ファボワール28とはどんな低用量ピル?効果・副作用、用法用量、飲み方など基本情報を徹底解説

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更新日:2026.04.16
ファボワール28とはどんな低用量ピル?効果・副作用、用法用量、飲み方など基本情報を徹底解説

ファボワール28は、避妊を目的として服用される低用量ピルのひとつで、先発薬「マーベロン」と同じ有効成分を含む後発医薬品です。避妊効果だけでなく、生理痛の緩和や出血量の減少、ニキビの改善などの副効用が期待できることから、多くの方に選ばれています。

しかし、「どんな仕組みで避妊できるの?」「副作用はある?」「正しい飲み方は?」といった疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。

ここでは、ファボワール28の基本情報として、効果や副作用、正しい飲み方、飲み忘れたときの対処法、服用時の注意点などをわかりやすく解説します。これから低用量ピルの服用を検討している方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

ファボワール28とは?

ファボワール28は、デソゲストレル(黄体ホルモン)とエチニルエストラジオール(卵胞ホルモン)を主成分とする低用量ピルです
卵胞の発育を抑えて排卵を防ぐほか、子宮内膜の肥厚抑制や子宮頸管粘液の性状変化により、精子の通過を妨げることで妊娠を防ぎます。主に避妊目的で用いられます。

ファボワールには2種類あり、最後の7錠がプラセボで構成されているファボワール28と、すべてにホルモンの配合された実薬のみで構成されたファボワール21があります。

ファボワール28の服用サイクルのイメージ

iファボワール「21」との違いって?

ファボワール28と21の大きな違いは、「偽薬(プラセボ)」があるかないかという点です。薬に含まれる有効成分の量や、避妊の効果自体には全く違いはありません。

ファボワール21は、シートに含まれる21錠すべてがホルモン配合の実薬です。21日間飲み続けたあと、次のシートを飲み始めるまでに「7日間の休薬期間(お休みする期間)」を自分で設ける必要があります。

一方でファボワール28は、21錠の実薬に加えて、成分の入っていない「偽薬(プラセボ)」が7錠セットされています。休薬期間を作らずに毎日1錠ずつ飲み続けるだけで、自然に休薬期間と同じ状態が作れるようになっています。飲み忘れが不安な方は、毎日飲む習慣を維持できるファボワール28を選ぶのが安心ですよ。

ファボワール28の副作用

ファボワール28を服用すると、ホルモンバランスの変化によって副作用が現れることがあります。多くの場合は一時的なもので、服用を続けるうちに軽減していくことがほとんどです。

ファボワール28のよくある副作用のイメージ

一方で、まれではありますが血栓症などの重大な副作用が起こる可能性もあるため、気になる症状がある場合は早めに医療機関へ相談することが大切です。

血栓症の兆候のイメージ

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他の低用量ピルとの違い

ファボワール28は、先発品のマーベロンと同様の有効成分でありながら後発品のため安価で購入ができます
デソゲストレルという黄体ホルモンと、エチニルエストラジオールという卵胞ホルモンを主成分とし、第三世代のピルに分類され、ホルモン量が一定の1相性となります。

ファボワール28の効果、服用が向いている方

マーベロンよりも安価で購入可能なファボワール28ですが、後発品でありながらもさまざまな効果を持っています。
効果別に見ていきましょう。

避妊

ファボワール28の使用目的は避妊のため、規則正しい服用で高い避妊効果を得ることができます
卵胞の発育・排卵を抑制し、子宮内膜が厚くなるのを防ぐことによって着床を阻害します。
また、子宮頸管粘液を変化させて精子が侵入しても子宮へ届かないようにする作用によって妊娠を阻止することができます。

生理痛の緩和

前述の避妊の仕組みにもあったように、子宮内膜の増殖を防ぐため、子宮内膜を薄く保つことができます。生理痛は厚くなった子宮内膜が剥がれ落ちる際に起こる収縮運動で痛みが発生するため、子宮内膜が薄ければ必然的に痛みも少なくなります。
また、剝がれ落ちる子宮内膜の量も減るため、出血量も減らすことができます。

肌荒れの改善

ファボワール28の主成分である「デソゲストレル」という黄体ホルモンには、男性ホルモンを抑制する効果があることから皮脂の分泌を抑制する働きがあります。そのため、ニキビや肌荒れの防止、多毛症の改善などの副効用も期待できます。

ファボワール28の飲み方

ファボワール28は、毎日1錠を同じ時間に服用します。
28錠タイプは、21錠が実薬、7錠がプラセボ(偽薬)で構成されています。
生理開始から5日以内に飲み始め、毎日1錠を28日間連続で服用します。
最後の7錠は有効成分が含まれていないプラセボ(偽薬)となるため、プラセボ服用中が休薬期間ということになります。
休薬期間に生理(消退出血)が起こるため、自身のライフスタイルや飲みやすい方を選びましょう。

