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第3・4世代のピルは髪への影響が少ない?抜け毛の不安やホルモンバランスの関係を解説
第3・4世代のピルは、避妊や生理痛の改善などを目的に使われる低用量ピルですが、「髪の毛への影響があるの?」と気になっている方も多いのではないでしょうか?
髪の毛の状態は女性ホルモンと深く関係しています。「抜け毛が減った気がする」という声がある一方で、「抜け毛が増えたかも」と感じる人もいるため、不安に思う方も少なくありません。
ここでは、第3・4世代のピルと髪への影響を中心に、女性ホルモンと髪の毛の仕組み、服用中に起こりうる変化について、わかりやすく解説します。ピルの服用を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
もくじ
第3・4世代のピルは髪への影響が少ない?
第3・4世代のピルは、他の世代に比べて男性ホルモンの働きを抑える作用が強いため、服用による髪への影響が比較的少なく、抜け毛を促進する心配は少ないでしょう。
女性の抜け毛は、ホルモンバランスの乱れによって男性ホルモンの影響が強くなることが原因のひとつとされています。第3・4世代のピルを服用すると、このホルモンバランスが整いやすくなり、結果として抜け毛が落ち着いたり、髪にハリやコシが出てきたりすることがあります。
もちろん、すべての人に同じ変化が現れるわけではありませんが、なかには「髪の状態が安定してきた」と感じる方も。ホルモンバランスの影響を受けやすい抜け毛に悩んでいる場合は、医師に相談しながら治療の選択肢のひとつとして検討してみるのも良いでしょう。
第3・4世代のピルによる抜け毛が促進することはない理由
第3・4世代のピルで抜け毛が促進することはないといわれる理由は、配合されている黄体ホルモン「デソゲストレル」「ドロスピレノン」にあります。この成分は、男性ホルモンの働きを抑える作用が比較的強いのが特徴です。男性ホルモンは、毛根に影響を与えて抜け毛を促してしまうことがあります。そのため、デソゲストレルやドロスピレノンが体内のホルモンバランスを一定に保つことで、本来の健やかなサイクルを維持しやすくなるのです。
さらに、第3・4世代のピルはすべての錠剤の成分量が同じ「1相性ピル」です。そのため体内のホルモン量が日ごとに大きく変動しにくく、安定した状態を保ちやすいとされています。こうしたホルモンバランスの安定も、髪の成長サイクルを整えるうえでプラスに働くと考えられています。
副作用は?
第3・4世代のピルは比較的副作用が少ないとされる薬ですが、飲み始めの時期にはいくつかの体調変化が見られることがあります。代表的なものとして、軽い吐き気や頭痛、不正出血、乳房の張りなどが挙げられます。これらは「マイナートラブル」と呼ばれ、体が新しいホルモンバランスに慣れる過程で起こる一時的な症状です。多くの場合、2〜3か月ほどで自然に落ち着いていきます。

ただし、激しい頭痛や片足の腫れ、息苦しさなど、血栓症が疑われる強い症状が現れた場合は注意が必要です。その際はすぐに服用を中止し、早めに医師へ相談するようにしましょう。

その他の改善効果
第3・4世代のピルには、ほかにも女性にうれしい作用が期待できます。特に注目されているのが、ニキビや肌荒れの改善です。
男性ホルモンの働きを抑えることで皮脂の分泌がコントロールされ、繰り返す大人ニキビが落ち着くこともあります。そのため、皮膚科や婦人科でニキビ治療の一環として処方されることも。
また、生理痛の緩和やPMS(月経前症候群)によるイライラの軽減、生理周期の安定など、毎月の体調をトータルでサポートしてくれる点も特徴です。体調が整うことでストレスが減り、睡眠の質が向上することもあります。こうした生活リズムの安定は、結果的に髪の健康にもよい影響を与えてくれるでしょう。
女性ホルモン・ピル・抜け毛の関係性は?
私たちの髪の毛は、女性ホルモンの影響を受けています。実際に、ピルを飲み始めてから「抜け毛が減った」と感じる方もいれば、反対に「抜け毛が増えた気がする」と不安に思う方もいます。こうした変化は、体内のホルモンバランスが関係していることが多いと考えられています。
ここでは、なぜピルを飲むと髪の状態に変化が起こるのか、その仕組みについて詳しく見ていきましょう。
女性ホルモンの働きについて
女性の髪の健康には、女性ホルモンの働きが深く関係しています。なかでも「エストロゲン(卵胞ホルモン)」は、別名「美のホルモン」とも呼ばれ、髪を抜けにくくし、ツヤやハリを保つ重要な役割を担っています。
エストロゲンには、髪の毛が成長する「成長期」を長く維持する働きがあります。そのため、エストロゲンが十分に分泌されている状態では、抜け毛が起こりにくく、髪も育ちやすくなる傾向があります。女性ホルモン量を正常な状態に保つことは、髪が育つ状態に関係すると考えられているのです。
一方で、生理前や強いストレスなどによって女性ホルモンの状態が変化すると、相対的に男性ホルモンの影響を受けやすくなります。その結果、「髪が細くなったり」「抜け毛が増えた」と感じることがあります。
このように、髪の美しさを守るためには、エストロゲンをはじめとする女性ホルモンの分泌を安定させ、ホルモンバランスを整えることが重要なのです。
ピルと抜け毛の関係
ピルを服用すると、体内の女性ホルモン量が一定に保たれるようになります。これにより、髪を抜けにくくするエストロゲンの作用が安定し、髪のコンディションが整いやすくなる場合があります。
ただし、ピルに含まれる黄体ホルモンの種類によっては、わずかに男性ホルモンに似た作用を持つものもあり、体質によっては抜け毛が増えたように感じるケースもあります。
また、ピルの服用を中止した後に一時的に抜け毛が増えることがあります。これは、ピルによって保たれていたホルモンバランスが変化し、体が本来のホルモン分泌のリズムを取り戻そうとする過程で起こる現象です。こうした抜け毛は「休止期脱毛」と呼ばれ、時間の経過とともに自然に落ち着くことが多いとされています。
ピルの種類は第1世代~第4世代まである
低用量ピルは、開発された時期によって「第1世代」から「第4世代」まで分類されており、それぞれ特徴が異なります。
この世代の違いを分ける大きなポイントは、配合されている「黄体ホルモン」の種類です。黄体ホルモンの性質によって、体への作用や副作用の出方、美容面への影響などが変わってきます。
もし、髪への影響や美肌効果などを重視してピルを選びたい場合は、この世代の特徴を知っておくと選びやすくなります。自分の体質や目的に合った世代を選ぶことで、副作用を抑えながら、より理想に近い効果を得やすくなるでしょう。

