生理前に悪寒を感じるのはなぜ?原因と対策、妊娠初期の悪寒の違いを説明

 

生理前に悪寒を感じるのはなぜ?原因と対策、妊娠初期の悪寒の違いを説明

生理前には寒くないのに、悪寒を感じることがあります。人によってはその他の体調不良もともなう、生理前のつらい症状のひとつです。この記事では悪寒の根本的な原因を解説し、悪寒を予防するための対策方法を紹介しています。
また、生理前と妊娠初期の悪寒の症状の違いについても触れています。

生理前の悪寒の原因

生理前には、悪寒を感じることがあります。
単なる風邪による悪寒ということもありますが、女性の体の仕組みが関係して悪寒が起こることもあります。
悪寒はホルモンバランスの変化や血液のめぐりなど、さまざまな要因によって起こります。自らの体について知るうえでも、悪寒が起こる仕組みについて学んでおくことは大切です。

悪寒とは

悪寒とは、周囲が暖かく寒いと感じる要因がないにもかかわらず、体が震えたり、ゾクゾクしたりする症状のことをいいます。
悪寒からくる体の震えは、風邪や他の感染症による免疫反応として現れることが一般的です。体が病原体と戦おうとする際に悪寒が生じ、体温を上げようとするために体が震えます。
しかし女性は生理周期に関連するホルモンバランスの変化によって、悪寒が生じることもあります。
特に生理前や生理中に、悪寒が起きやすいといわれています。
また、ホルモンバランスの乱れが引き起こす更年期障害の1つとして、悪寒の症状が現れることもあります。

まずは生理と切り離して考えてみる

生理前や生理中に発生しやすい悪寒ですが、必ずしも生理周期によって引き起こされるというわけではありません。
たまたま生理中に体調不良が重なることもあり、「生理中のいつもの寒気」と捉えてしまうと何らかの病気を見逃してしまうかもしれません。
そのため、悪寒を感じた際にはまずは生理と切り離して考えてみましょう。
咳や吐き気、体の痛みや倦怠感など悪寒以外の症状が同時にあるなら、生理以外の原因があるかもしれません。

ホルモンバランスの変化

生理前に感じる悪寒は、女性のホルモンバランスの変化によって起こる体温の低下が引き起こすこともあります。
生理前には女性ホルモンのひとつ「プロゲステロン」の減少に伴い体温が下がり、体が冷えやすくなります。
このホルモンの変化は、自律神経の乱れも引き起こすと考えられています。
自律神経とは私たちが意識的に動かせない体の働きのことで、血液の流れや内臓の働きなどの体の反応のことを指します。
自律神経は活動をつかさどる交感神経と、休息をつかさどる副交感神経という2つの要素から成り立っており、2つのバランスが取れていることで健康が保たれます。
しかし自律神経の乱れによって交感神経が優位の状態が続くと、心拍数が上がり、血管が収縮して、血圧が上昇するため、手足の末端が冷たく感じられることがあります。
自律神経の乱れは生活習慣の乱れや感情の乱れ、ストレスによって引き起こされます。
また女性ホルモンの変動は、自律神経の乱れと関係し合っていると考えられています。
特に「プロゲステロン」と「エストロゲン」の変化に、自律神経が関わってきます。
そのため、ホルモンバランスの変化によって悪寒が生じるのです。なおホルモンバランスの変化による体調の乱れは、低用量ピルで改善することができます。

低用量ピルに関しての詳しい説明は、下記の記事で説明しているので、あわせてチェックしてみてください。

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PMS(月経前症候群)

PMS(月経前症候群)によって、悪寒が引き起こされることもあります。PMSとは、生理前に起こるあらゆる不快な症状のことです。意味もなくイライラしたり、強い眠気に襲われたり、肌が荒れたり、やる気が出なかったりとさまざまな症状が起こります。
PMSは生理前3〜10日前から現れ、生理が始まると症状が緩和、消失することが特徴です。
PMSの症状には個人差がありますが、一部の女性は悪寒を感じることがあります。
PMSからくるストレスやホルモンの変化が自律神経に影響を与え、体が寒さを感じやすくなることが考えられます。
その他にもPMSは女性の心身に大きな影響を与えるため、全体的な不調が悪寒のような症状として現れることもあります。

PMSについて、下記の記事で、もっと詳しく説明しているので、こちらもあわせてチェックしてみてください。

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生理前の悪寒と妊娠初期の悪寒の違い

生理前、妊娠初期も、体とホルモンバランスの変化により、悪寒が発生することがあります。
しかし悪寒がいつもの生理前の症状なのか、それとも妊娠の初期症状なのか判断が難しいものです。
ここでは生理前に感じる悪寒と、妊娠初期に感じる悪寒の違いについて解説します。

生理前の悪寒のおさらい

生理前に起こる悪寒は、ホルモンバランスの変化と自律神経の乱れによって起こります。
排卵を終えて生理が始まるまでの期間である黄体期には、女性の体内で黄体ホルモンの分泌量が増加します。
黄体ホルモンは体温を上昇させ、生理中~排卵前の「低体温」よりも0.3〜0.5度ほど基礎体温が高くなる「高温期」をもたらします。
高温期への移り変わりによる体温の変化から、悪寒を感じやすくなります。
また黄体ホルモンの増加は交感神経を優位にすると考えられるため、黄体期にはストレスを感じやすい人もいます。
自律神経のバランスが乱れることも、悪寒を感じる要因となります。

妊娠初期の悪寒

妊娠初期に感じる悪寒は、仕組みとしては生理前の悪寒と同様です。
しかし生理前の悪寒と違い、妊娠初期の悪寒は生理予定日を過ぎても1〜2週間ほど生理がない場合に起こります。
妊娠が成立してから2〜4週間経過すると、胸の張りや倦怠感などその他の妊娠の初期症状とともに悪寒も発生します。

生理前の悪寒対策は「体を冷やさない」

生理前の悪寒は人によっては倦怠感をともない、日常生活に影響を与えることもあります。
悪寒がつらい人は、体を冷やさないようにする生活習慣を身につけることで、不快感を緩和できることがあります。

体を冷やす食べ物を摂らないようにする

生理前に体温が低下することが、悪寒が起こる原因の1つです。
そのため体を冷やす食べ物を避けることで、悪寒が緩和されることがあります。
またお酒を飲むことで一時的に体温は上がりますが、汗をかくとかえって体を冷やしてしまいます。
その他、体を冷やす食材は以下のようなものです。

白砂糖
白米
小麦粉
肉の脂身
マヨネーズ
カフェイン

生理前の悪寒が気になる人はこれらの食材を避けて献立を考えることで、冷えの緩和が期待できます。ただし神経質になりすぎるとかえって自律神経に影響するため、無理なく取り入れましょう。

