生理は女性にとって健康状態のバロメーターでもあります。
生理の基礎知識や、生理中でも快適に過ごすためのセルフケアをご紹介。
大事なイベントと生理がかぶってしまったら?対処法や生理をずらす方法を紹介!

旅行やデート、仕事で外せない用事や、学生の方だと修学旅行や体育祭など、大事なイベントは沢山あります。
しかし、生理がかぶってしまうことで、生理痛や腰痛、モレが気になってイベントが台無しに…なんてこともありますよね。
そんなときの対処法と、生理をずらす方法について紹介していきます。
イベントと生理がかぶったときの対処法
イベントと生理がかぶってしまった場合に起きる症状別で、対処法を紹介していきます。
生理痛を緩和するには?
痛みの強さは人それぞれですが、生理の代表的なつらい症状と言えば「生理痛」が挙げられます。痛みを我慢しながら、体を動かしたり、長時間立ちっぱなしの状態は、とてもつらいですよね。生理痛は、剝がれ落ちる子宮内膜を排出するために子宮が収縮運動をすることで痛みが発生します。加えて、冷えによる血行不良が原因となって収縮運動が過剰になって痛みが増すこともあります。イベントを楽しみながらも、途中でストレッチをしたりして血行促進をしたり、暖かい服装やホットドリンクを飲んで冷やさない対策もおすすめです。
また、長期的な改善方法でいくと「低用量ピル」がおすすめです。
低用量ピルは、2種類の女性ホルモンを人工的に体内に取り入れることで、自然と体内で作られるホルモンの分泌を抑えることができます。これによって、排卵が抑制され子宮内膜が妊娠に備えて分厚くなることを防ぎます。
そのため、剝がれ落ちる子宮内膜も薄いままなので、排出時の収縮運動を最小限に押さえて生理痛を軽減することができます。
生理周期を安定させることもできるため、生理予定日を避けてイベントの予定を組むこともできますよ。また、生理日のコントロールもできます。
低用量ピルは、病院もしくはオンライン診療サービスで処方してもらうことが可能です。
日常生活に支障が出るほどの生理痛の場合は、月経困難症の可能性もあるため、病院を受診するようにしてください。
いつでもトイレに行けないときに服を汚さないようにするには?
常に好きなタイミングでトイレに行ける状況でないと、服が経血で汚れてしまっていないか、スカートやパンツにまで染みていないかなどが気になりますよね。
この場合は、さまざまな生理用品で工夫してみるとよいでしょう。
A:量が多くてが気になる場合
→ナプキンと、
タンポンor吸水ショーツor月経カップの併用
B:横モレが気になる場合
→履くタイプのナプキンを使用する
ただし、あまりにも量が多く、日中でも夜用ナプキンが必要な場合は「過多月経」の可能性もあるため、一度病院を受診して医師に相談してみてください。
また、下着や衣服が汚れてしまったら、応急処置として冷たい水で経血を洗い流しましょう。
このとき、お湯で流してしまうと血液は固まりやすくなってしまいます。
帰宅後は、下着専用の洗剤やクリーニングに出すなどして対処しましょう。
貧血になりやすいけど最後までイベントを楽しむには?
女性の体は、どうしても生理があることで貧血になりやすいです。
貧血によって、予定通りイベントを楽しめないといったことが起こらないためにも、貧血になる仕組みと対策を覚えておきましょう。
貧血は、血液中の赤血球に含まれるヘモグロビンが減少した状態を指します。
通常、ヘモグロビンは血流に乗って体の隅々に酸素を運ぶ働きをしています。
しかし、ヘモグロビンの量が減少することで、十分な量の酸素が体中に行きわたらずに、貧血をはじめとした不調が起きやすくなります。
貧血が起きる原因は、年齢やライフステージによって変わるものの、思春期には、摂取する鉄分の量よりも消費される鉄分の量が増える「鉄欠乏性貧血」が起こりやすいとされています。
また、ヘモグロビンに関係なく貧血が起こる「脳貧血」もあります。
生理のときは、体の血液量が減り、血行不良になるため、脳への血液も同時に減ってしまうことで起こります。
経血量が多ければ多いほど、脳貧血が起こりやすい傾向にあるので注意が必要です。
貧血の予防と対策
生理中はどうしても体の血液量が減りやすいときでもあるため、積極的に赤血球とヘモグロビンを作る栄養素を食材で摂り入れましょう。
食事を通して補給することで、血液量を保つことができます。
生理をずらすには?
あらかじめ、イベントを避けた日に生理を移動させることも可能です。
自然の発生ではなく、意図的に生理をずらすには、ピルを使用します。
ピルは、経口避妊薬として開発された薬で、配合されているホルモン量で低用量ピル、中用量ピルと名前が異なります。
主に、生理日移動には低用量ピルか中用量ピルを使用します。
普段、低用量ピルの服用をしていない方は、中用量ピルを用いることがよいでしょう。
・生理を早める場合
ずらしたい生理日の前の月の生理が終わって5日以内に中用量ピルの服用を開始し、10日間連続で服用します。
服用中止後、2〜5日で生理が始まるため、希望生理日を決めてから逆算して服用を開始しましょう。
・生理を遅らせる場合
ずらしたい生理日の5〜7日前から服用を開始し、生理を遅らせたい日まで、毎日1日1錠を服用します。
服用中止後、2〜5日で生理が始まるため、生理が来てほしくない日数分の錠数が必要です。
どちらの場合も、自己判断で服用することは危険であり、ピルは医師の処方が必要な薬です。薬局やドラッグストアでは購入できません。
必ず病院やオンライン診療サービスを利用して、医師と相談の上、服用するようにしてください。
イベントを思いきり楽しむために事前に対策しよう
体やこころの不調が起こりやすい生理は、あらかじめイベントに被らないように対策しておくと安心です。
どうしても外せない用事や、思いきり楽しみたいイベントにはピルを用いて生理日を移動させることも検討してみてもよいでしょう。
生理周期が把握できている上で、事前のスケジューリングが必要にはなるものの、生理がイベントにかぶらないだけでコンディションは変わってきます。
もしも、イベントに生理がかぶってしまった際でも、近年では便利な生理用品がたくさんあるので、組み合わせて使用することがおすすめです。
最大限、対策をしてイベントを楽しみましょう!
オンラインピル診療・処方サービスの「メデリピル」では、生理日移動や生理トラブルに効果的なピルが、オンラインで処方可能です。
低用量ピルは、継続的な服用が必要ですが、生理コントロールだけでなく、生理周期の安定や生理痛の軽減など、女性に嬉しい効果がたくさんある薬です。
短期的に生理日を移動したい際には、中用量ピルがおすすめです。
是非、ご自身に合ったピルの服用を検討してみてくださいね。
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監修者
