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生理の基礎知識や、生理中でも快適に過ごすためのセルフケアをご紹介。
マーシロンの副作用は?不正出血・頭痛などの症状と対処法、避妊効果も紹介
「マーシロンに副作用はある?」「不正出血や頭痛が続いたらどうしよう」と不安に思っていませんか?
マーシロンは、エストロゲン(卵胞ホルモン)量を抑えて副作用を軽減した「超低用量ピル」です。飲み始めは一時的な不正出血や体調の変化が起こることもあります。また、国内未承認の海外製ピルであるため、事前に正しいリスクと対処法を知っておくことが大切です。
この記事では、マーシロンの主な副作用や具体的な対処法、注意したい血栓症リスクについて分かりやすく解説します。ぜひ参考にしてみてください。
もくじ
マーシロンとはどんなピル?
マーシロンは、エストロゲン(卵胞ホルモン)量を20μgまで抑えた「超低用量ピル」です。低用量ピルの マーベロンと同じ有効成分を含みながら、ホルモン量を少なくすることで、吐き気や頭痛などの副作用リスクを軽減しやすい特徴があります 。
ただし、日本では未承認薬のため、万が一重い副作用が起きても「医薬品副作用被害救済制度」の対象外です。使用時はリスクや注意点を理解したうえで、医師に相談しながら服用を検討しましょう。
マーシロンの主な効果
マーシロンは、排卵を抑えたり、子宮内膜を着床しにくい状態に変えたりすることで、避妊効果が期待できます。ホルモンバランスを整える作用もあり、生理痛やPMS(月経前症候群)、生理不順、ニキビの改善につながる場合があります。
ただし、 日本では避妊薬として未承認のため、服用にあたっては医師との相談が必要です 。
マーシロンとマーベロンの違い
マーシロンとマーベロンは、どちらもデソゲストレル(黄体ホルモンの一種)を含む第3世代ピルです。 大きな違いはエストロゲン量で、マーベロンが30μgなのに対し、マーシロンは20μgと少なく設計されています 。
また、重要な違いとして、 マーベロンは日本国内で正式に承認されている ため、医療機関で処方してもらいやすく、万が一重い副作用が出た場合でも国の「医薬品副作用被害救済制度」の対象となる安心感があります。
マーシロン服用で起こりうる副作用
マーシロンは比較的ホルモン量が少ないピルですが、服用初期は体がホルモン変化に慣れていないため、副作用が現れることがあります。

吐き気・悪心
マーシロンは女性ホルモンを含むため、服用初期に胃のムカつきや軽い吐き気を感じることがあります 。特に空腹時は症状が出やすく、においに敏感になる方もいます。多くは体がホルモン変化に慣れるにつれて徐々に落ち着いていく一時的な症状です。
頭痛・倦怠感
服用後に頭が重く感じたり、眠気や倦怠感が出たりすることがあります 。ホルモンバランスの変化による影響と考えられており、生理前の不調に似た感覚として現れる方も少なくありません。多くは数週間〜数か月で軽減していきます。
不正出血
飲み始めはホルモンバランスが安定していないため、生理以外のタイミングで少量の出血が起こることがあります 。茶色いおりもの程度の場合もあれば、生理のような出血になる場合もあり、個人差があります。
乳房の張り・痛み
胸が張ったり、触れると痛みを感じたりすることがあります 。女性ホルモンの影響で乳腺が刺激され、生理前のような違和感として現れるケースが一般的です。服用開始後しばらくして自然に軽減することも多くあります。
そのほか現れる可能性がある副作用
むくみ、ニキビ、気分の落ち込み、食欲変化などがみられる場合があります 。症状の程度には個人差があり、同じ薬でも副作用をほとんど感じない方もいます。
重篤な副作用として注意したい血栓症
ピル服用時に特に注意したいのが「血栓症」です 。マーシロンは超低用量ピルのため比較的リスクは低いとされていますが、可能性がゼロではありません。以下のような異変を感じたら早急に医療機関を受診しましょう。

副作用を感じたときの対処方法
マーシロンの服用中に現れる吐き気や頭痛、不正出血などの症状は、体が薬に慣れていく段階で起こる一時的なものがほとんどです。不快な症状が出たときにできるセルフケアや対処法について見ていきましょう。
吐き気や悪心がある場合
吐き気が気になるときは、空腹時を避けて服用したり、就寝前に飲むタイミングへ変更したりすると症状が和らぐことがあります 。水分をこまめに摂り、脂っこい食事を控えて胃への負担を減らしましょう。症状が強い場合は受診が必要です。
