ピルはどこでもらえる?薬局でも買える?費用はどれくらい?気になる疑問を一挙解決!

避妊をしたい・生理痛がひどいからピルを飲みたいけど、どこでもらえるのだろう?と疑問に思っている方もいるのではないでしょうか。この記事では、ピルを購入できる場所や費用、種類などについて徹底解説していきます。

ピルとは?

ピルとは、卵胞ホルモン「エストロゲン」と黄体ホルモン「プロゲステロン」の2種類の女性ホルモンが配合されている錠剤です。低用量ピルであれば、長期的な避妊効果や、生理痛軽減効果などがあり、子宮内膜症や月経困難症の治療薬として使われることもあります。

ピルをもらうには医師の処方が必要

ピルは市販薬ではないので薬局で購入することはできず、病院かオンライン診療サービスで医師の診療を受けてから処方してもらう必要があります。病院に行く場合は、産婦人科を受診すればOKです。問診や血圧検査を行いますが、必要に応じて内診を行うこともあります。

ピルの種類と選び方

ピルにはいくつか種類があります。以下で1つずつ紹介していきます。

低用量ピル

経口避妊薬として開発された薬ですが、避妊のほかに副効用として生理痛の軽減やPMSの改善なども見込めます。正しく服用すれば99%以上の避妊効果があるとされています。卵巣がんや子宮体がんを予防する効果もあります。

超低用量ピル

低用量ピルに比べてエストロゲン(卵胞ホルモン)の含有量が少なく、子宮内膜症や月経困難症の治療薬として処方することが認められています。またそれ以外にも、肌荒れやPMS(月経前症候群)を改善するために処方されることがあります。なお、超低用量ピルを用いた避妊効果に関する臨床試験は行われていないため、避妊目的で服用することはできません。

中用量ピル

低用量ピルに比べてエストロゲン(卵胞ホルモン)の含有量が多く、生理日移動などを目的として服用します。含まれるホルモン量が多い分副作用が出やすいため、注意が必要です。副作用が心配な場合は、副作用緩和薬を一緒に処方してもらうこともできるため、医師に相談してみましょう。また、一般的に避妊目的の場合は低用量ピルの服用が推奨されています。

アフターピル

避妊に失敗した場合に服用する緊急避妊薬です。日本で承認されたアフターピルであるノルレボ錠(レボノルゲストレル錠含む)の場合、避妊に失敗した性交渉から72時間以内に飲むことで、約85%の確率で妊娠を阻止することができます。

値段はどれくらい?

まずピルには、OC(Oral Contraceptives)という避妊目的で処方されるものと、LEP(Low dose Estrogen Progestin)という子宮内膜症や月経困難症など病気の治療目的で処方されるものの2種類があります。OCの場合は保険適用にはならず全額自費負担ですが、LEPの場合は保険適用になるため総額の3割負担のみとなります。

自費負担の場合おおよその値段相場は、低用量ピルであれば2,000~3,000円程度、超低用量ピルであれば4,000~12,000円程度、中用量ピルであれば2,000~6,000円程度、アフターピルであれば、1万円前後が一般的です。これに加えて診療代が1,000~2,000円程度かかります。
※正確な値段は病院・オンライン診療サービスにより異なります。

知っておきたい副作用

ピルにも、他の薬と同じように副作用があります。具体的には、頭痛・腹痛・むくみ・胸の張り・吐き気などです。通常、ピルの服用開始から2〜3か月経つとこれらの副作用は解消するとされています。
また、副作用の中でも特に深刻なものだと、血栓症があります。ピルに含まれるエストロゲンという卵胞ホルモンには血液凝固作用があるため、その影響で血栓ができる確率がわずかに上がるのです。しかし、発症割合としては1万人に3〜9人とされているため、そこまで不安にならなくても大丈夫です。

オンライン診療サービスもある

病院に行く時間がなかなか取れないという方には、オンライン診療サービスの利用がおすすめです。オンラインで医師の診療と処方を受けたあと、そのまま自宅までピルを郵送してもらうことができます。その時の忙しさなど状況に応じて、このようなサービスの利用も検討してみましょう。
※オンライン診療サービスを利用している場合でも、年に1回は子宮頸がん検診と血液検査を受けるために通院が必要です。

まとめ

今回の記事では、ピルの購入方法や種類などについて解説しました。長期的な避妊や生理痛の軽減、肌荒れの改善など、女性にとって嬉しい効果がピルにはたくさんあります。
今は病院だけでなくオンライン診療サービスもあるため、ご自身にあった方法で服用を検討してみてくださいね。

ピルをはじめるならメデリピル

ピルの服用経験がなく、ピルを飲んでみたいけど、安心して信頼できる方法で始めたいという方に、オンラインピル診療・処方サービスのメデリピルがおすすめです。
メデリピルでは、現役の産婦人科医が診療から処方までをオンライン上で行い、自宅にピルが届くので、オンラインでも安心してピルを始めることができます。
メデリピルでは、ご自身に合ったピルを医師と相談しながら決めることができ、サービス利用期間中であれば診療代はずっと無料なので、服用中の不安なことや悩みを、いつでも医師に相談することができるサポート体制が整っています。
また、低用量ピル定期便 ※1 の場合、初月ピル代0円 ※2 で始めることができます。まずは試してみたい!という方におすすめです。

※1 3シート目受け取りまで解約不可
※2 別途送料550円

メデリピルは、いつでもスマホから簡単に受診できる、「誠実」と「続けやすい」を大事にしたオンラインピル診療サービスです。初月ピル代無料、診療代はずっと無料。国内最安クラスで提供しています。
※医師の診療時に処方された場合、最低3シートは服用いただいた上でご自身に合っているか判断していただきたいため、3シート目受け取りまでは解約は不可となります

メデリピルについて詳しく知る
→低用量ピルの料金について詳しくはこちら

メデリピルの5つのこだわり

1ヶ月無料のお試し期間

ピル初心者の方でも安心して服用いただけるよう、低用量ピルは初月無料でお届けします。
※医師の診療時に処方された場合、最低3シートは服用いただいた上でご自身に合っているか判断していただきたいため、3シート目受け取りまでは解約は不可となります

診療担当するのは現役の産婦人科医

専門的な知識を持った現役産婦人科医が診療を担当をするので、生理やカラダに関する不安や疑問を安心して相談することができます。

何度でも診療・再診無料

服用中の体調や副作用など、産婦人科の専門医にいつでも気軽にご相談ください。

予約から診療までLINEで簡単

診療予約や、予約日・配送日やプラン変更など、LINE一つで行うことができます。

正しい知識をお届け

ピルや女性のカラダに関する知識を定期的にお届けしています。

※メデリピルは医療機関とユーザーを繋ぐプラットフォームです
※診療やピルの処方等は保険適用外・自由診療であり、医療機関に所属する医師が行います

ピルを飲んでも情緒不安定が治らない…原因と対処法を解説

 

 

「ピルを飲んでも情緒不安定が治らない」そんな経験をされた方もいるでしょう。

この記事ではなぜピルが効かなかったのか、その原因や不調の種類、適切な対処法について解説します。さらにピルを飲むことで得られる効果についても紹介します。

ピルが効かない情緒不安定の原因とは?

ピルを飲んでも、情緒不安定な状態が治まらない場合があります。その原因として考えられるのがホルモンの影響です。

ピルはホルモンバランスを調整するため、ホルモンによる情緒変動の緩和が期待されます。

しかしそれには個人差があり、すべての人に同じように効果が現れるわけではありません。月経周期や体内のホルモン変動による情緒不安定が、ピルを飲んでも継続する可能性があります。

またストレス、トラウマ、うつ病、不安障害など、精神的な問題も情緒不安定の原因となる可能性があります。

これらの要因による情緒不安定は、ピルの服用による影響を受けないことがあります。

そのような場合も、飲み始めから最低3か月は様子を見るようにしましょう。個人差はありますが、ピルは服用開始から効果が出るまで2~3か月かかるといわれています。

3か月ほど経過しても症状の改善が見られない場合には、ピルを処方してもらった産婦人科、心理療法士や精神科医などの専門家に相談しましょう。個々の症状に合わせた適切なアドバイスや治療法を提案してくれます。

ストレスに起因する場合、瞑想、ヨガ、深呼吸などのリラクゼーションを取り入れること、健康的な食事、十分な睡眠、運動などの健康的なライフスタイルを維持することが情緒の安定に寄与します。

ピルが効く可能性がある情緒不安定原因は?

ピルを飲んだら効果が期待できる情緒不安定の原因・不調の種類にはどういったものがあるのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

そもそも、ピルが情緒不安定に効くメカニズムとは?

ピルが情緒不安定の症状を緩和する理由は、ホルモンの影響です。ピルにはエストロゲンとプロゲステロンという女性ホルモンが含まれており、これらのホルモンバランス調整が情緒の安定に影響を与えると考えられています。

特に月経周期の変化に伴うPMSやPMDDなど、ホルモンの変動によって起こる情緒の波はピルのホルモン調整作用によって軽減される可能性があります。

ピルはホルモンバランスを一定に保ち、月経周期の変化を緩和するため、これによって情緒不安定の症状が改善されることがあるとされています。ただし個人差があるため、すべての人に同じ効果が得られるわけではありません

PMS(月経前症候群)

PMSは月経前症候群とも呼ばれ、月経周期に伴って身体的・精神的に不調になることを指します。

具体的には乳房の張り、頭痛、腹痛、腰痛などの身体的な不快感や、イライラ、怒り、抑うつ感、不安といった精神的な変化が一般的です。

PMSの正確な原因は解明されていませんが、女性ホルモン(エストロゲンとプロゲステロン)の急激な変動が関与していると考えられています。

合わせて読みたい!関連記事

PMSとは?PMSを知って賢く付き合おう

2024.06.27

PMDD(月経前不快気分障害)

PMSの中でも精神的不調が強いときは「PMDD(月経前不快気分障害)」と診断される場合があります。

PMSに比べて、より精神的な症状が大きいとされています。症状としては、抑うつ状態のような気分の低下、感情がコントロールできなくなるほどの怒りを感じる、イライラ、不安といった感情的変化がより激しく見られます。身体的にも乳房の張り、頭痛、腹痛、吐き気といった症状が見られます。

PMS同様に原因は解明されていませんが、女性ホルモン(エストロゲンとプロゲステロン)の急激な変動や、セロトニンという神経伝達物質の変動が悪影響を及ぼしていると考えられています。

合わせて読みたい!関連記事

PMSとPMDDは何が違う?セルフチェックリストや対策方法を紹介

2024.06.27

排卵日前後の情緒不安定

生理までにはまだ時間があるのに、ちょっとしたことでイライラしたり、原因不明な体調不良に悩まされたりした経験のある方も多いでしょう。

そこには排卵によるホルモンバランスの変動が関係している可能性があります。

一般的に、生理開始日から約2週間後に排卵が起こります。排卵日にはエストロゲンが急激に上昇し、その後プロゲステロンも増加するため、これらのホルモンの変動が脳内の神経伝達物質やセロトニンに影響を与えると考えられています。

セロトニンは気分や情緒の調節に関与するため、そのバランスの変化がイライラや不安の感情を引き起こす可能性があります。

ホルモン関連のうつ病や不安症状

ホルモンの変動は、うつ病や不安症状などにも影響を与えることがあります。

特に女性の場合、月経周期や妊娠、出産、更年期などの段階でホルモンバランスが変動し、これが精神的な安定に影響を及ぼす可能性があります。

エストロゲンとプロゲステロンの変動がセロトニンやドーパミンといった神経伝達物質に影響を与え、気分、エネルギー、やる気の低下、集中力の減少、不安感などを引き起こすことがあります。

ピルを飲んでもPMSやPMDDが改善されないときは?