体を温める

冷えを防ぐと同時に、体を温めることも大切です。
体温を保持したり、血流を促進したりすることで、悪寒も生じにくくなるでしょう。

・適度な運動

散歩やヨガなどの軽い運動は、血流を促進させます。
また自律神経を整える効果もあるため、生理前の悪寒の予防に向いています。

・マッサージ

手足の血流がとどこおることも、冷えの原因です。デスクワーク中は血液の流れが悪くなりやすいため、定期的に手足のマッサージを行い血流を促しましょう。

・レッグウォーマー

寒い時期には、外気から体温を守ることも大切です。レッグウォーマーや厚手の靴下を履いて、体を温かい状態に保ちます。

・ゆっくりお風呂につかる

シャワーだけでなく、湯船につかることで体をしっかり温めましょう。ぬるめのお風呂にゆっくりつかることは、副交感神経を優位にし悪寒の防止につながります。

・温かい飲み物

喉が渇いたら、温かい飲み物を積極的に選びましょう。特に白湯は飲みやすく、体温の保持に効果的です。

ホルモンバランスの変化で悪寒が生じやすくなる

生理前に悪寒が生じる原因と対策方法について解説してきました。
生理前はホルモンバランスが変化することによって、悪寒が生じやすくなります。体を温めることで、症状を和らげることも可能です。
また悪寒がつらいという人は、低用量ピルの利用もおすすめです。
ピルの服用中はホルモンバランスが整い体温も一定に保たれるため、悪寒を感じることが少なくなるでしょう。

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ホルモンバランスを崩して悪寒やさまざまな症状がつらい場合には、ピルの服用で改善できる可能性があります。
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低用量ピルの服用中にワクチン接種はできる?血栓症のリスクや注意点を解説

私たちの生活に大きな影響をもたらした新型コロナウイルス。感染予防のため、ワクチンの接種が推奨されています。感染した場合は、症状によってピルの服用を中止する可能性がありますが、ワクチン接種の場合はどうなのでしょうか。リスクや注意点と共に解説します。

※本記事でのワクチンは「新型コロナウイルス」のワクチンを指します

低用量ピルの服用中でもワクチン接種は特に問題ない

低用量ピルの服用中に、新型コロナウイルスのワクチンを接種することは特に問題ありません。厚生労働省が発表している、ワクチン接種ができない、または注意が必要な人の条件の中に、低用量ピルの服用者は記載されていません。

新型コロナウイルスのワクチン接種ができない方

Q.厚生労働省「新型コロナワクチンを接種することができないのはどのような人ですか。

A.一般に、以下の方は、ワクチンを接種することができません。ご自身が当てはまると思われる方は、ワクチンを接種してもよいか、医師にご相談ください。

●明らかに発熱している方(※1)

●重い急性疾患にかかっている方

●ワクチンの成分に対し、アナフィラキシーなど重度の過敏症(※2)の既往歴のある方

●上記以外で、予防接種を受けることが不適当な状態にある方

(※1)明らかな発熱とは通常37.5℃以上を指します。ただし、37.5℃を下回る場合も平時の体温を鑑みて発熱と判断される場合はこの限りではありません。

(※2)アナフィラキシーや、全身性の皮膚・粘膜症状、喘鳴、呼吸困難、頻脈、血圧低下等、アナフィラキシーを疑わせる複数の症状。

新型コロナウイルスのワクチン接種で注意が必要な方

Q.厚生労働省「新型コロナワクチンワクチンを接種するのに注意が必要なのはどのような人ですか。

A.一般に、以下の方は、ワクチンを接種するにあたって注意が必要です。当てはまる方は、予診票に記載をしていただいた上で、予診を行います。

●過去に免疫不全の診断を受けた人、近親者に先天性免疫不全症の方がいる方

●心臓、腎臓、肝臓、血液疾患や発育障害などの基礎疾患のある方

●過去に予防接種を受けて、接種後2日以内に発熱や全身性の発疹などのアレルギーが疑われる症状がでた方

●過去にけいれんを起こしたことがある方

●ワクチンの成分に対して、アレルギーが起こるおそれがある方

ワクチン接種は体調のよいときに受けるのが基本ですので、特に基礎疾患のある方は、病状が悪化していたり、全身が衰弱している場合は避けた方がよいと考えられます。ご心配な方は、医師にご相談ください。

また、新型コロナワクチンは筋肉内に注射することから、

●抗凝固療法を受けている人、血小板減少症または凝固障害のある方

は、接種後の出血に注意が必要とされています。

予診票には必ず記載しましょう

低用量ピルを服用していることは、ワクチン接種に問題ありませんが、念の為ワクチン接種前に提出する予診票や、医師による問診時などに必ず申告するようにしましょう。

低用量ピルの服用とワクチン接種による血栓症のリスク

厚生労働省の発表によると、ファイザー製やモデルナ製のワクチンと血栓症発症の因果関係は明らかではないと報告されています。一方で、アストラゼネカ製のワクチンの場合は稀に血栓症の発症が報告されています。なお、アストラゼネカ製のワクチン接種は2022年9月30日で終了しています。

ちなみに、低用量ピルを服用した場合は、1年間に1万人あたり3人から9人の割合で発症するとされています。ちなみに、妊娠中の静脈血栓症リスクは「1万人に5〜20人」であり、ピルの服用よりもリスクが上がることが分かっています。

【女性10,000人あたりの年間の血栓症発症者数】

属性 発症者数
ピル非服用の女性 1〜5人
ピル服用の女性 3~9人
妊婦 5~20人
分娩後12週の女性 40~65人

参照:低用量経口避妊薬、低用量エストロゲン・プロゲストーゲン配合剤ガイドライン(案)

ワクチン接種により生理が来ないことはある?

ワクチン接種による月経不順、不正出血への直接的な影響は報告されていません 。ワクチン接種の副反応によるストレスで、生理が来なくなる可能性はあります。

ワクチン接種による副反応:注射した部分の痛み、発熱、倦怠感、頭痛、筋肉や関節の痛み、寒気、下痢等

低用量ピルの服用中に新型コロナウイルスに感染した場合

低用量ピルの服用中に新型コロナウイルスに感染した場合、症状に応じて下記の対応が必要となります。

※最終的な判断に関しまして、主治医の判断となります

症状 対応
入院を要するような中等症例、重症例の場合 服用は中止
軽症、または無症状 服用を継続

参照:日本産科婦人科学会2022年10月24日発表

低用量ピルの服用中のワクチン接種に関する不安は医師に相談

低用量ピルの服用をしていても、新型コロナウイルスのワクチン接種には問題ありません。しかし、不安がある場合には、接種前に問診の際、医師に相談することをおすすめします。新型コロナウイルスに感染した場合は、感染の状態によって異なるため、医師にご相談ください。

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ピルとサプリの併用は大丈夫?安全に服用するための知っておくべき飲み合わせ

毎日同じ時間に1錠服用するだけで女性にとってうれしい効果を発揮する低用量ピルですが、同じく手軽に錠剤でさまざまな栄養素を摂取できるサプリメントとの併用は大丈夫なのでしょうか。
低用量ピルを服用する上で知っておくべきサプリメントとの飲み合わせについて解説していきます。

低用量ピルとサプリメントの併用は問題ない?

