タンポンをつけておしっこをしてもいい？トイレで汚れないためのコツや使い方を解説

タンポンをつけたままおしっこをしても大丈夫？トイレで紐が汚れないコツや、正しい使い方・メリット・デメリットまで詳しく解説します。

タンポンをつけたままおしっこをしてもいい？

結論、タンポンをつけたままおしっこをしても問題ありません。タンポンは腟に挿入する生理用品で、尿は尿道から排出されるため、経路が異なります。そのため、排尿時にタンポンが尿の流れを邪魔することもなく、通常通りトイレに行くことができます。ただし、紐（ひも）が尿や便で汚れてしまうこともあるため、トイレの際はちょっとしたコツを押さえておくと安心です。

タンポンをつけたままおしっこ・トイレに行く際のポイント

タンポンをつけたままトイレに行くとき、紐が汚れてしまうのが気になる…という方も少なくありません。快適に過ごすために、以下のポイントを意識してみましょう。

尿や便で紐が汚れないようにおさえる

排尿の際は、タンポンの紐を手やティッシュで軽くおさえてうしろに避けると、汚れを防ぎやすくなります。排便のときは、逆に紐を前の方によける必要があります。清潔な手で優しく押さえたり、使い捨てのトイレットペーパーを使うのもおすすめです。

排泄時に汚れた場合は交換する

もし紐に尿や便がついてしまった場合は、衛生面を考えて交換するのが望ましいです。長時間の使用や不衛生な状態が続くと、感染症のリスクも高まるため注意しましょう。

排泄時の汚れが気になる場合はトイレに行くたびに交換する

「紐が汚れていないか毎回気になって落ち着かない…」という方は、トイレのたびに新しいタンポンに交換する方法もあります。少し手間はかかりますが、自分にとって快適な方法を選ぶことが大切です。

タンポンの基本的な使い方

タンポンは正しく使うことで快適に過ごせる生理用品です。初めて使う方は、以下の基本的な使い方を確認しておきましょう。

挿入方法

①手をきれいに洗う
②パッケージを開け、アプリケーター（もしくは指）でタンポンを挿入
③座った姿勢や片足を上げた姿勢など、リラックスした体勢で行う
④挿入時に痛みを感じる場合は無理せず角度を調整

奥までしっかり挿入できていれば、違和感はほとんどありません。

取り出し方

タンポンの紐を軽く引っ張ると取り出すことができます。無理に引っ張らず、スムーズに抜ける感覚を確認しながら行いましょう。取り出しにくい場合は、引っ張る方向や体の向きを変えたり、時間をおいて試してみてください。

捨て方

取り出したタンポンはトイレに流さず、紙に包んで可燃ごみとして処分します。使用後は手をしっかり洗いましょう。

タンポンを使用するメリット・デメリット

タンポンはナプキンと比べて自由度が高く、多くの女性が使っていますが、メリットだけでなくデメリットも存在します。以下に主なポイントをまとめました。

メリット

・動きやすく漏れにくいため、スポーツや旅行時に便利
・においやムレが気になりにくい
・水中での使用も可能（プール・温泉など）

デメリット

・慣れるまで挿入が難しいことがある
・長時間交換しないと、トキシックショック症候群（TSS）など感染リスクがある
・最長8時間以内での交換が推奨されており、夜間には不向き

まとめ

タンポンは腟に挿入する生理用品なので、おしっこをするときに取り出す必要はありません。ただし、トイレの際に紐が尿や便で汚れないように工夫することが大切です。清潔を保つため、汚れたら新しいものに交換する、気になる方はトイレのたびに交換するなど、自分に合ったスタイルで使用しましょう。正しい使い方を理解し、タンポンを快適に活用してみてくださいね。

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