ピル服薬中にアセトアミノフェンを飲んでしまったらどうなる?注意が必要な薬を紹介

低用量ピルの服用中に頭痛や腹痛がひどいと市販の鎮痛剤(痛み止め)で痛みを和らげたいという方も多いのではないでしょうか。
しかし、鎮痛剤に配合されている鎮痛成分によっては低用量ピルとの併用に注意が必要なものもあるため、詳しく説明していきます。

低用量ピルと鎮痛剤を併用しても大丈夫?

結論、低用量ピルと鎮痛剤を併用しても問題ありません。
市販薬として売られている、ロキソニンも併用可能です。
ただし、鎮痛剤に含まれている成分によっては注意しなければなりません。
特に、「アセトアミノフェン」という成分は、低用量ピルの作用を増強させて副作用が出やすくなり、反対にアセトアミノフェンの作用を弱めてしまうといわれています。低用量ピルとの併用自体は禁止されていませんが、併用する場合には薬剤師や医師に確認しておくとよいでしょう。

低用量ピルと併用する際に注意が必要な薬

先ほど説明した「アセトアミノフェン」以外にも、低用量ピルとの併用で注意が必要な薬があります。
低用量ピルを服用する上で知っておきましょう。

【併用後の変化一覧】

低用量ピルの効果が

弱まる薬

低用量ピルの効果が

強まる薬

低用量ピルと併用すると

効果が弱まる薬

低用量ピルと併用すると

効果が強まる薬

抗てんかん薬 フルコナゾール モルヒネ(医療用麻薬) 三環系抗うつ薬
抗結核薬 ボリコナゾール Gn−RH誘導体(子宮内膜症等の治療薬) ステロイド(肺炎、アレルギー疾患などの治療薬)
HIV治療薬 イトラコナゾール スルフォンアミド系薬剤(抗菌薬) シクロスポリン免疫抑制剤)
ボセンタン(肺高血圧の薬) 抗てんかん薬 セレギリン塩酸塩
(パーキンソン病の治療薬)
モダフィニル(精神刺激薬) 血糖を下げる薬 テオフィリン(ぜんそく治療薬)
抗生物質(細菌感染症の治療薬など) オメプラゾール(胃酸抑制薬)

低用量ピル服用中に注意が必要な飲食物

低用量ピルを服用する上で、注意が必要なのは薬だけではありません。
薬と同じように一部の食べ物や飲み物も低用量ピルの服用中に摂取することで、低用量ピルの効果が十分に発揮できないことがあるのです。
以下で詳しく説明していきます。

お酒(アルコール)

低用量ピルはアルコールと同じように肝臓で分解されます。そのため、アルコールを同時に摂取してしまうと、肝臓はアルコールの分解を優先的に行うことから、低用量ピルの成分の分解に遅れが生じてしまうことがあります。
最終的に低用量ピルの血中濃度が上がることで効果が増強してしまい、副作用が強く出ることもあります。
このような事態を避けるためにも、アルコールを摂取する場合には時間を空ける、適量にとどめるを意識しておくとよいでしょう。
また、低用量ピルをアルコールで服用することはやめましょう。

炭酸水

炭酸水には名の通り、炭酸=気泡が含まれています。この気泡が低用量ピルの吸収に影響を及ぼすとされています。
低用量ピルを服用する際には、同じ水であっても炭酸の入っていない水で飲むようにしましょう。

グレープフルーツ(ジュース含む)

グレープフルーツには、フラノクマリンという成分が含まれていますが、この成分が酵素の働きを阻害することから、低用量ピルに限らずさまざまな医薬品で併用に注意が必要になります。
薬の効果が増強する可能性があるので、低用量ピルと一緒に摂取しないようにしましょう。

カフェイン(コーヒー・お茶など)

カフェインは低用量ピルと同時に摂取することで、カフェインの血中濃度が高くなる可能性があるといわれています。
ただし、先ほど紹介してきた飲食物と比較すると、そこまで気にしすぎなくても問題ありません。
今はノンカフェインのコーヒーやお茶も増えているので、控えられるときはノンカフェイン飲料を選んでみることを意識してもよいでしょう。

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まとめ

ピルを継続服用していて体調を崩した場合、薬を併用できるのかどうか不安になりますよね。
しかし、病院を受診した際に、医師にピルを服用していることを伝えておけば、事前に飲み合わせを考慮して薬を処方してもらえるので安心して服用することができます。
アセトアミノフェン以外の薬剤においても医師や薬剤師へピル服用中の旨を伝えることは大切になるため、必ず確認してから併用するようにしてください。
自己判断はせずに、正しい用法を守って治療していきましょう。

授乳中にピルは飲めない?お母さんと赤ちゃんのために知っておきたいピルと母乳の関係性

産後にピルを再開したいけど、授乳中にピルを飲むことで赤ちゃんに影響はないのか母として気になるところです。ここでは、ピルを飲むことでどのような影響が起きるのかを詳しく説明していきます。

ピルとは?

ピルとは、黄体ホルモン「プロゲステロン」と卵胞ホルモン「エストロゲン」の2種類の女性ホルモンが含まれた錠剤のことです。長期的な避妊や生理痛軽減に効果があり、世界中で多くの女性に服用されています。

ピルとは?

ピルとは、黄体ホルモン「プロゲステロン」と卵胞ホルモン「エストロゲン」の2種類の女性ホルモンが含まれた錠剤のことです。長期的な避妊や生理痛軽減に効果があり、世界中で多くの女性に服用されています。

授乳中にピルを飲むとどうなる?

授乳中にピルを飲むと、お母さんと赤ちゃんそれぞれに影響が出る可能性があります。

ピルがお母さんに与える影響

ピルにはエストロゲンという卵胞ホルモンが含まれており、このホルモンの影響で母乳の量が減ったり質が悪くなったりする可能性があります。場合によっては、母乳が完全に止まり授乳ができなくなってしまうこともあります。
そのほかに気をつけるべきなのは、血栓症です。出産は多量の出血を伴うため、普段以上に体内の血液凝固作用が働いている状態になります。その分血栓もできやすく、妊娠中〜産後は血栓症の発症リスクが高くなっています。ピルに含まれるエストロゲンという卵胞ホルモンにも血液凝固作用があるため、産後すぐピル服用を再開すると血栓症リスクがさらに高まってしまうのです。
産後すぐ授乳を始める方も多いかと思いますが、ピルを再開する際は医師から問題がないことの指示があってからはじめましょう。

ピルが赤ちゃんに与える影響

授乳中はピルの服用を控える必要があります。なぜなら、お母さんがピルを飲むと母乳にもその成分が混入し、最終的に赤ちゃんの体内に入ることになるからです。生まれたばかりの赤ちゃんは体内に入ってきたピルの成分を上手に分解できない可能性があり、黄疸や乳房肥大が生じることもあるとされています。

ピルは産後いつから飲んでいい?