低用量ピルとサプリメントは併用しても基本的には問題ありません。
しかし、すべてのサプリメントに対していえるわけではないのです。
なかには、併用することでピルの効果が下がってしまうものや人体に悪影響を及ぼす成分が含まれているサプリメントもあります。
詳しく見ていきましょう。

セントジョーンズワート(西洋オトギリソウ)

ハーブの1種であり、精神を安定させる効果があります。
しかし、併用することでピルの避妊効果を下げてしまうため併用は控えましょう。
サプリメントだけでなく、ハーブティーやダイエットドリンクなどに含まれていることがあるため注意が必要です。

バストアップサプリメント

低用量ピル服用中はバストアップサプリメントの服用は控えましょう。
バストアップサプリメントには、プエラリアやピンキープラスという成分が含まれておりピルの効果に影響を及ぼす可能性があるとされています。
プエラリアについては生理作用に関して国民生活センターから注意喚起もあるほどです。

イソフラボン

イソフラボンはバストアップサプリメントに含まれるピンキープラスにも含まれており、ピルの主成分である女性ホルモンのエストロゲンに類似した作用を持っています。
そのため、作用が重複することで過剰摂取に近い状態となるので注意が必要です。

チェストベリー・チェストツリー

女性の健康をサポートするとされているハーブのチェストベリーやチェストツリーは併用することで、ピルの効果を下げてしまうとされています。
市販のサプリメントではPMSに効果があるとされているものもありますが、低用量ピルでもPMSに対して効果が見込めるとされているので、併用は控えましょう。

低用量ピルとの併用に注意が必要な薬

サプリメントのほかにも低用量ピルとの飲み合わせに注意が必要な薬があります。
ここでは併用することで、低用量ピルの効果に影響を及ぼす可能性のある薬を紹介していきます。

低用量ピルの効果を弱めてしまう薬

低用量ピルの効果が弱まると、避妊効果だけでなく副効用も得ることができなくなってしまいます。
併用することで、低用量ピルの効果を弱めてしまう薬は以下になります。

・抗生物質(テトラサイクリン系・ペニシリン系など)
・抗てんかん薬(バルビツール酸系・ヒダントイン系など)

低用量ピルの効果を強めてしまう薬

反対に併用することで低用量ピルの効果が強く出すぎてしまう薬もあります。
効果が強まることは決して良いわけではなく、副作用が出やすくなります。
低用量ピルの効果を強めてしまう薬は、以下のものが挙げられます。

・解熱鎮痛剤(アセトアミノフェン)
・抗真菌薬(フルコナゾール・ボリコナゾールなど)

サプリメント以外の注意が必要な食べ物・飲み物

サプリメントや薬に限らず、食べ物や飲み物にも低用量ピルと同時摂取することで影響を及ぼすものがあります。

柑橘類

柑橘類には低用量ピルの効果を強めてしまう可能性があります。
特にグレープフルーツに含まれるフラノクマリンという成分が、ピルの分解を邪魔して血中濃度を高めてしまうことで効果を強めてしまうとされており、グレープフルーツはピルに限らずさまざまな医薬品で併用に注意が必要になります。

カフェイン

コーヒーやエナジードリンクに含まれるカフェインはピルの成分の吸収を妨げて効果を弱めるとされているため、ピルを服用するときは水で飲むようにしましょう。
また、時間をずらして飲むようにしましょう。

アルコール

アルコールは肝臓で分解されますが、ピルも肝臓で分解されます。そのため、同時に摂取するとアルコールの分解が優先されてしまい、低用量ピルの成分の分解に遅れが生じてしまうことがあります。最終的にピルの血中濃度が高まり、作用が強く出る可能性があるため注意が必要です。

炭酸水

炭酸水は、液体に含まれている炭酸の気泡がピルの吸収に影響を及ぼす可能性があるため、炭酸水に限らず炭酸飲料でピルを飲むことは控え、水で飲むようにしましょう。
カフェイン同様に、服用する際はピルの服用時間とずらすなどの配慮をしておくと良いでしょう。

もし飲み合わせの悪いサプリメントや薬を摂取してしまったら?

もしも、飲み合わせの悪いサプリメントや薬を摂取してしまった場合、直ぐに異変がなくても後々になって異変が起きる場合がありますので、医師に相談するようにしてください。
自己判断してしまい症状が大きくなってからでは遅いので、医師の判断を仰ぐことが正解です。

まとめ

この記事では、低用量ピルとサプリメントや薬の併用について解説してきました。
サプリメントは錠剤で手軽に必要な成分を摂取できるものですが、低用量ピルとは併用に注意が必要なものもあります。
事前に知っておくことで、併用を避けることができます。
サプリメント以外にも薬や飲食物にも注意が必要なものはありますので、低用量ピルを服用する上での知識として理解しておくと安心ですね。

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まとめ

本記事では低用量ピルの偽薬を飲み忘れてしまった場合にどうなるのかを始めとして、そもそもの休薬期間の仕組みや必要な理由などを解説してきましたがいかがでしたでしょうか。
低用量ピルを服用する上で休薬期間はなくてはならないものです。低用量ピルの効果で快適な日々を過ごすためにも、正しい方法で飲み続けることが大切といえます。
飲み続けることを習慣化するためにも偽薬は便利なため、飲み忘れが不安な方は28錠タイプを選ぶとよいかもしれませんね。

女性ホルモンの働きとは?卵胞ホルモンと黄体ホルモンの違いについても解説

女性は1ヶ月に4つの顔を持つ。なんて聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。女性のこころの変化を「女心と秋の空」と表す言葉が存在するほど、女性は心や体の状態が変動しやすいのです。このような変化は、女性ホルモンの働きが大きく影響しています。

今回は、女性ホルモンの働きや生理との関係性についてご紹介します。正しい知識を身につけて、ぜひ日々の生活に役立ててください。

女性ホルモンとは

女性ホルモンは、主に卵巣でつくられる、身体を女性らしく保つために大切な物質です。女性ホルモンには「卵胞ホルモン(エストロゲン)」と「黄体ホルモン(プロゲステロン)」の2種類があります。それぞれの働きや違いについて解説していきます。

そもそもホルモンとは

ホルモンは、体の様々な生命機能を維持するために存在する大切な物質のひとつです。ホルモンにいくつか種類があることは広く知られていますが、体の中には100種類以上のホルモンやホルモンに似た物質が見つかっているのです。これらは今後の研究でさらに発見されていくといわれています。

「ホルモンバランスが大切」とはよく言われますが、ホルモンは多すぎても少なすぎても健康に影響があるのです。血液の中にほんの微量しか含まれていないホルモンですが、とても繊細な物質ということが分かります。

女性ホルモンの働き

女性ホルモンは、生理や妊娠・出産をするためだけに働いているのではありません。女性らしいボディラインを形成したり、ハリのある肌を保ったりと様々な働きをしています。生理前になると女性ホルモンの働きによって体調不良を起こす事もありますが、生殖機能を維持していくためには必要なプロセスの一つであることも覚えておきましょう。

女性ホルモンと生理の関係性

生理がある女性の心身の状態は約1ヶ月を1つの周期として繰り返しています。この周期をつくりだしているのが「卵胞ホルモン(エストロゲン)」と「黄体ホルモン(プロゲステロン)」という2種類の女性ホルモンです。この2つのホルモンは卵巣から分泌されていますが、そもそも分泌するためには脳下垂体から出る卵胞刺激ホルモンや黄体化ホルモンが関わっています。このように様々なホルモンが結びついて生理周期を繰り返しているのです。

また、正常な生理周期は25〜38日間、生理の期間は3~7日程度といわれています。ホルモンが正常に働いているかどうか、目に見える変化としてはわかりづらいですが、基礎体温を測っておくとサイクルを把握することができるでしょう。

卵胞ホルモンと黄体ホルモンの違い

ここでは女性の生殖機能に関わるホルモンとして代表的な卵胞ホルモンと黄体ホルモンについて、その役割や違いについて解説していきます。

卵胞ホルモン(エストロゲン)の役割

卵胞ホルモンは女性らしさをつくるホルモンで、成長とともに分泌量が増え、生殖機能を発育・維持させる働きをもっています。前述のように、女性らしい丸みのある体形をつくったり、コラーゲンの生成を促したりして、肌をみずみずしく美しく保つ働きもあります。
卵胞ホルモンの分泌量は20代後半で最も多くなります。その後、40歳前後から少しずつ分泌量が減少していきます。45歳を過ぎたころからこの分泌量は急激に低下し、50歳あたりになると閉経を迎えます。

