ピルを飲む時間はキッチリ決めよう!飲み始めるタイミングや飲むサイクルを解説

ピル
更新日:2024.06.12

低用量ピルを飲もうと思ったとき、飲む時間やタイミングが気になる方は多いでしょう。この記事では「毎日同じ時間に飲むべき?」「ピルを飲む時間がズレるとどうなる?」「いつから飲み始めたらいいの?」などの疑問にお答えします。低用量ピルを飲む時間や飲み始めるタイミング、サイクルなどについて確認しましょう。

ピルを飲む時間・タイミングは決めたほうがいいの?

「低用量ピルは毎日飲むもの」と覚えている方が多いでしょう。低用量ピルは1日1錠を毎日服用することで、高い避妊効果のほか、PMSや生理痛、月経過多の改善、卵巣がんや子宮体がんのリスクを下げるといった効果が期待できます。しかしこれらは毎日飲み続けることで得られる効果であって、飲み忘れると避妊効果やその他の効果が下がる可能性が出てきます。そのため、必ず毎日決まった時間に飲むようにしましょう。

例えば「朝起きて歯磨きをした後にピルを飲む」「夜ベッドに入る前にピルを飲む」など、1日のうちどの時間帯でもかまいませんので、ピルを飲む時間を決めて毎日必ず飲むようにしましょう。おすすめは、食事、歯磨き、入浴、就寝など、毎日の生活習慣と関連づけたタイミングです。そうすることで、飲み忘れが防止できます。ピルの副作用を心配しているなら、夕食後または就寝前に飲むと、日中の活動時間帯での副作用の影響を低減できるでしょう。

ピルを飲む時間、誤差はどれくらい許される?

1日1錠を毎日決まった時間に飲み続けることで、最大限の効果が出る低用量ピル。「同じ時間」といわれると「毎日続けられるかな」と心配になったり、「同じ時間に飲むのはハードルが高い」と感じたりするかもしれません。しかし飲む時間が数時間程度ズレても、さほど効果に影響はありません。

低用量ピルは飲み忘れると、その効果が下がるリスクがあります。そのため毎日決まった時間に服用することを習慣化すると、低用量ピルを継続しやすくなります。

ピルを飲む時間がズレるとどうなる?

もし低用量ピルを飲む時間がズレると、どうなるでしょうか?

避妊効果への影響

いつも飲んでいる時間より12時間以上ズレてしまうと、避妊効果が下がる可能性がでてきます。例えば毎朝起きてすぐピルを飲んでいる人が、ある日だけは夜に飲んだ場合が、このケースに当てはまります。ピルを飲む時間が12時間以上ズレたからといって、すぐに避妊効果が下がるわけではありません。しかしそのままピルを飲まずにいれば、避妊効果が下がる可能性があります。飲み忘れに気づいたら、すぐにその分のピルを飲み、翌日からはふだん通りの決まった時間に服用しましょう。

不正出血の可能性

低用量ピルを飲む時間を決めておらず、服用する時間が毎日バラバラだと、不正出血が起こる可能性があります。不正出血とは、生理のとき以外に性器から出血が起こることをいいます。低用量ピルには女性ホルモンである卵胞ホルモンと黄体ホルモンが含まれており、毎日決まった時間に服用することでホルモンバランスが整い、さまざまな効果が発揮されます。しかしピルを飲む時間が定まらず、服用するタイミングが毎日異なると、不正出血を引き起こす可能性があるのです。不正出血が1ヶ月以上続く場合や、3ヶ月以上経過しても不正出血が発生する場合は医師に相談しましょう。

ピルはいつから飲み始める?おすすめの飲み方

低用量ピルを、どのタイミングで飲み始めればいいのかわからない方もいるでしょう。こちらでは、おすすめの飲み方をいくつかご紹介します。

Day1スタート

わかりやすいのが、生理が始まった日にピルの1錠目を飲む「Day1スタート」という飲み方です。生理が始まってから24時間以内に、1錠目を飲みます。生理初日に飲み始められなくても、生理5日目までに飲めば避妊効果をキープできるといわれています。最初に7日間連続でピルを飲むまでは、避妊具を使って正しく避妊するようにしましょう。

