生理は女性にとって健康状態のバロメーターでもあります。
生理の基礎知識や、生理中でも快適に過ごすためのセルフケアをご紹介。
ピルは誰でも飲める?飲むことができない人とは?

高い避妊効果と生理トラブルに有効な作用のあるピルですが、実は誰でも服用ができる薬ではありません。ここでは、ピルが飲めない人について詳しく解説していきます。
ピルが飲めない人とは?
ピルが飲めない人は、初潮がまだきていない人・閉経後の人・血栓症や副作用などを引き起こすリスクの高い人などが挙げられます。
前提、ピルは生理がある間に服用ができる薬です。ピル処方時の医師の診療では、年齢・身長と体重(BMIを算出するため)、喫煙習慣があるかどうか、医薬品においてアレルギーを起こしたことがあるか、既往歴(家族含む)を聞かれることが多いです。
その中で、ピルの処方ができない・慎重投与とされる人は以下の通りです。
・年齢が40歳以上の人(慎重投与となります)
・35歳以上で1日15本以上の喫煙習慣がある人
・前兆のある片頭痛がある人(キラキラした光が見えるなど)
・BMI30以上の肥満体質の人
・妊娠中、授乳中の人
・乳がん、子宮体がんの既往歴があるor家族に既往歴がある人
・初潮がきていないor閉経している人
・高血圧の人(上の血圧160mmHg以上 / 下の血圧100mmHg以上)
・過去、妊娠中に「黄疸」「ヘルペス」「持続性掻痒症」と診断された人 など
ほかにもピルを服用するにはいくつか条件があるため、服用を希望している場合はまずは医師に相談してみてください。
ピルが飲めない人はどうするべき?
ピルが飲めない理由には、妊娠や既往歴などの仕方ない理由を除いて、自身で改善できる生活要因で飲めないケースと、一時的な副作用で飲めなくなってしまうというケースがあります。
生活要因で飲めない場合
生活要因で飲めない人は、主に喫煙習慣がある人や肥満体質の人です。喫煙習慣がある人は、まずは本数を減らして完全に禁煙できるようになってから医師に相談しましょう。
また、肥満体質の人はBMIを29以下にする必要があるため、無理のない範囲でダイエットをし、適正体重にしましょう。
副作用が出ていて飲めない場合
一時的に副作用が出てしまって飲めないといったケースもあります。
通常ピルの飲み初めの頃には、マイナートラブルという軽めの副作用が出ることがあります。主に頭痛や吐き気、不正出血や乳房の張り、むくみ、眠気、だるさなどが挙げられますが、3か月ほど服用を続けてみることで次第に改善していくことがほとんどです。
あまりにも症状が強く、つらいという場合には服用を中止して病院を受診するようにしてください。
ピルの代用品はある?
ピルが飲めない場合は、黄体ホルモン製剤やミニピルなどが候補として挙げられます。
ピルの有効成分である卵胞ホルモンには血液凝固作用があり、血栓リスクのある人が服用すると血栓症を発症する確率が上がります。黄体ホルモン製剤やミニピルは、いずれも、卵胞ホルモンが含まれず、黄体ホルモンのみが配合されています。そのため、血栓リスクがある人でも服用ができます。
医薬品名
用途・効果
保険有無
ミニピル
(黄体ホルモン製剤)
避妊目的
保険適用外(日本では未認可)
黄体ホルモン製剤
無月経や生理不順の改善など
保険適用(治療目的の場合)
※ミニピルは黄体ホルモン製剤ですが、避妊目的の場合はミニピルとして処方されます
ピルが処方されても定期検査に行こう
ピル処方時に問題がなくても、服用中の体型の変化や喫煙習慣の有無で服用が継続できるかどうか変わる可能性があります。
ピル服用中は、意識して体重管理をしたりたばこは吸わないようにしましょう。
任意にはなりますが、半年から1年に1回の血液検査や2年に1回の乳がん検査、子宮頸がんの検査、定期的な性感染症の検査なども受けるように心がけると安心です。
※参考:厚生労働省 がん検診の指針
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