PMSはいつから症状が現れる?PMSが起こりやすくなる要因や、対策方法を紹介

 

PMSは多くの女性が経験する症状ですが、現れる症状や程度、いつから起こるのかは人によって異なります。この記事ではPMSがいつから始まるのかという疑問を解消し、PMSの原因となるものや悪化させる要因など、症状の緩和につながる情報を解説しています。

PMSとは何か?

PMSは別名「月経前症候群」といい、生理が始まる前の3~10日間続く身体や精神の不調のことです。
生理中の痛みや不快感とは異なるもので、PMSは生理が始まると徐々にその症状は緩和されていきます。
主な原因は⽣理前に女性ホルモンが急激に変動することといわれていますが、そのほかにも体質や生活習慣などさまざまなことが原因で起こり、現れる症状や程度の重さも人によって変わってきます。
そのためなかなか周囲の人たちにつらさを伝えられず、長期にわたって悩みを抱えている人もいます。

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PMSの症状【精神的】

PMSで現れる症状には個人差があるものの、基本的にメンタルの不調をともなう症状が多いといわれています。
代表的なものにイライラや不安感、情緒の不安定さ、極度の落ち込み、無力感、焦燥感などがあげられます。
PMSがメンタルに及ぼす背景には、ホルモンバランスの変化があります。
月経周期の中で、排卵を境に女性の体内のホルモンバランスは大きく変動します。この変動が脳の視床下部に影響を及ぼし、自律神経の乱れにつながることが原因の一つだと考えられています。
また、自律神経は身体のさまざまな機能を調節する重要な働きを担っています。
しかしホルモンバランスが乱れると、自律神経のバランスも乱れてしまいます。
自律神経が乱れると睡眠障害や情緒不安定さを引き起こし、イライラ感や気分の落ち込み、不安感などの精神的な不調に影響します。
さらにPMSが起こる生理前には、プロゲステロンという女性ホルモンの分泌が増加する時期でもあります。
プロゲステロンが増加すると、体温が上昇し眠気を引き起こし、集中力や注意力の低下をもたらします。

PMSの症状【身体的】

PSMで起こる身体的な症状はかなり多く、個人の体質によってさまざまな症状が現れます。
代表的なものに肩こりや全身のむくみ、乳房やおなかの張り、冷や汗、ニキビ、発熱、体重の増減、吐き気、下痢、頭痛などがあります。
身体的な不調の原因には、プロゲステロンの急増による影響があるとされています。
生理前に増加するプロゲステロンは、体温を上げる作用や水分を体内に蓄える作用があります。
体温が上がることで血流を促進し、結果的に肌表面の皮脂の分泌量が増加するため、肌荒れやニキビなどを引き起こしやすくなります。
また水分が排出されにくいため、むくみも起こりやすくなり、体重が増加することもあります。

PMSの症状はいつから起こる?

PMSは生理がある全ての女性に起こり得る症状で、これまでPMSを感じていなかった人も、あるとき突然心身の不調を感じることがあります。
PMSはプロゲステロンが増加する排卵の前後から生理の出血までの間に起こり、生理の10日前から3日前に症状が現れます。
生理が始まると増加していたプロゲステロンが減少し、元のホルモンバランスへと落ち着くにつれて、徐々に症状が消失していくのが特徴です。
そのため、生理中に起こる不快感とは区別されています。

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PMSの原因は?

実のところ、PMSのはっきりとした原因は解明されていません。
脳内の神経伝達物質や栄養の偏り、鉄分の不足、外的ストレス、生活習慣などさまざまな原因があるといわれていますが、ホルモンバランスが大きな要因となっています。
生理前にはこれまで優勢だったエストロゲンが減少し、プロゲステロンが増加していきます。
プロゲステロンは脳の中のセトロニンやアドレナリンなどの神経伝達物質に影響し、イライラや不眠、情緒不安定さにつながっていくと考えられています。

PMSが起こりやすくなる要因

緊張やストレス

PMSは、仕事や日々の生活、また学校やアルバイトなどで感じる緊張や外的なストレスによって引き起こされることも報告されています。
苦手な取引先や上司がいる、新しいプロジェクトを任されたなど生活環境の変化によってもPMSが起こる要因となります。ストレスの感じ方には個人差もあるため、周囲から見ると些細なことであっても十分にPMSのきっかけになる可能性があります。

