生理は女性にとって健康状態のバロメーターでもあります。
生理の基礎知識や、生理中でも快適に過ごすためのセルフケアをご紹介。
ルナベルとは?効果や副作用、服用方法、服用時の注意点も解説

低用量ピルでも超低用量ピルにも種類があるルナベルですが、一体どう違うのかわからないという方もいるのではないでしょうか。
ここでは、ルナベルの持つ効果や服用方法、副作用などについて解説していきます。
もくじ
ルナベルとは?
ルナベルには2種類存在し、「ルナベルLD」と呼ばれる低用量ピルと、「ルナベルULD」と呼ばれる超低用量ピルがあります。
ルナベルLDに比べて、ルナベルULDの方が、成分である「エチニルエストラジオール」の含有量が少なくなっています。
種類 | エチニルエストラジオールの含有量 |
ルナベル配合錠LD | 0.035mg(1錠中) |
ルナベル配合錠ULD | 0.02mg(1錠中) |
どちらも月経困難症に対して有効とされています。
ルナベルの主な効果
ルナベルには、女性ホルモンの分泌を低いレベルで安定させる作用があるため、女性ホルモンの変動によって起きる下腹部痛や頭痛、イライラに効果的です。
また、子宮内膜の増殖を防ぐことから、子宮内膜で生成される痛みの物質(プロスタグランジン)が減少し、痛みの軽減や出血量(消退出血)の減少も期待できます。
ルナベルの服用方法
ルナベルLD、ルナベルULDともに1シート21錠で構成されており、全て実薬となっています。
21日間毎日1錠同じ時間に服用を続け、その後7日間の休薬期間を挟み、28日周期で服用します。
この際、プラセボ(偽薬)がないため、自身で休薬期間の管理をするようにしてください。
また、出血の有無にかかわらず29日目からは新しいシートを服用し、これを繰り返します。
ルナベルの副作用
ルナベルLD、ルナベルULDどちらにおいても副作用が出現する可能性があります。
主に、頭痛、吐き気、不正出血、下腹部痛、希発月経 、 月経過多 、 過少月経などが挙げられます。
基本的に服用を継続することで改善されていきますが、もしも3か月を過ぎても症状が続く場合やあまりにも辛い場合には医師に相談するようにしてください。
また、最も重篤な副作用として血栓症が挙げられます。
突然の足の痛み、腫れ、視覚障害、激しい頭痛がみられたら速やかに病院を受診するようにしましょう。
ルナベル服用時の注意点
ルナベルを安全に服用するためにも以下を確認しておきましょう。
毎日決まった時間に服用する
ルナベルの効果を正しく得るためには、毎日同じ時間に服用して、薬の濃度を一定に保つ必要があります。
また、食前でも食後でも服用タイミングに決まりはないため、飲む時間を一定にすることを意識するようにしましょう。
飲み忘れがないようにする
ルナベルの服用中に飲み忘れが発生してしまった場合には、気づいたタイミングで対処法が変わります。
・当日に飲み忘れに気づいた場合
同じ時間に服用することを忘れてしまった場合は、その日中に1錠服用しましょう。
・翌日に飲み忘れに気づいた場合
気づいた段階で前日分を服用し、当日分は通常通りの時間に服用しましょう。
・2日以上連続で飲み忘れた場合
気づいた段階で、前日の分のみを服用し、当日分は通常通りの時間に服用しましょう。
前々日の分は服用しないでください。(2錠以上はNG)
また、毎日のルーティンに服用を組み込むことで飲み忘れが起きにくくなります。
飲み忘れない工夫が大切です。
服用できない人がいる
また、ルナベルLD、ルナベルULDともにすべての人が服用できる薬ではありません。
以下に当てはまる場合は、服用ができない可能性があります。
・BMI30以上の肥満傾向の人
・35歳以上で1日15本以上喫煙する人
・妊娠中または妊娠の可能性がある人
・前兆のある頭痛がある人(視界がキラキラ、ギザギザした後の頭痛)
・高血圧患者、糖尿病患者 など
服用ができるかどうかは医師の判断に従ってください。
喫煙を控える
先ほどの、ルナベルを服用できない人に挙げたように、35歳で1日15本以上の喫煙をする方は血栓症のリスクが高まるため、服用ができません。
また、35歳以下でも喫煙習慣のある場合は副作用のリスクが非喫煙者に比べて高い傾向にあるため、ピルを服用する以上は禁煙するようにしましょう。
副作用(主に血栓症)の症状が出たら速やかに医療機関を受診する
前述にあったように、ルナベルの重篤な副作用として血栓症があります。
激しい腹痛、胸痛、頭痛、足の痛みやしびれなどがみられた際には、速やかに医師に相談するようにしましょう。
血栓症は、最悪の場合、死に至る可能性もある病気です。迅速な受診が大切です。
ルナベルの服用に関するQ&A
最後にルナベルの服用において、よくある疑問について回答していきます。
ルナベルに避妊効果はある?
