生理は女性にとって健康状態のバロメーターでもあります。
生理の基礎知識や、生理中でも快適に過ごすためのセルフケアをご紹介。
アリッサ配合錠の飲み方ガイド|いつから飲む?飲み忘れたら?生理の変化や血栓リスクを解説
「アリッサはいつから飲み始めればいい?」「飲み忘れたときはどう対応するの?」
初めて処方された方の中には、飲み方に不安を感じている方もいるかもしれません。
アリッサ配合錠は、生理痛や過多月経などの症状改善を目的として使われる低用量ピルです。効果をしっかり得るためには、毎日1錠を決まった時間に正しく服用することが大切です。
一方で、飲み忘れた際の対応や副作用、血栓症などの注意点も事前に知っておく必要があります。
この記事では、アリッサの基本的な飲み方から、飲み忘れたときの対処法、副作用への向き合い方まで分かりやすく解説します。不安を減らしながら、自分に合ったペースで服用を続けるための参考にしてみてください。
もくじ
アリッサとは?
アリッサ配合錠は、生理痛(月経困難症)や過多月経などの症状改善を目的として処方される低用量ピル(LEP製剤:低用量エストロゲン・プロゲスチン配合薬)です。1日1錠を同じ時間に飲むことで薬の効果を得やすくなります。
iアリッサの効果
アリッサ配合錠には、生理に伴うつらい症状を和らげる効果が期待されています。
- ・排卵を抑えてホルモンバランスを安定させる
- ・子宮内膜が厚くなるのを抑えて、痛みを緩和する
- ・多すぎる経血量を減らす
効果の現れ方や時期には個人差があります。毎日飲み続けることで生理の日も快適に過ごせるでしょう。
アリッサ配合錠の正しい飲み方
アリッサ配合錠は、毎日決まった方法で服用することが大切です。飲み方を守ることで効果を得やすくなり、副作用リスクの軽減にもつながります。

※アリッサ配合錠は、メデリピルでの取り扱いはありません。
1日1錠、毎日同じ時間に服用する
アリッサ配合錠は、1日1錠を毎日同じ時間に服用します。飲む時間が不規則になると、ホルモンバランスが乱れ、不正出血などが起こりやすくなる場合があるので注意しましょう。「朝起きたあと」や「寝る前」など、自分が続けやすい時間を決めて習慣化すると飲み忘れ防止につながります。
24錠+4日間の休薬期間の基本サイクルを守る
ピンク色の「実薬」を毎日1錠ずつ24日間連続して服用します。実薬をすべて飲み終えたあとは、成分が入っていない白色の「偽薬(プラセボ)」を4日間服用する休薬期間へと移ります。この白色の錠剤を飲んでいる4日間の間に、体内のホルモンが減ることで生理のような出血(消退出血)が起こる仕組みです。28錠すべてを飲み終えたら、翌日からは出血の有無にかかわらず新しいシートを開始してください。
ほかのホルモン配合薬から切り替えるとき
ほかの低用量ピルや経口避妊薬(OC)からアリッサへ切り替える場合は、薬の種類によって開始タイミングが異なります。
休薬期間がある薬から切り替える場合は、休薬期間終了の翌日から服用を開始します。偽薬(プラセボ)がある場合は、プラセボを飲み終えた翌日から開始するのが一般的です。自己判断で切り替え時期を変更すると、ホルモンバランスの乱れや不正出血につながることもあるため、必ず医師の指示に従いましょう。
アリッサを飲み忘れたときの対処法
アリッサ配合錠は毎日服用することで効果が発揮される薬です。万が一飲み忘れた場合は、飲み忘れた日数によって対応が異なるため、慌てず適切に対処しましょう。

1錠(1日)飲み忘れた場合
1日分を飲み忘れた場合は、気づいた時点ですぐに前日分を服用してください。その後、当日分も通常どおりの時間に服用します。一時的に1日に2錠飲むことになります。自己判断でまとめてスキップしないようにしましょう。
2錠(2日)飲み忘れた場合
2日分飲み忘れた場合は、気づいた時点で直近の1錠を服用し、その日の分も通常どおりの時間に服用します(その日は合計2錠を服用します)。それ以前の飲み忘れ分は服用せず、シートを予定どおり進めてください。
3錠以上(3日以上)飲み忘れた場合
3日以上連続で飲み忘れた場合は、薬本来の効果が落ちたり、不正出血が起こりやすくなったりします。 そのシートの服用を中止し、次の生理を待って新しいシートから再開しましょう。対応方法に迷う場合は、自己判断せず医師や薬剤師へ相談することが大切です。
アリッサとほかの薬の飲み合わせについて
アリッサ配合錠は、一部の薬やサプリメントと飲み合わせに注意が必要です。効果が弱まったり、副作用が出やすくなったりする場合があるため、事前に確認しておきましょう。
アリッサと併用できる薬やサプリ
一般的な風邪薬や整腸剤など、併用できる薬も多くあります。ただし、市販薬やサプリメントでも成分によっては影響する可能性があります。自己判断せず、普段飲んでいる薬がある場合は、医師や薬剤師へ伝えておくと安心です。
アリッサとの併用に注意が必要な薬やサプリ
一部の抗生物質や抗てんかん薬、セントジョーンズワートを含むサプリメントなどは、アリッサの効果に影響することがあります。避妊効果の低下や不正出血につながる可能性もあるため、新しく薬やサプリを始める際は事前に相談しましょう。

