「心置きなく練習できるようになった、低用量ピルとの出会い」法政大学水泳部 石田瑠海さん

インタビュー
更新日:2023.08.25

mederiスポーツアンバサダーは、スポーツに取り組む女性アスリートが抱える生理/PMSをはじめとした女性の健康課題を年間サポートすることを目的に、一般公募で決定した6チームが参画しています。今回は、法政大学水泳部の石田瑠海さんへ「競技に取り組む想い」「スポーツと生理/PMSの課題」「メデリピルの体験談」についてお話を伺いました。

石田 瑠海 (いしだ るか)

法政大学水泳部 スポーツ健康学部3年
東京都出身 所属クラブ:八王子/JSS八王子
50m背泳ぎ  29.33
100m背泳ぎ 1:02.24
200m背泳ぎ 2:13.90

現在取り組む水泳競技について

現在のチーム活動について教えてください。

現在は、法政大学水泳部に在籍しながら、クラブチームの「JSS八王子」に所属しています。同じ練習には合計で10名が参加しており、同じ法政大学生は4名、中学生・高校生が1名ずついます。そのうち半分は男子で、同じ場所で練習しています。

練習は週11回(そのうち2回はウエートトレーニングが)あります。1日の主な過ごし方は、朝起きてから、スイミングスクールで6時半〜8時半まで朝練習をし、その後大学で授業を受け、再びスイミングスクールで18時〜21時過ぎまで午後練習し、家に帰って食事・お風呂に入って寝るという流れです。

 

チームとして大切にしていることはありますか?

普段は八王子のクラブチームで活動していて、合宿などもクラブチームのメンバーと一緒に参加しています。同じクラブのメンバーが頑張って練習していたり、ベスト記録を更新していたりすると、「私も頑張らなきゃ!」と良い刺激を受けます。少人数ですが、それぞれが「私も頑張ろう!」と切磋琢磨しながら活動してるところがチームらしさかと思います。


石田さんが水泳を始めたきっかけを教えてください。
水泳は0歳6ヶ月からはじめました。両親が水泳のコーチをしていたことがきっかけです。小・中・高校と水泳漬けの日々。大学へ進学して水泳を続けることを選択したのは、「自分の得意なところを活かしたい」という想いがあったからです。専門の背泳ぎは小学4年生から続けていて、この種目を選択した際も、1番自分に合っていると感じて選びました。

 

競技に取り組む上で意識していることはありますか?

競技の中では、レース後半の粘り強さを得意としています。練習中も200mのラスト150mからどれだけの人数を抜いていけるか「追い上げ」を大切にするなど、きついところでも自分の限界を越えてタイムを出せるよう、常に意識しています。

また、私はどちらかといえば心が弱い方なので、レースに向けたメンタル面では「遅かったらどうしよう」などの不安が多いです。なので、本番だけでなく練習から粘り強さを発揮することを心がけています。例えば、普段の練習のなかで、一緒に練習をしている仲間に「絶対にここは勝ってやる」「この人には勝ちたい」と思いながら、競った時に負けないように。

その他にも、200mの練習では前半と後半のタイムを全く同じにするという練習を取り入れています。一般的には、どんなに頑張っても後半にタイムが落ちてしまいますが、そこを敢えて同じタイムで目標設定することで、本番に力を発揮できるようタイムへの意識を上げています。

水泳を通して伝えたいこと・目標はありますか?

結果だけでなく、結果に向けてどれくらい努力をしているかという面を見ていただきたいです。特に身近な人、一緒に練習して毎日コミュニケーションをとっている後輩たちにも、「努力して頑張っていればいつかタイムが出るということ」を伝えられたと思います。今後の目標は、まずは今年8月にある最後のインカレで結果を残すことです。去年はB決勝になってしまったのですが、今年は1年生の同じ種目の仲間と一緒に決勝まで残って、法政大学が再びシードを獲得できるように頑張っていきたいです。

 

スポーツと生理/PMSの課題について

スポーツ現場で生理/PMS時に関して課題と思うこと

私は生理痛がひどい方なのですが、ハードなトレーニングをしたときに吐き気や腹痛に襲われて動けない時があります。頑張りたいのに「痛くなったらどうしよう」という不安から頑張れない時も。試合では、予選と決勝の間にクールダウンをしたいのですが、痛くて動けなくなることもあり、万全な状態で決勝に臨めないこともありました。練習や試合と重なってしまった時はこれまで、痛み止めだけを飲んで試合に出ていたのですが、やはりどうしようもできなかったですね。解決方法も見つからず、生理と被った日は「もうダメだな今日は…」と思っていました。


生理/PMSの負担は、年齢によって変化していますか?

