ピル服用中に妊娠検査薬を使用できるのはいつから?胎児への影響も解説

 

ピル服用中に妊娠検査薬を使用できるのはいつから?胎児への影響も解説

妊娠検査薬は、妊娠の有無を確認するために活用されます。ピルを服用しているときは妊娠のリスクは低いものの、時には検査薬を使用したいと思うこともあるでしょう。この記事ではピル服用中に妊娠検査薬を使用するタイミングと、妊娠していたときピルが胎児へ与える影響について解説します。

ピル服用中に妊娠検査薬が必要になることってあるの?

妊娠検査薬は、妊娠の可能性があるときに使用するものです。多くの場合は妊活中の女性が妊娠色の兆候を見逃さないために活用しますが、避妊の効果を確かめるときにも使用されます。
またピルの服用中は妊娠する可能性は限りなく低いものの、100%の避妊が可能というわけではありません。
そのため、ピルの服用中であっても「妊娠したかも」と感じたときに使用されるケースも存在します。
この記事ではピル服用中の妊娠検査薬の使用のタイミングや、万が一妊娠していた場合のピルが胎児に与える影響について解説します。

ピル服用中に妊娠する原因

ピルの服用中は、高い確率で避妊することが可能です。ピルの服用中に妊娠する可能性があるのは、多くの場合は薬の服用方法の誤りが要因となります。

飲み忘れ

ピルの服用を忘れたり、誤った順番で飲んだりしていると、避妊効果が得られないこともあります。
ピルは一定の時間に継続して飲むことで、避妊効果を最大限発揮します。しかし2日以上飲み忘れてしまった場合は、避妊効果が得られません。最後の服用から24時間~48時間未満であれば、気がついた時点で服用し、その後は通常のサイクルで継続します。
しかし飲み忘れてから48時間以上経過している場合は、その生理周期の期間には避妊効果が十分に得られなくなってしまいます。

また飲む順番を間違えることでも、避妊効果を得られなくなります。一相性のピルの場合は各錠剤に同じホルモン量が含まれているため、どのような順番で飲んでも影響はありません。
しかし三相性のピルの場合、錠剤ごとに含まれているホルモンの量が異なり、正しい順番で服用する必要があります。誤った順番で服用してしまうと、避妊効果が下がる可能性があります。

ピルの効果が出る前の性交渉

低用量ピルで十分な避妊効果を得るためには、月経初日から遅くとも月経5日目までに服用を始める必要があります。
また服用を始めてから7日間は、ピルのホルモン剤による避妊効果がまだ確立されておらず、別の避妊方法が必要です。
この期間中にピルだけを頼りに性交渉を行った場合、避妊効果が不十分となり妊娠のリスクが高まります。
この期間にはコンドームの使用など、別の避妊方法を併用する必要があります。

嘔吐や下痢が続いた

ピルの副作用として、まれに吐き気や下痢が起こることがあります。ピルを服用してから3時間以内に嘔吐や下痢をしてしまった場合、体がピルに含まれる成分を正しく吸収できていない可能性があります。
そのため、飲み忘れと同様に避妊の効果が失われる可能性もあります。
もし心当たりがあれば、なるべく早めにピルを服用し直し、いつもの服用サイクルを維持しましょう。
またピルの服用中に嘔吐や下痢が続く場合には、医師に相談することも重要です。

薬の飲み合わせ

ピルの服用中には、他の薬物との相互作用に注意が必要です。一部の薬物は、ピルの効果を低下させる可能性があります。また健康食品やサプリメントに含まれるセイヨウオトギリソウも、同様の影響を及ぼすことがあります。
ピルの効果に影響を与える薬と、含まれる成分を一覧にしました。服用中の場合は必ず医師に相談しましょう。

  • 鎮痛薬(フェニルブタゾン、アセトアミノフェン、アスピリン)
  • 抗真菌薬(グリセオフルビン)
  • 睡眠鎮痛薬(トリアゾラム、ニトラゼパム)
  • 抗生物質(クロラムヘニコール、ペニシリン、セファロスポリン、テトラサイクリン系、アンピシリン)
  • 抗てんかん薬(プリミドン、バルビツール酸塩、フェニトイン、カルバマゼピン、エトスクシミド)
  • 精神・神経用薬(クロルジアゼポキシド)
  • 抗結核薬(リファンピシン)
  • 抗原虫薬(メトロニダゾール)

関連記事:アフターピルを飲んだのに陽性になる原因は?困ったらオンラインで相談

「ピル服用中に妊娠したかも…」どんな症状が出る?

ピルの服用中に妊娠の疑いが生じる場合、以下の症状に注意が必要です。

  • 休薬期間中に出血が1週間以上起こらない
  • 原因のわからない不正出血がある

これらの症状が現れた場合、ピルの服用中に妊娠した可能性が考えられます。
一方でこれらの症状は、ピルの副作用や体の適応によるものの可能性もあります。そのため不安や疑念がある場合は、婦人科医に相談しましょう。
また低用量ピルをはじめて服用した際には、妊娠初期に似た症状が現れることがあります。
この症状は通常、ピルに体が慣れる過程で一時的に現れ、数日から1週間程度で改善されます。
そのためこれらの症状が出ても、すぐに妊娠の兆候と結びつけるのは避け、体が適応するのを待ちましょう。
しかしピルの効果に関する不安や疑念がある場合、妊娠検査薬を使用して妊娠の有無を確認することもできます。

「ピル服用中に妊娠したかも…」と思ったら妊娠検査薬を試してみて

ピルの服用中に妊娠初期の症状に似た症状が出て、薬の飲み忘れなどの思い当たる理由があるときには、妊娠検査薬を使って妊娠の有無を確認できます。
ピルを服用中の、妊娠検査薬の使い方について解説します。

ピル服用中に妊娠検査薬が使用できるのはいつから?

ピルを服用中の場合は、妊娠検査薬を使用するタイミングはやや異なります。
通常、妊娠検査薬は生理予定日から1週間後の使用が推奨されています。
しかしピルの服用中は排卵が起こらず、休薬期間中に生理と似た出血があります。
そのため妊娠の早期検出を望む場合は、リスク行為から約3週間経ってから妊娠検査薬を試すことが推奨されます。この期間が経過することで、ピルの服用中であっても妊娠検査薬で妊娠の有無を高確率で検出できるようになります。
また性交渉の日が正確にわからなければ、休薬期間から1週間経過しても生理が始まらないときが妊娠検査薬を使用するタイミングになります。ただしこのような状況では、産婦人科医に相談するのがいいでしょう。
また、ピルの服用は検査薬の結果には影響しません。

妊娠検査薬の結果が陽性の場合

妊娠検査薬の結果が陽性であった場合、早めに産婦人科を受診しましょう。確実な妊娠結果の有無と、妊娠している場合は妊娠週数を把握します。
また、パートナーや家族に相談することも大切です。1人で抱えずに周りと協力して、これからのライフプランを組み立てていきましょう。

妊娠検査薬の結果が陰性の場合

妊娠検査薬の結果が陰性の場合は様子をみます。ただし2カ月以上休薬期間の出血がない場合は、婦人科医に相談しましょう。

ピル服用中の妊娠、胎児への影響は?