理論上、ルナベルLDには他の低用量ピル(OC)と同様の効果がありますが、避妊目的での使用はできません。
ルナベルLD、ルナベルULDともに日本においては治療目的で処方が認められているピルになります。
そのため、治療目的で処方されたルナベルを避妊目的で使用しないようにしてください。
性交渉時は必ずコンドームなどの別の避妊方法を併用してください。
ルナベルのジェネリック医薬品はある?
ルナベルのジェネリック医薬品としてフリウェルがあります。
効果や副作用はルナベルと同様で、値段がルナベルに比べてフリウェルの方が安価なのが特徴です。
オンラインピル診療・処方サービスの「メデリピル」では、ルナベルULD・フリウェルULDの取り扱いがあります。
※ルナベルLD、フリウェルLDの取り扱いはございません
ルナベルは保険適用で購入できますか?
ルナベルは、基本的に「月経困難症」や「子宮内膜症」の治療薬として使用されるため、病院を受診した際には保険が適用されます。
そのため、保険適用で購入するには、病院を受診し、医師の判断で決まります。
※オンラインピル診療・処方サービスの「メデリピル」では、オンライン診療となるため保険適用外の自由診療での処方となります。
ルナベル服用中の生理は?
ルナベル服用中は休薬期間中に生理(消退出血)が起こります。
ただし、服用をはじめたばかりの頃には実薬を服用中に出血がある場合があります。
これは、ホルモン量がまだ安定しないことが原因で起こりますが、服用を続けていくことでホルモン量が安定し、服用中の出血はなくなることがほとんどです。
また、休薬期間中に生理(消退出血)がこない場合には医師へ相談するようにしてください。
自身に合ったルナベルで月経困難症を改善しよう
ルナベルにはルナベルLDとルナベルULDがあることがわかりました。
それぞれ、月経困難症の治療に有効なピルですが、ホルモン量に違いがあります。
また、器質性月経困難症の原因の1つでもある子宮内膜症の痛みの軽減にも効果的なため、悩んでいる方は一度医師に相談してみましょう。
オンラインピル診療・処方サービスの「メデリピル」では、ルナベルULDとそのジェネリック医薬品であるフリウェルULDの取り扱いがあります。
オンラインでの診療のため保険適用外の自由診療となりますが、病院が開いている間に受診できない方には、24時間LINEから診療予約が可能で、処方から受け取りまで自宅で完結できるオンライン診療がおすすめです。
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ルナベルを飲んでみたいけど、ピルの服用経験がなく、安心して信頼できる方法で始めたいという方に、オンラインピル診療・処方サービスのメデリピルがおすすめです。
メデリピルでは、ルナベル配合錠ULDをはじめとした超低用量ピルに加え、低用量ピル・中用量ピル・アフターピルの取り扱いがあります。ただし、メデリピルでは自由診療となるため、保険適用はできません。
ですが、メデリピルでは、現役の産婦人科医が診療から処方までをオンライン上で行い、自宅にピルが届くので、オンラインでも安心してピルを始めることができます。
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