情緒不安定になると、そばにいる人の何気ない行動にイライラして当たったり、人間関係に影響を与えたりする可能性もあります。

そうならないためには、都度適切な対処をする必要があります。ここでは、ピルを飲んで情緒不安定になってしまった場合の対処法について解説します。

専門医に相談する

ピルの服用中にPMSやPMDDの症状があってつらい場合は、専門医に相談しましょう。

婦人科医や精神科医は、症状の評価や適切な対処法を提案してくれます。症状の記録や経過を共有し、ピルの適切性や変更の必要性を判断してもらうことで、より適切なケアが受けられます。

専門医の指導の下、個々の状態に合わせたアプローチで、健康な心の状態を取り戻しましょう。

ピルの変更

ピルを服用してPMSやPMDDの症状を感じた場合には、医師と相談のうえ、別のピルへ変更することも可能です。

異なる種類やホルモンの含有量の調整によって、症状の軽減が見込まれることもあります。

医師は症状や健康状態を評価し、最適なピルを提案してくれます。自分に合ったピルが見つかれば、ホルモンバランスが安定し、PMSやPMDDが改善される可能性があります。

辛さを我慢せずに自身の状態を正直に伝え、専門家のアドバイスに従うことで、より適切な治療法が見つかるでしょう。

ライフスタイルの見直し

ライフスタイルを見直すことも有効的なアプローチになります。

健康的な食事、十分な睡眠、適切な運動を取り入れることで、身体と心のバランスが整い、症状が和らぐ可能性があります。ストレスや疲労はPMSやPMDDの症状を悪化させる要因ですが、リラクゼーション法を取り入れることでストレスを軽減できます。

またカフェインやアルコールの摂取を控えることも、PMSやPMDDの症状を緩和する手段です。ライフスタイルの見直しは自己ケアの重要な一環であり、症状の改善に貢献することが期待されます。

症状を記録しておく

ピルを飲んでもPMSやPMDDの症状を感じた場合、症状を記録しておくことをおすすめします。

日々の気分の変化や体調、特にピルの摂取による影響を詳細にメモすることで、パターンや傾向が明らかになります。

この記録は専門家との相談時にも役立ち、適切な対策を見つける手助けとなります。また記録を通じて自身の体に対する理解が深まり、症状が改善されるプロセスを追うことができます。

気分や体調の変化を意識的に追跡し、客観的なデータを持つことで、対処法の選択やピルの調整がより効果的に行えるでしょう。

辛いときは我慢せず適切な処置を

ここまで、ピルを飲んでもPMSやPMDDの症状が治らない原因、種類、対処法などについて見てきました。ピル服用に起因する不調はホルモンバランスの乱れによるものですから、3か月程度様子を見るか、ピルの種類を変更することで安定してくるでしょう。

それでも改善が見られない場合には、ストレスに起因する可能性が高いですから、専門医に相談し適切な処置を受けるようにしてください。

ピルを飲んで感じる情緒不安定は、毎月起こる可能性がある不調です。辛いときは我慢せずに専門家と連携し、最適な方法を探りながら、情緒の安定と健康な生活を実現していきましょう。

オンラインピル処方ならメデリピル

お仕事や学校などのさまざまな理由で、日中に病院へ行く時間がとりにくい…という方に、オンラインピル診療・処方サービスのメデリピルがおすすめです。
メデリピルでは、現役の産婦人科医が診療から処方までをオンライン上で行い、自宅にピルが届くので、忙しい方でもピルを始めることができます。
メデリピルでは、ご自身に合ったピルを医師と相談しながら決めることができ、サービス利用期間中であれば診療代はずっと無料なので、今までピル服用中に不安なことがあっても病院に行きづらかったという方は、メデリピルのサポート体制がピッタリです。
また、低用量ピル定期便 ※1 の場合、初月ピル代0円 ※2 で始めることができます。まずは試してみたい!という方も、メデリピルなら、安心して始めることができます。

※1 3シート目受け取りまで解約不可
※2 別途送料550円

メデリピルは、いつでもスマホから簡単に受診できる、「誠実」と「続けやすい」を大事にしたオンラインピル診療サービスです。初月ピル代無料、診療代はずっと無料。国内最安クラスで提供しています。
※医師の診療時に処方された場合、最低3シートは服用いただいた上でご自身に合っているか判断していただきたいため、3シート目受け取りまでは解約は不可となります

メデリピルについて詳しく知る
→低用量ピルの料金について詳しくはこちら

メデリピルの5つのこだわり

1ヶ月無料のお試し期間

ピル初心者の方でも安心して服用いただけるよう、低用量ピルは初月無料でお届けします。
※医師の診療時に処方された場合、最低3シートは服用いただいた上でご自身に合っているか判断していただきたいため、3シート目受け取りまでは解約は不可となります

診療担当するのは現役の産婦人科医

専門的な知識を持った現役産婦人科医が診療を担当をするので、生理やカラダに関する不安や疑問を安心して相談することができます。

何度でも診療・再診無料

服用中の体調や副作用など、産婦人科の専門医にいつでも気軽にご相談ください。

予約から診療までLINEで簡単

診療予約や、予約日・配送日やプラン変更など、LINE一つで行うことができます。

正しい知識をお届け

ピルや女性のカラダに関する知識を定期的にお届けしています。

※メデリピルは医療機関とユーザーを繋ぐプラットフォームです
※診療やピルの処方等は保険適用外・自由診療であり、医療機関に所属する医師が行います

PMDDの治し方・治療方法とは?それぞれのメリット・デメリットなどを徹底解説!

生理前になるとイライラしたり気分が落ち込んだりしてつらい…という方はいらっしゃいますよね。その症状はPMS(月経前症候群)の他にも「PMDD(月経前不快気分障害)」という精神疾患によるものの可能性も考えられます。今回は、PMDDの詳細や、治療法について解説します。

PMDD(月経前不快気分障害)についておさらい

PMDD(月経前気分不快気分障害)は生理前の不調であるPMS(月経前症候群)の中でも、特に心の不調が強いものを指します。

著しい抑うつ気分や自己批判的な思考が強くなる、 少しのことで感情がコントロールできなくなり怒りが爆発してしまう、集中力が低下し仕事や日常生活に支障がでる、悲しくて泣きたくなる、不安感や緊張感が強くなるなどの症状があります。

PMDDの原因は、生理周期と連動して症状が出ることから、女性ホルモンの変動に関係していると考えられています。サイクルの中で子宮内膜が着床に適した状態に維持される黄体期には、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)が多く分泌されます。黄体期の後半になると、これらの分泌が低下し、脳内の神経伝達物質やホルモンに悪影響を及ぼします。原因についてはPMSと同様ですが、特に精神的な症状が強い場合にPMDDとして診断されます。また、これらの女性ホルモンが感情に関わる神経伝達物質に影響することや、外的ストレス、妊娠などの重大なライフイベントが原因とも考えられていますが、明確な原因は解明されていません。

PMDD(月経前不快気分障害)の治し方・治療方法は?

明確な原因が明らかになっていないPMDDですが、現在は様々な治療法で対処できる疾患となっています。適切な治療を受けることで、生理前の情緒不安定な状態が改善され、日常を過ごしやすくなる方も多いです。ここでは、PMDDの様々な治療方法についてご説明します。

症状に合わせた対症療法

PMDDでは精神的な症状だけでなく、身体的な症状が現れることも多いです。よくみられる症状として、頭痛、腰痛、胸部や腹部の張り、便秘、むくみが挙げられます。これらの症状を緩和するために、鎮痛剤や下剤、利尿剤などを使用した対症療法が行われます。

低用量ピルを使った治療

低用量ピルは、排卵を抑制することで女性ホルモンの変動を少なくする効果が期待できます。女性ホルモンのバランスが急激に変化することを抑えることで、PMDDの症状が改善できると考えられています。一方で、始めの数か月は吐き気・胸の張り・下腹部痛・下痢・むくみ・不正出血などの副作用もあるため、医師と相談して服用するようにしましょう。また、わずかですが血栓症のリスクが高くなります。血栓症は血液がかたまり、血管が詰まってしまう症状のことです。激しい頭痛、腹痛、息苦しさ、けいれんといった症状がある場合は、ピルの服用をやめて、内科へ相談してください。

合わせて読みたい!関連記事

1億人以上の女性が服用!低用量ピルってどんなお薬?

2024.06.27

漢方薬を使った治療

漢方薬もPMDDの治療に有効といわれています。漢方薬は副作用も少ないため、産婦人科の領域で使用される機会がよくあります。PMDDの治療に用いられる漢方薬として、以下の5種類が挙げられます。

・加味逍遥散
熱を抑え気の流れを良くする働きがあり、イライラしたり、怒って顔が赤くなるなどの精神症状に有効とされています。ストレスを溜め込みやすい人に向いています。

・当帰芍薬散
血流を良くし、冷え性やむくみを改善するなど、特に身体症状に効果があります。
体力が低下して疲れやすい方に向いています。

・桂枝茯苓丸
足の冷えなどに効果がある一方で、肩こりやのぼせといった症状も出ます。月経困難症の方には特に有効とされています。

・抑肝散加陳皮半夏
ストレスによる緊張感やイライラを抑えます。イライラすると顔色が青くなるような方に向いています。

・桃核承気湯
便秘や、イライラが大きい場合に有効です。体が強く体力がある方に向いています。

抗うつ薬・選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)を使った治療

PMDDの症状が中等度以上の場合は、抗うつ薬による治療が検討されることがあります。特に「選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)」に分類される抗うつ薬は、PMDDによる抑うつ症状や不安、緊張を和らげる効果があるといわれています。SSRIはうつ病や不安障害の治療薬として普及していますが、PMDDの治療薬として産婦人科学会でも推奨されています。

基本的に抗うつ薬は、毎日服用して効果が出るまで2〜4週間かかるのが一般的とされています。一方で、PMDDの治療では排卵後〜生理終了までの期間にだけ服用する使用法もあります。うつ病や不安障害に対してSSRIを使用する場合と比べ、少量の服用で早くから効果が得られます。

月経前不快気分障害(PMDD)の症状は専門機関で治療を

PMDDで薬物治療を継続させるためには定期的な通院と医師の処方が必須です。しかし近年ではオンライン診療も活発になっています。オンライン診療は、医療機関への通院が精神的に負担となってしまう方や、日々の生活が忙しく通院が難しい方におすすめします。

ピルをはじめるならメデリピル

PMDDの症状はピルで改善できる可能性があります。
ピルの服用経験がなく、ピルを飲んでみたいけど、安心して信頼できる方法で始めたいという方に、オンラインピル診療・処方サービスのメデリピルがおすすめです。
メデリピルでは、現役の産婦人科医が診療から処方までをオンライン上で行い、自宅にピルが届くので、オンラインでも安心してピルを始めることができます。
メデリピルでは、ご自身に合ったピルを医師と相談しながら決めることができ、サービス利用期間中であれば診療代はずっと無料なので、服用中の不安なことや悩みを、いつでも医師に相談することができるサポート体制が整っています。
また、低用量ピル定期便 ※1 の場合、初月ピル代0円 ※2 で始めることができます。まずは試してみたい!という方におすすめです。