ピルの服用中に妊娠したとき、胎児への影響が気になるという人は多いでしょう。
しかしピルの服用中であっても、胎児への影響は確認されていません。妊娠がわかった段階で、ピルの服用を中止しましょう。

ピル服用中の妊娠を防ぐ方法

ピルは他の避妊方法と比較しても高い避妊効果を持っており、ピルさえ飲んでいれば安心、と思っている人もいるかもしれません。
しかし、ピルも100%避妊できるわけではありません。
ピルの服用中にさらに、避妊の成功率をあげる方法を紹介します。

コンドームの併用

ピルの服用中はコンドームを使用しないというカップルもいますが、避妊を望むのであれば必ずコンドームを使用しましょう。
ピルの避妊効果を高めるのと同時に、ピルでは防ぐことのできない性感染症の予防効果も期待できます。

アフターピルの服用

ピルの飲み忘れや効果が出る前に性交渉があった場合、アフターピルを処方してもらうことも避妊の手段のひとつです。
ただしアフターピルは低用量ピルと比較して、副作用が強く出る可能性もあります。そのため最後の手段として捉えておきましょう。
日常的な避妊具の使用を推奨します。

常に持ち歩く

ピルの飲み忘れを防ぐには、毎日持ち歩いておくことが大切です。
飲み忘れてしまった場合でも、持ち歩いていることで気がついたときにすぐに服用を再開できます。

ピルの服用は胎児に影響を与えない

ピル服用中の妊娠の可能性と、妊娠検査薬を使用するタイミングについて解説してきました。
ピルは他の避妊方法と比較して高い避妊効果を得られる手段ですが、100%の避妊を保証するものではありません。コンドームなどの避妊具と併用することで、さらに避妊効果を高めることができます。
またピルの避妊効果を得るためには、飲み忘れなく正しい順番で服用することが大切です。
もし妊娠の不安があるときには、性交渉から3週間経って妊娠検査薬を使用することで、妊娠の有無が判別できます。
万が一妊娠していても、ピルの服用で胎児に影響を与えることがないため安心してください。

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ピルは通販で購入できる?通販可能なピルと注意点について解説

 

低用量ピルを入手するために、病院を受診しないで通販を利用している人もいるかもしれません。しかし通販で購入するピルには、注意点やリスクがあるのをご存じでしょうか。この記事では通販で低用量ピルを手に入れることのリスクと、正しいピルの選び方についてご紹介します。

ピルは通販で購入できる?

日本でピルは医師からの処方を受けることが必要な医薬品です。
ただ、海外の通販サイトでは医師の処方なしでピルを購入できるサイトもありますが個人輸入となるため、安全性や効果の保証はありません。
医薬品ではない偽物の薬や不純物などが混入している可能性があり、重篤な副作用や健康被害など、さまざまなリスクが伴うのです。
さらに、個人輸入でピルを服用した場合に起こった健康被害については国の医薬品副作用被害救済制度の対象外になりますので注意しましょう。

低用量ピルは通販でも購入できる

また、低用量ピルは、処方箋を持っていない状態で薬局からは購入できません。しかし日本では、低用量ピルをインターネット通販で購入できるサイトが実在しています。
自己判断や医師からの処方なしでの通販利用は、トラブルや健康に悪影響を及ぼす可能性があります。産婦人科医の適切な診療を受けることが大切であり、個人輸入は利用しないように徹底しましょう。

通販での低用量ピル購入は危険?

低用量ピルを通販で購入することは、非常に手軽で楽に感じるでしょう。実際に低用量ピルの通販サイトを見てみると価格も安く、さらには「処方箋不要」と記載されていることもあります。しかし通販での購入にはさまざまなリスクが潜んでいることもあり、知らずに購入することで、体の異常が起きたりトラブルに巻き込まれたりする可能性もあります。通販を利用する前に、代表的な3つのリスクを理解しておきましょう。

  • 個人輸入のリスク
  • 薬の破損
  • 安全性

個人輸入のリスク

通販で低用量ピルを購入する場合、海外からの個人輸入、または個人輸入の代行業者を利用することになります。個人輸入を行う際は事前に「薬監証明」を厚生労働省に提出し、危険な薬でないことを証明する必要があります。その手間を解消するのが輸入代行業者です。しかし基本的に輸入代行業者は輸入を代行しているだけであり、薬の成分や効果についての責任は負いません。なかには偽物や危険な薬物が含まれていることもあり、健康に被害をもたらす可能性があります。

薬の破損

個人輸入においては、購入した低用量ピルが運送中に破損することもありえます。低用量ピルを始めとした薬は、破損すると効果が得られません。そもそもどのような管理がされているかも不明です。運送前から破損していた可能性もあり、安心安全な買い物とはいえません。手頃な価格につられて購入したものの、届いた低用量ピルが破損していて、飲んでも避妊効果を得られない可能性があるのです。

安全性

低用量ピルの個人輸入において、安全性は最大の懸念事項です。日本とは違う基準で作られた薬や偽薬が数多く存在し、健康被害を訴える人も多くいます。実際にアジア圏では偽薬を購入してしまう可能性は約30%にものぼると厚生労働省の調査で明らかになっており、通販での購入においてもその可能性は十分に考えられます。また日本には医薬品によって起こった副作用などの健康被害を保証する「医薬品副作用被害救済制度」が存在しますが、偽薬による健康被害は適用外です。

低用量ピルの購入は医師の処方がおすすめ

低用量ピルをオンライン通販で購入する際には、かならず医師の診療を受けることを推奨します。医師の診断を受け処方箋を得ることは、健康と安全を守るための基本です。また産婦人科医は、女性の体の仕組みや健康状態を詳しく調べるスペシャリストです。

低用量ピルにはいくつも種類があり、ひとりひとりの体質や事情によって適切なものが異なります。そのなかから医師がピルを選定し、適切な用量を決定することで、避妊や生理痛を抑える効果と健康の維持ができるのです。また、低用量ピルには副作用が存在します。医師は副作用のリスクを考慮し、患者に適切なアドバイスを行う役目を担っています。ピルを服用することで、持病や他の薬との相互作用によって大きなリスクにつながることがあるからです。

個人輸入での通販では医師の診療を受けられないため、何かあっても全て自己責任となります。たとえずっと飲んでいる低用量ピルであっても、処方のたびに医師の診療を受け、安心して低用量ピルを使用しましょう。

近年ではオンラインで医師の診断を受けられるサービスも増えており、スマホとインターネット環境があれば、適切な処方を受けることができます。健康と安全を最優先に考え、低用量ピルの購入に際しては必ず医師の処方を受けましょう。医師との相談を通じて、適切な避妊方法、生理トラブルの緩和と健康管理を行いましょう。

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まとめ

通販で低用量ピルを手に入れることの注意点やリスク、安全に手に入れる方法について解説しました。一般的な通販では個人輸入か運輸代理業者を利用することになりますが、診療を受けられないため、何かあっても自己責任でリスクが非常に大きくなります。
安全に低用量ピルを手に入れるなら、オンライン診療を行っているサービスを利用しましょう。通販とは異なり、専門医の診療のもとで処方されるので、安心して服用することができます。

ピルは肝臓に悪影響ってほんと?肝臓への負担や副作用を知っておこう

この記事では、ピルが肝臓に与える負担や副作用について解説していきます。ピルと肝臓の関係性について理解し、安心してピルを飲めるようにしましょう。なお、今回はピルの中でも低用量ピルに着目して説明していきます。

肝臓の役割とは?

肝臓は、右の肋骨に守られるような位置にある、体内で最も大きい臓器です。栄養の貯蔵や有害物質の分解、食べ物の消化に必要な胆汁の合成や分泌などを行っています。
そして、ピルも肝臓で分解されています。

低用量ピルは肝臓に影響があるの?

結論として、低用量ピルは肝臓に少なからず影響を与えます。
ではその影響はどのようなものなのでしょうか?次の段落で見ていきましょう。

低用量ピルによる肝臓への影響とは

低用量ピルが肝臓に与える影響は、主に2つ挙げられます。

γ-GTP・AST・ALTを上昇させる可能性がある

γ-GTPはタンパク質の分解酵素、ASTとALTは肝臓に含まれる酵素の一種で、どれも肝機能の判断指標です。肝臓に障害が起きて肝細胞が破壊されたり、胆道系に閉塞があったりすると、これらの酵素が血液中に流れ出てきます。薬は肝臓で分解されるものが多いため、ほかの薬が原因である場合もありますが、低用量ピルも少なからずこれらの指標値を高める可能性があるということを知っておきましょう。

肝臓がんや肝機能疾患を引き起こす可能性がある

低用量ピルを飲んだから必ずこれらの疾患になるということではありませんが、ピルを飲む度に肝臓で分解が行われているため、長期的に見ると肝臓に負担をかけてしまっているということが考えられます。とはいえ、ピル服用が原因で肝疾患になるケースが起きるのはかなりの低確率ですので、過度に心配する必要はないでしょう。

低用量ピルを飲む上で肝臓の状態は関係がある?