Sunday(サンデー)スタート

「Sundayスタート」は、名前の通り、日曜日にピルを飲み始める方法です。飲み始めるのはどの日曜日でもいいわけではなく、生理が始まった後の最初の日曜日です。例えば水曜日に生理がきたら、生理4日目にあたる日曜日にピルを飲み始めます。この「Sundayスタート」で飲み始めると、日曜日に生理を避けやすくなります。デートに出かけたり、友だちと旅行したり、週末を気分よく楽しみたい方に最適です。「Day1スタート」と同様に、最初に7日間連続でピルを服用するまでは、コンドーム等でしっかり避妊することを忘れないようにしましょう。

クイックスタート

「クイックスタート」とは、生理のタイミングに関係なく、いつでも好きなときから飲み始める方法です。生理不順で、次にいつ生理がくるかわからない方や、ピルを飲み始めようと思ったけれど生理が終わったばかりの方などは、この方法で飲み始めてもいいでしょう。

「ピルを飲もう」と決めたら、すぐに飲み始めたいという方にピッタリの方法です。どんな低用量ピルでも、カレンダーシールがあったり、ピルのシート部分に曜日などを書き込めたりします。それらを利用して、自分のタイミングで飲み始めるといいでしょう。

ただ、この方法にはひとつ注意点があります。それは、前回の生理からピルの服用を始めるまでの間、一度も性交渉を行っていないこと、または正しく避妊が出来ていることです。現在妊娠の可能性がなければ、クイックスタートで飲み始めることができます。また、クイックスタートで飲み始めた場合、1シート目で不正出血が増える可能性があることも覚えておきましょう。

ピルを飲む周期・サイクル

低用量ピルには、21錠で1周期になっているタイプと、28錠で1周期になっているタイプがあります。

21錠タイプ

21錠タイプは、1つのシートに3週間分(21錠分)のピルが入っています。これを1日1錠ずつ飲んでいき、1シート全部の服用が終わったら、7日間のお休み期間(休薬期間)をとります。この休薬期間に「消退出血」といわれる、生理の出血が起こります。そして7日間たったら、次の新しいシートで同じように1日1錠飲んでいきます。次のシートの飲み始めを忘れると、避妊効果が薄れてしまいますので注意しましょう。

28錠タイプ

28錠タイプは、1つのシートに4週間分(28錠分)のピルが入っています。28錠のうち7錠は、プラセボとよばれる偽薬です。実際に低用量ピルを服用するのは残りの21日間で、プラセボを飲んでいる7日間は休薬期間にあたり、消退出血が起こります。21錠タイプでは7日間の休薬期間を自分で覚えておく必要がありますが、28錠タイプは毎日1錠を飲み続けるタイプのため、飲み忘れなく服用できるのが特徴です。

ピルを飲み間違えた際の対応法

低用量ピルは、1日1錠を継続して飲んで効果が出るものです。しかし、何かのきっかけで飲み間違えてしまうことがあるかもしれません。

飲み忘れた場合の対処法

・飲み忘れに気付いたのが翌日の服用時刻前の場合
気付いた時点ですぐに飲み忘れの1錠を飲み、その後は通常通り服用を再開します。この時点では避妊効果に影響はありません。もし飲み忘れたのが第1週の始めあたり、もしくは第3週の終わりあたりで、その期間に性交渉を行っていた場合、妊娠の可能性もあるため、緊急避妊も視野に入れましょう。

・飲み忘れに気付いたのが翌日の服用時刻の場合
前日飲み忘れた分と当日飲むべき分の合計2錠を一度に飲み、翌日からは通常通り服用を再開します。こちらについても、第1週の始めあたり・第3週の終わりあたりで飲み忘れ、その期間に性交渉を行っていた場合、緊急避妊を検討することが必要です。

・2日連続で飲み忘れた場合
気づいた時点ですぐに飲み忘れの2錠を飲み、その後は通常通り服用を再開しましょう。避妊効果が低くなっているので、性交渉の際はコンドームなど他の避妊方法も併用しましょう。

