生理は女性にとって健康状態のバロメーターでもあります。
生理の基礎知識や、生理中でも快適に過ごすためのセルフケアをご紹介。
アフターピルを飲むタイミングは?食後?副作用や注意点、気になる疑問も解説
緊急避妊薬であるアフターピルは、「いつ飲むか」によって避妊効果が変わります。
では、性交渉から何時間以内に服用すれば、より高い効果が期待できるのでしょうか?
ここでは、アフターピルを服用するタイミングや時間の目安、服用後の副作用や服用する時の注意点についてわかりやすく解説します。アフターピルに関する質問についてもお答えしているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
もくじ
アフターピルを飲むタイミングは?
アフターピルは性交渉後「72時間以内」の服用が推奨されています。避妊効果は、服用が早ければ早いほど高くなるため、時間を問わず、朝でも夜でもできるだけ早く服用しましょう。副作用の吐き気を少しでも抑えるために、食後に服用することが推奨される場合もありますが、効果を優先するためにも、処方された時点で速やかに飲んでくださいね。
また、72時間を超えても全く効果がなくなるわけではありません。時間が過ぎてしまった場合でも、必ず医師に相談しましょう。
以下では、アフターピルの種類ごとの服用のタイミングを見ていきましょう。
レボノルゲストレル
レボノルゲストレルは、性行為後72時間以内に1錠服用するタイプの避妊薬です。高い効果を得るためには、できるだけ速やかに服用することが推奨されており、性行為後24時間以内に飲むのが理想的です。薬の成分が体内で効果を発揮するまでには2〜3時間かかるため、緊急時はなるべく早く病院を受診し、医師の処方を受けましょう。
また、服用後に嘔吐の症状がある場合は、薬の効果が十分に得られていない可能性があるため、すぐに医師に連絡し、再度受診してください。
エラワン
エラワンは、性交渉後120時間以内(5日間)に服用することで避妊効果が得られるアフターピルです。エラワンの大きな利点は、従来の緊急避妊薬(ノルレボなど)が72時間以内を推奨しているのに対し、服用可能な時間が長いことです。これにより、急ぎの対応が難しい場合や、服用が遅れてしまっても効果が期待できる点で優れています。
服用はできるだけ早く1錠を水またはぬるま湯で飲みます。服用後は3~7日以内に消退出血(生理に似た出血)が起こることが多いですが、もし生理が来ない場合は妊娠検査を行い、必要に応じて医療機関を受診してくださいね。
中用量ピル
中用量ピルを用いた緊急避妊法は「ヤッペ法」と呼ばれていましたが、現在ではレボノルゲストレルやエラワンといった専用薬が主流となっています。
この方法は、性交後72時間以内に中用量ピルを2錠服用し、その12時間後にさらに2錠服用するというものです。合計4錠を2回に分けて服用する必要があり、現在の主流薬と比べて妊娠阻止率は57%と低く、また、吐き気などの副作用も強く出る特徴があります。
そのため、現在の医療現場では、効果が高く体への負担が少ない専用薬(レボノルゲストレル、エラワン)が推奨されています。
※ヤッペ法は現在、効果や副作用の観点から推奨されていません。
アフターピルとは
アフターピル(緊急避妊薬)は、避妊に失敗した場合や性暴力被害を受けた際など、望まない妊娠を防ぐための薬です。通常の経口避妊薬(低用量ピル)と異なり、日常的に服用するものではなく、緊急時にのみ使用する薬剤となります。服用することで排卵を遅らせたり、受精卵の着床を阻害したりする効果があります。
アフターピルを服用することによる避妊効果
アフターピルは、服用するタイミングによって得られる避妊効果は変わってきます。
性交渉後できるだけ早く服用するほど、高い効果が期待できるため、72時間以内に服用するようにしましょう。

服用時の体調など個人差があるため数値は、あくまで参考程度に考えてくださいね。
アフターピルの服用方法
アフターピルを服用する際は、必ず水で飲むようにしましょう。
また、避妊が成功していると、アフターピル服用後3日から3週間以内に消退出血が起こります。もしくは、次回の生理予定日に生理が来ていれば避妊に成功していると考えられます。アフターピルは、服用後の性交渉までの避妊はできないため、上記いずれかが現れるまでは性交渉は控えるようにしましょう。
アフターピルの副作用
アフターピルは、一時的に高用量のホルモンを摂取するため、服用後に副作用が出ることがあります。多くは一時的で、数日以内に落ち着くケースがほとんどですが、代表的な副作用には以下のようなものが挙げられます。
- ・吐き気
- ・頭痛
- ・めまい
- ・乳房の張り
- ・倦怠感