年齢を重ねるごとに生理周期がだんだん長くなってきて、いつ来るのかわからなくなり、それに付随して生理痛が重くなっていたなと感じていました。生理痛に関しては、中高生の頃は痛くてもまだ動けていましたが、高校生〜大学生になると吐き気が止まらなくなってしまうことも。今はメデリピルを使って、ピルを服用をし始め、生理周期が整ってきたのと、それによって生理痛が少しでも軽くなってきたのがとても良かったです。

 

普段、体調に関する相談はどうしていますか?

コーチが父なので体調について相談しにくい点もありますが、先輩がよく聞いてくれるので相談しています。ピルを服用し始めるタイミングで、副作用について聞いたり、ピルを服用していた体験談を先輩に教えてもらえたことが良かったです。ピルは服用して約半年ほど経ちますが、現在副作用は特にありません。

 

生理前後の身体の変化、心の変化と付き合う上で心がけていることはありますか?

身体面では、貧血になりやすいので鉄分を多く取るようにしています。栄養に関しては、小さい頃から家庭で出てきた料理のおかげで自然と知識が身につきました。
精神面では、ストレスが溜まった時に食欲がでてしまうので、体重管理のためにルールを決めています。食べても良い曜日を決めたり、目標のタイムがとれたら好きなものを食べるなど、「ストレスが溜まらないように、好きなものを食べて我慢をすること」を普段の生活で取り入れています。

 

メデリピルのサービスやピル服用について

 

メデリピルを実際に使ってみていかがですか?

私がピルを服用したのは、メデリピルがきっかけでした。元々、産婦人科に行ってピルを処方してもらおうと思っていたのですが、近くの産婦人科がなくなってしまい、そのタイミングでちょうどmederiスポーツアンバサダーを通してメデリピルに出会いました。

メデリピルのオンライン診療はLINEアカウントから手続きできるので診療当日までのステップが手軽で驚きました。産婦人科医に直接相談する機会もいままでなかったのですが、オンラインであれば相談ハードルもかなり下がるのでいいなと思いました。服用中もLINEで相談することができ、文章なので自分の本心を書けることができるのが良いなと思いました。電話や直接だと「やっぱり言わなくてもいいや」と遠慮してしまうこともLINEだと率直に伝えられます。

ピルを服用してから変化はありましたか?

ピルを服用してから、生理が試合に被らないようにずらすことができるようになりました。生理痛などの症状も改善されています。練習中の痛みに対しては、「ここで頑張ったら痛くなるしどうしよう」という心配がなくなったと思います。これまでは、日本選手権など大事な大会で生理が被ったりすると「今までの努力が無駄になってしまう」と思ったこともありましたが、現在はピルを服用して生理が試合に被らないように調整しており、心置きなく練習できるようになりました。こんなに上手く生理をコントロールできるものとは想像していなかったです。

 

最後にmederiスポーツアンバザーを通して伝えたいことを教えてください!

生理やPMSはデリケートな話なので、相談できない人が多いと思います。また、競技をする上で自分をケアする時間がないアスリートも多くいらっしゃいます。メデリピルだと、直接人に会うこともなくオンラインで診療を受けられるので、、少しでも気になることがあれば相談してみてほしいです。トップの選手でも生理痛に悩んでいる方が多いので、是非知っていただきたいです。

mederiでは、女性の生理/PMSに関する悩みを多くの方に知っていただくとともに、環境に左右されずに安心してスポーツに取り組むことのできる機会の提供を目指しています。今後も、スポーツに打ち込む女性アスリートたちの健康をサポートし、ますますの活躍を応援してまいります。

 

※1 初月無料は低用量ピルのみ対象となり、別途送料550円(税込)かかります

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