生理不順を改善するためには?原因や対処法を解説

生理
更新日:2023.06.23

毎月やってくる生理に憂鬱な気持ちを抱く女性は多いですよね。生理トラブルの中でも、生理周期が乱れる「生理不順」には、将来的に不妊の原因になる可能性や別の病気が隠れている可能性もあります。今回は、生理不順はなぜ起こるのか、どのように改善できるのかをお伝えします。

 

生理不順を改善するにはまずは知ることから

「なかなか生理がこない…」「1か月に何度も生理がくる…」といった悩みを抱える女性は少なくありません。こういった生理不順の原因として考えられるのはホルモンバランスの乱れです。

今回は生理不順の原因や対策についてより詳しく学び、自分の生理と向き合う時間にしましょう。

 

正常な生理周期は?

生理周期を生理終了後から次の生理開始日までの日数と勘違いされる方もいますが、生理周期とは生理開始日から次の生理が始まる前日までの日数を指します。正常な生理周期は28日〜35日程で、周期によってずれがある場合でも、1週間前後であれば問題はないといわれています。

 

生理不順の基準は生理周期が24日以内または39日以上

生理不順(月経不順)とは、前回の生理から24日以内または39日以上で次の生理がくる場合をいいます。みなさんは自分の生理周期を把握していますか?人それぞれ個人差があるため、数周期の記録を取ってみることをおすすめします。生理不順にはいくつか種類があり、生理周期が不規則な状態で次の生理がいつか予測がつかない生理不順、生理周期が24日以内の頻発月経、生理周期が39日以上の稀発月経、3か月以上生理がこない状態を指す無月経などがあります。

 

生理不順で気を付けたいリスク

女性ホルモンは、妊娠や出産準備のための子宮の発育だけでなく、血管、関節、脳、骨を健康に保つ働きや、脂質異常症のリスクを低下させる役割を担っています。そのため、生理不順によって女性ホルモンのバランスが乱れ、排卵が行われなくなると以下の病気になるリスクが高まる可能性もあります。

 

子宮体がん

女性ホルモンには、エストロゲンとプロゲステロンという2つの種類があります。エストロゲンは子宮内膜を厚くする力を持ち、プロゲステロンは、エストロゲンの働きによって厚くなった子宮内膜を柔らかく維持して妊娠しやすい状態にする抑制的な役割を持っています。

しかし、生理不順などによって女性ホルモンのバランスが乱れ、エストロゲンの過剰分泌が起こると子宮内膜が過剰に増殖してしまいます。子宮体がんの約80%がエストロゲンの子宮内膜への刺激が長く続くことが原因とされているため、子宮体がんのリスクが高まるといわれています。

 

不妊症

排卵があるかどうかは、妊娠できるかどうかに大きく関わってきます。排卵があれば、たとえ生理不順であっても妊娠することは可能です。しかし、生理不順であれば排卵日の予測が難しく、タイミングがわかりにくくなってしまいます。また、排卵があったとしても、女性ホルモンの分泌が少ないため、子宮の萎縮を進行させてしまう可能性もあります。

結果として、妊娠に適さない環境になってしまい、妊娠しにくい体質になったり、流産したりする可能性が高まったりすることが考えられます。

 

内分泌性疾患や代謝異常

生理不順には、甲状腺の異常や下垂体腫瘍などにともなう成長ホルモン分泌の障害、糖尿病などの代謝異常が隠れている可能性があります。甲状腺とは、のどぼとけの下にある「甲状腺ホルモン」を分泌する器官です。甲状腺ホルモンは女性ホルモンの分泌にも関わるため、甲状腺に異常があると生理不順などを引き起こす可能性があるのです。下垂体は脳の中央部に位置するエンドウ豆サイズの小さな器官で、さまざまなホルモンを分泌します。下垂体腫瘍が大きくなり機能が低下すると、生理不順などの症状が出るといわれています。また、糖尿病は血糖値を正常範囲に下げるインスリンの分泌が不足することで起こります。インスリンは排卵機構にとって重要なホルモンであるため、不足することで規則的な排卵が起こらなくなると考えられます。生理不順は、ホルモンの分泌に関係する器官に何らかの異常が起こっている可能性があるため、医療機関を受診して原因を調べることが必要です。

 

生理不順の改善のためにできること:4つの考えられる原因を知る

先述の通り、生理不順の主な原因は、ホルモンバランスの乱れから引き起こされることが多いです。そのホルモンバランスが乱れる原因として以下の4つが考えられます。

無理なダイエットや運動

無理なダイエットによって十分な栄養が体に行き渡らなくなり、卵巣に栄養がいかなくなってしまいます。個人差はありますが、BMIが17を切るほどやせてしまうと、妊娠するための準備ができないと脳が判断し、生理がなかなかこない状態になる場合があります。これは20代の女性に多く見られる原因ですが、特に高校生など思春期の場合は、まだ体が成長段階にあるため、この時期に無理なダイエットをしてしまうと将来の妊娠に影響を及ぼす可能性もあり注意が必要です。一方で運動のしすぎによる生理不順はアスリートに多く見られますが、運動は消費カロリーの方が多いため、栄養不足になってしまうことが生理不順につながると考えられます。

 

ストレス

過度な精神的ストレスも、多くの女性に見られる生理不順の原因のひとつです。過度なストレスを感じることで、ホルモンが分泌される視床下部から出る指令ホルモンがうまく働かず、女性ホルモンであるエストロゲンやプロゲステロンのバランスを乱し、生理不順を引き起こすとされています。

 

