生理は女性にとって健康状態のバロメーターでもあります。
生理の基礎知識や、生理中でも快適に過ごすためのセルフケアをご紹介。
「キャリアを築く上で知っておきたい”私たちの身体の大切なこと”」INNOVATIVE WOMEN’S SUMMIT
mederi株式会社 代表の坂梨亜里咲が、11月20日(月)に開催された「INNOVATIVE WOMEN’S SUMMIT」に登壇し、「キャリアを築く上で知っておきたい”私たちの身体の大切なこと”」をテーマに、Mellia株式会社 CEO/原由記さん」とトークセッションを行いました。
トークセッションでは、お二人の体験談を交えながら、女性の健康課題を解決しQOLを向上に繋がる話が展開されました。
今回は、トークセッションの一部をご紹介します。
仕事と健康の両立で大切なこと
まず原さんからは「女性ホルモンが今どのような状況か、今後どのように変化しておくか知っておくこと」の大切さについてご紹介。食生活が乱れていることによって起こる不調なども、ストレス・自律神経の乱れによるホルモンバランスの変化が起因する可能性などについてお話がありました。
坂梨からは、30代でPMSがひどくなった自身の体験も踏まえ、「体調の記録をつけることの大切さ」についてご紹介しました。
「毎月記録することで、この日は調子が悪いなというタイミングがわかってきます。例えば、不妊治療中など低用量ピルが飲めないときでも心構えや対策に繋がります」(坂梨)
「不妊治療を行う上では、ゴールを決めておくことが重要。もし子供がいない人生でもどのような暮らしがしたいか、という点を決めておくことが良い不妊治療に繋がる」(坂梨)
続いて、仕事と健康の両立について、男性も含めた周りの方々の理解に関するテーマに。
「フェムテックはどのようにすれば理解してもらえるか?」という課題に対しては、
「徐々に変わってきているが、モノを売るのではなく、フェムテックサービスを使ってどのような変化があるかということをしっかり伝えていくこと」(原さん)
「まずは妊孕力を知ることが大切ですが、妊娠を意識した当事者でないとなかなか伝わらない。メデリでは、オンラインピル診療サービスで毎月の生理のお悩み解決をサポートしつつ、知識カードも同梱することで徐々に周知を広げている。」(坂梨)
「最近では福利厚生でピル代サポートを導入している企業も増えてきているが、取り入れて終わりではなく、従業員に使ってもらえるようにすることが大切。そこにも注力していきたい」(坂梨)
とそれぞれの見解を述べました。
お二人が日々実践していること
続いてのテーマでは健康のために自身が具体的に取り入れていることについてお話ししました。
「自分で色々と背負いがちなので、誰かや何かに頼るようにしている。例えば、お掃除をお願いしたり、低用量ピルを使うなど。また年に1回は卵巣検査を受けて、可視化するようにしている」(坂梨)
また原さんからは「デリケートゾーン専用ケアをすること」についてご紹介がありました。
質疑応答
質疑応答では会場の女性方から、以下の様々な質問を頂きました。
・フェムテックアイテムを選ぶ上で大切なこと
・取り入れて良かった運動
・様々なことを実践して、やめてたこと
・サービスを立ち上げる上でチーム内での共通認識の持ち方
・忙しい中で産婦人科へ通うコツ
・今すぐではないが将来的に妊娠を希望する方へのアドバイス
産婦人科に通うコツについて、登壇者のお二人とも共通しつあげられていたのは、オンライン診療。毎月の症状に対するお薬だと、わざわざ行かなくつも、処方がスムーズな点がメリットに。
「オンライン診療を取り入れたり、病院のために休むことも大切。会社によっては難しいかもしれないが、意志を持ってスケジュールをブロックしてみるのもおすすめしたい」(坂梨)
また、将来的に妊娠を希望する方へのアドバイスとしては、
「子宮と卵巣のケアが大切。AMH検査は1回7,000円程度ででき、3-5年に1回実施して卵子の状況を知る機会に。子宮は1年に1回、会社の健康診断オプションで受けられるものを利用する」(坂梨)
「毎月、良い排卵を行うことが大切。日頃からサプリメントで葉酸を飲んでいたり、漢方を飲むこと」(原さん)
など、実践したい内容がご紹介されました。
最後に
まずは毎月くる生理について、今月はきているな、量が少ないなどと記録し、体の不調に気づくいていくことが大切です。今は様々な選択肢があるので、mederiでは、今後もご自身にあった無理のない選択を選んで頂くきっかけをご提供していきます。
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