「生理中、足が痛い…」原因と対処法、生理前や生理中の足のだるさ予防法をレクチャー

生理
更新日:2024.06.27

 

 

「生理中、足が痛い…」原因と対処法、生理前や生理中の足のだるさ予防法をレクチャー

生理前や生理中に足の痛みや足のだるさに悩まれているという方も多いと思います。この記事では、そんな方々のために、足の痛みやだるさの症状、それらが起きる原因、病気の可能性、対処法や予防策などについて詳しく解説していきます。

また、生活習慣の改善やリラクゼーション法、マッサージやストレッチなど、さまざまなアプローチを通じて、足の不快感を和らげるヒントもお届けしていきます。

生理前や生理中の足の痛みや足のだるさ、症状と原因

まずは、生理前、生理中に感じる下半身の筋肉痛や関節痛のような痛みの具体的な症状とその原因について見て行きましょう。

症状

生理前から生理中にかけて、足に違和感を感じるという方も多いと思います。

症状としては、「ふくらはぎがだるい、重い」「ふとももが痛い」「足がむくむ」「肩、ひじ、背中、足首といった関節が痛い」「足のしびれ」「足がつる」などがあります。年齢や人によって発症する箇所が異なってきます。

原因

生理前はホルモンバランスの変化により体内の水分バランスが崩れ、組織間の液体が滞留しやすくなるため、むくみやすくなります。

排出されるはずの水分が細胞内に停滞し、むくみが強くなることで、ふくらはぎや関節周辺の腫れや痛みを引き起こすことがあります。これが生理前の足のだるさや関節痛の主な原因と考えられています。

生理中に足が痛い・ダルくなりがちな人の特徴

生理中に足の痛みやだるさを感じる傾向がある人々の特徴を紹介していきます。以下のような生活習慣を持つ方々は、生理中に足の痛みやだるさを感じやすい可能性がありますので、生活習慣を見直していきましょう。

運動不足な人

筋肉や関節の弱さが生じやすく、足のだるさや痛みを感じることがあります。

食習慣が乱れている人

栄養バランスの偏りや血糖値の急激な変動が、足の不快感を増す要因となる可能性があります。

睡眠不足の人

十分な睡眠が取れないと、ホルモンバランスが乱れて足の痛みやだるさを引き起こすことがあります。

デスクワーク等で長時間座り続けている人

長時間座りっぱなしの姿勢は血液循環を悪化させるため、足の痛みを引き起こす可能性があります。

塩分過多の人

塩分の摂り過ぎは体内の水分バランスを乱し、むくみや足の不快感を増強させる可能性があります。

お酒をよく飲む人

過度のアルコール摂取は血流を悪化させ、足の痛みを引き起こす可能性があります。

冷たいものをよくとる人

冷たい食べ物や飲み物は血管を収縮させ、血液の流れを悪化させます。それにより足の痛みを引き起こす可能性があります。

生理中に足が痛いときの対処法・予防法【生活習慣編】

ここからは、生理中の足の不快症状を軽減するための対処法・予防法を紹介していきます。毎日の生活習慣から改善していくことで、足の痛みは軽減することができます。見直していきましょう。

栄養バランスのとれた食生活

栄養バランスのとれた食生活は、生理中の足の痛みや不快感を軽減してくれます。

ビタミンやミネラル、抗酸化物質が豊富な新鮮な果物や野菜、質の良いタンパク源を取り入れることで、体内のバランスを整え、生理中の足の痛みを和らげてくれます。また、食物繊維が豊富な食材やカリウムを含む食材、十分な水分摂取は、消化や排泄を助け、むくみを軽減するのに役立ちます。

適度な運動

適度に運動して足を動かすことも、生理中の足の痛みを緩和するには大切です。運動によって血流が促進れ、筋肉や関節の動き、むくみが改善されることで、足のだるさや痛みを和らげることができます。

ウォーキング、水泳、サイクリングなど、適切な強度と頻度で行うことで、体内の炎症が抑えられ、足の不快感を軽減してくれます。柔軟性を高めるエクササイズやヨガもおすすめです。

