 吐き気があり実際に嘔吐した
  • 歩行が困難で、動くと痛みを感じる
  • 血便がでた
  • 眩暈が強い
  • 痛みが激しく眠れない
  • 痛みが徐々に激しくなっている

左下腹部痛で受診する病院の選び方

左下腹部の痛みにはさまざまな原因が考えられます。そのためどの診療科を受ければいいのか迷う人もいるでしょう。
症状によって目安を記しますので、受診する診療科選びの参考にしてください。

婦人科

左下腹部の痛みに加えて、不正出血や基礎体温の乱れ、生理周期の乱れが起こった際には、婦人科の受診が必要なケースが多くなります。
また他の診療科では発見しにくい、ホルモンバランスによって起こされる痛みや体の不調は、婦人科で解決することが可能です。

内科・消化器科

左下腹部の痛みに加えて、吐き気や嘔吐、下痢、血便、発熱などの症状が出た場合は、まず内科・消化器科の受診が適切です。

泌尿器科

左下腹部の痛みに加えて、血尿や排尿痛がある場合は泌尿器科を受診しましょう。

生理中以外に起こる左下腹部の痛みは早めに受診を

生理中以外に起こる左下腹部の痛みについて、原因として考えられる病気を紹介してきました。
すぐさま病院の受診が必要のない症状もありますが、可能であれば早めに対応する診療科の受診を行いましょう。
初期症状が出たときには重症化していることもあるため、定期的な検診をおすすめします。

ピルをはじめるならメデリピル

子宮内膜症の治療方法のひとつとして、低用量ピルの服用があります。
医師の診断が必要ではありますが、子宮内膜症が疑われる場合は治療の手段として低用量ピルの服用を検討してもよいでしょう。

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