低用量ピルの1か月分の値段はいくら?病院でもらうと安くなる?種類別で解説(2025年2月時点)

ピル
更新日:2025.03.06
低用量ピルの1か月分の値段はいくら?病院でもらうと安くなる?種類別で解説(2025年2月時点)

ピルの服用を検討しているけど、一体いくらかかるのかわからないという方も多いのではないでしょうか。
また、病院でもらった方が安いのか、種類によって変わるのかなど気になるピルの値段について詳しく説明していきます。

低用量ピルとは?

低用量ピルは、経口避妊薬として開発された薬です。
女性ホルモン(卵胞ホルモン、黄体ホルモン)を主成分とし、正しく服用することで高い避妊効果を発揮します。
人工的に女性ホルモンを体内に取り入れることで、脳がホルモンの分泌が十分にされていると勘違いし、体内で女性ホルモンを分泌することを止めます。そのため、ホルモンの分泌がなければ排卵も起きなくなることから着床を防いで避妊が成立する仕組みです。
また、避妊だけでなく副効用として、生理痛の軽減や生理周期の安定、PMS改善などの効果も期待できます。

低用量ピルの値段の相場はいくら?

低用量ピルの相場は、種類や処方される医療機関によって異なるものの、1シート2,000円〜3,500円が相場とされています。
しかし、これはOCといって避妊目的で使用する自己負担の低用量ピルの場合です。
国内では、治療目的で使用される低用量ピルは病院で処方された場合は保険が適用され、LEPと呼ばれています。
LEPの場合は、400円〜2,000円前後が相場とされていて、OCに比べて安価で購入することができますが、病院を受診して治療目的と診断された上での処方が必要になるため注意しましょう。

オンラインピル診療・処方サービスの「メデリピル」でのピルの金額はこちらです。

OC
ファボワール28 初月0円※ 2か月目以降

2,970円(税込み)

ラベルフィーユ28
マーベロン28
トリキュラー28
アンジュ28

※低用量ピルの定期便プランの場合、初月は別途送料550円(税込)がかかります

LEP

ドロエチ配合錠 4,580円(税込)
フリウェル配合錠ULD 4,180円(税込)
ルナベル配合錠ULD 6,980円(税込)
ヤーズ配合錠 8,880円(税込)
ヤーズフレックス配合錠 9,900円(税込)

※初月無料対象外、別途送料550円(税込)かかります
※オンライン診療・処方サービス「メデリピル」では自由診療となります(保険適用外)

低用量ピルは保険診療と自由診療どちらが安い?

ピルの服用を検討している方で、保険診療と自由診療どちらが安いのか気になる方もいるのではないでしょうか。
通常の病気であれば、保険診療の方が自由診療よりも安くなる傾向にあります。
ただし、ピルの場合は1か月単位で貰いに行く場合もあるため、その際は薬代だけでなく毎度診療代がかかります。
病院が近場に無い場合は、交通費もかさみます。
この場合は、自由診療の方が安く済むこともあります。

通院する頻度は、担当医師の裁量によるものなので保険適用で処方をしてもらう際には通院の頻度を事前に確認しておくとよいでしょう。
毎月の通院の手間や交通費などをコストカットしたい場合には、オンライン診療サービスなどの自由診療がおすすめです。
とはいえ、ピルには血栓リスクがあるため、強制ではないものの半年に1回は血液検査を受けるようにすると安心です。

ピルはすべて保険適用になる?ならない?各ピルの種類と値段を解説

ピルは使用目的によって、保険が適用になる場合と自己負担になる場合があります。

・保険適用になる場合
月経困難症の治療
子宮内膜症の痛みの軽減

・保険適用にならない場合
避妊
PMSの改善
肌荒れやニキビの改善

また、ピルの種類によっても値段や副作用が変わり、黄体ホルモンの種類によって、世代が分かれます。
それぞれ見ていきましょう。

ノルエチステロン:第一世代

第一世代は、ルナベル・フリウェル(ルナベルのジェネリック医薬品)が挙げられます。
主に月経困難症の治療に使用されることが多いピルで、病院で処方された場合、保険が適用されます。
ルナベルとフリウェルは、配合されるエストロゲン(卵胞ホルモン)の量で、LD(低用量ピル)とULD(超低用量ピル)の2種類に分けられます。
それぞれ体質や服用できる条件で変わります。

・LD
不正出血が気になる方

・ULD
頭痛、吐き気が気になる、血栓リスクが高い方

【代表的な副作用】
・不正出血
・吐き気
・頭痛

【相場の値段】
・病院で処方された場合 ※診療代、検査代を含む

ルナベル(LD/ULD) 約4,000円
フリウェル(LD/ULD) 約3,500円

レボノルゲストレル:第二世代

第二世代は、トリキュラー・アンジュ・ラベルフィーユ(トリキュラー・アンジュのジェネリック医薬品)が挙げられます。
主に避妊目的で使用されるため、保険が適用されずに自由診療となります。
また、不正出血が起きづらいのも特徴です。

【代表的な副作用】
・吐き気
・頭痛

【相場の値段】
・病院で処方された場合 ※診療代、検査代を含む

トリキュラー 2,500円~3,000円前後
アンジュ
ラベルフィーユ

デソゲストレル:第三世代

第三世代は、マーベロン・ファボワール(マーベロンのジェネリック医薬品)が挙げられます。
第二世代同様に、避妊目的で使用されることがほとんどで、保険が適用されずに自由診療となります。また、デソゲストレルには男性ホルモンを抑制する働きをもつことから肌荒れやニキビの改善にも有効とされています。