髪への影響を抑えたい場合に選ばれやすい第3・4世代
ピルの服作用による髪への影響を抑えたい方に比較的選ばれやすいのが、「第3世代」や「第4世代」のピルです。
これらの世代は、男性ホルモンの働きを抑える「抗アンドロゲン作用」が強い特徴があります。男性ホルモンは、体毛を濃くしたり、髪を細くしたりする原因のひとつと考えられているため、その働きを抑えることで髪や肌の状態が整いやすくなるとされています。
髪や肌への影響が気になる場合は、第3・4世代のピルを含め、自分に合った薬について医師に相談してみるとよいでしょう。
よくある質問
ここでは、第3・4世代のピルと抜け毛に関する質問にお答えします。ぜひ参考にしてみてください。
第3・4世代のピルは多毛(ムダ毛が濃い状態)に効きますか?
ホルモンバランスの乱れが原因で体毛が濃くなっている場合、第3・4世代のピルの服用によって、それらが落ち着く(本来の状態に近づく)ことがあります。
多毛とは、ホルモンバランスの影響などによって、顔や腕、脚などの体毛が濃くなったり、太く目立ちやすくなったりする状態を指します。
第3・4世代のピルは、男性ホルモンの働きを抑える「抗アンドロゲン作用」を持つのが特徴です。そのため、ホルモンバランスの乱れが原因で体毛が濃くなっている場合、それらが落ち着くことも。体毛の濃さに悩んでいる方が、服用を続けるなかで「自己処理の回数が減った」と感じるケースもあります。
ただし、効果の感じ方には個人差があり、すべての方に同じ変化が現れるわけではありません。体毛の悩みが強い場合は、医師に相談しながら、自分に合った治療やケアを検討することが大切です。
ピルをやめた後、髪の毛は抜けますか?
ピルの中止後には、抜け毛が一時的に増えることがあります。これは「休止期脱毛症」と呼ばれる現象です。
ピルを飲んでいる間は女性ホルモンの力で「本来抜けるはずの髪」が頭皮に留まっていますが、服用をやめるとそのサポートがなくなるため、溜まっていた髪が一斉に生え変わり期(休止期)に入ります。中止から約2〜3か月後に抜け毛が目立ち始め、体が本来のホルモンバランスに戻る3〜6か月程度でピークが過ぎ、自然と落ち着いていくので安心してくださいね。
女性ホルモンと髪の毛が抜けるのは関係ありますか?
女性ホルモンと髪の健康には、深い関係があります。特に「エストロゲン(卵胞ホルモン)」には、髪の成長をサポートし、抜けにくい状態を保つ働きがあります。髪には「成長期・退行期・休止期」というサイクルがありますが、エストロゲンはこのうち髪がしっかり伸びる「成長期」を長く維持する役割を担っています。
そのため、エストロゲンが増える妊娠中は髪が抜けにくくなり、ツヤやボリュームを感じやすくなることがあります。反対に、出産後やピルの服用をやめたとき、閉経などでエストロゲンが急激に減少すると、これまで成長期にとどまっていた髪が一斉に休止期に入り、抜け毛が増えることがあります。
まとめ
第3・4世代のピルは、避妊や生理トラブルの改善だけでなく、抜け毛や肌荒れなど美容面のサポートも期待できる低用量ピルです。男性ホルモンの働きを抑える力が比較的強いのは「第3・第4世代」ピルに分類されるため、髪のボリュームが気になる方や、ムダ毛・ニキビなどに悩んでいる方にとっては相性のよい選択肢といえるでしょう。
服用を始めたばかりの頃は、体の変化に不安を感じることもあるかもしれません。しかし、薬の特徴や体の仕組みを理解して上手に付き合えば、毎日のコンディションを整える心強い存在になります。
気になる症状や不安があるときは、一人で抱え込まずに医師へ相談し、自分の体質やライフスタイルに合った方法で、体調と美容のバランスを整えていきましょう。
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