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アフターピルを購入するにはどんな診察をするの?病院やオンラインでのアフターピル購入の流れを一挙解説
避妊に失敗した際に服用するアフターピルには、診察が必要なのでしょうか?避妊に失敗すると焦ってしまって、アフターピルをどうやって手に入れればいいのか不安になりますよね。今回の記事では、アフターピル購入時における診察の有無や、服用時の注意点などについて解説していきます。
もくじ
アフターピルとはどんな薬?
アフターピルとは、避妊に失敗した際に服用する緊急避妊薬です。避妊に失敗した性交渉のあとに、なるべく早く服用することが望ましい薬です。24時間以内に服用することで約95%、48時間以内に服用することで約90%、72時間以内に服用することで約85%の避妊率があるとされています。
アフターピルには種類がある?
現在、日本で承認されているアフターピルはノルレボ錠と、そのジェネリック医薬品であるレボノルゲストレル錠のみです。そのほかのアフターピルは日本では未承認であり、医薬品副作用被害救済制度が適用されません。なお、オンラインピル診療・処方サービスのメデリピルでは、ノルレボ錠・レボノルゲストレル錠の両方の取り扱いがあります。
アフターピルには副作用はある?
アフターピルには副作用があり、吐き気・腹痛・頭痛・眠気・不正出血などの症状が見られる可能性があります。これらの副作用は、服用後24時間ほどでおさまることが多いです。24時間経過しても副作用がおさまらない場合は、ほかの原因が隠れていることも考えられるため、病院を受診するようにしましょう。
アフターピルを購入するには診察が必要?
日本では、ピルを購入するためには医師の処方が必要で、処方には医師の診察を受ける必要があります(注)。診察に関しては、従来のように病院で対面診療を受ける方法もありますが、近年ではオンライン診療サービスも充実しており、自宅からオンライン上で医師の診療・処方を受けられるようになっています。病院が開いている時間に行くことが難しい方や外出ができない方などには、オンライン診療サービスがおすすめです。
*注:2023年11月より全国145の薬局で試験的販売も始まっています
アフターピルを購入する上でどんな診察をするの?
病院でもオンライン診療でも診察の流れはある程度共通しており、問診、診察、処方という流れで進んでいきます。以下で、それぞれの診察の流れを紹介します。
病院(対面診療)
病院における対面診療ではまず最初に受付を行い、問診票を記入します。その後医師の診察を受け、アフターピルの処方有無を判断します。診察の結果アフターピルを処方された場合は、処方箋を受け取るか、院内処方であればそのまま院内でアフターピルを受け取ります。
問診時に聞かれるため、「避妊に失敗した性交渉の日時」と「最終の生理日」はメモに書くなどして答えられるようにしておきましょう。また、薬の飲み合わせを考慮する必要があるため、現在服用中の薬や治療中の病気などがある場合はあらかじめ医師に申告しましょう。
オンライン診療サービス
オンライン診療サービスは、病院に行かずともオンライン上で医師の診療と処方を受けることができます。処方までの流れはサービスにより異なるため、今回はオンライン診療・処方サービスのメデリピルで流れを説明します。
まず、メデリピルの公式LINEから診療予約を行い、その後、届く事前問診に回答します。診療当日になったら、フェイスタイムやGoogle Meetなどを使用して医師の診療を受けます。アフターピルが処方された場合は決済完了後に、アフターピルが自宅に届きます。
基本的な流れは病院での対面診療と変わりませんが、オンライン診療では24時間予約ができる場合が多いため、病院が開いていない時間に便利といえます。しかし、オンライン診療ではアフターピルの発送から到着までに時間を要するため、場合によってはアフターピルの服用が遅れて避妊効果が期待できない可能性があります。アフターピルは避妊失敗から72時間以内の服用が推奨されています。もし避妊失敗から72時間以上経ってしまっている場合は、オンライン診療サービスではなく早急に病院に行くようにしてください。
アフターピルの飲み方と飲んだ後の過ごし方
アフターピルが避妊効果を十分発揮できるようにするためには、服用時や服用後に注意しなければいけない点がいくつかあります。以下で1つずつ紹介します。
72時間以内に水で服用する
ノルレボ錠(レボノルゲストレル錠)の場合、避妊失敗から72時間以内に服用するようにしましょう。アフターピルは早いタイミングで飲むほど避妊率が高く、避妊失敗から72時間以内に飲んだ場合の避妊率は約85%とされています。また、コーヒー・ジュース・炭酸水などでアフターピルを飲むとピルの吸収に影響を及ぼす可能性があるため、服用時は必ず水で飲むようにしてください。
服用後のアルコールは控える
アフターピル服用後は、アルコールを摂取しないようにしましょう。アフターピルには副作用として吐き気があり、お酒を飲むことで吐き気がさらに強まることがあります。もしアフターピル服用後3時間以内に吐いてしまった場合は、ピルの成分が十分に吸収されていない可能性が考えられます。追加でもう1錠飲み直す必要があるかは状況により異なるため、アフターピルを処方してもらった病院や医師に相談するようにしてください。
