生理は女性にとって健康状態のバロメーターでもあります。
生理の基礎知識や、生理中でも快適に過ごすためのセルフケアをご紹介。
【医師解説】生理前に太るのはなぜ?体重増加の原因と対処法をご紹介!
「生理前になると、2kg体重が増える。」「生理前になると、いつものデニムがキツく感じる。」こんな悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。生理前は、肌荒れや頭痛、イライラなどさまざまな症状に悩まされますが、体重の増加を目の当たりにすると、太ったのではないかと、さらに落ち込みますよね。
この記事では、生理前に太る原因とその対処法について解説していきます。
生理前に太る原因は主に3つ
生理前の体重増加は、多くの人に当てはまる症状です。なかには2〜3kg増加する人も。この体重増加には主に3つの原因が考えられます。
むくみ
むくみは、皮下組織に水分が溜まった状態のことをいいます。つまり身体の水分量の増加が、体重増加につながっていると言えます。むくみの原因は、排卵後から生理までの黄体ホルモンの分泌量の増加です。妊娠を継続させる目的を持つ黄体ホルモンには、水分や養分を溜め込む作用があり、結果としてむくみにつながります。
便秘
水分を溜め込む黄体ホルモンの分泌量の増加により、便からも水分が奪われます。加えて、排便を促す腸の蠕動(ぜんどう)運動も低下させます。それにより身体の中に便が蓄積される便秘となり、体重増加につながると考えられます。
食欲増進・エネルギー吸収量の増加
生理前には血糖値の上下が激しくなります。それにより、食欲が増進されます。甘いものや、味の濃いものなどを食べ過ぎてしまった経験がある人も多いのではないでしょうか。
生理前の体重増加は元に戻る?
生理前に増加した体重は、生理後に元に戻るケースが多いです。
排卵後は妊娠の準備のために、黄体ホルモンが多く分泌されます。この黄体ホルモンには水分や養分をため込む作用があるため、むくみに繋がることがあります。しかし生理が始まるとカラダにため込まれた水分は排出されるためむくみはなくなり、増加した体重は戻ることが多いです。
いつもとは違うお菓子を食べることや、いつもより多く食べることにより、体重が増加することが考えられます。
生理前に太るのを防ぐための対処方法は6つ
ストレッチ
むくみは、筋肉が緊張して血行が悪くなり、老廃物が出せないと、悪化してしまいます。そこでストレッチをして、筋肉をリラックスさせ、血行を促進させましょう。加えてストレッチには、気分を落ち着かせる作用もあります。精神的に不安定になることによる暴飲暴食も防げるようになります。
サプリメントや漢方薬を取り入れる
むくみを解消するサプリメントや漢方を取り入れてみましょう。ドラックストアや、オンライン処方などで簡単に手に入れることができます。サプリメントは機能性食品と認められているもの、漢方は専門家に処方してもらうなど、正しいものを選ぶようにしましょう。続けやすい価格であることも大切です。
便秘薬を服用する
便秘によって、体重が増加し体が重くなるだけではなく、腹痛が起きることもありますよね。我慢せず、便秘薬を飲むことも1つの方法です。市販薬であれば、低用量ピルと併用しても問題ありません。
十分な睡眠時間の確保
睡眠時間が十分でないと、食欲が増進されます。加えて、身体がむくみやすくなります。一日6時間から8時間の睡眠時間を確保することがおすすめです。日々、生活習慣を整えることが、生理前の体重増加を抑える鍵になります。
食生活の見直し
バランスの良い食生活を意識しましょう。塩分、糖分、脂質の摂りすぎや食べすぎには注意が必要です。経血で失われてしまう「鉄分」や、女性ホルモンと似たはたらきを持っている「イソフラボン」を積極的に食事に取り入れてみましょう。
生理痛には、カラダを温める効果のある、ごぼうやにんじんの根菜類が効果的です。
そして、レバーや赤身の牛肉などの動物性食材は豊富な鉄分が含まれており、吸収も速いです。
むくみには、生野菜、生果物、海藻、きのこ類でカリウムを摂りましょう。
イライラには、牛乳、チーズなどの乳製品と、玄米、納豆、ほうれん草などでマグネシウムを摂ると効果的です。
一方で我慢ばかりではなく、内容の見直しも大切です。間食をとる際にはクッキーではなくナッツを選ぶなど工夫してみましょう。
また、一回の食事の量を減らして回数を増やすことで、血糖値の急上昇を防ぐことができ、食欲を抑えやすくなります。
無理なダイエットは避けるのがベスト
生理前の体重増加は、女性ホルモンというコントロール不可能なカラダの仕組みが原因です。太りやすく痩せにくい時期なので、ダイエットには適していません。無理にダイエットに挑戦するよりも、仕方のないこと、とおおらかな気持ちで受け止め、潔くダイエットはお休みにしてしまったほうが良いかもしれませんね。
・ダイエットは生理後から排卵日までの期間が効果的
生理直後から2週間ほどが最も痩せやすい時期といわれています。むくみが解消されることに加えて、代謝を良くする働きのある卵胞ホルモンの分泌が増加するため、ダイエットの効果を実感しやすい時期です。排卵後は黄体ホルモンの分泌が増加し水分をため込みやすくなってしまうため、次の排卵日までの間で、ダイエットの計画を立てるとより効果が出やすいでしょう。
上記に加えて、低用量ピルを服用することで生理前の身体的・精神的不調が軽減されるため、運動する余裕が生まれたり、イライラによる暴飲暴食を防ぐことができたりします。結果として、体重増加を抑制することにつながります。
毎月訪れる生理だからこそ、低用量ピルを服用することで「太ってしまった…」と落ち込むことなく過ごしていきたいですよね。
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生理前に太ってしまうのも自分でコントロール
生理前の体重増加は、しょうがないこと。まずは身体のことを理解して、受け止めることが大切です。ですが、毎月訪れる生理だからこそ、自分の身体と心を労わるために行動することもできます。生理前の体重増加には原因があるため、正しく知ることで体重増加を最低限に止めることができます。まずは、この記事でご紹介した対処法を早速実践してみることがおすすめです。また、この先も長く付き合っていく生理だからこそ、始めやすく、続けやすい「メデリピル」を活用するといいかもしれません。
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