黄体ホルモン(プロゲステロン)の役割

黄体ホルモンは妊娠維持のためのホルモンとして重要な役割をになっています。排卵直後から分泌量が増え、受精卵が着床しやすいよう、子宮内膜を厚く保ちます。妊娠すれば子宮内膜を維持するよう働きかけます。妊娠が成立しなければ、黄体ホルモンの分泌量は急激に低下し、それによって子宮内膜が剥がれ落ちて生理が起こります。
このホルモンの急激な低下によって、PMS(月経前症候群)が発生しているともいわれています。

生理の仕組み

女性の体は約1か月の期間のなかで、妊娠に備えて卵胞を育て、受精卵を着床させるための子宮内膜を準備していきます。しかし、妊娠が成立しなかった場合は準備した子宮内膜が不必要になるので、体から排出されていきます。これが生理となります。

この一連の流れは4つの期間に分類され、説明されます。それぞれ体の中でどのような動きがあるのかみていきましょう。

生理 妊娠が成立しなかった場合、子宮内膜が剥がれ落ち、体外に排出される
卵胞期 卵巣で卵胞を育てる期間。エストロゲンの分泌が増加し、その影響で子宮内膜が厚くなる。
排卵期 成熟した卵胞から卵子が排出され、排卵が起こる。
黄体期 排卵後の卵胞が黄体に変化し、プロゲステロンを分泌。子宮内膜を厚く保ち、受精卵が着床しやすい環境に整える。

黄体期(黄体ホルモン)とうまく付き合うには

卵胞ホルモンには、女性らしさを保つことや美肌をキープするなど、良いイメージを持っていることが多い一方で、黄体ホルモンに対しては生理前や妊娠中の不調を起こすことから、良い印象を持っている方は少ないのではないでしょうか。

日常生活での健康管理がポイント

黄体ホルモンによる不調を過剰にしないためには、日々の健康管理が大切です。ここでは基本的な生活習慣の中で心がけたいポイントをお伝えしていきます。

・睡眠を取る

一見無関係に思えますが、睡眠不足は女性ホルモンの分泌に影響を及ぼすのです。睡眠不足になると自律神経が乱れ、その結果ホルモンバランスが乱れてしまいます。睡眠時間を確保するのはもちろんですが、質の高い睡眠が取れるよう、意識してみるのも効果的ではないでしょうか。

・バランスのとれた食事をする

バランスの良い食事は基本中の基本です。栄養素が偏ることなく摂取することはできていますか?忙しい女性にとっては手軽に済ませられるコンビニ食などは重宝しますが、足りない栄養素を補えるようなメニューにしてみましょう。

・運動習慣をつける

定期的な運動は運動不足解消だけでなく、心のリフレッシュにもなり一石二鳥です。運動習慣を付けることで血行が良くなり、生理前の厄介なむくみなども緩和できるかもしれません。

生理が辛い場合には、専門医に相談を

生理前の不調が辛かったり、生理痛が重かったりと、生理にまつわるトラブルは人それぞれです。そんな時こそ、低用量ピルの服用を検討してみてはいかがでしょうか。低用量ピルと聞くと純粋に「避妊」のイメージがありますが、その副効用から多くの方が生活改善薬として服用を始めています。低用量ピルは、少量の女性ホルモンが含まれているため、ホルモンの急激な増加や低下を緩和し、安定したホルモンバランスで過ごすことができるのです。

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まとめ

女性ホルモンは健康維持のために役立っている反面、体調不良などでうんざりしてしまうこともありますよね。自分の体を大切に愛でていくためにも、女性ホルモンや生理の仕組みを理解し、うまく付き合っていくことが大切です。日常生活での健康管理のポイントもお伝えしましたが、生理トラブルに悩んでいる方は低用量ピルの服用を選択肢の一つとして検討しても良いでしょう。

生理前の期間が長いのは生理不順かも?正しい生理周期や生理不順の原因・改善方法について解説

前回の生理が終わってから次の生理までが長いように感じたことはありますか?もしかしたらそれは生理不順かもしれません。生理不順にはいくつか原因がありますが、中には病気が原因となっている場合もあります。この記事では、正しい生理周期や生理不順の原因・改善方法について解説していきます。

一般的な生理周期はどのくらい?

一般的には、正常な生理周期は25〜38日だと言われています。
しかし近年の分析では、20代と40代で比較すると生理周期は平均で3日異なっていることが明らかになっています。なお、生理周期が最も長いのは23歳で平均30.7日、最も短いのは45歳で平均27.3日です。
また、生理周期はその時の睡眠や疲労などにも影響されるので、6日以内程度のズレであれば気にしなくても大丈夫です。

生理不順とは?

生理不順とは、正常な生理周期(25〜38日)に当てはまらない生理のことをいいます。生理周期が24日以下で生理頻度が高いと「頻発月経」、生理周期が39日以上で生理頻度が低いと「稀発月経」、90日以上生理がないと「無月経」とされています。生理前の期間が長い、または短いと感じている場合、それは上記のような生理不順になっているのかもしれません。

生理不順の原因

生理不順の原因として考えられるのは、急激なダイエットやストレス、不規則な生活リズムなどによって起きるホルモンバランスの乱れがほとんどですが、婦人科系の病気が原因となっている場合もあるため、注意が必要です。

生理不順の原因として考えられる病気

生理不順の原因となりうる病気には、以下のようなものがあります。

無排卵周期症

通常の生理のように出血は見られるものの、排卵が起こっていない状態をいいます。初経が来て間もない時期や閉経前の更年期によく見られるとされています。排卵が起こらないことで出血のタイミングが不順になりやすく、生理持続期間や経血量も安定しないことが多いです。

高プロラクチン血症

プロラクチンとは、母乳を作り出すホルモンのことです。授乳期間ではないのにプロラクチンの値が高い状態を高プロラクチン血症といいます。プロラクチンが多いと女性ホルモンが抑制されるため、それによって生理不順が起こりやすくなります。症状としては、頭痛、母乳の漏れ出し、視覚障害などがあります。

多のう胞性卵巣症候群

卵胞の成長が途中で止まり、大量の小さな卵胞が卵巣にとどまっている状態をいいます。排卵が起きず子宮内膜が分厚くなったままになるため、生理不順の原因となるほか、不正出血が見られることもあります。また、男性ホルモンが増加することもあるため、ニキビが増えたり多毛になったりします。

卵巣機能不全

卵巣機能低下症と呼ばれることもあります。卵巣が正常に働かないため、生理周期の乱れや無月経、不妊などの症状が引き起こされます。

甲状腺機能異常症

のどぼとけの下にある甲状腺から分泌されるホルモン量が異常である状態を甲状腺機能異常症といいます。具体的には、甲状腺機能低下症(橋本病など)、甲状腺機能亢進症(バセドー病など)があります。甲状腺ホルモンは卵胞の成熟に必要なもので、ホルモン量が多すぎたり少なすぎたりすると、その分卵胞の成熟スピードが変化します。それによって排卵までの期間もバラバラになるため、結果的に生理不順を引き起こします。甲状腺機能異常症は、初期には特徴的な症状が少なく「なんとなく調子が悪い状態」が続くので、罹患していても自分ではなかなか気付きにくいです。

