生理は女性にとって健康状態のバロメーターでもあります。
生理の基礎知識や、生理中でも快適に過ごすためのセルフケアをご紹介。
ピルを飲んでいても妊娠する?妊娠の初期症状や服用の注意点を徹底解説
「ピルを飲んでいるのに妊娠することってあるの?」と不安に感じたことはありませんか?
低用量ピルは高い避妊効果がありますが、服用方法を誤ると妊娠の可能性がゼロではないのも事実です。
本記事では、ピルを服用していても妊娠するケースや、その初期症状、避けるために押さえておきたい注意点について詳しく解説します。
正しく理解し、安心してピルを服用するための参考にしてください。
もくじ
ピルを飲んでいても妊娠する確率は?
ピルは高い避妊効果があるとされており、正しく服用すれば妊娠の確率は非常に低くなります。具体的には、低用量ピルを正しく服用している場合の妊娠率は約0.3%とされています。一方で、現実的には飲み忘れや服用ミスなどにより、一般的な使用状況では約8%の妊娠率となっています。これは、コンドームの避妊率よりも高く、多くの女性に選ばれている理由の一つです。ただし、100%避妊できるわけではないことは理解しておきましょう。
ピルの服用中に妊娠する5つの理由
ピルを服用しているにもかかわらず妊娠してしまうことがあります。その背景には、飲み忘れや薬の飲み合わせなどさまざまな要因があります。ここでは、主な5つの理由を詳しく見ていきましょう。
飲み忘れがあった
ピルの避妊効果は、毎日決まった時間に服用することで初めて発揮されます。実薬の2日以上の飲み忘れがあると効果が低下するため注意が必要です。
嘔吐や下痢が続いていた
ピルを服用しても、服用後3時間以内に嘔吐や下痢があった場合は薬の成分が十分に吸収されない可能性があります。この場合は、もう一度服用する必要があるため、医師に相談しましょう。
飲み合わせの悪い薬やサプリを服用した
抗生物質や睡眠薬、鎮痛剤など、一部の薬やサプリメントはピルの効果を弱めることがあります。服用中の薬がある場合は、必ず医師に申告するようにしましょう。
ピルの効果が現れる前に着床した
ピルを飲み始めたタイミングや継続期間によっては、避妊効果が十分に現れる前に排卵や着床が起きてしまう可能性があります。避妊効果が安定するまでの期間は、他の避妊法を併用することが推奨されます。
個人輸入したピルを服用した
個人輸入のピルには、成分が不明確な模造品が含まれる可能性があります。病院やオンライン診療サービスで処方された正規品を使用することが大切です。
ピル服用中でも妊娠の可能性がある初期症状
ピルを服用していても、まれに妊娠することがあります。以下のような症状がある場合は、妊娠の可能性を念頭に置いて、早めに妊娠検査を行うことをおすすめします。
疲労感や吐き気がある
妊娠初期には、つわりに似た吐き気や強い疲労感が現れることがあります。ピルの副作用と似ているため、見分けがつきにくい場合もあります。
休薬期間から一週間経っても生理が来ない
ピル服用中は通常、休薬期間に生理が来ますが、1週間以上経っても出血がない場合は妊娠の可能性があります。
不正出血がある
少量の出血が短期間続く場合、着床出血の可能性があります。通常の不正出血との区別がつきにくいですが、妊娠の兆候であることもあります。
ピルの正しい飲み方と注意点
ピルの避妊効果をきちんと得るためには、正しい服用方法を守ることが不可欠です。ここでは服用時のポイントや注意点を解説します。
避妊効果を得るためのポイント
ピルは毎日同じ時間に服用することで効果を発揮します。習慣化しやすい時間帯を選び、忘れない工夫をすることが大切です。例えばアラームを設定したり、歯磨きの後に服用するなど、日常生活に組み込むとよいでしょう。
ピルの副作用
ピルには頭痛、めまい、吐き気、むくみ、下腹部の痛み、不正出血などの副作用が現れる場合があります。これらの症状が妊娠初期症状と似ていることがあるため、見極めには注意が必要です。
ピルの服用と妊娠に関する気になるQ&A
ピルに関する妊娠の疑問は多くの女性が抱えるものです。ここでは、よくある質問にQ&A形式でお答えします。
ピルの服用中に妊娠したら胎児に影響は出る?
妊娠に気づかずピルを服用していても、胎児に重大な影響が出ることはないとされています。気づいた時点で服用を中止し、医師に相談しましょう。
ピルの服用による避妊効果はいつから?
ピルの種類や服用タイミングにもよりますが、生理5日目までに服用を開始することで服用初日から避妊効果が得られるとされています。
ピルを服用すると妊娠しづらくなる?
低用量ピルは不妊の原因にはなりません。服用をやめてから約1週間で卵巣機能が回復し、2〜4週間で排卵が再開します。9割以上の女性が3か月以内に妊娠可能な状態に戻るとされており、長期服用でも妊娠しづらくなることはありません。
ピルを飲んでいると妊娠に気づきづらい?
ピル服用中は経血量が減ったり、生理が止まることがあります。このため妊娠していても気づきにくいケースがあるため、他の初期症状にも注意が必要です。
ピルの休薬期間も避妊効果がある?
ピルを正しく服用していれば、休薬期間中(最大7日間)も避妊効果は維持されます。ただし飲み忘れがあると効果が低下するため、連続して飲むことが重要です。
ピル服用中の妊娠リスクと正しい理解が安心につながる
ピルは高い避妊効果を持つ反面、飲み忘れや体調不良などによって妊娠のリスクがゼロではありません。正しい服用方法を守り、副作用や妊娠の兆候に敏感になることで、安心してピルを活用できるようになります。妊娠の兆候が気になる場合は、早めに医療機関を受診し、必要に応じた対応を行いましょう。
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