低用量ピルと併用禁忌な薬やサプリ・飲食物を徹底解説!お茶との飲み合わせや万が一の対処法も

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更新日:2026.01.20
低用量ピルと併用禁忌な薬やサプリ・飲食物を徹底解説!お茶との飲み合わせや万が一の対処法も

ピルの服用は、自分の体を大切にし、毎日をより快適に過ごすための前向きな選択肢のひとつですよね。
しかし、「うっかり飲み合わせの悪いものを口にして体調に影響はないかな?」「このサプリは続けても大丈夫?」「お茶で服用してもいいかな?」と、不安になることもあるでしょう。安全に服用し続けるためにも、ピルと併用してはいけない薬やサプリ、日々の食事との関係について正しい知識を持つことが大切です。

効果を弱めてしまう薬やサプリメント、飲み合わせに気をつける飲食物について詳しく解説しますので、どのようなものがあるのか、具体的に見ていきましょう。

併用禁忌とまではいかなくとも、基本的にはすべての薬が併用注意となります。併用可能かどうかは自己判断せず、あらかじめ医師や薬剤師に相談の上、併用するようにしてくださいね。

低用量ピルと併用することで効果に影響を及ぼす薬とサプリはあるの?

低用量ピルを服用する際、飲み合わせによってその効果に影響を及ぼす薬やサプリメントが存在します。これには、ピルの避妊効果を弱めてしまうものと、逆にピルの成分を強めすぎてしまい副作用が出やすくなるものの2つのパターンがあります。ここでは、それぞれ詳しく見ていきましょう。

※参考:低用量ピルの服用方法

効果を弱めてしまう薬・サプリメント

ピルの効果が弱まると、ピルの持つ大きな役割である女性ホルモンが体内に吸収されずに、肌荒れの改善や貧血の改善など、本来であれば得られる副効用も得られなくなってしまいます
ピルとの併用に注意すべき薬やサプリとして、以下のようなものが挙げられます。

ピルとの併用に注意すべき薬やサプリのイメージ

効果を強めてしまう薬・サプリメント

ピルの効果が強まるのは一見良いことのようにも思えますが、効果が強まると同時に副作用の出る可能性も高まるため、注意が必要です
具体的な薬としては、以下のようなものが挙げられます。

  • ・アセトアミノフェンなどの解熱鎮痛剤
  • ・フルコナゾール、ボリコナゾール・イトラコナゾールなどの抗真菌薬

低用量ピルと併用することで効果に影響を及ぼされる薬

ここまでは、併用によりピルの効果が変わってしまう薬について説明しましたが、逆に、併用により相手の薬の効果が変わってしまうというケースもあります。こちらも2種類に分けて説明します。

ピルが原因で効果が弱まる薬・サプリメント

具体的な薬としては以下のようなものが挙げられます。

  • ・アセトアミノフェンなどの解熱鎮痛薬
  • ・モルヒネ
  • ・血糖降下薬
  • ・Gn−RH誘導体
  • ・スルフォンアミド系薬剤
  • ・抗てんかん薬 など

アセトアミノフェンなどの解熱鎮痛薬は、ピルの効果が増強する可能性がある一方で、アセトアミノフェン自体の効果は弱まる可能性があります

ピルが原因で効果が強まる薬・サプリメント

以下の薬を低用量ピルと一緒に使うと、薬の分解が遅くなり、作用が強く出たり副作用が出やすくなることがあります

  • ・三環系うつ剤
  • ・免疫抑制剤
  • ・副腎皮質ステロイド
  • ・シクロスポリン
  • ・セレギリン塩酸塩
  • ・テオフィリン
  • ・オメプラゾール など

水以外の飲み物で低用量ピルを飲むことは危険?

一般的に公開されているピルの効果は、すべて水で服用した場合のデータを用いて算出されています。ピルを水で飲んだ場合と水以外で飲んだ場合に同じ効果を得られるのかに関する実証データは、今のところまだ存在していません。ピルに限らずほかの薬についても、正しく効果を得るためにお茶やジュースではなく、水で飲むようにしましょう。

低用量ピルを飲むときにお茶で飲むのはいい?

結論からお伝えすると、ピルはお茶ではなく「水」または「ぬるま湯」で飲むのがベストです
お茶の種類によってはカフェインが含まれており、飲み合わせに注意が必要な場合があります。ピルを服用していると、体がカフェインを分解する力が弱まり、カフェインの作用が強く出すぎてしまうことがあるためです。
毎回「このお茶にはカフェインが入っていないかな?」と確認する手間がかかってしまいますが、自身の体調を守るためには欠かせません。確認が難しいときは、薬の成分を正しく吸収し、余計なトラブルを防ぐためにも、水で飲む習慣をつけるのが最も安心で確実な方法といえるでしょう。

低用量ピルと飲み合わせに気をつける飲食物

低用量ピルを服用する際は、薬だけでなく、普段口にする飲食物にも注意が必要です。特定の食品や飲み物とピルを一緒に摂ることで、薬の吸収や効果に影響が出たり、副作用が強く出たりする可能性があるからです。
ここでは、ピルの効果を安定させるために知っておきたい、飲み合わせに注意すべき飲食物について解説します。