- ・下腹部痛
- ・不正出血(数日〜1週間程度続くことも)
特に「吐き気」は比較的多く見られるため、心配な方は制吐剤(吐き気止め)を一緒に処方してもらうと安心です。アフターピルの服用後は、生理が早く来たり、いつもより少し遅れたりとリズムが変わることがありますが、これはアフターピルによる自然な反応で、ほとんどの場合は心配いりません。
ただし、予定日から1週間以上たっても生理が来ないときは、妊娠検査を使用し、必要に応じて婦人科を受診しましょう。
アフターピルを服用する時の注意点
アフターピルの服用にはいくつか注意点があります。ここでは、効果を確実に得るため、そして服用後に予期せぬトラブルを避けるために、知っておくべき注意点を解説します。
服用後の飲酒は控える
アフターピルを服用したあとは、少なくとも24時間は飲酒を控えることをおすすめします。アフターピルは短時間でホルモンバランスを大きく変える薬のため、体に普段より負担がかかっています。そこにアルコールが加わると、肝臓での代謝に影響が出たり、薬の吸収が不安定になったりする可能性があります。
また、アルコールは吐き気やめまいなどの副作用を強めることもあるため注意が必要です。服用前にお酒を飲んでいた場合は、嘔吐によって薬が十分に吸収されないリスクもあるため注意しましょう。
体調が不安定なときほど、自分の体を優先してあげてくださいね。
避妊が確認できるまで性交渉を控える
アフターピルは、服用した時点の妊娠を防ぐための緊急薬であり、その後の生理周期全体で避妊が保証されるわけではありません。
特にエラワン(120時間対応の薬)は、排卵を遅らせる効果があるため、薬の効果が切れた後に排卵が起こり、その後の性交渉で妊娠する可能性があります。アフターピルは服用後の避妊まではできませんので、「飲んだから大丈夫」と思わず、次の生理が来るまでは性交渉を控えるようにしましょう。
用法や用量を守る
アフターピルは1錠で高い避妊効果を発揮する薬です。不安だからといって何錠も服用するのは大変危険です。また、アフターピルは性交渉後に緊急避妊をするための薬なので、性交渉前に予防として服用しないようにしましょう。
連続で飲まない
アフターピルは緊急避妊用であり、日頃から継続して行う避妊法ではありません。頻繁に服用すると体にホルモン変動の負担が重なり、生理周期の乱れや副作用のリスクが高まります。月に複数回使用することは避け、継続的な避妊が必要な場合は、低用量ピルやその他の避妊法について医師に相談してみましょう。
服用後に吐いたら、もう一度服用する
アフターピル服用から3時間以内に吐いてしまうと、アフターピルの成分が十分に吸収されていない可能性があります。場合によっては、追加で1錠服用しないといけない場合もあるため、処方元の医師に確認するようにしてください。
アフターピルを飲む日と生理がくるタイミング
アフターピル服用後、生理がいつ来るかは、薬を飲んだタイミングと排卵状況によって異なります。ここでは、服用後のタイミングごとにわけて解説します。
排卵前にアフターピルを飲んだ場合
アフターピルを服用したタイミングが排卵前だった場合、服用から3日から1週間以内に消退出血(生理に似た出血)が起こることが多いです。その後、排卵が起こり、さらに12〜14日程度経って通常の生理が起こります。
そのため、「月に2回生理が来た」と勘違いされる方もいますが、これは薬による体の正常な反応なので安心してくださいね。服用後の出血が見られれば、避妊に成功している可能性は高いといえます。
排卵後にアフターピルを飲んだ場合
アフターピルを服用したタイミングが排卵後だった場合、薬の作用で消退出血が起こりますが、通常の生理とほぼ同じタイミングでこの出血が起こることが多いです。
服用後の出血があれば避妊成功の可能性は高いですが、この出血が通常の生理なのか、着床出血や不正出血なのか自己判断するのは難しいものです。そのため、服用後は出血があったとしても、念のため妊娠検査薬を使用すると安心でしょう。
生理が来ない場合の対処法
アフターピル服用後、3週間以上、生理(消退出血)が起こらなかった場合は、妊娠している可能性が高くなります。アフターピルの避妊率は100%とは言い切れないため、避妊が成功していないこともあり得るからです。
避妊成功の最終的な判断は、生理が起こったうえで妊娠検査薬で確認するのが最も確実な方法です。服用後3週間以上経っても出血がない場合は、市販の妊娠検査薬を使用し、陽性が出た場合は必ず速やかに産婦人科を受診して医師に診てもらいましょう。
アフターピルの気になるQ&A
ここでは、アフターピルでよくある質問について答えていきます。ぜひ参考にしてみてください。
アフターピルの避妊効果はいつわかる?