生理不順を改善するには

生理不順を改善するための方法をいくつか紹介します。

低用量ピルを服用する

低用量ピルは基本的に1シート28日周期で作られており、21日間(3週間)の実薬期間と7日間(1週間)の偽薬期間に分かれています。ピルによっては偽薬が含まれず実薬21錠のみがシートに入っているものもあり、その場合は薬を飲まない7日間を休薬期間と言います。偽薬は休薬期間に服用サイクルを崩さないための一つの方法です。
実薬を飲んでいる3週間は生理が来ず、偽薬を飲んでいる・休薬している1週間で生理が来るため、毎回の生理周期を安定させ生理不順の改善を目指すことができます。
低用量ピルは、病院で医師から処方を受けて購入できます。また、オンライン診療サービスを利用すれば、オンライン上で医師から処方を受けることができ、自宅までピルを届けてもらえるためとても便利です。

病院を受診する

ただの一時的な生理不順だと思っていても、実は前述のような病気が隠れている可能性もあります。気になる症状が見られた場合は、病院を受診し医師に相談してみましょう。

健康的なダイエットに切り替える

無理なダイエットをすると、ホルモンバランスが乱れ生理不順になる場合があります。もし今無理なダイエットをしている場合は、健康的なダイエットに切り替えてみましょう。バランスの取れた食事をとり、十分な運動を行うのがおすすめです。

ストレス解消をする

ストレスも、ホルモンバランスの乱れとそこからの生理不順を引き起こします。軽く運動を行ったり良質な睡眠をとったりして気分をリフレッシュし、ストレス解消を目指してみましょう。

まとめ

今回の記事では、正しい生理周期や生理不順が起きる原因、その改善方法などについて解説しました。生理前の期間が長いと感じている場合、それは生理不順の中の稀発月経かもしれません。ストレスなどによる一時的な生理不順だと思っていても、実は病気が隠れている場合もあるため注意が必要です。生理周期の安定を目指したい場合は、ぜひ低用量ピルも検討してみましょう。

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まとめ

本記事では低用量ピルの偽薬を飲み忘れてしまった場合にどうなるのかを始めとして、そもそもの休薬期間の仕組みや必要な理由などを解説してきましたがいかがでしたでしょうか。
低用量ピルを服用する上で休薬期間はなくてはならないものです。低用量ピルの効果で快適な日々を過ごすためにも、正しい方法で飲み続けることが大切といえます。
飲み続けることを習慣化するためにも偽薬は便利なため、飲み忘れが不安な方は28錠タイプを選ぶとよいかもしれませんね。

ピルとトラネキサム酸の併用はできる?注意事項と併用リスクについて解説

シミを抑制し美白効果があるとして近年注目が集まっている「トラネキサム酸」。この記事では、ピルとトラネキサム酸を併用する際に注意すべき点や、併用により生まれるリスクについて解説していきます。

トラネキサム酸ってどんな成分?

トラネキサム酸とは、必須アミノ酸リシンをベースに人工的に合成されたアミノ酸の一種です。必須アミノ酸リシン」が、血液溶解作用がありアレルギーに関係する「プラスミン」を阻害することによって、出血防止や抗アレルギーの作用を持ちます。また、メラニン色素の生成や肌の炎症を抑えてくれるため、美白効果も認められています。普段使っている化粧水などにも、もしかしたらトラネキサム酸が含まれているかもしれません。

トラネキサム酸はどこで買えるの?

トラネキサム酸は主に皮膚科・美容皮膚科で治療薬や美容内服薬として処方されるものですが、ドラッグストアでも購入することができます。ただし、病院から処方されるものと市販のものでは、少し違いがあります。

皮膚科・美容皮膚科で処方される場合

皮膚科・美容皮膚科で処方されるトラネキサム酸の薬は、主にシミや肝斑を防ぐ美容目的で処方されます。医療用医療品のため、トラネキサム酸の配合可能量は1500mgです。美容目的の診療は自由診療となるため保険適用外ですが、トラネキサム酸の配合量が多い薬を手に入れられる、気になる症状が出た場合に病院で相談できるというメリットがあります。

ドラッグストアで購入できる市販薬の場合

ドラッグストアなどで購入できるトラネキサム酸の薬は、シミ改善を目的としたものもありますが、それ以外に風邪薬や口内炎用の薬としての役割も持っています。これらの市販薬は医療用医薬品ではないため、トラネキサム酸の配合可能量は750mgです。病院に行かずとも手軽に手に入る便利さがあります。

  手に入れられる場所 目的 配合可能量
病院処方 皮膚科・美容皮膚科 美容 1500mg
市販 ドラッグストア 美容・かぜ・口内炎 750mg

ピルとトラネキサム酸の併用はできるの?

低用量ピルとトラネキサム酸は基本的に併用はできません。風邪などによる一時的な服用を目的とした場合には併用は可能ですが、美容目的としての長期的なトラネキサム酸の服用と低用量ピルの併用は不可としている場合が多いです。まずは、医師の判断を仰ぐようにしましょう。
また、なぜ併用が不可となる場合が多いかというと併用することによって血栓症のリスクが上がるからです。血栓症については下記で詳しく説明していますので、見てみましょう。

ピルとトラネキサム酸を併用すると血栓症になる?

低用量ピルとトラネキサム酸の併用には、血栓症をもたらす可能性が少なからずあります。もともと、低用量ピルに含まれるエストロゲンという卵胞ホルモンは血液凝固作用を持っており、低用量ピル服用時の副作用として血栓症の発症リスクがあることが一般的に知られています。そしてトラネキサム酸は止血剤としての役割も持っているため、ピル服用により血栓ができた場合、その血栓が溶けるのを遅くしてしまう可能性があります。ピルの服用によって血栓症を発症するのは1年間に1万人あたり3〜9人とされているため、「ピルを飲むと必ず血栓症になる」と過度に心配する必要はありませんが、ピルとトラネキサム酸の併用によって血栓症を発症する可能性がある、ということは知っておくと良いでしょう。

また、血栓症のリスクが高い人の特徴としては、以下のようなものが挙げられます。

・過去に血栓症になったことがある
・家族に血栓症の既往歴がある人がいる
・高血圧である
・喫煙習慣がある
・手術やケガの直後である
・45歳以上である
・BMI数値が30以上である

これらの特徴は低用量ピルの禁忌事項になりますので、当てはまる場合は低用量ピルの処方がされない場合がほとんどといえます。

ピルと併用できない薬とサプリメント

実はトラネキサム酸以外にも、ピルとの併用が禁止されている薬や、併用にあたって注意が必要な薬・サプリメントが存在します。

【併用禁止な薬】
・C型肝炎の治療薬
→併用により肝機能が悪化する事例が多数報告されています。

【併用にあたり注意が必要な薬・サプリメント】
・バルビツール酸系、ヒダントイン系の抗てんかん薬
・ペニシリン、テトラサイクリンなどの抗生物質
  など
→ピルの効果を弱める可能性があります。

・アセトアミノフェンが主成分の解熱鎮痛薬
・フルコナゾール、ボリコナゾールなどの抗真菌薬 
 など
→ピルの効果を強める(同時に副作用も発生しやすくなる)可能性があります。