・3日以上飲み忘れた場合
3日以上飲み忘れると避妊効果が低くなるほか、すでに生理が来ている可能性もあります。一度ピルの服用を中止し、性交渉の際はコンドームなど別の避妊方法を利用するか、性交渉自体を避けるようにしましょう。生理が来たら、開始日から5日以内に新しいシートの最初のピルから飲み始めるようにします。

・偽薬を飲み忘れた場合
偽薬は飲まなくても問題ありません。飲み忘れた分はそのまま廃棄しましょう。

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順番間違いの場合の対処法

低用量ピルは「1相性」と「3相性」の2種類に分けられます。「1相性」は、含有されているホルモンの量が全ての錠剤において一定となっています。「3相性」は、ピルに含まれる卵胞ホルモンと黄体ホルモンの配合比率が3段階に変化するタイプです。たいていの場合、1つのシートでピルが色分けされています。21錠タイプはどれも1相性で、どれを飲んでも成分が変わらないため、飲む順番を間違えても問題はありません。28錠タイプのように3相性の場合は、異なる色のピルを飲むとホルモン量が異なりますから、飲み間違えた場合は医師に相談しましょう。プラセボを誤って飲んだ場合は、本当は飲むべき実薬をすぐに飲めば問題ありません。その場合はプラセボが1錠減りますので、休薬期間をきちんと7日間とることを忘れないようにしましょう。

1日に2錠飲んだ場合の対処法

1日に2錠を飲んでしまったとしても、大きな問題にはなりません。自己判断で、翌日は飲むのをやめたり服用をストップしたりせず、翌日以降もいつもの時間に1日1錠を飲み続けましょう。

ピルの飲み忘れを防ぐには?

友だちと出かけたり、仕事で帰宅が遅くなったりして、「毎日必ず1錠飲む」と決めていても、ピルを飲み忘れてしまうことがあるかもしれません。低用量ピルの効果を最大限に発揮するためには、飲み忘れはできるだけ避けたいものです。スマホのアラームや通知を設定しておく、アプリなどで服薬管理するなど、毎日の生活に「ピルを飲む」ことを組み込んで、飲み忘れを防止しましょう。

リマインダー機能を使う

スマホのアラーム機能などを使って服用時刻にリマインドが行われるようにすると、毎日忘れず同じ時刻に服用できるようになります。

毎日服用の記録をつける

毎日ピルを飲んだ時に服用記録をつけておくと、翌日になって前日飲んだかどうか不安になっても、記録を見て確認することができます。

毎日やっている行動とセットにする

歯磨きの後や夜ベッドに入る前など、毎日やっている行動をピルの服用をセットにすることで、服用をルーティン化でき飲み忘れないようになります。

ピルを見えやすい場所に置いておく

目につく場所にピルを置いておくことで、飲み忘れそうになった時でもすぐに思い出すことができます。

誰かにリマインドをお願いする

自分ではつい服用を忘れてしまいそうな場合は、周囲の家族や友人、恋人などにリマインド役をお願いすることで、毎日飲み忘れずに済むでしょう。

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ピルを服用するには、医師による診療を受けた上で処方してもらう必要があります。婦人科や産婦人科などの医療機関を受診するか、クリニックなどが展開するオンライン診療を利用して処方してもらう方法があります。

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監修者

産婦人科専門医、がん治療認定医、mederiドクター
mederiドクター
産婦人科専門医、がん治療認定医 女性のヘルスケアアドバイザー(女性医学会認定)、F U S E certificated personnel(米国内視鏡外科学会認定)、JOHBOC研修終了(日本遺伝性乳癌卵巣癌総合診療制度機構) 大学病院に入局し高度周産期センター、婦人科腫瘍専門施設で研修・修練後、総合病院で良性疾患の腹腔鏡手術や、不妊治療、女性内分泌・更年期障害など幅広く女性診療を行う。米国への留学を経て、現在はmederiドクターとして、メデリピルのオンライン診療や体調相談を担当している現役産婦人科医。

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