【医師監修】生理中に温泉に入ってもいい?温泉旅行と重なった場合の対処法を紹介

生理
更新日:2024.04.24

【医師監修】生理中に温泉に入ってもいい?温泉旅行と重なった場合の対処法を紹介

温泉旅行と生理期間がかぶってしまい、困った経験をされたことはありますか?温泉に行くことを楽しみにしている、そんな時に来てほしくないのが生理ですよね。せっかく楽しみにしていた温泉旅行なのに、生理が始まってしまうと気にすることも多く、心から楽しむこともできませんよね。女子の複数人での旅行となると、スケジュールを合わせるのも一苦労ですよね。それなのに生理予定日がずれて旅行当日に生理になってしまうなんてこともあるかと思います。

今回は、そんな生理と温泉入浴の関係とスケジュールが重なった時の対処法を紹介していきます。温泉旅行を楽しむための準備にぜひ役立ててください。

生理の時に温泉に入るのはOK?

生理中に入浴することは、体が温まることで血流が良くなり、生理痛が緩和されるなどの効果があります。しかし、マナー的観点からみて生理中に不特定多数の方が利用する温泉に入ることを他の利用者の方はどのように感じるでしょうか。生理中の温泉利用についてのアンケート結果があります。

生理の時に温泉を入ったことがあるのは少数派

「生理中に温泉や銭湯などの公衆浴場を使用したことがあるか」という質問では、利用したことがあると回答したのが22%、利用したことないと回答したのが78%と生理中に温泉を利用したことがある人の方が、少数派でした。生理中の温泉に入浴した経験のある人としては、「せっかく温泉に来ているから」「生理が終わりそうだったから」「温泉で冷え性の体やお腹を温めたかったから」「部屋にお風呂がなかったから」などという意見がありました。

アンケート参考:https://www.bathlier.com/expand/o-recipe/survey/seiri_onsen.html

生理中の温泉利用は、反対派が多い

「生理中の温泉利用は 賛成 or 反対」という問いに対しては、反対が64.5%、賛成が12%、となり、圧倒的に反対意見が多い結果となりました。
全体の約6割を占めている「反対派」の意見はどのようなものが挙げられているでしょうか。「経血によって浴場や脱衣所が汚れること」や「浴槽のお湯が経血によって汚れてしまうのではないか」といった衛生面に不安を抱える意見が目立ちました。反対派の方は以上のような理由から、生理中の温泉入浴は避けるべきだと考えているようです。
自身の体調を心配して入浴を避けている人もいますが、やはり公衆浴場という不特定多数の人が利用する施設において生理中の温泉入浴はマナー違反というように捉えている人が多いようです。

生理中の温泉入浴リスク

生理中の温泉入浴反対意見として、マナー的な理由だけでなく、感染症のリスクや体調の変化を理由に挙げていた人がいました。生理中の温泉入浴は控えた方が無難であるという見方もあるようです。なぜ控えた方が良いのか、理由も解説していきます。

感染症にかかるリスクがある

普段入浴しているお湯と違い、温泉水には「レジオネラ菌」という細菌を含んでいる場合が多くあります。レジオネラ菌は発熱や咳、頭痛、筋肉痛などを伴う「レジオネラ肺炎」「ポンティアック熱」を引き起こし、命に関わるほど状態を悪くすることもあります。温浴施設側でも、温泉水が体に悪影響を与えないように細心の注意を払っているため、通常時なら心配する必要はありません。しかし、生理中は血液を出すために子宮の入口が緩んでおり、菌が子宮内に入りやすい状態となっています。膣の状態も普段以上にデリケートで免疫力も下がっているため、生理中の温泉入浴はレジオネラ菌だけではない感染症にかかるリスクがあるのです。

経血で汚してしまう恐れがある

入浴中は、水圧によって経血が外に出にくい状態であり、少しくらいの入浴ならばと油断してしまう人もいるかもしれません。しかし、お湯から上がった瞬間に経血が出ることがあります。特に、生理開始3日間くらいの出血量が多い期間は、浴場を汚してしまう恐れがあります。脱衣所で経血が漏れてしまい、血液は汗など他の体液に比べても、感染リスクが高いため衛生面における問題もあります。すべての人が快適に利用できるよう、周りの利用者だけでなく施設側にも配慮して利用しましょう。

脱水症状や立ちくらみ、ふらつきが起こりやすい

生理中は、普段よりも立ちくらみや、ふらつき、脱水症状を起こしやすい期間といえます。いつもより長風呂をする温泉旅行ではより注意する必要があります。温泉に入浴し、湯船から急に立ち上がったりすると、体が温まって圧迫されていた血管が一気に広がります。このことにより、脳に運ばれる酸素が不足してしまい貧血が起きやすくなるのです。発汗による脱水症状も防ぐためにもこまめな水分補給や、長風呂を避けましょう。

温泉旅行中に、急に生理になった時の対処法は?