・モルヒネ
・血糖降下薬  
など
→ピルにより薬の効果が弱まる可能性があります。

・免疫抑制剤
・副腎皮質ステロイド 
 など
→ピルにより薬の効果が強まる可能性があります。

まとめ

この記事では、ピルとトラネキサム酸を併用する際の注意点、併用時のリスクなどについてご説明しました。ピルとトラネキサム酸は、それぞれ生理痛軽減や美白効果など女性にとって嬉しい作用を持っています。しかし少なからずリスクも存在しているため、これら二つの併用を考えている場合は一度医師に相談し、血栓症リスクや自身の体調を考えつつ判断するようにしましょう。また、美白効果を期待している場合はトラネキサム酸ではなく別の医薬品を処方してもらえるか医師に相談するとよいでしょう。

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低用量ピルの副作用|主な副作用と血栓症のリスク

低用量ピルにはさまざまな種類があり、副作用が起きる割合は比較的低い薬です。しかし、低用量ピルの種類や飲み方、服用する人の体質などによって副作用が起きることはあります。この記事では、低用量ピルの副作用の種類や基本的な対処法、副作用がいつおさまるかなどをご紹介します。低用量ピルによって太る、血栓症のリスクがあるといった情報の根拠に関しても解説しているので、ぜひ参考にしてください。

低用量ピルの主な副作用

低用量ピルとは、2種類の女性ホルモンを含んだ、体内のホルモンバランスを整える医薬品のことです。低用量ピルの副作用には、眠気や吐き気、気分の落ち込み、むくみ、乳房の張り、頭痛、下腹部痛、不正出血などがあります。飲み始めた時期には副作用が現れやすいですが、多くの場合は服用を続けることで服用2〜3ヶ以内でおさまることがほとんどです。

眠気

低用量ピルの副作用として、約0.1%~5%未満の割合で眠気の症状が生じる場合があります。低用量ピルに配合されている黄体ホルモンが眠気を引き起こす原因と考えられており、飲み始めた時期に現れやすい副作用のひとつです。プロゲステロンという黄体ホルモンが体内で分解されると眠気を引き起こす物質に変わるため、服用後に眠気を覚える場合があります。

また、低用量ピルを飲み始めた時期には体内のホルモンバランスが不安定になり、基礎体温の調整が適切に行えなくなっている場合があります。低用量ピルの服用を1ヶ月~3ヶ月ほど続けることで体内のホルモンバランスが整えられると、眠気の副作用は治まります。

眠気の副作用に関しては、生活習慣に合わせて充分な睡眠をとることで軽減できる場合があります。充分な睡眠を取りづらい場合、日中に20分程度の仮眠を取ることが効果的な対処法です。

吐き気

副作用として吐き気の症状が生じる割合は5%以上であり、比較的起こりやすい副作用とされています。低用量ピルに配合されている卵胞ホルモンが吐き気の原因になると考えられており、飲み始め当初に副作用が生じるケースが一般的です。多くの場合、低用量ピルの服用を3ヶ月ほど続けることで吐き気の副作用は弱まってくるとされています。

対処法としては、低用量ピルと吐き気止めを併せて服用する方法が推奨されています。低用量ピルを服用した後に嘔吐があった場合、成分が適切な形で吸収されない可能性があるため、副作用には吐き気止めの薬を用いて対処することが望ましいです。目安として、服用から3時間以内に嘔吐があった場合には低用量ピルを1錠分追加で服用することが推奨されています。

気分の落ち込み

低用量ピルの服用後、約0.1%から5%未満の割合で気分の落ち込み、抑うつ症状が表れる場合があります。体内のホルモンバランスが不安定になることが原因と考えられており、服用を継続するうちに抑うつ症状は次第に治まることが一般的です。

低用量ピルを服用してから数日後に気分の落ち込み、食欲不振、不眠などの抑うつ症状が表れた場合は薬剤惹起性うつが考えられます。1~2ヶ月程服用を続けても副作用が治まらない場合、低用量ピルの処方を受けたクリニックなどの医師に相談しましょう。

むくみ

低用量ピルを服用した後には、約0.1%から5%未満の割合でむくみ、体重増加の副作用が現れる場合があります。低用量ピルに含まれている黄体ホルモンには水分をため込む作用があり、むくみの原因になりやすい女性ホルモンの一種とされています。

多くの場合、3ヶ月程服用を続けることで副作用は治まる場合が多い傾向です。低用量ピルの服用を続けても副作用が治まらない場合は、服用している低用量ピルの種類が合っていないことが考えられます。むくみ、体重増加の副作用に関する悩みがある場合、低用量ピルの処方を受けたクリニックなどの医師に相談しましょう。

乳房の張り

低用量ピルの副作用として乳房の張り、痛みが症状として現れる割合は約0.1%から5%未満です。低用量ピルには少量の黄体ホルモンが配合されており、飲み始めた時期には副作用の原因になることがあります。副作用として乳房の張りが生じた場合、3ヶ月程服用を続けることで治まることが一般的です。

服用を続けても副作用が治まらない場合は、むくみの症状と同様に低用量ピルの種類が合っていないことが考えられます。この副作用に関しても、処方を受けたクリニックなどに相談して低用量ピルの変更を検討しましょう。

頭痛

低用量ピルを服用した後、副作用として頭痛の症状が現れる割合は約0.1%から5%未満です。体内のホルモンバランスが不安定になることが主な原因であり、飲み始めた時期に起きやすい副作用のひとつです。多くの場合、低用量ピルの服用を続けることで頭痛の副作用は治まってきます。

頭痛の副作用に対処する方法として、ある程度の睡眠時間を確保する、肩こりを緩和する対策を行うなどが挙げられます。頭痛の副作用が治まらない場合、医師もしくは薬剤師に相談して頭痛薬の使用を検討しましょう。

下腹部痛

低用量ピルの副作用として下腹部痛が現れる割合は、約0.1%から5%未満です。体内のホルモンバランスが崩れることが主な原因になっており、基本的には低用量ピルを3ヶ月程服用することで副作用が治まります。服用を続けても下腹部痛が治まらない、生活に影響があるほどの痛みがある場合などには低用量ピル以外が原因の可能性もあるため医療機関に相談しましょう。

不正出血

低用量ピルを飲み始めた時期には、3割程度の方が不正出血を経験すると言われています。低用量ピルを飲み始めた時期に現れやすい副作用のひとつで、一般的には3ヶ月ほど継続的に服用することで副作用は治まります。不正出血は低用量ピルを飲み忘れた際に起きる場合もあるので、服用開始からの期間、状況に応じて判断することが必要になります。

3ヶ月ほど正しく服用を続けても不正出血の副作用が治まらない場合、低用量ピルの処方を受けたクリニックなどに相談しましょう。

低用量ピルの種類による副作用の違い

種類 配合される黄体ホルモン 主な薬品 主な副作用
第一世代 ノルエチステロン フリウェル
シンフェーズ
不正出血
悪心など
第二世代 レボノルゲストレル トリキュラー
アンジュ
頭痛
下腹部痛など
第三世代 デソゲストレル マーベロン
ファボワール
頭痛
悪心など
第四世代 ドロスピレノン ヤーズ
ヤーズフレックス
頭痛
悪心など

日本で処方されている低用量ピルは第一世代から第四世代までに分類されており、主な効用と副作用がそれぞれ異なっています。低用量ピルの種類に関わらず、頭痛、悪心などの副作用がみられる場合があります。