頭痛や倦怠感がある場合
頭痛やだるさがあるときは、無理をせず睡眠や休息を優先しましょう。 軽い頭痛であれば市販の鎮痛薬を使用できる場合もあります 。ただし、突然の激しい頭痛や視界異常、しびれを伴う場合は、早めの受診が必要です。
不正出血が起こった場合
少量の不正出血であれば、自己判断で服用を中止せず継続することが大切です 。飲み忘れは出血を起こしやすくするため、毎日同じ時間に服用しましょう。出血量が多い場合や長期間続く場合は医師に相談してください。
乳房の張りや痛みを感じる場合
胸の張りが気になるときは、締め付けの少ない下着を選び、刺激を避けて過ごしましょう 。体を温めすぎると張りを強く感じる場合もあるため、長時間の入浴などは控えめにするのも1つの方法です。強い痛みやしこりがある場合は受診を検討してください。
マーシロン服用時に押さえておきたいポイント
マーシロンの効果を発揮させ、飲み始めの体調不良や副作用のリスクを最小限に抑えるためには、毎日正しいルールを守って服用することが大切です。
※マーシロンは、メデリピルでの取り扱いはありません。
毎日同じ時間に服用する
マーシロンは、毎日できるだけ同じ時間に服用することが重要です 。服用時間が大きくずれると、薬の効果が低下する可能性があります。飲み忘れを防ぐためにも、毎日の生活ルーティーンに組み込んだり、目につきやすい場所で保管したりすると継続しやすくなります。スマホのアラーム機能を活用して習慣化するのもおすすめです。
体質や状況によっては服用できない場合がある
血栓症の既往歴がある方や、重い肝疾患がある方、授乳中の方などは服用できない場合があります 。また、前兆を伴う片頭痛や重度の高血圧がある方も注意が必要です。
さらに、喫煙習慣がある方は血栓症リスクが高まりやすいため慎重な判断が必要です。特に35歳以上で喫煙している場合は、超低用量ピルでも処方できないケースがあります。服用を始める前に、持病や生活習慣を医師に正しく伝えましょう。
i副作用の症状が強い場合は我慢せずに受診する
強い頭痛や胸痛、息苦しさ、手足のしびれなどがある場合は、重大な副作用の可能性があります。
また、吐き気や不正出血が長く続き、日常生活に支障が出る場合も一人で悩まず医師に相談しましょう。
マーシロンの副作用に関するよくある疑問Q&A
ここでは、マーシロンの副作用に関する質問にお答えします。ぜひ参考にしてみてください。
マーシロンは日本で処方されている?
マーシロンは一部のクリニックやオンライン診療などを通じて、日本国内でも処方してもらうことが可能です。
ただし、 海外では広く普及しているものの、日本国内においてはまだ正式に承認されていない「未承認薬」です 。そのため、保険が適用されない自由診療での取り扱いとなります。
マーシロンを飲むと太る?体重増加の原因は?
マーシロンによって脂肪が増えるという医学的な根拠はありません 。ただし、ホルモンの影響でむくみや食欲変化が起こり、一時的に体重が増えたように感じることがあります。
副作用がつらいときは服用をやめても大丈夫?
軽い副作用であれば、服用を続けることで改善することもあります 。ただし、自己判断で急に中止すると避妊効果が不安定になる可能性があります。強い副作用がある場合は、自己判断せず医師に相談しましょう。
まとめ
マーシロンは、エストロゲン(卵胞ホルモン)量を抑えた超低用量ピルで、吐き気や頭痛などの副作用を比較的抑えやすいのが特徴です。ただし、服用初期は不正出血や体調変化が起こることがあります。
また、マーシロンは日本では未承認薬であり、万が一重い副作用が起きても国の救済制度の対象外となります 。まずは医師に相談し、国内の承認薬(マーベロンなど)も含めてどれが自分に適しているか十分に検討したうえで服用を決めましょう。
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監修者
大学病院に入局したのちに、総合病院で勤務。産婦人科専門医・がん治療認定医・抗加齢学会専門医を取得。
2021年よりメデリピルにおいてオンライン診療によるピル処方や、mederiが主催するセミナーやイベントに登壇、mederi magazineの監修を担当など幅広く活動。
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