生理は女性にとって健康状態のバロメーターでもあります。
生理の基礎知識や、生理中でも快適に過ごすためのセルフケアをご紹介。
アフターピルを服用すると生理がずれる?仕組み、効果、飲み方も紹介

アフターピルを服用したあと、生理予定日になっても生理が来なくて不安になることがあるでしょう。アフターピルの服用後は、生理がずれることもあります。この記事では、アフターピルを服用するとなぜ生理がずれるのか、アフターピルの仕組みとともに解説します。
アフターピルの仕組みとは
アフターピルは、女性ホルモンのプロゲステロンを主成分としている緊急避妊薬です。
プロゲステロンを経口摂取することにより、ホルモンバランスを変えることで排卵を抑制します。また精子と卵子を出会わなくしたり、受精卵ができても着床を阻止したりすることで、妊娠を成立させない効果があります。
性行為の後にできる唯一の避妊方法で、通常の避妊に失敗した際に、望まない妊娠を防ぐために使用されます。
ただし低用量ピルと比較すると含まれているホルモンの量が多く、ホルモンバランスを急激に変えてしまいます。
そのため、体質によっては副作用が現れることもあります。
アフターピルの効果や副作用は?
アフターピルは緊急避妊薬と呼ばれていることから、性行為後から一定時間内に摂取することで高い避妊効果を得られます。
一方でアフターピルは副作用が出やすく、吐き気や眠気、頭痛、乳房の張り、腹痛、むくみなどの症状が現れることもあります。
また服用から3時間以内に嘔吐すると、薬の成分が排出されて期待する効果を得られないこともあるため、嘔吐した場合はアフターピルを処方した医師に、新たにもう1錠服用する必要があるかどうかを確認してください。
もっと詳しく効果と副作用について知りたいという人は、こちらの記事も合わせてご覧ください。
アフターピルと生理について
アフターピルを飲むことで、普段の生理周期に影響を与えることがあります。
アフターピルを服用すると生理がずれる?
アフターピルを服用した後、生理がなかなか来ないと避妊に成功しているかどうか不安になるものです。アフターピルを服用すると、含まれているホルモンの作用で生理周期が7日前後ずれる可能性があります。
いつもより早く生理がくる場合もあれば、遅れてくる場合もあり、体質や服用したタイミングで変わってきます。
避妊に成功していればどんなに遅くても服用から3週間以内、もしくは生理予定日から7日以内には生理が起こります。
アフターピル服用後に生理が来ない場合
アフターピルを服用してから、3週間もしくは生理予定日から7日以上すぎても生理が来ない場合は、避妊に失敗している可能性があります。
アフターピルは、100%の避妊効果を得られるわけではありません。
レボノルゲストレルの妊娠阻止率は、72時間以内の服用で84%※ほどです。もちろん妊娠しているとは限らないため、妊娠検査薬を使ったり産婦人科医に相談したりして体の状態を確認しましょう。
※参照:「緊急避妊法の適正使用に関する指針 (平成 28 年度改訂版)」
消退出血とは
消退出血とは、必要がなくなった子宮内膜がはがれ落ちることで起こる出血で、アフターピルを服用するとおおよそ3日から2週間以内に消退出血が起こります。
消退出血は一般的には通常の生理よりも出血量が少なく、出血期間も短いのが特徴で、始まってから3〜5日ほどで終了します。
ただしアフターピルを飲んだ直後に出血したり、出血期間が長かったりする場合は消退出血ではなく不正出血の可能性があります。不正出血の原因はホルモンバランスの変化や病気などさまざまですから、不正出血が疑われる場合には病院にて検査をしましょう。
アフターピルはいつ飲むべき?
アフターピルは性交渉があってから、できる限り早く服用することで高い避妊効果を得られます。レボノルゲストレル法であれば、72時間以内に服用することで84%※の妊娠阻止率を発揮します。その後、120時間をすぎると基本的には避妊効果を得られません。
アフターピルの服用時間に関しては、こちらの記事でも詳しく紹介していますので併せてご覧ください。
※参照:「緊急避妊法の適正使用に関する指針 (平成 28 年度改訂版)」
まとめ
アフターピルを飲むと生理がずれるの?という疑問にお答えしてきました。
アフターピルは性交渉からなるべく早めに服用する必要があり、早ければ早いほど避妊の成功率が高まります。
またアフターピルを服用した後は、生理がずれることもあります。生理が来るのは、早ければ服用から7日ほどです。遅くとも3週間以内、もしくはいつもの生理予定日から7日以内には生理が訪れます。
この期間をすぎても生理が来ない場合は、避妊に失敗している可能性もあるため、早めに病院を受診するようにしましょう。
アフターピルは、あくまで避妊に失敗した際の緊急避妊薬なため、継続的な避妊を希望している場合には、低用量ピルの服用を検討しましょう。
ピルをはじめるならメデリピル
産婦人科医が100%診療
専門的な知識を持った現役産婦人科医が診療を担当をするので、生理やカラダに関する不安や疑問を安心して相談することができます。
再診料がずっと無料だから何度でも医師に相談できる
ピル飲み始めの不安や疑問、副作用などについて気軽に相談できます。
副作用について心配な方は副作用緩和薬も同時に処方可能です。希望する場合は診療時に医師へお伝えください。
低用量ピルなら初月ピル代無料
低用量ピルの定期便プランなら5種類のピルが初月無料※対象!
まずは試してみたい方にもおすすめです。
※低用量ピルは、3シート目お受け取りまで解約は不可となります(種類変更はいつでも可能です)
月経移動ピル・アフターピルなら送料無料
生理日を移動する際の中用量ピルや、アフターピルは送料無料!
また、低用量ピルと同時処方で診療代も無料になります。
最短当日発送だから、お薬をすぐに服用したい方も利用しやすい◎
東京23区内にお住まいであれば「当日お届けプラン」※もお選びいただけます。
希望する方は診療時に医師へお伝えください。
※別途送料3,850円(税込)、診療時間によって、当日中にお届けが出来ない場合もあります
※お住まいの地域によってはお届けまでに数日かかる場合があります
予約から診療までオンラインで完結
公式LINEから24時間いつでも診療予約OK!スマホから診療・処方後は自宅までピルをお届けするため、忙しい方にもおすすめです。
※メデリピルは医療機関とユーザーを繋ぐプラットフォームです
※診療やピルの処方等は保険適用外・自由診療であり、医療機関に所属する医師が行います
※医師の診療は必須となり、薬が処方された場合に発送いたします
監修者

カテゴリ一覧
漫画
こんな経験”あるある!”と思わず頷いてしまう?mederiユーザーからの体験談に基づいた、mederiオリジナル漫画シリーズです。生理やピル・女性の健康に関して、楽しく学んでみましょう!