充実した睡眠

充実した睡眠も、生理中の足の痛みを軽減し、快適な周期を過ごすためには欠かせません。睡眠不足はホルモンバランスを乱し、筋肉や関節の緊張を引き起こすことがあります。質の高い睡眠を確保するためには、日中の適度な運動やストレッチが助けとなります。

また、寝る前のリラックスタイムや良い睡眠環境の整備も大切です。過度な刺激物の摂取やスマホの画面を見る時間を減らし、静かで落ち着いた空間でリラックスすることで、質の良い睡眠を促進していきましょう。

湯船にゆっくり浸かる

温かいお湯にゆっくり浸かることで、筋肉が緩み、血流やリンパの巡りが良くなる効果があります。特に、ふくらはぎや足首の辺りを温めることで、むくみが解消することができます。

また、入浴が心身のリフレッシュになることでストレス解消にも繋がります。ストレスが足の痛みを悪化させることがあるため、リラックス効果が生理中の不快感を軽減する一因といえるでしょう。ゆったりとした時間を確保し、心地よい音楽やアロマなどを楽しみながらはいるのもおすすめです。

生理中に足が痛いときの対処法・予防法【マッサージ・ストレッチ編】

生理中の足の痛みを軽減する方法として、マッサージとストレッチも、とても効果的です。足の痛みやだるさは、筋肉の緊張や血行不良が原因となることがあります。

こうした症状に対して、マッサージやストレッチで緊張をほぐし、血流を促進する効果があります。ただ、無理なストレッチやマッサージは逆効果となることもあるため、やさしく行いましょう。

ふくらはぎマッサージ

手のひらや指を使って、ふくらはぎをゆっくりと揉みほぐします。上から下へ、心地よい圧をかけながら行うと、血液循環が促進され痛みが緩和されます。

アーチマッサージ

足の土踏まず部分を指で押さえ、円を描くようにマッサージします。これにより足裏の筋肉がほぐれ、足の疲れが軽減されます。

足指マッサージ

足の指を1本ずつゆっくりと回転させたり、引っ張ったりすることで、指の間の筋肉をリラックスさせます。

ふくらはぎストレッチ

壁に手をついて、片足を後ろに引いてふくらはぎを伸ばします。数十秒間キープして、反対側も同様に行います。

足首回しストレッチ

座った状態で片足を持ち上げ、足首をゆっくりと時計回りおよび反時計回りに回します。

自分に合った方法で生理中の足の痛みを軽減しましょう

生理中の足のだるさ、痛みといった不快症状を和らげるための方法やアプローチについて見てきました。生理前や生理中の足の痛みやだるさは、体内のホルモンバランスの変化や炎症、むくみが影響していることが多いです。

食生活や充分な睡眠、適度な運動や湯舟に浸かること。アプローチの仕方は様々です。”足の痛み”に気づいたら、その日のうちから実践できることをやってみましょう。お金をかけなくても、すぐに始められる方法はたくさんあります。

女性にとって避けられない”生理”による、体の不調は上手に付き合っていきましょう。

”足の痛み”以外の、”生理”による身体的不調は”ピル”で軽減することができる場合があります。

”ピルは、このホルモンバランスを調整し、筋肉の収縮や炎症を和らげる役割を果たします。生理前や生理中の症状を緩和するために、ピルの服用から初めてみてはいかがでしょうか。

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監修者

産婦人科専門医、がん治療認定医、mederiドクター
mederiドクター
産婦人科専門医、がん治療認定医 女性のヘルスケアアドバイザー(女性医学会認定)、F U S E certificated personnel(米国内視鏡外科学会認定)、JOHBOC研修終了(日本遺伝性乳癌卵巣癌総合診療制度機構) 大学病院に入局し高度周産期センター、婦人科腫瘍専門施設で研修・修練後、総合病院で良性疾患の腹腔鏡手術や、不妊治療、女性内分泌・更年期障害など幅広く女性診療を行う。米国への留学を経て、現在はmederiドクターとして、メデリピルのオンライン診療や体調相談を担当している現役産婦人科医。

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