産後のピルの服用は、母乳育児をしている場合としていない場合で変わってきます。
それぞれ見ていきましょう。

母乳育児をしている場合

授乳において母乳を与えている場合は、一般的に産後6か月経過していて医師が許可を出せばピルの服用を再開できるとされています。しかし前述の通り、ピルを服用しながら母乳での授乳を行うと赤ちゃんにもピルの成分が行き渡ってしまう可能性があります。そのため、授乳が終了するまではピルの服用を控えておいた方がより安全だといえます。
なお、自己判断でピルの服用を再開すると血栓症リスクが上がってしまう可能性もあるため、服用を再開したい場合は一度医師に相談しましょう。

母乳育児をしていない場合

授乳において母乳ではなく粉ミルクなどを与えている場合、母乳を使用することがないため、母乳育児している場合に比べて早期にピルの服用を再開することができます。具体的には、産後3〜6週間経過すれば服用が可能とされています。しかし母乳育児をしていない場合でも、産後直後で血栓症リスクが上がっていることに変わりはありませんので、服用再開を検討している場合は必ず一度医師に相談するようにしましょう。

授乳と生理の関係性

授乳をしている期間は生理が止まるとされていますが、これは、母乳を作るために体内で分泌されるプロラクチンというホルモンが、排卵を抑制するためです。授乳を終えてしばらくすると生理が再開するとされていますが、これには個人差があり、授乳中に生理が再開する人もいます。
また、かつて出産前に悩んでいた生理不順や重い生理痛が、出産後の生理で解消していたという場合もあります。このように、産後の生理が始まる時期やその様子は人それぞれです。すぐに生理が再開しなくても心配せず、何か不安なことがあれば医師に相談してみましょう。

産後に控えたほうが良いこと

まず、出産を経て体はかなり傷ついているため、産後1か月は性交渉を控えるようにしましょう。この期間に性交渉を行ってしまうと、会陰部に痛みを感じたり、体外から雑菌が侵入し感染症にかかったりする可能性があります。
また、同様に飲酒や喫煙を再開するのも控えましょう。授乳中の場合、母乳を通して赤ちゃんに影響を与えることになります。アルコールによって赤ちゃんが発育不全を起こす可能性があり、たばこにはさまざまな悪影響がありながらも特に乳幼児突然死症候群(SIDS)のリスクが増大するため、どちらも授乳を優先して控えるようにしてください。

授乳中に避妊をしたい場合は?

産後ある程度の期間が経過して避妊ありの性交渉を行いたい場合は、もしまだ生理が再開していないとしても、それまでと同じく適切な方法で確実に避妊を行うことが必要です。基本的に授乳中は排卵が止まるとされていますが、生理再開前に排卵が起きていることがあり、妊娠する可能性は十分にあるといえます。

母乳育児をしている方が避妊方法としてピルを使用するのは、お母さん・赤ちゃん双方にとってあまり良くないので、コンドームや、今後はずっと避妊希望jの場合はミレーナ(子宮内避妊器具)を使用するのが現実的です。
母乳育児をしていない方は、コンドームやミレーナのほか、生理再開後であれば産後3〜6週間経過後を目安にピルを服用することができます。ただしピルを使用する場合は、血栓症リスクなども考慮する必要があるため、服用開始前に必ず医師に確認するようにしましょう。

まとめ

今回の記事では、ピルと授乳の関係性について解説しました。ピルは母乳やその母乳を飲む赤ちゃんに影響を与えるため、十分注意が必要です。また、産後は血栓症リスクが高まっているため、ピルの服用については慎重に検討していくことが大切です。ピルと授乳について何か不安なことがあれば、まずは医師に相談してみましょう。

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ピルを貰いに行けない時はどうすればいい?時間がない人にもおすすめの購入方法を紹介

今回の記事では、ピルや避妊に関する悩みの相談方法や相談窓口について紹介します。もしも今あなたが何か悩みを抱いている場合には無理に抱え込まず、ぜひ相談窓口の利用を検討してみてください。

ピルを貰いに行けない理由

病院にまでピルを貰いに行けない理由は人それぞれ異なり、たとえば以下のようなものが考えられます。

仕事や学校が忙しい

平日は仕事や学校があり、病院に行く時間がなかなか取れないということもあるかもしれません。平日の仕事終わりに行こうとしてもすでに病院が閉まっていたり、休日に行こうとしても病院が休みだったりする場合もあります。

病院の予約が埋まっていた

仕事や学校で先の予定が読めないと、予約がしづらく予定調整が難しいところです。
また、予約制の病院の場合、前日や当日に病院に行ける時間ができても、直近の日付では予約が埋まっていて受診を諦めるというケースも少なくはありません。

体調が悪い・ケガをしている

体調を崩していたりケガをしていたりする場合、家を出て病院まで向かうのが辛く感じられることもあるでしょう。そのようなときに限ってピルが切れてしまいそうだと、どうしても不安な気持ちになってしまいますよね。

ピルを貰いに行けない時の対処法

ではピルを貰いに行けない場合は、一体どのようにすればいいのでしょうか?ここでは、そのような困った時におすすめの対処法をいくつか紹介します。

土日祝日も開いている病院を探す

平日は仕事や学校などがあって病院に行けないという場合は、土日祝日に開いている病院を探してみましょう。自身のライフスタイルに合った病院を見つけられると、ピルの服用も続けやすくなるかもしれません。

オンライン診療サービスを利用する

オンライン診療サービスであれば、オンライン上で医師からピルの処方を受けることができ、薬局に受け取りに行かずとも自宅まで届くので、時間がなくて病院にまでピルを貰いに行けないという人でも安心です。

複数シートまとめ買いを活用する

病院やオンライン診療サービスを通じてピルを購入する際、数か月分のシートをまとめ買いできることがあります。まめに病院にまでピルを貰いに行けない場合でも、数か月に一度ピルをまとめ買いすれば良いので、かなり負担を減らすことができます。
おまとめプランにすることで送料やピル代が割引になる場合もあるため、自分の飲むピルが決まっている方はぜひ活用してみてください。

オンライン診療なら病院に行かなくてもいい?

オンライン診療サービスを利用してピルを購入していても、定期的にがん検診や血液検査などを受ける必要があり、その都度病院に行くことが必要です。オンラインでピルを処方してもらっているから一切病院に行かなくてよいというわけではないので注意しましょう。

がん検診

ピルを飲んでいると乳がんと子宮頸がんのリスクが若干上がる可能性があるとされています。これらのがんは、特に若いうちは進行が早く早期発見が重要になるため、定期的に検査を受けるようにしましょう。

血液検査

ピルの副作用の一つには、血栓症のリスク向上があります。血栓ができているかどうかは、血液検査でDダイマーという物質の値を調べることによりわかります。血栓症が疑われる症状がある場合は、産婦人科でDダイマーの数値を含んだ検査をしてもらえるため、必要に応じて血液検査も忘れずに受けましょう。

病院とオンライン診療サービスを上手に併用しよう

病院までピルを貰いに行けないという場合は、オンライン診療サービスを活用してみましょう。病院で定期的に検診を受けつつ、オンライン診療サービスを利用することで、無理せずにピルの服用を続けていけるかもしれません。

まとめ

今回の記事では、病院にまでピルを貰いに行けない場合の対処法について解説しました。病院だけでなくオンライン診療サービスも活用することで、ピルを貰いに行けない場合でも、無理なく服用を継続することができます。なお、健康を保ちながらピルの服用を続けるためにも、病院での定期検診は忘れずに受けるようにしましょう。

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アフターピル服用後、いつから性行為が可能?注意点は?【医師監修】

アフターピルで緊急避妊を行ったあとは、いつから性交渉が可能になるのでしょうか。
意外と知らないアフターピル服用後の注意点や疑問点を解説していきます。

アフターピル服用後、いつから性行為が可能?

