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レボノルゲストレルを徹底解説/オンラインで即日診療・当日発送可能|メデリピル

ピル
2023.05.26 (2023.08.24更新)

レボノルゲストレルは避妊に失敗した時に、緊急避妊を目的として飲むアフターピル(緊急避妊薬)のことです。性行為後、決まった時間内に服用することで避妊効果が期待できます。妊娠を防ぐためには、性交後できるだけ早いタイミングで服用することが大切です。このページではレボノルゲストレルの効果や副作用、飲み方、ノルレボ錠との違いなどを解説します。緊急の場合は参考にしてみてください。

目次

 

■レボノルゲストレルはアフターピルの一種

アフターピルとは、避妊できなかった性交または避妊が十分でなかった性行為があった際に、決まった時間内に内服することで避妊効果が期待できる薬です。

レボノルゲストレルは、日本初のアフターピル(緊急避妊薬)としてWHOから緊急避妊における必須薬と指定されています。有効成分は「レボノルゲストレル」という黄体ホルモンです。性交渉で避妊が失敗した時や避妊が出来なかった際などに、予期しない妊娠を避けるために使用されるお薬です。レボノルゲストレルは性交渉の後、72時間以内に服用することで緊急避妊が行えます。

レボノルゲストレルとヤッペ法の違い

ヤッペ法とは、2種類のホルモン製剤(中用量ピル)を服用し避妊効果を得る方法です。

ヤッペ法は、吐き気や嘔吐など副作用の発現の頻度が多く、避妊成功率が低い(72時間以内の服用で31%)、服用の手間がかかる(時間をおいて2回服用)などのデメリットがありました。レボノルゲストレルが開発されるまでは、主に緊急避妊法としてヤッペ法が用いられていました。

レボノルゲストレルは、避妊成功率が高く、服用も1回で済むため副作用が少ないといったメリットがあるため、現在最も使用されているアフターピル(緊急避妊薬)です。

従来の緊急避妊法(ヤッペ法)に比べ、避妊率の高さや副作用の軽減、服用の手間を抑えるなどの利点があるため、現在最も使用されているアフターピル(緊急避妊薬)です。

レボノルゲストレルとノルレボの違い

レボノルゲストレルを有効成分とするアフターピルに「ノルレボ」があります。ノルレボ錠は、先発品のお薬です。それに対してレボノルゲストレル錠は富士製薬が2019年に発表した後発品(ジェネリック医薬品)のお薬です。レボノルゲストレル錠とノルレボ錠の効果や副作用に特に違いはありません。違う点としては、ジェネリック医薬品にあたるレボノルゲストレル錠の方が価格が安い点です。

 

■レボノルゲストレルに期待できる効果(メリット)

レボノルゲストレルは高い確率で、妊娠を回避することができるといわれています。この章ではどのような要因で、妊娠を防ぐことができるかみていきましょう。

レボノルゲストレルの性交後72時間以内の服用で98%の避妊効果

レボノルゲストレルは以下の2つの効果から、高い避妊が期待できるといわれています。

・排卵の抑制

・子宮内膜の増殖防止

レボノルゲストレルは主に排卵を抑制し、受精卵を作らせないように作用します。また排卵・受精した後に服用した場合でも、子宮内膜の増殖を防止することで着床しづらくして妊娠を防ぐことができます。これにより、性交後72時間以内の服用の場合で98%と高確率で妊娠を防ぐことができるといわれています。またレボノルゲストレルの妊娠阻止率は、性交後72時間以内の服用の場合で84%と言われています。「妊娠阻止率」とは生理周期から妊娠しやすい時期の服用で妊娠しなかった割合のことを指します。このように高い避妊率は期待できるものの、100%の確率で避妊できるというわけではないので注意が必要です。

レボノルゲストレルのデメリット

レボノルゲストレルは服用してから数時間で副作用が起こることがあります。副作用は、24時間以内に消失するといわれていますが、個人差があり、長い人でも3日で症状が消失するのが一般的です。時間の経過とともに症状は軽くなり、長引くことはありませんが、どのような副作用が出るのかみていきましょう。

■レボノルゲストレルのデメリット

レボノルゲストレルは服用してから数時間で副作用が起こることがあります。副作用は、24時間以内に消失するといわれていますが、個人差があり、長い人でも3日で症状が消失するのが一般的です。時間の経過とともに症状は軽くなり、長引くことはありませんが、どのような副作用が出るのかみていきましょう。

レボノルゲストレルのデメリット:副作用が起きる可能性がある

レボノルゲストレルの添付文書には、以下の副作用があると記載されています。

・不正出血

・吐き気

・眠気

・頭痛

・めまい

・貧血

・乳房の張り

副作用の中でも、特に不正出血や吐き気、頭痛などが多く見られます。これらの症状は一時的なもので、時間とともに症状はおさまっていきます。レボノルゲストレルは重篤な副作用は報告されていません。消退出血や不正出血が副作用として多く報告されています。この副作用はホルモン環境が一時的に変化したことによるものと考えられています。

 

レボノルゲストレルのデメリット:禁忌や服用出来ない人がいる

レボノルゲストレルは、以下の方は服用してはいけません。

・本剤の成分に対し過敏症(アレルギー)の既往歴のある女性

・重篤な肝障害のある患者

 代謝機能が低下しており肝臓への負担が増加するため、症状が悪化することがある。

・妊婦 妊娠中

 

レボノルゲストレルでの緊急避妊が必要な場合

以下のようなケースが起きた場合に緊急避妊の薬として服用してください。

・性行為の際に避妊をしなかった

・性行為の際にコンドームが破れた、外れた

・低用量ピルを飲み忘れた、またはピルを服用してすぐに嘔吐した

 

■レボノルゲストレルの服用方法

レボノルゲストレルの服用は、性行為から72時間以内に1錠を服用します。効果を高めるために規定量以上の服用は避けてください。性行為後はできる限り早く飲むとより高い避妊効果が期待できます。水かぬるま湯と一緒に飲むようにしましょう。

 

■レボノルゲストレルの処方はオンライン完結のメデリピルで

メデリピルは予約から診療までLINEで簡単に行えます。専用アプリのダウンロードは不要で、LINEからリアルタイムで診療の空き枠を確認することができます。すぐに病院にいくことができない方や、近くに病院が無い方でも簡単に利用することができます。

メデリピルの診療を担当するのは現役の産婦人科医です。15時までの診療であれば、当日中に発送します。レボノルゲストレルは72時間以内に服用することが大切なので、迅速に発送してもらえるのは安心ですね。東京都(23区内)にお住まいであれば、追加料金でバイク便の利用も可能です。

 

■まとめ

避妊について、正しい知識を身につけ、万が一の時に迅速な行動が取れるようにしておくことは大切です。緊急の場合は診療を受けて、早めに服用するようにしましょう。継続的に妊娠を希望しないのであれば、経口避妊薬である低用量ピルを服用しておくのも選択肢の一つかもしれません。

誰かに言い辛い状況でも、1人で悩まずにメデリピルに相談してください。メデリピルではユーザーの皆さんが安心してご利用いただけるために、これからもサポートさせていただきます。

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