低用量ピルの服用と肝臓の状態は大いに関係しています。
今すでに深刻な肝機能疾患を持っている方は、ピルを飲むとその分解において肝臓に大きな負担をかける可能性があるため、医師から処方を断られることがあります。
また、疾患を持っていなくても元々の肝機能が弱い方は、低用量ピルの服用に関して一定の制限を受ける場合があります。ピルを正常に分解できないと、肝臓に負担がかかるばかりか、副作用を含めたピルの効果が強く出てしまう可能性があるためです。

ピルに限らず、他の薬の服用においても肝臓の状態は重要視されるため、不安な方は一度病院で検査を受けてみましょう。

肝臓に負担をかけにくい正しいピルの服用方法

ピルや薬を服用すると肝臓に負担がかかってしまうのは、ある程度仕方のないことです。なるべく肝臓に負担をかけずに服用するために、以下のことに自身で気をつけるようにしましょう。

個人輸入したピルを使わない

近年では病院に行かずとも、海外輸入サイトなどから安価で個人輸入のピルを手に入れることが事実上可能になっています。しかし個人輸入のピルは、表示通りの成分が入っているという保証はなく、肝臓に負担をかける有害物質が入っている可能性もあります。
ピルを手にいれる方法として代表的なのは病院で処方してもらうというものですが、それ以外にオンライン診療サービスという選択肢もあります。自宅で医師の診療と処方を受けられ、その後自分に合ったピルを自宅まで届けてもらえます。オンライン上で医師から処方を受けられるため、個人輸入と違って正しいピルの入手方法であり、日中病院へ行く時間が取れない方にはピッタリのサービスです。
1年に1回の定期健診のために病院へ行くことは必須となりますが、オンライン診療を活用して自分のライフスタイルに合った継続服用をしましょう。

定期的に血液検査を受ける

血液検査をすると、先ほど紹介したγ-GTPなどの肝機能指標値がわかり、現在自分の肝臓がどのような状態なのかがわかります。肝機能障害になっていても自覚症状が出ないことが多いため、定期的に病院で検査を受けることが大切になります。

まとめ

低用量ピルは肝臓で分解される薬のため、少なからず肝臓に負担をかけてしまいます。しかし、ピル以外にも肝臓で分解される薬は多くあるため、実質的には他の薬とあまり変わりません。肝臓への負担を最小限にするためにも、正規ルートで入手したピルを服用し、定期的に血液検査を受けるなど、正しい方法でピルを服用するようにしましょう。

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ピルをお茶で飲むことは危険?お茶で飲んだときの効果や注意する飲み合わせについて解説

避妊や生理痛軽減において便利なピルですが、服用時はお茶で飲んでも大丈夫なのでしょうか?この記事ではピルを水以外で飲む時の注意点や、ピルと一緒に摂取しないほうが良い成分について解説します。

ピルとは

ピルとは、黄体ホルモンである「プロゲステロン」と卵胞ホルモンである「エストロゲン」の2種類の女性ホルモンが配合された錠剤のことです。
・長期的な避妊や生理痛、PMS緩和を目的とした「低用量ピル」
・子宮内膜症や月経困難症の治療を目的とした「超低用量ピル」
・生理日移動を目的とした「中用量ピル」
・性交渉後の緊急避妊を目的とした「アフターピル」

の4種類があり、それぞれエストロゲンの配合量が異なっています。

ピルの基本的な飲み方

低用量ピル・超低用量ピルの場合

生理開始日から5日目までに服用を開始します。その後は毎日1錠を同じ時間に水で飲みます。

中用量ピルの場合

①生理日を予定より早めたい場合
前回の生理開始日から5日以内に服用を開始し、希望する生理開始日の2日前まで毎日、1日1錠ずつ飲みます。

②生理日を予定より遅らせたい場合
本来の生理予定日の5〜7日前から服用を開始し、希望する生理開始日の2日前まで毎日、1日1錠ずつ飲みます。

アフターピルの場合

避妊に失敗した可能性のある性交渉後72時間以内に、1回だけ服用します。服用タイミングが早ければ早いほど、避妊できる確率が上がります。
※「72時間以内」というのは、現在日本で唯一承認されている「ノルレボ錠」の場合です。海外で承認されている「エラ錠」の場合は、120時間以内と時間が異なります。

水以外の飲み物でピルを飲むことは危険?

一般的に公開されているピルの効果は、すべて水で服用した場合のデータを用いて算出されています。ピルを水で飲んだ場合と水以外で飲んだ場合に同じ効果を得られるのかに関する実証データは、今のところまだ存在していません。ピルに限らずほかの薬についても、正しく効果を得るために水で飲むようにしましょう。

ピルを飲むときにお茶で飲むのはいい?

結論、お茶で飲むことは適切ではありません。特に緑茶にはカフェインが含まれています。カフェインは、ピルの成分の吸収を妨げたり効果を下げたりする可能性があるのです。緑茶以外のお茶だとしても、そのお茶にカフェインが含まれていないか毎回確認する手間が出てきてしまいます。そのため、水で飲むのが無難でしょう。

ピルを飲むときに危険な飲み物

ピルを飲むときに使用すると薬の効果を阻害させてしまう、また薬の効果を必要以上に増幅させてしまう可能性のある飲み物がいくつかあることをご存知でしょうか?以下で1つずつ解説していきます。

カフェイン

前述のように、カフェインはピルの成分吸収を阻害したり、その効果を薄めたりする可能性があります。カフェインが含まれる飲み物の例としては、緑茶やコーヒー、エナジードリンクなどが挙げられます。なおピル以外の薬に関しても、カフェインが含まれている薬を緑茶やコーヒーで飲むと薬の成分吸収を阻害してしまうため避けるようにしましょう。

アルコール

普段私たちが薬を飲むと、その薬は肝臓で分解されますが、実はアルコールも同じく肝臓で分解されています。薬とアルコールを同時摂取すると、肝臓はアルコールの分解を優先しようとするため、低用量ピルの分解が遅れてしまいます。その結果、血液中における薬の濃度が高くなり、副作用を含めた薬の作用が強く出る可能性があるため大変危険です。
また、アルコールの成分が原因で吐き気を催すこともあります。特にアフターピルの場合、ピル服用後3時間以内に嘔吐や下痢をするとピルの成分が吸収されず、本来の目的である緊急避妊ができなくなってしまいます。この時ピルをさらにもう1錠飲む必要があるかについては、処方した医師に確認を取らないといけないため、アフターピル服用時のアルコールは避けるようにしてください。低用量ピル服用時であれば、飲酒習慣がある場合には服用時間を朝に定めるなど工夫をするようにしましょう。

炭酸水

ピルと炭酸水の同時摂取も一般的には推奨されていません。炭酸水には気泡性がありますが、これがピルの吸収に影響を与える可能性があるとされているためです。ピルを炭酸水で飲んだことにより、すぐ深刻な症状が出るというわけではありませんが、基本的に水で飲むようにしましょう。

グレープフルーツジュース

グレープフルーツジュースにはフラノクマリン類という成分が含まれています。この成分はピルを分解するはたらきを弱めて血中濃度を高くし、ピルの作用を強くする可能性があります。グレープフルーツの影響は24時間続くとされているので、基本的に摂取を避けた方が良いでしょう。また、夏ミカンやハッサクなどにもフラノクマリン類は含まれているため、グレープフルーツに限らず柑橘類全般には注意する必要があります。しかし中には、温州ミカンやデコポンなど、フラノクマリン類が含まれないものもあります。
これは、ピルに限らずほかの医薬品についても言えることなので注意しましょう。