真面目な性格

真面目で几帳面な性格の人は、周囲に気を配り、仕事もきちんとこなせるため、周囲から頼られがちです。
しかし真面目な性格が災いしてストレスを抱えがちで、たまったストレスを発散できないという傾向もあります。
PMSは精神的な作用によっても引き起こされるため、真面目な性格の人は注意が必要です。

バランスの悪い食事

現代人は糖質や脂質を過剰に摂取する傾向があり、栄養が偏りがちです。
食べ物の中には、PMSの症状を緩和するものもあれば、反対にPMSの症状を悪化させるものもあります。
糖質や脂質は私たちの身体を活動的にするために欠かせない栄養素ですが、摂りすぎるとカロリーが過剰になり、PMSの症状も悪化しやすいことがわかっています。
反対にビタミンやタンパク質を豊富に取ることで、ホルモンバランスが整いやすくなり、PMSの症状を和らげると考えられています。

刺激物やカフェインの摂取

辛い食べ物やカフェイン・お酒などの刺激物を好んで食べる人やタバコ(喫煙)は、PMSの症状が悪化しやすいといわれています。
刺激物は自律神経に影響を与え、睡眠の質や発汗作用などに関わってきます。
また神経を過敏にするためイライラを感じやすくなり、PMSの症状を悪化させることもあります。

自律神経の乱れ

PMSの症状と自律神経の乱れによって起こる症状には、類似している点があります。
例えば冷や汗やイライラ、発汗や肩こり、むくみなど、自律神経が乱れることでも起こる症状です。
自律神経は、偏った食事や睡眠不足、不規則な生活習慣によって乱れてしまうことがあります。生理前のPMSが起こりやすい時期には、意識して睡眠をしっかりとるようにしましょう。

体力の低下

加齢や運動不足による体力の低下も、PMSの症状を悪化させる要因となります。
体力の低下によって、これまで感じなかった身体の不調を感じるようになり、PMSの症状として現れることも考えられます。お散歩やヨガ、ストレッチ、スイミングなどの有酸素運動は、PMSの症状を緩和する効果があると言われています。体調のよいときは、意識して運動をするようにしましょう。

PMSと似た症状や病気

子宮内膜症や子宮筋腫

子宮内膜症子宮筋腫はPMSと似たような症状を引き起こします。
腹痛、腰痛、貧血による倦怠感や動悸などの症状を伴います。
PMSと違うのは、子宮内膜症や子宮筋腫が生理中や生理後など、生理前以外の時期にも症状が現れるのに対し、PMSの症状は生理前のみに現れるという点です。

重症型のPMS(PMDD)

PMSと似た病気でメンタル面の不調が強く出るPMDDという病気もあります
PMDDは月経前不快気分障害と呼ばれ、激しいイライラ感や虚脱感を感じ、唐突に泣きたくなったりひどく落ち込んだりする症状です。
PMSと同じく周囲の理解が必要ですが、生理前以外は普通に振る舞えることも多いため、周りに相談できないことでさらに悪化するケースもあります。

更年期障害

PMSの原因はホルモンバランスの変化と考えられていますが、更年期障害もホルモンが減少することによって起こります。
更年期障害は主にエストロゲンの減少によって起こり、PMSと似たような症状を引き起こします。
更年期障害は50歳前後の女性に起こることが多いのに対し、PMSは閉経前の全ての女性に起こり得る症状です。

うつ

生理が始まっても気分の落ち込みが治らないというときは、その症状の原因はPMSではなくうつ症状にあるかもしれません。
うつとPMSの症状は非常に似ており、無力感や虚脱感、倦怠感をともなって落ち込んだり、涙を流したくなったりします。
うつは2週間以上の落ち込みが続きますが、PMSは生理前の期間に限定され、症状が現れて10日から3日で一度は落ち着き、また生理期間が近づくと症状が現れます。

妊娠の初期

PMSは女性ホルモンの一種であるプロゲステロンが増加する時期に起こりますが、妊娠するとプロゲステロンの分泌量が増加します。
プロゲステロンには妊娠を維持する機能が備わっており、妊娠の初期症状としてPMSと似たイライラや不安感、お腹の張りなどの症状を訴える人もいます。

