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低用量ピル服用中ならゴムなしでも避妊効果は同じ?コンドーム併用のメリットと避妊率を高める方法

ピル
更新日:2026.10.28
低用量ピル服用中ならゴムなしでも避妊効果は同じ?コンドーム併用のメリットと避妊率を高める方法

「ピルだけで避妊できるの?」と迷ったり、「ピル飲んでるなら、ゴムなしで大丈夫」という言葉を聞いたりして、心配やモヤモヤを抱えた経験はありませんか?
低用量ピルは確かに高い避妊効果がありますが、性感染症(STI)を予防する効果は一切ないため、コンドームなしの性交渉が推奨されているわけではありません。
この記事では、ピルの避妊効果のしくみから、ゴムなしにリスクがある理由、そして避妊率をさらに高めるポイントなどをわかりやすく解説します。正しい知識を身につけて、大切なあなた自身の心と体を守りましょう。

低用量ピルを飲んでいても、ゴムなしにはリスクがある

低用量ピルは毎日正しく服用することで非常に高い避妊効果(約99.7%※)を発揮しますが、ピルだけで防げるのは「妊娠」のみであり、「性感染症」や「服薬トラブル時の避妊失敗」は防げません。
自分自身とパートナーの健康を守るためにも、ピル服用中であってもコンドームを併用すべき主な4つの理由を確認しておきましょう。

※一般的なデータであり、効果を保証するものではありません。

ピルでは性感染症(STI)を予防できない

低用量ピルには、クラミジア・淋病・HIVなどの性感染症(STI)を予防する効果は一切ありません。
性感染症は感染していても無症状のまま進行することがあり、将来的な不妊症や重篤な疾患につながるリスクがあります。感染経路となる体液や皮膚の直接接触を防ぐためにも、ピル服用中であっても必ずコンドームを併用しましょう。

飲み忘れや服用時間のズレによる妊娠リスクをカバーできる

ピルは毎日ほぼ決まった時間に正しく飲むことで効果を発揮しますが、うっかり飲み忘れたり時間がズレてしまったりすることがあります。
飲み忘れがあると一時的に避妊効果が低下してしまいますが、日ごろからコンドームを併用していれば、飲み忘れ時の万が一の妊娠リスクを最小限に抑えることができます。特に、飲み忘れに気づいてから7日間連続で正しく服薬を続けるまでの間は、必ずコンドームを併用してください。

避妊効果が弱まりやすい薬の服用中でも妊娠リスクを抑えられる

低用量ピルは、抗生物質や抗てんかん薬、結核治療薬など、一部の薬と併用している間や、服用後1週間程度は、ピルの避妊効果が低下している可能性があるため注意が必要です。また、セントジョーンズワートなどのハーブサプリメントもピルの効果を弱める可能性があります。
これらの薬を飲む場合は、ピルとの相互作用で避妊効果が弱まることを想定し、コンドームはいつも以上に忘れずに使用してください。日ごろから併用することが大切ですが、この期間は特に気をつけて妊娠リスクを抑えるようにしましょう。

ピルの効果が出にくい服用初期の不安を軽減できる

低用量ピルを初めて使うときや、しばらく服用をお休みしたあとに再開する場合は、ピルの効果が安定するまで少し時間がかかります。生理の初日から飲み始めた場合でも、最初の7日間は避妊効果が完全ではありません。
日ごろからコンドームを併用することが大切ですが、服用開始から少なくとも最初の7日間は、特に忘れずに使用してください。また、最初の1シート(21日間)が終わるまでコンドームを使い続けると、より妊娠リスクを抑えられます。

なぜピルには避妊効果がある?

低用量ピルが99%以上という高い避妊効果を発揮するのは、女性の体内で妊娠に関わる3つのステップに同時に働きかけるからです。ここでは、ピルがどのようにして妊娠を防ぐのか、そのしくみを分かりやすく解説します。

排卵の抑制

ピルには、女性ホルモン(エストロゲンとプロゲステロンに似た成分)が含まれており、これを毎日飲むことで、体内のホルモン量を一定に保ちます。この状態になると、脳が「すでにホルモンが十分にある」と勘違いして、卵巣に「排卵しなさい」という指令を出さなくなります。
この指令が止まった結果、排卵そのものが起こらなくなり、避妊効果を得ることができます。排卵が止まるのはピルを服用している間だけで、服用をやめればまた排卵が起こるようになるため、将来の妊娠する力には影響しません。

精子の子宮内侵入の抑止

ピルには、排卵を止めることに加え、精子が子宮内へ侵入するのを防ぐ働きもあります。ピルを飲むと、子宮の入り口にある粘液(頸管粘液)の性質が変わり、粘着性が強くなります。
通常は排卵期に粘液がサラサラになって精子を迎え入れますが、ピルの作用により粘り気が増すことで、精子が子宮内に入りにくい状態を作り出し、侵入を妨げるのです。

受精卵着床の抑止

ピルは、排卵を抑制した上で、さらに子宮内膜が厚くならないようにする働きがあります。受精卵が育つには子宮内膜が厚く準備されている必要がありますが、ピルを飲んでいるとホルモンの働きで内膜の増殖が抑えられ、薄い状態が保たれます。
これにより、着床が困難になるという避妊のしくみです。このように、ピルは排卵抑制・精子阻止・着床阻止という、いくつもの作用を組み合わせることで、高い避妊効果を発揮しています。

低用量ピルとゴムの併用で避妊率を高めるには?