ピルを飲むときに飲み合わせの悪い成分

精神安定を目的としたサプリメントなどに含まれている「セントジョーンズワート(セイヨウオトギリソウ)」という成分は、ピルの持つ避妊効果を下げてしまうため、併用不可とされています。こちらはサプリメントだけでなくハーブティーなどにも含まれていることがあるため、成分表示をよく確認して気を付けるようにしましょう。

ピルを飲むときに気を付けること

ピルを飲む上で気をつけたいのは、「水で飲むこと」と「飲み合わせの悪い飲食物やサプリメントを避けること」の2点です。ピルを水以外で服用したり、飲み合わせの悪い食べ物などと同時摂取したりすると、ピルの効果を十分に得られないばかりか、副作用が強く出てしまう可能性もあります。ピルは毎回正しい方法で飲むようにしましょう。

まとめ

今回の記事では、ピルを水以外で飲むことの安全性や、飲み合わせが悪いものについて解説しました。ピルは、正しく飲めば避妊や生理痛軽減など嬉しい効果が得られます。これを機に一度、自分が正しい方法でピルを飲めているか見直してみるのも良いでしょう。

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ファボワールはジェネリックピル/気になる効果や服用方法を解決

ピル(経口避妊薬)にはさまざまな種類があり、含まれる成分によって、避妊効果はもちろんPMSや肌荒れの改善など、期待できる効果や起こりうる副作用の性質、服用の方法などが異なります。そのため、自分に合ったピルを見つけることが重要です。

この記事では、「ファボワール」という種類の低用量ピルについて、正しい服用方法やメリット・デメリットまで詳しくご紹介します。

ファボワールは低用量ピルの一種

ファボワールは低用量ピルの一種で、エチニルエストラジオールとデソゲストレルと呼ばれる女性ホルモンが含まれています。排卵を抑制する効果があるため、高い避妊効果が期待できます。子宮内膜の厚みを減らす作用もあるので、生理痛の軽減にも効果的です。またデソゲストレルという黄体ホルモンは男性ホルモンを抑える働きを持っているため、ニキビ治療や多毛症の改善に期待が持てることが特徴です。

ファボワールとマーベロンの違い

ファボワールとマーベロンは、どちらも第3世代 一相性の低用量ピルです。
ファボワールはマーベロンのジェネリック医薬品(後発医薬品)であり、同じ成分、効果が期待できます。
期待できる効果としては、避妊や生理痛の緩和に加えて、含まれている黄体ホルモンに男性ホルモンの働きを抑制する働きがあることから、肌の余分な皮脂の分泌を抑えニキビを改善する効果などがあります。

医薬品の種類 黄体ホルモンの種類 特徴
ファボワール ジェネリック医薬品 デソゲストレル ニキビ治療や多毛症の改善
マーベロン 先発医薬品

ファボワールには21錠と28錠の2種類があり、その違いは7日の休薬期間にプラセボ(偽薬)を飲むか否かになります。休薬期間の7日間を経過した後に、そのまま次のシートのピルを飲み始める事を忘れてしまうのが不安な方は28錠タイプがおすすめです。

ファボワールは第3世代の低用量ピル|第3世代とは

低用量ピルには、黄体ホルモンの含まれる種類によって第一世代、第二世代、第三世代という分類があります。第3世代にはデソゲストレルという薬が含まれている事が特徴となっています。

ファボワールは一相性の低用量ピル|一相性とは

一相性とは、1シートの中で卵胞ホルモンと黄体ホルモンの配合量が一定のものを指します。配合量が異なる薬が2種類入っているものを二相性、3種類のものを三相性といいます。

ファボワールに期待できる3つの効果

ここではファボワールの具体的な効果として、「9割以上の高い避妊効果が得られること」「生理痛が緩和すること」「ニキビの改善ができること」の3点を詳しくご紹介します。

効果①:9割以上の高い避妊効果

経口避妊薬として販売されているということもあり、主な効果としては「避妊効果」となります。正しく服用を継続することで、高い避妊効果を期待することができます。

服用を継続すると、卵胞が発育していくのを抑えて排卵を抑制していきます。また、通常であれば着床しやすい子宮をつくるために、排卵日に向けて子宮内膜が厚くなっていきますが、これを抑制することで精子が着床しないように働きかけます。

さらに、子宮頸管粘液(おりもの)の粘性や成分を変化させることで、精子が子宮へ届きづらくなるため、着床しづらくなるという仕組みになっています。

なお、ピルで性感染症を防ぐことはできないので、性行為時にはコンドームの使用を推奨しています。性感染症を放置すると腹膜炎を起こしたり、不妊の原因になることもあります。

効果②:生理痛の緩和

ファボワールを服用することで生理痛の緩和を期待することができます。

生理痛とは、経血を体の外に押し出す時に子宮が収縮するために生じる痛みです。この子宮の収縮を促すために「プロスタグランジン」という成分が分泌されることが分かっています。ホルモンバランスが乱れると、収縮運動が過剰に発生してしまい、生理痛の大きな原因になっているといわれています。

ピルを服用することで、ホルモンバランスが整い、薬の効果で子宮内膜が薄く保たれるようになります。生理の時に排出する経血量が減るので、その結果生理痛も緩和されるという流れです。

効果③:ニキビの改善

避妊や生理痛緩和だけでない副効用として嬉しいのが、ニキビの改善です。生理前に突然できたニキビに、悩まされた経験のある方も多いのではないでしょうか?男性ホルモンが活発になることで皮脂の分泌が増えると、ニキビができやすい状態になってしまいます。

ファボワールは他のピルに比べて、服用すると男性ホルモンの作用が抑制される働きを持った黄体ホルモンを含んでいます。それによって皮脂の分泌を抑えられて、ニキビの改善に繋がるのです。ただし、ニキビはホルモンバランスだけではなく、乾燥やターンオーバーの乱れからできる事もあります。

ファボワールの服用を継続していてもニキビの改善の兆しが見えない時は、別の要因が隠れているかもしれません。まずはバランスの良い食生活やスキンケアの見直しなど、できることから始めてみましょう。

ファボワールのメリット・デメリット

ここではファボワールを服用するにあたって、おさえておきたいメリットとデメリットを紹介していきます。

ファボワールのメリット:ジェネリック医薬品なので安価

先述の通り、ファボワールはマーベロンのジェネリック医薬品となります。ジェネリック医薬品は先発医薬品の特許期間の終了後に、同じ有効成分を使って開発した医薬品となります。先発医薬品と同じ効果があるにもかかわらず、研究開発費がかからないため、比較的安価に手に入れることができます。

ファボワールのデメリット:副作用のリスクが少なからずある

ファボワールに限らずですが、低用量ピルを服用することで副作用が起こる事があります。下記の症状などが挙げられます。
・不正出血
・頭痛
・乳房の張り
・吐き気
・不安感
・イライラ
・倦怠感
・むくみ
・眠気
・血栓症 など

副作用は服用直後に感じることが多いですが、服用を継続していくうちに治ってくることがほとんどです。副作用が辛い場合は無理せずに医療機関を受診しましょう。副作用緩和薬を処方してもらえることもあります。

副作用が出始めてから2〜3ヶ月経過しても症状が改善されない場合は、ピルの種類が自分の体にあっていない可能性が高いです。ピルの種類を変更して服用することで、副作用が緩和されることもあるので、そういった事も視野に入れて医師に相談してみましょう。

ファボワールを飲むと太るのか?