PMSの症状は、年齢やストレスで変化する

年齢

PMSは年齢にかかわらず閉経前の多くの女性に現れる症状ですが、主に20歳を過ぎたあたりから表面化してくるといわれています。
10代のうちは身体が未成熟でホルモンバランスも安定しないため、生理周期が乱れがちです。
生理周期が安定しないと、生理前の不調を感じにくく、また生理痛がひどくなることもあるため、生理前に起こるPMSの症状を自覚しにくくなります。
20歳を過ぎると生理周期が安定してくるため、これまでなんとなく感じていた生理前の不調や違和感を毎月感じるようになり、PMSの症状を自覚していきます。

ストレス

これまでPMSの症状がなかったという人も、仕事や人間関係のストレスによってPMSが起こることがあります。
PMSはメンタルの不調として現れやすいですが、ストレスによってもPMSは引き起こされたり悪化します。
仕事や人間関係で生じたストレスは、エストロゲンにも関係するホルモンのセロトニンの分泌量を減少させます。
セロトニンは別名幸せホルモンと呼ばれ、メンタルの安定や幸福感をもたらすホルモンです。
セロトニンが減少すると幸福感を感じにくくなり、情緒が安定せず気分が落ち込みやすくなります。

PMSの対策方法

カルシウムとマグネシウムの摂取する

カルシウムとマグネシウムはPMSの症状である、イライラや情緒不安定さ、倦怠感を解消する栄養素として知られています。
カルシウムは牛乳やチーズなどの乳製品から摂取でき、マグネシウムは魚介類の中でも特に貝類に豊富に含まれています。

血行を悪化させる習慣をやめる

血行が悪化すると排出機能が低下し、むくみや肌荒れ、便秘などの身体の不調を招きます。
血行が悪化する原因には、不規則な生活習慣や、脂質の摂りすぎなどがあります。血液の流れをよくするためには、オメガ3脂肪酸やビタミンEを含む食材を積極的に取り入れることが大切です。
オメガ3脂肪酸はサーモンやマグロなどの脂ののった魚に、ビタミンEはブロッコリーや卵、ナッツ類に含まれています。

有酸素運動をする

軽い有酸素運動は血行を促進し、体内のホルモンバランスを整える効果があります。
気分転換にもなるため、PMSの症状であるイライラや不安な気持ちを落ち着かせます。
ヨガやウォーキングなど、軽く息がはずむ程度の軽い運動を習慣的に取り入れましょう。

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PMSの症状緩和にはホルモンバランスを整えることが大切

PMSがいつから起こるのか解説してきました。
PMSは生理前の10日から3日から症状が現れ始め、生理期間に入ると落ち着いてきます。
多くの女性がPMSの症状を経験していますが、個人差もあるため人によって現れる症状や程度も異なります。
PMSを和らげるには、正しい生活習慣やバランスの取れた食事、適度な運動習慣によって、ホルモンバランスを整えることが大切です。
低用量ピルによって症状が緩和される場合もあるため、かかりつけの産婦人科やオンライン診療で相談してみましょう。

排卵日前後にイライラするのはなぜ?原因や対処法は?

生理予定日まで期間があるのに、なぜかイライラする…など原因がわからない不調に悩むことはありませんか。それは、排卵にともなうホルモンバランスの変化が原因かもしれません。

この記事では、排卵日前後に起きる体調不良の原因や、症状を和らげる方法についてお伝えします。排卵日と思われる時期の不調に悩まれている方は、ぜひ参考にしてくださいね。

排卵日前後のイライラなどの体調不良の原因は?

排卵日とは、約1ヶ月に1回、卵巣から卵管へ卵子が放出される日をいいます。一般的な場合、生理周期が28日であれば、生理開始日から約2週間後に排卵が起こります。排卵日の前後は妊娠しやすいタイミングであり、妊娠を希望する方の中には排卵日を生理周期から算出し、把握している方も多いのではないでしょうか。しかし排卵日の前後には体調不良が起こりやすいケースもあるようです。原因をみていきましょう。

排卵日前後の不調はホルモンバランスが原因?

排卵日の前後に体調が悪くなるのは、急激なホルモンバランスの変化が考えられます。

生理周期は、エストロゲンとプロゲステロンといった2種類の女性ホルモンが、お互いにバランスをとりながら分泌量の変化を繰り返しています。生理が始まると、子宮内膜を厚くさせ体温を下げる働きがある「エストロゲン」の分泌量が増え、低温期に入ります。その後、排卵日を境にして、子宮内膜の厚みを維持して体温を上げる働きがある「プロゲステロン」の分泌量が増え、高温期に入ります。このように排卵日の前後はホルモンの変化が急激に起こるため、身体に負担がかかりやすく、不調を感じる方が多いといわれています。

排卵日特有の症状は?

