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アフターピルと抗生物質は一緒に飲んでも大丈夫?アフターピルの効果に影響が出る薬について解説

抗生物質は、アフターピルと併用しても大丈夫なのでしょうか?今回の記事では、アフターピルと抗生物質を一緒に飲んでも良いのかについて解説していきます。あわせて抗生物質以外の薬やサプリメントとアフターピルの飲み合わせについても解説しますので、ぜひ確認しておきましょう。
アフターピルとは
アフターピルとは、避妊に失敗した際に使用する緊急避妊薬です。避妊に失敗した性交渉のあと、なるべく早く服用すればするほど避妊効果は高くなり、72時間以内に飲めば約97%の避妊効果があるとされています。日本で承認されているアフターピルは、ノルレボ錠と、そのジェネリック医薬品であるレボノルゲストレル錠のみです。
抗生物質とは
抗生物質とは、感染症などの原因となっている細菌を死滅させるための薬です。一般的に膀胱炎、溶連菌感染症や急性中耳炎などの感染症にかかった際に服用することで、症状が改善するとされています。
アフターピルと抗生物質の飲み合わせ
アフターピルと抗生物質の飲み合わせは、種類によっては注意が必要な場合があります。
アフターピルとの併用に注意が必要な抗生物質
アフターピルとの併用に注意が必要な抗生物質は、具体的に以下のようなものになります。
・テトラサイクリン系、ペニシリン系
→アフターピルとの併用によってピルの効果が弱まる可能性があるとされています。
・リファブチン、リファンピシン(どちらもリファマイシン系)
→アフターピルの添付文書に併用注意薬としての記載があり、併用するとアフターピルの効果が弱まる可能性があるとされています。
いずれもアフターピルの効果が弱まってしまうことから、避妊効果に影響を及ぼす可能性があります。
アフターピルを服用する際には、これらの抗生物質は併用しないようにしましょう。
抗生物質以外に注意すべきものはある?
抗生物質以外にも、アフターピルとの飲み合わせに注意が必要な薬やサプリメント、飲食物などがあります。
薬
薬の中でアフターピルとの飲み合わせに注意したいのは、
・抗けいれん薬(フェノバルビタール、フェニトイン、プリミドン、カルバマゼピン)
・HIVプロテアーゼ阻害剤(リトナビル)
・非ヌクレオシド系逆転写酵素阻害剤(エファビレンツ)
などです。これらはアフターピルの添付文書に併用注意薬としての記載があり、併用するとアフターピルの効果が弱まる可能性があります。
サプリメント
サプリメントの中では、セントジョーンズワート(セイヨウオトギリソウ)という成分に注意が必要です。なおこの成分は、ハーブティーにも含まれていることがあります。セントジョーンズワートとアフターピルを併用すると、アフターピルの効果が弱まる可能性があるため、アフターピル服用時は避妊効果を下げないためにも注意しましょう。
飲食物
飲食物の中で注意したいのは、グレープフルーツ、カフェイン、アルコール、炭酸水です。
グレープフルーツにはフラノクマリン類という物質が含まれており、この物質がアフターピルの分解を阻害してその効果や副作用を強めてしまう可能性があります。
コーヒーやエナジードリンク、お茶などに含まれているカフェインは、アフターピルの成分吸収を阻害してしまう可能性があります。
お酒に含まれているアルコールは、ピルと同じく肝臓で分解されます。アフターピルとアルコールを同時に摂取するとアルコールの方が先に分解されるため、ピルの分解が遅れて血中濃度が高まり副作用が見られやすくなる可能性があります。
炭酸水は、液体中にある気泡がピルの吸収に影響を与える可能性があるとされています。
アフターピルの飲み方にも気を付けよう
アフターピルのもつ避妊効果を低下させないためにも、アフターピルを正しい方法で飲むことが大切です。アフターピルを飲む際に気を付けた方が良いことについて、以下で3つ紹介します。
なるべくすぐに飲む
アフターピルは、避妊に失敗してからすぐに飲んだ方が、避妊率を高めることができます。避妊失敗後24時間以内に飲むと99%、48時間以内に飲むと98%、72時間以内に飲むと97%の避妊率があるとされており、一般的には72時間以内に飲むことが推奨されていますが、可能な限り早めに飲むようにしましょう。
水で飲む
アフターピルを水以外のコーヒーやジュースなどで飲むと、アフターピルの成分吸収や分解などに影響が出る可能性があります。成分をきちんと吸収できないと、正しい避妊効果が得られなくなってしまうため、アフターピル服用時は必ず水で飲むようにしましょう。
服用後はしばらく安静に過ごそう
アフターピル服用後は、吐き気や頭痛、下腹部痛などの副作用が見られる場合があります。特に吐き気については注意が必要で、アフターピル服用後2時間以内に吐いてしまった場合は、成分をきちんと吸収できていない可能性があるためもう1錠飲まなければいけません。なお、追加で1錠飲むかどうかは医師への確認が必要です。
これらの副作用は24時間経つとおさまることが多いため、アフターピル服用後はしばらく安静に過ごすようにしましょう。
まとめ
今回の記事では、アフターピルと抗生物質を一緒に飲んでも問題がないかについて解説しました。アフターピルと抗生物質は全て飲み合わせが悪いというわけではありませんが、抗生物質の種類によってはアフターピルの効果を弱める可能性があるため、注意が必要です。抗生物質を服用中にアフターピルが必要になったときには、飲み合わせに問題がないか医師や薬剤師に確認するようにしましょう。
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