「性感染症」と聞くと、多くの人が身構えるかもしれません。しかし、実際には無症状で感染していることや、その症状があっても気づかないことがあります。特に、初期症状がわかりにくい性感染症は、放置してしまうと深刻な問題を引き起こす可能性があります。

このページでは、性感染症に関するある体験をご紹介します。対処法についても詳しく解説しているので、是非参考にしてみてください！

女性のあるある話｜気づきにくい性感染症

今回のお話はここまで♡いかがでしたか？

性感染症には無症状の場合や、症状が軽く気づきにくいケースがあり、発見が難しいこともあります。しかし、放置すると不妊や婦人科系の病気のリスクが高まる可能性もあるため、十分な注意と対策が必要です。

【もっと知りたい】気づきにくい性感染症と主な症状

気づきにくい性感染症について、症状やリスクを覚えておきましょう。

性器クラミジア

性器クラミジアは、無症状で気づかない事がほとんどです。放置すると、症状の悪化・卵管炎・腹膜炎・子宮外妊娠・不妊症の原因になることもあります。また粘膜の炎症によりHIVをはじめ、他の性感染症(STD)の感染リスクも高まります。
主な症状
・おりものの量が増えた
・外陰部の軽いかゆみ、腫れ
・排尿時に軽い痛み
・セックスの時に軽い痛みがある

性器淋菌感染症

感染者の大半(約80％)が無症状で気づかないことがほとんどです。放置すると、症状の悪化・卵管炎・腹膜炎・子宮内膜炎・子宮外妊娠・急性膀胱炎・不妊症の原因になることもあります。
主な症状
・おりものの量が増えた
・緑黄の濃いおりものがでる
・外陰部の軽いかゆみ、腫れ
・不正出血がある
・膀胱炎症状（頻尿・排尿痛）

膣トリコモナス症

症状は男性よりも強いものの、感染者の半分が無症状です。悪臭が強いおりもの (ときには、魚の腐敗臭)やあわ状/黄緑色のおりものが生じる場合があります。
主な症状
・悪臭の強いおりもの
・あわ状/黄緑色のおりもの
・大量のおりもの
・排尿時に痛みがある
・セックスの時に痛みがある
以上のように、性感染症に気づかず放置してしまうと腹膜炎による入院や不妊の原因になることもあります。感染予防に加えて、感染した際は早期発見、早期治療がとても大切です。