※1 3シート目受け取りまで解約不可
※2 別途送料550円

メデリピルは、いつでもスマホから簡単に受診できる、「誠実」と「続けやすい」を大事にしたオンラインピル診療サービスです。初月ピル代無料、診療代はずっと無料。国内最安クラスで提供しています。
※医師の診療時に処方された場合、最低3シートは服用いただいた上でご自身に合っているか判断していただきたいため、3シート目受け取りまでは解約は不可となります

メデリピルについて詳しく知る
→低用量ピルの料金について詳しくはこちら

メデリピルの5つのこだわり

1ヶ月無料のお試し期間

ピル初心者の方でも安心して服用いただけるよう、低用量ピルは初月無料でお届けします。
※医師の診療時に処方された場合、最低3シートは服用いただいた上でご自身に合っているか判断していただきたいため、3シート目受け取りまでは解約は不可となります

診療担当するのは現役の産婦人科医

専門的な知識を持った現役産婦人科医が診療を担当をするので、生理やカラダに関する不安や疑問を安心して相談することができます。

何度でも診療・再診無料

服用中の体調や副作用など、産婦人科の専門医にいつでも気軽にご相談ください。

予約から診療までLINEで簡単

診療予約や、予約日・配送日やプラン変更など、LINE一つで行うことができます。

正しい知識をお届け

ピルや女性のカラダに関する知識を定期的にお届けしています。

※メデリピルは医療機関とユーザーを繋ぐプラットフォームです
※診療やピルの処方等は保険適用外・自由診療であり、医療機関に所属する医師が行います

まとめ

今回は、PMDDの具体的な治し方・治療方法についてお伝えしました。PMDDを治すには、医師に相談し心を落ち着かせることが大切です。自分の症状がPMDDだと気づくことで、今の自分を受け止め、気持ちが楽になることもあります。もしかしてPMDDの症状かも?と思った方は、オンライン診療を含め、医師に相談してみましょう。

生理痛の表現は大げさ?人により違う生理痛について正しい知識を身につけよう

生理痛について「針で刺されるような痛み」などの表現を聞いて、大げさなのではないかと感じる方もいるかもしれません。この記事では、そもそも生理痛はなぜ起こるのか、どのような痛みなのかなど、生理痛の基本について解説します。

そもそも生理痛とは

生理痛とは、生理直前から生理中にかけて感じる痛みのことです。生理の時は経血を体外に排出するために、プロスタグランジンという物質が子宮の収縮を促し、これが痛みの原因となります。また、プロスタグランジンは血管も収縮させるので、血行が悪くなり体が冷えやすくなります。

どのような症状なの?

生理痛においては、主に下腹部に痛みが感じられます。ズーンとした鈍い痛み・チクチクとした鋭い痛み・お腹が張るような痛みなど、色々な痛みを感じることが特徴的です。

下腹部以外に現れる症状

生理時には胃痛や腰痛など、下腹部以外にも痛みを感じることがあります。また、貧血・吐き気・下痢・めまいなど、痛み以外の症状が伴う場合もあります。

生理痛はみんな同じ痛みなの?

生理痛の症状や程度は、人によってそれぞれです。生理痛が全くない人もいれば、立っていられないほど症状が重い人もいます。生理痛の痛みについて、「子宮を雑巾のように絞られる感覚」「針で刺されるような感覚」など、様々な表現を耳にしたことがある方もいるかもしれません。症状は人によりそれぞれなので、これらの表現は決して大げさではないと言えます。

もしかしたら病気の可能性も

生理痛の症状があまりにひどく、日常生活に支障をきたすレベルで苦しんでいる場合は、月経困難症の可能性があります。月経困難症を放置していると、原因である子宮内膜症や子宮筋腫などの病気が悪化したり、不妊になったりすることがあります。また、1日中寝込んだり社会生活への参加が難しくなったりすると、生活の質も落ちてしまいます。

月経困難症の治療方法の一つとして、ピルの服用があります。月経困難症の治療に用いるLEPと呼ばれるピルは保険適用となるため、医師と相談しながら最適な治療方法を見つけるとよいでしょう。
また、治療目的ではなく避妊目的で処方されるOCというピルは保険適用にはならず自己負担となるため注意しましょう。
無理に痛みを我慢せずに、一度病院を受診して医師の診察を受けてみてくださいね。

周囲はどうサポートすればいい?

生理を経験することがない男性や、普段生理痛が来ない女性は、「辛い生理痛で苦しんでいる女性をどのようにサポートすれば良いのだろう?」と感じることがあるかもしれません。以下でおすすめのサポート方法をいくつか紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

温かい飲み物を用意する

生理中の体は冷えがちで、それによって生理痛の症状が悪化してしまうこともあります。特にお腹を温めることが重要なため、温かい飲み物などを用意してあげたり、カイロを渡してあげるなども良いでしょう。

家でゆっくり過ごせる時間を作る

デートやお出かけなど外出する用事を立てていた場合は、家でゆっくり過ごすプランに変更できないか検討してみましょう。部屋でくつろぎながらの映画鑑賞やテレビゲームなど、家でしかできないことをしてみるのも良いですね。

家事や力仕事を率先してやる

生理中、なるべく安静に過ごしてもらうために、家事や荷物の移動など体に負担がかかりそうなことは代わりにやってあげると良いでしょう。

体調を心配し寄り添う

生理痛で辛い時は、周囲から体調を気遣ってもらえるだけでも嬉しく感じられます。部屋が寒くないか、何かやってほしいことや買ってきて欲しいものがないか、などを聞いてみると、本人はとても助かるはずです。

生理中、こんな行動は控えよう

生理中に周囲がやってはいけないNG行動も紹介します。

生理とイライラを結びつける

女性の雰囲気がいつもよりピリピリしている時、生理だからイライラしているの?などと聞くのはやめましょう。生理中、ホルモンバランスの変化によって怒りっぽくなってしまうのは仕方のないことです。それをわざわざ周囲から指摘されると、さらに嫌な気分になってしまいます。

他の女性と比較する

経血で物を汚してしまった時に怒る

生理中は、経血でバスマットや椅子、ベッドなどを汚してしまうことがあります。そのような時、物が汚れたことに対して怒るのではなく、大丈夫だよと優しい声かけをして一緒に後片付けをしてもらえると、女性は気持ちが楽になります。なお、自分の経血で汚れたものは他人に触って欲しくない・自分で洗いたいという女性もいるため、本人の希望を聞いてみましょう。

生理中はメンタルも乱れがち

生理中はホルモンバランスが崩れやすくなり、メンタルも不安定になりがちです。
人によっては、生理中に他人とコミュニケーションをとることを億劫に感じ、話す時の態度が悪くなってしまうこともあります。これは生理中だと仕方ない部分もあるため、指摘することなく見守ってあげられると素敵ですね。
親密な間柄の相手であれば、生理中どのように接して欲しいのかをあらかじめ聞いておくのも有効です。

また、生理の悩みやメンタル不調を改善するための方法の一つとして、低用量ピルを服用してみるのも選択肢のひとつです。低用量ピルを服用すると、メンタルヘルスの改善だけでなく、生理痛・生理不順・肌荒れ・経血量の減少などの改善が期待できます。生理に関する悩みを解決し、快適な日々を送れるようになる可能性があります。

まとめ

今回の記事では、生理痛の原因や痛みの程度、生理中のサポートの仕方など、生理痛の基本事項について解説しました。人により生理痛の症状や程度はそれぞれで、大げさに思える痛みの表現も実は大げさではないことがあります。辛い時はお互いに助け合える、優しい社会を目指したいですね。

ピルをはじめるならメデリピル

ピルの服用経験がなく、ピルを飲んでみたいけど、安心して信頼できる方法で始めたいという方に、オンラインピル診療・処方サービスのメデリピルがおすすめです。
メデリピルでは、現役の産婦人科医が診療から処方までをオンライン上で行い、自宅にピルが届くので、オンラインでも安心してピルを始めることができます。
メデリピルでは、ご自身に合ったピルを医師と相談しながら決めることができ、サービス利用期間中であれば診療代はずっと無料なので、服用中の不安なことや悩みを、いつでも医師に相談することができるサポート体制が整っています。
また、低用量ピル定期便 ※1 の場合、初月ピル代0円 ※2 で始めることができます。まずは試してみたい!という方におすすめです。

※1 3シート目受け取りまで解約不可
※2 別途送料550円


メデリピルは、いつでもスマホから簡単に受診できる、「誠実」と「続けやすい」を大事にしたオンラインピル診療サービスです。初月ピル代無料、診療代はずっと無料。国内最安クラスで提供しています。
※医師の診療時に処方された場合、最低3シートは服用いただいた上でご自身に合っているか判断していただきたいため、3シート目受け取りまでは解約は不可となります

メデリピルについて詳しく知る
→低用量ピルの料金について詳しくはこちら

メデリピルの5つのこだわり

1ヶ月無料のお試し期間

ピル初心者の方でも安心して服用いただけるよう、低用量ピルは初月無料でお届けします。
※医師の診療時に処方された場合、最低3シートは服用いただいた上でご自身に合っているか判断していただきたいため、3シート目受け取りまでは解約は不可となります

診療担当するのは現役の産婦人科医

専門的な知識を持った現役産婦人科医が診療を担当をするので、生理やカラダに関する不安や疑問を安心して相談することができます。

何度でも診療・再診無料

服用中の体調や副作用など、産婦人科の専門医にいつでも気軽にご相談ください。

予約から診療までLINEで簡単

診療予約や、予約日・配送日やプラン変更など、LINE一つで行うことができます。

正しい知識をお届け

ピルや女性のカラダに関する知識を定期的にお届けしています。

※メデリピルは医療機関とユーザーを繋ぐプラットフォームです
※診療やピルの処方等は保険適用外・自由診療であり、医療機関に所属する医師が行います

ジェミーナについて網羅解説/月経困難症と生理周期に効果

日常に支障をきたす程の生理痛など、生理期間中の症状に悩まされていませんか?ピルの中でも月経困難症、子宮内膜症の治療に特化したジェミーナをご紹介します。処方が開始されて間もない薬になるので、今まで知らなかった方も、これを機にぜひ理解を深めてみてください。

ジェミーナは超低用量ピルの一種

ジェミーナというピルをご存じでしょうか?ジェミーナは超低用量ピルの1つで2018年から処方が開始されたばかりの比較的新しいピルになります。ジェネリック医薬品は無く、先発の薬となります。ジェミーナは第2世代一相性、さらにヤーズフレックスのように連続服用可能なピルとなっています。今まで第2世代一相性という組み合わせのピルは存在しなかったので、新しい組み合わせのピルです。既存の超低用量ピルとの違いや、副作用、効果、飲み方についてはこの後の章で詳しく解説していきます。

ジェミーナとヤーズフレックスの違い

ジェミーナもヤーズフレックスも連続服用ができる超低用量ピルとなっています。今まで連続服用が可能なのはヤーズフレックスのみだったので、選択肢が増えるのは嬉しいですね。連続服用ができるヤーズフレックスとジェミーナの違いについては、下記にまとめています。