排卵前後には、PMSと似たような症状が出ることがあります。どのような変化が起こりやすいのかみていきましょう。

・排卵痛

・排卵期出血

・イライラ

・むくみ、胸の張り

・眠気、倦怠感

排卵痛とは、排卵時に卵胞が破れ、流れ出した卵胞液や血液が腹膜を刺激することで起こる痛みです。下腹部にチクチクとした痛みを感じることがあります。排卵期出血は、生理とは異なる少量の性器出血です。前述したように、排卵前後はエストロゲンの分泌量が大きく変化します。この急激なエストロゲンの変動によって、一部の子宮内膜が剥がれ落ち、少量の出血が起こることがあります。

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排卵日前後のイライラを和らげる方法は?

生理時に加え、排卵前後に起こるイライラなどの不調に悩む女性は多いのではないでしょうか。ここでは、そんなイライラを和らげる方法を3つ紹介します。

ストレスを溜め込まない

排卵後に減少するエストロゲンは、「幸せホルモン」といわれるセロトニンの生成にかかわっています。セロトニンが不足すると、イライラしたりとメンタルが不安定になりやすい傾向があります。そのため、ストレッチや運動、アロマなど、自分に合ったストレス発散法を取り入れてみてください。

生活リズムを整える

栄養バランスが偏りや睡眠不足が続いていると、ホルモンバランスの乱れを助長し生理不順になりやすかったり、イライラしやすくなります。まずは決まった時間に寝て起きる、1日3食しっかり食べるなど、排卵前後に限らないことですが、規則正しい生活を送ることが大切です。

リラックスできるものを取り入れる

イライラなどのストレスにより緊張状態が続くと、交感神経が優位になり寝つきが悪くなることもあります。ストレッチなどの運動を意識的にして体や心の緊張をほぐしリラックスさせましょう。湯船にゆっくり浸かると、全身の血流を促進しリラックスしやすくなりますよ。

排卵日前後の症状やイライラが強いときは?

心当たりがないにも関わらずイライラしてしまうと、「人に当たってしまわないか」などと不安になりますよね。ここでは、排卵前後の症状やイライラが強い場合の対応策をご紹介します。

医療機関を受診する

排卵日の前後に腹痛やストレスなどの精神的症状を感じやすい場合、ホルモンバランスの変化が影響している可能性が高いです。生理や排卵にかかわる不調については、婦人科や産婦人科を受診しましょう。普段から規則正しい生活を心がけていたり、セルフケアに気を使っていても改善がみられない場合、治療によっては改善が期待できる可能性があります。治療には、漢方薬やピルの処方などがあります。排卵前後に腹痛やイライラなどの気になる症状があれば、ひとりで抱え込まず、まずは相談してみてくださいね。

オンラインでピルの処方をしてもらう

ピルとは、2種類の女性ホルモン、エストロゲンとプロゲステロンを少量ずつ含んだお薬です。これにより排卵を抑え、女性ホルモンがほぼ一定に保たれるため、女性ホルモンの変動によって引き起こされるPMSに加えて排卵日前後の不調も改善する効果が期待できます。ただ、ピルは継続して処方してもらう必要があるため、ハードルが高いと感じる方も多いかもしれません。そんな方におすすめなのが、ピルのオンライン診療サービスです。スマホ上で診療を受けられるため、病院に行く時間がない人でも続けやすいですよ。

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まとめ

今回は、排卵日前後の腹痛やイライラの原因や対処法についてご紹介しました。排卵日を境にホルモンバランスは大きな変化が起こるため、体調にもさまざまな不調が起きやすくなります。

体調の乱れを感じたときは、リラックスできる方法を試すなど、気分転換をして体を労わってあげてください。もし身体やイライラなどの症状が心配になったり、日常生活に支障が出るほどの不快感があるときは、婦人科や産婦人科、オンライン診療を利用してみてくださいね。

ピルと妊娠の関係について徹底解説/誤解や妊娠の場合についても

ピルは避妊薬としてのイメージが強く、服用中には妊娠する可能性が無い、と思われている方も多いかもしれません。また、ピルの服用によって不妊になる、などの噂も聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。この記事では、低用量ピルと妊娠に関する誤解を解くと共に、低用量ピルを服用している場合にも妊娠する可能性について、詳しく解説していきます。

