正しい知識を学ぼう!世の中の様々な避妊法について

ピル
更新日:2025.02.10
正しい知識を学ぼう!世の中の様々な避妊法について

 

望まない妊娠を防ぐためには、正しく避妊について知っていることが大事です。この記事では、産婦人科監修の元、世の中のさまざまな避妊法や、避妊に関する正しい情報をお届けします。

コンドームの避妊率

現在、日本で一番多く用いられている避妊方法「コンドーム」。男性が着用するコンドームは、正しく使用することで約98%の避妊効果(※)が得られるといわれています。

しかし、正しい手順を守らない、または正しい使用方法を知らずに使用している方が多く、破損や劣化、または使用中に外れてしまうといった物理的な問題が発生する場合があるため、その場合を含めると避妊効果は約85%程度となります。

コンドームで避妊をする場合は、使用方法や保管方法をきちんと守るようにしましょう!

※一般的なデータであり効果を保証するものではありません

低用量ピルの避妊率

低用量ピルとは「卵胞ホルモン」と「黄体ホルモン」の2つが女性をホルモンを含み、1日1錠正しく女性が服用することで、99.7%(※)以上の避妊効果が得られるお薬です。

またホルモンバランスを整える効果があるため、避妊だけではなく、月経痛を軽減する、ニキビを改善する、月経周期をコントロールするなどのメリットがあり、世界中で1億人の女性が使用している女性の生活改善薬です。

コンドームと違って主体的な避妊が可能となり、性行為時トラブルなどに影響されることなく、確実に避妊ができます。

※一般的なデータであり効果を保証するものではありません

なぜピルには避妊効果があるの?

→排卵の抑制
低用量ピルは、視床下部から下垂体、卵巣内分泌系に作用し、卵胞刺激ホルモン(FSH)と黄体化ホルモン(LH)の分泌を減少させて、卵胞の発育と排卵を抑制します。

精子の子宮内進入の抑止

プロゲステロンの働きで、子宮頸管粘液の粘液性を変化させ、精子が子宮内に入りにくくします。

受精卵着床の抑止

子宮内膜を薄くし、受精しても着床しにくい環境にします。

世の中の様々な避妊法

IUD(子宮内避妊具)

子宮内避妊器具(IUD)は、プラスチック製で柔軟性のあるT字型の小さな器具を、医師が子宮内に装着します。

ホルモンが放出されることによって、数年間は避妊効果が継続します。ピルのように飲み忘れなどがないため、かなり高い避妊効果を得られるのが特徴です。

現在ではミレーナといわれるものが主流になっています。

不妊手術

手術を受け、卵管(卵子を卵巣から子宮まで送るための管)をふさいで妊娠できない状態にする方法。

緊急避妊ピル(アフターモーニングピル)

避妊に失敗してしまった性交渉の後に飲む「緊急避妊薬」として、望まない妊娠を防ぐために使用されます。多量の女性ホルモン剤を服用することによって、受精卵の子宮内膜への着床を防いだり、排卵を遅らせるなどして、妊娠を回避することができるお薬です。

性交渉後、72時間以内に1錠服用ください。 早く服用すればするほど、避妊効果は高くなりますので、できるだけ早く診療をお受けください。

※72時間を過ぎた場合でも、120時間以内の服用であれば一定の妊娠阻止率がありますので、診療をお受けください

よくある噂のウソ・本当?

その他妊娠に関してよくある噂について見ていきましょう。

Q 性行為後に膣内を洗えば避妊効果が得られる?

A 答えは✖️

性行為の後、シャワーやウォシュレットなどで膣内を洗えば避妊ができるという噂もありますが、これはウソ!

シャワーの水圧で膣を傷つけてしまうこともあるので、すぐに産婦人科医に相談し、アフターピルを服用をしていただくことを推奨いたします。

Q 安全日であれば避妊しなくてもOK?

A 答えは✖️

生理周期の中で比較的妊娠しにくいタイミングのことを 「安全日」と呼ばれる場合もありますが、妊娠の可能性がないわけではありませんので、どのタイミングであっても必ず避妊を行なってください。

Q 低用量ピルを飲んでいたらコンドームは不必要?

A 答えは✖️

ピルを飲むことによって避妊効果を得ることはできますが、性感染症を防ぐ効果はありませんので、コンドームの着用を推奨いたします。性感染症にかかり放置してしてしまうと腹膜炎を起こしたり、不妊の原因になることもあり、早期発見・早期治療が重要になります。

しかし無症状で経過することがほとんどのため、感染に気づけないことが多いため、コンドームなしでの性行為が思いあたる場合は性病検査を受けていただくことを推奨いたします。

また、メデリでは性病をお家で簡単にセルフチェックできるキットの取扱もしております。最短7営業日でWEBで結果を確認できるので、コンドームなしでの性交渉の心当たりがある方や、何か違和感を感じられている方はぜひご利用ください。

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※メデリピルは医療機関とユーザーを繋ぐプラットフォームです
※診療やピルの処方等は保険適用外・自由診療であり、医療機関に所属する医師が行います

監修者

成城松村クリニック院長
松村 圭子
1995年広島大学医学部卒。広島大学医学部産婦人科学教室へ入局し、2010年に成城松村クリニックを開院。 2021年より、メデリピルのサービスやmederi magazineの監修を担当。 『女性の悩みはFemtechで解決! オトナ女子のためのカラダの教科書』(宝島社) 『これってホルモンのしわざだったのね 女性ホルモンと上手に付き合うコツ』(池田書店)をはじめとする多くの著書を執筆。

※1 初月無料は低用量ピルのみ対象となり、別途送料550円(税込)かかります

※2 低用量ピル/超低用量ピルのみ対象となります

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