アフターピルは低用量ピルと比べると含まれるホルモン量が多いことから1錠で避妊することができます。
80%の女性では、アフターピルの避妊効果が服用した日から数日は持続した状態といわれているものの、すべての人がそうでなかったり、次第に効果は薄れていってしまうためアフターピルを飲んだから避妊しなくてもよいわけではありません。
アフターピルの1錠は緊急避妊が必要になった際の性交渉の避妊の役割を果たすため、その後の性交渉の避妊も継続的に行えるわけではないのです。
アフターピル服用後は消退出血が起こることによって避妊に成功したかどうかが判別できるため、出血があるまでは性交渉は控えるようにしましょう。

アフターピル服用後の避妊方法

前述にて、アフターピル服用後は消退出血があるまで性交渉を控える必要があることがわかりました。
一方で、性交渉ができるようになってからの避妊方法について紹介していきます。

コンドームを使う

最も一般的な避妊方法としてコンドームを使用するという方法があります。
薬局やドラッグストアで手軽に買うことができ、正しく使用することで一定の避妊率を担保できます。
また、コンドームは避妊のほか性病などの病気からも守ってくれるアイテムです。

低用量ピルを服用する

低用量ピルは経口避妊薬として開発された薬です。
2種類の女性ホルモンを配合しており、排卵を抑制する効果があることから受精を防ぐことで避妊効果を発揮します。
女性側が主体的に避妊できる方法のひとつといえます。
毎日1錠継続して服用することが必要で、産婦人科やオンライン診療サービスで処方してもらうことができます。
しかし、低用量ピルの服用だけでは性病の予防はできないためコンドームを併用するとよいでしょう。

アフターピル服用後、避妊が成功したか確認する方法

アフターピル服用後に避妊が成功しているかどうか不安になりますよね。
どのような方法で確認し、判断するのかを方法別に紹介していきます。

消退出血で確認する

アフターピル服用後に生理とは別で消退出血という出血が起きることがでも避妊に成功したサインといえます。生理よりは量が少なく、出血期間も短いのが特徴ですが、稀に生理並みの出血が出ることもあります。
しかし、全員に起こるわけではないため消退出血がなくても生理が来れば問題ありません。

妊娠検査薬で確認する

生理も消退出血も無い場合には、妊娠検査薬を使って確認しましょう。
性交渉から43週間経った時点で検査薬の結果が陰性であれば避妊に成功したといえます。
しかし、妊娠検査薬の精度は100%というわけではないため、不安な方は病院を受診して検査してもらうことをおすすめします。

アフターピルの処方ならメデリピル

オンラインピル診療・処方サービスの「メデリピル」ではアフターピルの取り扱いもあります。
メデリピルは、ピルが初めての方にも安心して利用していただける体制が整っています。

診療と処方を担当するのは、現役の産婦人科医のみで、診療時間も夜23時まで対応しているので、病院が開いていない時間にもアフターピルを処方してもらえます。
診療は音声通話かビデオ通話を選べるので、カメラオフでも診療を受けることができます。
アフターピルは、送料無料・最短当日発送でお届けします。東京23区内にお住まいであれば、別途送料3,850円(税込)で、処方されたその日にお届けする「当日お届けプラン」を利用することが可能です。(受付時間に限りがあります)
また、副作用が不安な方には吐き気止めなどの副作用緩和薬も同時に処方してもらえます。
今後も継続的に避妊していきたいという方には、低用量ピルも一緒に処方してもらうことができます。また、初めてメデリピルで低用量ピルを処方された場合、アフターピルと同時に処方されることでアフターピルの診療代1,650円が無料となります。
病院に行けなくとも、メデリピルのようなオンラインでのピル診療・処方サービスを利用するのもひとつの手段です。
こういった選択肢があることも知っておくと、いざという時に安心ですね。

LINEから診療予約ができる

メデリピルでは、LINEを使って診療予約や医師への相談、服薬管理などが完結します。
診療予約は24時間いつでも自分のタイミングで予約することができます。
まずはメデリピル公式LINEのお友達登録からはじめましょう♡

最短当日発送・送料無料

メデリピルでは、診療・処方が完了した時間にもよりますが、最短で当日発送されます。
届く日数はお住まいの地域によって変わるためご了承ください。
また、アフターピルの場合は送料無料になります。※1

※1 当日お届けプランは対象外です

東京23区内限定の当日お届けプラン

メデリピルでアフターピルを処方された場合、東京23区内にお住まいの方であれば、処方当日中に自宅に届く「当日お届けプラン」もお選びいただけます。
また、別途送料3,850円(税込)がかかります。ご希望の方は診療時に医師にお申し付けください。(診療時間によって、当日中にお届けが出来ない場合もあります)

低用量ピルと同時処方で診療代0円

メデリピルでは、初めてメデリピルで低用量ピルを処方された場合、アフターピルと同時に処方されることでアフターピルの診療代1,650円が0円になります。
今後も継続的に避妊をしていきたいという方は、これを機に低用量ピルの服用をはじめることをおすすめします。

副作用緩和薬も処方可能

メデリピルでは、アフターピルの副作用が心配…。3時間以内に吐いてしまったらどうしよう…。という方には、処方時に吐き気止めなどの副作用緩和薬も同時に処方しています。
ご希望の方は、処方時に医師にお申し付けください。

メデリピルでは、アフターピルだけでなくピルが初めての方にも安心していただけるサポート体制が整っています。
安心してピルをはじめるならメデリピルがおすすめです。

まとめ

本記事ではアフターピルを服用したあとの性交渉のタイミングや避妊に成功したサインにフォーカスして解説してきました。
緊急避妊が必要な場合に強い味方となるアフターピルですが、避妊に成功したかどうかが判明するまでに新たに性交渉をしてしまうと緊急避妊をする目的が果たせなくなってしまう可能性があります。アフターピル服用後も、継続的な避妊を望む場合は低用量ピルやコンドームなどで避妊をするようにしましょう。
特に低用量ピルであれば女性が主体的に避妊対策をすることができ、避妊以外にも生理痛の改善や生理周期の安定などの副効用も得ることができます。
オンラインピル診療・処方サービスのメデリピルではアフターピルと同時処方もできるので詳しくは公式LINEからチェックしてみてくださいね。

生理前の便秘がつらい…ピルで改善することも!対策法を今すぐチェック!

生理前の便秘がつらい…ピルで改善することも!対策法を今すぐチェック!

ピルにはホルモンバランスを整える効果があり、避妊や生理痛の緩和に広く使用されています。また副効用のひとつとして、便秘の改善につながることもわかっています。この記事では、ピルの服用中に起こる副作用や便秘に対する効果に焦点を当て、ピルが体に与える影響について解説しています。

ピルで便秘になるって本当…⁉

低用量ピルはホルモンバランスを整える効果を持ち、主に避妊や生理痛の緩和に用いられる薬です。
一方で吐き気や頭痛、下痢などの副作用が起きることもあります。また副作用のひとつとして便秘の心配をしている人もいますが、実はピルを服用すると便秘が改善する可能性があるとされています。
便秘の改善以外でも、ピルを服用することで避妊や生理痛緩和以外のさまざまな副効用が得られます。

ピルの服用で便秘が改善する可能性もある!