「生理中の温泉入浴はリスクがあることは分かったが、せっかくだからどうしても入りたい」という方も一定数いるかもしれません。温泉旅行中に、急に生理になった場合の対処法を紹介します。

月経カップを装着して入浴する

月経カップとは、膣内に入れて生理中の経血を溜める、医療用シリコンで作られたカップのことです。月経カップの装着中は、カップで膣内に蓋をしている様な状態になるため、浴槽に経血が漏れる心配を防げます。また、最大8時間程度(ナプキン3~4個分の経血量)そのままの状態でいられるため、漏れを気にして焦る必要もありません。

部屋風呂を利用する

生理中は部屋風呂を利用しましょう。部屋風呂がない場合は、貸切風呂があるか確認してもよいでしょう。貸切風呂なら入浴してもいいかもと思ってしまいますが、入浴後に自分で掃除をすることはできませんよね。シャワーやかけ湯のみにし、湯船につかることは避けるのが良いでしょう。しかし、注意しておきたいのが経血が流しきれずに残ってしまう場合です。湯船に浸からなくても、タンポンや月経カップなど、経血が外に漏れない対策をしましょう

足湯を楽しむ

マナートラブルや感染症などのリスクを考え、足湯を楽しむのはいかがでしょうか。足湯なら長湯もできますし、パートナーや友人と会話を楽しみながら利用することができます。

温泉旅行と生理が重なりそうな時の対処法は?

温泉旅行と生理期間が重なりそうであると、予測できる場合の事前の準備やあったら便利な物を紹介します。

月経カップを準備しておく

生理と温泉旅行がかぶってしまいそうな場合は、月経カップを活用してみるのもおすすめです。旅行時にスムーズに対応できるよう、月経カップを装着する練習や準備を進めておくのが良いでしょう。

ピルを服用して生理期間をずらす

ピルの服用で生理期間をずらすことができます。前もってスケジュールを立て、生理予定日を調整するとよいでしょう。月経移動ピルなら、生理を早めたり遅らせたりして、予定日に重ならないように調整できます。

温泉旅行に行くのをやめる

約束を断るのは心苦しいかもしれませんが、生理と温泉旅行がかぶってしまいそうなときには、行くのをやめるのも1つの手段です。先の予定であれば日付変更や、行先の変更なども検討してみるのはいかがでしょうか。

生理が理由の場合、キャンセル料は発生する?

生理が理由であっても宿泊するのをやめれば、当然キャンセル料はかかります。キャンセル料がかかるのなら、温泉地に行くだけ行って温泉は入らず、宿泊施設や観光を楽しむなどの対応も検討できます。宿泊施設によってキャンセルの規定は異なりますので、事前に確認しておきましょう。

ピルを服用して生理を調整する方法

低用量・中容量ピルの服用で、生理日を「遅らせる」「早める」ことが可能となり、大事な予定が入っている日が生理にならないように調整することができます。一般的には、偽薬(内服)期間もしくは休薬期間で生理が来るので、余裕を持った生理移動スケジュールを立てましょう。基本的に一時的な生理移動目的には、中用量ピルの利用を推奨します。具体的な生理移動に関しては、医療機関に相談しましょう。

生理を早めたい

確実性を高めて移動させたい場合は、中用量ピルでの異動を推奨しています。中用量ピルの場合は、前月の生理開始から5日以内に服用開始し、希望する生理開始日の2日前まで、毎日同じ時間に一錠ずつ服用します。服用停止から2~5日後に生理が始まります。もし低用量ピルの服用中の場合は、実薬を14錠以上内服していることを条件に生理日移動を行うことが可能です。実薬(1〜3列目)を服用中に早めたい日数分の錠剤をスキップし、偽薬の服用開始するとスキップした分前倒しで生理が来ます。

生理を遅らせたい

低用量ピルの服用場合には、1週間程度までの移動を推奨しています。服用方法は、21錠目まで服用後、すぐに22錠目以降の偽薬にうつらずに、新しいシートを生理が来てほしくない日まで服用します。生理が来てほしくない日まで服用したら、偽薬期間を7日間設けて、残っているシートまたは新しいシートを飲みます。

中用量ピルの服用によって、生理日を遅らせる場合は生理予定日の5~7日前から服用を開始、希望する生理開始日の2日前まで毎日同じ時間に1錠ずつ服用し続けます。服用停止から2~5日後に生理が始まります。

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まとめ

今回の記事では、生理中の温泉入浴について解説しました。生理中の温泉入浴の対処法はあるものの、マナー的にも医学的にも、基本的には生理中の温泉入浴は控える方が無難です。しかし、温泉に来ているのに、入浴できないほど残念なことはないと思います。

温泉旅行と生理期間は、時期や目的に合わせてピルを使用すれば、スケジュールの重複を避けられます。ピルでの生理移動を希望する場合は、余裕を持って診察を受けるようにしましょう。心ゆくまで旅行を楽しむためにも、ぜひピルの活用を考えてみてください。

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