生理は女性にとって健康状態のバロメーターでもあります。
生理の基礎知識や、生理中でも快適に過ごすためのセルフケアをご紹介。
生理中の下痢の原因は?お腹が張る時の対処法を解説
いつもは便秘で悩まされているのに…生理になるとなんだかお腹が緩い気がする。毎回下痢になっている。なんて方も多いのではないでしょうか。生理中に悩まされる症状はたくさんあるにも関わらず、下痢でも悩まされる…毎月困ってしまいますよね。ですが、生理中の下痢には原因があります。原因と対処法を知ると、生理の悩みが一つ減るかもしれません。
この記事では、生理と下痢の関係性、生理中の下痢の仕組みとその対処法について、解説します。
もくじ
生理中に下痢しやすい原因は?
生理中は毎回下痢になる。もしかしてこれはPMS(月経前症候群)の症状なのかも?と思った人も多いのではないでしょうか。果たして下痢は、PMS(月経前症候群)と関係があるのでしょうか。生理中に下痢になる仕組みと、その対処法について詳しく解説します。
生理前・生理中の便秘や下痢の原因
生理中に下痢が起こる原因は、ホルモンバランスの変化と痛みの原因となる物質の分泌です。
まず、女性ホルモンである黄体ホルモンの分泌量の減少が原因として挙げられます。女性の身体は、生理周期に伴いおよそ1ヶ月でホルモンバランスが変化していきます。特に排卵前後には、黄体ホルモンの分泌量が増えます。黄体ホルモンは子宮の収縮を抑制し、腸の収縮運動も抑制するため、腸の動きが悪くなります。生理前の便秘はこれが原因です。しかし、生理が始まると黄体ホルモンの分泌量が減少するため、便秘は解消されます。
加えて、生理が始まると経血を排出するために子宮を収縮させ、生理痛の原因ともなるプロスタグランジンの分泌が増加します。この物質により周りの臓器である腸の収縮が活発となり、下痢が起こります。
生理前の下痢とPMSの関係性
生理中だけではなく、生理前にも下痢になる場合もあります。原因は、経血が出る前から子宮は収縮し、腸へ影響を与えるためです。また、女性ホルモンの揺らぎで、水分調整異常が起こることも原因と考えられています。
PMSの原因は、女性ホルモンの揺らぎと考えられるため、下痢もPMS症状の1つです。PMSについて詳しく知りたい方は、以下の記事も合わせてご覧ください。
生理中の下痢の対処方法は4つ
生理中の下痢には対処することが可能です。まずは、生理の時だけではなく生活習慣を整えることが大切です。また下痢になった場合にも、脱水症状にならないよう水分をしっかりと摂取することを意識した上で、簡単に実践できる対処方法を3つご紹介します。
温める
生理中の下痢を予防するためには、まず体を冷やさないようにしましょう。まず、冷たい飲み物を控えましょう。加えて下腹部を冷やさないことが大切です。温めることのできるグッズを活用して、意識的にお腹を温めるといいですね。衣服に貼るカイロや、レンジで温めて使えるあずきのあったかグッズ、下着に貼るカイロ、などたくさんのグッズがあります。
辛い食べ物、カフェインを控える
下痢を引き起こしやすい刺激のある飲み物や食べ物は控えましょう。辛いものや冷たい飲食物は、腸内に水分をためる作用があり、下痢が起こりやすくなります。また、コーヒーは消化器に刺激を与えるため、下痢をおこしやすくなります。加えて、人工甘味料などの糖類の摂取しすぎにも注意してください。
下痢止め、鎮痛剤を服用する
下痢止めを服用するなど、市販薬や処方箋を活用することも大切です。また、下痢を含む生理中の症状は、痛み物質であるプロスタグランジンが原因です。そこで、プロスタグランジンの過剰分泌を抑制できる鎮痛剤を事前に服用することで、生理痛や下痢を予防することができます。
生活習慣を整える
生理中は普段と比べて身体がデリケートな時期なので、生活習慣を整えることはとても大切です。身体を冷やさない、睡眠時間を確保する、栄養バランスの良い食事をとるなど普段の生活を見直してみましょう。
生理に関わらず下痢が続く場合は別の病気の可能性も
生理前・生理中に関わらず下痢になる場合には、他の原因が考えられます。例えば、月経困難症の可能性や、ストレスがかかると下痢や便秘が頻繁におこる場合は過敏性腸症候群などの可能性もあります。月経困難症は、婦人科で適切な治療を受けることが大切です。日頃から、下痢を繰り返す方は病院を受診することをおすすめします。
生理前・生理中の下痢に対してピルを使用する場合のポイント
低用量ピルには、下痢の症状をやわらげる効果が期待できます。低用量ピルは、排卵を止めます。するとプロスタグランジンの生成が抑制され、生理痛が緩和されるとともに、下痢の症状をやわらげることができます。しかし、低用量ピルはタバコを多く吸う人は服用できないなどの条件があります。低用量ピルを希望する人は、必ず医師の診療を受けるようにしましょう。
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まとめ
生理と下痢の関係性、生理中の下痢の仕組みとその対処法について、ためになる情報はありましたでしょうか?生活習慣の改善や対処法で下痢の症状を抑えながら、低用量ピルを服用することで、生理中の生活をより快適に過ごしてみてはいかがでしょうか?
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