ピルを服用して太るということはありません。個人差はありますが、ピルの副作用として起きるむくみの影響や、ホルモンによる食欲増進作用によって体重増加に繋がることは考えられるでしょう。

そうはいっても低用量ピルに含まれるホルモン量は少ないです。飲み続けることで体内のホルモンバランスが整ってくるので、自然と今までの状態に戻ります。

低用量ピルの服用を始めてからどうしても太りたくない方は、食生活の改善、また適度な運動やマッサージなどでむくみ対策をするのも効果的です。身近にできることから意識して取り組んでみましょう。あまりにむくみが酷い場合は医療機関を受診し、むくみ緩和薬を処方してもらうのも手段の一つです。

ファボワールの種類ごとの服用方法

ファボワールは錠剤の数の違いによって2種類あります。それぞれの飲み方について詳しく紹介していきます。

ファボワール21の服用方法

生理開始日から5日以内に服用を開始してください。1日1錠を毎日一定の時刻に21錠分連続で服用します。その後7日間の休薬期間を設けます。通常であれば休薬期間中に生理が始まります。休薬期間が終わったらまた1錠目から21錠連続で服用してください。次のシートの服用開始を忘れないように、しっかり管理しておくことが大切です。

ファボワール28の服用方法

ファボワール21と同様に、生理開始日から5日以内に服用を開始し、毎日1錠服用します。まずは白色の錠剤を21日間連続で服用します。続けて緑色の錠剤も7日間服用します。ファボワール21と違って休薬期間は設けないので、緑色の錠剤の7錠目が服用終了したら次のシートを服用開始します。通常、緑の錠剤の服用期間に生理が始まります。

ファボワールを飲み忘れてしまった場合

翌日までに気付いた場合は、気付いた時点ですぐに1錠服用してください。そのあと普段通りの時間に1錠 内服しましょう。普段通りの時間に昨日の飲み忘れに気づいた場合は、2錠まとめて飲んでください。

1日2錠までしか飲めないので、3錠以上飲まないように気を付けましょう。

2日以上連続して飲み忘れがあった場合は、生理が始まる可能性が高いです。服用を中止して、次の生理が始まったら新しいシートで服用を再開しましょう。

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まとめ

ファボワールについて、ご理解いただけましたでしょうか?毎月の生理に悩まされていた方も、低用量ピルを取り入れることで、快適に生理期間を過ごせるようになるかもしれませんね。手軽なオンライン診療を利用すれば、忙しい合間に医師の診療を受ける事が可能になります。

ホルモンバランスの乱れによるニキビや生理痛に悩まれている方は、ぜひ1度ピルの服用を検討してみてはいかがでしょうか?

アフターピルの使い方って?望まない妊娠を防ぐために知っておきたいこと

緊急避妊を行う必要があるときに使うアフターピルですが、普段なかなか話題にあがる機会がありません。そのため、実際の使い方や金額を知らない方も多いのではないでしょうか?もしものときのためにも、正しい知識を身につけておきましょう。

アフターピルとは?

アフターピルとは、避妊に失敗した性交渉の後、望まない妊娠を防ぐために服用する緊急避妊薬のことです。日本で承認されているのは「ノルレボ錠」「レボノルゲストレル錠」の2種類で、レボノルゲストレル錠はノルレボ錠のジェネリック医薬品です。

これらのアフターピルの場合、避妊に失敗した性交渉から24時間以内に飲めば95%、48時間以内に飲めば85%、72時間以内に飲めば58%の避妊効果があるとされています。飲むタイミングが早ければ早いほど避妊の確率が高くなりますが、100%確実に避妊できるというわけではありません。

なお、海外で承認されているエラ錠やエラワンは服用時間や避妊確率が異なります。

どこで処方してもらえる?

アフターピルは、病院で医師の診察を受けてから処方してもらうのが一般的です。近年ではオンライン診療サービスも充実しており、オンラインで医師の診療・処方を受けてからそのままアフターピルを郵送してもらうことができます。
オンラインとはいえ、きちんと医師が診療を行う正規で安全な方法です。病院に行く時間がない際にオンラインで診療を受けるなど、状況に応じて病院とオンライン診療サービスの2つを上手く活用するのがおすすめです。
なお、これまでアフターピルは薬局において市販薬のように販売されてはいませんでしたが2023年11月から、スイッチOTC化の一環で、アフターピルを一部の薬局で試験販売する試みが行われています。購入を希望する際は、試験販売を行っている薬局に事前連絡し、今から購入できるかどうかを確認することが必要です。どこの薬局でも購入できるわけではないため、病院やオンライン診療サービスが現実的といえます。

アフターピルはいくらかかる?

ノルレボ錠(レボノルゲストレル含む)は1万円前後が相場です。なお、レボノルゲストレル錠はノルレボ錠のジェネリック医薬品のため、少し金額が下がる傾向にあります。
なお、アフターピルの服用目的は「緊急避妊」であり病気の治療にはあたらないため、保険適用にはなりません。全額自費負担となるので注意しましょう。

アフターピルは誰でも飲める?

緊急避妊において重要な役割を持つアフターピルですが、実は誰でも服用できるというわけではありません。それぞれ以下の条件に当てはまる方は、自身の健康状態や赤ちゃんに影響が出る可能性があるため、アフターピルを飲めない/飲む上で注意が必要とされています。

アフターピルを飲めない人

・アフターピルの成分に対する過敏症の既往歴がある方
・重篤な肝障害がある方
・妊娠中の方

アフターピルを飲む上で注意が必要な人

・心臓や腎臓に病気がある方
・消化管障害や消化管の吸収不良症候群がある方
・授乳中の方

実際のアフターピルの飲み方

まず、性交渉で避妊に失敗した可能性があったら、なるべくすぐに病院を受診するかオンライン診療サービスを利用してアフターピルを入手します。日本で承認がおりている「ノルレボ錠(レボノルゲストレル錠含む)」の場合、シートには錠剤が1錠だけ入っているため、その錠剤をなるべく早いタイミングで飲みます。避妊に失敗した性交渉から72時間以内に服用することで高い避妊効果を得ることができますが、服用タイミングは早ければ早いほど良いです。

低用量ピルとの併用はできる?

普段から避妊のために低用量ピルを服用している方でも、コンドームなしでの性交渉などを行った場合、稀に妊娠することがあります。そのような状況でアフターピルを飲んだ場合、アフターピル服用の翌日から通常通り低用量ピルの服用を再開することができます。

アフターピルに関して注意すること

アフターピルの服用にあたっては、いくつか注意すべき点があります。

水で飲む

お酒やコーヒーなど水以外の飲み物でアフターピルを飲むと、本来ピルが持っている避妊効果を正しく得られない可能性があります。アフターピルは必ず水で服用するようにしましょう。

ピル服用前後に飲酒しない

アルコールは肝臓で分解されますが、ピルも同じく肝臓で分解されます。アフターピルの服用前後にアルコールを摂取すると、肝臓がアルコールの吸収を優先してしまうため、ピルがうまく吸収されなくなる可能性があります。またピル成分の血中濃度が上がり、副作用が起こりやすくなる可能性もあります。

セントジョーンズワート(セイヨウオトギリソウ)を摂取しない

セントジョーンズワート(セイヨウオトギリソウ)とは、ハーブティーやサプリメントに含まれていることがあるハーブの一種です。アフターピルと同時に摂取するとピルの持つ避妊効果が下がってしまう可能性があるため、摂取しないように気を付けましょう。

副作用を理解しておく

アフターピルには副作用もあります。具体的には、吐き気・腹痛・眠気などです。アフターピルは含まれているホルモン量が低用量ピルや超低用量ピルなどの他のピルに比べ多いため、副作用が起こりやすいとされています。

吐いてしまったら医師の指示に従う

アフターピルの服用から3時間以内に吐いてしまった場合、ピルの成分が十分に吸収されていない可能性が高く、もう1錠追加で飲まなければいけない場合もあります。自己判断はせず、もし吐いてしまったら医師に連絡するようにしましょう。

性交渉の前に飲んでも意味がない

これから避妊具なしの性交渉をしようとしていて、その前にアフターピルを飲んだとしても、避妊効果はありません。コンドームを使ったり、普段から低用量ピルを服用したりして、確実に避妊することが必要です。なお低用量ピルには、飲んですぐ避妊できるという即時性はなく、普段から飲み続けることで避妊効果が生まれるため注意しましょう。また、低用量ピルを飲んでも性病予防はできないため、性交渉時はコンドームも使うことが大切です。