【代表的な副作用】
・吐き気
・頭痛
・不正出血

【相場の値段】
・病院で処方された場合 ※診療代、検査代を含む

マーベロン 2,500円~3,000円前後
ファボワール

ドロスピレノン:第四世代

第四世代は、ヤーズ、ヤーズフレックス、ドロエチが挙げられます。
また、これらは全て超低用量ピルに分類されます。
すべて治療目的で使用されることから、病院で処方された場合は、保険適用になります。
ヤーズフレックス、ヤーズ21は実薬のみで構成されており、ヤーズ28とドロエチ(ヤーズのジェネリック医薬品)はプラセボを含んだシート構成になっています。
特にヤーズフレックスは最大120日連続で服用ができ、年間の生理の回数を減らすことができるのがメリットです。

【代表的な副作用】
・吐き気
・頭痛
・不正出血

【相場の値段】
・病院で処方された場合 ※診療代、検査代を含む

ヤーズ 5,000円前後
ヤーズフレックス
ドロエチ 4,000円前後

ピルの値段一覧

ピルの値段は、処方先で異なり、種類や自由診療か保険適用かでも変わります。
ここでは、OCとLEPに分けて一覧表で紹介していきます。
※あくまで相場のため、実際の価格とは異なる場合があるため、参考までにご覧ください。

【OC】

ピル名 値段相場

(1シートあたり)

メデリピルでの値段

(1シートあたり)

期待できる効果
トリキュラー 2,500円~3,000円前後 初月0円

2か月目以降

2,970円(税込)

避妊
アンジュ 2,500円~3,000円前後 初月0円

2か月目以降

2,970円(税込)

避妊
ラベルフィーユ 2,500円~3,000円前後 初月0円

2か月目以降

2,970円(税込)

避妊
マーベロン 2,500円~3,000円前後 初月0円

2か月目以降

2,970円(税込)

避妊

肌荒れの改善

ファボワール 2,500円~3,000円前後 初月0円

2か月目以降

2,970円(税込)

避妊

肌荒れの改善

【LEP】

ピル名 値段相場

(1シートあたり)

メデリピルでの値段

(1シートあたり)

期待できる効果
ルナベルLD 約1,500円 取り扱いなし 月経困難症の治療など
フリウェルLD 約1,000円 取り扱いなし 月経困難症の治療など
ルナベルULD 約4,000円 6,980円(税込) 月経困難症の治療など
フリウェルULD 約3,500円 4,180円(税込) 月経困難症の治療など
ヤーズ 約2,000円 8,880円(税込) 月経困難症の治療

PMSの改善

ヤーズフレックス 5,000円~8,000円 9,900円(税込) 月経困難症の治療

PMSの改善

ドロエチ 約1,500円 4,580円(税込 月経困難症の治療

PMSの改善

※メデリピルではLEPでも、全て自由診療(自己負担)となります
※2025年2月時点での値段です、変更がある可能性があります

ピルの値段は目的と処方先で決まる

ここまでピルの値段について紹介してきました。
ピルといっても、一概に同じ値段ではなく、配合されているホルモンの種類や効果で種類が変わり、値段も異なります。
病院で処方されたから安いといったこともなく、保険適用になるには病院を受診して検査をした上で医師が治療目的と診断する必要があります。
ご自身の使用目的や悩んでいる症状で決まるため、医師と相談しながら決めるようにしましょう。

オンラインピル診療・処方サービスの「メデリピル」では、自由診療となるものの、病院に行く時間がない方や毎月の通院コストを減らしたいという方にはおすすめです。
オンライン上で診療から処方まで完結し、自宅にピルが届くため、スキマ時間でピルの服用を始めることができます。
低用量ピル(OC)の定期便プランであれば、ピル代初月0円※で始めることができるため、まずは試してみたいといった方にピッタリです。
とはいえ、ピルは血栓リスクがある薬なので可能であれば半年に1回は血液検査を受けるようにすると安心です。

メデリピルは、いつでもスマホから簡単に受診できる、「誠実」と「続けやすい」を大事にしたオンラインピル診療サービスです。初月ピル代無料、診療代はずっと無料。国内最安クラスで提供しています。
※医師の診療時に処方された場合、最低3シートは服用いただいた上でご自身に合っているか判断していただきたいため、3シート目受け取りまでは解約は不可となります


メデリピルの5つのこだわり

1ヶ月無料のお試し期間

ピル初心者の方でも安心して服用いただけるよう、低用量ピルは初月無料でお届けします。
※医師の診療時に処方された場合、最低3シートは服用いただいた上でご自身に合っているか判断していただきたいため、3シート目受け取りまでは解約は不可となります

診療担当するのは現役の産婦人科医

専門的な知識を持った現役産婦人科医が診療を担当をするので、生理やカラダに関する不安や疑問を安心して相談することができます。

何度でも診療・再診無料

服用中の体調や副作用など、産婦人科の専門医にいつでも気軽にご相談ください。

予約から診療までLINEで簡単

診療予約や、予約日・配送日やプラン変更など、LINE一つで行うことができます。

正しい知識をお届け

ピルや女性のカラダに関する知識を定期的にお届けしています。

※メデリピルは医療機関とユーザーを繋ぐプラットフォームです
※診療やピルの処方等は保険適用外・自由診療であり、医療機関に所属する医師が行います

監修者

目黒ウェルネスクリニック院長
郡 詩織
大学病院に入局したのちに、総合病院で勤務。産婦人科専門医・がん治療認定医・抗加齢学会専門医を取得。 2021年よりメデリピルにおいてオンライン診療によるピル処方や、mederiが主催するセミナーやイベントに登壇、mederi magazineの監修を担当など幅広く活動。

※1 初月無料は低用量ピルのみ対象となり、別途送料550円(税込)かかります

※2 低用量ピル/超低用量ピルのみ対象となります

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