アリッサ服用中に不正出血が起きたら?
アリッサを飲み始めたばかりの時期は、ホルモンバランスの変化によって不正出血が起こることがあります。少量の出血であれば一時的なことも多く、数か月ほどで落ち着くのが一般的です。
ただし、出血量が多い場合や長期間続く場合は、子宮の病気など別の原因が隠れている可能性もあるため、早めに医師へ相談しましょう。
アリッサ服用中に気をつけること
アリッサを安全に服用するためには、生活習慣にも気を配ることが大切です。日ごろの過ごし方を見直すことで、副作用や血栓症リスクの軽減につながります。

血栓リスクを下げるために喫煙や飲酒は控える
喫煙は血管に負担をかけ、血栓症リスクを高める原因になります。特に35歳以上で喫煙習慣がある方は注意が必要です。また、過度な飲酒は脱水や飲み忘れにつながる場合があります。お酒を飲むときは適量を意識し、水分補給も忘れないようにしましょう。
また、喫煙習慣を理由に低用量ピルが飲めない場合でも、エストロゲン(卵胞ホルモン)を含まないミニピル(黄体ホルモン単体薬)であれば服用できる可能性があります。自身の健康を守りながらつらい症状を改善するためにも、医師に相談してみましょう。
無理のない範囲で体を動かす習慣をつくる
長時間同じ姿勢が続くと、血流が悪くなりやすくなります。デスクワークの合間に軽く足を動かしたり、ウォーキングを習慣にしたりすると血行改善につながります。無理のない範囲で、日常生活に運動を取り入れていきましょう。
バランスの良い食生活を意識する
特定の食べ物を避ける必要はありませんが、脂質や塩分の摂りすぎには注意が必要です。野菜やたんぱく質をバランスよく取り入れることで、体調管理や血管の健康維持につながります。無理なダイエットは避け、規則正しい食生活を意識しましょう。
こまめな水分補給を心がける
体内の水分が不足すると、血液が固まりやすくなります。特に夏場や運動後、飲酒後は脱水になりやすいため注意が必要です。喉が渇く前に水分を摂る習慣をつけ、血流を保つことを意識しましょう。
アリッサの副作用
アリッサの服用初期は、不正出血や吐き気、頭痛、眠気などの副作用が現れることがあります。多くは体がホルモン変化に慣れることで徐々に落ち着きます。ただし、症状の出方には個人差があります。つらい症状が続く場合は、無理をせず医師へ相談しましょう。

i重大な副作用「血栓症」とは?
低用量ピルでは、まれに「血栓症」という重大な副作用が起こることがあります。血管の中に血の塊ができる病気で、足の腫れや痛み、激しい頭痛、息苦しさなどがサインになることがあります。異変を感じた場合は、自己判断せず早めに医療機関を受診することが大切です。

アリッサの飲み方に関するよくあるQ&A
ここでは、アリッサの飲み方に関する質問にお答えします。ぜひ参考にしてみてください。
アリッサは生理初日から飲み始める?
アリッサは、生理初日から飲み始めるケースが一般的です。ただし、症状や処方内容によって開始タイミングが異なる場合もあります。自己判断せず、医師の指示に従って服用を始めましょう。
飲み始めてからどれくらいで効果が出る?
生理痛の改善は、早い方では1〜2か月ほどで実感することがあります。ただし、効果の現れ方には個人差があり、数か月かけて徐々に改善する場合もあります。焦らず継続することが大切です。
アリッサを飲んでいるのに生理がこないのは大丈夫?
アリッサの作用で子宮内膜が薄くなると、消退出血が少なくなったり来なくなったりすることがあります。ただし、飲み忘れがあった場合は妊娠の可能性もあるため、不安なときは妊娠検査薬や受診で確認しましょう。
アリッサ配合錠の口コミで多い「副作用」の内容は?
口コミでは、不正出血や吐き気、眠気、イライラなどの声が多くみられます。特に飲み始めの時期は副作用を感じやすいものの、多くは体が慣れることで落ち着いていきます。つらい症状が続く場合は、医師へ相談しましょう。
まとめ
アリッサは、生理痛や過多月経などの症状改善をサポートする低用量ピルです。効果をしっかり得るためには、毎日同じ時間に正しく服用することが大切です。飲み忘れや自己判断による中断は、効果低下や不正出血につながる可能性があります。
また、服用中は副作用や血栓症リスクにも注意が必要です。不安な症状がある場合は無理をせず、早めに医師へ相談しながら、自分に合った形で症状のコントロールを続けていきましょう。
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監修者
目黒ウェルネスクリニック院長
大学病院に入局したのちに、総合病院で勤務。産婦人科専門医・がん治療認定医・抗加齢学会専門医を取得。
2021年よりメデリピルにおいてオンライン診療によるピル処方や、mederiが主催するセミナーやイベントに登壇、mederi magazineの監修を担当など幅広く活動。
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