アフターピルで避妊が成功したかどうかは、次回の生理予定日に生理が起こっていれば成功と捉えて問題ありません。もしくは服用後の3日から3週間以内に出血があれば、避妊が成功したサインとなります。これを消退出血と呼びますが、個人差はあるものの生理と比較して出血期間が短く量も少ない傾向があります。
しかし、生理予定日を過ぎても生理がこない場合は市販の妊娠検査薬か産婦人科で検査するようにしてください。
アフターピルを飲めない・注意するべき人は?
アフターピルは全ての人が服用できる薬ではありません。以下の方は処方ができないまたは注意が必要な場合があります。
- ・過去にアフターピルを服用したことがあり、アレルギー反応を起こしたことがある
- ・重度の肝障害がある
- ・妊娠中、授乳中
- ・閉経しているまたは閉経している可能性がある
また、持病により注意が必要な人もいますので、服用の際は医師に確認するようにしてください。
アフターピルはドラッグストアで買える?
アフターピルはドラッグストアや薬局では、医師の処方箋なしで自由に購入することはできません。(2025年12月現在)
しかし、効果を発揮する時間が限られていることから、病院が開いていない時間はオンライン診療サービスを利用するのもおすすめです。
先にアフターピルを飲めば妊娠の心配はない?
アフターピルは「事前に」服用しても避妊効果はありません。性交渉前に服用しても意味がなく、むしろ不必要なホルモン摂取となり体に負担をかけてしまいます。アフターピルはあくまで「事後」の緊急避妊薬であり、性交渉後できるだけ早く服用することで効果を発揮します。
継続的な避妊をする場合は、低用量ピルやの服用を検討してみましょう。
アフターピルは食後に飲むほうがいい?
アフターピルは基本的に食事の有無に関わらず服用できます。ただし、空腹時に服用すると吐き気などの副作用が出やすくなる場合があるため、胃の弱い方や、以前に服用して吐き気を強く感じた経験がある方は、軽い食事の後に服用するとよいでしょう。
アフターピルは72時間以内に服用しよう
アフターピルは何時間以内に服用すればいいのかという疑問から、避妊効果、服用方法などについて解説してきました。
アフターピルの服用は早ければ早いほど効果が期待できますが、72時間以内の服用が推奨されています。長くても120時間は超えないようにしましょう。
性交渉に失敗してしまったときこそ、焦らず慎重に行動するようにしてください。
今は病院だけでなく、オンライン診療サービスでもアフターピルを処方してもらうことができます。
時と場合に応じて最適な選択をしてくださいね。
オンライン診療・処方サービスの「メデリピル」では、今回ご紹介したノルレボと、そのジェネリック医薬品であるレボノルゲストレル、海外承認薬のエラワンの取り扱いがあります。
24時間いつでもLINEから診療予約をすることができるため、病院の開いていない夜間でも予約ができます。ただし、深夜など、時間によっては受診が難しい場合や、地域によって薬の配送にかかる日数は異なるので、ご注意ください。
アフターピルを必要としているとき、病院の診療時間に間に合わなかったり、人目を気にしたりして、誰にも相談できず不安になってしまうことがありますよね。オンライン診療なら、なんらかの事情で病院に足を運べない方や、時間を問わずすぐに相談したい方におすすめです。決して一人で抱え込まず、安心してご相談くださいね。
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