特徴 黄体ホルモンの種類 世代
ジェミーナ 最大77日間の連続服用が可能 レボノルゲストレル 第2世代
ヤーズフレックス 最大120日間の連続服用が可能 ドロスピレノン 第4世代

連続服用ができる点、また治療目的での処方となるので保険適用ができる点が共通しています。どちらのピルが自分に合っているのか、また治療目的での処方になるので服用はあくまで医師の診断を仰ぎましょう。

合わせて読みたい!関連記事

ヤーズフレックスとは?ヤーズとの違いは?飲み方や効果、副作用を解説

2024.06.27

□ジェミーナは第2世代の低用量ピル|第2世代とは
ピルには含有されている黄体ホルモンの種類によって、その分類が変わってきます。ジェミーナの場合、黄体ホルモンとしてレボノルゲストレルが含まれているので、第2世代として分類されています。他にはトリキュラー、アンジュ、ラベルフィーユが該当します。ちなみに、これらはいずれも低用量ピルになります。

□ジェミーナは一相性の超低用量ピル|一相性とは
1シートの錠剤の中でホルモンの含まれる量が変動する場合、その種類の数に応じて相性が変わってきます。ジェミーナは1シート中に含まれる錠剤のホルモン量が一定のため、一相性となります。

ジェミーナに期待できる2つの効果

ジェミーナに期待できる「月経困難症治療の効果」「生理周期が選べる」ことの2点について説明していきます。

効果①:月経困難症治療に効果がある

ピルには、自由診療で全額自己負担になるOCと、病気の治療を目的とするため保険適用になるLEPの2種類があり、ジェミーナはLEPに分類されます。

ジェミーナは排卵や子宮内膜が肥厚していくのを抑える働きがあるため、月経困難症や子宮内膜症の治療に効果的とされています。

同じ効果を持つ超低用量ピルには、ルナベル、フリウェル、ヤーズ、ヤーズフレックスがあります。ルナベルとフリウェルは第1世代、ヤーズとヤーズフレックスは第4世代になるので、それぞれの特徴や副作用は異なるため、事前に把握しておくと良いでしょう。

効果②:生理周期が選べる

ジェミーナは飲み方を変えることで生理周期を28日、もしくは84日にコントロールすることができます。通常のピルであれば28日周期の中で生理が発生しますが、84日周期であれば3ヶ月に1回の生理で済むので、仕事で忙しい方や生理の回数を減らしたい方にとっては魅力的です。

効果補足:不正出血のリスクが少ないって本当?

一般的に、第2世代のピルは不正出血が少ないことが特徴とされています。第1世代であるルナベル配合錠ULDは服用者の約80%が不正出血がある可能性があるのに対し、ジェミーナは約72%といわれているため、低いといえるでしょう。しかしヤーズ、ヤーズフレックスと比較すると発現率は高く、ヤーズフレックスの場合は約24%と添付文書に記載があります。

ジェミーナのメリット・デメリット

メリットである「比較的不正出血のリスクが少ない」こと、またデメリットである「避妊のみを目的とした服用はできない」ことの2点について詳しく解説していきます。

ジェミーナのメリット:連続服用が可能

前述の通り、ジェミーナは最大77日間の連続服用ができるピルとなります。いままで連続服用ができるピルはヤーズフレックスのみだったため、選択肢が増えるのは嬉しいですね。

含まれている黄体ホルモンがそれぞれ異なるので、目的に応じてどのピルが良いのか医師に相談してみましょう。

ジェミーナのデメリット:避妊のみを目的とした処方はできない

他の超低用量ピル同様に、月経困難症や子宮内膜症の治療目的で処方される薬のため、継続的な避妊を目的とした処方はされないのが特徴です。

海外では一部避妊目的で使用されている超低用量ピルもありますが、低用量ピルの避妊効果と比べて、避妊率は落ちるといわれています。避妊効果だけを求める場合は、経口避妊薬として販売されている低用量ピルの検討をするのが良いかもしれません。

また、ピルの服用では、性感染症を防ぐことはできません。妊娠を望まない性行為の時には、必ずコンドームを正しく使用し、性感染症から自身とパートナーを守りましょう。

ジェミーナの値段と保険適用

ピルを継続服用しようと思うと気になるのが、値段ですよね。ジェミーナは保険適用になるピルなのでその条件や値段について解説していきます。
ジェミーナを全額実費負担で購入した場合、6,500円~10,000円が相場です。プラスで診療代や検査代もかかってくるので10,000円は超えることが予想されます。

一方で月経困難症や子宮内膜症の治療を目的とした処方になると保険適用になるため、自己負担金額が3割であれば2,000~3,000円となります。保険適用の場合、医師による診療や必要に応じて血液検査などが必要になるので、定期的な通院が前提となります。

ジェミーナの2種類の服用方法

ジェミーナは1サイクルの日数によって飲み方に違いがあります。薬も21錠と28錠の2種類があるため、飲み方に合わせてそれぞれ下記で詳しく説明していきます。

ジェミーナで1ヶ月に1回の生理(28日間タイプ)

1サイクルを28日とする場合、1シートに21錠入っているシートを服用していきます。毎日同じ時間に1錠服用し、21錠連続で服用し終わったら7日間休薬期間を取ります。この期間に生理が来るようになります。7日間の休薬期間が終了したら、新しいシートで1錠目から服用を再開します。休薬期間中に服用する習慣が途切れてしまうので、服用再開タイミングを忘れないように管理しましょう。

ジェミーナで3ヶ月に1回の生理(84日間タイプ)

1サイクルを84日とする場合、1シートに28錠入っているシートを連続で2シート、その後21錠入っているシートを1シート服用していきます。21錠のシートを飲み終わったら7日間の休薬期間を設けます。この期間に生理が来ます。8日目からは28錠のシートで服用を再開し、同じように繰り返してください。こちらのパターンで服用する際は3シート連続で服用するので、いつから休薬期間なのかカレンダーなどで管理するようにしておきましょう。

ジェミーナを飲み忘れてしまった場合

飲み忘れに気がついた際は、気が付いた時点で1錠飲み、その後いつも通りの時間にその日の分のピルを1錠服用してください。2日以上飲み忘れた場合も同様の飲み方となりますが、1日に2錠を超えて飲むことはないので注意しましょう。いずれの場合も、翌日からは通常通りに服用を継続しましょう。

超低用量ピルをオンラインで購入するならメデリピルで

メデリピルでは5種類の超低用量ピルを取り扱っています。残念ながらジェミーナの取り扱いは無いのですが、それ以外の種類で処方を希望する場合や、日中仕事や学校があり病院に受診する時間があまり無いという方は、待ち時間なく、オンライン上でピル処方が可能な、メデリピルの利用が便利です。

メデリピルでは、現役の産婦人科医が診療から処方までをオンライン上で行い、自宅にピルが届くので、オンラインでも安心してピルを始めることができます。
メデリピルでは、ご自身に合ったピルを医師と相談しながら決めることができ、サービス利用期間中であれば診療代はずっと無料なので、服用中の不安なことや悩みを、いつでも医師に相談することができるサポート体制が整っています。
また、低用量ピル定期便 ※1 の場合、初月ピル代0円 ※2 で始めることができます。まずは試してみたい!という方におすすめです。

※1 3シート目受け取りまで解約不可
※2 別途送料550円


メデリピルは、いつでもスマホから簡単に受診できる、「誠実」と「続けやすい」を大事にしたオンラインピル診療サービスです。初月ピル代無料、診療代はずっと無料。国内最安クラスで提供しています。
※医師の診療時に処方された場合、最低3シートは服用いただいた上でご自身に合っているか判断していただきたいため、3シート目受け取りまでは解約は不可となります

メデリピルについて詳しく知る
→低用量ピルの料金について詳しくはこちら
→超低用量ピルの料金について詳しくはこちら

メデリピルの5つのこだわり

1ヶ月無料のお試し期間

ピル初心者の方でも安心して服用いただけるよう、低用量ピルは初月無料でお届けします。
※医師の診療時に処方された場合、最低3シートは服用いただいた上でご自身に合っているか判断していただきたいため、3シート目受け取りまでは解約は不可となります

診療担当するのは現役の産婦人科医

専門的な知識を持った現役産婦人科医が診療を担当をするので、生理やカラダに関する不安や疑問を安心して相談することができます。

何度でも診療・再診無料

服用中の体調や副作用など、産婦人科の専門医にいつでも気軽にご相談ください。

予約から診療までLINEで簡単

診療予約や、予約日・配送日やプラン変更など、LINE一つで行うことができます。

正しい知識をお届け

ピルや女性のカラダに関する知識を定期的にお届けしています。

※メデリピルは医療機関とユーザーを繋ぐプラットフォームです
※診療やピルの処方等は保険適用外・自由診療であり、医療機関に所属する医師が行います

まとめ

ジェミーナの特徴や副作用について、少しでも理解は深まりましたでしょうか?

どんなピルを服用するか、自身で判断する必要はないので、どんな特徴や副作用があるのか把握した上で、医師の判断を仰ぐのが良いでしょう。月経困難症やPMSを緩和し、毎月のサイクルを過ごしやすくするためにも、ピルを選択肢の一つとして検討してみてください。

PMSの症状に個人差がある理由は?年齢も関係する?

PMSの症状に個人差がある理由は?年齢も関係する?

生理前になるとつらい症状が現れるPMS(月経前症候群)は、なる人とならない人がいます。またPMSにはさまざまな症状があり、現れる症状にも個人差があります。この記事では、PMSに個人差がある理由をPMSの原因に基づいて解説し、PMSになりやすい人の特徴を紹介しています。

そもそもPMSとは

PMSとは生理の10日から3日前に起こる、心身のあらゆる不調のことです。生理前に始まり、生理が始まるとその症状が和らぐため、月経前症候群とも呼ばれています。
主な症状にイライラや落ち込み、抑うつ感情などの精神的な症状と、頭痛や倦怠感、むくみや乳房の張り、肌荒れなど身体的なものがあります。現れる症状は多岐にわたり、程度にも個人差があります。
PMSの原因ははっきりとはわかっていませんが、生理周期の中で起こるホルモンバランスの変化が主な原因とする説が有力です。
女性の体内では、卵胞ホルモンのエストロゲンと黄体ホルモンのプロゲステロンのバランスが常に綱引きをしている状態です。
排卵が起きると、プロゲステロンの量が増加し症状を引き起こすと考えられています。
またストレスや生活環境などがきっかけで、PMSの症状が現れることがあります。

合わせて読みたい!関連記事

PMSとは?PMSを知って賢く付き合おう

2024.06.27

PMSは年齢によって異なる?

PMSの症状には個人差があるものの、年齢やライフステージによってある程度の症状が予測できます。
生理が始まったばかりの10代のうちに現れることもありますが、生理を重ねるにつれ症状が強くなる傾向があります。
また年齢によって現れる症状に違いがあるといわれており、20代のうちは抑うつ感情や落ち込みを感じやすい傾向にある方も多いです。
30代になると、反対にイライラしたり情緒が不安定になったりする精神的な症状と合わせて、肩こりやめまい、冷や汗、頭痛や腰痛などの身体的な症状も現れ始めます。
10代のうちはホルモンの分泌量が安定していないので症状が出にくいものの、成熟するに合わせてPMSの症状は現れやすくなります。
また更年期障害と似た症状が出るものの、PMSは月経前にだけ起こり、生理が始まると徐々に症状が落ち着いてくるのが特徴です。

ライフステージも影響する?