ピルと妊娠に関するありがちな誤解

誤解① ピルを飲むと将来妊娠しにくくなる

低用量ピルを服用することで、卵巣は休んだ状態になり、排卵を防ぐことで避妊効果をもたらします。しかし、ピルの服用を止めれば、通常の排卵が起こるようになるため、妊娠が可能になります。つまり、妊娠しにくくなるという根拠はありません。また、長期間低用量ピルを服用しても、服用を停止した後の妊娠のしやすさには影響は与えないとされています。加えて低用量ピルの服用は、ホルモンバランスを整えるだけではなく、排卵を抑えることで卵巣の傷つく回数を減らすことができ、卵巣がんのリスクを低下させます。また、子宮体がんや子宮内膜症の予防につながることで、不妊のリスクの軽減にもなります。

誤解② ピルを飲んでいると妊娠に気がくつことができない

低用量ピル服用中は、休薬期間に消退出血が起こることで、妊娠していないことを確認することができます。しかし、稀に消退出血が起こらない人もいます。このような方の場合、飲み忘れなどがあった場合に妊娠しており、妊娠に気がつかない可能性が考えられます。しかし、消退出血が起こらない確率は1%未満と極めて低いことから、通常は消退出血で妊娠の有無を確認することができます。消退出血が起こらない場合やいつもと違うと感じた場合には、妊娠検査薬をするか医師に相談しましょう。

誤解③ピルを飲んでいれば絶対に避妊できる

低用量ピルを正しく服用できていた場合の避妊率は、99.7%と極めて高いといえます。しかし、飲み忘れや、飲み合わせの悪い薬との併用などがあると、避妊率は下がる可能性があります。またコンドームの避妊率は85%程度のため、低用量ピルは極めて高い避妊効果があるといえますが、100%ではありません。確実に避妊をしたい方は、正しい服用を継続するし、性感染症の予防も含めコンドームと併用することが必要です。

ピルと妊娠の関係:ピルの避妊効果

低用量ピルの避妊効果は、生理初日〜5日以内に飲み始めた場合、すぐに得られます。

すぐに低用量ピルの服用を開始したいが、次の生理を待てない場合は、妊娠していないことが確認できれば、服用を始めることが可能です。このように生理日以外のタイミングで飲み始めた場合は、連続して7日間飲むまでは、コンドームなど別の避妊法を併用してください。

低用量ピルを正しく服用できている場合、妊娠確率は0.1%〜0.3%と極めて低いです。飲み忘れや、飲み方が不適切であった場合には、妊娠確率は8%〜9%まで上がるといわれています。

ピルを服用中でも妊娠する場合

飲み忘れがあった

24時間以内の飲み忘れであれば、気付いたときにすぐ服用することで問題ない場合が多いです。しかし、2日以上飲み忘れた場合や、休薬期間あけに飲み忘れがあった場合は注意が必要です。低用量ピルを2日以上飲み忘れてしまうと避妊効果は下がるため、連続して7日実薬を飲むまでは、他の避妊法を行うか性交渉を避けてください。

・1錠飲み忘れた場合
気が付いた時点で飲み忘れた錠剤を服用し、その日の分も通常どおりに服用しましょう。

・2錠連続して飲み忘れた場合
同じ服用方法です。1日3錠以上は服用されないようにご注意ください。

下痢や嘔吐が続きピルの成分が吸収されていない

ピルの服用から3時間以内に下痢や嘔吐があった場合、ピルの成分が適切な形で吸収されない可能性があります。避妊効果が大幅に下がるため、できる限り早くもう一度服用し、翌日も定時に服用しましょう。服用後3時間を過ぎて下痢や嘔吐をした場合は、通常通り翌日の決めた時間に1錠服用しましょう。しかし、下痢や嘔吐が続く場合は、避妊効果に影響があるため、性交渉自体を避ける、もしくはコンドームなど、他の避妊法も併用しましょう。

また、低用量ピルを服用中の飲酒は、直接的にピルの効果を弱めることはなく、基本的には問題はありません。しかし、飲酒の時間や量に注意しないと、下痢や嘔吐を引き起こすため注意が必要です。

飲み合わせの悪い薬、サプリを服用した

低用量ピル以外にお薬を併用している場合、そのお薬が原因でピルの効果が弱まることがあります。抗生物質や抗てんかん薬などの薬の一部は、併用注意となっています。他にも精神状態を安定させるために使われる「セントジョーンズワート(セイヨウオトギリソウ)」は、併用注意となります。「セントジョーンズワート(セイヨウオトギリソウ)」は、ストレス解消のためのサプリメントだけなく、ダイエット飲料などにも含まれていることもありますので、注意しましょう。