肥満

太り過ぎてしまうと、生理不順になることがあります。肥満によって卵胞の発育不良や、生殖機能の低下、生活習慣病などが誘発され、排卵に悪影響を及ぼすためです。肥満は食生活の乱れが原因なことが多いため、栄養に偏りが生じ、生理不順を招いていることもあります。また、「早く痩せたい」という気持ちから無理なダイエットをすることで栄養バランスの乱れや精神的ストレスが生まれ、生理不順の原因になります。

 

卵巣や子宮の病気

卵巣や子宮の病気が原因である場合も考えられます。例として、多嚢胞性卵巣症候群が挙げられます。この病気は、卵胞の育成が途中で止まることで、生理がこなくなったりする病気です。卵巣で男性ホルモンが多く作られてしまうので、排卵しにくくなることが原因です。20人〜30人に1人の割合で見られ、肥満症の人の5%〜8%が発症するといわれています。特に40代以上の方は、子宮がんや卵巣がんの発生率が高くなります。定期的に婦人科検診を受けるようにしてください。

 

生理不順の改善のために自分でできること:対処法5つ

バランスの良い食事

無理なダイエットをしている方、肥満症の方は、不規則な食事で栄養が十分に摂取できていない状態になります。その結果、体への負担が大きくなり生理不順を引き起こすだけでなく、骨密度など健康被害にも影響が及びます。そのため、1日3食しっかり栄養バランスを意識した食事をするようにしましょう。

 

ストレス・睡眠不足解消

生理不順を引き起こしてしまう大きな要因の一つとして現代女性を悩ませているストレス。現代社会においてストレスを感じずに生活することは難しいと思いますが、適度な運動や睡眠時間の確保、趣味を楽しむなどしてストレスを解消することが大切です。辛い時はストレスを自分だけで抱え込まず、パートナーや友人など、周りの人に相談してみましょう。

 

体を温める

体が冷えることで卵巣内の血行が悪くなり、卵巣機能が低下してホルモンバランスが乱れると生理周期が悪くなることもあります。体を冷やさないために、冷たい飲み物は避け、温かいお茶や体を温める効果がある食事を摂るようにしましょう。寒いときには防寒を心掛け、手足を冷やさない範囲でファッションを楽しみましょう。体を内から温める効果のある漢方薬を飲むこともおすすめですよ。

 

生理周期を記録する

生理不順について正確に把握するため、手帳やアプリを使用して生理周期を記録すると良いでしょう。記録するために必要な情報は、生理開始日と生理終了日です。この2つを把握することで、ざっくりとした生理周期を把握することができます。加えて、出血量や体調、心の変化も記録してあるとベストです。生理不順はストレスが原因で生じることもあるため、些細な変化も記録することで周期が乱れるきっかけを発見できるかもしれません。記録した内容は、病院を受診するときに正確な診断を受けることにも役立ちます。

 

基礎体温をつける

基礎体温とは、生命の維持に必要な最小限のエネルギーしか使われていない状態の体温であり、一般的に起床直後に心身ともにリラックスした状態で測ることが推奨されています。

私たちの体温は、少しの動作や食事、緊張やストレスなどによって変化しやすいため、それらの要因を最小限に抑えた状態で測る基礎体温は、身体の状態を表す指標になります。基礎体温を測ることで、女性ホルモンの分泌が正常に行われているか、排卵が生じているかを推測することができます。

 

生理不順がなかなか改善しない場合は、いつ病院に行くべきか

生理がこなくて不安だけど、すぐに病院に行くべきなのか、もうしばらく様子をみるべきなのか、悩んでしまう方は多いと思います。生理不順を改善せずに放っておくとどのようなリスクがあるのかなどをしっかり理解した上で、病院へ行くタイミングを決めるといいですよ。

 

生理周期が不規則なことが多い時

生理周期が不規則なことが多い場合、初経から数年間の不安定な時期であれば様子をみてからの受診でもいいかもしれませんが、20代以上の方はなるべく早く受診してください。不規則な生理周期が多い場合は、次の生理時期の予測が難しいため、大切なイベントと生理が重なってしまうこともあります。不安定な生理周期でお悩みでしたら、生理周期を安定させるためにも、早めに婦人科を受診しましょう。

 

3ヶ月以上生理がきていない時

3ヶ月以上生理がきていない状態は無月経です。排卵が正常に起きていないことが考えられるため、できるだけ早く受診しましょう。そのままの状態で放っておくと、重大な病気が隠れている可能性もあります。また、生理が3ヶ月以上こない原因としては妊娠の可能性も考えられます。妊娠する可能性がある性交渉があった場合、まずは市販の妊娠検査薬で確認してみましょう。

 

無理なダイエットなどで生理がこなくなった時

無理なダイエットをして、生理不順になったという女性は多いです。ダイエットによって必要なエネルギーや栄養が不足すると、ホルモンバランスが崩れて生理不順を起こす可能性があります。体重減少が原因で生理がこなくなった場合は、体重を戻すのに時間がかかるため生理がこない状態が長引く可能性があります。この場合も、できるだけ早めに受診しましょう。

生理不順の改善には低用量ピル

生理不順を改善したいと考えている方に検討してもらいたいのが、低用量ピルの服用です。
低用量ピルは、ホルモンバランスを一定に整える効果があるため、生理周期を安定させる効果も期待出来ます。低用量ピルの服用中は、休薬期間に消退出血が起こるようになるため生理の予測がつきやすくなりますよ。
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まとめ

今回は、生理不順を改善するために、生理不順の原因や対策についてお伝えしました。生理不順には、不妊や骨粗しょう症など様々なリスクが考えられます。妊娠していないのに生理がこない、周期が不安定、などの生理不順が起こると、大きな病気ではないかと不安になりますね。不安になったら早めに医師に相談し、低用量ピルの検討などをしてみてください。ひとりで抱え込まずに、生理と上手に向き合っていきましょう。


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