低用量ピルとコンドームを併用することは、避妊効果を高めながら、性感染症の予防もできる組み合わせです。
それぞれの避妊法が持つ効果を最大限に引き出すための方法について見ていきましょう。

低用量ピルを適切に服用する方法

低用量ピルの効果を最大限に引き出すためには、毎日同じ時間に服用するという基本ルールを守ることが重要です。目安として、服用時間のズレは3時間以内に留めるようにしましょう。朝起きたときや寝る前など、毎日必ず行う行動と紐づけて習慣化するのがおすすめです。
飲み忘れのリスクを減らすために、スマートフォンのアラームやピル管理アプリを活用するのもおすすめです。ピルの服用スケジュールはタイプによって異なります。

  • ・21錠タイプ:21日間服用したあと、7日間休薬する
  • ・28錠タイプ:28日間続けて服用する(最後の7錠は偽薬)

吐き気や嘔吐があった場合は、再服用が必要なこともあるため、自己判断せずに医師に相談するようにしましょう。

コンドームを適切に使う方法

コンドームは、正しく使わなければその効果が十分に発揮されません。安全に使うための基本ポイントを確認しておきましょう。

i【正しい使い方のポイント】

  • ・使用期限内のものを使う
  • ・装着は必ず性交渉の前に
  • ・装着する前に向きが正しいか確認する
  • ・先端の空気をしっかり抜いてから装着する
  • ・射精後はコンドームの根元を押さえたまま抜き取る
  • ・直射日光や高温多湿を避けて保管する

このように、正しい手順を意識するだけでも避妊・感染症予防の確実性は高まります。なお、低用量ピルを飲んでいる場合でも性感染症は防げないため、安心して過ごすためにもコンドームの併用は大切です。

i低用量ピル服用中にコンドームが破れたら?

低用量ピルを正しく服用できていれば、コンドームが破れた場合でも妊娠のリスクは低いとされています。ピルを毎日欠かさず飲んでいれば、基本的にはアフターピル(緊急避妊薬)を追加で使う必要もないでしょう。
ただし、ピルの飲み忘れがあった場合や、服用開始からまだ間もない場合は、妊娠リスクが高まる可能性があります。不安を感じる場合や、性感染症の心配がある場合は、早めに婦人科を受診し、医師に相談しましょう。

低用量ピルの副作用と注意点について

低用量ピルは、多くの方の生理や体調の悩みを支えてくれる薬ですが、副作用や注意点についても知っておくことが大切です。ここでは、服用中にあらわれやすい体の変化や、特に気をつけたいリスクについて解説します。

主な副作用

低用量ピルを飲み始めてから、吐き気、頭痛、むくみ、不正出血といった症状が出る方もいます。副作用の出方には個人差がありますが、多くの場合、体が薬に慣れるまでの服用開始から数か月以内に自然とおさまります。飲み始めの3か月程度は体が慣れる期間と考えて様子を見てみましょう。

ピル _よくある副作用のイメージ

ただし、症状が強く出る場合や、気になる変化が続く場合は、我慢せずに医師に相談してください。

服用が難しい場合

低用量ピルは多くの方が服用している薬ですが、すべての方が服用できるわけではありません。ピルに含まれるエストロゲン(卵胞ホルモン)には、血栓症のリスクを高める働きがあることが知られています。
以下の項目に当てはまる方は、このリスクがさらに高まるため、服用ができない場合があるため注意しましょう。

ピルを服用できない・慎重な判断が必要な方のイメージ

また、服用中に足の痛みやむくみ、突然の胸の痛みや息苦しさ、激しい頭痛、見えにくさなどがあらわれた場合は、服用を中止して速やかに受診してください。

ピル_血栓症の兆候のイメージ

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低用量ピル服用中に妊娠の可能性があるとき

低用量ピルを飲んでいても、妊娠の可能性はゼロではありません。「妊娠したかも?」と感じたら、すぐに服用を中止してください。

i【妊娠のサイン】

  • ・休薬期間になっても予定どおり生理が来ない
  • ・持続する吐き気や嘔吐
  • ・乳房の張りや痛み
  • ・強い疲労感や眠気が続く
  • ・頻尿が続く

