生理は女性にとって健康状態のバロメーターでもあります。
生理の基礎知識や、生理中でも快適に過ごすためのセルフケアをご紹介。
緊急避妊薬(アフターピル)の購入方法は?薬局やドラッグストアで買える?
望まない妊娠を防ぐためにも、いざという時に迅速な対応ができるようにピルや女性の体のメカニズムについて正しい情報を知っておくことはとても重要です。今回の記事では緊急時のアフターピルの入手方法やよくある質問について解説していきます。
緊急避妊薬(アフターピル)を薬局・ドラッグストアで買うことはできる?
前述したように、緊急避妊薬は医師の処方箋が必要となるため、現時点では処方箋なしで薬局やドラッグストアで購入することはできません。市販化に向けて動きは進んでいますが、転売の可能性、避妊に対する意識の低下、副作用のリスク、性暴力に悪用される可能性があるなどの理由から医師の中でも意見が分かれており、認定が見送られ続けています。
そんな中、市販化に向けて大きく前進する動きがありました。2023年6月、厚生労働省は一定の用件を満たす薬局に限定して、試験的に医師の処方箋なしで緊急避妊薬を販売する運用を開始すると発表したのです。試験運用は、2023年夏~2024年3月末までを予定しています。しかし、具体的な市販化の時期についてはまだ決まっていません。
(※2023年8月時点の情報)
緊急避妊薬(アフターピル)の代わりになる薬は市販されている?
緊急避妊薬(アフターピル)の代わりになる薬は、残念ながらありません。上記で紹介した通り、一部国内で市販化の動きが試験的に始まっていますが、基本的には医師の診療なしに緊急避妊薬(アフターピル)を購入することは出来ません。
避妊効果という面では、普段から低用量ピルを服用することで99.7%の避妊効果を得られます。いざという時のためにも、日常的に対策しておくことを検討しても良いかもしれません。
緊急避妊薬(アフターピル)を通販(個人輸入)を避けた方がいい理由
海外では日本では未承認の緊急避妊薬(アフターピル)が処方されることもあります。個人間のやり取りで完結するフリマサイトや通販などで薬を入手することは大変危険です。偽物の可能性や安全性が確立されていない薬の服用は、かえって重篤な副作用の原因になったり、効果を発揮できず望まない妊娠を発生させてしまったりする原因に繋がります。「安価だから」「手軽だから」と正しくない経路での入手に踏み切ることは絶対に止めましょう。
個人情報が流出する危険性がある
海外の通販サイトから購入した際にクレジットカードの情報を盗まれてしまったり、知らない番号から電話がかかってきたなど、個人情報が流出してしまったなどの被害は多数起きています。
また、支払いが完了したにも関わらず商品が届かないなんてことも発生しているケースもあります。
購入先が不明瞭な購入先からは入手を避けた方がよいでしょう。
有効期限が切れる可能性がある
アフターピルのなかでもノルレボ錠の場合、避妊に失敗した性交渉から、避妊効果を得るためには72時間以内に服用する必要があり、早く服用すればするほど避妊効果は高いとされています。
また、海外の通販サイトを利用しても届くまでに時間がかかり、アフターピルの効果を果たせなかったということも十分にあります。
副作用が起きても自己責任
アフターピルの服用では他の薬剤と同じように副作用が起きることもあります。
日本ではピルを手に入れる場合、医師の処方が必要となります。きちんと医師から処方を受けている且つ、国内で承認されている薬剤で副作用がでてしまった際には、「医薬品副作用被害救済制度」という国の救済制度を利用することができます。
しかし、海外の通販サイトなどから医師の処方なしに購入して副作用がでてしまっても保障を受けることはできず、自己責任となります。
そもそも緊急避妊薬(アフターピル)とは?
緊急避妊薬(アフターピル)とは、避妊に失敗した場合や性被害などを受けた時に、緊急用として望まない妊娠を防ぐお薬です。多量の女性ホルモン剤を服用することで、排卵を抑制したり遅らせたりして妊娠を回避することができます。
緊急避妊薬は、妊娠の可能性がある性行為から72時間(3日)以内に1回1錠服用することで、高い避妊効果を期待できます。早く飲むほど避妊率が高まるため、避妊の失敗に気付いたら早急に医療機関を受診して処方してもらうことが大切です。
緊急避妊薬について、よくあるQ&Aをページ下部に記載しています。また緊急避妊薬についてより詳しく知りたい方は、以下のページも参考にしてください。
緊急避妊薬(アフターピル)の種類と服用方法
現在国内で認可されている緊急避妊薬は、「ノルレボ」とそのジェネリック医薬品である「レボノルゲストレル」の2種類です。いずれも同じ有効成分を同一量含むため、服用方法や効果に変わりはありません。
服用方法 | 性交後72時間以内に1錠服用 |
効果 | 緊急避妊 |
副作用 | 頭痛、吐き気、消退出血、眠気、倦怠感、めまい、腹痛、下痢など |
緊急避妊薬(アフターピル)はどこで買えるの?