ピルの服用で、便秘が改善するケースもあります。
低用量ピルには黄体ホルモンと卵胞ホルモンの2種類の女性ホルモンが含まれており、体内のホルモンバランスを調整することで排卵を抑制し避妊効果を得たり、生理痛が緩和されたりします。ホルモンバランスが整うことで、便秘も改善する可能性があります。

ホルモンバランスが整う

女性の体は、ホルモンバランスによってさまざまな影響を受けます。
生理周期によって、体内の卵胞ホルモンと黄体ホルモンの2つの女性ホルモンのバランスが変化します。
このうち、黄体ホルモンには大腸の運動を抑制する作用があります。そのため黄体ホルモンが増加する排卵から生理の開始までの期間は便秘になりやすい傾向があります。
ピルを服用すると、卵胞ホルモンと黄体ホルモンのバランスをコントロールできます。黄体ホルモンが優位になることで引き起こされる便秘の症状を軽減し、正常な排便を促します。

子宮内膜症の改善

ピルは、子宮内膜症の軽減や予防に用いられることもあります。
子宮内膜症は、子宮内膜が卵巣など他の部位にできてしまう病気です。子宮内膜がそこでも増殖して剥がれ落ちることから、痛みがひどくなります。
また子宮内膜症は直腸に癒着を起こすことがあり、その結果として便秘や排便痛、腹部の張りを引き起こすことがあります。
ピルにはホルモンバランスを調整することで、子宮内膜を薄く保つ効果があります。他の場所にできた子宮内膜の増殖も抑えるため、痛みの軽減や便秘の予防に効果があるのです。
生理になると排便痛が起きやすいという人は、子宮内膜症の可能性もあります。医師に相談し、治療に取り組むことで改善が期待できます。

ピルの服用で改善する便秘以外の困りごと

低用量ピルの服用によって、便秘以外の問題が改善することもあります。
避妊効果や便秘の改善だけではない、ピルのメリットについて紹介します。

ニキビ・肌荒れの改善

低用量ピルには、大人になってからできるニキビや肌荒れを防ぐ効果もあります。
大人のニキビの原因となるもののひとつに、黄体ホルモンが過剰に分泌されることが挙げられます。
排卵後から生理前にかけて黄体ホルモンの一種である「プロゲステロン」の分泌が増加します。
プロゲステロンは男性ホルモンに似た作用を持ち、皮脂の分泌を増加させ、ニキビが発生しやすい状態になり肌も荒れやすくなります。
低用量ピルにはプロゲステロンの産生を抑制する効果があるため、ニキビや肌荒れの改善が期待できます。

一部のがんリスクの低下

ピルの服用により、いくつかのがんの発症リスクが低下することがわかっています。
まず卵巣がんの場合、ピルを5年間使用すると、約30%の発症リスクが軽減されます。10年間使用すると、約40%のリスク低下が見込まれます。
同様に、子宮体がんについてもピルの服用でリスクが低下します。4年間使用すると約60%の発症リスクが低減し、ピルの服用をやめてからも15年は効果があるといわれています。
また、大腸がんの発症リスク低下に対するピルの効果も報告されています。

多毛症の改善

低用量ピルは、多毛症の治療に使われることもあります。
多毛症は女性の体毛が異常に増加する状態で、低用量ピルはホルモン療法の一環として使用されます。
この治療法では、低用量ピルに含まれる女性ホルモンのエストロゲンが多毛を引き起こすアンドロゲンを抑制し、多毛症の症状を緩和します。
ただしピルの種類や体質によっても効果は異なり、すでに生えている体毛を脱毛する効果はないため即効性はありません。

PMS・月経困難症の改善

低用量ピルは月経前症候群(PMS)や月経困難症の治療に使われることもあります。
低用量ピルによって卵胞ホルモンと黄体ホルモンを安定して供給することで、体内のホルモンバランスを整え、PMSや月経困難症のつらい症状を抑制します。
PMSの明確な原因については研究中ですが、ホルモンの急激な変化がPMSの原因のひとつとされており、低用量ピルを用いることでホルモンバランスを一定に保つことができます。また月経困難症の原因となるホルモンのプロスタグランジンの産生を抑えたり、子宮内膜症や子宮筋腫の症状を抑える効果もあり、重い生理痛を改善する効果が期待できます。

生理周期の安定化

低用量ピルには、生理周期を安定させる効果もあります。
低用量ピルは1シート28日サイクルで服用し、21日間実薬を服用した後の7日の休薬期間中に生理が起こります。
ピルによってホルモンの供給をコントロールし、生理を予測可能なサイクルに調整したり、ずらしたりすることも可能です。

ピルの服用で便秘になる場合も…

ピルの服用で便秘が改善する可能性は高いものの、反対に便秘になってしまうこともあります。
ピルが原因となる便秘は、ピルに含まれる2つの女性ホルモン、黄体ホルモンと卵胞ホルモンが体内のホルモンバランスに影響を与えることで起こると考えられています。
初めてピルの服用を始めてから2〜3か月の間に現れるとされていますが、便秘は低用量ピルの副作用の中では比較的まれで、体がピルに慣れるにつれて症状が軽減する傾向があります。
しかし症状が2〜3か月後にも改善されず、特につらい場合は医師に相談することをおすすめします。便秘が続く場合、医師に相談して異なるピルの処方や別の治療法を検討することが適切です。

ピル服用中の便秘改善方法

副作用としては珍しいものの、ピルの服用中に便秘になってしまった場合の対応方法についても知っておきましょう。

便秘薬の併用

便秘が特につらい場合は、ピルの服用中であっても便秘薬を使用することが可能です。
ただし下痢になるほどの過度な使用はピルの避妊効果に影響を及ぼす可能性があるため、注意が必要です。
便秘薬を飲むことは、ピルの効果に影響はないとされています。しかし、まれに不正出血を引き起こす可能性もあります。なお便秘薬の服用によって不正出血を起こした場合でも、ピルの服用は続けます。

生活習慣の改善

ピルの副作用としての便秘は珍しい症状であるため、ピル以外の要因で便秘が起こっていないかを確認しましょう。
便秘の原因には食事や水分の摂取量、運動や睡眠の不足、ストレスなどが関わってきます。
バランスの取れた食事を摂って、適切な運動と睡眠、ストレスをためない生活習慣を心がけることで、自律神経と腸内環境が整い便秘が改善されることもあります。

ピルの種類を変える

便秘になった場合、ピルの種類を変更してみることもひとつの方法です。
ピルの成分、特に黄体ホルモンの種類が影響して腸の動きが鈍くなると考えられています。ピルに含まれる黄体ホルモンは、ピルの種類によって異なります。
そのため、ピルを変えることで便秘が改善される可能性があります。
ただし別の種類のピルに切り替える際には、医師の指導を仰ぐことが大切です。

ピルの服用で便秘が改善することが多い

ピルの服用中に起こる便秘の可能性や、低用量ピルの効果について解説しました。低用量ピルの服用によって、便秘になるどころか改善されるケースがほとんどです。まれに副作用として便秘が現れることがありますが、生活習慣の改善やピルの種類を変更することで改善が見込まれます。

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ピルはどこで買えるの?市販の有無や購入方法、注意点、選び方などを徹底解説!