妊娠や出産、子育てなど女性のライフステージに合わせて、PMSの症状は変化します。
妊娠や出産を経て体質が変わるという人も多くいます。出産経験がある女性のPMSは、イライラしてちょっとしたことで怒ってしまう精神的な症状が現れることが多いようです。
またPMSはストレスが要因となって引き起こされることもあり、多くの悩みを抱える子育てや仕事の忙しさなども関係しています。
PMSは仕事や家事にも影響を与えることがあり、生理前になるとミスが増えたり、周りと口論になりやすかったりと何かとトラブルが増えます。
年齢とライフステージに応じて、さまざまな変化があることもPMSの症状で、その都度向き合い、対策をしていく必要があるでしょう。

PMSに個人差がある理由

PMSには個人差があり、なりやすい人となりにくい人がいます。
個人差がある理由は一人ひとりの性格の違いにあると考えられており、几帳面で真面目な性格の人の方がPMSの症状が出やすいといわれています。ストレスをため込みやすい性格でもあるため、なかなか周りに相談できず、つらい症状を我慢しながら生活していることもPMSを悪化させる要因です。
また生活習慣が乱れがちな人もPMSになりやすいといわれており、睡眠不足なども関係していると考えられています。

PMSになりやすい人の特徴

  • ・不満をため込みがち
  • ・何かとこだわってしまう
  • ・完璧主義
  • ・自分と他人に厳しい
  • ・几帳面で真面目
  • ・生活リズムが乱れがち
合わせて読みたい!関連記事

PMSが生理中も続くのはなぜ?PEMSか月経困難症かも?

2024.06.27

PMSの症状をセルフチェック

これらの症状が生理前に起こり、生理と合わせて緩和されるようならPMSの可能性があります。

身体的な症状

  • ・腹痛
  • ・腰痛
  • ・頭痛
  • ・肩こり
  • ・便秘や下痢
  • ・ニキビなどの肌荒れ
  • ・何もしてないのに汗をかく
  • ・関節が痛む
  • ・筋肉痛と似た痛みがある
  • ・手足がむくんだ感じがする
  • ・下腹部や乳房が張った感じがする

 

精神的な症状

  • ・落ち込みやすくなる
  • ・自分に否定的になる
  • ・ちょっとしたことでイライラする
  • ・何もないのに急に涙が出る
  • ・趣味や好きなことに対して気力がわかなくなる
  • ・仕事や勉強に集中できない
  • ・SNSをみて感情が揺さぶられる
  • ・ついつい食べすぎる
  • ・甘いものが無性に食べたくなる
  • ・いくら寝ても眠たい
  • ・疲れがたまりやすい

PMSに関するよくある質問

PMSを緩和させるには?

PMSを緩和させるためには、ストレスをためない生活習慣が大切です。
ゆっくりお風呂につかってリラックスし、十分な睡眠をとって休息する時間を作りましょう。ヨガやウォーキングなどの軽い運動も、ストレスを軽減するのに効果的です。

生理前になると消えたくなるのはPMSですか?

生理前に消えたくなったり、落ち込んだりするのはPMSの症状の一つです。生理になると落ち込んだ気持ちが和らぐのであれば、PMSの可能性があるでしょう。また生理が過ぎても落ち込んだ気持ちが続くようであれば、うつ症状の可能性もあります。

PMSで病院に行ってもいい?

PMSの症状がつらいときは、我慢せずに産婦人科に相談しましょう。PMSは低用量ピルなどの薬を使って緩和することも可能です。

オンラインピル処方ならメデリピル

PMSはホルモンバランスの変化が要因となることもあり、低用量ピルでの緩和も期待できます。

ピルの服用経験がなく、ピルを飲んでみたいけど、安心して信頼できる方法で始めたいという方に、オンラインピル診療・処方サービスのメデリピルがおすすめです。
メデリピルでは、現役の産婦人科医が診療から処方までをオンライン上で行い、自宅にピルが届くので、オンラインでも安心してピルを始めることができます。
メデリピルでは、ご自身に合ったピルを医師と相談しながら決めることができ、サービス利用期間中であれば診療代はずっと無料なので、服用中の不安なことや悩みを、いつでも医師に相談することができるサポート体制が整っています。
また、低用量ピル定期便 ※1 の場合、初月ピル代0円 ※2 で始めることができます。まずは試してみたい!という方におすすめです。

※1 3シート目受け取りまで解約不可
※2 別途送料550円

メデリピルは、いつでもスマホから簡単に受診できる、「誠実」と「続けやすい」を大事にしたオンラインピル診療サービスです。初月ピル代無料、診療代はずっと無料。国内最安クラスで提供しています。
※医師の診療時に処方された場合、最低3シートは服用いただいた上でご自身に合っているか判断していただきたいため、3シート目受け取りまでは解約は不可となります

メデリピルについて詳しく知る
→低用量ピルの料金について詳しくはこちら

メデリピルの5つのこだわり

1ヶ月無料のお試し期間

ピル初心者の方でも安心して服用いただけるよう、低用量ピルは初月無料でお届けします。
※医師の診療時に処方された場合、最低3シートは服用いただいた上でご自身に合っているか判断していただきたいため、3シート目受け取りまでは解約は不可となります

診療担当するのは現役の産婦人科医

専門的な知識を持った現役産婦人科医が診療を担当をするので、生理やカラダに関する不安や疑問を安心して相談することができます。

何度でも診療・再診無料

服用中の体調や副作用など、産婦人科の専門医にいつでも気軽にご相談ください。

予約から診療までLINEで簡単

診療予約や、予約日・配送日やプラン変更など、LINE一つで行うことができます。

正しい知識をお届け

ピルや女性のカラダに関する知識を定期的にお届けしています。

※メデリピルは医療機関とユーザーを繋ぐプラットフォームです
※診療やピルの処方等は保険適用外・自由診療であり、医療機関に所属する医師が行います

PMSには個人差がある!つらいときは我慢せず診療を受けよう

個人差のあるPMSの症状について解説してきました。
PMSはホルモンバランスが乱れることによって起こるとされていますが、ホルモンは年齢やライフステージに影響され、現れる症状にも違いがあります。
またPMSになりやすい人は真面目で几帳面な人が多く、そういった方は、ストレスをためがちです。
ストレスをためない生活習慣を心がけ、つらいときは産婦人科への受診やオンライン診療を利用することで症状を緩和できるでしょう。

ペッサリーで避妊できる?使い方やメリット&デメリットを徹底解説

ペッサリーで避妊できる?使い方やメリット&デメリットを徹底解説

女性が自ら積極的に取り組める避妊方法の一つである「ペッサリー」。しかし、ペッサリーを主な避妊方法として実践している人はあまり多くないかもしれません。この記事では、ペッサリーの特徴や使用方法について、そのほかの避妊方法と比較しながら解説しています。

ペッサリーっていったい何?

ペッサリーとは子宮頚部に取り付けるドーム型のシリコン製キャップです。
大きく骨盤臓器脱の保存治療の一環として用いられるものと、避妊を目的としたものの2種類があり、目的や個々の子宮頸部のサイズに合わせてさまざまな形のものが存在しています。
避妊具として使用されるペッサリーは、子宮内に精子が侵入することを防いで望まない妊娠を物理的に予防する、コンドームに似た効果を持っています。
コンドームと違うのは、洗って繰り返し使用できる点と、殺精子剤を一緒に使用する必要がある点です。

ペッサリーの歴史や認知度

ペッサリーの歴史は古く、原型となるものは1600年代に登場したといわれています。その後は、一般的な避妊方法の一つとして用いられていました。しかしコンドームが一般化し、そのほかの効果的な避妊方法が開発されたことで、徐々に使用率も低下していきました。
日本でも避妊具としての認知度や使用率は低く、子宮脱や骨盤臓器脱の治療用として用いられることがほとんどです。

どのような女性が使用するの?

避妊用のペッサリーは、子宮頸部のサイズに合わせて医師によって選定されますが、サイズが合うものであれば自分で装着が可能です。
コンドームと同じく「バリア法」という、精子を物理的に子宮に侵入させない避妊法です。コンドームは男性が用意するものというイメージがあり、女性は避妊に対して受動的になりがちです。
ペッサリーは女性が自ら装着できるため、能動的に避妊効果を高めたいという人に使用されています。

ペッサリーの避妊効果と使い方

正しい避妊手段の一つとして、ペッサリーの使い方を知っておきましょう。
医療行為に用いられるペッサリーは、病院で装着してもらう必要があり避妊用のものとは異なります。
ここでは、避妊に使用するペッサリーの使用方法を解説します。

正しい装着方法と取り外し方

ペッサリーは柔らかいシリコン製で、避妊用のものは1つのサイズでほとんどの女性が使用可能です。
性行為前に子宮頸部に装着し、性行為を終えてから8時間は装着し続け、24時間以内に外します。
洗って繰り返し使用できますが、使用前に破れていないか確認しておきましょう。

より避妊に効果的な方法

ペッサリーはその構造上、性行為の後に膣内に精子が残ってしまいます。
そのためペッサリーの装着時には、殺精子剤を含んだゼリーやクリームを塗布して併用することで避妊効果を高められます。
殺精子剤を併用したペッサリーの避妊率は95%ほどで、高い避妊効果を得ることができます。

ペッサリーのメリット

現在では他の避妊方法と比較して一般的ではないものの、ペッサリーにはさまざまなメリットがあります。

ホルモンフリーで自然な避妊法

ペッサリーはコンドームと同じくバリア法と呼ばれる避妊方法で、物理的に精子が子宮内に侵入することを防ぎます。ホルモンを使わない自然な避妊方法のため、体質にかかわらず多くの人が利用できます。

性交渉の直前に装着すればOK

ペッサリーは普段から装着しておく必要はなく、コンドームと同じように性交渉の直前に装着することで避妊が可能です。

繰り返し使用できる

ペッサリーは使用した後も、洗って繰り返し利用できます。
性交渉から8時間以上経過したあと体を洗うときに取り外し、石けんで洗ってよく乾かして保管しておきます。
使用する前に、破損がないか確認してから装着しましょう。

すぐに妊娠能力を戻せる

避妊方法の中には、避妊を中止してから妊娠能力を取り戻すために時間がかかるものもあります。例えば低用量ピルを定期的に服用していた場合、元の月経周期に戻るには3〜4カ月ほどかかることもあります。
しかしペッサリーは性行為のときに装着するだけですから、妊娠を望めばすぐに妊娠能力を取り戻せます。

女性が自分でコントロールできる

男性の中にはコンドームをつけない人もいるほか、コンドームは男性が用意するものといった誤った価値観をもつ人もいます。一方、ペッサリーは女性が自分で積極的に避妊できる方法として用いられています。

ペッサリーのデメリット

ペッサリーが現在はあまり普及していないのには、それなりの理由があります。
ほかの避妊方法と比べて、避妊効果や手間の面でデメリットが存在します。

正しく挿入しなくてはならない

ペッサリーを正しく装着するためには、ある程度の慣れが必要です。
避妊用のものは1サイズで多くの女性に使用が可能といわれていますが、適正サイズのものを使用するためには医師によるペッサリーの選定が必要です。
合わないサイズのものを使用すると、避妊効果に影響することもあります。

メンテナンスとケアが必要

ペッサリーは繰り返し使えるものの、使用の都度洗浄が必要で手間がかかります。
対応期間は定められていないものの、使用方法によっては破損することもあり、使用前のチェックやメンテナンスも必要です。

他の避妊方法に比べて効果が劣る可能性

ペッサリーの避妊効果を高めるためには殺精子剤の使用が前提になり、単体ではほかの避妊方法と比べて高い効果が得られない可能性があります。

アレルギーや感染のリスクがある

ペッサリーは子宮頸部にふたをすることで精子の侵入を防ぐという仕組みのため、粘膜接触が起こります。
コンドームのように感染症を防ぐ効果はありません。
また体質によってはペッサリーの素材と反応して、アレルギーが起きることも考えられます。

ペッサリー以外の避妊方法との比較

ペッサリーは正しい避妊方法の一つですが、ほかの避妊方法と比べてどのような違いがあるのでしょうか?