緊急避妊薬(アフターピル)は医療用医薬品に該当するため、必ず医師の診療を受けて処方してもらう必要があります。緊急避妊薬(アフターピル)の処方箋をもらうには、主に2つの受診方法があります。
産婦人科・クリニックでの対面診療
基本的な受診方法が、産婦人科を直接受診する対面診療です。医師の診療を受けて処方箋を発行してもらい、薬局に持参して購入、もしくは病院でそのまま処方してもらいます。対面診療は、緊急避妊薬が必要なとき、医療機関が近くにある場合に適しています。診療後、すみやかに薬を受け取り服用することができます。
しかし、病院は主に平日の日中に診療するため、性行為のタイミングによっては性交後72時間以内の服用が間に合わない可能性があります。また、近くに医療機関がない場合、来院に時間がかかってしまうデメリットも考えられます。
自分の身を守るためにも、緊急時にどこへアクセスすべきか把握しておくことが大切です。厚生労働省は、緊急避妊を希望する場合に対面診療が可能な医療機関の一覧を都道府県別に公開しています。受診先を選択する上で参考にしてみてください。
オンライン診療
オンライン診療で医師の診療を受け、処方箋を送付してもらい薬局に持参して購入、またはオンライン上で購入し緊急避妊薬を配送してもらう方法です。
オンライン診療は、身近に医療機関がない、医療機関の診療時間内に間に合わないといった場合に適しています。サービスによっては平日の遅い時間や土日祝も営業しているため、迅速に予約を取ることができます。また、直接病院に足を運ぶ必要がないため、誰にも顔を合わせずプライバシーの面でも安心です。
ただ、緊急避妊薬をオンラインで処方するサービスは限られているため、まずは対応しているサービスを検索する必要があります。診療後にお薬を受け取るまでの流れもサービスによって異なり、天候の影響で配送に時間がかかったり、お届け先によっては発送から受け取りまでに1日以上かかったりすることもあります。住んでいる地域と発送元の距離によっては、バイク便での発送をしているところもあるので受け取りまでにかかる日数はしっかり確認しましょう。
アフターピルの処方ならメデリピル
オンラインピル診療・処方サービスの「メデリピル」ではアフターピルの取り扱いもあります。
メデリピルは、ピルが初めての方にも安心して利用していただける体制が整っています。
診療と処方を担当するのは、現役の産婦人科医のみで、診療時間も夜23時まで対応しているので、病院が開いていない時間にもアフターピルを処方してもらえます。
診療は音声通話かビデオ通話を選べるので、カメラオフでも診療を受けることができます。
アフターピルは、送料無料・最短当日発送でお届けします。東京23区内にお住まいであれば、別途送料3,850円(税込)で、処方されたその日にお届けする「当日お届けプラン」を利用することが可能です。(受付時間に限りがあります)
また、副作用が不安な方には吐き気止めなどの副作用緩和薬も同時に処方してもらえます。
今後も継続的に避妊していきたいという方には、低用量ピルも一緒に処方してもらうことができます。また、初めてメデリピルで低用量ピルを処方された場合、アフターピルと同時に処方されることでアフターピルの診療代1,650円が無料となります。
病院に行けなくとも、メデリピルのようなオンラインでのピル診療・処方サービスを利用するのもひとつの手段です。
こういった選択肢があることも知っておくと、いざという時に安心ですね。
LINEから診療予約ができる
メデリピルでは、LINEを使って診療予約や医師への相談、服薬管理などが完結します。
診療予約は24時間いつでも自分のタイミングで予約することができます。
まずはメデリピル公式LINEのお友達登録からはじめましょう♡
最短当日発送・送料無料
メデリピルでは、診療・処方が完了した時間にもよりますが、最短で当日発送されます。
届く日数はお住まいの地域によって変わるためご了承ください。
また、アフターピルの場合は送料無料になります。※1
※1 当日お届けプランは対象外です
東京23区内限定の当日お届けプラン
メデリピルでアフターピルを処方された場合、東京23区内にお住まいの方であれば、処方当日中に自宅に届く「当日お届けプラン」もお選びいただけます。
また、別途送料3,850円(税込)がかかります。ご希望の方は診療時に医師にお申し付けください。(診療時間によって、当日中にお届けが出来ない場合もあります)
低用量ピルと同時処方で診療代0円
メデリピルでは、初めてメデリピルで低用量ピルを処方された場合、アフターピルと同時に処方されることでアフターピルの診療代1,650円が0円になります。
今後も継続的に避妊をしていきたいという方は、これを機に低用量ピルの服用をはじめることをおすすめします。
副作用緩和薬も処方可能
メデリピルでは、アフターピルの副作用が心配…。3時間以内に吐いてしまったらどうしよう…。という方には、処方時に吐き気止めなどの副作用緩和薬も同時に処方しています。
ご希望の方は、処方時に医師にお申し付けください。
メデリピルでは、アフターピルだけでなくピルが初めての方にも安心していただけるサポート体制が整っています。
安心してピルをはじめるならメデリピルがおすすめです。
まとめ
今回はアフターピルについて、入手方法や服用方法など、基本的な項目について解説してきました。望まない妊娠を避けるためにも、避妊方法について理解を深めることはとても大切です。アフターピルは1回の服用で高い避妊効果を発揮しますが、副作用も出やすいため、妊娠を希望するまでは低用量ピルで継続的な避妊をしておくと安心でしょう。産婦人科に行きづらいと感じる場合は、オンライン処方サービスを検討してみてはいかがでしょうか。
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