ピルは「経口避妊薬」とも呼ばれるため、避妊を目的としたイメージが強いですが副効用として肌荒れの改善や月経トラブルの改善などが期待できることはご存じでしょうか。「ピルを飲んでみたくて気になっているけど、どこで購入すれば良いか分からない。」「副作用などが心配で飲み始める一歩が踏み出せない。」など1人で悩みを抱えていませんか。

この記事では、ピルの基本情報から購入方法、注意点、そして選び方などを徹底解説!また、オンライン処方サービスならではの手軽さについてもご紹介します。

市販でピルを購入することはできない

低用量ピルは「医療用医薬品」に該当するため、日本では医師の診療をもとに出される処方箋が必要となります。つまり、ドラッグストアのような市販薬(処方箋が必要のない薬)を販売しているお店では購入ができません。

しかし、アフターピルは自身の望まない妊娠を避けるための最終手段でもあり、また性行為から72時間以内の服用が必要になるうえに、医師の診療が必要という制約があるため、入手が困難なことが課題となっています。そのため、日本では一定の要件を満たす薬局に限定し、2023年秋ごろから調査研究として試験的に販売の運用を開始することが決まりました。

ピルはどこで買えるの? 購入方法と注意点

現在、日本でピルを購入できる方法は以下の2つです。

① 産婦人科など、医療機関で診療を受けて処方してもらう

② スマホやPCからオンライン診療を受けて処方してもらう

それぞれ診療の流れや費用が異なり、自分のライフスタイルにあった方法を選ぶことができます。

病院での処方

医療機関は、婦人科で処方してもらうことが一般的ですが、内科などでも処方してもらうことができます。

〈 診療の流れ 〉

STEP 1 ピルの処方をしてほしい旨を伝える

STEP 2 問診

STEP 3 検査 (必要に応じて、内診、血液検査 など)

〈 費用目安 〉

初診1,000円、再診500円程度の診療代に薬の値段が加わった金額です。保険適用か自由診療、また薬の種類によって薬代は変動します。

〈 メリット 〉

対面診療であることの安心感から、言いづらいことでもその場で相談しやすいでしょう。また、検査機器が揃っているため、その場で検査が必要であると診断されても対応が可能であることがメリットです。

〈 デメリット 〉

近くに病院がない場合、通院に時間がかかるだけでなく予約が取りづらい場合があります。また、診療までの待ち時間などが長いとトータルの拘束時間が2~3時間になることも考えられます。

オンライン診療の処方

〈 診療の流れ メデリピルの場合 〉

STEP 1 LINEで診療予約を取る

STEP2   スマホを介して診療を受ける

STEP 3 最短翌日、自宅のポストにピルが届く!(2回目以降は定期的に配送されます)

〈 費用 〉

メデリピルなら初月ピル代0円、さらに診療代はずっと無料で利用できます。副作用緩和薬の処方や、ピル服用中の体調相談が診療代無料で受けられるのは安心ですよね。また1年間以上の継続割引や、おまとめプランに変更することで国内最安水準で継続することができます。

〈 メリット 〉

24時間いつでも予約ができ、スマートフォン1つで診療が完結するため、忙しい人でも空いている時間を見つけて受診が可能です。他人の目を気にすることなく気軽に利用することができます。また、定期的に届くので毎回診療を受ける必要がなく、「今月は病院に行けなかった…」などといった心配をすることもありません。

  • ・忙しい人でも隙間時間に受診可能!
  • ・他人の目を気にせず利用できる
  • ・24時間いつでも予約できる
  • ・定期便で忘れることなく、簡単に手元に届く

ピルをネット通販(個人輸入)で購入するのは危険

ピルは、医師の診療を受けたうえで処方してもらうことが必要な医薬品です。価格を抑えて購入するために海外の通販サイトなどから個人輸入すると、医薬品ではない偽造品や不純物などが混入している可能性があります。また重篤な副作用や健康被害など、さまざまなリスクが伴います。さらに、個人輸入でピルを服用した場合に起こった健康被害については国の医薬品副作用被害救済制度の対象外になりますので注意が必要です。

ピルを購入する際の病院・オンラインクリニックの選び方

ピルを購入するには、病院もしくはオンラインクリニックなどで医師の診療を受ける必要があることが分かりました。しかし、病院かオンラインクリニックか、それぞれの違いが分からなければどちらを利用すべきか判断しがたいと思います。ピルの値段と種類、発送時期や診療時間、そしてアフターフォローまでを比べてみました。それぞれの特徴を知って、自分の生活にあった選択をしてみてくださいね

ピルの値段

ピルの値段は病院やサービスによって違いがありますが、大きく分けて「自由診療」か「保険適用」かによって変わってきます。病院の場合、子宮内膜症や月経困難症などの治療目的で処方される場合は保険適用となりますが、避妊目的の場合は基本的に自由診療となります。自由診療の場合、病院やオンラインサービスに関わらず、1シート3,000円前後での処方が一般的です。病院であれば、薬代に追加で初診料が加算されます。オンラインサービスの場合、診療代は1,500円前後のサービスが多く、メデリピルでは低用量ピル、超低用量ピルは診療代無料で処方してもらうことができます。

ピルの種類

医療機関によって取り扱っているピルの種類が異なるだけでなく、ピルによって期待できる効果も異なり、自分の悩みに合わせて服用する種類を決める必要があります。

メデリピルでは、低用量ピルは6種類を取り扱っております。ピルにはたくさんの種類がありますが、安全性と体質などを考慮して、医師が適したものを処方しますので、まずは気軽に相談してみましょう。

診療時間

病院の診療時間は一般的に平日の9時~17時などの時間帯で受け付けているところが多いです。病院によっては夜遅くまで開いているところもありますが、地域や病院によって診療時間はさまざまです。対してオンラインクリニックの場合は、土日祝日も営業しているサービスが多く、メデリピルでは23時まで診療を行っていますので、平日の仕事終わりや休みの日に診療を受けることも可能です。

アフターフォロー

病院では、診療後の体調について相談したい場合、再度病院を受診することで相談することができます。オンラインクリニックの場合は、LINEやWeb上で相談できるところが多いです。メデリピルでは、LINEから服用中の副作用や心配なことを相談することができます。無料で利用できるので手軽に不安を取り除くことができるのではないでしょうか。

低用量ピルの服用ならメデリピルへご相談ください

低用量ピルは継続的な避妊としての役割を果たすのはもちろん、以下のような副効用が期待できます。

  • ・生理痛の改善
  • ・生理不順の改善
  • ・経血量の減少
  • ・PMS(月経前症候群)やPMDD(月経前不快気分障害)の改善
  • ・ニキビや肌荒れの改善

ピルの基本情報をおさらい

ピルとは、経口避妊薬とも呼ばれ、「卵胞ホルモン」と「黄体ホルモン」の2つの女性ホルモンが主成分となったお薬です。排卵の抑制、受精卵の子宮内膜への着床を阻止、精子の子宮内への侵入を阻止、というはたらきにより避妊効果が得られるようになります。このうち、卵胞ホルモンの含有量の違いによって以下の5種類に分類されます。

またピルには避妊効果だけでなく、PMS緩和や生理痛緩和など、いくつかの副効用もあります。医師と相談の上、自分の症状にあった適切なピルを処方してもらうことが大切です。

分類 主な薬品 期待できる効果
低用量ピル ラベルフィーユ、ファボワール、マーベロンなど 避妊
超低用量ピル ルナベルULD、ヤーズ、ヤーズフレックスなど 月経困難症、子宮内膜症の治療
中用量ピル プラノバール 月経移動、不正出血や無月経の治療、月経困難症の治療
ミニピル セラゼッタ 避妊、月経困難症の治療
アフターピル レボノルゲストレル 緊急避妊

低用量ピルの効果って?