避妊が成功するまで性交渉を控える
アフターピル服用後は、避妊成功が確認できるまで性交渉を控えましょう。アフターピルは性交渉後に服用することで着床を防ぐ効果がありますが、服用後に再び性交渉を行った際の避妊まではできないため注意しましょう。
避妊成功を確認するための方法はいくつかあり、そのうちの1つが生理によって妊娠成功を確認する方法です。人によっては消退出血が見られないことがありますが、そのような場合でもアフターピル服用後2〜3週間ほどで生理が起きれば避妊に成功したというサインになります。生理は、受精卵が着床しなかったことで子宮内膜が剥がれ落ちて起きる現象であるため、避妊成功の合図と考えることができます。
そのほかに、妊娠検査薬を使った避妊確認方法についても紹介します。生理が見られれば避妊に成功していると考えられますが、もしその経血があまりに少なかったり、ピンク色だったりする場合は、妊娠したときの着床出血や不正出血である可能性も考えられます。不安な場合は妊娠検査薬を使って検査してみましょう。
海外の通販サイトには気をつけよう
国内外問わず、医師の処方がない通販サイトではアフターピルを購入しないようにしましょう。手元に届くまでに時間がかかるため、服用する時点で避妊効果が期待できる時間を過ぎてしまう可能性がある上、避妊に有効な成分が含まれているかどうかの保証もありません。もし、有害物質が入っていた場合は健康被害が生じる可能性もありますが、国から承認された医薬品ではないため補償制度も適用されません。アフターピルは必ず国から承認された薬を購入するようにしましょう。
まとめ
今回の記事では、アフターピルに診察が必要かどうか、アフターピル服用時の注意点はあるか、などについて解説しました。結論、アフターピルを購入するには、医師の診察と処方または決められた薬局での購入が必要です。近年では病院での対面診療のみならずオンライン診療サービスも充実しているため、ご自身の状況に応じて活用してみてくださいね。
アフターピルの処方ならメデリピル
オンラインピル診療・処方サービスの「メデリピル」ではアフターピルの取り扱いもあります。
メデリピルは、ピルが初めての方にも安心して利用していただける体制が整っています。
診療と処方を担当するのは、現役の産婦人科医のみで、診療時間も夜23時まで対応しているので、病院が開いていない時間にもアフターピルを処方してもらえます。
診療は音声通話かビデオ通話を選べるので、カメラオフでも診療を受けることができます。
アフターピルは、送料無料・最短当日発送でお届けします。東京23区内にお住まいであれば、別途送料3,850円(税込)で、処方されたその日にお届けする「当日お届けプラン」を利用することが可能です。(受付時間に限りがあります)
また、副作用が不安な方には吐き気止めなどの副作用緩和薬も同時に処方してもらえます。
今後も継続的に避妊していきたいという方には、低用量ピルも一緒に処方してもらうことができます。また、初めてメデリピルで低用量ピルを処方された場合、アフターピルと同時に処方されることでアフターピルの診療代1,650円が無料となります。
病院に行けなくとも、メデリピルのようなオンラインでのピル診療・処方サービスを利用するのもひとつの手段です。
こういった選択肢があることも知っておくと、いざという時に安心ですね。
LINEから診療予約ができる
メデリピルでは、LINEを使って診療予約や医師への相談、服薬管理などが完結します。
診療予約は24時間いつでも自分のタイミングで予約することができます。
まずはメデリピル公式LINEのお友達登録からはじめましょう♡
最短当日発送・送料無料
メデリピルでは、診療・処方が完了した時間にもよりますが、最短で当日発送されます。
届く日数はお住まいの地域によって変わるためご了承ください。
また、アフターピルの場合は送料無料になります。※1
※1 当日お届けプランは対象外です
東京23区内限定の当日お届けプラン
メデリピルでアフターピルを処方された場合、東京23区内にお住まいの方であれば、処方当日中に自宅に届く「当日お届けプラン」もお選びいただけます。
また、別途送料3,850円(税込)がかかります。ご希望の方は診療時に医師にお申し付けください。(診療時間によって、当日中にお届けが出来ない場合もあります)
低用量ピルと同時処方で診療代0円
メデリピルでは、初めてメデリピルで低用量ピルを処方された場合、アフターピルと同時に処方されることでアフターピルの診療代1,650円が0円になります。
今後も継続的に避妊をしていきたいという方は、これを機に低用量ピルの服用をはじめることをおすすめします。
副作用緩和薬も処方可能
メデリピルでは、アフターピルの副作用が心配…。3時間以内に吐いてしまったらどうしよう…。という方には、処方時に吐き気止めなどの副作用緩和薬も同時に処方しています。
ご希望の方は、処方時に医師にお申し付けください。
メデリピルでは、アフターピルだけでなくピルが初めての方にも安心していただけるサポート体制が整っています。
安心してピルをはじめるならメデリピルがおすすめです。
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