用法・用量

ファボワール28を正しく服用するためには、1日1錠を毎日決まった時間に、シートの番号順(矢印の方向)に沿って飲むことが基本です

飲み始めるタイミングは、原則として「生理の第1日目」からスタートします。1シートは28日間で構成されており、まず21錠の「実薬(白い錠剤)」を飲み終えた後、続けて7錠の「プラセボ(緑色の偽薬)」を服用します。このプラセボを飲んでいる7日間が実質的な「休薬期間」となり、通常はこの期間中に生理(消退出血)が始まります。

大切なポイントは、28錠すべてを飲み終えたら、たとえ生理が続いていたとしても、翌日から新しいシートの1錠目を必ず飲み始めることです。このリズムを繰り返すことで、安定した避妊効果を維持することができます。

ファボワール28を飲み忘れたときの対処法

ファボワール28はすべての錠剤に同じ量のホルモンが含まれている1相性のピルです。
もし、飲み忘れが生じた際は、飲み忘れた日数で対処法が変わります。

1日(1錠)分を飲み忘れたとき

飲み忘れに気づいたのが前回から24時間程度であれば、気づいた時点ですぐに忘れた分の1錠を服用してください。その日の分は、いつもの決まった時間に予定通り服用します。

この場合、一時的に「1日2錠」飲むことになりますが、体に問題はありません。また、1錠の飲み忘れであれば、避妊効果は基本的に維持されるので安心してください。その後はまた、毎日同じ時間に忘れず飲み続けるよう心がけましょう。

2日(2錠)分を飲み忘れたとき

2日連続で飲み忘れ、前回の服用から48時間以上が経過してしまった場合は、避妊効果が低下しているため注意が必要です。気づいた時点で直近の飲み忘れ分(1錠)だけをすぐに服用し、当日分の1錠はいつもの時間に服用します

3日以上(3錠以上)飲み忘れたとき

3日以上飲み忘れた場合、現在のシートを服用し続けても避妊効果は期待できません。服用は一度中止し、それ以前の忘れた分については、飲まずに破棄するか、医師に相談してください。再開については、次の生理が始まった日から「新しいシート」を使い始めます。

また、この周期は避妊効果が不安定になっているため、その後7日間連続で正しく服用できるまでは、性交渉を控えるか、コンドームなど他の避妊法を併用するようにしましょう。

不安や気になることがある場合は、一人で抱え込まず、医師に相談してくださいね。

ファボワール28服用時の注意点

ファボワール28を服用する上で押さえておきたい注意点を紹介します。

副作用が出ることがある

ファボワール28に限らずですが、ピルの飲み初めにはマイナートラブルと呼ばれる副作用が出ることがあります。
頭痛や吐き気、不正出血や下腹部痛など人によって個人差はありますが、飲み続けることで改善していくことがほとんどです
これらのほかに、急な呼吸苦、手足の腫れ・しびれ、激しい頭痛、舌のもつれなどが生じた際にはピルの副作用でも最も重要な副作用である「血栓症」の可能性があるため、直ぐに病院を受診してください。

服用できない人がいる

ファボワール28を含むピルはすべての人が服用できる薬ではありません
以下に当てはまる場合は、服用ができない可能性があります。

  • ・BMI30以上の肥満体質
  • ・35歳以上で1日15本以上の喫煙習慣がある
  • ・高血圧
  • ・妊娠中
  • ・前兆(目の前がキラキラする、光が走るなど)のある片頭痛もち など

 

iファボワール28の服用が難しい場合の特徴

以下に該当する方は、血栓症のリスクが高まったり、持病が悪化したりする恐れがあるため、ファボワール28の服用が難しい、あるいは専門医による慎重な判断が必要となります。

ファボワール28の服用がむずかしい方の画像

飲み忘れない

ファボワール28は避妊効果を持つピルのため、飲み忘れが生じると正しい避妊効果を得られなくなってしまう場合があります。
飲み忘れがあった間に、性交渉があると妊娠の可能性も出てくるため、飲み忘れないように心がけましょう

定期的に健診を受ける

ファボワール28を含む低用量ピルには、少なからず血栓リスクが存在します
そのため、ピルの服用がない人に比べて血栓ができやすいとされています。
体調に変化を感じて病院を受診した際には低用量ピルを服用していることを医師に伝えましょう。また、低用量ピル服用中に肝臓の値が悪くなることがあります。
いち早く発見するためにも、半年から1年に1回は病院で健康診断を受けましょう。

医師の診療のもと処方してもらう

ファボワール28などのピルは、日本国内において医師の診療・処方が必要な薬です。

海外サイトなどを利用した個人輸入のピルは購入しないようにしましょう。日本ではピルは医師の処方が必要な医薬品であり、個人輸入で購入した薬によって重い副作用や健康被害が起きた場合、国の「医薬品副作用被害救済制度」の対象になりません
本来この制度は、副作用による入院や治療が必要になった際に医療費などの給付を受けられる公的制度ですが、個人輸入では適用外となり、治療費はすべて自己負担になります。安全に服用するためにも、医療機関やオンライン診療を利用して処方を受けるようにしましょう。

