生理は女性にとって健康状態のバロメーターでもあります。
生理の基礎知識や、生理中でも快適に過ごすためのセルフケアをご紹介。
アフターピルと生理の関係は?他の原因での出血も|メデリピル
望まない妊娠を避けるためにも、避妊について正しい知識を身につけておくことが大切です。アフターピルは避妊に失敗した性行為から72時間以内に服用することで高い避妊効果が得られる薬です。実際に生理がくるまでは避妊が成功しているか不安に思う方も多いと思います。
このコラムでは、アフターピル服用後の生理について解説します。
目次
■アフターピルと生理の関係
アフターピルを服用した後、避妊の成功の有無は生理がきたかどうかでわかります。アフターピルを服用後、通常は生理が約3週間以内に起きるので、生理がきた場合は避妊が成功しているサインといえます。一般的に、排卵前や排卵期にアフターピルを服用した場合、消退出血が起きた後、通常通りに生理が来ます。しかし、アフターピルを服用すると、生理周期が10日前後乱れることがあります。
アフターピルは低用量ピルに比べるとホルモン量が多い薬ですが、重い副作用は少ななく安全に使用できる薬です。
■アフターピル服用後には出血が起きる場合がある
多くの場合、アフターピルの服用後に消退出血が発生します。ここでは出血が起こる原因とタイミングを解説します。アフターピルの服用後出血が起きる原因は、消退出血といって子宮の内膜がアフターピルの作用で剥がれ落ちるためです。消退出血が起きれば避妊に成功した可能性が高いです。
一般的にアフターピル服用後に消退出血が起こるタイミングは、服用して3日目以降から2週間以内といわれています。アフターピルを服用後避妊後に消退出血か、翌月の生理がきてリセットされれば、避妊の成功が判断できますが、稀に消退出血ではなく不正出血が発生していることもあります。以下では消退出血と不正出血の特徴について解説します。
アフターピルと消退出血
消退出血とは、アフターピルに含まれた薬の作用でホルモンに変化が起き、生理より早まる形で子宮内膜が剥がれ落ちることで起こります。
消退出血は比較的短期間で、3~5日で終了するのが特徴です。
アフターピルと不正出血
不正出血とは、婦人科系の病気やホルモンの異常など、生理以外の理由で起こる出血です。出血量や色もその時の体の状態によって変わります。アフターピル服用後、すぐに出血したり出血が続く場合は消退出血ではなく不正出血の可能性があるため、注意が必要です。
不正出血はさまざまな理由で起きますが、自分で見極めることは非常に難しいです。出血が持続する場合は産婦人科を受診しましょう。
■アフターピル服用後生理予定日を過ぎた場合
生理予定日から10日以上経っても生理が来ない場合や、アフターピルを服用して21日しても生理が来ない場合は妊娠している可能性があります。
アフターピルを服用しても、避妊に失敗した日が排卵日に近かったり、正しく服用できていない場合は妊娠することもあります。
妊娠検査薬の使用
生理予定日から10日以上経っても生理が来ない場合は妊娠検査薬を使用しましょう。妊娠検査薬はドラッグストアやネットでも購入できます。最近の妊娠検査薬は正しく使用すればかなり高い精度で妊娠を判別できますが、もちろん100%とはいえません。陰性の判定がでても生理が来ない場合は、産婦人科を受診してください。
医療機関の受診
また、アフターピルを使用したにも関わらず、妊娠検査薬で陽性がでた場合は可能な限りすぐに産婦人科を受診してください。内診や超音波検査でしっかり診断してもらえます。不安な気持ちが続くようであれば、受診して子宮の状態を診てもらう方が安心できるかもしれません。
■アフターピルと生理などで不安になったら|オンライン完結のメデリピル
アフターピルは時間が命、といわれるほど早急に服用する必要があります。
メデリピルならオンライン診療で、最短当日発送が可能です。近くに産婦人科がない時や、すぐに産婦人科の予約が取れない時にはオンライン診療がおすすめです。ポスト投函でのお届けなので、手軽に受け取ることができるのも魅力です。東京都23区にお住まいであればバイク便を利用することも出来るので、いち早く受け取りたい時に便利です。薬は中身がわからないようプライバシーを守ってお届けします。
また、メデリピルではアフターピルと低用量ピルを同時処方することが可能です。初月はピル代が無料になるので、継続的に避妊をしておくためにも処方を希望することも選択肢の一つです。低用量ピルは正しく継続的に服用することで99%以上の避妊効果があります。日々の継続的な避妊では、アフターピルの服用よりも低用量ピルを服用している方が避妊率は高いため、妊娠を望まない期間は、低用量ピルの服用を検討しても良いかもしれません。
■まとめ
冒頭でも触れましたが、望まない妊娠を避けるためにも、避妊について正しい知識を持って過ごすことが大切です。アフターピルは万が一の対応策として、飲み方や効果について前もって理解しておくと安心かと思います。継続的な避妊をするには低用量ピルの服用が効果的ですが、性感染症を防ぐことはできないため、性行為時にはピルの服用に関わらずコンドームを正しく使用するようにしてください。避妊に失敗した場合は、できるだけ早く産婦人科を受診しましょう。