コンドームとの比較

コンドームとペッサリーは近い機能を持っており、どちらも精子が子宮に侵入することを防ぐ避妊具です。
コンドームは使用のたびに取り替える必要がありますが、ペッサリーは繰り返し使える点がメリットです。
ただし、コンドームのように感染症を予防する効果はありません。
またコンドームを正しく使用した場合は98%の避妊効果を得られますが、ペッサリーは殺精子剤を併用しても95%ほどです。

IUDとの比較

IUDは子宮内に避妊具を入れることで、受精卵の着床を防ぐ避妊具です。
医師の元で装着され、一度取り付けると3〜4年は継続して非常に高い避妊効果を発揮します。
ペッサリーよりも高い避妊効果が得られ、使用するたびに装着する必要はありませんが、IUDの装着と着脱は医師のもとで行われる必要があります。
また、どちらも感染症は予防できません。

ピルとの比較

現在、女性が行える最も効果的な避妊方法は、低用量ピルの継続的な服用です。
低用量ピルは、ホルモンを経口接種することで、子宮内膜の成長を抑制し避妊効果を得ます。
避妊効果以外にも、子宮内膜症や子宮筋腫の治療にも用いられ、生理痛の緩和にも効果があります。
さらには、ホルモンバランスが整うことで肌質の改善にも期待ができます。
ペッサリーのように避妊具を装着する必要がなく、非常に高い避妊効果が得られます。
避妊以外にも効果があるので、現代では広く普及している避妊方法です。

ペッサリーを使用する際の注意点や安全性

ペッサリーを避妊方法に取り入れる際には、いくつか注意点があります。

性感染症の予防

ペッサリーは粘膜の接触が起こるため、性感染症を予防する効果はありません。
感染症の予防を目的とする場合は、コンドームなどの避妊方法を用いましょう。
また、使用した後は洗浄を行い清潔に保つ必要があります。

定期的な検診の重要性

ペッサリーの正確なサイズを選ぶためには、医師の診療が必要です。また一度購入した後も定期的に産婦人科の診療を受け、感染症のリスクや子宮や卵巣に関わる病気の予防につとめましょう。

ペッサリーは女性が自らできる避妊方法

有効な避妊方法の一つである、ペッサリーについて解説してきました。
ペッサリーは女性が自らできる効果的な避妊方法で、殺精子剤と併用することで高い避妊効果を得られます。
一方で、ほかの避妊方法と比較して避妊効果は低く、また避妊にしか効果がありません。
そのため、現在はほかの避妊方法が一般的になっています。

避妊効果を高めるなら低用量ピルがおすすめ

ペッサリーは効果的な避妊方法であるものの、現在は低用量ピルの服用が一般的かつ、おすすめです。
低用量ピルを入手するためには、医師の診療が必要です。

ピルの服用経験がなく、ピルを飲んでみたいけど、安心して信頼できる方法で始めたいという方に、オンラインピル診療・処方サービスのメデリピルがおすすめです。
メデリピルでは、現役の産婦人科医が診療から処方までをオンライン上で行い、自宅にピルが届くので、オンラインでも安心してピルを始めることができます。
メデリピルでは、ご自身に合ったピルを医師と相談しながら決めることができ、サービス利用期間中であれば診療代はずっと無料なので、服用中の不安なことや悩みを、いつでも医師に相談することができるサポート体制が整っています。
また、低用量ピル定期便 ※1 の場合、初月ピル代0円 ※2 で始めることができます。まずは試してみたい!という方におすすめです。

※1 3シート目受け取りまで解約不可
※2 別途送料550円

メデリピルは、いつでもスマホから簡単に受診できる、「誠実」と「続けやすい」を大事にしたオンラインピル診療サービスです。初月ピル代無料、診療代はずっと無料。国内最安クラスで提供しています。
※医師の診療時に処方された場合、最低3シートは服用いただいた上でご自身に合っているか判断していただきたいため、3シート目受け取りまでは解約は不可となります

メデリピルについて詳しく知る
→低用量ピルの料金について詳しくはこちら

メデリピルの5つのこだわり

1ヶ月無料のお試し期間

ピル初心者の方でも安心して服用いただけるよう、低用量ピルは初月無料でお届けします。
※医師の診療時に処方された場合、最低3シートは服用いただいた上でご自身に合っているか判断していただきたいため、3シート目受け取りまでは解約は不可となります

診療担当するのは現役の産婦人科医

専門的な知識を持った現役産婦人科医が診療を担当をするので、生理やカラダに関する不安や疑問を安心して相談することができます。

何度でも診療・再診無料

服用中の体調や副作用など、産婦人科の専門医にいつでも気軽にご相談ください。

予約から診療までLINEで簡単

診療予約や、予約日・配送日やプラン変更など、LINE一つで行うことができます。

正しい知識をお届け

ピルや女性のカラダに関する知識を定期的にお届けしています。

※メデリピルは医療機関とユーザーを繋ぐプラットフォームです
※診療やピルの処方等は保険適用外・自由診療であり、医療機関に所属する医師が行います

ピルの副作用としてうつ症状が現れたときの対処法【安心してピルを飲むために】

ピルを服用すると副作用が出ることがあり、そのなかにはうつ症状もあります。ピルの副作用としてうつ症状が現れたときにはどうすればよいのか、その対処法をご紹介します。

ピルの副作用としてうつ症状が現れることも…

低用量ピルを服用すると、副作用として気分の落ち込み、食欲不振、不眠といった抑うつ症状が表れるケースがあります。その割合は約0.1%から5%未満で、頻度は少ないです。低用量ピルを服用してから数日後にこういった抑うつ症状が表れた場合は、薬剤惹起性うつが考えられます。

うつ症状などの副作用は、低用量ピルの飲み始めに起こることが多くありますが、ピルを3か月程度飲み続ければ改善されるのが一般的です。

ピルの副作用として現れるうつ症状の原因

「OC/LEPガイドライン(2020年度版)」によると、うつ症状が現れるのは低用量ピルが原因であるという研究結果はありません。そのため、ピルとうつ症状の因果関係ははっきりしていないのです。しかし、うつ症状を引き起こすと考えられるものがあります。それは、ピルによるホルモンの変化です。

ピルには、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)という2種類のホルモンが配合されています。とくにエストロゲンは、神経伝達物質のセロトニンを介して感情の調節に関わるホルモンです。ピルを服用するとホルモンのバランスが変化し、セロトニンの分泌に影響を与えることでうつ症状を引き起こすことがあります。

ピルの副作用としてうつ症状が現れたときの対処法

それでは、ピルの副作用としてうつ症状が現れたときの対処法を見ていきましょう。

様子を見る

ピルを服用して情緒不安定な症状が出た場合には、1~3か月ほど様子を見ます。というのも、ピルは3シート(3か月分)飲み続けることで、ホルモンバランスが整い、症状が落ち着いてくることがほとんどだからです。ただし途中でピルの服用をやめると、ホルモンバランスが崩れてしまいます。またホルモンバランスの崩れにより、PMSがひどくなることもあるため、自己判断で服用をやめることは避けてください。

ピルの服用がきっかけでうつ症状が現れ、症状が辛い場合には、医師に相談してください。服用を中止するか、継続するかを決めてくれます。

ピルの変更

ピルを変更することで、症状が治まることもあります。低用量ピルは種類が多いため、ピルの種類を変えるだけで改善できることがあります。またピルの種類を変更するだけなら、病院やクリニックを変える必要もありません。医師に、同じ効果のある別のピルに変更したいと相談するのもひとつの方法です。

心療内科の受診

ピルを服用し3か月経過、ピルの種類を変更といった対処をしたにもかかわらずうつ症状が続いている場合は、ピルやホルモンバランスが原因の症状ではない可能性があります。このような場合には、心療内科を受診するようにしましょう。

抗うつ薬との併用に注意

心療内科などでうつ病と診断された場合でも、低用量ピルを服用して症状が悪化することはありません。ただし双極性障害や産後うつとピルの関係性についてはデータがないため、医師に相談して服用するかどうか決めましょう。

なお、低用量ピルと抗うつ薬を併用する場合には少し注意が必要です。抗うつ薬にもいくつか種類があり、併用注意な薬剤も存在します。併用を希望する場合は必ず、産婦人科医もしくはかかりつけ医に相談するようにしましょう。受診時には服用しているピルの種類を伝えられるようにしておくと良いでしょう。

うつ症状以外のピルの副作用

ピルの副作用には、うつ症状以外にもいくつかあります。どのような副作用があるのか知っておきましょう。

不正出血

ピルの副作用のひとつに、不正出血があります。不正出血とは、生理ではないタイミングで出血することです。低用量ピルをはじめて使った人の約3割は、不正出血を経験しているというデータがあります。ピルを服用し出して不正出血を起こすのは、珍しいことではないのです。

副作用による不正出血は、1日から2~3週間続くことがありますが、偽薬や休薬期間の間に自然に止まります。またただし、ピルを飲み忘れると不正出血の原因となるので注意してください。正しく服用したものの不正出血が治まらない場合には、医師に相談しましょう。

吐き気

ピルの副作用で吐き気を伴う場合があります。多くの場合は体が慣れるまでの一時的なものですので、心配する必要はありません。心配な場合には吐き気止めの薬を服用したり、ピルを飲む時間を食後や就寝前にしたりする対策をとりましょう。

なおピルを服用し3時間以内に嘔吐した場合は成分がうまく吸収されていないことがあるため、低用量ピルを1錠分追加で服用することが推奨されています。

むくみ

低用量ピルに含まれるプロゲステロンには、体に水分をためやすくなる作用があるため、副作用でむくみが発生することがあります。むくみが発生した場合には、体を冷やさないようにしたり、ビタミンやミネラル・たんぱく質を積極的に摂取する、塩分やアルコールを控えるなどの対策をとるとよいでしょう。

眠気

飲み始めた時期に現れやすい副作用のひとつが眠気です。副作用による眠気は、約0.1%〜5%未満の割合で生じるといわれています。眠気の原因と考えられているのは、低用量ピルに含まれるプロゲステロンです。十分な睡眠時間を確保しましょう。十分な睡眠時間が取りづらい場合は、日中に20分程度の仮眠を取ることをおすすめします。

乳房の張り

乳房の張りも、ピルを飲み始めた時期に出る副作用のひとつです。原因のひとつに、低用量ピルに含まれる少量の黄体ホルモンがあるといわれています。この副作用は多くの場合服用を続けることで軽減しますが、治まらない場合にはピルの処方を受けた病院やクリニックの医師に相談するようにしましょう。