アフターピルを飲んだ後の過ごし方

アフターピルを飲んだ後、きちんと避妊が成功していれば、2〜3日以内に消退出血という短期間でわずかな量の出血が起こり、3週間以内に生理が来ます。なお、消退出血は来ない場合もあります。3週間経過しても生理が来ない場合は妊娠している可能性があるため、妊娠検査薬を使って調べてみましょう。
また、アフターピルを飲んでから最初の生理が来るまでは、性交渉を控えるようにします。
アフターピルの副作用に関しては、通常24時間経てば改善されるとされています。もし24時間経っても副作用が続いている場合は、病院で相談してみましょう。

まとめ

今回の記事では、アフターピルの使い方や注意点などについて解説しました。アフターピルは価格も高く、体にもある程度負担がかかってしまうものですが、早い段階で望まない妊娠を防ぐのはとても大切なことです。もし、継続的な避妊を希望する場合は低用量ピルの服用も一つの選択肢として頭にいれておくとよいでしょう。自分の身を守るためにも正しい知識を身につけておきましょう。

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診療は音声通話かビデオ通話を選べるので、カメラオフでも診療を受けることができます。
アフターピルは、送料無料・最短当日発送でお届けします。東京23区内にお住まいであれば、別途送料3,850円(税込)で、処方されたその日にお届けする「当日お届けプラン」を利用することが可能です。(受付時間に限りがあります)
また、副作用が不安な方には吐き気止めなどの副作用緩和薬も同時に処方してもらえます。
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ピルはどこでもらえる?薬局でも買える?費用はどれくらい?気になる疑問を一挙解決!

避妊をしたい・生理痛がひどいからピルを飲みたいけど、どこでもらえるのだろう?と疑問に思っている方もいるのではないでしょうか。この記事では、ピルを購入できる場所や費用、種類などについて徹底解説していきます。

ピルとは?

ピルとは、卵胞ホルモン「エストロゲン」と黄体ホルモン「プロゲステロン」の2種類の女性ホルモンが配合されている錠剤です。低用量ピルであれば、長期的な避妊効果や、生理痛軽減効果などがあり、子宮内膜症や月経困難症の治療薬として使われることもあります。

ピルをもらうには医師の処方が必要

ピルは市販薬ではないので薬局で購入することはできず、病院かオンライン診療サービスで医師の診療を受けてから処方してもらう必要があります。病院に行く場合は、産婦人科を受診すればOKです。問診や血圧検査を行いますが、必要に応じて内診を行うこともあります。

ピルの種類と選び方

ピルにはいくつか種類があります。以下で1つずつ紹介していきます。

低用量ピル

経口避妊薬として開発された薬ですが、避妊のほかに副効用として生理痛の軽減やPMSの改善なども見込めます。正しく服用すれば99%以上の避妊効果があるとされています。卵巣がんや子宮体がんを予防する効果もあります。

超低用量ピル

低用量ピルに比べてエストロゲン(卵胞ホルモン)の含有量が少なく、子宮内膜症や月経困難症の治療薬として処方することが認められています。またそれ以外にも、肌荒れやPMS(月経前症候群)を改善するために処方されることがあります。なお、超低用量ピルを用いた避妊効果に関する臨床試験は行われていないため、避妊目的で服用することはできません。

中用量ピル

低用量ピルに比べてエストロゲン(卵胞ホルモン)の含有量が多く、生理日移動などを目的として服用します。含まれるホルモン量が多い分副作用が出やすいため、注意が必要です。副作用が心配な場合は、副作用緩和薬を一緒に処方してもらうこともできるため、医師に相談してみましょう。また、一般的に避妊目的の場合は低用量ピルの服用が推奨されています。

アフターピル

避妊に失敗した場合に服用する緊急避妊薬です。日本で承認されたアフターピルであるノルレボ錠(レボノルゲストレル錠含む)の場合、避妊に失敗した性交渉から72時間以内に飲むことで、約85%の確率で妊娠を阻止することができます。

値段はどれくらい?

まずピルには、OC(Oral Contraceptives)という避妊目的で処方されるものと、LEP(Low dose Estrogen Progestin)という子宮内膜症や月経困難症など病気の治療目的で処方されるものの2種類があります。OCの場合は保険適用にはならず全額自費負担ですが、LEPの場合は保険適用になるため総額の3割負担のみとなります。

自費負担の場合おおよその値段相場は、低用量ピルであれば2,000~3,000円程度、超低用量ピルであれば4,000~12,000円程度、中用量ピルであれば2,000~6,000円程度、アフターピルであれば、1万円前後が一般的です。これに加えて診療代が1,000~2,000円程度かかります。
※正確な値段は病院・オンライン診療サービスにより異なります。

知っておきたい副作用

ピルにも、他の薬と同じように副作用があります。具体的には、頭痛・腹痛・むくみ・胸の張り・吐き気などです。通常、ピルの服用開始から2〜3か月経つとこれらの副作用は解消するとされています。
また、副作用の中でも特に深刻なものだと、血栓症があります。ピルに含まれるエストロゲンという卵胞ホルモンには血液凝固作用があるため、その影響で血栓ができる確率がわずかに上がるのです。しかし、発症割合としては1万人に3〜9人とされているため、そこまで不安にならなくても大丈夫です。

オンライン診療サービスもある

病院に行く時間がなかなか取れないという方には、オンライン診療サービスの利用がおすすめです。オンラインで医師の診療と処方を受けたあと、そのまま自宅までピルを郵送してもらうことができます。その時の忙しさなど状況に応じて、このようなサービスの利用も検討してみましょう。
※オンライン診療サービスを利用している場合でも、年に1回は子宮頸がん検診と血液検査を受けるために通院が必要です。

まとめ

今回の記事では、ピルの購入方法や種類などについて解説しました。長期的な避妊や生理痛の軽減、肌荒れの改善など、女性にとって嬉しい効果がピルにはたくさんあります。
今は病院だけでなくオンライン診療サービスもあるため、ご自身にあった方法で服用を検討してみてくださいね。

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ピルの副作用としてうつ症状が現れたときの対処法【安心してピルを飲むために】

ピルを服用すると副作用が出ることがあり、そのなかにはうつ症状もあります。ピルの副作用としてうつ症状が現れたときにはどうすればよいのか、その対処法をご紹介します。

ピルの副作用としてうつ症状が現れることも…

低用量ピルを服用すると、副作用として気分の落ち込み、食欲不振、不眠といった抑うつ症状が表れるケースがあります。その割合は約0.1%から5%未満で、頻度は少ないです。低用量ピルを服用してから数日後にこういった抑うつ症状が表れた場合は、薬剤惹起性うつが考えられます。

うつ症状などの副作用は、低用量ピルの飲み始めに起こることが多くありますが、ピルを3か月程度飲み続ければ改善されるのが一般的です。

ピルの副作用として現れるうつ症状の原因

「OC/LEPガイドライン(2020年度版)」によると、うつ症状が現れるのは低用量ピルが原因であるという研究結果はありません。そのため、ピルとうつ症状の因果関係ははっきりしていないのです。しかし、うつ症状を引き起こすと考えられるものがあります。それは、ピルによるホルモンの変化です。

ピルには、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)という2種類のホルモンが配合されています。とくにエストロゲンは、神経伝達物質のセロトニンを介して感情の調節に関わるホルモンです。ピルを服用するとホルモンのバランスが変化し、セロトニンの分泌に影響を与えることでうつ症状を引き起こすことがあります。

ピルの副作用としてうつ症状が現れたときの対処法

それでは、ピルの副作用としてうつ症状が現れたときの対処法を見ていきましょう。

様子を見る

ピルを服用して情緒不安定な症状が出た場合には、1~3か月ほど様子を見ます。というのも、ピルは3シート(3か月分)飲み続けることで、ホルモンバランスが整い、症状が落ち着いてくることがほとんどだからです。ただし途中でピルの服用をやめると、ホルモンバランスが崩れてしまいます。またホルモンバランスの崩れにより、PMSがひどくなることもあるため、自己判断で服用をやめることは避けてください。