第一世代に分類されるフリウェルやシンフェーズといった低用量ピルは、出血量の軽減・生理痛の緩和などの効果が比較的高い一方で、副作用として不正出血が起きやすいことが特徴です。

第二世代の低用量ピルは全て3相性に分類される医薬品であり、自然に近いホルモンバランスを再現することで生理周期を安定させるメリットが見込めます。一方で、頭痛や下腹部痛などの副作用が比較的起きやすい傾向です。

第三世代の低用量ピルは全種類が1相性に分類されており、高い避妊効果だけでなく、ニキビの改善などが見込めます。一方で頭痛や悪心などの副作用が起きる場合があります。

第四世代は新しく開発された医薬品で、超低用量ピルとして分類されています。該当する薬品は、ヤーズやヤーズフレックスなどです。第四世代のピルはエストロゲンの配合量が抑えられており、副作用が比較的起こりにくくなっています。起こり得る副作用は頭痛や悪心、不正出血などです。副作用のデメリットが怖くてなかなかピルに手を出せないという方も、比較的安心して使用できるでしょう。

低用量ピルの服用による血栓症のリスク

喫煙者/高血圧の人/糖尿病の人/肥満体型の人/40歳以上の人/片頭痛持ちの人

上記の項目に該当する人は低用量ピルによる血栓症のリスクが高いので、低用量ピルの服用を検討する際は医師に相談しましょう。

特定の条件に該当しない人でも、低用量ピルを飲み始めてから3か月以内は、静脈血栓症を発症するリスクが比較的高くなると考えられています。静脈血栓症は1万人あたり1人から5人の割合で発症しますが、低用量ピルを服用した場合は1万人あたり3人から9人の割合で発症するとされています。ちなみに、妊娠中の静脈血栓症リスクは「1万人に5〜20人」であり、ピルの服用よりもリスクが上がることが分かっています。

低用量ピルの服用で「太る」と言われる理由

一部では低用量ピルを服用することで太るという声がありますが、低用量ピル自体に体重を増加させる作用はありません。

むくみで太ったように感じる

低用量ピルを服用した人は、むくみの副作用が約0.1%から5%未満の割合で生じます。低用量ピルに配合されている黄体ホルモンには体内に水分をためる作用があり、むくみの症状が起きるという仕組みです。副作用は一時的なものですが、全身がむくんでいる状態では太ったように感じるかと思われます。副作用によってむくみが生じている場合、低用量ピルを1ヶ月から3ヶ月ほど服用することで副作用は治まってくるケースが一般的です。むくみの副作用が強く出ている場合、服用する低用量ピルを変更する、食生活の改善や適度な運動といったセルフケアを行うなどの対策が推奨されています。

体調改善による食欲増進

また低用量ピル服用後、体調が改善して食欲が増進する場合があります。結果的に、一時的に体重が増加してしまうことがあります。 食事量に気をつけたり、栄養バランスのよい食事を摂ったりすれば問題ありません。

低用量ピルの服用をやめるタイミング

低用量ピルの服用をやめたい場合、医師に相談して対応を検討しましょう。低用量ピルの服用をやめる際には、自己判断で再開しないように注意する必要があります。低用量ピルには血栓症の発症リスクをわずかながら高くする作用があるため、自己判断によって服用中止と再開を繰り返すことは避けるべきです。

実際に低用量ピルの服用をやめる場合、基本的には1シートを飲み切ってから服用を中止します。服用中止のタイミングを早めたい人は、医師に相談することでタイミングの調整を検討しましょう。

服用を中止した後は一時的にホルモンバランスが不安定になることがあります。服用中止後は肌に関するトラブル、生理周期が不安定になるといった副作用が起きる場合がありますが、3ヶ月ほど経過した頃に副作用は治まってくることが一般的です。

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ピルを30分遅れで飲んでも大丈夫?飲む時間がズレたらどうなる?ピルの効果と飲む時間の関係性

低用量ピルは毎日決まった時間に1錠飲むことでさまざまな効果が発揮できる薬ですが、飲む時間が30分遅れてしまった!なんてことを経験された方もいるのではないでしょうか。
実際に飲む時間がズレてしまった場合、どのような変化があるのかを詳しく説明していきます。

ピルを30分遅れで飲んだらどうなる?

低用量ピルの効果を最大限発揮するには毎日決まった時間に服用することがよいですが、何らかの事情で30分遅れになってしまった場合でも問題はありません。
基本的に毎日の服用時間から2〜3時間程度であれば、飲み遅れてしまっても避妊効果に影響はないとされています。

ピルを飲み忘れた場合の避妊効果は?

低用量ピルを日をまたいで飲み忘れてしまうと、一時的に避妊効果が下がることもあります。
WHOによる「OCの飲み忘れに関する指導」では、飲み忘れが1〜2日分であれば気づいた時点で直ぐに服用すれば問題ないとされています。
しかし、3日以上飲み忘れてしまうと避妊効果が一時的に下がってしまいます。

飲み忘れてしまった場合の対処法

低用量ピルを飲み忘れてしまった場合、どうしたらいいのかを日別で説明していきます。
まず、1日分(1錠)を飲み忘れた場合は気づいた時点で飲み忘れた錠剤を飲み、残りの錠剤は予定通りに服用します。

2日以上飲み忘れた場合も同じ服用方法で問題ありませんが、7日分(7錠)以上連続して服用するまではコンドームなどの別の避妊方法を併用するか、性交渉を控えるようにしましょう。
また、ピルの服用上限は1日2錠までです。3錠以上の服用はしないようにしてください。もしも、2日以上の飲み忘れがある状態で性交渉してしまった場合には緊急避妊も視野にいれるようにしましょう。

参照:低用量経口避妊薬,低用量エストロゲン・プロゲスチン配合薬ガイドライン2020年度版 

飲み忘れたら体にどんな変化がある?

30分遅れや数時間の飲み遅れであれば、大きな変化はないとされています。
しかし、日をまたいで飲み忘れてしまった場合には不正出血が起こる可能性があります。
この不正出血は、低用量ピルで保っていた体内の女性ホルモンが一時的に減少することで起こります。
正しい服用サイクルに戻ることで症状の改善が見込めるとされていますが、長期間出血が止まらない場合にはピルを処方してもらった病院を受診し、医師の診療を受けるようにしましょう。

まとめ

低用量ピルを飲み遅れてしまったり、飲み忘れてしまうと効果はどうなるのか不安になりますが、落ち着いて対処することが大切になってきます。
当日中の飲み遅れであれば対処は必要ありませんが、日をまたいで飲み忘れた場合は焦って沢山飲めば大丈夫なわけではなく、何日分飲み忘れたのかで対処法が変わります。
適切な方法で対処をし、避妊効果や他の避妊方法の要否を判断していきましょう。
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【ピル初心者さん必見】服用中のよくあるトラブルを解説

低用量ピルとは「卵胞ホルモン」と「黄体ホルモン」という2つの女性ホルモンを含み、1日1錠正しく女性が服用することで、99.7%(※)以上の避妊効果が得られるお薬です。毎日服用するため、どのようなことが起こり得るのか不安ですよね。
今回の記事では、よくあるトラブルと対処法を解説します。

※一般的なデータであり効果を保証するものではありません

 副作用が出たらどうする?