低用量ピルは、以下のような多くの副効用を併せ持つ女性の生活改善薬です。個人差はあるものの、服用開始からだいたい2〜3か月のうちに変化が出るといわれています。最低3か月は服用を継続し、3か月以降も効果がなければ医師へ相談してみましょう。ピルに含まれている黄体ホルモンにはいくつか種類があり、ピルの種類を変更することで改善されることもあります。

避妊の効果に関しては、生理1〜5日目以内に服用を開始した場合、その日から避妊効果が得られるといわれています。飲み忘れがない限り、服用期間は避妊効果が持続します。

生理日を移動するためには中用量ピルが有効

ピルは服用の目的によってそれぞれのホルモンの配合量やバランスが異なり、卵胞ホルモンの配合量の少ない順に、超低用量・低用量・中用量などと分類されます。旅行や記念日といった大切なイベントと生理の期間を被らせないなどの理由で、生理日移動を目的として使用されるのが、中用量ピルです。

中用量ピルはホルモンの配合量が多いため、生理の周期をコントロールすることが可能です。しかし、その反面で、服用当初は副作用が出ることがあります。代表的な副作用が吐き気や頭痛ですが、日常生活に支障がなければそのままピルを飲み続けても問題ありません。辛い場合は痛み止めや吐き気止めを併用することも可能です。

低用量ピルも1~2か月服用している状態であれば、月経移動が可能です。ピルで生理日移動をしたい場合は生理を避けたい日に対して余裕を持って医師の診療を受けるようにしましょう。

低用量ピルによる副作用とは?

低用量ピルを服用することで、体内のホルモンバランスが変化し、副作用と呼ばれるむくみ、吐き気や頭痛などが起こることがあります。副作用による症状は毎日服用を続けていると次第に現れなくなります。まずは3か月間服用を続けて、吐き気や頭痛が出た場合は吐き気止めを服用したり、楽な姿勢で過ごしたりしましょう。吐き気や頭痛が心配な方は、ピルを飲む時間を就寝前にすると副作用のピークが寝ている間にくるので、症状を感じにくくなります。3か月以上服用を続けても吐き気が続く場合や、生活に支障がでるほど症状がひどい場合は、医師に相談し種類変更などを検討してみてください。

〈 主な副作用 〉

吐き気/乳房の張り/不正出血/頭痛/下腹部痛/むくみなど…

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ピルの購入でよくあるQ&A

産婦人科でピルだけもらうことは可能?

可能です。初診の場合でも、血圧や体重測定、また必要に応じて内診などを行い、医師が処方可能と判断した場合には処方してもらうことができます。

ピルは保険適用できる?

月経困難症や子宮内膜症などの治療を目的として処方されるピルは保険適用になりますが、継続的な避妊を目的とした受診の場合は、自由診療となるので適用はされません。

ピルは中学生・高校生でも購入可能?

中学生・高校生でもピルを利用することができます。未成年の場合は、必ず事前に保護者の同意を得ておきましょう。また、服用中のリスクや飲み方の説明などもあるため、できるだけ保護者同席のもとで診療を受けることが望ましいです。

ピルは男性でも購入可能?

男性はピルを服用することは出来ません。低用量ピルをはじめとした各種ピルは、あくまで女性が服用するために作られているものですので、男性に処方されることはありません。また医薬品になるので、男性がパートナーのために代理購入などもできないので注意しましょう。

妊娠中でもピルは服用してもいい?

妊娠していた場合、妊娠に気付かずピルを服用しても、胎児への影響を心配する必要はないといわれています。しかし、妊娠が判明した時点でピルの服用は止めましょう。

まとめ

ピルは医療機関での診療やオンライン診療を利用して処方してもらうことが基本です。ピルは継続的な避妊の他に、生理痛の軽減や生理不順の改善、にきびや肌荒れ改善などさまざまな副効用がある薬です。まずは、医師の診療を受けて、自分の身体やライフスタイルに合ったピルについて相談してみてください。

もしも飲み忘れてしまったら?低用量ピル飲み忘れ対処法について

低用量ピルは、毎日1錠、決まった時間に内服するお薬です。正しく毎日しっかりと内服できていれば、99.7%の避妊効果がある※1といわれています。しかし、万が一飲み忘れた時は、避妊効果にも影響があるため、正しい対応を取ることが大切です。
この記事では、飲み忘れた時の対処法をご紹介します。

※1 一般的なデータであり、効果を保証するものではありません

飲み忘れ対処方法

1日分(1錠)飲み忘れた場合

低用量ピルを1日飲み忘れた場合、基本的には気づいた時点で1錠を服用して問題ありません。飲み忘れに気づいたタイミングが翌日の服用時刻前であればすぐに1錠服用し、翌日分も通常どおりのタイミングで服用します。

翌日の服用時刻になって飲み忘れに気づいた場合、前日分と合わせて2錠まとめて服用します。プラセボは偽薬で薬の成分が入っていないため、飲み忘れても問題ありません。

2日分(2錠)以上飲み忘れた場合

2日以上の飲み忘れに気づいた場合も同様の飲み方となり、基本的には気づいた時点で前日分の1錠を服用して問題ありません。飲み忘れに気づいたタイミングが服用時刻前であればすぐに1錠服用し、服用時刻にも通常どおり服用します。低用量ピルは、1日2錠までしか内服できません。3錠以上は飲まないようにしてください

服用している低用量ピルの種類、飲み忘れのタイミングなどによって適切な対応は異なる場合があります。2日以上の飲み忘れが判明した場合、服用方法に関して処方を受けたクリニックに相談しましょう。

飲み忘れた場合の避妊効果

一般的なケースとして、飲み忘れのタイミングが1週目、2週目、3週目の場合における避妊効果への影響をタイミング別に解説します。

1週目の場合

1週目は休薬期間明けのタイミングなので、2日以上飲み忘れがあった場合は避妊効果が低下するリスクがあります。休薬期間に卵巣は活動するようになり、1週目の飲み忘れで休薬期間が7日を超える場合は、排卵が起きることがあります。

基本的な避妊対策としては、飲み忘れが判明してから低用量ピルを7錠分以上連続で服用するまでは避妊具を使用する、もしくは性交渉自体を避けるなどが挙げられます。飲み忘れの直前5日以内に性交渉があった場合、緊急避妊薬(アフターピル)の服用を検討しましょう。

2週目の場合

直前1週間、7錠分の低用量ピルを正しく服用していればアフターピルは必要ないとされています。低用量ピルを7錠分正しく服用している状態であれば、卵巣の活動が適切な形で抑制されていると判断するのが一般的です。つまり、2週目に飲み忘れがあったとしても、直ちに避妊効果への影響が生じるわけではありません。

基本的には直近に服用する予定だった1錠分を早めに服用しましょう。残りの錠剤は通常どおりの用法で問題ありません。ただし、飲み忘れの直前から低用量ピルを1週間継続して服用していない場合、十分な避妊効果が見込めない可能性があります。必要に応じて他の避妊対策を検討するようにしましょう。