ピルの服用がきっかけでうつ症状が現れ、症状が辛い場合には、医師に相談してください。服用を中止するか、継続するかを決めてくれます。

ピルの変更

ピルを変更することで、症状が治まることもあります。低用量ピルは種類が多いため、ピルの種類を変えるだけで改善できることがあります。またピルの種類を変更するだけなら、病院やクリニックを変える必要もありません。医師に、同じ効果のある別のピルに変更したいと相談するのもひとつの方法です。

心療内科の受診

ピルを服用し3か月経過、ピルの種類を変更といった対処をしたにもかかわらずうつ症状が続いている場合は、ピルやホルモンバランスが原因の症状ではない可能性があります。このような場合には、心療内科を受診するようにしましょう。

抗うつ薬との併用に注意

心療内科などでうつ病と診断された場合でも、低用量ピルを服用して症状が悪化することはありません。ただし双極性障害や産後うつとピルの関係性についてはデータがないため、医師に相談して服用するかどうか決めましょう。

なお、低用量ピルと抗うつ薬を併用する場合には少し注意が必要です。抗うつ薬にもいくつか種類があり、併用注意な薬剤も存在します。併用を希望する場合は必ず、産婦人科医もしくはかかりつけ医に相談するようにしましょう。受診時には服用しているピルの種類を伝えられるようにしておくと良いでしょう。

うつ症状以外のピルの副作用

ピルの副作用には、うつ症状以外にもいくつかあります。どのような副作用があるのか知っておきましょう。

不正出血

ピルの副作用のひとつに、不正出血があります。不正出血とは、生理ではないタイミングで出血することです。低用量ピルをはじめて使った人の約3割は、不正出血を経験しているというデータがあります。ピルを服用し出して不正出血を起こすのは、珍しいことではないのです。

副作用による不正出血は、1日から2~3週間続くことがありますが、偽薬や休薬期間の間に自然に止まります。またただし、ピルを飲み忘れると不正出血の原因となるので注意してください。正しく服用したものの不正出血が治まらない場合には、医師に相談しましょう。

吐き気

ピルの副作用で吐き気を伴う場合があります。多くの場合は体が慣れるまでの一時的なものですので、心配する必要はありません。心配な場合には吐き気止めの薬を服用したり、ピルを飲む時間を食後や就寝前にしたりする対策をとりましょう。

なおピルを服用し3時間以内に嘔吐した場合は成分がうまく吸収されていないことがあるため、低用量ピルを1錠分追加で服用することが推奨されています。

むくみ

低用量ピルに含まれるプロゲステロンには、体に水分をためやすくなる作用があるため、副作用でむくみが発生することがあります。むくみが発生した場合には、体を冷やさないようにしたり、ビタミンやミネラル・たんぱく質を積極的に摂取する、塩分やアルコールを控えるなどの対策をとるとよいでしょう。

眠気

飲み始めた時期に現れやすい副作用のひとつが眠気です。副作用による眠気は、約0.1%〜5%未満の割合で生じるといわれています。眠気の原因と考えられているのは、低用量ピルに含まれるプロゲステロンです。十分な睡眠時間を確保しましょう。十分な睡眠時間が取りづらい場合は、日中に20分程度の仮眠を取ることをおすすめします。

乳房の張り

乳房の張りも、ピルを飲み始めた時期に出る副作用のひとつです。原因のひとつに、低用量ピルに含まれる少量の黄体ホルモンがあるといわれています。この副作用は多くの場合服用を続けることで軽減しますが、治まらない場合にはピルの処方を受けた病院やクリニックの医師に相談するようにしましょう。

ピルで生理前・生理中のうつ症状を軽減できる

低用量ピルを服用することで、生理前や生理中のうつ症状を軽減できることがあります。生理前・生理中のうつ症状で悩んでいるなら医師に相談し、低用量ピルを服用することも検討してみるとよいでしょう。

うつ症状が現れたら、まずは様子をみましょう

ピルを服用すると、副作用としてうつ症状が現れることがあります。その場合には、まず様子を見てみましょう。ピルを1~3か月ほど飲み続けることで、ホルモンバランスが整い、症状が落ち着いてくることがあるためです。ただし症状がひどい場合や、飲み続けても治まらないようなら、医師に相談するようにしてください。

安心して続けるならメデリピル

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※診療やピルの処方等は保険適用外・自由診療であり、医療機関に所属する医師が行います

メデリピルでは、服用中の体調相談をLINEから無料で受け付けています。「こんな症状は副作用?」「このまま飲み続けて良いの?」など、飲み始めの不安も医師がサポートします。ピルを変更する際や副作用緩和薬の処方など、再診にかかる診療代も無料なので気軽に相談できるのも安心ですね。

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ピルと併用禁忌な薬やサプリ・飲食物を徹底解説!ピルを飲むときに知っておくべき飲み合わせ

この記事では、ピルと併用ができない薬やサプリ、飲食物などについて解説します。ピルと飲み合わせが悪いものを一緒に摂取すると、多くの悪影響が生じてしまいます。どのようなものがあるのか、具体的に見ていきましょう。

ピルと併用禁忌されている薬はあるの?

併用禁忌とまではいかなくとも、基本的にはすべての薬が併用注意となります。併用可能かどうかはあらかじめ医師や薬剤師に相談の上、併用するようにしてください。

ピルと併用することで効果に影響を及ぼす薬とサプリはあるの?

併用によって効果に影響を及ぼす薬やサプリもあります。
これには、併用によってピルの効果が弱まるものと強まるものの2種類があります。1つずつ説明していきます。

効果を弱めてしまう薬・サプリメント

ピルの効果が弱まると、ピルの持つ大きな役割である女性ホルモンが体内に吸収されずに、肌荒れの改善や貧血の改善など、本来であれば得られる副効用も得られなくなってしまいます。
具体的な薬としては、以下のようなものが挙げられます。

・セントジョーンズワート(セイヨウオトギリソウ)
・テトラサイクリン系、ペニシリン系などの抗生物質
・バルビツール酸系、ヒダントイン系の抗てんかん薬

効果を強めてしまう薬・サプリメント

ピルの効果が強まるのは一見良いことのようにも思えますが、効果が強まると同時に副作用の出る可能性も高まるため、注意が必要です。
具体的な薬としては、以下のようなものが挙げられます。

・アセトアミノフェンなどの解熱鎮痛剤
・フルコナゾール、ボリコナゾールなどの抗真菌薬

ピルと併用することで効果に影響を及ぼされる薬

ここまでは、併用によりピルの効果が変わってしまう薬について説明しましたが、逆に、併用により相手の薬の効果が変わってしまうというケースもあります。こちらも2種類に分けて説明します。

ピルが原因で効果が弱まる薬・サプリメント

具体的な薬としては以下のようなものが挙げられます。

・アセトアミノフェンなどの解熱鎮痛薬
・モルヒネ
・血糖降下薬

ピルが原因で効果が強まる薬・サプリメント

具体的な薬としては以下のようなものが挙げられます。

・三環系うつ剤
・免疫抑制剤
・副腎皮質ステロイド

ピルと飲み合わせに気をつける飲食物

ピルとの飲み合わせに注意が必要な飲食物についても知っておきましょう。
代表的なものとしては、

・アルコール
・カフェイン
・グレープフルーツ
・炭酸水

などです。
アルコールは、ピルと一緒に飲むと肝臓での分解がピルよりも優先されてしまい、結果的にピルの血中濃度が高まって作用が強く出てしまう可能性があります。
カフェインは、ピルの成分吸収を阻止したり、効果を薄めたりする効果があります。
グレープフルーツは、中に含まれているフラノクマリン類という成分がピルの分解を弱めることによって、血中濃度を高めて作用が強く出てしまう可能性があります。
炭酸水は、液体に含まれている気泡がピルの吸収に影響を与えるとされています。

ピルと併用禁忌の薬や飲食物を摂取してしまったら

ピルと併用禁忌の薬や飲食物を摂取してしまった場合、体に大きな影響が出る可能性があります。決して自己判断はせず、医師に相談するようにしましょう。

メデリピルなら、低用量ピル・超低用量ピルの定期配送プランを利用中であれば、診療代がずっと無料です。不安があっても気軽に医師に相談することができるので、安心してピル服用を続けられます。

まとめ

今回の記事では、ピルと併用禁忌な薬・併用にあたって注意が必要な薬について解説しました。特に併用禁忌とされているものについては、ピルを処方してもらう際に医師へ申告するようにしてください。また、既にピルを服用中の場合には、新たに服用を検討している薬が併用可能かどうかを確認するようにしましょう。もし間違えて摂取した場合でも自己判断はせず、医師に相談するようにしましょう。

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ピルを飲み忘れた時の対処法は?生理がきたらどうする…?避妊効果をチェック

 

ふだんからピルを飲んでいる女性でも、うっかり飲み忘れてしまうことがあるかもしれません。飲み忘れたとき、妊娠の可能性や避妊効果はどうなるのでしょうか?生理がきた場合はどうしたらいいでしょうか?この記事では、ピルの飲み忘れの対処法についてご紹介します。

ピルの飲み忘れ、対処法は?

