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もしも飲み忘れてしまったら?低用量ピル飲み忘れ対処法について

ピル
2023.01.10 (2023.08.24更新)

低用量ピルは、毎日1錠、決まった時間に内服するお薬です正しく毎日しっかりと内服できていれば、99.7%の避妊効果がある(※)といわれています。しかし、万が一飲み忘れた時は、避妊効果にも影響があるため、正しい対応を取ることが大切です。
この記事では、飲み忘れた時の対処法をご紹介します。

※一般的なデータであり、効果を保証するものではありません

 

飲み忘れ対処方法

○1日分(1錠)飲み忘れた場合

低用量ピルを1日飲み忘れた場合、基本的には気づいた時点で1錠を服用して問題ありません。飲み忘れに気づいたタイミングが翌日の服用時刻前であればすぐに1錠服用し、翌日分も通常どおりのタイミングで服用します。

翌日の服用時刻になって飲み忘れに気づいた場合、前日分と合わせて2錠まとめて服用します。プラセボは偽薬で薬の成分が入っていないため、飲み忘れても問題ありません。

 

○2日分(2錠)以上飲み忘れた場合

2日以上の飲み忘れに気づいた場合も同様の飲み方となり、基本的には気づいた時点で前日分の1錠を服用して問題ありません。飲み忘れに気づいたタイミングが服用時刻前であればすぐに1錠服用し、服用時刻にも通常どおり服用します。低用量ピルは、1日2錠までしか内服できません。3錠以上は飲まないようにしてください

 

服用している低用量ピルの種類、飲み忘れのタイミングなどによって適切な対応は異なる場合があります。2日以上の飲み忘れが判明した場合、服用方法に関して処方を受けたクリニックに相談しましょう。

 

飲み忘れた場合の避妊効果

一般的なケースとして、飲み忘れのタイミングが1週目、2週目、3週目の場合における避妊効果への影響をタイミング別に解説します。

○1週目の場合

1週目は休薬期間明けのタイミングなので、2日以上飲み忘れがあった場合は避妊効果が低下するリスクがあります。休薬期間に卵巣は活動するようになり、1週目の飲み忘れで休薬期間が7日を超える場合は、排卵が起きることがあります。

基本的な避妊対策としては、飲み忘れが判明してから低用量ピルを7錠分以上連続で服用するまでは避妊具を使用する、もしくは性交渉自体を避けるなどが挙げられます。飲み忘れの直前5日以内に性交渉があった場合、緊急避妊薬(アフターピル)の服用を検討しましょう。

○2週目の場合

直前1週間、7錠分の低用量ピルを正しく服用していればアフターピルは必要ないとされています。低用量ピルを7錠分正しく服用している状態であれば、卵巣の活動が適切な形で抑制されていると判断するのが一般的です。つまり、2週目に飲み忘れがあったとしても、直ちに避妊効果への影響が生じるわけではありません。

基本的には直近に服用する予定だった1錠分を早めに服用しましょう。残りの錠剤は通常どおりの用法で問題ありません。ただし、飲み忘れの直前から低用量ピルを1週間継続して服用していない場合、十分な避妊効果が見込めない可能性があります。必要に応じて他の避妊対策を検討するようにしましょう。

○3週目の場合

休薬期間を設けず、現在のシートの実薬を終了したら次のシートに移って問題ないとされています。基本的には1周期当たり7日間の休薬期間が必要ですが、3週目の飲み忘れは例外的に休薬期間を設けません。この飲み方によって、避妊効果への影響を抑える効果が見込めます。

 

飲み忘れには気をつけましょう

低用量ピルは毎日1錠、同じ時間に服用することで効果を得ることができます。アラームをセットしたり、生活リズムに合わせて習慣化しやすくすることで、飲み忘れを防ぎましょう。

 

<成城松村クリニック 松村院長監修>

 

 

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