ピルを飲み始めてから体が慣れるまでは、吐き気、食欲減退、乳房の張り、不正出血、頭痛、下腹部痛、腰痛、眠気、むくみなどの副作用が起こる可能性があります。

個人差はありますが、一般的に、飲み始め1ヶ月目には上記の副作用が出やすく、2~3ヶ月以降落ち着きます。あまりにもひどく日常に支障を及ぼす場合は医師にご相談ください。

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飲み忘れてしまったら?

1日分(1錠)飲み忘れた場合

低用量ピルを1日飲み忘れた場合、基本的には気づいた時点で1錠を服用して問題ありません。飲み忘れに気づいたタイミングが翌日の服用時刻前であればすぐに1錠服用し、翌日分も通常どおりのタイミングで服用します。

翌日の服用時刻になって飲み忘れに気づいた場合、前日分と合わせて2錠まとめて服用します。プラセボは偽薬で薬の成分が入っていないため、飲み忘れても問題ありません。

2日分(2錠)以上飲み忘れた場合

2日以上の飲み忘れに気づいた場合も同様の飲み方となり、基本的には気づいた時点で前日分の1錠を服用して問題ありません。飲み忘れに気づいたタイミングが服用時刻前であればすぐに1錠服用し、服用時刻にも通常どおり服用します。低用量ピルは、1日2錠までしか内服できません。3錠以上は飲まないようにしてください。

飲み忘れがあった場合、状況によっては避妊効果に影響がある可能性があります。

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不正出血があった場合

低用量ピルを飲み忘れた際には、体内の女性ホルモン量が減少することによって不正出血が生じるリスクがあります。通常は休薬期間やプラセボ期間に生理が起きますが、飲み忘れがあった場合、通常とは異なるタイミングで出血が生じるリスクがあるのです。低用量ピルの飲み忘れが原因で不正出血が起きた際には、基本的には正しい用法で服用を再開することで症状の改善が見込めます。

ただし、服用を再開してから症状が1ヶ月以上治まらない、重度の腹痛があるなどの症状がみられる場合は妊娠もしくは子宮関係の病気などが考えられます。上記の症状がみられた際は、低用量ピルの処方を受けたクリニックに相談しましょう。

休薬期間に生理が来ない!

低用量ピルの服薬中、通常は休薬期間中に消退出血が起こりますが、まれに起きない場合があります。ピルの休薬期間中に消退出血が起こらない原因については以下が考えられます。

妊娠している場合

低用量ピルの服用中であっても、ごくまれに妊娠している可能性も考えられます。低用量ピルの服用中に妊娠する主な原因は、飲み忘れです。きちんと服用している場合には99.7%の避妊効果が得られると言われていますが、飲み忘れがあると数パーセント程度避妊効果が下がってしまいます。

※一般的なデータであり効果を保証するものではありません

出典:Hatcher, RA et al.:Contraceptive Technology:Twentieth Revised Edition, NewYork:Ardent Media, 2011

休薬期間を設けていない

低用量ピルには、服用期間1周期28日間に、7日間の休薬(偽薬)期間があります。つまり、休薬期間を設けることで生理がくる仕組みになっています。休薬期間を無視してピルを飲み続けていると、予期せぬ破綻出血が起きたり、ピルの服用をやめても生理が来なくなったりすることがあります

服用後、嘔吐してしまった場合

ピルを服用してから3時間以上経過している場合の対応は必要ありません。服用後3時間以内に嘔吐してしまった場合はすぐにもう1錠服薬しましょう。嘔吐が24時間以上続く場合は、ピルの服用は一旦中止してください。症状が回復したらピルを飲み忘れたときと同じように服用を再開しましょう。

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妊娠を希望するので服用を止めたい場合

低用量ピルには避妊効果があるので、妊娠を希望するタイミングでピルの内服を止めましょう。内服をやめた後、数日で生理(消退出血)が起き、その2ヶ月後に生理が始まります。それ以上待っても生理がこない場合は、医師の診療を受けましょう。

何かトラブルが起きても落ち着いて対応しましょう

低用量ピルの服用を始めて、異変があったら焦ると思いますが、落ち着いて対処しましょう。トラブルを防ぐため、飲み忘れをしないことが大切です。もし、対処方法が分からなかったり、不安な場合は医師に相談しましょう。

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低用量ピルは太る?不妊になる?気になる噂のウソ・ホント

低用量ピルは高い避妊効果や生理トラブルの改善が期待できるお薬です。しかし、「太る」「将来、不妊になる」などのウワサを聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。この記事では、ピルの噂と共に、妊娠についての噂の真偽も解説していきます。

ピルについての噂

低用量ピルで太る?

低用量ピルと体重の増加は関係ないといわれています。過去に使われていたホルモン量の多いピルは、副作用により太ると言われていましたが、現在はホルモン量が少ない低用量ピルが主流となっています。また英国の「コクラン・レビュー」によると低用量ピルと体重増加との因果関係は立証されていません。

低用量ピルを飲むと太ると言われるのには、下記の理由が挙げられます。

・保水作用によるむくみ

ピル服用初期の副作用であるむくみにより太ったと感じる場合があります。副作用によってむくみが生じている場合、1ヶ月から3ヶ月ほど服用することで副作用は治まってくるケースが一般的です。

・食欲亢進による食べすぎ

レボノルゲストレル(黄体ホルモンの1つ)の作用である食欲亢進による「食べすぎにより体重が増加することがあります。しかし、服用開始から1〜2ヶ月程度すれば食欲亢進はほとんど落ち着いてきます。服用を始めたてのときは食欲が増しても食べ過ぎないように注意しましょう。

将来、不妊になる?

ピルの服用が不妊に関係することはありません。また、ピルにより排卵を抑えることで卵巣の傷つく回数を減らすことができ、また、子宮内膜症の予防や治療につながることで、不妊のリスクの軽減にもなります。

※卵子の数が減らないというわけではありません

効果が出ても飲み続ける?

低用量ピルは服用停止すれば元の状態に戻ってしまうので、1日1錠、継続的に服用する必要があります。妊娠を望むまでは服用継続することを推奨いたします。

ピルを飲んでいればコンドームは不要?

ピルを飲むことによって避妊効果を得ることはできますが、性感染症を防ぐ効果はありませんので、コンドームの着用を推奨いたします。性感染症にかかり放置してしてしまうと腹膜炎を起こしたり、不妊の原因になることもあり、早期発見・早期治療が重要になります。

しかし無症状で経過することがほとんどのため、感染に気づけないことが多いため、コンドームなしでの性行為が思いあたる場合は性病検査を受けていただくことを推奨いたします。

妊娠についての噂

安全日であれば避妊しなくてもOK?

生理周期の中で比較的妊娠しにくいタイミングのことを 「安全日」と呼ぶ場合もありますが、妊娠の可能性がないわけではありません。どのタイミングであっても必ず避妊を行いましょう。

性行為後に膣内を洗えば避妊効果が得られる?

性行為の後、シャワーやウォシュレットなどで膣内を洗えば避妊ができるという噂もありますが、これは誤りです。シャワーの水圧で膣を傷つけてしまうこともあります。
避妊に失敗したら、すぐに産婦人科医に相談し、アフターピルを服用をしていただくことを推奨いたします。

正しい情報を判断し、安心してピルを服用しましょう

低用量ピルには、様々な種類・効果・副作用などがあります。服用する際は、正しい情報を知ることが大切です。不安な場合は、産婦人科の医師に相談し、安心して服用できるようにしましょう。

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