「後回しにしがちな痛みもピルで解消。生理とスポーツの両立」中京大学体育会水泳部

インタビュー
更新日:2023.12.11

mederiスポーツアンバサダーは、スポーツに取り組む女性アスリートが抱える生理/PMSをはじめとした女性の健康課題を年間サポートすることを目的に、一般公募で決定した6チームが参画しています。今回は、中京大学体育会水泳部の吉田杏子さんへ「競技に取り組む想い」「スポーツと生理/PMSの課題」「メデリスポーツアンバサダーの活動」についてお話を伺いました。

吉田杏子

中京大学体育会水泳部 2023年度女子主将

中京大学体育会水泳部
中京大学水泳部は1957年に創部し、これまでに日本学生選手権水泳競技大会で女子は3度の総合優勝(2011年、2022年、2023年)とオリンピックをはじめとした多くの日本代表選手を輩出している水泳の強豪校です。

【1】水泳活動について

・現在の部活動について教えてください

部員は男女合わせて107名、そのうち37名が女性です。男女が一緒に練習していて、その中でも、4チームに分かれて練習を行っています。朝練、午後練を含め週8、9回の水中トレーニングと、ウェイトトレーニングを行います。
2023年は日本学生選手権水泳競技大会(インカレ水泳)で総合優勝二連覇を目標として取り組んでいたので、全員が同じ目標に向かって取り組むことを大切にしていました。目標を達成するには、チーム力に加えて個々のレベルアップが重要なので、普段のチームごとの練習に加えて合同練習などを通して切磋琢磨して練習に励んでいました。その結果、インカレ水泳において創部初の総合優勝二連覇を達成することができました。

・ご自身はどのような想いで活動されていましたか?

水泳を始めたのは5歳の頃です。その後17年間続け、今年の9月に引退しました。高校生の頃から、看護師になりたいと思っており、当初は看護学部で水泳部があるところに入学したいと考えていました。しかし両立は難しいと判断し、大学では水泳に専念し、卒業してから看護の道へ進もうと高校生の時に決めていました。両立できないのなら水泳をやめようかと悩んだ時期もありました。そんな時期に中京大学の草薙先生から声をかけて頂き、中京大学で水泳を続けることに決めました。今年の国民体育大会後に引退してからも試合の様子を中継などで見ると、また泳ぎたいと思うこともありますが、今は看護師になる夢を叶えたいと思っています。
選手としては、「水泳が好きだからこそ、タイムも早くなりたいし強くなりたい」と思っていました。主将になり、言葉で伝えるよりも、誰よりも頑張っている姿を見せて、引っ張って行きたいという想いで打ち込んでいました。

【2】スポーツと生理/PMSの課題について

・スポーツ現場で生理/PMS時に関して課題と思っていたことは何ですか?

ピルを飲む前は、生理痛がひどく、100%力が発揮できませんでした。試合と生理が被ると、ベストが出せないと落ち込むこともありました。私の場合は生理痛が課題で、高強度な練習をすると動けなくなるほど、ひどくお腹が痛くなることがありました。そのときは仕方なく痛み止めを飲んで対処していました。

・改善するために取り入れたことはありますか?

ピルを飲み始めてからは生理痛が改善し、痛みで頑張れないことも無くなりました。気持ちの浮き沈みも無くなり、安定した心持ちで水泳に打ち込むことができました。試合に被らないように生理期間の調整もできたので、試合に被ることなくコンディションを整えて挑むことができたのも嬉しかったです。
また、生理中は食事に気をつけたり、鉄分をサプリで摂ったり、カフェインを取らないように気をつけるなどしてコンディションを整えていました。

・生理/PMSについて相談しやすい環境ですか?

相談しやすい環境だと感じています。寮生活なので、生理の悩みについては、部員同士で相談しやすい環境です。合宿の時には先輩に相談したり、後輩から相談を受けたりしていました。

【3】オンライン診療、ピル処方、セミナーについて

・mederiスポーツアンバサダーをご利用いただいていかがですか?

練習や授業で忙しいと、生理の悩みも後回しにしがちですが、オンラインで受診できることで隙間時間で気軽に産婦人科医に相談することができ、ピルを処方してもらえ、郵送してもらえるので、大変助かりました。
初めての診療の時は、先生がとても優しかったことが印象に残っています。実際の病院だと急いでいる雰囲気や先生の雰囲気によっては質問がしにくいと感じることもありました。オンライン診療では時間が確保されているので、しっかり準備した質問を聞くことができ、丁寧に答えていただけました。
セミナーは知識を学ぶ場になったと感じています。生理や性に関するお話を人から教えてもらう機会は少ないので、知識を学ぶ良い機会になりました。生理痛に効く漢方もあるというお話を聞き、いろんな対処法があるのだと大変勉強になりました。
副作用を心配してる子が周りに多かったので、飲む前は副作用が一番の心配でした。ですが、私の場合は副作用も特になく競技に集中できたので、とてもプラスのイメージになりました。

・mederiスポーツアンバザーを通して伝えたいことを教えてください

競技をする中で自分のコンディションをコントロールすることはすごく重要かつ大変なことだと思います。生理やPMSに悩んでいても、病院に行く勇気がなかったり、後回しにしがちな人にこそ、メデリピルをおすすめしたいです。ちょっとした悩みも産婦人科医の先生に相談できるので、安心感があります。
一人で悩まず、産婦人科医の先生やチームメンバーに相談して、最高のコンディションで競技に打ち込んで欲しいです。

mederiでは、女性の生理/PMSに関する悩みを多くの方に知っていただくとともに、環境に左右されずに安心してスポーツに取り組むことのできる機会の提供を目指しています。今後も、スポーツに打ち込む女性アスリートたちの健康をサポートし、ますますの活躍を応援してまいります。

mederiスポーツアンバサダー
https://mederi.jp/sportsambassador/

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