ピルを服用中に妊娠を疑う症状

正しく服用することで99.7%と高い避妊効果が期待されるピルですが、必ずしも100%というわけではありません。以下のような症状が現れた時には、妊娠の可能性を疑う必要があります。

生理予定日から1週間経過しても生理が来ない

予定日から1週間経っても消退出血が来ない場合は注意しましょう。出血が遅れているだけの場合もありますが、妊娠の可能性もあります。

原因不明の不正出血がある

妊娠すると生理とほぼ同じ時期に出血が起こることがあり(着床出血)、妊娠の可能性があります。また、不正出血の場合は妊娠以外の病気が原因となっていることもあります。

ピル服用中に妊娠が疑われるときは、妊娠検査薬を使用することもできます。妊娠検査薬は、性行為から3週間後以降の使用で結果を確認することができます。

ピルを服用する場合の注意点

低用量ピルの服用を開始する場合には、ピルについて正しく知ることが必要です。ここでは、具体的な注意点3つについて解説します。

血栓症

低用量ピルを服用していると、血栓症のリスクが高くなります。血栓症は血管の中で血管を詰まらせてしまう症状のことです。ピルを服用していない女性の発生率が1年間で1〜5人/1万人であるのに対し、低用量ピルを服用していると3〜9人/1万人で、わずかですが血栓症のリスクが高くなります。血栓症の初期症状が現れた場合はすぐに服用を中止し、血栓症の診断もしくは治療に対応した医療機関を受診してください。血栓症の治療は症状にもよりますが、救急科、循環器内科、脳神経外科、内科などに相談することが一般的です。

下記項目に該当する人は低用量ピルによる血栓症のリスクが高いので、低用量ピルの服用を検討する際は医師に相談しましょう。

喫煙者/高血圧の人/糖尿病の人/肥満体型の人/40歳以上の人/片頭痛持ちの人

副作用

低用量ピルを服用することで、体内のホルモンバランスが変わることによって、副作用と呼ばれるむくみ、眠気や吐き気などのマイナートラブルが起こることがあります。しかし、多くの場合は飲み始め2~3ヶ月以降には落ち着くため、まずはからだが慣れるまで服用を続けてみることが大切です。

最低3ヶ月ほどを目安に服用を続けて様子を見ましょう。
※3ヶ月未満でも副作用の症状が強い場合や、3ヵ月以降も症状が続く場合は医師に相談ください

<副作用症状>
吐き気/乳房の張り/不正出血/頭痛/下腹部痛/むくみなど

がん発症リスク

低用量ピルの服用によって発症リスクが上昇する可能性があるがんと、発症リスクが低下するがんがあります。低用量ピルの服用を中止した後も、卵巣がんは10年、子宮体がんは20年にわたって発症リスクの低下効果が持続することが分かっています。

一方で、乳がんと子宮頸がんに関しては発症リスク増加の可能性が確認されました。乳がんのリスク増加はあったとしても小さいものとされており、対して子宮頸がんでは、低用量ピルの服用期間が長いほどリスクが増加します。しかし、中止後10年でリスク増加は見られなくなります。なお、低用量ピルによる乳がんの発症リスク増加はあっても小さいとされていますが、乳がんを発症している、もしくは既往歴があって発症後5年以内に再発がある人には低用量ピルの処方が禁止されています。これらのがんの予防には、HPVワクチン接種や定期検診が重要です。

ピルと妊娠の関係:妊娠中にピルを服用してしまった場合

妊娠していた場合、妊娠に気付かずピルを服用しても、胎児への影響を心配する必要は基本的にないといわれています。しかし、妊娠が判明した時点でピルの服用は止めましょう。

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※診療やピルの処方等は保険適用外・自由診療であり、医療機関に所属する医師が行います

まとめ

低用量ピルと、妊娠にまつわる様々な疑問点について少しでも解消できたでしょうか?低用量ピルが避妊薬としての効果を発揮するためには、正しく服用することが必要不可欠です。また、低用量ピルの服用を検討する際には、注意点もあることを理解することが大切です。

メデリピルでは、サービスを利用期間中は、何度でも医師の診療を無料で受けることができます。服用中に不安なことがある場合には、ぜひご相談くださいね。