アルコール

低用量ピルとアルコールを同時に摂取するのは控え、服用前後には十分な時間を空けることが大切です。アルコールも低用量ピルも同じく肝臓で処理されます。そのため、ピルとアルコールを同時に摂ると肝臓がアルコールの処理を優先してしまい、ピルの分解が遅れることがあります。
結果としてピルの血中濃度が上がり、効果が強く出すぎたり、副作用が強く現れたりする恐れがあるため、ピルをアルコールで服用するのはやめましょう。時間を空けて適量を嗜む程度なら問題ありません。

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カフェイン

カフェインも、ピルの吸収に影響を与える飲食物のひとつとされています。ただし、ピルの服用タイミングを避ければ、過度に気にする必要はありません。ピル服用のタイミングを含む前後の時間は、「念のため控えめにする」と意識しておくと良いでしょう。
また、一部の研究では、ピルと同時にカフェインを摂るとカフェインの血中濃度が上がる可能性が指摘されています。カフェインに敏感で、動悸・不安感・手の震えなどが出やすい人は、服用のタイミングを少しずらすなど、無理のない範囲で気をつけると安心でしょう。

グレープフルーツ

グレープフルーツは低用量ピルに限らず、多くの薬の働きに影響を与えることで知られています
果肉や果汁に含まれる成分が、薬を分解する酵素の働きを妨げてしまうため、体の中に薬が長く残り、効果が強く出すぎてしまう恐れがあるからです。
この作用は一度摂取すると数日続くこともあるため、ピルを飲んでいる期間は、グレープフルーツやグレープフルーツジュースは避けた方が良いでしょう。

炭酸水

炭酸水に含まれる気泡は、低用量ピルの吸収に影響を与える可能性が指摘されています。心配しすぎる必要はありませんが、服用時は炭酸水ではなく、水やぬるま湯で飲むのがおすすめです。これにより、ピルの効果を安定して得やすくなるでしょう。

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低用量ピルを飲むときに飲み合わせの悪い成分

精神安定を目的としたサプリメントなどに含まれている「セントジョーンズワート(セイヨウオトギリソウ)」という成分は、ピルの持つ避妊効果を下げてしまうため、併用不可とされています。こちらはサプリメントだけでなくハーブティーなどにも含まれていることがあるため、成分表示をよく確認して気を付けるようにしましょう。

安全に低用量ピルを服用するために気をつけたいこと

低用量ピルは、正しく服用すれば安全でメリットの多い薬ですが、ほかの薬や体の状態によって、効果や副作用に影響が出ることがあります。ここでは、ピルを安全に続けるために、日常生活で気を付けたいことを見ていきましょう。

婦人科以外の病院でも低用量ピルを服用していることを伝える

内科や皮膚科など、婦人科以外を受診する際も低用量ピルを服用していることをしっかり伝えましょう。これは、風邪薬や抗生物質など、身近な薬でもピルの働きを弱めてしまう場合があるためです。もし医師に直接言いづらい場合は薬剤師に相談することもできるので、お薬手帳を提示して確認してもらうと安心です。

ほかの薬やサプリメントの併用を自己判断しない

低用量ピルの服用中には、市販の薬やサプリメントを自己判断で併用するのは避けましょう
一見安全そうなものでも、成分によってはピルの効果が弱まることがあります。
たとえば、健康食品やハーブになどに含まれているセイヨウオトギリソウ(セントジョーンズワート)は、その代表的な例です。新しく薬やサプリを取り入れる際は、医師や薬剤師に相談し、飲み合わせに問題がないか確認してから服用するようにしましょう。

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低用量ピルと併用禁忌の薬や飲食物を摂取してしまったら

うっかり飲み合わせに注意が必要な薬や飲食物を口にしてしまったときは、自己判断で市販薬を重ねて服用したり、ほかの治療法などを無理に試したりせずに、医師へ相談しましょう。体調の変化がなくても、早めに確認しておくことで安心して服用を続けることができます。

メデリピルでは、低用量・超低用量ピルの定期配送プランをご利用中であれば、診療代はいつでも無料です。体調の変化が気になる時や「心配だけど受診するほどかな…」と悩むときでも、気軽に医師に相談できる体制が整っているので安心です。ひとりで抱え込まずに、まずはお気軽にご相談ください。

まとめ

今回の記事では、ピルと併用禁忌な薬・併用にあたって注意が必要な薬について解説しました。特に併用禁忌とされているものについては、ピルを処方してもらうときに必ず医師に伝えましょう。
また、既にピルを服用中の場合には、薬を服用する前に、その薬がピルと一緒に飲んでも大丈夫かを必ず確認しましょう。もしうっかり併用してしまった場合も、自己判断で対処せず、すぐに医師に相談することが大切です。少しでも不安や迷いを感じたときは、ひとりで悩まずに医師や薬剤師に相談してみましょう。

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※診療やピルの処方等は保険適用外・自由診療であり、医療機関に所属する医師が行います
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監修者

幸の鳥レディスクリニック 医師
平野 友美加
岡山大学卒業後、同大学産科婦人科教室・関連病院を経て、現在は幸の鳥レディスクリニックで、 不妊治療・生理トラブル・更年期など、幅広く女性ヘルスケアの診療を行う。 2023年にメデリピルにてオンライン診療によるピル処方を開始し、2025年からmederi magazineの記事監修を担当。

※1 初月無料は低用量ピルのみ対象となり、別途送料550円(税込)かかります

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