3週目の場合

休薬期間を設けず、現在のシートの実薬を終了したら次のシートに移って問題ないとされています。基本的には1周期当たり7日間の休薬期間が必要ですが、3週目の飲み忘れは例外的に休薬期間を設けません。この飲み方によって、避妊効果への影響を抑える効果が見込めます。

飲み忘れには気をつけましょう

低用量ピルは毎日1錠、同じ時間に服用することで効果を得ることができます。アラームをセットしたり、生活リズムに合わせて習慣化しやすくすることで、飲み忘れを防ぎましょう。

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低用量ピルの服用中にワクチン接種はできる?血栓症のリスクや注意点を解説

私たちの生活に大きな影響をもたらした新型コロナウイルス。感染予防のため、ワクチンの接種が推奨されています。感染した場合は、症状によってピルの服用を中止する可能性がありますが、ワクチン接種の場合はどうなのでしょうか。リスクや注意点と共に解説します。

※本記事でのワクチンは「新型コロナウイルス」のワクチンを指します

低用量ピルの服用中でもワクチン接種は特に問題ない

低用量ピルの服用中に、新型コロナウイルスのワクチンを接種することは特に問題ありません。厚生労働省が発表している、ワクチン接種ができない、または注意が必要な人の条件の中に、低用量ピルの服用者は記載されていません。

新型コロナウイルスのワクチン接種ができない方

Q.厚生労働省「新型コロナワクチンを接種することができないのはどのような人ですか。

A.一般に、以下の方は、ワクチンを接種することができません。ご自身が当てはまると思われる方は、ワクチンを接種してもよいか、医師にご相談ください。

●明らかに発熱している方(※1)

●重い急性疾患にかかっている方

●ワクチンの成分に対し、アナフィラキシーなど重度の過敏症(※2)の既往歴のある方

●上記以外で、予防接種を受けることが不適当な状態にある方

(※1)明らかな発熱とは通常37.5℃以上を指します。ただし、37.5℃を下回る場合も平時の体温を鑑みて発熱と判断される場合はこの限りではありません。

(※2)アナフィラキシーや、全身性の皮膚・粘膜症状、喘鳴、呼吸困難、頻脈、血圧低下等、アナフィラキシーを疑わせる複数の症状。

新型コロナウイルスのワクチン接種で注意が必要な方

Q.厚生労働省「新型コロナワクチンワクチンを接種するのに注意が必要なのはどのような人ですか。

A.一般に、以下の方は、ワクチンを接種するにあたって注意が必要です。当てはまる方は、予診票に記載をしていただいた上で、予診を行います。

●過去に免疫不全の診断を受けた人、近親者に先天性免疫不全症の方がいる方

●心臓、腎臓、肝臓、血液疾患や発育障害などの基礎疾患のある方

●過去に予防接種を受けて、接種後2日以内に発熱や全身性の発疹などのアレルギーが疑われる症状がでた方

●過去にけいれんを起こしたことがある方

●ワクチンの成分に対して、アレルギーが起こるおそれがある方

ワクチン接種は体調のよいときに受けるのが基本ですので、特に基礎疾患のある方は、病状が悪化していたり、全身が衰弱している場合は避けた方がよいと考えられます。ご心配な方は、医師にご相談ください。

また、新型コロナワクチンは筋肉内に注射することから、

●抗凝固療法を受けている人、血小板減少症または凝固障害のある方

は、接種後の出血に注意が必要とされています。

予診票には必ず記載しましょう

低用量ピルを服用していることは、ワクチン接種に問題ありませんが、念の為ワクチン接種前に提出する予診票や、医師による問診時などに必ず申告するようにしましょう。

低用量ピルの服用とワクチン接種による血栓症のリスク

厚生労働省の発表によると、ファイザー製やモデルナ製のワクチンと血栓症発症の因果関係は明らかではないと報告されています。一方で、アストラゼネカ製のワクチンの場合は稀に血栓症の発症が報告されています。なお、アストラゼネカ製のワクチン接種は2022年9月30日で終了しています。

ちなみに、低用量ピルを服用した場合は、1年間に1万人あたり3人から9人の割合で発症するとされています。ちなみに、妊娠中の静脈血栓症リスクは「1万人に5〜20人」であり、ピルの服用よりもリスクが上がることが分かっています。

【女性10,000人あたりの年間の血栓症発症者数】

属性 発症者数
ピル非服用の女性 1〜5人
ピル服用の女性 3~9人
妊婦 5~20人
分娩後12週の女性 40~65人

参照:低用量経口避妊薬、低用量エストロゲン・プロゲストーゲン配合剤ガイドライン(案)

ワクチン接種により生理が来ないことはある?

ワクチン接種による月経不順、不正出血への直接的な影響は報告されていません 。ワクチン接種の副反応によるストレスで、生理が来なくなる可能性はあります。

ワクチン接種による副反応:注射した部分の痛み、発熱、倦怠感、頭痛、筋肉や関節の痛み、寒気、下痢等

低用量ピルの服用中に新型コロナウイルスに感染した場合

低用量ピルの服用中に新型コロナウイルスに感染した場合、症状に応じて下記の対応が必要となります。

※最終的な判断に関しまして、主治医の判断となります

症状 対応
入院を要するような中等症例、重症例の場合 服用は中止
軽症、または無症状 服用を継続

参照:日本産科婦人科学会2022年10月24日発表

低用量ピルの服用中のワクチン接種に関する不安は医師に相談

低用量ピルの服用をしていても、新型コロナウイルスのワクチン接種には問題ありません。しかし、不安がある場合には、接種前に問診の際、医師に相談することをおすすめします。新型コロナウイルスに感染した場合は、感染の状態によって異なるため、医師にご相談ください。

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ピルとサプリの併用は大丈夫?安全に服用するための知っておくべき飲み合わせ

毎日同じ時間に1錠服用するだけで女性にとってうれしい効果を発揮する低用量ピルですが、同じく手軽に錠剤でさまざまな栄養素を摂取できるサプリメントとの併用は大丈夫なのでしょうか。
低用量ピルを服用する上で知っておくべきサプリメントとの飲み合わせについて解説していきます。

低用量ピルとサプリメントの併用は問題ない?

