生理が何日遅れたら妊娠の可能性がある?妊娠以外に考えられることも解説

生理
更新日:2024.03.12

生理が何日も遅れていると、妊娠や病気の可能性など、その理由を考えるほど不安になってしまいますよね。今回は生理が何日も遅れている時の妊娠の可能性と、それ以外の場合、また見分ける目安について詳しく解説していきます。

生理が何日遅れたら妊娠可能性があるのか

生理が予定よりも1週間以上遅れている場合は妊娠を疑いましょう。ただ、生理周期が不規則な場合は判断が難しいため、妊娠初期の症状について詳しく解説していきます。

生理の遅れ以外で妊娠を感じる初期症状

妊娠している場合、生理が遅れること以外にも様々な体の変化が起こります。最も代表的なものでは、基礎体温の高温期が続くことです。妊娠した状態を保つために女性ホルモンの働きが活発になるためです。通常、生理が始まると基礎体温は一気に低下します。普段から基礎体温を測っている場合は参考にしてみましょう。

個人差があるので、一概にとは言えませんが基礎体温が高い状態になること以外に、体に現れてくる初期症状として下記のようなものがあります。

・吐き気を感じる

・胸が張って乳首が敏感になる

・頭痛がする

・チクチクとした下腹部痛がある

・体がだるくなる

・頻尿になる

・下痢や便秘、おならの回数が増える

・おりものが増える

・肌の皮脂が増え、肌荒れが起きる

・強く眠気を感じる

・食欲が減退する、増進する

妊娠している場合、早い方だとつわりを感じる方もいますがもちろん自覚症状のない方もいるのでかなり個人差があります。
生理予定日よりも7日以上遅れている場合には妊娠の可能性を考え、妊娠検査薬を使用して確認しましょう。
しかし、元々生理不順の方やストレスやダイエットの影響、病気で生理が遅れることも大いにあります。
いずれにしても生理予定日から7日以上経過しても生理が遅れている場合には、ご自身で妊娠検査薬を使用して確認するようにしましょう。

生理は何日ごとに来るのか|生理周期

生理の出血が始まってから、次の生理の出血が始まる前日までの1サイクルの期間を生理周期といいます。この周期は卵胞ホルモンと黄体ホルモンという2種類のホルモンによって構成され、4つの期間に分類されます。下記で詳しく解説していきます。

・増殖期(卵胞期)

生理が終わる頃から、卵胞が卵巣内で成長していくと共に、卵胞ホルモンの分泌量が増え、子宮内膜が少しずつ厚くなっていきます。

・排卵期

排卵の前後2〜3日を排卵期といい、卵胞から卵子が卵管に向かって排出されます。排卵直前には卵胞ホルモンの分泌量がピークとなります。

・分泌期(黄体期)

排卵後、卵胞が黄体に変化し、黄体ホルモンが分泌されます。卵胞ホルモンも多い状態が続いており、妊娠に備えて子宮内膜の厚さをキープします。体内に水分をため込む時期なので、むくみをおこしやすく、イライラや肌荒れ、頭痛などを起こしやすくなるのもこの時期です。

・月経

妊娠しなかった場合、黄体ホルモンと卵胞ホルモンどちらも分泌が減って、必要なくなった子宮内膜がはがれ落ちて血液とともに排出されます。

生理が何日も遅れるのが普通なら生理不順の可能性

毎月ほぼ決まった周期で生理が来ないようであれば生理不順の疑いがあります。個人差はありますが、通常25~38日間隔の生理周期が正常とされています。24日以内と周期が短ければ「頻発月経」、39日以上であれば「稀発月経」と呼びます。ご自身が平均何日周期なのか確認してみましょう。

生理が何日も遅れていて妊娠可能性がある時の対処法

しっかり基礎体温計測や生理日管理をして把握できていたとしても、不安になるのが生理の遅れですよね。この章では1週間以上生理が来なかった場合の対処法について解説します。

妊娠検査薬を使う適切なタイミング

妊娠検査薬は生理開始予定日の1週間以上あと、もしくは性行為から3週間以上あとが適切なタイミングです。

妊娠検査薬はあくまで簡易的な検査キットになるので、ホルモン量が少なかったり誤った検査方法で使用したりすると正しい検査結果が反映されません。妊娠検査薬で陰性だったにも関わらず、その後も生理が来ないようであれば再度妊娠検査薬で確認をしてみてください。

産婦人科を受診する適切なタイミング

安定した周期で生理が来ているのにも関わらず、生理開始予定日から1週間~2週間経っても生理が来ない場合は妊娠の可能性を疑う必要があるので、産婦人科を受診してください。

生理開始予定日から1週間以上経過し、かつ妊娠検査薬で陽性反応が出た場合には、様子を見ることなく早めに産婦人科を受診しましょう。

生理が何日も遅れている時に妊娠以外に考えられる原因

生理が遅れる理由は妊娠以外の理由も多々あります。この章では、妊娠以外に考えられる生理が遅れる理由について具体的に解説していきます。

性器の未発達

10代の頃は卵巣の発達が未熟なため、規則正しく排卵が起こらないことがあります。成長につれて周期は整うのであまり心配する必要はありません。

過度なストレス

仕事や学校、人間関係などで強いストレスを感じると女性ホルモンが乱れ、排卵が起きずに生理不順になることがあります。

生活習慣の乱れ

不規則な生活や睡眠不足が続くと女性ホルモンの乱れに繋がります。その結果、生理不順を引き起こす原因となることがあります。

激しいダイエット

厳しい食事制限や運動を伴うダイエットは栄養不足状態になり、女性ホルモンを乱す原因となります。その結果、生理不順となることもあります。

更年期

閉経の前後10年となる更年期には、女性ホルモンの分泌が急変動するため、生理周期が不安定になり生理不順が起きやすくなります。

病気

卵巣などに病気を抱えていて、生理不順になって初めて発覚することがあります。代表的なものは甲状腺や脳下垂体の病気、多のう胞性卵巣症候群とよばれる病気です。40歳未満で早発閉経もあります。

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まとめ

生理不順はいつ生理がくるか分からない不安で、ストレスになってしまうことも…。自分の生理周期をコントロールして安定させることで、気持ちも安定して健やかな毎日を送ることができるかもしれません。また、低用量ピルにはいくつも種類があります。決して個人の判断で手に入れようとせず、必ず医師へ相談して自分にあったピルの種類を診断してもらうようにしてくださいね。


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監修者

産婦人科医
mederiドクター
mederiドクターとして、メデリピルのオンライン診療や体調相談を担当している現役産婦人科医。

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