生理は女性にとって健康状態のバロメーターでもあります。
生理の基礎知識や、生理中でも快適に過ごすためのセルフケアをご紹介。
生理不順の改善方法とは?気になる生理不順の原因や放っておくリスクも説明

みなさんは生理が規則正しく起こっていますか?生理は起こるけど周期にばらつきがある、生理がある月もあれば、ない月もあるといったような場合は、生理不順の可能性があります。ここでは、そんな生理不順の種類や起こる原因、改善方法などについて紹介していきます。
生理不順とは?
生理不順とは、生理が遅れたり、あったりなかったり、出血期間が短いなどの生理周期の異常や出血期間の異常を指します。
医療用語で「月経異常」といい、規則正しい生理ではないといった場合には生理不順を疑いましょう。
稀発月経
稀発月経は、生理周期が通常よりも長く、生理の頻度が少ない状態を指します。
生理周期が39日以上を超えていて、1か月半〜3か月のペースで生理が起こる場合は、稀発月経の可能性があります。
排卵が起こっていない「無排卵」の場合や生理開始から排卵が起こるまでに時間を要する「遅延排卵」が原因の可能性もあります。
前者の「無排卵」に該当する場合、排卵のない出血となり、これは生理ではなく、「無排卵性出血」というものになるため生理が起こっても出血期間が短い、量が少ないなどであれば注意しましょう。
頻発月経
頻発月経は、生理周期が通常よりも短く、生理の頻度が多い状態を指します。
生理周期は24日以内であることが多く、2週に1回(1か月に2回)ほど生理が起こる場合には要注意です。
加えて、1度の生理において出血期間が10日以上の場合は貧血になっている可能性があります。該当する場合には産婦人科や内科で血液検査を受けましょう。
無月経
無月経は、これまで規則正しく生理が起こっていたにも関わらず、3か月以上も生理が起こらない状態を指します。
ホルモン機能に異常があることで排卵が起こらず、生理が無い状態になっていることが原因の場合が多いです。
過多月経/過少月経
過多月経、過少月経は、出血量が通常よりも多かったり少なかったりする状態を指します。
過多月経は、ナプキンを1時間おきに交換が必要であったり、昼でも夜用のナプキンをつけないといけない、大きめのレバーのような血の塊が出るなどの状態をいい、これらは月経量が多いサインでもあります。
過多月経の原因は、子宮筋腫、子宮腺筋症、無排卵周期症などの婦人科系疾患であることが多いとされています。
一方で、過少月経はナプキンにつく血の量が少なく、2日〜3日目でも、おりものシートで問題ない状態をいい、これらは月経量が少ないサインでもあります。
過少月経の原因は、無排卵周期症、甲状腺ホルモンの分泌異常、子宮の異常など婦人科系疾患であることが多いとされています。
生理不順の主な原因
前述で紹介したような生理不順には、さまざまな原因の可能性があります。
ストレス
仕事や学校など日常生活において過度なストレスがある方は、ホルモンバランスが乱れてしまい、生理不順になる可能性があります。
ストレスなどの心理的な負担は、ホルモンの分泌を促す指令をする脳の視床下部に影響を及ぼし、ホルモンバランスを乱してしまうのです。
無理なダイエット・過度な運動
女性の身体は、一定の体脂肪がないと正常な生理を維持することができません。
しかし、無理なダイエットや過度な運動によって短期間で体脂肪を減らすと、ホルモンバランスが乱れ、生理が起こらなくなってしまいます。
これを「体重減少性無月経」と呼びますが、アスリートの方でこのような状態になることが多いとされています。
生活習慣の乱れ
不規則な生活を送っている場合には、生理不順になる可能性があります。
例えば、睡眠がとれていない状態だと体内時計が狂ってしまい、ホルモンバランスが崩れてしまいます。また、ビタミンや鉄分、タンパク質不足のような栄養不足は、貧血や体調不良を引き起こす原因になります。
卵巣や子宮内膜の疾患
婦人科系疾患を患っている場合には、生理不順になる可能性があります。
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)や、黄体機能不全、排卵障害などが原因で生理不順となっていることもあるため、生理不順が続く場合には産婦人科を受診しましょう。
また、甲状腺疾患も生理不順の原因となることがあります。
生理不順の改善方法
日常生活やホルモンバランスの乱れが生理不順の原因となっている場合には、自身で改善できる場合があるため、改善方法を紹介していきます。
一方で、婦人科系疾患が原因となっている場合は医師による治療が必要です。生理不順が3か月以上続いている際には病院を受診するようにしましょう。
生活習慣を整える
生活習慣を整えることによって、ホルモンバランスが安定して、生理不順が改善できる可能性があります。
・睡眠
→毎日7時間以上の睡眠をとり、自分に合った寝具に替えるなどで睡眠の質を上げる
・食事
→バランスを意識し、ビタミンB群、鉄分、カルシウムなどの摂取を積極的に行う
・運動
→適度に運動することで、ストレスの軽減に繋がるため、ウォーキングやヨガなどを生活に取り入れる
ストレスを溜めない
ストレスなどの心理的負担は、生理不順に繋がります。
自身に合ったストレス発散方法を見つけておくとよいでしょう。
アロマテラピーや瞑想などのリラックスできるものが効果的です。また、スマホを使いすぎないように適度にデジタルデトックスするのもよいでしょう。
ホルモンバランスを整える
自身で行う改善方法のほか、低用量ピルを服用してホルモンバランスを整えることも1つの手段です。
低用量ピルは毎日1錠を継続的に服用することで、ホルモンバランスが一定になり、生理(消退出血)が安定して訪れます。
低用量ピルにも種類がたくさんあるため、まずは医師と相談して最適な治療法を選びましょう。
生理不順を放っておくとどうなる?リスクは?
生理不順には、さまざまな原因があり、なかでも婦人科系疾患が原因となっている場合には危険です。生理不順だからたいしたことないと放置してしまうと、無月経や不妊症に繋がったり、がんのリスクも上がると言われています。
生理不順が長期間続いている場合には、病院を受診するようにしましょう。
生理不順は放置しないで対処しよう
生理不順といっても、さまざまな種類があることがわかりました。
また、原因も色々な可能性があるため、自己判断で対処できないといった場合には、まずは医師へ相談することで最適な治療方法を知ることができます。
婦人科系疾患であれば迅速な治療をすることで悪化を防ぐことができ、ホルモンバランスの乱れであれば、低用量ピルなどで安定させていくことができます。
生理不順が3か月以上つづいたり、生理周期や出血量に異変を感じたら医師に相談するようにしてくださいね。
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