低用量ピルとサプリメントは併用しても基本的には問題ありません。
しかし、すべてのサプリメントに対していえるわけではないのです。
なかには、併用することでピルの効果が下がってしまうものや人体に悪影響を及ぼす成分が含まれているサプリメントもあります。
詳しく見ていきましょう。

セントジョーンズワート(西洋オトギリソウ)

ハーブの1種であり、精神を安定させる効果があります。
しかし、併用することでピルの避妊効果を下げてしまうため併用は控えましょう。
サプリメントだけでなく、ハーブティーやダイエットドリンクなどに含まれていることがあるため注意が必要です。

バストアップサプリメント

低用量ピル服用中はバストアップサプリメントの服用は控えましょう。
バストアップサプリメントには、プエラリアやピンキープラスという成分が含まれておりピルの効果に影響を及ぼす可能性があるとされています。
プエラリアについては生理作用に関して国民生活センターから注意喚起もあるほどです。

イソフラボン

イソフラボンはバストアップサプリメントに含まれるピンキープラスにも含まれており、ピルの主成分である女性ホルモンのエストロゲンに類似した作用を持っています。
そのため、作用が重複することで過剰摂取に近い状態となるので注意が必要です。

チェストベリー・チェストツリー

女性の健康をサポートするとされているハーブのチェストベリーやチェストツリーは併用することで、ピルの効果を下げてしまうとされています。
市販のサプリメントではPMSに効果があるとされているものもありますが、低用量ピルでもPMSに対して効果が見込めるとされているので、併用は控えましょう。

低用量ピルとの併用に注意が必要な薬

サプリメントのほかにも低用量ピルとの飲み合わせに注意が必要な薬があります。
ここでは併用することで、低用量ピルの効果に影響を及ぼす可能性のある薬を紹介していきます。

低用量ピルの効果を弱めてしまう薬

低用量ピルの効果が弱まると、避妊効果だけでなく副効用も得ることができなくなってしまいます。
併用することで、低用量ピルの効果を弱めてしまう薬は以下になります。

・抗生物質(テトラサイクリン系・ペニシリン系など)
・抗てんかん薬(バルビツール酸系・ヒダントイン系など)

低用量ピルの効果を強めてしまう薬

反対に併用することで低用量ピルの効果が強く出すぎてしまう薬もあります。
効果が強まることは決して良いわけではなく、副作用が出やすくなります。
低用量ピルの効果を強めてしまう薬は、以下のものが挙げられます。

・解熱鎮痛剤(アセトアミノフェン)
・抗真菌薬(フルコナゾール・ボリコナゾールなど)

サプリメント以外の注意が必要な食べ物・飲み物

サプリメントや薬に限らず、食べ物や飲み物にも低用量ピルと同時摂取することで影響を及ぼすものがあります。

柑橘類

柑橘類には低用量ピルの効果を強めてしまう可能性があります。
特にグレープフルーツに含まれるフラノクマリンという成分が、ピルの分解を邪魔して血中濃度を高めてしまうことで効果を強めてしまうとされており、グレープフルーツはピルに限らずさまざまな医薬品で併用に注意が必要になります。

カフェイン

コーヒーやエナジードリンクに含まれるカフェインはピルの成分の吸収を妨げて効果を弱めるとされているため、ピルを服用するときは水で飲むようにしましょう。
また、時間をずらして飲むようにしましょう。

アルコール

アルコールは肝臓で分解されますが、ピルも肝臓で分解されます。そのため、同時に摂取するとアルコールの分解が優先されてしまい、低用量ピルの成分の分解に遅れが生じてしまうことがあります。最終的にピルの血中濃度が高まり、作用が強く出る可能性があるため注意が必要です。

炭酸水

炭酸水は、液体に含まれている炭酸の気泡がピルの吸収に影響を及ぼす可能性があるため、炭酸水に限らず炭酸飲料でピルを飲むことは控え、水で飲むようにしましょう。
カフェイン同様に、服用する際はピルの服用時間とずらすなどの配慮をしておくと良いでしょう。

もし飲み合わせの悪いサプリメントや薬を摂取してしまったら?

もしも、飲み合わせの悪いサプリメントや薬を摂取してしまった場合、直ぐに異変がなくても後々になって異変が起きる場合がありますので、医師に相談するようにしてください。
自己判断してしまい症状が大きくなってからでは遅いので、医師の判断を仰ぐことが正解です。

まとめ

この記事では、低用量ピルとサプリメントや薬の併用について解説してきました。
サプリメントは錠剤で手軽に必要な成分を摂取できるものですが、低用量ピルとは併用に注意が必要なものもあります。
事前に知っておくことで、併用を避けることができます。
サプリメント以外にも薬や飲食物にも注意が必要なものはありますので、低用量ピルを服用する上での知識として理解しておくと安心ですね。

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まとめ

本記事では低用量ピルの偽薬を飲み忘れてしまった場合にどうなるのかを始めとして、そもそもの休薬期間の仕組みや必要な理由などを解説してきましたがいかがでしたでしょうか。
低用量ピルを服用する上で休薬期間はなくてはならないものです。低用量ピルの効果で快適な日々を過ごすためにも、正しい方法で飲み続けることが大切といえます。
飲み続けることを習慣化するためにも偽薬は便利なため、飲み忘れが不安な方は28錠タイプを選ぶとよいかもしれませんね。

ピルを30分遅れで飲んでも大丈夫?飲む時間がズレたらどうなる?ピルの効果と飲む時間の関係性

低用量ピルは毎日決まった時間に1錠飲むことでさまざまな効果が発揮できる薬ですが、飲む時間が30分遅れてしまった!なんてことを経験された方もいるのではないでしょうか。
実際に飲む時間がズレてしまった場合、どのような変化があるのかを詳しく説明していきます。

ピルを30分遅れで飲んだらどうなる?

低用量ピルの効果を最大限発揮するには毎日決まった時間に服用することがよいですが、何らかの事情で30分遅れになってしまった場合でも問題はありません。
基本的に毎日の服用時間から2〜3時間程度であれば、飲み遅れてしまっても避妊効果に影響はないとされています。

ピルを飲み忘れた場合の避妊効果は?

低用量ピルを日をまたいで飲み忘れてしまうと、一時的に避妊効果が下がることもあります。
WHOによる「OCの飲み忘れに関する指導」では、飲み忘れが1〜2日分であれば気づいた時点で直ぐに服用すれば問題ないとされています。
しかし、3日以上飲み忘れてしまうと避妊効果が一時的に下がってしまいます。

飲み忘れてしまった場合の対処法

低用量ピルを飲み忘れてしまった場合、どうしたらいいのかを日別で説明していきます。
まず、1日分(1錠)を飲み忘れた場合は気づいた時点で飲み忘れた錠剤を飲み、残りの錠剤は予定通りに服用します。

2日以上飲み忘れた場合も同じ服用方法で問題ありませんが、7日分(7錠)以上連続して服用するまではコンドームなどの別の避妊方法を併用するか、性交渉を控えるようにしましょう。
また、ピルの服用上限は1日2錠までです。3錠以上の服用はしないようにしてください。もしも、2日以上の飲み忘れがある状態で性交渉してしまった場合には緊急避妊も視野にいれるようにしましょう。

参照:低用量経口避妊薬,低用量エストロゲン・プロゲスチン配合薬ガイドライン2020年度版 

飲み忘れたら体にどんな変化がある?

30分遅れや数時間の飲み遅れであれば、大きな変化はないとされています。
しかし、日をまたいで飲み忘れてしまった場合には不正出血が起こる可能性があります。
この不正出血は、低用量ピルで保っていた体内の女性ホルモンが一時的に減少することで起こります。
正しい服用サイクルに戻ることで症状の改善が見込めるとされていますが、長期間出血が止まらない場合にはピルを処方してもらった病院を受診し、医師の診療を受けるようにしましょう。

まとめ

低用量ピルを飲み遅れてしまったり、飲み忘れてしまうと効果はどうなるのか不安になりますが、落ち着いて対処することが大切になってきます。
当日中の飲み遅れであれば対処は必要ありませんが、日をまたいで飲み忘れた場合は焦って沢山飲めば大丈夫なわけではなく、何日分飲み忘れたのかで対処法が変わります。
適切な方法で対処をし、避妊効果や他の避妊方法の要否を判断していきましょう。
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