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ファボワール28の値段

ファボワールは避妊を目的とした自由診療の薬で、1シートあたりの価格は約2,500〜3,500円程度が目安といえるでしょう。医療機関によっては、薬代のほかに初診料や再診料、処方料などが別途加算されるのが一般的です。

iファボワール28はメデリでも取り扱いあり

メデリピルでは、通院の手間を省きながら、続けやすい価格でファボワール28を提供しています。

・12シートおまとめ便:1シートあたり1,684円(税別)
・6シートおまとめ便:1シートあたり2,137円(税別)
・1シート定期便:1シートあたり2,700円(税別)

メデリピルは、「初回の1シート代が0円(※送料別)」かつ「診療代が何度でも無料」です。送料(550円)を含めても、病院へ行く交通費や待ち時間を考えると、非常にコストパフォーマンス良く継続できる仕組みになっているため、ぜひお気軽にご相談くださいね。
※おまとめ便なら送料も無料になるため、さらにお得に利用可能です。

低用量ピル料金詳細

ファボワール28服用前に必要な検査・確認事項

ファボワール28を安全に服用するためには、服用前にいくつかの健康状態を確認する必要があります。低用量ピルは比較的安全性の高い薬ですが、体質や既往歴によっては服用できない場合や注意が必要な場合もあるためです。
そのため、医療機関では主に次のような確認が行われます。

問診・血圧測定・内診

ファボワール28を処方する前には、問診や血圧測定などの基本的な健康チェックが行われます。問診では主に次のような内容を確認します。

  • ・年齢
  • ・喫煙習慣
  • ・持病の有無
  • ・血栓症の既往歴
  • ・生理の状況

また、低用量ピルは血栓症のリスクに関わる薬のため、血圧の測定も重要です。医療機関によっては、必要に応じて

  • ・内診
  • ・血液検査
  • ・超音波検査 などを行うこともあります。

服用中の薬やサプリメントの有無

現在服用している薬やサプリメントがある場合は、必ず医師に伝えることが大切です。以下のような一部の薬は、低用量ピルの効果に影響を与える可能性があります

ピルとの併用に注意すべき薬とサプリのイメージ

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ファボワールに関するよくある質問

ここでは、ファボワールに関するよくある質問にお答えします。ぜひ参考にしてみてください。

ファボワール28の緑の錠剤は飲まないでいい?

飲まなくても避妊効果に影響はありませんが、毎日飲む習慣をつけるためにも、飲んだほうが良いでしょう。ファボワール28の最後にある7錠の緑色の錠剤は「プラセボ(偽薬)」と呼ばれ、薬の成分が一切入っていない、いわば「飲み忘れ防止用」の錠剤です。

成分が入っていないため、飲んでも飲まなくても体への影響は同じですが、飲む習慣を止めてしまうと、新しいシートへの切り替え日(29日目)を忘れてしまうリスクが高くなります。ピルで最も避妊に失敗しやすいのは「新しいシートの飲み始め」です。リズムを崩さないためにも、緑色の錠剤も順番通りに飲む習慣をつけておきましょう

ファボワール28で生理をずらすのは可能?

服用期間を調整して生理(消退出血)をずらすことは可能です。ファボワールは実薬のホルモン量が均一なため調整しやすい特徴がありますが、自己判断で行うのは避けましょう。飲み方を変えると避妊効果が不安定になったり、予定日に不正出血が起きたりするリスクがあるためです。

また、生理を遅らせるには予備のシートが必要になる場合もあります。大切な予定に合わせて確実に調整したい方は、まずは医師に相談し、適切なスケジュールの指示を受けるようにしてください

ファボワール28を正しく活用しよう

ファボワール28には避妊以外にもたくさんの副効用があり、21錠と28錠の2タイプでライフスタイルに合わせた服用ができることがわかりました。
現在、妊娠を希望していない方はコンドームに加えてファボワール28などの低用量ピルで避妊をすることが理想的です。また、おとなニキビに悩んでいる場合にもファボワール28の主成分であるデソゲストレルが効果がある可能性があります。
規則正しく服用し、ファボワール28の効果を最大限得て、快適に過ごしましょう

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監修者

六本木レディースクリニック医師

波羅 友里恵

2013年杏林大学医学部卒業後、慶應義塾大学病院で研修。 愛育病院、国立成育医療センターを経て、2018年より六本木レディースクリニックで不妊治療を行う。 現在は六本木レディースクリニック非常勤。
2024年よりメデリピルにてオンライン診療によるピル処方や、mederi magazineの記事監修を担当。

不定期で企業講演を行う。主に卵子凍結や、体外受精、治療に対する会社のサポートについて発信

※1 初月無料は低用量ピルのみ対象となり、別途送料550円(税込)かかります

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