ピルで生理前・生理中のうつ症状を軽減できる

低用量ピルを服用することで、生理前や生理中のうつ症状を軽減できることがあります。生理前・生理中のうつ症状で悩んでいるなら医師に相談し、低用量ピルを服用することも検討してみるとよいでしょう。

うつ症状が現れたら、まずは様子をみましょう

ピルを服用すると、副作用としてうつ症状が現れることがあります。その場合には、まず様子を見てみましょう。ピルを1~3か月ほど飲み続けることで、ホルモンバランスが整い、症状が落ち着いてくることがあるためです。ただし症状がひどい場合や、飲み続けても治まらないようなら、医師に相談するようにしてください。

安心して続けるならメデリピル

ピルを続けていくのに、うつ症状も含め、副作用が心配…という方も多いのではないでしょうか。
メデリピルでは、サービス利用期間中であれば診療代はずっと無料です。
副作用が強く出た際にも医師に相談することができるため、初めての方にもおすすめです。

メデリピルは、いつでもスマホから簡単に受診できる、「誠実」と「続けやすい」を大事にしたオンラインピル診療サービスです。初月ピル代無料、診療代はずっと無料。国内最安クラスで提供しています。
※医師の診療時に処方された場合、最低3シートは服用いただいた上でご自身に合っているか判断していただきたいため、3シート目受け取りまでは解約は不可となります

メデリピルについて詳しく知る
→低用量ピルの料金について詳しくはこちら

メデリピルの5つのこだわり

1ヶ月無料のお試し期間

ピル初心者の方でも安心して服用いただけるよう、低用量ピルは初月無料でお届けします。
※医師の診療時に処方された場合、最低3シートは服用いただいた上でご自身に合っているか判断していただきたいため、3シート目受け取りまでは解約は不可となります

診療担当するのは現役の産婦人科医

専門的な知識を持った現役産婦人科医が診療を担当をするので、生理やカラダに関する不安や疑問を安心して相談することができます。

何度でも診療・再診無料

服用中の体調や副作用など、産婦人科の専門医にいつでも気軽にご相談ください。

予約から診療までLINEで簡単

診療予約や、予約日・配送日やプラン変更など、LINE一つで行うことができます。

正しい知識をお届け

ピルや女性のカラダに関する知識を定期的にお届けしています。

※メデリピルは医療機関とユーザーを繋ぐプラットフォームです
※診療やピルの処方等は保険適用外・自由診療であり、医療機関に所属する医師が行います

メデリピルでは、服用中の体調相談をLINEから無料で受け付けています。「こんな症状は副作用?」「このまま飲み続けて良いの?」など、飲み始めの不安も医師がサポートします。ピルを変更する際や副作用緩和薬の処方など、再診にかかる診療代も無料なので気軽に相談できるのも安心ですね。

メデリのHPはこちらから

生理痛の薬が効かないのはなぜ?原因と対処法は?

生理痛の程度や頻度は人さまざまです。痛みを全く感じない方がいる一方、生理痛の薬を飲んでも効かず、日常生活に支障が出るほどの痛みを抱えている方もいらっしゃいます。

この記事では、なぜ生理痛の薬が効かないのか、その原因や対処法について解説します。生理中の辛い痛みに悩んでいる方、はぜひ参考にしてくださいね。

生理痛の薬が効かない原因は?

生理痛を感じた時、一時的に薬に頼る方も多いのではないでしょうか。薬を正しく服用しても痛みが改善されない場合、服用のタイミングやその時の精神状態に原因がある可能性があります。ここでは、生理痛の薬が効かない代表的な3つの原因について説明します。

薬を服用するタイミングが遅い

一般的な鎮痛剤は、服用してから効果が実感できるまで約20~30分かかります。生理痛の原因には、子宮を収縮させる作用を持つ「プロスタグランジン」の過剰分泌が挙げられます。痛みを我慢してから薬を服用すると、このプラスタグランジンが生成された状態のため、効果が表れるまでに時間がかかってしまい、効果が無いように感じてしまいます。痛みを感じ始めた時点で前もって服用することが大切です。

薬と相性の悪い食べ物、飲み物を摂った

薬と食べ物の飲み合わせによっては、薬の効果が弱まることがあります。生理痛の薬に含まれる成分の一つ「アセトアミノフェン」は、炭水化物や糖分と結びつきやすく吸収が遅れることがあります。ケーキなどの糖分を多く含む甘い食べ物、パンなどの炭水化物を多く含む食べ物は薬の効き目が弱まってしまうため、一緒に食べることは避けておきましょう。

また、飲み物によっては薬の吸収や作用に影響を与えるものがあるため、コップ一杯のお水かぬるま湯で飲みましょう。

ストレスや血行不良で痛みが増強している

精神的なストレスが多いと、女性ホルモンや自律神経のバランスを崩し、生理痛が強く表れやすくなることがあります。また、ストレスは体温調節機能なども低下させるため、体が冷えて血行不良に陥ることもあります。血液の循環が悪くなると、痛みの原因となるプロスタグランジンが骨盤内で溜まりやすく、痛みを強く感じやすくなります。生理痛を悪化させないためにも、なるべくストレスを溜めないように心がけ、冷え性の方は体をよく温めてあげましょう。

生理痛の薬が効かない時の対処法は?

生理痛の薬が効かない場合、セルフケアをしたり、薬の種類を変えることで改善が期待できることもあります。その時の状況に応じて対応方法を選択してみてくださいね。

体を温める

前述の原因でご紹介したように、血行不良により冷えが生じると生理痛が強く表れやすくなることがあります。そのため、下腹部や腰を温めて血行を促すことが大切です。

いつもはシャワーで済ませている方も、入浴中は湯船で体をしっかりと温めると良いでしょう。生理期間中に湯船に浸かることを心配する方が多くいますが、湯船の中は水圧があるため経血は出にくい状態になっています。湯船にゆっくり浸かると、血流が促進され体の芯からぽかぽか温まりますよ。

生理痛の薬を効果的に服用する

薬を飲んでも効果を実感できない場合、原因①でご紹介したように、薬を効果的に服用できていない可能性があります。

まずは、痛みを感じ始めた時点で薬を服用しましょう。生理のたび痛みに悩んでいる方は、痛みを感じ始める前に服用することもおすすめです。

また、薬の種類によっては胃が荒れやすい成分が含まれています。生理痛の上に胃痛が重なってしまう可能性があるため、空腹時の服用は避けましょう。必ず記載されている用法用量を守り、正しく薬を服用しましょう。

漢方薬を服用する

漢方には、人の体は「気」「血」「水」の3つの要素で構成されているという概念があります。生理痛は、この「血」の巡りが滞ることで症状が悪化すると考えられています。そのため、血の巡りを良くすることで、生理痛に加えてさまざまな不調の改善に有効です。

生理痛におすすめの漢方薬には下記の種類があります。病院や漢方の販売店で相談し、自分の体質に合ったものを選択してくださいね。

体力中程度以上 桃核承気湯(とうかくじょうきとう)
桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)
体力中程度以下 加味逍遥散(かみしょうようさん)
温経湯(うんけいとう)
体力虚弱 当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)

低用量ピルを服用する

生理痛の薬を飲んでも痛みが軽減しない場合、低用量ピルの服用もおすすめです。低用量ピルは、生理や排卵の周期を調整する働きをもつ、卵胞ホルモンと黄体ホルモンが少量ずつ配合されています。服用を続けることで排卵が抑制され、女性ホルモンの増減が少なくなります。その結果、女性ホルモンによって引き起こされる生理痛の症状を緩和できる可能性があります。低用量ピルにはさまざまな種類があり、併用してはいけない薬もあるため、医師の診療を受けた上で服用するようにしましょう。

ピルをはじめるならメデリピル

前述のとおり、生理痛の改善にピルが効果的な場合もあります。
ピルの服用経験がなく、ピルを飲んでみたいけど、安心して信頼できる方法で始めたいという方に、オンラインピル診療・処方サービスのメデリピルがおすすめです。
メデリピルでは、現役の産婦人科医が診療から処方までをオンライン上で行い、自宅にピルが届くので、オンラインでも安心してピルを始めることができます。
メデリピルでは、ご自身に合ったピルを医師と相談しながら決めることができ、サービス利用期間中であれば診療代はずっと無料なので、服用中の不安なことや悩みを、いつでも医師に相談することができるサポート体制が整っています。
また、低用量ピル定期便 ※1 の場合、初月ピル代0円 ※2 で始めることができます。まずは試してみたい!という方におすすめです。

※1 3シート目受け取りまで解約不可
※2 別途送料550円

メデリピルは、いつでもスマホから簡単に受診できる、「誠実」と「続けやすい」を大事にしたオンラインピル診療サービスです。初月ピル代無料、診療代はずっと無料。国内最安クラスで提供しています。
※医師の診療時に処方された場合、最低3シートは服用いただいた上でご自身に合っているか判断していただきたいため、3シート目受け取りまでは解約は不可となります

メデリピルについて詳しく知る
→低用量ピルの料金について詳しくはこちら

メデリピルの5つのこだわり

1ヶ月無料のお試し期間

ピル初心者の方でも安心して服用いただけるよう、低用量ピルは初月無料でお届けします。
※医師の診療時に処方された場合、最低3シートは服用いただいた上でご自身に合っているか判断していただきたいため、3シート目受け取りまでは解約は不可となります

診療担当するのは現役の産婦人科医

専門的な知識を持った現役産婦人科医が診療を担当をするので、生理やカラダに関する不安や疑問を安心して相談することができます。

何度でも診療・再診無料

服用中の体調や副作用など、産婦人科の専門医にいつでも気軽にご相談ください。

予約から診療までLINEで簡単

診療予約や、予約日・配送日やプラン変更など、LINE一つで行うことができます。

正しい知識をお届け

ピルや女性のカラダに関する知識を定期的にお届けしています。

※メデリピルは医療機関とユーザーを繋ぐプラットフォームです
※診療やピルの処方等は保険適用外・自由診療であり、医療機関に所属する医師が行います

まとめ

毎月訪れる生理のたび、痛みが辛いと気持ちもブルーになりやすいですよね。生理痛が強いことは当然と我慢せず、今回ご紹介した薬の服用方法や、自分なりのセルフケアを取り入れてみてくださいね。毎月鎮痛剤を飲むほど症状が重い方は、低用量ピルが有効な場合もあります。婦人科やオンライン診療を利用して、医師に相談してみてくださいね。

コンドームの避妊率はどれくらい?避妊方法毎の避妊率を知ろう

避妊法としてもっとも一般的なものはコンドームですが、その避妊率がどのくらいか知っていますか?当記事では、コンドームをはじめとしたさまざまな避妊法の避妊率がどの程度なのかをご紹介しましょう。また、間違った避妊法について解説しながら、女性が自分の体を守るために覚えておきたい知識をお伝えします。

コンドームの避妊率はどれくらい?避妊方法ごとの避妊率のまとめ

現在、もっとも多く選ばれている避妊方法は、コンドームなのではないでしょうか。コンドームの避妊率とあわせて、コンドーム以外の主要な避妊方法とそれぞれの避妊率もあわせてチェックしていきましょう。

