生理前のめまいや立ちくらみの原因や対処法を解説します

生理
更新日:2024.06.27

生理前になると運動しているわけじゃないのに、「めまい」や「立ちくらみ」が起こる、という経験をしたことがある人も多いのではないのでしょうか?日常生活で急に起こる症状に、驚き不安に思いますよね。この記事では、生理前のめまいや立ちくらみの原因や対処法を解説します。

めまいや立ちくらみが起こるのはなぜ?原因として考えられるもの

生理前や生理中に「くらっと」「ふわふわ」「ぐるぐる」するなど、日常生活の中で感じたことはありませんか?ここでは、めまいや立ちくらみといったこれらの症状の原因について解説していきます。
ストレスを多く抱えていたり、疲れが溜まっていたりすると、自律神経が乱れやすくなります。自律神経の乱れとは、心と体の状態を活発にする交感神経と、心と体を休ませる副交感神経のバランスが崩れた状態です。結果として、めまいなどの心身の不調を引き起こします。この自律神経の乱れによってPMSや更年期障害/症状を引き起こすこともあります。

PMSとは月経前症候群とも呼ばれ、生理が始まる3~10日前くらいから現れる身体面、精神面の不調のことです。めまいは身体的不調と考えられます。特に排卵後には、体は水を溜め込みむくみやすくなります。そして内耳の一部に水が溜まり、めまいの原因のひとつとなっていると考えられています。

更年期障害/症状として、めまいが引き起こされることもあります。原因は卵巣機能の低下と考えられます。加えて体の変化や精神的、社会的な因子などが複雑に絡み合って、めまいの原因となると考えられています。

めまい・立ちくらみへの対処法4つ

深呼吸をする

深呼吸は、自律神経の乱れを改善し、めまい症状の緩和が期待できます。「鼻から吸って口から吐く」「お腹ではなく、胸に空気をためる」ことを意識して、1分程度行いましょう。自宅や職場、通勤通学時の電車の中など、いつでも行うことができます。また、ヨガなど適度な運動でストレスを軽減しながら呼吸を整えることも効果的です。

十分な睡眠時間を確保する

自律神経の機能は、疲労によって低下します。十分な睡眠時間を確保し、また良質な睡眠をとることで疲労を回復させましょう。睡眠の質には、食事内容や適度な運動の有無なども大きく影響しているため、基本的な生活習慣を整えることが大切です。

からだを温める

からだを温めると、血行や代謝が促進され、自律神経の乱れが改善できます。実際に、足湯をする、ぬるめのお湯で半身浴をするなどで温めることができます。また、3食バランスのよい食事を摂ったり、生姜や根菜など体を温める食材を食べたりなど、食事内容を意識して体を温めることができます。

漢方薬を服用する

漢方薬は、体内の水分の分布や、血液の巡りを改善し、ホルモンバランスを整えることができます。漢方薬は一剤でいくつもの症状に効くことがあるため、PMS(月経前症候群)のように様々な症状に悩まされる場合にも特に有効です。メデリピルでは、漢方薬の処方もしております。

生理前のめまいがひどく、悩まされるならピルの服用も検討して

生理前の「めまい」や「立ちくらみ」は、PMSの症状の可能性もあります。PMSの症状である場合、低用量ピルの服用が効果的です。低用量ピルは、女性ホルモンであるエストロゲンとプロゲステロンを少量ずつ含んでいます。服用することによって脳が排卵の指令を出さなくなり、ホルモンの増減の波がなくなります。排卵がないと、むくみや便秘、肌荒れなどの原因となるプロゲステロンも増加しないのでPMSの症状を抑えられるのです。

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生理前のめまいの症状がPMSが原因だった場合、低用量ピルの服用で症状の改善が期待できる場合があります。
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まとめ

この記事では、生理前の「めまい」や「立ちくらみ」の原因や対処法を解説しました。ストレスや疲労から回復したり、生活習慣を整えるだけではなく、低用量ピルや漢方薬を服用することで、事前に症状を防ぐことができます。ぜひ、自分に合った対処法を見つけてくださいね。また、生理前に起こる症状は「めまい」や「立ちくらみ」だけではありません。生理前に起こりがちな他の症状に関しては、こちらのページで詳しく説明しています。ぜひご覧ください。

監修者

産婦人科専門医、がん治療認定医、mederiドクター
mederiドクター
産婦人科専門医、がん治療認定医 女性のヘルスケアアドバイザー(女性医学会認定)、F U S E certificated personnel(米国内視鏡外科学会認定)、JOHBOC研修終了(日本遺伝性乳癌卵巣癌総合診療制度機構) 大学病院に入局し高度周産期センター、婦人科腫瘍専門施設で研修・修練後、総合病院で良性疾患の腹腔鏡手術や、不妊治療、女性内分泌・更年期障害など幅広く女性診療を行う。米国への留学を経て、現在はmederiドクターとして、メデリピルのオンライン診療や体調相談を担当している現役産婦人科医。

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