フリウェルLDとは?ULDとの違いや飲み方、服用時の注意点も解説

ピル
更新日:2025.04.04
フリウェルLDとは?ULDとの違いや飲み方、服用時の注意点も解説

みなさんはフリウェルLDというピルをご存知でしょうか?フリウェルというピルには、LDとULDという種別があります。とはいえ、名前だけではどんなピルかわかりません。ここでは、フリウェルの作用や違い、飲み方などについて幅広く解説していきます。

フリウェルLDとは?

フリウェルLDは月経困難症の治療薬として使用される低用量ピルです。
ノルエチステロンという黄体ホルモンと、エチニルエストラジオールという卵胞ホルモンを主成分としています。しかし、月経困難症の治療が目的であるため避妊目的で使用することはできません。

フリウェルLDとULDの違い

フリウェルにはLDとULDの2種類があり、LDとULDは含まれる卵胞ホルモン(エチニルエストラジオール)の量を指します。いずれも黄体ホルモンの量は変わらず、フリウェルLDの卵胞ホルモンの含有量は0.035mgで、フリウェルULDの0.02mgとなっています。
そのため、フリウェルLDは低用量ピル、フリウェルULDは超低用量ピルとなります。

フリウェルULDの方が含まれる卵胞ホルモン量が少ないため、血栓リスクが下がります。しかし、卵胞ホルモンは少なくても不正出血のリスクが高まるため、いずれもメリット・デメリットはあると言えます。

フリウェルLDの飲み方

フリウェルLDは1シート21錠で構成されています。しかし、ピルを服用する際は休薬期間を含めた28日周期が基本です。以下の順番で服用していきましょう。

①(初めて服用するとき)生理の第1~5日目から飲み始める
②1日1錠を毎日一定の時刻に21日間服用
③7日間休薬する
④出血のあるなしにかかわらず、翌日(29日目)から新しいシートの服用を開始する
⑤②~④を繰り返す

フリウェルLDの副作用

フリウェルLDには、副作用として吐き気や頭痛、眠気、むくみ、不正出血などが挙げられます。
最も重度のもので血栓症になる可能性があるため、急な片足の腫れや痛み、胸の痛み、息切れなど、血栓症とみられる症状が出たらすぐに医師に相談するようにしましょう。

フリウェルLD服用時の注意点

フリウェルLDを服用する上で、以下を押さえておきましょう。

毎日同じ時間に服用することで飲み忘れない

フリウェルLDに限らず、ピルは毎日同じ時間に服用することで体内のホルモン量を一定に保つことができます。また、飲み忘れがあるとピルの効果を十分に得られないこともあります。リマインダー機能やカレンダーにつけるなどで工夫するようにしましょう。

服用できない人がいる

フリウェルLD含め、ピルは誰でも服用できる薬ではありません。
BMI30以上の肥満体質の方や、35歳以上で1日15本以上の喫煙習慣がある方は血栓リスクが高まるため服用ができないとされています。
また、ほかにも妊娠中の方や授乳中の方も服用はできません。
自分が服用ができるかどうかは、まずは医師に相談してみてくださいね。

医師に相談して処方してもらう

日本国内において、ピルは医師の処方が必要な薬です。薬局やドラッグストアには売っていないため、必ず病院やオンライン診療サービスを利用して医師から処方してもらうようにしてください。

フリウェルLDの気になるQ&A

ここではフリウェルLDについて、よくある質問について答えていきます。

フリウェルLDは保険が適用される?

基本的に病気の治療目的である場合、保険が適用されます。しかし、避妊目的で使用する場合は治療とみなされないため自己負担となります。
フリウェルLD(ULD含む)は、避妊目的で処方されることはないため保険が適用されます。

フリウェルLDで生理をずらせる?

フリウェルLDは低用量ピルのため、長期的に計画している上で生理をコントロールすることは可能ですが、基本的に生理日移動に低用量ピルは適していません。
生理をずらしたい場合には、中用量ピルを使用しましょう。

フリウェルLDを飲み忘れた場合どうする?

フリウェルLDを飲み忘れた場合は気づいた時点で1錠服用し、当日の分も通常通り服用しましょう。
2日分飲み忘れた場合は、前日飲み忘れた分を気づいた時点で服用し、当日分を通常通り服用します。つまり、1日に服用できるのは2錠までなので注意しましょう。

つらい月経困難症はフリウェルLDで改善しよう

フリウェルは月経困難症の治療に有効な薬ということがわかりました。もし、月経困難症の症状で悩んでいる方はフリウェルを用いて治療をするのも1つの選択肢です。
また、治療目的であることから保険適用にもなるため、つらい痛みは我慢せずに一度お近くの婦人科で相談してみてくださいね。

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※診療やピルの処方等は保険適用外・自由診療であり、医療機関に所属する医師が行います

監修者

日本医科大学武蔵小杉病院 助教
海渡 由貴
2015年日本医科大学医学部卒業後、2年間の初期研修を経て、2017年より日本医科大学産婦人科学教室に入局。 大学病院、市中病院、クリニックなど幅広く勤務を経験。 日本女性医学会、日本生殖医学会、日本周産期・新生児学会に所属し、日々最新の知識を習得し、現在は日本医科大学武蔵小杉病院にて助教を務める。 2024年にメデリピルにてオンライン診療によるピル処方を開始し、2025年からmederi magazineの記事監修を担当。

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