生理は女性にとって健康状態のバロメーターでもあります。
生理の基礎知識や、生理中でも快適に過ごすためのセルフケアをご紹介。
【漫画で解説】ピルに関する不安。副作用について解説
避妊目的だけでなく、生理不順や生理痛の緩和など、様々な理由からピルの服用を検討している方も多いのではないでしょうか。しかし、服用後の副作用は不安の一つかもしれません。
このページでは、低用量ピルの副作用に関するとあるお話をご紹介します。対処方法についても詳しく解説しているので、是非参考にしてみてください!
女性のあるある話|低用量ピルの副作用って?
今回のお話はここまで♡いかがでしたか?
低用量ピルの副作用に対する不安を抱く方も多いかもしれません。しかし、副作用が現れたとしても、即座に諦める心配はないことも。医師との相談を大切にしながら、飲み始めの3ヶ月程度は様子を見ることも大切です。
【もっと知りたい】低用量ピルの副作用と対処方法
飲み始めの1~3ヶ月はピルの副作用が出やすい時期です。今回は副作用症状別の対処方法をご紹介します。
①不正出血
不正出血は1日~3週間にわたって続くことがありますが、偽薬や休薬期間の間に自然に止まってきます。※個人差があります
対処法
3ヶ月ほど正しく服用を続けても不正出血が治まらない場合、何らかの疾患による可能性もあるため、医師に相談することを推奨します。また、飲み忘れは不正出血の原因にもなるので注意しましょう。
②吐き気
吐き気は体が慣れるまでの一時的なものであることがほとんどです。(目安として、服用から2時間以内に嘔吐があった場合には、低用量ピルを1錠分追加で服用することが推奨されています)
対処法
食後や就寝前にピルを飲むようにしましょう。心配な方は、医師と相談し、数日間は吐き気止めと一緒に内服しても良いでしょう。
③眠気
低用量ピルに配合されている黄体ホルモンが眠気を引き起こす原因と考えられており、眠気は飲み始めに現れやすい副作用のひとつです。
対処法
充分な睡眠を取りづらい場合、日中に20分程度の仮眠を取ることも効果的です。
④気分の落ち込み
低用量ピルを服用してから数日後に気分の落ち込み、食欲不振、不眠などの抑うつ症状が表れた場合は薬剤惹起性うつが考えられます。低用量ピルに配合されている黄体ホルモンが眠気を引き起こす原因と考えられており、眠気は飲み始めに現れやすい副作用のひとつです。
対処法
1~2ヶ月程服用を続けても副作用が治まらない場合、処方を受けたクリニック等の医師に相談しましょう。
⑤頭痛
頭痛は、ピル服用によって体内のホルモンバランスが不安定になることが主な原因であり、飲み始めた時期に起きやすい副作用のひとつです。
対処法
頭痛には、睡眠時間の確保や肩こりの緩和が効果的です。それでも治まらない場合は、医師もしくは薬剤師に相談の上、頭痛薬の使用をご検討ください。
⑥むくみ
低用量ピルに含まれるプロゲステロンというホルモンには、体内に水分を溜めやすくする作用があります。
対処法
塩分・アルコールの摂取を控え、ビタミンやミネラル、たんぱく質を積極的に摂取しましょう。また、適度な運動を行うことや体を冷やさないことも大切です。
低用量ピルの副作用は、飲み始めて2~3ヶ月以降には落ち着くことが多く、カラダが慣れるまで服用を続けてみることが大切です。まずは「3ヶ月」を目安に服用を続けて様子を見てみましょう。
※症状には個人差があります
※異変を感じた場合は医師にご相談ください
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