低用量ピルは毎日飲み続けることで、避妊効果のほか、PMSや月経痛、過多月経の改善、卵巣がんや子宮体がんのリスクを下げるなどの効果が期待できます。そのため、1日1錠を毎日同じ時間に飲むことが大切です。しかし、ピルを飲み忘れてしまったときにはどうするとよいのでしょうか?

24時間以内に飲み忘れに気付いたとき

その日のうちに飲み忘れに気づいて、1日(24時間)経過していないなら、その時点ですぐに飲み忘れた分を飲みましょう。その後は、ふだん通りの時間に1日1錠を飲み続けます。

1日(1錠)飲み忘れたとき

飲み忘れていたことに1日経ってから気づいた場合は、その時点で1錠、ふだんと同じ時間に1錠を飲みましょう。つまり、飲み忘れに気づいた日は1日2錠飲むことになります。そして翌日からは、ふだん通りの時間に1日1錠飲みましょう。

2日(2錠)飲み忘れたとき

もしピルを2日(2錠)飲んでいないことに気づいたら、その時点で1錠飲み、ふだん通りの時間に1錠飲んで、翌日からは通常通りの時間に1日1錠飲みましょう。

3日(3錠)飲み忘れたとき

3日(3錠)飲み忘れたときも、2日(2錠)飲み忘れたときと同じ対処をしてください。気づいた時点で1錠飲み、ふだん通りの時間にもう1錠飲んで、翌日以降は通常通りの時間に1日1錠飲みます。

飲み忘れの日数に関係なく、この対処をしましょう。またピルは、1日2錠までしか服用できません。飲み忘れの期間が長くても、1日3錠以上飲むことはやめてください。

ピルの飲み忘れによる妊娠の可能性は?

低用量ピルは毎日飲み続けることで高い避妊効果を期待できますが、飲み忘れると避妊効果に影響が出ます。飲み忘れたとき、ピルの飲み始めから何週目だったのかによって、妊娠の可能性に違いが出ます。

ピルの飲み忘れが第1週目の場合

ピルの飲み始めから1週目に2日以上飲み忘れた場合、避妊効果が下がる可能性があります。1週目の飲み忘れで、ピルを飲んでいない期間が7日を超える場合は、排卵が起き、それによって妊娠する可能性も出てきます。飲み忘れに気づいたら、そのときからピルを7錠分以上連続して服用するまでは、避妊具を使用するか、性交渉を避けましょう。飲み忘れた直前の5日以内に性交渉した場合は、緊急避妊薬(アフターピル)の服用を検討してもいいでしょう。

ピルの飲み忘れが第2週目の場合

ピルの飲み始めから1週目に7錠分のピルを正しく服用していれば、卵巣の活動は適切に抑制されていると考えられます。そのため、2週目に飲み忘れがあったとしても、すぐ避妊効果に影響を与えることはないでしょう。飲み忘れに気づいた時点で、すぐに飲み忘れた1錠を飲んで、あとはふだん通りに服用していけば問題はありません。ただ、飲み忘れの直前から1週間継続してピルを飲んでいないなら、十分な避妊効果が得られない可能性があります。その場合は、必要に応じて避妊具等の他の避妊対策をとりましょう。

ピルの飲み忘れが第3週目の場合

低用量ピルは基本的に、1周期に7日間の休薬期間があります。3週目に飲み忘れた場合は休薬期間を設けず、現在のシートの実薬を終了したら、次のシートに移って問題ありません。この飲み方にすることで、避妊効果への影響を抑えられると考えられます。

ピルの飲み忘れによる避妊効果は?

避妊効果を期待して低用量ピルを飲んでいる方も多いでしょう。低用量ピルは毎日同じ時間に1日1錠飲み続けることで、避妊効果が期待できるものです。飲み忘れが1日分だけなら、気づいた時点ですぐに飲み忘れた分のピルを飲むことで、避妊効果はそのまま継続して期待できます。しかし飲み忘れが2日以上になると避妊効果はなくなります。実薬を7日間連続で服用した後から避妊効果がでるようになります。

ピルの飲み忘れで生理がきたら…?

低用量ピルを2日程度忘れて飲み忘れると、生理がくるとされています。そのため、ピルを飲み忘れて「生理がきた」と慌てることがあるかもしれません。生理がきても、ご紹介した対処をしましょう。ピルを継続して飲んでいるうちに、出血は徐々に落ち着いていくと考えられます。

ピルを飲んでいるのに生理がくる理由

ピルを飲んでいるのに生理がきたら、驚いてしまうかもしれません。ピルを飲んでいても生理がくるのはなぜなのでしょうか?

消退出血(生理)

消退出血はピルを飲んでいるときに起こる出血で、ふだんの生理と同じものと考えていいでしょう。低用量ピルは28日を1サイクルとして飲むシステムで、4週目の7日間は有効成分が入っていない偽薬を飲み、女性ホルモンを摂取しない休薬期間にあてます。ふだんピルを飲んでいる人が服用をやめると子宮内膜がはがれ落ちるため、休薬期間に生理が起こるのです。これを消退出血と呼びます。この出血の仕組みは、通常の生理とほぼ同じです。

不正出血

低用量ピルには、女性ホルモンである卵胞ホルモンと黄体ホルモンが含まれています。そのため、ピルを服用しているとホルモンバランスが整い、避妊などの効果が期待できるのです。しかし、ピルの服用を忘れると体内の女性ホルモン量が減少して、不正出血が生じるリスクが出てきます。不正出血とは、生理以外の理由で起こる出血のことです。ピルを服用し始めた1~2ヶ月は、ホルモンバランスの変化により不正出血がみられる場合もありますが、服用を継続してください。不正出血は自然に治まることが多いですが、長期間続くようであれば医師の診断を仰ぎましょう。

ピルを飲んでいるのに生理がきたらどうする?

低用量ピルを飲んでいても、2日以上飲み忘れが続くと生理がくる可能性があります。そんな場合は飲み忘れたときの対応をし、そのまま飲み続けて問題ありません。ピルの服用を継続することで、出血が少しずつ落ち着いていくでしょう。

飲み忘れたら適切な対処を

低用量ピルを飲み忘れたら「避妊効果が下がる?」「妊娠したらどうしよう」などと心配になるかもしれません。飲み忘れが何日あったのか、ピルの飲み始めから何週目に飲み忘れたのかによって対処法が異なりますので、ここでご紹介した対処法に従って落ちついて対応しましょう。低用量ピルは1日1錠、同じ時間に飲み続けることで効果が期待できますから、ぜひピルを継続して飲む習慣を身につけていきましょう。

オンラインピル処方ならメデリピル

ピルを服用するには、医師による診療を受けた上で処方してもらう必要があります。婦人科や産婦人科などの医療機関を受診するか、クリニックなどが展開するオンライン診療を利用して処方してもらう方法があります。

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