避妊方法①コンドーム

コンドームの避妊率は約85%です。コンドームは袋状になった薄いゴムでできており、男性器に装着して使用する避妊アイテムです。ドラッグストアやコンビニ、オンラインストアなどで気軽に購入できるため、もっとも広く採用されている避妊方法のひとつです。高い避妊率を誇るコンドームですが、コンドームを使っていても妊娠する可能性はあります。「避妊率が意外と低い」と思われる方が多いかもしれません。コンドームを使用してもなお妊娠する可能性がある理由は、正しい手順で使用していなかったり、そもそも正しい使い方を知らない方がいるからです。誤った使用方法で装着したり、有効期限が切れたものを使うと、装着中に破れる・外れるなどの事故が起こる可能性があります。その結果、避妊に失敗することも考えられます。ただし、正しく使用すると高い避妊効果が得られ、エイズなどの性感染症の予防もできます。

また、コンドーム無しの性行為での避妊は、できないものとして考えましょう。
詳しくは下記の記事で説明しているので、確認してみてください。

合わせて読みたい!関連記事

ゴムなしで避妊は絶対できない!「外出し(膣外射精)」は絶対NG!正しい避妊方法と成功率をチェック

2024.06.27

避妊方法②低用量ピル

低用量ピルは、「エストロゲン〈卵胞(らんぽう)ホルモン〉」と「プロゲステロン〈黄体(おうたい)ホルモン〉」が含まれたホルモン剤を女性が服用する避妊方法です。この2つのホルモンは、女性の月経と排卵をコントロールしています。低用量ピルを服用することで、排卵をおさえて妊娠を防ぎます。また、避妊のほかに、月経痛の改善や月経周期のコントロールなどもできることから、毎月生理痛に悩まされている女性が低用量ピルの服用を始めるケースも少なくありません。世界では、低用量ピルを飲んでいる女性がたくさんいます。低用量ピルの避妊率は99.7%ほどと、女性が毎日飲むことで高い効果が期待できます。低用量ピルの避妊効果などの詳しい内容は、こちらの記事もご覧ください。

合わせて読みたい!関連記事

低用量ピルの避妊率は?避妊効果やいつから効果が出るのかを解説!

2024.06.27
合わせて読みたい!関連記事

避妊方法にはどんな種類がある?ピルも避妊手段の1つ

2024.06.27

避妊方法③IUD(子宮内避妊具)

IUD(子宮内避妊具)は、T字型のプラスチック製の小さな避妊具を、女性の子宮の中に装着して使用する避妊方法です。子宮内に異物があると妊娠しにくいことがわかっており、IUDによって精子の運動を阻害したり、子宮内膜に軽い炎症を起こして受精卵を着床しにくくしたりします。装着は医師が行う必要がありますが、一度装着すれば数年間はそのままで避妊効果が持続するという特徴があります。女性が自ら行える避妊方法という点で低用量ピルと共通しますが、低用量ピルは飲み忘れることが考えられるのに対して、IUDはそのような心配が不要です。避妊率も95%と高いですが、長期的に使用することが前提の避妊方法で、短期間だけ避妊したい場合などには不向きです。また子宮の入口が狭かったり、出産の経験がなかったりすると、装着しづらいことがあります。

避妊方法④IUS(子宮内避妊システム)

IUD(子宮内避妊具)と同じT字型の避妊具から女性ホルモンが放出されるのが、IUS(子宮内避妊システム)です。「ミレーナ」という名称を、テレビやインターネットなどで耳にしたことがある人がいるかもしれません。IUSでは「プロゲステロン〈黄体(おうたい)ホルモン〉」と呼ばれる女性ホルモンが放出され、それによって子宮内膜が薄くなり、受精卵の着床を阻害して避妊する仕組みです。IUDと同じように、装着すれば数年間と長期的に避妊でき、99.9%と高い避妊率を期待できます。ただし、IUSもIUDも装着と除去は産婦人科の医師が行う必要があり、装着した後は正しい位置にあるか定期的に医師によって確認する必要があります。

避妊方法⑤避妊手術・不妊手術

避妊手術(不妊手術)は、妊娠できないように手術する避妊方法です。女性または男性が、手術を受ける方法があります。女性に行われる手術では、卵子が通る卵管をふさいで卵子と精子が出会わないようにします。男性への手術では、精巣から精子が通る精管をふさいだりカットしたりします。他の避妊方法とは違い「今は避妊して、子どもが欲しくなったら避妊を解消したい」という方には不向きで、「一生子どもは望まない」という人や、すでに子どもがいて「これ以上は子どもを作らない」と決めたカップルが選択する避妊方法です。手術を受けるという点でハードルが高くなりますが、手術後は99.5%と高い避妊率が期待できます。

避妊方法⑥アフターピル

「避妊していたけれど、コンドームが外れてしまった」「避妊せずに性交した」といった場合に、女性が性交後に飲んで避妊するのがアフターピルです。緊急避妊薬、緊急避妊ピル、アフターモーニングピルなどともいいます。多量の女性ホルモン剤でできており、受精卵の着床や排卵を遅らせることなどで妊娠を回避します。服用するのは性交してから72時間以内で、97%以上の避妊率が得られます。服用するタイミングが早いほど避妊効果が高まり、72時間を過ぎたとしても、120時間以内に服用すれば一定の妊娠阻止率があるといわれています。「妊娠したらどうしよう」と次の生理がくるまで不安を抱えているのは、大きなストレスです。少しでも不安があるなら、早めに医師に相談するといいでしょう。

避妊法については、こちらの記事もぜひご覧ください。

合わせて読みたい!関連記事

正しい知識を学ぼう!
世の中の様々な避妊法について

2022.10.06

コンドームは避妊率が低い?やってはいけない・間違った避妊方法

コンドームは最も広く利用されている避妊方法ですが、避妊率は約85%と決して高くありません。また巷にあふれる避妊方法にも、正しくない情報が多くあります。そこで、やってはいけない誤った避妊方法をチェックしましょう。

避妊方法①安全日に避妊せず性交する

「安全日だから避妊しなくても大丈夫」と、安易に判断するのはNGです。女性は基礎体温を測って排卵日を予測することができます。しかし女性の体は、そのときの体調やストレスなどによって変化するものです。そもそも「妊娠しない安全日」というものは存在せず、「安全日だから避妊しなくてもいい」というのは間違っています。妊娠を望まないなら、どんなときでも避妊することを忘れないようにしましょう。パートナーに「安全日はいつ?」と聞かれても「安全日はないから、しっかり避妊しよう」と話しあえる関係が理想的です。

避妊方法②膣外射精

男性が射精の直前に男性器を膣から抜いて、膣の外で射精することを「膣外射精」といいます。巷では「外出し」といわれる方法です。しかし膣の外で射精することに成功しても、射精する前から少しずつ精液が漏れ出ているため、男性が射精を完全にコントロールすることはできません。そのため膣外射精は、避妊法とはいえないのです。膣外射精に頼らず、コンドームや低用量ピルなど、きちんとした避妊方法を取り入れるようにしましょう。

避妊方法③生理中の性交

「生理中は妊娠しない」などと聞いたことがある人もいるでしょう。それを信じて「生理中にセックスすれば避妊しなくても大丈夫」と思いこむのは危険です。確かに、生理中は排卵は起こりません。しかし精子は長いと1週間近く生きる可能性があり、生理後すぐに排卵した場合は妊娠する可能性があるのです。そのため、生理中だからといって絶対に妊娠しないとは言い切れません。また生理中はわずかな刺激でも傷つきやすく、傷からウイルスや細菌が入るリスクがあり、性感染症につながりかねません。さらに排出されるべき経血が逆流し、子宮内膜症を発症することもあります。生理中の性交には、さまざまなリスクがともなうことを忘れずにいましょう。

避妊方法④ビデやシャワーで膣を洗浄する

性交後にビデやシャワーを使って膣の中を洗い流すことで妊娠を防げるといわれることがありますが、これは避妊方法ではありません。精子はすぐに膣の中に入っていくため、性交後に膣を洗っても意味がないのです。また膣を自分で洗うと、雑菌が入って炎症を引き起こすリスクもあります。

コンドームの避妊率はピルと併用で上がる可能性がある|ピルのオンライン処方ならメデリピル

広く利用されているコンドームは、避妊率が高いわけではありません。そこでおすすめなのが、低用量ピルとコンドームを併用する方法です。低用量ピルは避妊率が高い方法ですが、性感染症を予防できません。コンドームとあわせて使うことで、避妊と性感染症予防の2つの高い効果を期待できます。

ただ、ピルの服用経験がなく、ピルを飲んでみたいけど、安心して信頼できる方法で始めたいという方に、オンラインピル診療・処方サービスのメデリピルがおすすめです。
メデリピルでは、現役の産婦人科医が診療から処方までをオンライン上で行い、自宅にピルが届くので、オンラインでも安心してピルを始めることができます。
メデリピルでは、ご自身に合ったピルを医師と相談しながら決めることができ、サービス利用期間中であれば診療代はずっと無料なので、服用中の不安なことや悩みを、いつでも医師に相談することができるサポート体制が整っています。
また、低用量ピル定期便 ※1 の場合、初月ピル代0円 ※2 で始めることができます。まずは試してみたい!という方におすすめです。

※1 3シート目受け取りまで解約不可
※2 別途送料550円

メデリピルは、いつでもスマホから簡単に受診できる、「誠実」と「続けやすい」を大事にしたオンラインピル診療サービスです。初月ピル代無料、診療代はずっと無料。国内最安クラスで提供しています。
※医師の診療時に処方された場合、最低3シートは服用いただいた上でご自身に合っているか判断していただきたいため、3シート目受け取りまでは解約は不可となります

メデリピルについて詳しく知る
→低用量ピルの料金について詳しくはこちら

メデリピルの5つのこだわり

1ヶ月無料のお試し期間

ピル初心者の方でも安心して服用いただけるよう、低用量ピルは初月無料でお届けします。
※医師の診療時に処方された場合、最低3シートは服用いただいた上でご自身に合っているか判断していただきたいため、3シート目受け取りまでは解約は不可となります

診療担当するのは現役の産婦人科医

専門的な知識を持った現役産婦人科医が診療を担当をするので、生理やカラダに関する不安や疑問を安心して相談することができます。

何度でも診療・再診無料

服用中の体調や副作用など、産婦人科の専門医にいつでも気軽にご相談ください。

予約から診療までLINEで簡単

診療予約や、予約日・配送日やプラン変更など、LINE一つで行うことができます。

正しい知識をお届け

ピルや女性のカラダに関する知識を定期的にお届けしています。

※メデリピルは医療機関とユーザーを繋ぐプラットフォームです
※診療やピルの処方等は保険適用外・自由診療であり、医療機関に所属する医師が行います

低用量ピルについての詳しい情報は、ぜひこちらもご覧ください。

合わせて読みたい!関連記事

低用量ピルの避妊効果は99.7%|避妊効果を得るためには?

2024.06.27
合わせて読みたい!関連記事

ピル服用中でもコンドームは必要!その意外な理由とは?

2024.06.27

正しい避妊方法で自分の体を守って

さまざまな種類がある避妊方法ですが、その中には避妊率が高くないものや、実は避妊とは呼べないものもあります。女性が自分の体を守るためには、まず避妊に関する正しい知識を身につけることが大切です。そのうえで、低用量ピルなど、自分に合った避妊方法を利用していきましょう。