もし、妊娠のサインの症状がある場合は、まず自身で妊娠検査薬を使って確認してみましょう。妊娠検査薬で陽性が出た場合や、陰性でも不安な症状が続く場合は、ピルの服用を中止したうえで、速やかに婦人科を受診してください。低用量ピルを飲んでいたとしても、胎児に大きな影響はないと考えられていますが、自己判断せずに必ず医師の診療を受けましょう。

ピル服用中も、コンドームを併用しましょう

低用量ピルで高い避妊効果を得られていても、性感染症(STI)を予防する効果はありません。性感染症は放っておくと将来の妊娠にも影響し、不妊症につながるリスクもあります。だからこそ、コンドームでしっかり予防することは、あなたの体を守るためにとても大切なことです。
ピルの効果をしっかり発揮するためには、毎日決まった時間に服用することが大切です。飲み忘れや時間のズレがあると、せっかくの避妊効果が弱まってしまうこともあるので注意しましょう。
避妊効果を維持するためにピルを正しく服用し、さらに性感染症予防のためにコンドームを併用することで、より安心して日々を過ごせます。あなたの大切な体と未来を守るために、正しい知識を持って、自身にぴったりの避妊方法を選んでいきましょう。
ピルの飲み方や避妊の方法に迷ったときは、ひとりで抱え込まずに相談してみてくださいね。メデリピルのオンライン診療では、産婦人科医の診察を受けたうえで、自分に合うピルを相談できますよ。

ピルとゴムなしに関するQ&A

ここでは、ピルとゴムなしに関する質問にお答えします。ぜひ参考にしてみてください。

パートナーに「ピルを飲んでいるならコンドームはいらない」と言われたらどう説明すればいい?

ピルでは性感染症(クラミジアやHIV等)を防げないため、相手と自分の健康を守るために併用が必要だと伝えましょう。
ピルは高い避妊効果を持ちますが、体液感染する病気は防げません。「無症状でも不妊の原因になる感染症を防ぐため、お互いのためにコンドームを使ってほしい」と意思を明確に伝えることが大切です。

外出しだけなら妊娠しないって本当?

腟外射精(外出し)は、避妊法として確実なものではありません。射精の前に出る分泌液にも精子が含まれていることがあり、腟内に入れば妊娠につながる可能性があります。ピルを正しく服用していれば高い避妊効果が期待できますが、外出しそのものを避妊の手段として考えるのは避けたほうが安心です。

低用量ピルとアフターピル(緊急避妊薬)を一緒に飲むことはできる?

飲み忘れ等のリスクがあった場合は併用可能ですが、必ず事前に医師の診察・指示を受けてください。
低用量ピルを正しく服用できていればアフターピルは不要ですが、飲み忘れや大幅な服薬ズレがあった状態で破損等が生じた場合は服用を検討します。自己判断で両方を飲むと強い吐き気が出る恐れがあるため受診が必要です。

オンライン診療で低用量ピルを処方してもらう際、性感染症の検査も一緒に受けられる?

オンライン診療でも自宅で完結する検査キット等を郵送してもらえるサービスがあります。
ピルの定期処方と同時に、クラミジアや淋菌などの自宅検査キットを購入・受検できるクリニックが増えています。定期的なピル処方のタイミングにあわせて、パートナーと一緒に定期的な感染症チェックを行うのがおすすめです。

ピルをはじめるならメデリピル

産婦人科医に相談できるオンラインピル処方

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専門的な知識を持った現役産婦人科医が診療を担当をするので、生理やカラダに関する不安や疑問を安心して相談することができます。

再診料がずっと無料だから何度でも医師に相談できる

ピル飲み始めの不安や疑問、副作用などについて気軽に相談できます。
副作用について心配な方は副作用緩和薬も同時に処方可能です。希望する場合は診療時に医師へお伝えください。

低用量ピルなら初月ピル代無料

低用量ピルの定期便プランなら5種類のピルが初月無料※対象!
まずは試してみたい方にもおすすめです。
※低用量ピルは、3シート目お受け取りまで解約は不可となります(種類変更はいつでも可能です)

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※別途送料3,850円(税込)、診療時間によって、当日中にお届けが出来ない場合もあります
※お住まいの地域によってはお届けまでに数日かかる場合があります

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公式LINEから24時間いつでも診療予約OK!スマホから診療・処方後は自宅までピルをお届けするため、忙しい方にもおすすめです。

※メデリピルは医療機関とユーザーを繋ぐプラットフォームです
※診療やピルの処方等は保険適用外・自由診療であり、医療機関に所属する医師が行います
※医師の診療は必須となり、薬が処方された場合に発送いたします

監修者

郡 詩織

大学病院に入局したのちに、総合病院で勤務。産婦人科専門医・抗加齢学会専門医を取得。
2021年よりメデリピルにおいてオンライン診療によるピル処方や、mederiが主催するセミナーやイベントに登壇、mederi magazineの監修を担当など幅広く活動。

※1 初月無料は低用量ピルのみ対象となり、別途送料550円(税込)かかります

※2 低用量ピル/超低用量ピルのみ対象となります

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